『政治、中公文庫、0~10冊(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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この男、陰謀好きにつき――
フランス革命から帝政、さらに復古王政へ。この激動期に現れた「完全なマキアヴェリスト」ジョゼフ・フーシェ(一七五九―一八二〇)。ある時はギロチンよりも効率的な方法で反動者を殺戮し、ある時は秘密警察を駆使し、ナポレオンをも心理的に追いつめる。陰謀と変節と裏切りの限りを尽くして生き抜いた政治的人間の生態を浮き彫りにする本格評伝。
『マリー・アントワネット』と並ぶ著者の代表作。改訳版。
目次
第1章 売りだすまで 1759―1793年
第2章 「リヨンの虐殺者」 1793年
第3章 ロベスピエールとのたたかい 1794年
第4章 総裁政府と統領政府の大臣 1799―1802年
第5章 皇帝の大臣 1804―1811年
第6章 皇帝にたいするたたかい 1810年
第7章 気のすすまない間奏曲 1810―1815年
第8章 ナポレオンとの決戦 1815年 百日天下
第9章 失脚と最期 1815―1820年 -
対日講和に奔走し、アイゼンハワー大統領下で国務長官として冷戦外交を主導。第二次世界大戦後の混乱する世界情勢に鑑みて、NATO(北大西洋条約機構)やOAS(米州機構)設立の経緯を明かす。ソ連・中国の脅威に直面するなかで、安易な宥和政策や国連安保理の機能不全を批判、世界の安定・平和への方策を提言する。
第二版の原著者まえがき
第一章 現代の課題
第一節 危機
第二節 汝の敵を知れ
第三節 目標
第二章 われわれの政策
第一節 宥和策は無用
第二節 国際連合
第三節 国連の運営状況
第四節 植民地の進展と暴力革命
第五節 地域的連合
第六節 経済上の空白と精神上の空白
第七節 軍事上の空白
第八節 外交政策の特殊性
第三章 外交政策の限度
第一節 五カ年間の得点しらべ
第二節 なぜ共産主義は勝つか
第四章 なにをなすべきか
第一節 これだけはぜひとも
第二節 二党協調主義の将来
第三節 世界機構の発達
第四節 西欧の統一
第五節 アジアにおける諸政策
第六節 軍部の役割
第七節 新しい方法
第八節 精神に必要なもの
第九節 平和への道 -
第一線の研究者が、東久邇稔彦から竹下登まで17人の昭和の政治家の思想と行動を検証する歴代首相列伝。
戦後の占領期から昭和の終わりまで、「55年体制」下の日本の政治のあり方のほぼ全容を伝える。
日本の再建期を支えた指導者たちの功罪を振り返り、宰相の人物像を通して戦後の「国のかたち」を浮き彫りにする。
〈解説〉宮城大蔵
目次
東久邇稔彦――皇族のなかのリベラリスト 波多野澄雄
幣原喜重郎――「最後の御奉公」と新憲法草案 天川 晃
吉 田 茂 ――状況思考の達人 渡邉昭夫
片 山 哲 ――新憲法体制のトップランナー 福永文夫
芦 田 均――インテリの文人政治家 増田 弘
鳩山一郎 ――日ソ国交回復と憲法改正への執念 山室建德
石橋湛山――透徹した自由主義思想家 猪木武徳
岸 信 介――野心と挫折 北岡伸一
池田勇人――「経済の時代」を創った男 中村隆英
佐藤栄作――「待ちの政治」の虚実 高坂正堯
田中角栄――開発政治の到達点 御厨 貴
三木武夫――理念と世論による政治 新川敏光
福田赳夫――政策の勝者、政争の敗者 五百旗頭真
大平正芳――歳入歳出政治の問題提起者 村松岐夫
鈴木善幸――権力が求めた政治家 田中善一郎
中曾根康弘――大統領的首相の面目 草野 厚
竹 下 登――保守党政治完成者の不幸 久米郁男
執筆者紹介
文庫版あとがき 渡邉昭夫
解説 宮城大蔵 -
政治及び経済の秩序の問題についていくつかの理論を検討する際、常に歴史の光をあててみたい。
歴史抜きの理論は危険で、大体のところ害をなす――
核と内戦、不安定化する国際金融、移民の増大と反発。我々は目の前の変化をどう捉え対処していくべきか、歴史的視野から考察する。
国際政治学の泰斗が最晩年に著した平和への指針。
はじめに
第1章 複合波としての歴史変動
第2章 核革命の意味
第3章 内戦の時代
第4章 冷戦後のヨーロッパ
第5章 自由貿易の理論と現実
第6章 「競争力」という妄想
第7章 相互依存とその危険
第8章 アメリカ衰亡論について
第9章 アジア・太平洋圏の台頭
第10章 アジア・太平洋圏のセントラル・バランス
第11章 文明間の摩擦・抗争・積極的変容
第12章 固定観念を避けて
解説中西 寛 -
第二次世界大戦中、ロス・アラモス研究所所長として世界で初めて原爆を完成させ、「原爆の父」と呼ばれたオッペンハイマー。
戦後、原子力委員会のメンバーとなるが、アメリカの水爆開発に反対の立場を表明し、公職を追放された。原爆の父はなぜ水爆に反対したのか?
天才物理学者が全存在をかけて、政治・社会・科学のあり方を問う。〈解説〉松下竜一・池内 了
(目次)
まえがき/原子力時代と科学者/核爆発/今日の問題としての原子力/とわられぬ心/原子兵器とアメリカの政策/科学と現代
〈付録〉
オッペンハイマー追放の経過(訳者)/米国原子力委員会事務総長 ニコルズ少将の書簡/オッペンハイマーの弁明/現著者について(訳者)
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文庫版への訳者あとがき
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パンドラの箱をあけた人 松下竜一
解 説 池内 了 -
第一章 生いたちの記
幼年学校に落第・上京
アルバイト・明大入学
イザリになって小説家志願
第二章 青春日記
焼打ち事件で監獄行き
政友会の院外団入り
アジ演説でまたも投獄
監獄数え歌
演説会荒らし
「伴ちゃん、えらくなったわネ」
世界一周旅行へ
禁酒国で大酒宴
蔣介石氏夫妻のこと
第三章 陣笠時代
公認返上、クソ喰らえ!
翼賛選挙で落選
原敬首相と私
第四章 恩讐の政界
鳩山先生との出会い
ほととぎす、九天高く
吉田首相と私
広川和尚の謀略
吉田さんと喧嘩
吉田退陣劇の内幕
ワンマンの横顔
大臣づくり秘話
池田蔵相の誕生
昭電事件の真相
総裁公選敗戦の記
第五章 戦後傑物伝
政敵三木武吉と握手して
新聞記者と鬼ごっこ
三木さんの思い出
緒方竹虎の風格
西尾末広君との勝負
第六章 忘れ得ぬ人々
快男児・小林徳一郎
「御三家」の思い出
女傑・松本フミ
第七章 私の素顔
待合政治論
仏像物語
虎と私
母のおもかげ
頼みごと
新聞にもの申す
議会政治論
私の句碑 -
政治的リアリズムの立場から戦後の経済重視・軽武装路線を「吉田ドクトリン」と定義づけ、軍事的リアリストへの批判を展開した『現代と戦略』第一部「現代と戦略」と、山本五十六の真珠湾奇襲、レーニンの革命とヒトラーの戦争など、〈愚行の葬列〉である戦史に「失敗の教訓」を探った『現代と戦略』第二部「歴史と戦略」の合本。岡崎久彦による反論、永井・岡崎対論「何が戦略的リアリズムか」、自作解説インタビューを併録。〈解説〉中本義彦
【目次】
◎現代と戦略
(Ⅰ 防衛論争の座標軸/Ⅱ 安全保障と国民経済――吉田ドクトリンは永遠なり/Ⅲ ソ連の脅威――軍事バランスという共同幻想/Ⅳ 有 事――日米運命共同体の幻想がくずれるとき/Ⅴ 戦略的思考――死こそ赤への近道/Ⅵ 摩擦と危機管理)
◎歴史と戦略
(戦略論入門――フォン・クラウゼヴィッツの『戦争論』を中心として/Ⅰ 奇 襲――「真珠湾」の意味するもの/Ⅱ 抑止と挑発――核脅威下の悪夢/Ⅲ 情報とタイミング――殺すより、騙すがよい/Ⅳ 戦争と革命――レーニンとヒトラー/Ⅴ 攻勢と防御――乃木将軍は愚将か/Ⅵ 目的と手段――戦史は「愚行の葬列」)
◎付録
(永井陽之助氏への〝反論〟〔岡崎久彦〕/対論・何が戦略的リアリズムか〔永井陽之助×岡崎久彦〕/インタビュー『現代と戦略』とクラウゼヴィッツ)
◎解説(誤解を避けるために/人間学としての戦略研究〔中本義彦〕) -
日本の国家戦略はいかにあるべきか――。政治的リアリズムの立場から戦後の経済重視・軽武装路線を「吉田ドクトリン」と定義づけ、軍事的リアリストへの批判を展開した戦略論の名著。『現代と戦略』第一部に岡崎久彦による反論、永井・岡崎対論「何が戦略的リアリズムか」を併録し、白熱の論争を再現する。文藝春秋読者賞受賞。〈解説〉中本義彦
【目次】
Ⅰ 防衛論争の座標軸
Ⅱ 安全保障と国民経済――吉田ドクトリンは永遠なり
Ⅲ ソ連の脅威――軍事バランスという共同幻想
Ⅳ 有 事――日米運命共同体の幻想がくずれるとき
Ⅴ 戦略的思考――死こそ赤への近道
Ⅵ 摩擦と危機管理
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永井陽之助氏への〝反論〟 岡崎久彦
対論・何が戦略的リアリズムか 永井陽之助×岡崎久彦
解説 誤読を避けるために 中本義彦 -
生まれて四日にして仙台藩士の家に里子に出され、十四歳にして海外を放浪。帰国後、大蔵省に出仕するも失職と復職を繰り返し、やがて宮仕えに飽きたらず、銅山経営のため南米ペルーに渡る。失意の銅山経営から帰国した是清は、実業界に転身。銀行業界に入り、正金銀行頭取を経て、日銀副総裁へと出世する。折しも日露戦争が勃発、是清は祖国の命運を担い、外債募集のため、アメリカ、そしてイギリスへと赴くが……。破天荒な青春を経て財政の神様となった明治人の自叙伝。〈解説〉井上寿一
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一九五〇年代半ばの鮮烈なデビューから〝怒れる若者たち〟の時期を経て、それぞれの一九六八年へ――。同世代随一の批評家が、盟友・石原慎太郎と好敵手・大江健三郎とに向き合い、その文学と人間像を論じた批評・エッセイを一冊にした文庫オリジナル作品集。
〈解説〉平山周吉
■目次
【一九六八年】
知られざる石原慎太郎
私にとって「万延元年のフットボール」は必要でない
【石原慎太郎】
石原慎太郎論/「肉体」という思想/「言葉」という難問/『完全な遊戯』/『日本零年』
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顔/石原慎太郎と私/石原慎太郎のこと/『石原慎太郎文庫』によせて/偉大なアマチュア
【怒れる若者たち】
新しい作家達/政治と純粋
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シンポジウム「発言」序跋/文学・政治を超越した英雄たち/今はむかし・革新と伝統/生活の主人公になること
【大江健三郎】
大江健三郎の問題/自己回復と自己処罰/『死者の奢り・飼育』/『個人的な体験』/私の好敵手/大きな兎/谷崎賞の二作品/大江健三郎氏のノーベル文学賞受賞 -
スミスは急激に勃興してくる資本主義社会における人間の本性と社会的生産力の全構造を究め、「見えざる手」に導かれる社会原理を明らかにして、新しい科学=経済学にはじめて体系を与えた。『国富論』の決定的な影響は人文、社会科学のあらゆる分野に及び、その故に、『資本論』とともに経済学の古典中の古典とされる。この古典経済学と近代自由主義の原典に、独自の要約的小見出しや詳細な訳注を配して甦らせた邦訳の決定版。
第一篇では、労働に価値の源泉と尺度を求めるスミスが、分業・商品・賃金・利潤・地代の解明を通して先駆的労働価値論を展開。
第二篇では、生産的労働と不生産的労働によって資本蓄積を論じる。第三篇では、資本投下の「自然な順序」を逆転させた国家による経済活動の政策的介入の歴史を究明し、第四篇では重商主義を徹底的に批判する。第五篇では、国家義務たる国防・司法・公共施設、また租税・公債のあり方を述べて、独自の国家観を展開する。
巻末に、各版の異同、邦訳少史、年譜、小見出し一覧、索引等、精細な研究の手引きを付す。
〈巻末対談〉大竹文雄×出口治明「アダム・スミスを誤解の海から解き放とう」
定評あるロングセラー翻訳書を厳選し、読みやすくした新版 -
19世紀から20世紀にかけての欧州の事例を、ルポルタージュの手法も用いながら解析した本書は、原著刊行から百年近く経つ現時点においても、さまざまに研究されており、また、現実政治の動きを見るなかでつねに参照される名著である。いかに国家権力を奪取し、またいかにそれを防御するかについて歴史的分析を行うとともに、引き起こす人間の人物論や心理状態の描写も豊富に含んだ、まさに古典中の古典といえるこの著作について、現代的観点から全貌を新訳した中公選書版にもとづき、註釈を増やしてより理解しやすくした文庫版がここに登場。
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「湾岸戦争からソ連解体にかけてアメリカを理解せずに現代の中東・中央アジアを考える限界を痛感した」。多民族他文化国家アメリカと、世界各地に浸透するイスラーム世界とは共存しえるか。劇的に変化したアメリカとサウジアラビアの関係変化など最新研究を盛り込んだ増補版。
「イスラームとアメリカとの複雑な関係を多面的に考えることは、新しい世紀における日本とイスラームとの相互関係を測る上でも重要な準備作業となる。もちろん私としても、このささやかな書物が大きな課題に正面から取り組んだとは考えていない。しかし今はただ、本書の公刊がイスラームを軸としながら日米関係と日本中東関係を考える試みにもつながれば、と念じるのみである」(はじめに――ラシュディー事件によせて、より)
【目 次】
第一章 イスラームとテロリズム――アメリカと中東を横断する新しい社会運動
第二章 イスラームとアメリカ――自由と民主主義をめぐる非対称
1 イスラームと「歴史の終わり」
2 イスラーム主義におけるプルーラリズム
3 神の民主主義―対―市民の民主主義
4 アメリカのイスラーム政策
5「新・東西対立」と政治的リアリズム
第三章 アメリカの多文化主義と民族・人種問題――ロサンゼルス暴動の背景
第四章 アメリカ人のイスラーム――ブラック・ムスリム運動を中心に
1 アメリカ史の中のイスラーム
2 イスラーム神秘主義教団の台頭
第五章 日米関係とイスラーム――ハンチントン「文明の衝突」をめぐって
第六章 「歴史の終わり」に挑戦するイスラーム――フランシス・フクヤマ再考
1「最後の人間」のアイロニー
2 さまざまな民主主義
第七章 イスラームとトクヴィル――宗教と自由主義との緊張関係
1 近代ヨーロッパのイスラーム発見
2 トクヴィルの民主主義論と植民地征服――イスラームからの視点
第八章 大川周明による回教徒問題攷究――日本人の見た近代の危機
第九章 日本人のイスラーム観――中村廣治郎『イスラム』によせて
第十章 ウサーマ・ビン・ラーディンとアメリカ――アメリカ同時テロル多発事件の背景
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