『文芸3DAY!コイン33倍、学研M文庫(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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信じた男に裏切られ、新吉原の遊郭に売られたおぬい。それまでの生き方すべてを否定され、踏みにじられ汚されながらも、いつしか娼妓として女として大輪の花を咲かせていく『七夕の客』他。女と男の切なくも妖しい物語が連なる、江戸市井情話7編。
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天保の改革が断行される中、大奥で出火があり、焼け跡から男の死体が出たとの噂。それが人気歌舞伎役者の京之助では、と幼なじみの墨弥に相談された狂言作者の新八は岡っ引きの文蔵を訪ねる。二人が芝居町の周辺を調べ始めると、不審な影が付き纏いだした…。
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正史『日本書紀』は、倭国/日本国の君主の治世記からなる。かつて倭国と呼ばれた国は連邦国家であった。倭国王とは、ある時期は九州王統から、ある時期はヤマト王統から、ある時期は別の王統から出た…。九州王朝とヤマト王朝の相剋の古代史に鋭く迫る!!
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律令制国家の成立という予定調和的な日本の歴史は本物なのか?国家創生の正史といわれてきた『日本書紀』の内部矛盾や、外国史書や考古学の新たな発見から、古代史から消された真の帝王や九州王朝を浮かび上がらせ大和王権の陰謀の真相を暴く!!
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関ヶ原合戦への遅参や、初代・家康と三代・家光に挟まれて、凡庸と思われがちな二代将軍・徳川秀忠。しかし江戸幕府の体制を確立したのは、間違いなく秀忠の功績だ。偉大なる父の陰で万事に消極的な秀忠を変えたのは、信長を伯父にもつ年上の妻・お江だった。
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大法螺吹きで出仕嫌いの同心・近藤信吾が、奉行所内のくせ者が集まる「召捕掛」筆頭に赴任した。勝手気ままな働きぶりの同心たちに手を焼きつつも、忍び上がりの大盗賊・三日月の忠治との三年来の因縁に決着をつけるため、口八丁の法螺と剣が冴えわたる!
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捕縛をすり抜けた三人の賊が、呉服屋の手代を殺し、人質を取り店に立て籠もった。偶然店の前を通りかかった当番方与力・栗原の娘の美耶は、身重な人質の身代わりを申し出る。愛娘の救出に立ち向かう父の平之助と、凶賊に対し気丈に振る舞う美耶の命運は!?
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ともかくだ、目立つのは困る一一。藩から放たれた刺客と思った男から、意外やくれぐれも江戸で大人しく生活するよう懇願された元姫路藩士・秋葉誠之介。いまや脱藩した誠之介の行方に、十五万石の藩の命運がかかっているというのだった!!
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その絵は、誰のために、何のために、描かれたのか? 狩野派の若き天才が挑んだのは、一筆の力で天下を狙う壮大な企てだった――。天才絵師・狩野永徳が「洛中洛外図屏風」完成に至るまでの苦悩と成長を描いた話題作文庫化。下巻に特別描き下ろし短編を収録。
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国家主席に就任した習近平は、体制崩壊した北朝鮮に国境北部から軍事介入を始める。朝鮮半島から撤退していた米軍は、在日米軍を中心に警戒態勢に入る。主席に就任した際、秘密会議で習がブチ上げたのは、朝鮮半島、台湾、そして沖縄諸島の併合であった!
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本所住まいの無役の幕臣・土橋木兵衛は剣術と情に弱く、微禄のため看板書きの内職をしていた。文化四年八月、富岡八幡宮大祭の朝、永代橋が崩落する。渦中、木兵衛は商家の主人が橋上から突き落とされるのを目撃し、犯人探しをすることに…。シリーズ第一弾!
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藩の馬廻り役を辞して江戸に出た福来丈太郎は、日本橋の裏長屋で印籠を作る浪人となった。長屋の連中から“福豆の旦那”と慕われ、向かいに住む下っ引きの峰吉が様々な面倒ごとを持ち込んでくるが、丈太郎には江戸で妻子の仇を討つという密かな目的が…。
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我が身を投げ出して、昔、受けた大恩に報いようとする女は、舞う雪の中で……。帰らぬ父親を待ちながら、懸命に生きる幼な子の想いを知った千佳は……。医術をもって人と人との絆をつなぐ女医者の千佳の活躍を描く人気シリーズ。
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宵待ち同心と陰口を叩かれる刈葉三九郎が、馴染みの居酒屋で呑んでいると、お葉と名乗る女が助けを求めてきた。怪しい浪人に付け回されているという。様子を見に店を出た三九郎を凶刃が襲った。浪人は、お葉に纏いつく卑劣な同心を成敗すると息巻くのだが…。
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老中・越智但馬守が何者かに襲われた。水戸藩にゆかりの道場「有志館」が怪しいと睨んだ、南町奉行所の筆頭同心・近藤信吾は単身、道場へ乗りこんでいくが……。奉行所へ出仕するのが大嫌いで、大法螺吹きの‘ふろしき同心'の軽妙な人情裁きが冴え渡る!
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「関ヶ原」を仕掛けたのは小早川秀秋だった! 豊臣家を守るため、関白の座を狙う秀秋。豊臣を滅ぼすことなくじっくりと天下を狙いたい家康。慶長五年。秀秋はひとつの策を放つ。これが大乱の引き金となる……。新視点で描く「天下分け目」の真実!
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「天下三分の計」により川中島合戦で家康を追いつめた上杉勢。余勢を駆って兼続が箕輪城、上杉景勝が厩橋城へ入城、関東へ侵攻する。だが、前田勢が、上杉連合を脱退し、三成が家康と和睦してしまう。はたして家康の目的は? 天下は新局面へと突入する!
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身投げ女を助けようとしたことから、血塗られた妖弓「弦月」と関わってしまう寒川十蔵、この事件をきっかけに端唄の師匠おりんと出会い、その魅力に惹かれていくが……。一方、妖弓「弦月」追跡の果てに浮かび上がってきたのは恐るべき敵の姿だった!
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四国は伊予西条藩で天衣無縫に育った若武者・菅野靖兵衛は、剣の師の推薦で江戸詰めを命じられる。そして着任早々、藩主から直々に、藩どころか国の命運をかけた一大事を託される。だが靖兵衛は、持ち前の剣技と器量で、様々な難事に立ち向かうのだった!
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嶋伝八郎は「殿サマ」と呼ばれる八百石の旗本だ。学者並の「本草学」の知識を生かし、料理屋「有明」の名物薬膳も指南。飄々としながらも情に脆いところが慕われて、無役なのに忙しい。本草の知識で市井から殿中までをお節介する、人情旗本シリーズ第二弾!
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三河から江戸へ出てきた徳田東之進は八丁堀同心の娘・志満を妻にし、亡義父の跡を継ぎ新米同心として働き始めた。夫婦とはいえ床入りもまだの東之進と志満を心配した周囲の計らいで、やっと祝言をあげることに。だが当日、東之進の許婚だという娘が現れた!
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神田で材木商を営み、裏で御家人相手に高利貸しを行なっていた商人が襲われ、将軍から賜る大判と二十七枚の証文が盗まれた。流通するはずのない大判は、上様と旗本が絡む難事件となるが、徳川家斉の実弟で隠密の松平才次郎が、その裏にいる悪党を抉りだす!
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お江戸見物の案内人は、若き三人の訳あり侍! 忠臣蔵の名所巡りが、いつしか忠義の男たちの仇討ち劇に……。空前の旅ブームに沸く天保期の江戸を舞台に、訳ありの男たちの活躍を描く、第17回歴史群像大賞佳作受賞作品。本格派新人の登場!
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反田沼派の黒幕・一橋治済により、義兄・意知を殿中で謀殺された怜三郎は、意知の遺志を継ぐべくある男に会う。一方、政敵の松平定信は、側近より将軍御側衆である怜三郎の実兄・内藤尚正の罷免を求められるが……。人気シリーズ第4弾、ここに堂々完結!
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浅草の質屋を賊が襲い、主従十七人鏖殺のうえ二千両を奪う。同時刻、田町でも高利貸しが…。火盗改の長谷川平蔵は、京師へ逃走した下手人を追い、捕えた者の自白から賊の首魁を追い詰めるが、悪党らは奪った金で刺客を雇い、次々と平蔵たちに刃を向けてきた!
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ハワイ上陸作戦を進める憂国連合艦隊の前に立ちはだかる共和連合。次元リバウンドをおそれず未来兵器を次々と導入する共和連合の前に苦戦を強いられる憂国連合艦隊?果たして彼らに逆転の秘策はあるのか? 時空を超えた日米艦隊最終決戦が、いま始まる!!
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裏店の飾り職人・清次郎にとって、祭は何よりも大切。ところが、大店が冥加金を出していないことを聞きつけ、不埒にも金を盗みに入るが、そこで更なる悪を知る。悪を放っておけない清次郎は世のため人のためと、自ら正義の鉄槌を…。書下ろし新シリーズ!
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関ヶ原を生き抜いた大名たちの次なる戦の相手は徳川幕府だった! 大名統制に必死だった幕府は、外様はおろか譜代や親藩も改易に。関ヶ原でもっとも得をした武将から、幕末に家臣を残し自ら脱藩してしまった藩主まで。 大名VS幕府264年の攻防の変遷!
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入り婿で恐妻家の菰田幸四郎は親友『人斬り浅右衛門』こと山田浅右衛門とともに、火付け盗賊改め役頭・長谷川平蔵の依頼で、大盗賊『小天狗の弥八』を常陸の国笠間まで護送する。道中数々の罠と襲い来る敵の攻撃をことごとくはね返し弥八を守る二人。
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北町奉行所定町廻り同心の娘・薫と祝言をあげ、同心見習いとなった雀太郎。もとは大店の若旦那だが父親が店を潰し、笊売りの棒手振りだった。町廻り中に子どもに頼まれ、姿を消した父親を探す雀太郎は、その失踪の裏に盗賊一味の関わりがあることを知った。
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有栖川宮家に縁のある屋敷から由緒ある三幅の掛軸が盗まれた。その探索を将軍・家斉より直に命を受けた柳生久通は、配下の斎藤斤史郎を使う。掛軸の元持ち主は家康の曾孫・松平光長であり、有栖川家との繋がりに疑問を持った斤史郎は、京都に向かったのだが…
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時代劇によく登場する江戸幕府の徳川将軍家――果たしてほんとうに将軍はテレビや映画で観るような生活をしていたのか?日常の仕事から食卓、経済事情、信仰、趣味・娯楽、世継ぎ問題、大奥の抗争まで徳川将軍家の素顔に迫る!
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頼まれると「いや」と言えない北町奉行所臨時廻り同心の小出名斎は、人の嫌がる難問を引き受け、陰では八丁堀のお助け侍と呼ばれていた。またも同僚から持ち込まれた奇妙な一件。湯島天神の絵馬を盗んで捕まった老人が、自分はかつて定町廻りだと言うのだが…
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紀州浪人の相良兵太郎は、亡き父の遺志を継いで単身江戸に出てきた八田の娘・佳世の用心棒を引き受けるが、追っ手の熾烈で執拗な攻撃に次第に追いつめられていく……。吉宗の刎頸の友である兵太郎の正義の剛剣が、闇に蔓延る悪を一刀両断に斬り捨てる!
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八朔という大きな行事の日に非番という不名誉をこうむった鮎川惣介。不機嫌が高じて妻との口論の結果、新たに下男を雇うことになった。この麦作が、江戸市中の貧乏長屋に小判の雨が降るという奇怪な事件と関わっているらしい。果たしてその真相は!?
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根岸の里で隠居している元吟味方与力の楽庵が、幽霊騒動が縁で、盗賊・朝焼け小僧に狙われた材木問屋「三州屋」を警護に関わることに。寝ずの番をする岡っ引きたちの前に、またしても幽霊が現れ、金蔵から二千両が消えてしまった。三州屋には秘密が……。
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上杉謙信と戦友の契りを結んだ佐竹義重、石田三成の危急を救った息・義宣。混迷する戦国の関東で、伊達を追い散らし北条も一目置いた荒武者父子。台頭する織田信長・豊臣秀吉ら上方の勢力に対し、坂東の覇者としていかに抗したのか。その苛烈な生き様を描く!
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阿波徳島藩の江戸詰め算用方として将来を嘱望されていた美月清士郎は、ある日突然解雇を言い渡され、妻子ともども寄る辺なき浪々の身となる。その裏には、財政難で破綻寸前の藩を救うべく、江戸家老・敷島雅楽頭が画策した窮余の「秘策」が関わっていたのだ!
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江戸城の台所人、鮎川惣介の親友、御広敷添番の片桐隼人が双子の男女を授かった。が、隼人の母親の心ないひと言から大騒動に。一方、惣介は家斉から西の丸御膳所への異動を命じられる。新しい職場ではパワハラが横行しており、惣介は解決に知恵を絞るが……。
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頻発する武家地での賭場荒しに、旗本屋敷の中間が関わっていると目をつけたヌウ。幕府の目付も追う狸男が逃げ込んだ屋敷とは!? さらに意外な女がヌウの赤紫の帯に興味を示して……。元博徒の岡っ引ヌウの粋が冴える人情捕り物。シリーズ第3弾!
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江戸の町で起こった連続無差別殺人事件、犯人はいったい誰なのか その目的は? 事の異常さに中町奉行所が動き出す中、「揉め事始末屋」相良兵太郎は、もとくの一の妻・お竜と共にその黒幕の巨悪に闘いを挑む!。人気シリーズ第二弾!
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東郷平八郎の戦死で日露戦争を、やむなく講和に持ち込んだ日本。その猛省から陸海軍を統一することで世界に類を見ない近代軍事力を創出し、その新戦力をもって山本五十六は、石油や鉄鉱石等の理不尽な供給制限で日本を恫喝する米国に遠大なる戦略を展開する…
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文政三年。江戸深川で大名旗本相手の金貸しが何者かに殺され、三千両が奪われた。さらに時を同じくして浅草の質屋から贋金が見つかった。十一代将軍・徳川家斉は、実弟で隠密である松平才次郎に盗賊の殲滅と贋金造り集団の探索と一掃を極秘で命じた!
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時は、京が山背国葛野に移り平安京と呼ばれようになって45年、仁明天皇の時代。京では、度重なる怨霊の出現により、騒ぎが巻き起こっていた。恨みを抱く者たちによる生霊、死霊が都の人々を悩ませていたのである。ここに一人の男が立ち上がった。京では一風変わった振る舞いから野狂の人と呼ばれる、東宮学士小野篁である。篁は恨みを抱く霊に変成し、京の平穏を取り戻すために怨霊と死闘を繰り広げる。
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吉原妓楼の用心棒で元武士・蔭山半十郎は、花魁・沢波の護衛を頼まれた。決まった身請けに言い掛かりをつける元客の武士から、沢波を守って欲しいというのだ。苦界吉原を出て豪農に嫁ぐ幸運な沢波。だが、その沢波にも隠された事情がありそうで……。
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京橋筋にある地本問屋の主・石之助が、店の土蔵の中で刺殺された。下手人は顔見知りと推測された。浮かび上がってきた謎のお高祖頭巾の女……。検屍の手引書”無冤録述”片手に、売り出し中の娘岡っ引き乙女が、江戸の市中を縦横無尽に駆け回る!
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江戸藩邸勤めだった父が惨殺された経緯から、藩に捨てられるように神田三河町の長屋に移り住み、剣術の代稽古で生計を立てる青年・新貝伊三郎。ある日、江戸留守居役から突然の呼び出しを受けるが、その日以来、伊三郎の周囲で奇妙なことが起こり始めた…。
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