『ファンタジー、児童文学・童話・絵本、柏葉幸子(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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竜に選ばれ、初めて村を出た少女が降り立ったのは瑠璃色の王宮。
人気シリーズの新装版! 柏葉幸子がおくる、本格ハイファンタジー!
本文の加筆・修正に加え、表紙イラストは新装版描きおろし。
挿絵も大きく掲載し、「竜が呼んだ娘」の世界をたっぷり楽しめます!
◇ ◆ ◇
その村は「罪人の村」と呼ばれ、王宮の権力争いに敗れた先代王の残党が住んでいました。
切り立った崖をこえ村から出る手段はただ一つ、竜に呼ばれること。
谷底の村で静かに暮らしていた十歳の少女・ミアは、竜に呼ばれ、外の世界におびえながらも村を出ることを決意します。
竜に乗せられ、運ばれた先は瑠璃色に輝く王宮。
王宮では不思議な魔女たちや、竜と強い絆で結ばれた竜騎士にも出会います。
「谷の子」と呼ばれるミアは、呪いをかけられ、姿を消した伝説の竜騎士の部屋子として働くことに。
王宮で懸命に生きるうちに、ミアは奇妙な運命に巻き込まれていきます──。 -
その町では、海から帰ってくる者がいるという──。
東日本大震災から九年。当時岩手に住む小学生だった宏太は、父とともに静岡に避難し、親戚のもとに身を寄せた。
「故郷を捨ててきた」。その思いにさいなまれながらも、宏太は父の死をきっかけに故郷を訪れ、かつて家族同然だった老婆・砂婆に「楓を助けてやってくれ」と頼まれる。
謎の男に追われる幼い少女・楓は何かを探しているようだが……。
劇場アニメ映画化された『岬のマヨイガ』のアンサー作品!
岩手県出身、盛岡市在住の児童書の大家が「東日本大震災」で遺された者を描く。
何が人を故郷に惹きつけるのか?
人の生きる意味に迫る、少し不思議な町のお話。 -
夏休みに入ってすぐ、あゆみの部屋に闖入者が現れた。
あゆみの手よりも小さなその人は、何と魔女であるという。
しかも、記憶喪失らしく、自分の名前はおろか、どこからやってきたのか見当もつかない様子。
仕方なくあゆみはイソウロウとして面倒をみながら、魔女の国へ帰れるように手助けすることになるのだったが……。 -
「本をさがすんですよね。」
「いやいや。本をさがしてもらいたいのではない。青田早苗ちゃんのつづきが知りたいんじゃ。」
「本ではなくて、青田早苗ちゃんのつづきですか?」
桃さんには、さっぱりわけがわからない。田舎の図書館でおこった、不思議なできごとに、司書の桃さんはいやおうなしに巻きこまれてしまいますが…。
本を愛する人、本に愛された人すべてに贈る、心あたたまるファンタジー。
*子どもから大人まで すべての漢字にふりがなつき
*小学館児童出版文化賞受賞作 -
偶然見かけたおばあちゃんの後を追いかけていくと、思いも寄らない光景を目撃してしまう『宵宮の日のゆかた』。年老いた姉妹の秘められた恋物語が明らかになる『寒修行のころ』……。おばあちゃんを案内人に、日常からふしぎな世界を垣間見る計12編の傑作短編集。
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小学5年生のユキがいつものようにピアノ教室から帰宅するために列車に乗ったところ、切符を持っていないという理由で途中の駅で降ろされてしまう。
車掌さんによると、その列車は「特別列車」で、普段使っている定期券では乗車していられないのだという。
こうしてりんご畑の真ん中にある名もない駅に取り残されてしまったユキに、発車する間際の列車の窓から声がかかった。
紅さんと了さんの姉弟が「メリィさんのところへ行け」と紙つぶてにした地図を投げてよこしたのだった。
ユキは仕方なく旅行代理店だというそこへ行ってみることにする。
それがとほうもない旅の始まりになるとも知らずに……。 -
柏葉幸子の長編感動スペクタクル・ファンタジー!
三人きょうだいのまんなかの紀恵(小5)。誕生日なのに、家族は誰も気づかない。
家出して公園のブランコにすわっていたら、黒猫が「家族になってくれる人をさがしている」と話しかけてきて……。
紀恵がワープした島には、新しい家族が待っていた。お父さんはピエロ。そしてお母さんは、「魔女」。
紀恵は念願の一人っ子になれたが、母モティは不良魔女だった!
この珍家族が島の人々のトラブルを解決……できるのか!? -
学校になじめず、家庭でもうとまれ、高校も中退しひきこもりがちだったミトは、近所の介護施設でバイトをはじめる。そこで担当した澤井のおばあちゃんが買った田舎の家をめざして家出をしたミトは、湖からやってきたヨシノと出会う。ヨシノは澤井のおばあちゃんの姿をしていたが、じっさいにはこの世の人間ではなかった。だんだんとヨシノに興味を持ち、惹かれていくミトだったが・・・・・・!?
総ルビで、小学生にも読みやすい作りになっています。
挿絵は、児童書で数々の挿絵を描いてきた、佐竹美保氏が担当します。
柏葉幸子×佐竹美保の傑作ファンタジー。 -
ジブリの劇場版アニメ『千と千尋の神隠し』に多大な影響を与えた『霧のむこうのふしぎな町』の著者、柏葉幸子さんの新作ファンタジー!
最近、トモの母さんの様子が、どうもおかしい。いきなり髪をベリーショートにしたり、出不精なのに町のあちこちに出かけていたり、父さんやトモが話かけてもぼんやりしていたり……。
ある夜、のどがかわいたトモが冷蔵庫の牛乳を飲もうとしたら、うしろに母さんより大きなネズミが立っていた! それに、家から母さんがいなくなっている!!
トモたちの暮らす八巻市(やまきし)は、どうやら巨大ネズミやクマやウサギがしゃべる不思議な世界と交差してしまったようだ。そして、母さんはこの世界のラクダのキャラバンを引いて、あるものを日吉山の展望台にとどける約束をしていたのに、ふたつの世界のどこかにまぎれこんでしまったみたい。
トモは、母さんの代わりにキャラバンを引いて、母さんをさがす旅に出ることにした。
【対象:小学上級以上】 -
心躍る夏休み。6年生のリナは一人で旅に出た。霧の谷の森を抜け、霧が晴れた後、赤やクリーム色の洋館が立ち並ぶ、きれいでどこか風変わりな町が現れた。リナが出会った、めちゃくちゃ通りに住んでいる、へんてこりんな人々との交流が、みずみずしく描かれる。『千と千尋の神隠し』に影響を与えた、ファンタジー永遠の名作。
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