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『文化(新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全341件

  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    岳真也
    レーベル: 講談社+α新書
    出版社: 講談社

    淫蕩、凶暴、冷血――女は誰でも突然、変身する!! 古今東西の悪女ベスト20、4タイプの悪女を知れ!
    あなたの近くに潜む悪女……そのタイプは、マリー・アントワネットか、則天武后か!?

    本書では、紀元前の中国、古代ローマ時代から、中世、現代に至るまで、「悪女」として語り継がれた20人の女性の悪女ぶりを、4つのタイプに分けて紹介しています。すなわち、凶暴な本性を余すところなく歴史に刻んだ「凄惨きわまる悪女たち」、けた外れの淫女として快楽の限りを尽くした「淫乱に徹した悪女たち」、女の魅力を使い、あるいは手段を選ばず、権力欲を遠慮会釈なく発揮した「政争に明け暮れた悪女たち」、なぜかその一生が醜聞の連続になってしまう「スキャンダルまみれの悪女たち」です。あなたの近くにも必ずいる悪女。彼女たちの悪行三昧ぶりを思い出しながら、4つのうちのどのタイプに当てはまるか考えながら読んでください。今後のつき合い方に生かせるでしょう。

    ●性に寛容なローマ帝国でのタブー
    ●「鉄の処女」と呼ばれる拷問道具
    ●殺された娘の肉を喰らうよう強要
    ●自らの子を殺め奪った皇后の座
    ●売春を非難する人間を次々と処刑
    ●わずか11歳で肉欲の虜に
    ●エリザベス1世の愛欲の日々
    ●権力維持のための「嫁いびり」
    ●ヌード写真でつかんだ幸運
    ●ダイアナが皇太子につけた注文
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    童門冬二
    レーベル: 講談社+α新書
    出版社: 講談社

    「江戸文化」は商人が生んだものである。情報の乏しかった時代、彼らはいかにニーズをつかみ、成功者となったの!? 18人の豪商たちの実例を検証し、珠玉の手法を堪能する!!

    ●俗に300年といわれる江戸時代の商人の経営方法は、時代、時代によって違うが、それぞれの時代で活躍した商人たちは必ず、「今の世の中がどういう状況にあるか、そしてこれからどうなるのか」という先見力を発揮している。成功者に共通するのは、「今、同じ時代に生きる顧客は、いったい何を求めているのか」という、すぐれたマーケティング能力である。それによって、同時代人のニーズを知り、「自分の企業で、どうすればそのニーズに応えることができるか」ということを真剣に模索した。科学技術がまだ発達していないとき、彼らは一様にこういった。「カネがなければ、チエを出せ。チエがなければアセを出せ」。現在にも当てはまる至言(しげん)である。

    ●難工事を申し出て秀吉に接近
    ●嘘の名器・ルソンの壺で大儲け
    ●高瀬川を海に拡大し北前航路を
    ●よろこばれたノコギリ商売
    ●銭湯でマーケティングリサーチ
    ●「涼しい蚊帳」が江戸の名物に
    ●店名を「大文字屋」から「大丸」に
    ●「酒と肴を原価売り」の種あかし
    ●PRのため歌を流行らせる
    ●各藩の名産品競争を促す
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    古川愛哲
    その他:
    川崎敦文
    レーベル: 講談社+α新書
    出版社: 講談社

    幕府に対し抗議の切腹! 婚活支援も代官の仕事! 「水戸黄門」が描く江戸時代は史実と正反対!? 借金だらけの質素な生活に文句もいわず、領民の生活向上のために汗を流した真の武士――今日、代官といえば「悪代官」が定番である。頭巾をかぶり、お忍びの姿で豪商を訪れ、山盛りの切り餅(二十五両の包み)を前に、「むふふ、お主もワルじゃのぉ」「お代官様にはかないません。わっはっはっ」と「賄賂を取り放題、悪行三昧」の場面をテレビなどで見かける。これは大正時代に一世を風靡した、立川文庫の講談本『水戸黄門漫遊記』から始まるようだ。そして、昭和44年(1969)8月から始まったテレビの『水戸黄門』により、代官は完全に悪役の汚名を着せられ、世間に定着させられたのである。しかし、江戸幕府の270年わたる繁栄を支えたのは紛れもなく代官たちであり、そこには多くのドラマが隠されている。

    ●徳川家康も一目置いた名代官とは
    ●「婚活」の世話も代官の仕事?
    ●代官と商人の涙ぐましい関係
    ●江戸時代の百姓一揆は1件だけ?
    ●代官も直面した中間管理職の苦悩
    ●超多忙だった南町奉行・大岡越前
    ●「遠山の金さん」のリアルな姿
    ●時代劇には登場しない無頓着代官
    ●代官が行った世界初の偉業とは
    ●アメリカの土を踏んだ代官の無念
  • 南米生まれのジャガイモは、インカ帝国滅亡のころ、スペインに渡った。その後、フランスやドイツの啓蒙君主たちも普及につとめ、わずか五百年の間に全世界に広がった。赤道直下から北極圏まで、これほど各地で栽培されている食物もない。痩せた土地でも育ち、栄養価の高いジャガイモは「貧者のパン」として歴史の転機で大きな役割を演じた。アイルランドの大飢饉、北海道開拓、ソ連崩壊まで、ジャガイモと人々をめぐるドラマ。
  • 一神教とは異なり、日本人にとって神は絶対的な存在ではない。山岳や森林をはじめ、あらゆる事物が今なお崇拝の対象となり得る。遠くさかのぼれば、『古事記』に登場する神々は、恋をするばかりか嫉妬もし、時に寂しがり、罪さえも犯す。独特の宗教観や自然観はどう形成され、現代にまで影響を及ぼしているか。「カムナビ」「ミモロ」などのキーワードを手がかりに記紀万葉の世界に分け入り、古代の人びとの心性に迫る。
  • 「人間の生」とは一体何なのか。今から100年前、人類学者たちはその答えを知ろうとしてフィールドワークに飛び出した。マリノフスキ、レヴィ=ストロース、ボアズ、インゴルドという4人の最重要人物から浮かび上がる、人類学者たちの足跡とは。これを読めば人類学の真髄が掴める、いままでなかった新しい入門書!
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで

    仏像に手を合わせると、ほとけさまの声が聞こえてくる――如来像、菩薩像、明王像などの仏像を、どう拝めば祈りは通じるのか。さまざまな「仏像の約束事」を知り、仏像を拝むことから、仏教の教えに入っていけるようになる!

    ●野球で監督やコーチ、選手たちがさまざまなサインを出しているように、仏像もまた、さまざまなサインを出しています。仏像の手の指を見れば、「(略)説法をしておられるのだ」「坐禅をしておられる」(略)というようなことがわかります。手の指だけではありません。着ておられるもの、身につけておられる装身具のある・なしによって、そのほとけさまが出家された方であるか、在家の人間なのかがわかります。そうなんです、仏像にはさまざまな約束事があります。(略)仏像に手を合わせて拝むときにも、わたしたちは仏像の約束事を知っておいたほうがよいのです。仏像の約束事を知って仏像を拝んでいると、「仏像が語りかける声」が聞こえてきます。そしてその声を手がかり・足がかりにして、わたしたちは仏教の教えに入っていけるのです。

    ●仏像に関する1つの伝説
    ●原始仏教と大乗仏教の仏陀観
    ●偶像崇拝の禁止と仏像との関係
    ●仏像はほとけの最高の美を凍結
    ●請求書の祈り、領収書の祈り
    ●立体曼荼羅が持つエネルギー
    ●お寺が持っている3つの機能
    ●仏像の5分類
    ●お釈迦さまの3つの基本印相
    ●あなたのために語りかける説法
  • 明治10年に創立した上野・国立科学博物館。どんな組織であり、研究員は日夜何をしているのか? 日本中が注目したクラウドファンディングの舞台裏とは? 新書大賞2023第2位『人類の起源』著者にして現・科博館長が明快に説き語る、「文化としての科学」論!
  • 1,056(税込)
    著者:
    内田樹
    著者:
    中田考
    著者:
    山本直輝
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    オスマン帝国の終焉から100年
    日本は「帝国」の智慧に学べ
    紛争と閉塞を生む「国民国家」の限界を超えるために

    第1次世界大戦後、西欧列強が「国民国家」を前提とし中東に引いた国境線。それが今なお凄惨な戦争の原因になっている。そのシステムの限界は明白だ。
    トルコ共和国建国から100年。それはオスマン帝国崩壊100年を意味する。以来、世俗主義を国是とし、EU入りをめざしたトルコ。だが、エルドアン政権のもと、穏健なイスラーム主義へと回帰し、近隣国の紛争・難民など国境を超える難局に対処してきた。ウクライナ戦争での仲介外交、金融制裁で経済危機に直面しても折れない、したたかな「帝国再生」から日本が学ぶべきこととは? 政治、宗教からサブカルチャーまで。ひろびろとした今後の日本の道筋を構想する。

    ◆目次◆
    プロローグ 「帝国」をめぐる、新しい物語を探して 内田樹
    第1章 現代トルコの戦国時代的智慧に学ぶ
    第2章 国民国家を超えたオスマン的文化戦略を考える
    第3章 東洋に通じるスーフィズムの精神的土壌
    第4章 多極化する世界でイスラームを見つめ直す
    第5章 イスラームのリーダーとしてトルコがめざすもの
    第6章 日本再生のために今からできること
    エピローグI トルコに学ぶ新しい帝国日本の転生 中田考
    エピローグII 明日もアニメの話がしたい 山本直輝
  • 911(税込)
    著:
    木村 紀子
    レーベル: 平凡社新書
    出版社: 平凡社

    野・山・川など、地名に使われる普通の言葉のもとの意味を探るなかから、文字以前の時代の列島の風景と人の暮らしを再構成する。
  • 紫式部の人物像や交友関係を「日記」や「歌集」から描く。また、宮廷での女房の役割や生活、「物語を書くこと」の意味にも言及する。
  • 口承で伝えられた神話・説話・歌謡を数多く収める日本最初の書物『古事記』は,私たちの遠い祖先がどのように夢み,感じ,生活していたかを語ってくれます.おなじみ国生み神話から因幡の白ウサギ,海幸・山幸,大和三山伝説など,物語にひびいている古代人の声に耳を傾けながら,神々の笑いさざめく神話世界を案内します.
  • 始皇帝、項羽と劉邦、曹操ら英雄が活躍した古代の中国。二千年前の人々はどんな日常生活を送っていたのか。気鋭の中国史家が文献史料と出土資料をフル活用し、服装・食卓・住居から宴会・性愛・育児まで、古代中国の一日24時間を再現する。口臭にうるさく、女性たちはイケメンに熱狂、酒に溺れ、貪欲に性を愉しみ……。驚きに満ちながら、現代の我々ともどこか通じる古代人の姿を知れば、歴史がもっと愉しくなる。
  • 950(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    「大河」ファン必携の北条全史
    鎌倉幕府百五十年の歴史をつくった謎の一族、北条氏。名もなき一介の武士の一族が、なぜ政権を奪取し日本を動かし続け、最後は族滅したのか。時政、義時、泰時……、歴代の北条家当主のリーダーシップから読み解く鎌倉通史の決定版。

    ――北条家のリーダーたちに学べ
    第一章 北条時政 敵を作らない陰謀術
    第二章 北条義時 「世論」を味方に朝廷を破る
    第三章 北条泰時 「先進」京都に学んだ式目制定
    第四章 北条時頼 民を視野に入れた統治力
    第五章 北条時宗、貞時 強すぎた世襲権力の弊害
    第六章 北条高時 得宗一人勝ち体制が滅びた理由
  • 世界一の国になるには,素敵なお菓子が欠かせない!と考え,その甘い武器を磨いてきた国,フランス.ジャンヌ・ダルクやマリー・アントワネットが食べたのはどんなお菓子? 歴史を変えた伝説のパティシエとは? あの文豪もスイーツ男子だった? お菓子の由来も盛りだくさん! 歴史もしっかり学べる,華麗であま~いフランス史.
  • 一面を同じ色で彩り,一斉に散っていくソメイヨシノ.明治初めに見出されたこの桜は,凄まじい勢いで全国に拡がって行った.さまざまな語りが生み出される中で,どんな意味をあたえられてきたのか.語られた桜と現実の桜の往還関係を追いながら,そこから浮かび上がってくる「日本」の姿を,近代という時代とともに考える.
  • ティグリス川・ユーフラテス川流域の豊かな地に生まれた古代文明の人々の生活とは、どんなものだったのだろうか。楔形文字と世界最初の国際共通語シュメール語、都市と農業と牧畜、書記学校の生徒たち、王国での帝王学、ハンムラビ法典、そして豊かな神話と文学の世界など、テーマに沿って4大文明の一つを解説。
  • 「わび・さび」「数寄」「まねび」……この国の<深い魅力>を解読する!
    独自の方法論で日本文化の本質を見通す「松岡日本論」の集大成!

    お米のこと、客神、仮名の役割、神仏習合の秘密、「すさび」や「粋」の感覚のこと、「まねび」と日本の教育……断言しますが、日本文化は廃コンテキストで、一見、わかりにくいと見える文脈や表現にこそ真骨頂があるのです。(「はじめに」より)

    <本書のおもな内容>
    ・なぜ日本はヤマトと呼ばれるのか
    ・神さまをカミと呼ぶようになった理由
    ・日本人のコメ信仰にひそむ背景
    ・日本人が「都落ち」にダンディズムを感じる理由
    ・日本人が七五調の拍子を好むわけ
    ・世阿弥が必要と考えた「物学」の心
    ・今の時代に求められる「バサラ」と「かぶき者」
    ・「伊達」「粋」「通」はなぜ生まれたのか  ほか

    <本書の構成>
    第一講:柱を立てる
    第二講:和漢の境をまたぐ
    第三講:イノリとミノリ
    第四講:神と仏の習合
    第五講:和する/荒ぶる
    第六講:漂泊と辺境
    第七講:型・間・拍子
    第八講:小さきもの
    第九講:まねび/まなび
    第一〇講:或るおおもと
    第一一講:かぶいて候
    第一二講:市と庭
    第一三講:ナリフリかまう
    第一四講:ニュースとお笑い
    第一五講:経世済民
    第一六講:面影を編集する
  • いま、日本社会は停滞の渦中にある。その原因のひとつが「労働環境の硬直化・悪化」だ。長時間労働のわりに生産性が低く、人材の流動性も低く、正社員と非正規労働者のあいだの賃金格差は拡大している。 こうした背景を受け「働き方改革」が唱えられ始めるも、日本社会が歴史的に作り上げてきた「慣習(しくみ)」が私たちを呪縛する。 新卒一括採用、定期人事異動、定年制などの特徴を持つ「社会のしくみ」=「日本型雇用」は、なぜ誕生し、いかなる経緯で他の先進国とは異なる独自のシステムとして社会に根付いたのか? 本書では、日本の雇用、教育、社会保障、政治、アイデンティティ、ライフスタイルまで規定している「社会のしくみ」を、データと歴史を駆使して解明する。【本書の構成】第1章 日本社会の「3つの生き方」第2章 日本の働き方、世界の働き方第3章 歴史のはたらき第4章 「日本型雇用」の起源第5章 慣行の形成第6章 民主化と「社員の平等」第7章 高度成長と「職能資格」第8章 「一億総中流」から「新たな二重構造」へ終章 「社会のしくみ」と「正義」のありか
  • 近松も北斎も本当はイエスを信仰していた!江戸幕府が闇に葬ったキリシタンたちの真実。歌舞伎、浮世絵、稲荷信仰――。江戸文化に与えた意外な影響とは。
  • かつて「軍神」と呼ばれる存在があった。彼らは軍国主義的思潮の権化として意図的に生み出されたわけではない。日露戦争における廣瀬武夫少佐の例をみればわかる通り、戦争によって強まった日本人の一体感の中から、期せずして生み出されたのである。だが、昭和に入ると、日本人が共感できる軍神像は変化し、それは特攻作戦を精神的に支えるものとなる。本書は、軍神を鏡として戦前の日本社会の意識を照射する試みである。
  • 累計15万部超!博覧強記の評論家・呉智英氏の「正しい日本語」知的エッセイシリーズの第4弾。難しい言葉を使い、一般の庶民を威嚇する文化人や知識人とは何者なのか? そんな似非言論人の言葉を徹底批判した名著復活【令和最新版】。楽しみながら読んでいるうちに誤用への抵抗力がつき、インチキ知識人への免疫力がつく魔法の書。
  • 今「言葉」や「日本語」ブームの中、博覧強記の評論家・呉智英氏が放つ「正しい日本語」知的エッセイの集大成第3弾。言葉の乱れは世の乱れ。その病根は、「言論のプロ」たちが言葉を粗末に扱うからだった!似非文化人の言説に騙されずに、正しい日本語力を磨けるシリーズ。「言葉の深淵」を覗き、日本語に感動せよ!学問が楽しくなる知的エッセイが誕生。
  • 日本人の情緒や思考を深める「詩歌」。歌をこよなく愛する数学者が、世界に冠たるわが国の歌謡曲や詩の「懐かしさの力」を伝える。

    切々たる恋の記憶、いつも笑っていた若い日々。父が風呂場で歌ったヒットソング、母が台所で口ずさんだメロディ。たとえ時代は変わっても、歌は生き続ける。人間の限りある命と「別れ」は不可分であり、だからこそ私たちは惜別の念と共に、豊かな情緒、文化を育むことができた。歌謡曲を愛する数学者が、日本の詩歌に込められた万感の思い、失われたものが喚起する力を読み解く。 【本書に登場する主な童謡・歌謡曲・詩】ぞうさん/たきび/ふじの山/浅草の唄/花/空の神兵/わたしが一番きれいだったとき/花の街/異国の丘/柿の木坂の家/急げ幌馬車/別れの一本杉/赤いハンカチ/白い想い出/22才の別れ/なごり雪/赤い靴のタンゴ/ふれあい/秋桜/喫茶店の片隅で/学生街の喫茶店/さくら/ダンスパーティーの夜
  • 世界で唯一の貴族院が存続する国、イギリス。隣国から流れる革命の風、戦争による後継者不足、法外な相続税による財産減少――幾度もの危機に瀕しながらなお、大英帝国を支え続ける貴族たちのたくましさはどこから生まれたのか。「持てる者」の知られざる困難と苦悩を辿りながら、千年を超えて受け継がれるノブレス・オブリージュの本質に迫る。イギリス研究の第一人者が明かす、驚くべき生存戦略。
  • GHQの思惑通りになった“日出ずる国”
    落ち目の日本が知るべき狡猾で欺瞞に満ちた世界の現実
    欧州、米国、中国、韓国に学ぶ“普通の国”の立ち振る舞いとは?

    第1章 騙され続ける日本人
    第2章 「白人」を造ったヨーロッパ人
    第3章 アメリカの「黒人」は「白人」です
    第4章 中華思想を見習おう
    第5章 スネ夫国家「韓国」との付き合い方
    第6章 「大阪人」が国際標準です
  • 今「言葉」や「日本語」ブームの中、博覧強記の評論家・呉智英氏は、孔子にならい「必ずや名を正さんか」と語り、これまで「正しい日本語」に関する知的エッセイシリーズを刊行してきました(累計15万部超)。今回、「言葉の診察室」シリーズと銘打ち、「正しい日本語」知的エッセイの集大成として【増補新版】で刊行します。「言葉」から「思想」と「文化」がよく見えてくる!さらに、教養としての国語力が身に付く!目からウロコが落ちる読後感を必ず約束します。
  • 「左翼も右翼も日本語を学べ!」 言葉から思想の面白さが見えてくる。ポリコレ時代の今、言葉狩りを誘発する社会の真相とは? リベラル左翼もネトウヨも日本語の教養が全くないことをこの本を知ることができます。国語力とは論理力。この本質を知ることで言葉と論理を基礎から学ぶことができます!
  • 神仏に罪の有無や正邪を問う裁判――神判は、前近代の世界各地で広く見られ、日本では中世、湯起請や鉄火起請が犯罪の犯人捜しに、村落間の境界争いにと多用された。熱湯の中に手を入れ、あるいは焼けた鉄片を握り、火傷の有無で判決が下される過酷な裁判を、なぜ人々は支持したのか。為政者、被疑者、共同体各々の思惑をはかれば、神の名を借りた合理的精神すら見え隠れする――豊富な事例から当時の人々の心性を読み解く。
  • 世界遺産にも指定された旧市街をもつストラスブールは、ケルト人の集落に端を発し、ローマ→ゲルマーニア→フランク王国と西ヨーロッパの典型的な文明を経験した。その後、ドイツ、フランスによる争奪が繰り返されるなか、ルネサンス、市民革命、ナショナリズム、世界大戦など、ヨーロッパ史を象徴する出来事をすべて体現する。寛容と自由、排他主義と戦火――もっとも壮麗にヨーロッパ史を生きた都市の歴史を鮮やかに描く。
  • 「困った隣人」を笑い飛ばせ!
    恐怖政治、ウォッカ好き、文化・スポーツ大国……。
    風刺と笑いで、マトリョーシカの中身に迫る!

    ●ジョーク1:SOS
    三人のロシア人が乗ったクルマが、土砂崩れに遭ってしまった。
    一人が警察に電話した。
    「土砂崩れに遭ってしまいました。助けてください」
    「わかりました。24時間以内に助けにいきます」
    もう一人は軍に電話した。
    「土砂崩れに遭ってしまいました。助けてください」
    「わかりました。12時間以内に助けにいきます」
    もう一人は秘密警察に電話した。
    「ウクライナ戦争に反対する!」
    5分後、秘密警察が到着した。

    ●ジョーク2:天国
    プーチンが国民への演説の場でこう語った。
    「戦争など恐れることはない。なぜなら、愛国的ロシア人は皆、死んだら絶対に天国へ行けるのだから!」
    その演説を聞いた天国側は、NATOへの加盟を申請した。

    シリーズ累計100万部突破のジョーク集、今回のネタは「ロシア人」。もともとロシアは、アネクドートと呼ばれるジョーク文化を持つ「ジョーク大国」であり、ソ連時代、共産党による民衆への抑圧が激しくなるにつれ、陰に隠れて恐怖政治を笑うアネクドートが発展したという歴史がある。恐怖政治、酒好き、文化・スポーツ大国、そして現代のウクライナ侵攻……。歴史と民族性を学びながら、そのお国柄を、今こそ笑い飛ばそう!

    【目次】
    はじめに
    第1章 笑いによる攻撃 ウクライナ情勢 その1
    第2章 笑いによる攻撃 ウクライナ情勢 その2
    第3章 プーチンとは何者なのか?
    第4章 ソ連という壮大なるジョーク
    第5章 民族性&社会 酔っ払いか芸術家か?
    第6章 国際関係 隠れた親日国?
    おわり
  • ※電子版は本文中の写真の一部をカラー写真に差し替えて掲載。
    唯一の超大国として、最も進んだ科学技術を誇るアメリカ。だが、キリスト教の倫理観に縛られ、二億挺を超す銃が野放しにされるなど、「性」と「暴力」の問題については、前近代的な顔を持つ。それはなぜか――。この国の特異な成り立ちから繙き、現在、国家・世論を二分する、妊娠中絶、同性愛、異人種間結婚、銃規制、幼児虐待、環境差別、核の行使などの問題から、混迷を深めるいまのアメリカを浮き彫りにする。
  • イスラエル占領地ヨルダン川西岸とガザ地区で始まった大衆蜂起(インティファーダ)は、PLOに画期的な方針変更を打ち出させる状況をつくり、イスラエルには一部ながら、PLOとの対話を求める公然たる声を生み出した。
    さらに、ユダヤ対アラブの構図から、当事者間の問題解決へと変わりつつある。イスラエルとパレスチナ双方で現地調査にあたった著者は、両民族の長い受難の歴史の終わりを願い、和平への接点の可能性をさぐる。
  • キリスト教を中心とした西洋哲学がイスラームの世界ではどのように解釈されてきたのか、それがイスラームの哲学にどう影響を及ぼしてきたのかを、イスラーム法学者がわかりやすく解説。
  • インドに根付く社会的な身分制=カースト。数千年の歴史のなかで形成され、結婚・食事・職業など生まれから規制し、今なお影響を与え続ける。カースト問題には、「不浄」とされ蔑視が続く最底辺の不可触民=ダリトへの差別がある。政府は2億人に及ぶダリトを支援する施策を打つが、その慣習は消えず、移民した世界各国でも問題化している。本書はインドに重くのしかかるカーストについて、歴史から現状まで、具体的な事例を通し描く。
  • カワセミが都心で増えている! 棲むのは東京屈指の高級住宅街。カワセミと人間の関係を「小流域思考」で解き明かす新都市論。
  • 100万部突破のベスト&ロングセラー『日本人のしきたり』。いまに残る正月や年中行事、人生の節目の行事の由来がサクッとわかるハンディな新書版の良さはそのままに、本文をオール2色にし、図解も加えて、より読みやすくなった新装版。
  • 謙信の流れをくみ、鷹山を中興の祖と仰ぐ名門、米沢藩上杉家。最後の藩主・茂憲は明治十四年、琉球処分から日が浅い沖縄に県令として赴く。本島をくまなく巡り、宮古・石垣両島まで及んだ視察で目撃したのは、困窮にあえぐ庶民の姿であった。再三の改革意見は政府から黙殺され、志半ばで解任される茂憲。だが、情熱を傾けた人材育成は後年になって実を結ぶ。今日もなお沖縄で敬愛される上杉茂憲の二年にわたる奮闘の記録。
  • 織田信長に仕えて調略の才を発揮した古田織部は、のち羽柴秀吉に従って天下取りに貢献。他方で茶の湯を千利休に学んで高弟となる。利休死後、特異な芸術センスで桃山文化に多大な影響力を及ぼし、公武にわたる広範な人脈を築いた。だが、大坂夏の陣で豊臣方への内通を疑われ、幕府から切腹を命じられる。その死の背景に、徳川政権の盤石を期す家康の思惑はなかったか――。美の世界に革命をもたらした稀有の茶人の実像に迫る。
  • 累計70万部突破著者が、
    華やかなエンタメの裏にある「本当の韓国」を、最新ニュースとともに鋭利に分析!

    ・無気力な若者=「Nポ世代」
    ・蔓延する拝金主義と社会不安
    ・親が金持ちかどうかがすべてという「スプーン階級論」
    ・子供なんて育てられない=脅威の出生率「0・78」
    ・信念なき政権と政治不信
    ・「お前もフェミニストか?」=憎み合う男女
    ・家計も企業も借金まみれetc.

    「怒り」が「分断」を呼び「絶望」に至る――
    急速に“老化”する韓国社会の姿は、日本の未来かそれとも?

    第一章 韓国の絶望
    第二章 怒りから分断へ
    第三章 異次元の「合計出生率0.78」
    第四章 崩壊する価値観
    第五章 韓国の闇金=私金融(サグミュン)
    第六章 限界企業
    第七章 絶対に変わることのない「反日」
    最終章 日本の希望
  • 江戸期以前、女性が一人で旅することは難しかった。身の危険、歩きという制約、何より、男に付き従う姿こそ美徳とされたからだろう。だが、明治維新による文明開化以降、女性たちの旅は少しずつ広まっていく。本書は、日記、手記、聞き書きなどの記録から、全国漂泊、京都への出奔、遊説、米国留学、富士山越冬、蒙古行などの足取りを再現。男尊女卑の風潮が強いなか、時代に立ち向かった女性たちの人生を描く。
  • シリーズ累計45万部突破!
    ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作は、
    日本の神話から平安時代までの嘘を暴く!
  • 人生を豊かにするための「教養入門」決定版

    近頃、書店には「教養」についての本が溢れている。だが、そもそも教養とは何か。なぜ教養が必要なのか。教養はいかにして身につけるものなのか――。
    著者の水谷氏によると、1人の人間が生きていく上で必要な知識は2種類存在する。ひとつは実社会で生きていくために必要な知識。もうひとつは、1回きりの人生をより心豊かに、充実したものにしていくための知識だ。水谷氏は後者こそが教養だと説く。

    本書は読者をそうした“知の探求”に誘うための足掛かりを提供する。ヒトという種が現在のチンパンジーやボノボなどと共通の祖先から枝分かれした約700万年前から現在に至るまでの歩みを辿りながら、私たち人類が一体この地球に何を残してきたのか、何を考え、何を信じ、何をしてきたのかを振り返る。

    壮大な旅を手助けしてくれるのは、古今東西の“知の巨人”たちだ。国内からは内藤湖南、津田左右吉にはじまり、梅棹忠雄、中村元、丸山真男、松田壽男、見田宗介、柄谷行人、山極寿一、斎藤幸平。海外からはJ・S・ミル、マルクス・エンゲルスにはじまり、カミュ、エリアーデ、チョムスキー、ジュリアン・ジェインズ、W・J・オング、ユヴァル・ノア・ハラリ……。彼らの著作のエッセンスに触れつつ、人類が生み出してきた“知の全体像”を俯瞰する。

    短期大学で16年にわたり教養の講義を続けてきた筆者が、大学生や新社会人に向けて書き下ろした教養の入門書。
  • 全国には、その土地に根づいた伝統食がある。それもまた守るべき和食だ。固定観念に捉われることなく、いくつもの和食に光を当てる。
  • 人気連載から映像化作品まで、マンガのキャラクターを翻弄する「運命」の物語を、グリム童話などの伝承文学研究の視点から解釈する。
  • 不倫、呪詛、配流……貴族達が熱狂した『源氏物語』はリアリティに満ちていた。設定から登場人物までリアルな『源氏物語』を堪能あれ。

    不倫、怨霊、呪詛、没落……モデルとなった貴族たちの驚きの現実! まるで平安の週刊誌!? なぜ貴族たちは、『源氏物語』に夢中になったのか。それは貴族たちが、この物語に強烈なリアリティを感じたからに他ならない。『源氏物語』には、実在の人物や事件を連想させる要素が満載だったのだ。光源氏、頭中将、六条御息所、弘徽殿女御など、主役から脇役、敵役まで、モデルと考えられた人物や事件を紹介しつつ、平安貴族たちのリアルな日常を解説する。 ●頭中将が頭中将である必然性 ●「六条御息所」という設定の意味 ●怨霊に全てを奪われた元皇太子妃 ●天皇と乳母との関係 ●弘徽殿女御を凌ぐ後宮の暴君 ●藤壺中宮以来の天皇の母親になった皇女 ●明石の君のリアルとしての宮道列子 平安貴族の目線で『源氏物語』を読むと紫式部の深い意図が見えてくる。2024年大河ドラマが10倍面白くなる!
  • 「古事記」の斬新な現代語訳で話題を集め、小説『ワカタケル』で同時代を描いた著者による、古事記入門書。取っつきにくいと思われがちな古事記を分かりやすく魅力的に案内する。
  • ヒトは何を食べ脳を進化させたのか。食の歴史を科学技術という観点から考察し、「食の革命」が世界史にいかに影響していたのかを著す。

    食による脳や身体の成長が、人類の進化にどうかかわってきたのか、また「食」の革命が人類と世界をどう変えたかを明らかにする。 ●約400万年~約200万年前 アウストラロピテクス 脳容積は現生人類の35% ●約240万年~約140万年前 ホモ・ハビルス 狩りをして肉を食す。脳が劇的進化 ●約150万年 アフリカに出現 ホモ・エレクトス 石器の使用などを始める 食への欲求を司るブロードマン10野が発達した集団が自然淘汰の戦いに打ち勝つ 脳内のブロードマン10野が発達したヒトは、あらゆる動物のなかで、もっとも食べ物を美味しく食べられるように進化してきた。そして雑草、酵母を栽培化して、イネ、ムギ、パン、酒をつくり出してきた。作物の不作による西ローマ帝国の滅亡から大航海時代を支えた保存食、じゃがいも飢饉らによるバイデン政権の誕生など、食が動かした人類史を明らかにする。 ●人類の脳は肉食で大きくなった ●ヒトは雑草を進化させて食料を生み出した ●塩が古代文明を支えた ●古代ローマ人が愛した調味料ガルム ●イスラムが生み出した蒸留酒の世界 ●最初は危険と思われたトマト ●食の工業化が人口爆発を引き起こした
  • 昭和二十二年、訓令によって廃止された町内会は、三か月後にはその八割が復活した。アメリカが自国の自治の理念を日本に移植しようとした試みは成功したといえるのだろうか。内務省と占領軍民政局との間の交渉経過は、そのまま日米両国の社会構造と人間関係の規範の原理的差異を浮かび上がらせた。戦後史を通じて日陰の位置にあった日本伝来の隣保組織のなかに、借り物ではない自治の可能性を虚心に探り始めた犀利な日本社会論。
  • 漢意を排斥して大和魂を追究し、「物のあはれを知る」説を唱えたことで知られる、江戸中期の国学者・本居宣長。伊勢松坂に生まれ、京都で医学を修めた後、賀茂真淵と運命的な出会いを果たす。以来、学問研究に身を捧げ、三十有余年の歳月を費やし『古事記伝』を著した。この国学の大成者とは何者だったのか。七十年におよぶ生涯を丹念にたどりつつ、文学と思想の両分野に屹立する宣長学の全体像を描き出す。
  • 自然環境は悪化している? 人口はまだ増え続けるの? ランキングと地図で世界の地理を可視化すると、これまでとは違った変化がみえてくる。トリビアな話題から深刻な問題まで、高校の地理教師が自作の地図を駆使して解説する。
  • 若き日の魯山人との出会いが辻の美意識を決定づけた!―― 当代随一の芸術家にして美食家の魯山人のもとに、果敢にも単身乗り込んだ「辻留」3代目。今その数々のエピソードをはじめ、辻留流の器使い、盛りつけの極意を明かす。

    ●食べることを愛し、旨いものを追い求めた魯山人先生のやきものは、そのほとんどが食器です。しかも先生の食器はどれも絶妙の寸法を持っていて、温かく料理を抱きかかえてくれます。「器は料理の着物である」という先生の言葉のとおり、どちらもでしゃばらず、互いを引き立て合う盛りつけができたときの感銘はなにものにも代えられません。これが料理人としての私が、魯山人先生に学んだいちばん大きなことだと思います。その後も私なりに日々精進を重ね、今日に至りましたが、自分自身の中にできた器考や料理考を、魯山人先生の思い出とともにこの機会にまとめてみました。
  • かつて日本古代史は、『日本書紀』『古事記』や中国の史書に頼らざるを得なかった。だが一九九〇年代後半以降、三万点以上に及ぶ飛鳥時代の木簡の出土が相次ぎ、新たな解明が進み始める。本書は、大化改新、中国・朝鮮半島との関係、藤原京造営、そして律令制の成立時期など、日本最古の木簡から新たに浮かび上がった史実、「郡評論争」など文献史料をめぐる議論の決着など、木簡解読によって書き替えられた歴史を描く。第2回古代歴史文化賞大賞受賞作。
  • 旧制高等女学校の生徒たちは、戦前期の女性教養層を代表する存在だった。同世代の女性の大多数とはいえない人数であったにもかかわらず、明治・大正・昭和史の一面を象徴するものだったことは疑いない。本書は、彼女たちの学校教育、家庭環境、対人関係の実態を検証する試みである。五〇年弱しか存在しなかったにもかかわらず、消滅後も、卒業生たちの思想と行動をコントロールし続けた特異な文化の再発見。
  • 「正義」や「快楽」の暴走で虚構と現実のバランスが崩壊しつつある時代、2020年代。『silent』『鎌倉殿の13人』『SPY×FAMILY』『すずめの戸締まり』『シン・仮面ライダー』など、その未来を切り拓く名作を完全網羅した宇野常寛の最新文化批評30篇を一挙収録。
  • 私たちにとって、墓とは何か?

    時の権力や死生観、土地や風土に根ざした文化によって、日本ではじつに多様な葬送文化が育まれてきた。
    だが、過疎化や高齢化により、今その文化が風前の灯となっている。
    土葬の現在から、肉体と魂を分けて埋葬する「両墓制」、沖縄の風葬やアイヌの男女別葬、無数の遺骨を粉末状にして固めた「骨仏(こつぼとけ)」まで――。
    全国各地を歩いて取材した僧侶が、知られざる弔いのかたちを写真とともに明らかにしながら、
    日本人がいかにして死と向き合ってきたかを問いなおす。
  • 面白すぎる戦国武将と天下統一の舞台裏。

    NHK大河ドラマ『どうする家康』で脚光を浴びる戦国時代。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑が取り組んだ天下統一事業の舞台裏に照射。戦国史屈指の研究者・藤田達生教授(三重大)が全国各地を実際に取材行脚した成果をまとめた痛快戦国伝。「織田信長の四国政策転換」が本能寺の変の動機であるとする鋭い論考、徳川家康の伊賀越えの舞台裏など、スリリングな原稿に加えて、
    「伊達政宗と家康六男忠輝との関係」「スペイン・ポルトガルの日本植民地計画を未然に防いだ秀吉の功績」「天下統一最終段階で行なわれた奥州なで斬り」「津軽に逃れて弘前藩の家老になった石田三成遺児」「尼子一族と鉄」「島原の乱とキリシタン」など読み応え抜群の原稿を多数収録。さらに、瀬戸内の村上海賊、志摩半島の九鬼水軍、房総の里見水軍、北東北の安東水軍など列島各地の「水軍大名」が江戸時代には内陸に領地を与えられ水軍力を封じられた事実に見る家康の深謀遠慮など、戦国がさらに面白くなる一冊。

    (底本 2023年8月発売作品)
  • カレーや肉じゃがなど、日々の献立に欠かせないジャガイモ、季節を感じさせるトウモロコシやカボチャ、激辛のトウガラシや魅惑のチョコレート……。これらはすべて中南米を原産とし、15世紀末以降、世界中に広まった新しい食物である。その「ふるさと」を訪ねると、味も形も色もユニークでバラエティーに富む原産種が栽培され、加工や調理にも工夫が凝らされていた。多彩な食物と人間の関係をカラー写真と文章でたどる。
  • 社会においては個人の行動を規制し、秩序を維持していくことが不可欠であるが、これは主として「社会化」および「社会統制」という過程を通じて行なわれる。本書は、法を社会統制のための特殊な技術とみる立場からその社会的機能を論じ、法と他の文化領域――言語、神話、宗教、道徳などとの関係を明らかにする。古代社会や未開社会における社会秩序の問題にも考慮がはらわれており、従来の書とはやや異なった法学入門である。
  • 千三百年以上の歴史をもつ「お伊勢さん」には、今なお全国から参詣客がやってくる。一般庶民の参詣が根付いた江戸時代、路銀いらずのおもてなし文化から、およそ六十年周期で発生した数百万規模の「おかげまいり」まで、日本中の庶民がいかにお伊勢参りに熱狂したかを、様々な史料が浮かび上がらせる。著者自身が、二十五年間にわたって実践したお伊勢参りの記録も収載した。街道の文化を再現する一冊。

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