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『文芸3DAY!コイン33倍、谷崎潤一郎(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全71件

  • 220(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    イラスト:
    ギン太
    レーベル: ――

    河合譲治は君子と呼ばれるほど真面目な男だが、カフェーの女給をしていた15歳のナオミを見初める。自分の家にひきとって育て、やがて結婚するが、ナオミは次第に奔放な性格を現わすようになる。小悪魔的な女の奔放な行動を描いた谷崎潤一郎の代表作。成長するにしたがい次第にナオミは本性を現わし、金使いは荒く、奔放な性格で何人もの男と淫乱に付き合うようになる。しかし最後に男はナオミに屈服し、実家の財産を処分し奴隷のようになってしまう。何度も映画化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 仏陀の死せる夜、デイアナの死する時、ネプチューンの北に一片の鱗あり……。偶然手にした不思議な暗号文を解読した園村。殺人事件が必ず起こると、彼は友人・高橋に断言する。そして、その現場に立ち会おうと誘うのだが……。懐かしき大正の東京を舞台に、禍々しき精神の歪みを描き出した「白昼鬼語」など、日本における犯罪小説の原点となる、知る人ぞ知る秀作4編を収録。
  • エスカレートする遊びの中で、少年と少女が禁じられた快楽に目覚めていく「少年」、女に馬鹿にされ、はずかしめられることに愉悦を感じる男を描く「幇間」、関東大震災時の横浜を舞台に、三人の男が一人のロシア人女に群がり、弄ばれ堕ちていく「一と房の髪」など、時代を超えてなお色鮮やかな、谷崎文学の真髄であるマゾヒズム小説の名作6篇。この世界を知ってしまったら、元の自分には戻れない。
  • 一匹の猫を中心に、猫を溺愛している愚昧な男、猫に嫉妬し、追い出そうとする女、男への未練から猫を引取って男の心をつなぎとめようとする女の、三者三様の痴態を描く。人間の心に宿る“隷属”への希求を反時代的なヴィジョンとして語り続けた著者が、この作品では、その“隷属”が拒否され、人間が猫のために破滅してゆく姿をのびのびと捉え、ほとんど諷刺画に仕立て上げている。
  • 女郎蜘蛛の入れ墨を背に彫り込まれた娘が、自らの裡にひそませる欲望を解き放ち、あざやかな変貌をとげる「刺青」、恐怖に取り憑かれた男の禁断の快楽を描いた「悪魔」、女の足を崇拝する初老の男と青年が、恍惚の遊戯に耽り、溺れていく「富美子の足」など、情痴の世界を物語へと昇華させた、谷崎文学に通底するフェティシズムが匂い立つ名作6篇。この世界の奥深くに、本当の自分がうごめいている。
  • 539(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    夫に不満のある若い妻・園子は、技芸学校で出会った光子と禁断の関係に落ちる。しかし奔放で妖艶な光子は、一方で異性の愛人・綿貫との逢瀬を続ける。光子への狂おしいまでの情欲と独占欲に苦しむ園子は、死を思いつめるが――。おたがいを虜にしあった二人の女が織りなす、淫靡で濃密な愛憎と悲劇的な結末を、生々しい告白体で綴り、恋愛小説家谷崎の名を不動のものとした傑作。
  • 693(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    雪子と対照的に末娘の妙子は自由奔放な性格で、男との恋愛事件が絶えず、それを処理するためにも幸子夫婦は飛びまわらざるをえない。そんな中で一家は大水害にみまわれ、姉の鶴子一家は東京に転任になる。時代はシナでの戦争が日ましに拡大していき、生活はしだいに窮屈になっていくが、そうした世間の喧噪をよそに、姉妹たちは花見、螢狩り、月見などの伝統的行事を楽しんでいる。
  • 605(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    大阪船場に古いのれんを誇る蒔岡家の四人姉妹、鶴子、幸子、雪子、妙子が織りなす人間模様のなかに、昭和十年代の関西の上流社会の生活のありさまを四季折々に描き込んだ絢爛たる小説絵巻。三女の雪子は姉妹のうちで一番の美人なのだが、縁談がまとまらず、三十をすぎていまだに独身でいる。幸子夫婦は心配して奔走するが、無口な雪子はどの男にも賛成せず、月日がたってゆく。
  • 957(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    “マゾヒストの殺人”という一見矛盾した事件を取り上げた「日本に於けるクリップン事件」、善良な書生が善良な博士を殺すに至った複雑な原因に、人生の不条理を考えさせられる「或る罪の動機」のほか、「前科者」「黒白」「白昼鬼語」「私」「途上」の全7編を収録。
  • 大阪船場に古いのれんを誇る蒔岡家の四人姉妹、鶴子、幸子、雪子、妙子が織りなす人間模様のなかに、昭和十年代の関西の上流社会の生活のありさまを四季折々に描き込んだ絢爛たる小説絵巻。三女の雪子は姉妹のうちで一番の美人なのだが、縁談がまとまらず、三十をすぎていまだに独身でいる。幸子夫婦は心配して奔走するが、無口な雪子はどの男にも賛成せず、月日がたってゆく。 ※当電子版は『細雪』(上)(中)(下)の全三巻をまとめた合本版です。
  • 506(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    八十歳になろうとする老大納言は、若い妻を甥の左大臣に奪われるが、妻への恋情が断ちきれず、死んでしまう。残された一人息子の胸にも幼くして別れた母の面影がいつも秘められていた――。平安期の古典に材をとり、母への永遠の慕情、老人の美女への執着を描き、さらに、肉体の妄執が理性を越えて、人間を愛欲の悩みに陥れるという谷崎文学の主要なテーマを深化させた作品。
  • 781(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    昭和十六年、三十五歳になった雪子は、やっと貴族出の男との縁談がまとまり、結婚式に上京する。他方、バーテンと同棲した妙子は子供を死産してしまい、明暗二様の対比のうちに物語が終る。『源氏物語』の現代語訳をなしとげた著者が、現代の上方文化のなかにその伝統を再現しようと、戦争中の言論統制によって雑誌掲載を禁止されながらも、えいえいとして書き続けた記念碑的大作。
  • 605(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    大和の吉野を旅する男の口を通して、失われた古きものへの愛惜と、谷崎生涯のテーマ、永遠の理想の女性たる母への思慕の情を謳った随筆的小説『吉野葛』。夫浅井長政を兄織田信長のために滅ぼされるお市の方の悲劇的生涯を中心に、戦国時代を生きた人間の喜怒哀楽を美しく描き出した『盲目物語』。ともに、日本的なものへの傾斜を深めた谷崎中期の代表作である。
  • 693(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    56歳になる大学教授の夫は体力も性的な欲求もめっきり衰えているが、観念的な欲求は旺盛である。そこで、45歳の妻を奔放な女にして、性の享楽を得たいとの願望を日記に書き、それを入れた引き出しの鍵をわざと落し、妻に読ませる。妻も日記に夫の期待に添う気持のあることを書く。ひそかに見られることを願って綴った互いの日記という形をとった『鍵』の他『瘋癲老人日記』を収録。
  • 737(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    きまじめなサラリーマンの河合譲治は、カフェでみそめて育てあげた美少女ナオミを妻にした。河合が独占していたナオミの周辺に、いつしか不良学生たちが群がる。成熟するにつれて妖艶さを増すナオミの肉体に河合は悩まされ、ついには愛欲地獄の底へと落ちていく。性の倫理も恥じらいもない大胆な小悪魔が、生きるために身につけた超ショッキングなエロチシズムの世界。
  • 572(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    肌をさされてもだえる人の姿にいいしれぬ愉悦を感じる刺青師清吉が年来の宿願であった光輝ある美女の背に蜘蛛を彫りおえた時、今度は……。性的倒錯の世界を描き、美しいものに征服される喜び、美即ち強きものである作者独自の美の世界が顕わされた処女作「刺青」。作者唯一の告白書にして懺悔録である自伝小説「異端者の悲しみ」ほかに「少年」「秘密」など、初期の短編全7編を収める。
  • 539(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    全てにおいて完璧だと思って結婚した女なのに、なぜ妻という立場になると、欲情しなくなるのだろう……。セックスレスが原因で不和に陥った一組の夫婦。夫は勝手気儘に娼婦を漁り、片や妻は夫公認の間男の元へと足繁く通う日々を送る。関係はもはや破綻しているのに、子供のことを考えると離婚に踏み切れない。夫婦を夫婦たらしめるものは一体何か。著者の私生活を反映した問題作。
  • 407(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    盲目の三味線師匠春琴に仕える佐助の愛と献身を描いて谷崎文学の頂点をなす作品。幼い頃から春琴に付添い、彼女にとってなくてはならぬ人間になっていた奉公人の佐助は、後年春琴がその美貌を何者かによって傷つけられるや、彼女の面影を脳裡に永遠に保有するため自ら盲目の世界に入る。単なる被虐趣味をつきぬけて、思考と官能が融合した美の陶酔の世界をくりひろげる。
  • 110(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    イラスト:
    ギン太
    レーベル: ――

    谷崎潤一郎のフェティシズム。「秘密」秘密の趣味は女装して町へ繰り出すこと。初めは恐る恐るだったがやがて優雅な仕草と美しい容貌に男も女も振り返るようになる。ある日劇場で妖艶な女が隣に座る。それは昔交際した女だった。その女にも秘密があった……。「少年」私の少年の頃の思い出。良家の息子の信一には腹違いの姉がいた。ガキ大将のはずの仙吉は姉弟には卑屈な態度で接していた。少年達の遊びはだんだんエスカレートしていった。「秘密」「少年」の2本収録。
  • 220(税込)
    著:
    谷崎潤一郎
    イラスト:
    ギン太
    レーベル: ――

    現代の文字使いで読みやすい。歳の離れた美貌の妻。普段は慎ましく上品な人妻であるが、夜の営みは性欲が旺盛。シミひとつない美しい裸体、類い希な名器の妻。若い男と不倫をしていていることの不安と嫉妬。夫婦の日記をお互いが盗み見る。互い読んでないフリをし、その実すべてを読み、知っている。秘密の性癖や思惑、行動を知っていながら知らないフリをする。谷崎文学の官能とフェティシズムの世界。過去何度も映像化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 110(税込)

    肌を針で突き刺す時、真紅に血を含んで脹れ上る肉の疼きに堪えかねて、苦しきうめき声を発したが、そのうめき声が激しければ激しい程、愉悦を感じた……。「刺青」谷崎潤一郎処女作。腕のいい刺青師の清吉の願いは美女の肌へ魂を刺り込むことであった。ある日かごからはみ出した美しい足を見たことから、顔も知らぬその女に恋するようになる。翌年、その娘に巡り会ったとき、求めていた女だとわかり薬で眠らせてしまう。一昼夜をかけて女の背中一面に女郎蜘蛛の刺青を彫ったのだった。フェティシズムと官能の文学。過去何度も映像化された作品。他に「幇間」と「恐怖」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 110(税込)

    私は友人の津村に誘われて小説の取材に吉野の山奥へ出かけた。義経伝説や南朝にまつわる故事伝説の紹介、山村の風景や生活を描写しながら旅は進む。しかし津村の本当の目的は……母の実家への訪問。亡き母への思い出、面影を追う子供の気持ちがせつない。そして津村が見初めた女性との再会。
  • 598(税込)
    著者:
    谷崎潤一郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    戦争の気配迫る昭和初期の大阪を舞台にした四姉妹の物語。谷崎の代表作!

    日中戦争開戦の向きがいよいよ本格的になる中、三女・雪子の縁談がまとまった。一方、家から絶縁を言い渡された妙子は――。著者・谷崎が第二次大戦下、自費出版してまで世に残したかった、大作の完結編。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 528(税込)
    著者:
    谷崎潤一郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    戦争の気配迫る昭和初期の大阪を舞台にした四姉妹の物語。谷崎の代表作!

    奔放な四女・妙子は神戸の大洪水に遭うも一命をとりとめた。しかしさらなる悲劇が妙子を襲う。三女・雪子は、縁談を期待して東京の本家に移り住むことになるが、都会の空気になじめず――。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 458(税込)
    著者:
    谷崎潤一郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    戦争の気配迫る昭和初期の大阪を舞台にした四姉妹の物語。谷崎の代表作!

    旧家・蒔岡家の四人姉妹、鶴子・幸子・雪子・妙子。上流社会に暮らす一家の日々が描かれる。上巻では、奔放な四女・妙子の新聞沙汰、美しいが無口で未婚の三女・雪子の縁談を巡って物語が展開してゆく――。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 317(税込)
    著者:
    谷崎潤一郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    マゾヒズムを究極まで美麗に描いた谷崎の代表作!

    盲目の地唄の名手・春琴は丁稚奉公の佐助と心を通わせていく。そんなある日、お琴が顔に熱湯を浴びせられるという事件が起こる。そのとき佐助は――。異常なまでの献身によって表現される、愛の倒錯の物語。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 110(税込)

    盲目でありながら天才的な三味線の技量を持つ春琴と丁稚奉公の佐助。類いまれな美貌でありながらわがままで高慢な春琴。どんな仕打ちにも耐える佐助。やがて何者かが春琴の屋敷に侵入し熱湯を浴びせてしまう。醜く焼けただれた顔を誰にも見せたくないと言うと佐助は自ら針で自分の目を潰してしまう。過去何度も映画化や舞台化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 282(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    谷崎潤一郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「私は彼女なしには一日も 生きて行かれません」――谷崎の耽美主義が最も発揮された代表的作品 【「文豪ストレイドッグス」コラボアニメカバー】

    ≪TVアニメ「文豪ストレイドッグス」放送記念! アニメ描き下ろしコラボカバー版を配信!≫

    日本人離れした家出娘ナオミに惚れ込んだ譲治。 自分の手で一流の女にすべく同居させ、妻にするが、ナオミは男たちを誘惑し、堕落してゆく。 ナオミの魔性から逃れられない譲治の、狂おしい愛の記録。

    <シリーズ累計250万部突破!「文豪ストレイドッグス」シリーズとは!?>

    中島 敦、太宰治、芥川龍之介、与謝野晶子、泉鏡花、F・スコット・フィッツジェラルドなど国内外の文豪のイメージをモデルに擬人化されたキャラクターが、「人間失格」「羅生門」などといった各文豪に関連する異能力を用いて戦うバトルアクションコミックス。

    舞台は横浜。孤児院を追われた主人公・中島 敦は、とある自殺志願の男・太宰治を助けたことから、異能力集団「武装探偵社」に所属することに。やがて、ポートマフィアの芥川龍之介らや、北米の異能力集団・組合(ギルド)との対決が激化していく――!
  • 角川文庫の文豪の名作6作品が、「文豪ストレイドッグス」アニメ描き下ろしカバーで登場。まとめて読める合本版!

    ≪TVアニメ「文豪ストレイドッグス」放送記念! アニメ描き下ろしコラボカバー版を配信! 6作品をまとめて楽しめる合本版。≫

    ――コラボカバー名作・6作品紹介――

    ◆中島 敦『李陵・山月記 弟子・名人伝』
    中国古典に材をとり、人間の存在とは何か、を鮮烈に問いかける著者の代表作六編を収録。

    ◆太宰 治『人間失格』
    自己の生涯を極限までに作品に昇華させた太宰文学の代表作。

    ◆国木田独歩『武蔵野』
    初期の名作を収録した独歩の第一短編集。中島京子氏による豪華解説つき。

    ◆江戸川乱歩『D坂の殺人事件』
    乱歩が残した作品群から、推理・探偵小説を選りすぐった傑作集!

    ◆谷崎潤一郎『痴人の愛』
    日本人離れした家出娘・ナオミの魔性に捕らわれた男の狂おしい愛の記録。

    ◆芥川龍之介『羅生門・鼻・芋粥』
    夏目漱石に賞賛された文壇デビュー作「鼻」ほか、理知と清新な抒情、卓抜な虚構と明晰な文体を示す作品群。


    <シリーズ累計250万部突破!「文豪ストレイドッグス」シリーズとは!?>
    中島 敦、太宰 治、芥川龍之介、与謝野晶子、泉鏡花、F・スコット・フィッツジェラルドなど国内外の文豪のイメージをモデルに擬人化されたキャラクターが、「人間失格」「羅生門」などといった各文豪に関連する異能力を用いて戦うバトルアクションコミックス。

    舞台は横浜。孤児院を追われた主人公・中島 敦は、とある自殺志願の男・太宰 治を助けたことから、異能力集団「武装探偵社」に所属することに。やがて、ポートマフィアの芥川龍之介らや、北米の異能力集団・組合(ギルド)との対決が激化していく――!

    【小説「文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦」の冒頭部分が巻末に収録されています。】
  • 日本の女の指の色には、アクアマリンが最もふさわしい―名随筆を厳選!

    表題作のほかに、自身の恋愛観を述べた「父となりて」、「私の初恋」、震災後の都市復興について書いた「東京をおもう」など、谷崎の女性観や美意識について述べた随筆を厳選収録。解説/編・山折哲雄
  • 418(税込)
    著者:
    谷崎潤一郎
    出版社: KADOKAWA

    まあどういうぐあいになるか、試しに電灯を消してみることだ――。

    陰翳によって生かされる美こそ日本の伝統美であると説いた「陰翳礼讃」。世界中で読まれている谷崎の代表的名随筆をはじめ、紙、厠、器、食、衣服、文学、旅など日本の伝統に関する随筆集。解説・井上章一
    ※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • 594(税込)
    著者:
    谷崎潤一郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ナオミに支配されてゆく男。あまりにも有名な耽美小説

    顔かたちこそバタくさいが平凡な小娘のナオミ。だがナオミは、河合譲治に引き取られて育てられるうちに、日に日に肉体の美しさを増していく。ついには、河合も手におえない淫婦に成長する。河合は自分ではどうすることもできないほどナオミの魅力にとりつかれ、破滅の道へ。作者の悪魔主義的傾向の一つの頂点をなした作品。
  • 594(税込)
    著者:
    谷崎潤一郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    嗜虐的な愛の文学的到達点を表す最晩年の2大傑作

    文豪・谷崎、最晩年の2大作、ともに日記形式であるのが特徴。50過ぎの夫と45歳の妻の閨房での秘密を、両者の日記を通して読者がのぞきみるという「鍵」。夫も妻も互いの日記を盗み読みしており、しかも盗み読まれることを前提に日記を書いている。「瘋癲老人日記」は、美しい嫁に執心する老人の性欲を描いた作品。老人が、嫁を相手にさまざまな欲望を思い描き、嫁の足型を刻む墓石の下に永遠の眠りを欲する。
  • 594(税込)
    著者:
    谷崎潤一郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    豊かな風俗性と近代小説作法の見事な成果を示す

    三女・雪子、33歳。2年3ヶ月ぶりの縁談、相手は名古屋の資産家でふたりの子持ち。蛍狩りを兼ねた見合いのあと、相手が断ってきた。次女・幸子は断わるばかりで断られたことがなかったことから心を痛める。一方、四女・妙子は板倉との死別後、再び奥畑とよりを戻し、家を出ることに。三女と四女の恋愛、見合い、結婚話を中心に、芦屋四姉妹の暮らしぶりが、当時の風俗と共に描かれる。
  • 550(税込)
    著者:
    谷崎潤一郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    “大谷崎”の名声を揺るぎないものにした名作長編

    蒔岡家の三姉妹を中心に展開するこの長編は、作者の「源氏」への郷愁が見事に開花した傑作ともいわれる。ことに奔放自在な恋愛に若さを賭ける妙子と、楚々として弱々しいが故に縁遠い雪子との性格的対比を描いて、現代作家中随一の定評ある、その暢達な技巧の糸はいつしか読者を耽美の森へ誘い込んでいく。
  • 550(税込)
    著者:
    谷崎潤一郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「源氏物語」への郷愁、優美で端正な、四姉妹の物語

    四女・妙子の舞の会から1ヶ月後、芦屋川と住吉川が氾濫、大洪水が襲う。実際に1938年7月、阪神地区を襲った集中豪雨だ。次女・幸子の娘、小学校に通う悦子の無事は確認されたが、洋裁学院に通う妙子の消息が不明。探しに行った幸子の夫・貞之助も戻らない…。隣人のドイツ人一家との交流、一家総出の東京見物、カメラマン板倉の活躍、妙子の婚約者・奥畑から板倉への心変わり、そして別離までの1年が描かれる。
  • 396(税込)
    著者:
    谷崎潤一郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    文学的嗜好と手法の円熟を示す、著者40代の代表作

    琴、三味線に、天才的な才能をみせる春琴。彼女は類いまれな美貌に恵まれながら、幼くして盲目の宿命を負っていた。その彼女を敬慕し、献身的な愛を捧げるのは奉公人・佐助。佐助の想いは、春琴の弾く曲を密かに聞き覚え、天井裏でひとりそれを習うまでに深かった。そして、“お師匠様”“佐助”と呼び合う、春琴の厳しい稽古の中で、次第に深まる二人の愛……。文豪谷崎潤一郎が、日本の伝統世界の中に繰りひろげる愛の物語。ほかに、謡曲に発想した「蘆刈」を併録。
  • 396(税込)
    著者:
    谷崎潤一郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    性愛の深淵を描き、その精妙な〈文体〉を確立した傑作

    今でも光子さんのことを考えたら「憎い」「口惜しい」と思うより恋しいて、恋しいて。――大阪今橋に事務所を持つ弁護士・柿内の妻・園子は、天王寺の女子技芸学校で、船場の若い娘・徳光光子を知った。光子は美しい肉体の持主だった。ふたりは、激しい同性愛におちいったが、ある事件をきっかけに、園子の夫・柿内もまた、光子と関係を持った。ふたりの女にひとりの男。卍どもえにからみ合う異常な愛欲とエゴイズムを、豊潤な官能美の中に描く、谷崎文学の傑作!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    痴人の愛/マンドリンを弾く男/蘿洞先生/二月堂の夕/赤い屋根/馬の糞/為介の話/友田と松永の話/一と房の髪/金を借りに来た男/上海見聞録/上海交遊記/青塚氏の話
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    「門」を評す/活動写真の現在と将来/芸術一家言/阪神見聞録/饒舌録/岡本にて/現代口語文の欠点について/懶惰の説/恋愛及び色情/「つゆのあとさき」を読む/佐藤春夫に与へて過去半生を語る書/私の見た大阪及び大阪人/正宗白鳥氏の批評を読んで/芸談/装釘漫談/文房具漫談/直木君の歴史小説について/陰翳礼讃
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    初期小品/初期文章/翻訳
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    新々訳源氏物語 三
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    瘋癲老人日記/四季/台所太平記/雪後庵夜話/京羽二重/おしやべり/七十九歳の春
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    恐怖時代/亡友/美男/病蓐の幻想/人魚の嘆き/魔術師/既婚者と離婚者/鶯姫/或る男の半日/玄弉三藏/詩人のわかれ/異端者の悲しみ/晩春日記/十五夜物語/ハツサン・カンの妖術/ラホールより
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    磯田多佳女のこと/同窓の人々/「潺湲亭」のことその他/都わすれの記/越冬記/月と狂言師/京洛その折々/少将滋幹の母/A夫人の手紙/疎開日記/乳野物語/小野篁妹に恋する事/忘れ得ぬ日の記録
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    随筆小品
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    恐怖/少年の記憶/恋を知る頃/熱風に吹かれて/捨てられる迄/憎念/春の海辺/饒太郎/金色の死/お艶殺し/懺悔話
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    新々訳源氏物語 一
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    韮崎氏の口よりシユパイヘル・シユタインが飛び出す話/顔世/夏菊/聞書抄/猫と庄造と二人のをんな/初昔/きのふけふ
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    小さな王国/魚の李太白/嘆きの門/柳湯の事件/美食倶楽部/母を恋ふる記/蘇州紀行/秦淮の夜/呪はれた戯曲/西湖の月/富美子の足/真夏の夜の恋/或る少年の怯れ/或る漂泊者の俤/秋風/天鵞絨の夢
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    新々訳源氏物語 二
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    新々訳源氏物語 四
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    肉塊/神と人との間/雛祭の夜/港の人々/無明と愛染/腕角力
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    途上/検閲官/鮫人/蘇東坡/月の囁き/私/不幸な母の話/鶴唳/AとBの話/廬山日記/生れた家/或る調書の一節
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    吉井勇君に/或る時/上山草人のこと/幼少時代/過酸化マンガン水の夢/鍵/老後の春/親不孝の思ひ出
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    東京をおもふ/春琴抄後語/文章読本/私の貧乏物語/大阪の芸人/半袖ものがたり/厠のいろいろ/旅のいろいろ/源氏物語の現代語訳について/所謂痴呆の芸術について/客ぎらひ/雪/早春雑記/メモランダム/ラヂオ漫談/春団治のことその他/老いのくりこと/創作余談/明治回顧/気になること/文壇昔ばなし/或る日の問答/にくまれ口
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    誕生/象/The Affair of Two Watches/刺青/麒麟/信西/彷徨/少年/幇間/●(「風」の右側に「犬」を三つ重ねた文字)風(へうふう〔ひょうふう〕)/秘密/悪魔/あくび/朱雀日記/羹/続悪魔
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    創造/華魁/法成寺物語/お才と巳之介/独探/神童/鬼の面
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    白日夢/日本に於けるクリツプン事件/ドリス/顕現/黒白/続蘿洞先生/卍(まんじ)
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    文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
    (収録作品)
    吉野葛/盲目物語/紀伊ノ國ノ狐漆掻キニ憑ク語/覚海上人天狗になる事/武州公秘話/青春物語/蘆刈/春琴抄

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