『ファンタジー、BCCKS Distribution(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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中嶋雷太小編集第一集「人間と死」に続く第二集です。今回は現代社会での幽霊たちの物語三編。「コンビニ幽霊」、「ミライちゃんがいたあの日々」と「守護霊松子の後始末」の三編で構成しています。私たちが喪失した身近な「死」との文化を見つめ直す、心温まる幽霊譚です。
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実験的に書き上げた六十四の小篇集。一話一話がとても短く、数分で読み切ることができる超短篇ばかり収録されているため、眠る前、移動中などの細切れ時間にも最適。厚い本が苦手な方にも読みやすくなっています。ちょっとした隙間の時間にすぐ読め、すぐ完結します。勉強の合間に。旅のお供に。
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『夢を見るパン』
『コレクター』
『棺』
『ため息のように白い』
『恋人手帳』
『奇病』
『若き昏睡の医師』
『埋葬と忘却のバラード』
『八季』
『哀愁のレプリカ』
『かなしみという名の子犬』
『ジョーカー』
『薔薇と微笑』
『アノニミティ』
『硝子羽衣』
『具象と抽象のワルツ』
『深海の死神』
『鍵盤少年』
『もっと上手に』
『げげごむぐらが』
『落書き』
『もうしません』
『ガラス瓶に閉じ込めた初恋』
『ナイフ』
『蜜蜂の幾何』
『踏み切り』
『神の模型』
『俺もそう思う』
『白』
『恋姫』
『ため息、買います』ほか -
端整な日本語のセンテンスを集めた一冊。どこか滑稽で童話的な、或いは不気味で物悲しく透き通った一行物語と、空想の上澄みを一滴一滴採集したアフォリズムを採録。加えて随想的な創作と詩的な思索による短文、断章を綴ったノートを再構成。一節は数行と短く内容も独立しているため、気が向いたときに開いたところをパラパラ読んでも楽しめます。
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【一行物語】
毎月どこからともなく「絶対に開けないで下さい」と書かれた小包が届き、捨てることもできないので、倉庫に小包が山積みになっている。
雪の結晶が溶けるのを忘れて、夏に置き去りになっている。
行き先を告げてから、もう十五年間タクシーに乗りつづけているのだが、いまだに目的地に辿り着く気配がない。
【アフォリズム】
消去法が貴女を消してゆく。
伝えられない想いばかりが彼女を焦燥させ、疲れた彼女は自分のために紅茶を淹れた。カーテンの向こうから午後の光が射してくるとき、彼女を使い古したすべての文脈に彼女は服従しなかった。
【最後の花摘み】
ルビをふることのできない感情ばかりが、生まれては消える。
横殴りの優しさが君の感情をあやして、願いは昨日の果てまであまねく降り注いだ。僕は封をした幸福を君に届ける準備をしながら珈琲を飲み干すと、赤いリボンを丁寧にむすんで窓の外に広がる寒空を見上げた。
あなたが素敵であればあるほど、あなたの隣に居てはいけない。
残響 / ゆらぎ / ピアノ線 / 致死量
──本文より抜粋 -
遠山トーコは、十六歳の誕生日を迎えた日に、その後の人生を一変する事件に巻き込まれる。知らずに受け継いだ資質と、隠された秘密を巡り、異界の住民との関わりから翻弄される彼女の運命とは。住み慣れた世界と異世界を結ぶSFダークファンタジーシリーズ第一話。
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冒険ファンタジーでございます。
本編は一冊完結となっておりますので、宜しければ是非一読していただければ、嬉しいです
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