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『政治、講談社、1001円~(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全136件

  • 1,210(税込)
    2026/5/20 (水) 配信予定
    著:
    宇野重規
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    日本の政権党の「裏金」問題を始めとするさまざまな腐敗と不正。トランプ前大統領など世界中での「ポピュリスト」の跋扈、旧社会主義諸国および中国など権威主義国家の台頭・・・近年の世界の政治状況は、「政治」という営みについての従来の常識を揺るがしかねない事象に満ち満ちています。逆に言えば、そういう時代であるからこそ、「正しい」政治のあり方について今一度あらためて、その根本から考えてみる必要があるのではないでしょうか。
    そこで本書では、西洋の政治学の基礎を作ったとされるアリストテレスに始まって、様々な思想家達の議論の跡をたどり、そもそも「政治」とはどのような営みとされてきたのかを再度確認することを通して、政治の本質を明らかにしてゆきます。そしてその上で、現代においてどうすれば「正しい」政治、「よりよい」政治は実現可能となるのか、その条件を探ります。
    アリストテレスは「人間とは政治的動物である」と言いました。つまり人間にとって「政治」とは、その存在の根本をなす重要な営みの1つだということです。「政治」を抜きにして人間存在はありえない。本書はそのような人間の根本の営みとしての「政治」について知る恰好の1冊であるとともに、平易な政治思想史の教科書としても最適です。
  • ――「この国に生まれたことが、罪ですか?」

    【「仮放免」の子どもたち、とは?】
    日本で生まれ育ちながら、在留資格を持たず「仮放免」として暮らす子どもたちがいる。
    仮放免とは、収容は一時的に免れるものの在留資格がない状態のことだ。国民健康保険にも入れず、進学や就労の道も閉ざされ、県をまたいだ移動すら原則できない。日本語しか話せず、日本の学校で育っても、いつ強制送還になるかわからない不安の中で日々を過ごしている。

    【本書の特徴】
    街では「日本人ファースト」を叫ぶデモが行われる。その光景を、彼・彼女たちはどんな思いで見ているのか。
    本書では、当事者の子どもたちの生活や声を物語として丁寧に拾い上げながら、巷で語られる「移民」や「不法滞在者」への偏見を、データと事実に基づいて一つひとつ検証していく。

    【子どもたちを取り巻く環境と見えてきた事実とは】
    日本政府は現在、2030年末までに不法滞在者を半減させるという「ゼロプラン」を掲げている。その対象として、クルド人が強く意識されている現実もある。だが、入管庁が「不法滞在者」と分類する人々の中には、本来保護されるべき「難民」が含まれている。日本の難民認定人数が先進国の中で突出して低い事実、そして難民申請者や仮放免者への対応が極めて冷酷である実態は、ほとんど知られていない。そしてその冷酷さは、仮放免者に限らず、何らかの在留資格を持つ外国人にも及んでいる。

    取材を進めるほどに明らかになっていったのは――
    “問題の本質は外国人の側にあるのではなく、日本の制度と構造にこそ根深く横たわっている”
    という事実だった。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    本書は、「お金について知りたい」「不安がある」という人に向けて、お金のしくみをわかりやすく伝える目的でつくられています。

    PART1では、「そもそもお金とはどんなものか」といった基本のしくみを丁寧に紹介。

    PART2では、景気や物価、金利などのよく聞く経済用語や経済の読みとき方についてわかりやすく解説しました。

    PART3は、より身近なお金に焦点をあてています。たとえば、正社員やパート、個人事業主などの働き方によって、稼げるお金や待遇はどうちがうのか。また、結婚や出産、住宅購入、教育費など、ライフイベントにはどのくらいのお金がかかるのか。人生における「稼ぐお金」と「使うお金」を具体的に知ることで、ライフプランが立てやすくなるはずです。

    PART4は「投資」について基礎から解説しました。日本経済や社会のありかたが大きく変化するなかで、日本政府は「貯蓄から投資へ」という方針をかかげ、NISAやiDeCoなどの制度を拡充しています。むやみに投資を恐れず、正しい知識をもつことは、これからの社会においては不可欠だといえるでしょう。

    最後のPART5では、「税金」「医療保険」「年金保険」などについて取りあげています。税金や社会保険料は、漠然と「高い」と思っているだけで、しくみをよく知らないという人も多いでしょう。
  • ■父が息を引き取ったのは、
    わたしが立候補を伝えた翌日だった──。

    没後25年、初めて明かされる
    「凡人宰相」の苦悩と真実
    バトンを受け継いだ者の再起と覚悟

    著者渾身の手記、ついに刊行

    ■最後の言葉は、「起きたい、起きたい」

    自公連立を実現し、沖縄サミットを開催、日韓関係も躍進
    その激務のさなか、父は倒れた。

    「鈍牛」と呼ばれた父は、何を私に伝えたかったのか? 志半ばで倒れた父と、「遺志」と「思い」を受け継いだ娘、ふたりの足跡を明かす

    ■不器用な父が遺した愛と信頼は、私を立ち上がらせる原点だった
    第1章 誕生  ビルの谷間の三番目の子
    第2章 情愛  ゆっちゃーと呼ばれて
    第3章 平成 時代の節目の官房長官として
    第4章 覚悟 鬼になった父の宣言
    第5章 凡人  冷めたピザからのスタート
    第6章 邁進 沖縄サミットを決めた小渕政治
    第7章 忍苦  一日一生涯で削られた身心
    第8章 落日  夕日に照らされたあの日
    第9章 出発  父の後継者として歩み出す
    第10章 出産  子連れ大臣としての日々
    第11章 落城  崩れ去った砂の城
    第12章 再起  自分の足で立ち上がる
  • ■哲学が人間を、歴史が今を、物理学が宇宙を解明する
    日本のトップ7人とすべての疑問に答える

    ■トランプとどう付き合うべきか?
    2030年、日経平均はどうなるのか?
    ChatGPTの時代に哲学は必要か?
    日本人は戦争から何を学ぶのか?

    すべての疑問をとことん考えた!!
    見える景色が変わる、ニュースの見方が変わる

    ■白熱討議 知的興奮の渦 納得の連鎖
    同時代をどう見ればいいのか、その答えのすべてがある

    第1章 国際情勢はこう考えればいい 佐藤優 PART1
    第2章 資本主義とカネの核心 村上世彰
    第3章 生きる技術としての哲学 國分功一郎
    第4章 国際司法の現場とは 赤根智子
    第5章 日本人にとって戦争とは何か 吉田 裕
    第6章 素粒子物理学で何がわかる? 多田 将
    第7章 企業経営の極意を考える 似鳥昭雄
    第8章 アメリカ、中国と日本はどう向き合うか 佐藤優 PART2
  • ■あの裁判官をクビにしろ! 各社から出版拒否された問題の書、ついに刊行
    陰謀、世論、怨念、裁判官ムラ……
    専門書執筆多数の超有名判事が、SNS投稿を理由に戦後8人目の罷免判決を受けた。
    裁判官が「法の良心」より大事にする「暗黙の規範」とは?

    ■前代未聞の弾劾裁判が明らかにしたもの
    裁判官を国会議員が裁くとは? ツイッター投稿から「罷免」にいたるまでいったい何があったのか

    ■全国25の弁護士会が反対声明・意見書を出し、多数の憲法学者も懸念を示した異常な判決が出された本当の理由
    司法の絶望を証明する画期的著作

    ■伊藤真氏(弁護士・伊藤塾塾長)推薦
    「岡口劇場は喜劇の始まりか悲劇の始まりか。司法・政治・マスコミが結託した史上稀にみる弾劾裁判を、第一級の法律家が当事者として冷静に分析し、日本社会の危うさを可視化する必読の書」──伊藤 真
  • 1,705(税込)
    著:
    望月衣塑子
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    ■日本で最も著名なジャーナリスト、はじめての自叙伝
    秘蔵写真&撮り下ろし口絵つき

    黙っていてもいい局面で、どうしても黙っていられない。
    皆が沈黙してその場をやり過ごそうとしているとき、同調していられない。
    味方が誰もいなくても、一人だけ拳を突き上げてしまう。
    まわりに流されない。
    空気を読まない。
    そういう者に、私はなりたい。──著者
  • 戦後の日本国憲法下では天皇は政治的権能を失い、側近が政治的影響力を及ぼすことはなくなった。内大臣は廃止され、侍従長も純粋な天皇の秘書役となる。侍従職は御璽・国璽を管理するが、天皇の国事行為に関与することはありえなくなった。オクはまさしく政治の舞台から退場し、宮中の奥に収まったのだ。
     (中略)
     敗戦後しばらくは天皇に反発する国民も少なくなかったが、世論の大多数は天皇制を支持した。政治的権能は失ったが、精神的権威としての天皇は存続した。天皇は戦後の日本社会でも大きな存在でありつづけた。昭和の戦前戦中期に軍などの勢力にその権威が利用されたように、日本国憲法の下でも内閣その他の政治勢力によって天皇の権力(形式的ではあるが)と権威が利用される危険性は残ったのだ。
     昭和の亡国の歴史をくりかえさないためにも、天皇の政治利用は絶対に阻止しなければならない。ある特定の政治勢力に利用されていると国民が受け止めれば、国民統合の象徴としての信頼と権威は瓦解し、天皇制の存続も危うくなる。
     そのための「盾」として、重要な役割を担うことになったのがオモテを仕切る宮内庁長官である。宮内庁は内閣の下にある官庁だが、天皇を政治的、恣意的に利用しようとする動きがあれば、内閣といえどもその指示に抵抗しなければならない。ある局面では政府から超然とする必要があり、その気概が求められる。宮内庁長官はむずかしい職務である。
     (中略)
     象徴天皇制での宮内庁長官は2025(令和7)年初めの時点で歴代10人を数える。
     (中略)
     象徴天皇制が実施されておおよそ80年。この間に生じたさまざまな課題にたいして、各時代の長官はどう対処してきたのか。それを俯瞰することで、象徴天皇の形成過程とあるべき姿が浮かび上がってくると思う。(プロローグより)
  • テロリズム、インテリジェンス、サイバーセキュリティ等は、遠い世界のことと思いがちですが、こうした問題は意外にも私たちの日常生活とも密接に結びついています。20世紀の冷戦構造があった時代には、世界情勢の中心は米ソを軸とした二極の対立でしたが、ソ連崩壊後の世界では、民族・宗教・思想の対立が複雑化・混沌とし、テロや紛争が各地で絶え間なく起こっています。
    社会の諸課題が複雑化して既存の知識や分析枠組みが通用しにくくなる中、ガバナンス的思考は今後更に重要になるでしょう。こうした領域の一端に触れることによって、ガバナンス的な思考センスを身につけるためにも有効な一冊です。
    さて、インテリジェンスとは何を指すのでしょうか?
    「インテリジェンスとは、『政策決定者が国家安全保障上の問題に関して判断を行うために政策決定者に提供される、情報から分析・加工された知識のプロダクト、あるいはそうしたプロダクトを生産するプロセス』のことを言う」。
    この定義にしたがって、本書では、情報分析の素材となる情報の収集方法、情報の加工の方法、またその過程における有効な方法と陥りやすい誤りなど、実践的な知識を提供しています。
    そして、CIAやモサド、MI6や公安などインテリジェンス機関の活動の一端についての紹介やコラムで実際の事件を扱います。インテリジェンス機関と犯罪捜査機関との相違点もあきらかにされます。
    得られた情報に、分析という加工を経たプロダクトの優劣の考え方、また、ミラー・イメージング、クロス・チェックといったプロダクト生成時の問題や改善法などについても述べられます。
    インテリジェンス入門として、情報収集と情報加工の教科書として、格好の入門書です。

    [原本]
    『インテリジェンスの基礎理論 第二版』立花書房
    学術文庫に収録するにあたり、全面的に改訂した。

    【目次より】
    学術文庫版はしがき
    第一章 インテリジェンスとは何か 定義、機能、特徴
    第一章の補論
    第二章 インテリジェンス・プロセス
    第三章 インテリジェンス・コミュニティ ― 日米の組織
    第四章 インフォメーションの収集
    第五章 インフォメーションの分析
    第六章 その他のインテリジェンス機能
    第七章 インテリジェンスの課題 伝統的な課題から新たな課題へ
    第八章 インテリジェンス組織に対する民主的統制
    【巻末資料】
    解説 佐藤優
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    19世紀中期から20世紀初頭にかけてイギリス政治に登場した4人の政治家、ディズレーリ、グラッドストーン、チェンバリンおよびソールズベリの政治指導を解明し、これを通してこの期間のイギリスの政治外交の動向を描く。
    【目次】
    まえがき
    第一章 ディズレーリの帝国主義とその史的背景 帝国と民衆
    はしがき
    第一節 帝国観と体制観
    第二節 帝国主義政策の形成
    第三節 帝国主義政策の実施と政治指導
    第四節 帝国主義による体制の攪乱
    むすび
    第二章 グラッドストーンの外交政策とその崩壊
    はしがき
    第一節 基本方針
    第二節 後進地域における民族主義の圧力による基本方針の動揺
    第三節 後進資本主義諸国の衝撃
    第四節 悲劇的エピローグ
    むすび
    第三章 チェンバリンの帝国政策 帝国と体制
    はしがき
    第一節 新急進主義と帝国構想
    第二節 帝国構想の二側面
    第三節 帝国主義による民衆操作
    第四節 「社会帝国主義」
    むすび
    第四章 ソールズベリの極東政策の展開過程 政治家の像と政策
    はしがき
    第一節 日清戦争前におけるソールズベリの清国像
    第二節 状況の変化による清国像の崩壊
    第三節 象徴的清国像の創造とそれに基づく政策
    第四節 価値の清国地域像の形成とその修正過程
    第五節 象徴的清国像の再生とそれに基づく政策
    エピローグ
    事項索引・人名索引
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    「最大多数の最大幸福」の実現を是と考える功利主義によれば、人権の不可侵性は認められない。つまり、多数の幸福のために、少数の人間が犠牲になることを容認する。ロールズの「正義論」は、功利主義批判の書としてもある。
    さて、著者が依拠するのは、「トミスム」である。トミスムとは、中世の大神学者トマス・アクィナスに立ち戻り、カトリック哲学による新しい価値観の立て直しをする考え方である。トミスム法哲学を継承しつつ、「組織された社会の規範」を法の根源とした。
    法を制定・執行する国家とは、どのような存在であるのかを、法哲学的に解き明かした重要著作である。
    【目次】
    はしがき
    序論
    第一章 国家の予備的な諸要素
    第一節 人口を構成するもろもろの人間
    A 民族性
    B 階級国家
    第二節 領土
    第二章 国家の構成的な諸要素
    予備的考察
    第一項 国家の目的=世俗的公共善
    第一節 用語および方法の問題
    第二節 公共善の主体=公衆
    第三節 公共善の形式的対象=公衆がその善益として求めるもの
    第四節 公共善の質料的対象あるいは素材
    国家と経済
    国家と人格の諸価値
    もっぱら政治的な諸価値
    第五節 世俗的なものと宗教的なもの
    第二項 権威あるいは政治的権力
    第一節 国家における権威の必要
    第二節 政治的「権力」の活動対象
    A 固有の意味でいう統治
    B 行政
    第三節 統治者の諸権利および諸特権の職分的性格
    第三項 国家観念についての若干の学説の吟味
    第四項 国家の起源の哲学的問題
    第一節 国家=自然的社会
    第二節 国家の法律的根拠についての論争
    第三章 国家の諸性格
    第一項 法人としての国家
    第二項 主権的社会としての国家
    第三項 法に服するものとしての国家
    訳者あとがき

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    政治意識と投票行動をめぐる大量のデータを元に、衆院選、参院選、知事選、市長・市議選を心理学・社会学者が行動科学的に徹底分析した、選挙をめぐる実証的な貴重な緒である。
    【目次】
    緒言
    第一章 研究の目的と方法
    第二章 歴史的、社会的背景
    第三章 政治意識の基本構造
    第四章 投票行動を規定する態度要因とその構造
    第五章 投票行動決定因分析
    第六章 投票行動決定に関する若干の問題
    第七章 政党支持態度、政策意見、投票意図の変動
    第八章 政治的コミュニケーション行動とその影響
    第九章 社会集団の投票行動に及ぼす影響
    第十章 政治的認知の諸次元
    第十一章 デモグラフィックな要因と政治的特性
    補遺
    引用文献
    索引
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  • なぜ国家は世界の問題を解決できないのか? 私たちはどんな社会を望むのか?
    新時代の論客が、マルクスとシュミットの出会いを糸口に、現代社会に新たな希望をうち立てる!

    絶賛の声、続々!

    隠岐さや香氏
    本書は「資本の帝国」の本質を捉えつつ、新しい抵抗運動の可能性を惑星的な次元で構想している。

    斎藤幸平氏
    マルクスが完成させられなかった国家論の全貌がここにある。

    佐々木隆治氏
    博覧強記の俊英による卓越した理論的展開と現状分析。この混沌とした時代を読み解くための「最強の武器」となるだろう。

    私たちの日常生活は、ただ社会経済的に営まれるものではなく、政治的な次元において国家の意志や決断に左右される。国家を介してしか社会を組織できないのであれば、私たちは本当の意味で社会の主人公、つまりは主権者になることはできず、どこまでいっても国家による解決を最終的に期待するしかない。これが「国家主権」の内実であり、国家を批判するリベラルな論者でさえ、私たちの社会生活が国家なしに組織されていないことを理由に、さまざまな社会問題の解決を国家に頼ろうとする。だが、そもそも国家権力をつうじて気候変動やパンデミック、ひいては軍事紛争などを解決することが本当に可能なのだろうか。「21世紀の国家論」という壮大なタイトルを冠した本書で私たちが問いたいことはこの一言につきる。――「はじめに 回帰する国家主権」より

    目次
    はじめに 回帰する国家主権
    第一部 資本と国家に抗するマルクス
    第一章 資本主義はたんなる経済システムではない
    第二章 「政治の自律性」から「自律性の政治」へ
    第二部 マルクスとシュミットの邂逅
    第一章 主権の批判理論
    第二章 権威的自由主義の系譜学
    第三部 惑星主権と「資本の帝国」
    第一章 資本主義の地政学
    第二章 グローバル戦争レジーム
    おわりに 新たな国際主義のために
  • 本書に収録された二篇は、共和政ローマで活動した著作家にして政治家・弁論家マルクス・トゥッリウス・キケロー(前106-前43年)がプラトーンの『国家』と『法律』の衣鉢を継ぐ著作として構想・執筆した対話篇です。
    前51年に刊行された『国家について』は、前129年に小スキーピオーを中心に行われた討論を再現する形で書かれています。前129年前後といえば、グラックス兄弟を中心とする改革派とこれに対抗する保守派によって国民が二分され、国家が混乱の極みにあった時期でした。それはキケローが目前にしていたポンペイウスとカエサルが激しく対立する状況に酷似し、国家の危機のただなかでローマ国民にみずからの国家の偉大さを自覚させ、その安定と確立のために奮起を促すことを目的としています。
    この著作は、後代の国家思想はもちろん、テルトゥッリアーヌス、ラクタンティウス、アウグスティーヌスなど、キリスト教徒の著作家にも多大な影響を与えましたが、ルネサンス期には写本が発見されず、独立した著作として伝えられていた第6巻の「スキーピオーの夢」以外は失われたと考えられていました。ところが、1819年にヴァティカン図書館で写本が発見され、全体の約四分の一が復元されました。こうしてキケローの国家思想のほぼ全容を知ることができるようになったわけです。
    『法律について』は、『国家について』執筆中に続篇として構想されたと考えられています。しかし、前51年の夏からキリキア総督として多忙な日々を過ごし、その任務を終えてローマに帰国してまもなく、前49年初頭にはカエサルとポンペイウスの対立から勃発した内乱に巻き込まれることになったため、未完に終わりました。全5巻以上の規模をもつものとして執筆されましたが、現存する写本に含まれるのは第3巻の途中までです。
    本書では、過去から現在に至る法律が吟味され、それらは本当に法律の名に値するものなのかが検討されます。キケローが定めようとする法律は第一義的にはローマ国家の改革を目的とするものでしたが、それが自然本性に基づく法律であるかぎり、いかなる時代にも、いかなる場所でも普遍性を失わないものとして提示されています。
    こうして、激動の時代に生きたキケローは、理想的な国家と、その礎をなす理想的な法律を今日のわれわれに伝えてくれています。国家への信頼が揺らぐ今、碩学が残した偉大な訳業を初の文庫版でお届けいたします。

    [本書の内容]
    国家について
     第一巻
     第二巻
     第三巻
     第四巻
     第五巻
     第六巻
     スキーピオーの夢
     個所不明の断片
    法律について
     第一巻
     第二巻
     第三巻
     個所不明の断片
    訳者解説
    人名索引
    解 題(山下太郎)
  • 1,430(税込)
    著:
    島田雅彦
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社


    日本を“奪回”するために戦う
    テロリストたちの冒険譚(エンターテインメント)

    戦後日本が抱え込んでいるトラウマである「アメリカの属国」という屈辱的なステイタスから身をふりほどき、
    国家主権の回復、「自由日本」の創建をめざして戦うテロリストたちの冒険譚なんですから、痛快でないはずがない。
    (略)今の日本人にもっとも必要なのは秩序を紊乱することができるほどの想像力の暴走である。
    島田さんはそう考えてこの小説を書いた。(内田 樹「解説」より)

    世直しか、テロリズムか?
    壮大な政治冒険小説。

    父の復讐のためCIAエージェントになった男は、日米両政府の表と裏を巧みに欺き「その時」が訪れるのを待つ。
    親友のヤクザ二代目、聖母のごとき介護ヘルパー、ホームレス詩人、告発者、大物フィクサーらが集い引き起こされるのは世直しか、テロリズムか?
    いざ、サーカスの幕が上がる。壮大な政治冒険小説(エンターテインメント)。
  • 「楽しい政治」というタイトルを見て不真面目だとか不謹慎だと感じたなら、そういう人にこそ本書を手にしてもらいたいと思います。そうすれば「今」という時は「過去」の上に成り立っていること、その成り立ちには無数の人の無数の意図が混入していること、そしてそれを知ることは何より「楽しい」ものであることが分かってもらえるでしょう。
    本書は二部構成になっています。第I部では「今」がいかにして「過去」の上にあるのか、そのプロセスの多様さを映像作品を素材に明らかにしていきます。取り上げられるのは『ウォッチメン』、『コンクリート・カウボーイ』、『トイ・ストーリー』、『ノマドランド』等々。多くの人が見てきたこれらの作品からどんな「過去」と「今」が浮かび上がってくるでしょう? そして、第II部では、世界で起きている「今」の出来事を取り上げ、一つ一つの出来事の中にこそ「政治」があることが示されます。取り上げられるのは「Qアノン」をはじめとする陰謀論、旧約聖書の記述を歴史的事実として再現した「創造博物館」、作者の意図を超えて政治に利用された「カエルのペペ」等々。巻末に「キーワード事典」を完備した本書は、政治の「過去」と「今」を知ることができる最良のガイトブックです。

    [本書の内容]
    第I部 つくられた歴史から〈構造〉を知る
    第1章 集会と虐殺――パブリック・ヒストリーが開いた負の歴史
    第2章 コンクリートジャングルのカウボーイ――「歴史修正」の功罪
    第3章 妖怪と差別――トラウマと人種主義を「楽しむ」倫理
    第4章 ビデオと映画――共感の普遍化と〈構造による人種差別〉
    第5章 「トイ・ストーリー」はフェミニズム映画か?――#MeTooと進化するアメリカン・アイデンティティ
    第6章 ともに夢見るユートピア――反省と未完のプロジェクト「アメリカ」
    第7章 「アウトサイド」の国――周縁から裏返す『ノマドランド』のアメリカ

    第II部 つくる現場から〈コミュニケーション〉を知る
    第8章 アメリカのカーデモ――コロナ禍のフィールドで声をあげる
    第9章 代々木のデモのエスノグラフィー――「フィールド」をつなぎ、「見えない」ものに目を凝らす
    第10章 モニュメント・ウォーズ――記念碑をめぐる闘争と記憶する社会運動
    第11章 言葉のモニュメント――形のない「記念碑」で記憶する
    第12章 かえりみるミュージアム――博物館で/を植民地主義の歴史から脱する
    第13章 KポップファンのコンヴァージェンスなBLM――ハッシュタグ・ハッキングと正義の荒らし
    第14章 オルタナ右翼のカエル神――「ぺぺ右翼化事件」に見るミームの兵器化とSNSの戦場化

    「楽しい政治」のためのキーワード事典
  • 《すべての性欲を解き放て!》
    第三帝国が企てた「快楽」と「生殖」をめぐる大衆動員の実態とは?
    ナチズム研究をリードする著者による衝撃的論考の増補文庫化!

    産めよ殖やせよ。強きゲルマン人の子らを━ナチスは人間の欲望、とりわけ性欲を解放させることで、人々を生殖に駆り立て、社会を支配せんとした。
    「厳格で抑圧的なナチズム」という通説のイメージを、膨大な同時代資料を渉猟することによって覆し、性と権力、快楽と大衆操作が絡み合い展開した「欲望の動員」の実態に光を当てる、決定的研究!

    【本書「はじめに」より】
    本書はこのような観点から、第三帝国下の「性-政治」の実態を描き出そうとするものである。そこでの性と権力の複雑なからみ合いを、体制側の狙いと個々人の実践との齟齬や矛盾にも留意しつつ、性教育、同性愛、裸体文化、婚外交渉などの争点ごとに検証していきたい。その際とくに、従来の一般的な見方とは異なって、ナチズムが市民道徳への反発から性的欲求の充足を奨励し、ある種の「性の解放」を促進したプロセスに注目する。ダグマー・ヘルツォークの研究が明らかにしているように、彼らにとって性は生殖のためだけのものではなく、快楽や喜びをもたらす一種の刺激剤でもあったのであり、それを徹底的に活用した点にこそ、この運動の動員力を説明する手がかりがあると考えられる。その意味で本書は何よりも、生殖と快楽の問題にとりつかれた体制の「欲望の動員」のメカニズムを解明することをめざしている。

    【本書の内容】
    はじめに
    第一章 市民道徳への反発
    第二章 健全な性生活
    1 性的啓蒙の展開
    2 性生活の効用
    第三章 男たちの慎み
    1 男性国家の悪疫
    2 結婚を超えて
    第四章 美しく純粋な裸体
    1 裸体への意志 
    2 ヌードの氾濫
    3 女性の魅力
    第五章 欲望の動員
    1 新しい社交 
    2 悪徳の奨励 
    3 道徳の解体 
    おわりに 
    補章

    図版出典 
    あとがき
    学術文庫版あとがき
    索引

    *本書の原本は、2012年に講談社選書メチエより刊行されました。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    社会の分断が進んでいるなかで、インドネシアが多民族国家であり続けるのはなぜだろうか? その理由を歴史的な経緯に探り、根源へと迫る力作。ナショナリズムについて考える際の必読書である。
    タマン・シスワTaman Siswaとは「学童の園」という意味の私立学校の呼称で、1922年にジャワ島中部の古都ジョクジャカルタ市に誕生した。設立者はラデン・マス ・スルディ・スルヤニングラットという当時34歳の貴族であった。
    「タマン・シスワは、1920年代を通じてジャワ各地に分校が相ついで設立され、1920年代末からはジャワのみならずスマトラやカリマンタン、スラウェシなどインドネシア各地に拡大していった。タマン・シスワは、たんに特異な私立学校として当時の植 民地社会で注目されただけでなく、それが持つ民族主義的性格と文化運動としての重要性によってインドネシア独立運動史上、まことに注目に値する教育活動であった。」(「タマン・シスワの成立と拡大」土屋健治より)
    【目次】
    はしがき
    序 課題と方法
    第一章 クビジャクサナアン概念
    第二章 タマン・シスワ成立前史I(「原住民委員会」事件 一九一三年) ナショナリスト・インテリゲンツィアの登場
    第三章 タマン・シスワ成立前史II(一九一三年~一九二二年) ジャワ知識人の西欧認識
    第四章 タマン・シスワの成立と拡大(一九二二年~一九三〇年)
    第五章 組織化I(東ジャワ会議 一九三〇年)
    第六章 全国大会(一九三〇年)
    第七章 〈人民主義〉と〈聖なる家族〉の思想 スディヨノとデワントロ
    第八章 組織化II(全国大会以降 一九三〇年~一九三二年)
    第九章 「私学校条令」闘争
    結章 「民主主義と指導性」理念
    資料一 『もし私がオランダ人であったならば』
    資料二 『言語と民族』
    資料三 『ラービンドゥラナート・タゴールとわれわれの関係』
    資料四 タマン・シスワ学校の状況(一九三五・三六年)
    引用文献
    人名索引
    事項索引

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    官僚制、カリスマ的支配、理念型、合理化。卓越した分析力で、近代社会を読み解くキーターム群を生みだし、社会科学に圧倒的な影響を与えたウェーバー。
    人間精神から社会システムまで、古代から近代、ヨーロッパからアジアにまたがる広大な知の領域を精査し政治・経済・法・社会学から歴史・宗教学におよぶ壮大な業績を残した巨人が創始した社会科学への格好の入門書。
    【目次】
    目次
    第一部 近代的精神構造
    一 学問とは何か
    一 はじめに 学問と人間
    二 リッカートのヨーロッパ精神構造論
    三 主知主義
    四 ウェーバーの学問論
    五 むすび 学問の意味
    二 禁欲と自然主義
    一 問題の限定
    二 “禁欲”へのアプローチ 晩年の二つの講演
    三 禁欲と自然主義
    四 結び ウェーバーの思想的状況
    三 学問と政治
    一 はじめに
    二 ウェーバー的主体
    三 主体の対象化
    第二部 近代市民社会 一つの歴史像
    四 近代化
    一 まえおき
    二 マルクスと商品
    三 ウェーバーと品位
    四 近代化のパースペクティヴ
    五 ウェーバー的主体
    五 近代と古代 ヨーロッパの形成
    一 はじめに
    二 近代化という言葉について
    三 ウェーバーにおける“近代”のモメント
    四 ウェーバー・シンポジウム
    五 近代観の由来
    六 ウェーバーにおける近代と古代 『古代農業事情』をめぐって
    後記

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    国際金融論・ゲーム理論の分野で世界的業績をあげた著者は、バブル崩壊後の経済停滞の理由を金融政策の失策として、日本銀行の金融政策を批判した。著者の専門である、国際金融論・ゲーム理論の立場から、国際金融におけて政治と経済がどのような役割を果たすのかを解き明かす。
    【目次】
    はしがき
    第I章 序説
    1 はじめに
    2 本書の方法と構成
    第II章 国際通貨制度の選択
    1 はじめに
    2 国際通貨制度と国民的利害
    3 国際通貨制度選択のゲーム論的分析
    付論 ゲーム理論と寡占理論の基礎概念
    第III章 通貨統合の政治経済学 公共経済学による接近
    1 はじめに
    2 通貨統合の便益と費用
    3 政治的参加の理論 参加算術
    4 歴史的観点からみた通貨統合
    5 結び
    付論 参加算術の数学的定式化
    第IV章 ケインズ型モデルにおける貨幣政策の国際的連関
    1 はじめに
    2 政策の相互連関に関する諸研究
    3 ケインズ型モデルにおける戦略的分析
    4 固定為替制度における貨幣政策の連関
    5 変動為替制度における貨幣政策の独立性
    6 結び
    第V章 貨幣政策連関の戦略的分析 価格伸縮モデル
    1 はじめに
    2 貨幣政策の相互依存関係の定式化
    3 グラフと代数式による実例
    4 長期的分析と準備通貨国の役割
    5 結び
    付論 微分ゲームとしての世界マネー・ゲーム
    第VI章 為替制度と交易条件変動の効果
    1 はじめに
    2 基本的な枠組
    3 固定為替制度
    4 変動為替制度
    5 変動為替制度における非貿易財の役割
    6 結び
    付論 貨幣保蔵と支出行動のミクロ的基礎
    第VII章 為替制度とスタグフレーションの国際的波及
    1 はじめに
    2 二国モデルの枠組
    3 変動為替制度
    4 固定為替制度
    5 モデルの一般化
    6 要約と結論
    数学付録
    第VIII章 管理フロート制下における貨幣的連関
    1 はじめに
    2 モデルの枠組
    3 価格伸縮経済における為替レートに関する政策の国際的相克関係
    4 管理フロート制下における景気循環の波及
    あとがき
    参考文献
    索引
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    明治初期に新政府の大木喬任が旧幕臣の司法省官吏菊池駿助らに命じて編纂した江戸幕府の法令集である。「武家諸法度」など江戸幕府が出した主要な法令が収録されているものの、幕府の法令自体が多すぎ全てが収録されているわけではない。
    【目次】

    徳川禁令考前集解題
    前集校訂凡例
    緒言
    総目次

    論刑政沿革
    例言
    總目次
    巻一
    法制禁令之部提要
    公家
    第一章 禁裏向御法式
    第二章 禁裏附役人令條
    第三章 禁裏向御造営例條
    第四章 禁裏仙洞御料立制
    第五章 禁裏向御造営課役
    第六章 禁裏御料並洛中臨時雑令
    巻二
    公家
    第七章 御吉事 御即位、大甞会、女御入内、立坊、御疱瘡御痳疹御快然御祝儀、御移徒
    第八章 御凶事 崩御、炎上
    第九章 皇族公家衆法式
    第十章 学習所令條
    第十一章 蹴鞠令條
    第十二章 皇族朝紳凶事
    巻三
    武家
    幕府
    第十三章 徳川成憲百箇條
    第十四章 武家諸法度
    巻四
    武家
    幕府
    第十五章 軍令
    第十六章 軍役
    巻五
    武家
    幕府
    第十七章 上洛法令
    巻六
    武家
    幕府
    第十八章 日光社参
    巻七
    武家
    幕府
    第十九章 立制沿革之一 成憲考異、祭典、贈官、冊命、宣下
    巻八
    武家
    幕府
    第十九章 立制沿革之二 修陵、改暦、年号改元、国事
    巻九至巻十 国事承前
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    マクロ経済学の手法であるシミュレーション分析で、均衡理論を使い、日本経済を数値化し、家計や公共活動などの関係と実態をを解き明かす。
    【目次】
    はしがき
    第I部 基礎編
    第1章 シミュレーション分析の基礎
    第1節 模型分析
    第2節 計量経済模型の内部構造
    第2章 計量経済模型の具体例
    第1節 線型計量模型
    第2節 非線型計量模型
    第3章 計量経済模型の応用例
    第1節 ティンバーゲンの固定目標方式
    第2節 タイルの選好関数方式
    第4章 最小自乗法と共分散分析
    第1節 単一方程式模型の回帰分析
    第2節 線型回帰模型の共分散分析
    第5章 計量経済模型のシミュレーション
    第1節 連立方程式模型の推定方法
    第2節 非線型連立方程式模型の解法
    第3節 テストとシミュレーション
    第6章 最適制御シミュレーション
    第1節 制約条件と目的関数
    第2節 解法アルゴリズム
    第II部 応用編
    第7章 日本経済の軌道
    第1節 経済成長と景気循環
    第2節 景気循環の展開過程
    第8章 計量経済模型(JENMACRO)の作成準備
    第1節 模型分析の枠組
    第2節 JENMACRO, Mark I の試作
    第9章 計量経済模型(JENMACRO)のテスト
    第1節 JENMACRO, Mark I の改訂作業
    第2節 最終テストと事後予測
    第10章 オイル・ショックと日本経済の対応
    第1節 予測用 JENMACRO, MARK III の開発
    第2節 JENMACRO, Mark III の最終テストと予測
    第11章 激動期の計量経済模型
    第1節 制御対象(JENMACRO, Mark IV)の準備)
    第2節 JENMACRO, Mark IV の作成
    第12章 最適制御シミュレーションの分析結果
    第1節 計算準備
    第2節 基本的な分析結果
    第3節 暫定的な結論

    引用文献
    人名索引
    事項索引
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    戦後の1950年台における日本の左傾化を論じたもので、当時の日本の政治状況をめぐっての発言。当時の日本の政治を知るための史料として貴重である。
    【目次】
    はしがき
    戦後右翼ナショナリズムの萌芽形態 日本革命菊旗同志会の場合
    一 問題の所在と団体の歴史
    二 イデオロギー的特質
    三 団体の生理とその限界
    四 心理とパースナリティの問題
    むすび 戦後右翼の命運についての私見
    右翼ナショナリズムにおける戦後的特質の所在 その思想的立場の問題
    一 問題的視点
    二 生理的反動グループ
    三 戦後右翼の特徴
    四 民族新生運動の思想
    五 協和党の思想
    むすび
    民衆政治意識の基調
    一 混迷と停滞のなかにあるもの
    二 民衆意識の私的領域における分散と停滞
    三 政治意識における多元的複合性と非分極化傾向

    中間層指導者層の政治意識
    一つの問題提起
    一 地方指導者の発想方式の特色
    二 集計全般にあらわれた共通の特徴点
    三 階層別・学歴別・支持政党別集計等にあらわれた主要な特色
    むすび
    青年層の政治意識
    総括的分析
    一 世代の断層が意味するもの
    二 生活感情の新しさと古さ
    三 民族意識の分散と停滞
    四 政治意識における連続と断絶
    むすび
    労働者層の政治意識
    一 労働者意識の一般的傾向
    二 問題別に分析した諸結果について
    むすび
    補論 ボス的政治指導者の問題
    一 ボスとは何か
    二 ボス的指導者の実力と機能
    三 ボス的政治指導者を生む社会的背景になるもの
    付記
    付表
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    福祉国家批判を契機とした様々な議論は、既成の体制観や人間観あるいは党派性のために、冷静で包括的な検討を阻害しがちであった。本書の目的はそれら知的障害物を打破し、福祉国家を批判的に継承して〈あるべき福祉社会〉のヴィジョンを提出することである。
    【目次】
    まえがき
    第I部 福祉社会の諸前提
    1 歴史的諸前提
    1.1 福祉国家の危機 福祉国家の再検討 経済危機と福祉国家 など
    1.2 福祉国家から福祉社会へ 福祉国家の理念 福祉国家の成立 など
    1.3 福祉国家と社会主義 経済体制と経済制度 民主的混合経済体制 など
    1.4 経済体制の選択 国家の役割の理解 ケインズ理論の評価 など
    2 理論的諸前提
    2.1 効率と公平 資源配分の効率 市場経済と分配問題 ナショナル・ミニマムと再分配 など
    2.2 経済成長と福祉 経済成長と所得分配 経済成長と完全雇用 など
    2.3 資源と環境 人類の危機 持続的社会の条件 など
    2.4 主体としての人間 産業社会と人間形成 など
    第II部 福祉社会の諸制度
    3 就業と職業生活
    3.1 就業機会の保障 就業機会の保障の意義 経済政策の選択 など
    3.2 雇用問題と社会政策 失業率と欠員率 失業率の目標水準の選択 など
    3.3 教育と職業生活 職業と社会的地位 高等教育の規模の選 など
    3.4 職業生活の人間化 職場の人間化と労働者参加 産業民主主義の要求 など
    4 所得の分配と再分配
    4.1 分配と再分配 分配状態の計測 分配状態の評価 など
    4.2 財政と租税の制度 財政の機能 租税と公債 など
    4.3 社会保障の給付と負担 社会保障の諸制度 所得税と社会保障給付 など
    4.4 政府の規模の選択 政府の規模の検討 行政改革の意味 など
    5 保健・医療と社会福祉
    5.1 福祉社会と社会サービス 社会サービスの供給体制 など
    5.2 保健・医療の制度と政策 医療費の給付と医療制度 など
    5.3 社会福祉の制度と政策 社会福祉の機能と意義 など
    5.4 社会政策と地域計画 地域計画の課題 など
    第III部 福祉社会の諸条件
    6 都市・家族・人間
    6.1 福祉社会と都市政策 住宅問題と都市問題 など
    6.2 国家・企業・家族 混合経済体制の再検討 など
    6.3 教育と人間形成 教育の目標 など
    6.4 福祉社会の展望 現代社会と自由 など
    参考文献
    索引

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    「一言にしていえば、財政支出を厚生経済学的な観点から分析し、その分析を現実の財政支出の経済効率の評価にまで応用する」のが本書の狙いである。基本的に経済学は、市場メカニズム重視であるが、本書では公共経済学を扱い、その格好の入門書である。
    【目次】
    はしがき
    第I部 財政支出の純粋理論
    第1章 能力説の系譜とその再定式化
    1 利益説と能力説の素朴な定義
    2 能力説の多様化(1) ミルとエッジワース
    3 能力説の多様化(2) ワグナー
    4 能力説の多様化(3) ピグー
    5 能力説の再定式化
    第2章 利益説の系譜とその再定式化
    1 イタリアにおける利益説の系譜 マツォーラとド・ヴィティ
    2 北欧における利益説の系譜(1) ヴィクセル
    3 北欧における利益説の系譜(2) リンダール
    4 利益説の再定式化 サミュエルソンの公共財
    5 能力説と利益説 再論
    第3章 公共財の理論をめぐる問題
    1 ストロッツの提言とその問題点
    2 公共財と生産の分権化
    3 初期の議論 超越的な批判とそれに対する反論
    4 公共財の概念の再検討 最近の議論の検討
    補論 公共支出の純粋理論からみた均衡予算の原則
    第II部 財政支出の経済効率の評価 費用便益分析を中心に
    第1章 便益費用評価の有効性
    1 財政支出の分類
    2 便益評価の仕方
    3 便益評価の有効性
    補論 公共財の存在とセカンド・ベストの問題
    第2章 投資基準の問題
    1 異時点間の資源配分における消費者主権
    2 市場機構の不完全性
    3 最適成長論におけるとり扱い
    4 公共投資の割引率
    5 公共投資の機会費用
    第3章 宅地開発の費用便益分析 一つのケース・スタディー
    1 費用便益比率
    2 千里ニュー・タウン建設の費用便益分析
    3 泉北ニュー・タウンの場合
    4 おわりに
    補論1 千里ニュー・タウンの開発費用
    補論2 千里ニュー・タウン開発費用の費用負担について
    補論3 費用便益表について
    参考文献
    索引
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    江戸時代を代表する儒学者・藤原惺窩(1561~1619)と朱子学者・林羅山(1583-1657)における、政治的思想を検討し、江戸期における政治思想の成立の実態を解き明かす。
    【目次】
    序章 中国及びわが国儒学の概略
    第一章 惺窩の学風と学統
    第一節 藤原惺窩の経歴
    第二節 惺窩の『四書五経倭訓』と姜〓
    (一)『四書五経倭訓』
    (二)姜〓との関係
    第三節 惺窩学の成立
    第二章 惺窩の職能
    第一節 惺窩の「友社」とその生活
    第二節 御伽衆藤原惺窩
    (一)御伽衆
    (二)近世的職能
    第三節 排仏帰儒
    第四節 惺窩学の歴史的評価
    第三章 羅山学の成立
    第一節 林羅山の経歴と建仁寺の学問
    第二節 『心学五倫書』をめぐる近世思想史上の諸問題
    (一)『心学五倫書』の著作者問題
    (二)羅山との関係
    第三節 「心学」的思想形態の伝統
    (一)『心学五倫書』の歴史的背景
    (二)羅山と心学
    第四節 羅山の理当心地神道
    (一)清原宣賢の『日本紀神代抄』
    (二)羅山の理当心地神道
    第四章 羅山学とその学統
    第一節 羅山の教訓仮名抄
    (一)江戸時代初頭の教訓仮名抄
    (二)羅山抄
    第二節 四書仮名抄と羅山学
    (一)清原宣賢の『孟子抄』
    (二)羅山抄の思想
    第三節 羅山の政治思想
    第四節 羅山学の学統と清家学の伝統
    索引

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  • ■もう、この男しかいない
    戦後保守の可能性を一身に宿した政治家の全人生と政治ビジョンとは何か?
    全国民必読の一冊、緊急出版!

    ■「納得と共感の政治」を掲げて石破はどこへ向かうか
    はじめに──天命が降りる時
    第1章 政治はなぜ国民の信頼を失ったのか
    第2章 田中角栄──立ち帰るべき保守リベラルの原点
    第3章 わが来歴──政治家以前
    第4章 わが来歴──政治家篇
    第5章 保守とはリベラルのことである
    第6章 わが政策スタンスを語る
    第7章 近現代史を学び直す
    第8章 政治の信頼をいかに取り戻すのか

    ■政治はなぜ国民の信頼を失ったのか? 今こそ保守リベラルの原点に立ち帰れ
    保守の本質は寛容です。相手の主張に対して寛容性をもって聞く、受け入れる度量を持つ、という態度こそ保守の本質です──。(本書より)
  • 1,595(税込)
    著:
    鈴木洋嗣
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    文春の名物編集者は、政治に嵐が吹き荒れるとき、政権幹部と密室で何を話し合っていたのか?
    政界、官界のキーマンが実名でぞくぞく登場。
    全ビジネスパーソン必読の、手に汗握る「政治経済裏面史」。

    週刊文春、月刊文藝春秋の編集長を歴任し、
    数々のスクープをものにした著者による「政治取材の全記録」。
    実は著者の鈴木氏は、時の政権の「政権構想づくり」に深くかかわっていた。
    本書で取り上げられるのは、四つの政権(政治家)。
    第一章 安倍晋三
    第二章 菅義偉
    第三章 梶山静六
    第四章 細川護熙
    いずれも日本のターニングポイントとなった時代である。
    政治は夜に動く。雑誌ジャーナリズムが政治報道において果たした役割とは。
    この国の経済政策が失敗し続ける理由も、本書を読めば見えてくる。

    【本書の内容】
    第一章 安倍晋三
    鳴り物入りで始まった経済政策「アベノミクス」。
    その策定にひそかにかかわった筆者は、
    次第に疑問を抱くようになる。
    無制限金融緩和、ゼロ金利継続は本当に正しかったのか?

    第二章 菅義偉
    リアリストにしてプラグマティスト。
    新型コロナに振り回されて政権は短命に終わったが、
    「携帯電話の料金を豪腕で下げさせた」など、
    実績が再評価される政治家・菅の本質とは。

    第三章 梶山静六
    銀行の不良債権を「ハードランディング」で処理すべきと主張し、
    総裁選に敗れて無派閥に。
    日本の政官財が「無責任のキャッチボールを続けている」と喝破した、
    信念のひとだった。

    第四章 細川護熙
    筆者に背中を押され、月刊文藝春秋で「新党結党宣言」をして、
    非自民連立政権の総理に。
    戦後政治のターニングポイントと呼ばれる細川政権について、
    本人はいま何を語るのか。

    第五章 これからの経済政策プラン
    在野の政治経済記者として取材を続けてきた筆者による、
    「失われた30年を生んだ経済政策」の俯瞰による検証と、
    日本が生き残るための「これからの経済政策」の提言。
  • 「世の中がギスギスしている」「心に余裕のない人が多い」。学校や職場など社会の至る所から、そんな声が聞こえてくる。意見の異なる人と物別れになる。そもそも話し合いが成り立たない。ときにはお互いに譲らず、口汚い罵倒が飛び交うことさえある。それでも、人は生きるうえで他人と関わらざるをえない。どうすれば、こうした軋轢を解きほぐせるだろうか――。
    身近な経験から社会に関わる話題まで、捉えどころのない問題を整理し、解決に向かうための道筋を提示する。学歴主義、商業主義、成果主義、ルッキズム、差別といった様々な問題を抱える現代人のための実践的哲学!
    他人と一緒にやっていくにはどうすればいいか、多様化する社会で、相互理解を進めるための第一歩。不機嫌な時代の処方箋!


    【目次】
    はじめに
    序章 「いやならお金を払えばいいのに」の論理――断片化する公共圏

    第1部 子どもの難問――子育て、教育、学歴社会を考える
    第1章 お金のために勉強させてもよいか――教育の脱公共化
    第2章 偏差値は高ければ高いほどよいのか――大学への無理解
    第3章 大学は無料にすべきか――学歴偏重社会と反知性主義

    第2部 大人の難問――商業主義、イムズ、偏見を考える
    第5章 成果主義は善か――人を操ろうとする思考
    第6章 強く、正しく、美しく?――人を追い込む社会的偏見について
    第7章 犯罪者は犯罪者らしく?

    第3部 根本的な問題――思想的背景から解決へ
    第8章 そもそもリベラルとは何か
    第9章 思想的な対立を乗り越える――公共の再生
    第10章 公共圏の可能性――市民的連帯のもとでの取り組み


    参考文献一覧

    あとがき
  • シリーズ3冊
    1,265(税込)
    著:
    古川隆久
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    ニュースになった話題、事件を集大成! 昭和の日本を俯瞰する!――太平洋戦争の敗戦前後、マッカーサー日本上陸から高度経済成長のはじまりと民間出の皇太子妃内定まで……。皇室、政治、経済、社会、スポーツ、芸能と、幅広くとらえた画期的な戦後史事典。巻末に年表付き。

    ●本書は、ニュース映画の映像を中心にまとめたDVDブック『昭和ニッポン』のブック部分を3巻に分けて再編集したものである。『昭和ニッポン』は、昭和という時代の、政治、経済のみならず芸能、スポーツ、文化、世相などまで広範なニュース映像のなかから見るべき価値のあるものを厳選して24巻にまとめている。ブック部分は、編集部がまとめた映像をより深く理解できる手がかりとなるよう配慮して執筆、編集された。――<著者「まえがき」より>
  • 驚くべき新事実が次々と明かされた!――政治の世界を知り尽くし、「最後のフィクサー」と呼ばれた男がすべてを語った、3年間19回に及ぶ迫真の証言録(オーラルヒストリー)。伊藤隆(東京大学名誉教授)御厨貴(東京大学教授)によるインタビュー。

    ●「自衛隊の出動を検討しろ」
    ●岸が椎名に不信感を抱いた瞬間
    ●角栄は福田が死ぬほど嫌いだった
    ●角栄が言いだした「二階堂内閣」という化け物
    ●安倍ちゃんが「俺に先にやらせてくれ」と言ってきた
    ●中川一郎はなぜ死んだか
    ●まったく違う角栄と竹下の「金の渡し方」
    ●「創政会」の初会合には秘密裡に14名が集まった
    ●幻となった竹下救国内閣
    ●どのように藤山愛一郎は全財産を失ったか
    ●政財界との人脈図
    ――<本文より>
  • 1,980(税込)

    【"この国のかたち"を鉄路で描いた者たちの、栄光と蹉跌の全史】

    かつて日本には、国家の所有する鉄道があった。
    その組織は平時においては陸軍をしのぐ規模を誇り、列島津々浦々の地域を結びつける路線を構想することは、社会のグランドデザインを描くことそのものであった。
    歴代の国鉄トップは、政治家や官僚たちは、そして現場の人々は、この巨大交通システムに何を託し、いかに奮闘したのか。
    近代化に邁進する明治政府が新橋・横浜間を開設してから昭和末期に日本国有鉄道が分割民営化されるまで、「鉄道と国家」の歴史を一望する壮大なパノラマ!

    【本書より】
    日本の鉄道の歴史は大きく四つの時代に分けることができます。まず、明治時代の私鉄が主役だった時代、次に、日露戦争後に多くの私鉄を買収した政府が直営した時代、さらに、第二次世界大戦後、国鉄が公社化されて日本国有鉄道となった時代、そして現在のJRの時代です。
    (中略)
    本書ではこれから、日本の鉄道の歴史を、鉄道がいかにあるべきかというグランドデザイン、その実現のための経営体制、そしてそれを動かしてきた人物ということに焦点を当てて描き出していきます。それにあたって、この四つの時代区分という捉え方は、たいへん見通しをよくしてくれるので、これに従って議論を進めていきたいと思います。


    【本書の内容】
    プロローグ 「鉄道一五〇年」と国鉄
    [第一部  「国鉄」形成の道程]
    第一章 私鉄の時代(一八七二─一九〇六)
    1.官設鉄道の誕生 
    2.「鉄道の父」井上勝 
    3.鉄道敷設法と私鉄の繁栄 
    第二章 国家直営の時代(一九〇六─一九四九)
    1.鉄道国有法の制定
    2.「国鉄」の誕生
    3.初代総裁後藤新平の組織作り
    4.原敬と改正鉄道敷設法
    5.国鉄ネットワークの充実
    6.戦時下の苦闘とその遺産
    [第二部 日本国有鉄道の興亡─公社の時代(一九四九─一九八七)]
    第三章 「復興」の中で(─一九五五)
    1.占領期の混沌
    2.「公共企業体」の桎梏と総裁たち
    3.組織と人々
    第四章 「近代化」への邁進(―一九六五)
    1.新しい時代の鉄道像
    2.「改主建従」の夢
    第五章 光と影の昭和四〇年代(─一九七五)
    1.都市交通と国鉄の使命
    2.効率化がもたらすもの
    3.「政治主導」の時代
    4.国会とストライキと債務と
    第六章 再建の試みと崩壊(─一九八七)
    1.「後のない計画」
    2.分割民営化への道
    エピローグ JR以後(一九八七─)
  • 1,430(税込)
    著:
    長谷川幸洋
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    「いいか、奴らに鳩山政権を守る気などない。敵だよ」――クリスマスの晩、“異変”は静かに始まった。著者の身辺で次々と起きた不可思議な事件、その謎解きで見えた民主党豹変の真相。与野党激突の舞台をしつらえ、政治家を争わせて操る人々が、日本の中枢を支配している――!

    ベストセラー『官僚との死闘七〇〇日』、山本七平賞受賞『日本国の正体』の長谷川幸洋氏待望の新作。鳩山政権はなぜこんなに早く、こんなに大きく失墜したのか。「これは私自身が手触りの取材で感じた鳩山政権論である。政治家、官僚、メディアの現場感や本音にこだわった」(はじめに)とあるように、著者自身も本書の登場人物となり、実名を挙げてリアルに「鳩山官邸の敗北」を活写する傑作政治ドキュメント!

    第一章 官邸連続ミステリー
    ●財務官僚が議論にヤジ
    ●事業仕分けの功績者を邪魔者扱い
    ●菅直人の怒声「フジイの辞表をもってこい」
    ●官邸をないがしろにした財務省人事

    第二章 民主党抱き込み工作
    ●財務省のゲームプランにはまる
    ●霞が関の利権を財務省の利権に組み替え
    ●国家戦略室の法的根拠は「どうぞ総理のご勝手に」
    ●内閣総務官室が書いた驚くべき法案

    第三章 ドーナツ化する政権
    ●財務省お得意の「ヘトヘト」作戦
    ●藤井財務相辞任の背景
    ●政策決定の主導権を市場に委ねる邪道
    ●マニフェストと閣議決定の板挟み

    第四章 操縦されるマスメディア
    ●一回の電話で亀井に押し切られた鳩山首相
    ●勝主計局長が激怒
    ●国税と検察はスキャンダルを知っていた
    ●司法記者を検察のポチに仕立てる四重基準

    第五章 財政と天下りを分けるな
    ●民主党の成長戦略は専務理事政策の典型
    ●増税より公務員給与の削減が先
    ●財政危機と天下り問題は表裏一体
    ●総理大臣が小沢の代理人
  • 仕事師内閣を率い、行革を断行した信念の政治家の渾身の生涯とその知られざる素顔。わが政治、わが人生、わが妻。――日本のみならず海外での活躍が光った大物政治家の国家大計の思想に触れ、広く読者が天下国家を語りあう契機となる、決定版自伝です。

    政治家の場合、人生の回想を記すことは、読者を裁判官とする歴史の法廷に被告として立たされることである。……特に人生の晩年に書く『回顧録』には、得てして成功物語が多い。本当は身を刻むような挫折と失敗の連続で、成功と喜べるのは選挙で大勝した時くらいのものであるのに……。毎日、毎日は苦渋に満ちている。その失敗の記録のほうが、実は尊いのだろう。しかし、私のようなのんき者は、苦しかったことはおおむね忘れて、楽しかったことのほうが記憶に残っている。(「まえがき」より抜粋)
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    「こども家庭庁」創設の舞台裏を、政治過程の一線で奔走した参議院議員・山田太郎が渾身の実録! 組織を動かす政治ドキュメンタリー!
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    西田幾多郎に師事した哲学者だったが、戦後マルクス主義唯物論者に転向した著者が、「平和」について論じた12の講義をまとめた著作である。戦争の原因分析や、戦後日本や世界情勢についての深い洞察がある。
    【目次より】
    目次
    まえがき
    第一講 戦争はどうしておきるか
    一 戦争の原因

    五 植民地再分割のための戦争
    第二講 第一次世界戦争はどうしておきたか
    一 自由競争から独占へ

    四 植民地政策の必然性
    第三講 第二次世界大戦はどうしておきたか
    一 第一次大戦後の世界情勢

    八 ファシズムの形成
    第四講 戦後の世界情勢 その一
    一 全般的危機の第二段階とその特徴

    七 アメリカの侵略的諸計画
    第五講 戦後の世界情勢 その二
    八 朝鮮戦争とその結果

    一五 資本主義国家のファッショ化
    第六講 戦後の世界情勢 その三
    一六 植民地体制の崩壊

    二八 ラテン・アメリカ諸国
    第七講 戦後の国内情勢
    一 敗戦後の日本

    五 MSA体制と平和勢力の発展(一九五三年―一九五四年)
    第八講 世界平和運動の発展
    一 第二次世界戦争以前の世界平和運動

    四 ヴェトナム休戦以後
    第九講 日本の平和運動の発展
    一 第二次世界戦争以前の平和運動

    五 第三期 対決期 MSA体制と原水爆に反対し、ソ中との国交回復運動の高まる時期
    第十講 平和的共存の可能
    一 新らしい事態

    六 平和的共存の可能
    第十一講 日本平和運動の諸問題
    一 再軍備の問題

    十 組織の問題
    第十二講 質疑応答
    一 ソ同盟は平和を主張しながらなぜ軍備をもつか

    十一 基礎科学の勉強について

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    政治において「ロゴス(理念)」はどうあるべきなのか。パトス(熱情)に突き動かされがちな政治を改めて問い直す。
    【目次】
    目次
    はじめに
    第一部
    政治のロゴス(その一) 魂と国家
    政治のロゴス(その二) 「へつらい」の構造
    政治のロゴス(その三) イデオロギーの系譜
    第二部
    「承認」の問題 『精神現象学』をめぐって 
    「認識」と「承認」 「承認」の現象学のためのノート
    「承認」の構造
    はじめに
    I 「認識の終り」としての「承認」 ac-knowledgeという語の解釈学的構造分析 
    II 「認識の繰り返し」としての「承認」 re-cognizeという語の解釈学的構造分析 
    終りに
    あとがき

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    戦後間もない1950年初期に、保守的な動きが強まった。当時は、敗戦の直後ということもあり社会主義的・民主的な思想が隆盛していた中で、保守的な思想が反動として復活したことに対し、日本の進むべき方向性を示した本書は、当時の日本の思想状況を知るための貴重な資料である。
    【目次】
    はしがき
    第一部 民主主義のために
    革命と道徳
    革命と大学
    革命と暴力
    社会民主主義と国会の保守性
    総選挙を顧みて
    ひとごとではない
    革命問答
    反動問答
    この数年間民主主義は日本において進歩しつつあるか
    第二部 平和主義のために
    民族主義と国際連帯主義
    内乱
    思想の争いは必らず戦争になるか
    アメリカとソヴエトはどういうわけで協調できないのか
    平和論争の盲点
    私の愛国心
    毛沢東と中国革命
    日本・中国・ロシア
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  • 閉塞しきった日本の政治を、たった一人で変えた市長の「闘いの記録」
    議会、政党、宗教団体、市役所職員、マスコミ――周囲は敵だらけの四面楚歌
    権力闘争に勝ち抜く「秘策」がここにある

    「冷たい社会を優しい社会に変える」10歳でそう決意して48歳で念願の明石市長になった泉房穂は、利権渦巻く政治闘争に巻き込まれる。地元財界・宗教団体と癒着する市議会、職員を抱き込み改革に抵抗する副市長、県と日教組が手を組んで牛耳る歪んだ教育制度、反対勢力のリークを垂れ流すマスコミ……。何度も挫けそうになりながら「日本一の子育て政策」を実現した改革市長を支えたのは、市民の圧倒的支持と、幼少期から身につけていた「ケンカの技法」だった。

    (主な内容)
    ・世の中何かが間違っている
    ・故郷の明石を誰よりも愛し、誰よりも憎んだ
    ・わずか69票差で勝った市長選挙
    ・一人も味方のいない檻の中
    ・口利きをしてカネをもらう市議会議員
    ・暴言辞職、そして出直し選挙
    ・議会・職員・マスコミからの総攻撃
    ・発言をずっと隠し撮りされていた
    ・初めて明かす「政治家引退」の真相
    ・橋下徹くんに言われて反省したこと
    ・市長に予算と人事の権限がないだと?
    ・市役所のドン・副市長という存在
    ・霞が関キャリア官僚なんて優秀じゃない
    ・財務省と厚労省の醜い争い
    ・都道府県は不要どころか害悪
    ・県と日教組が手を組む歪んだ教育制度
    ・自民党の選挙はゼネコンと宗教団体頼み
    ・時代に取り残された新聞に未来はない
    ・官僚に引け目を感じる東大卒の朝日新聞記者
    ・子育てに注目が集まるのを嫌がる男たち
    ・市民は「テレビのウソ」に気づいている
    ・日本の「次のリーダー」の有資格者は誰だ

    (聞き手の政治ジャーナリスト・鮫島氏コメント)
    本書の対談で最も印象に残ったのは「私は故郷・明石のことを心から憎み、心から愛してるんです。まだ消えない理不尽に対して、誰よりも強い憎しみを抱いている」という泉さんの言葉だった。故郷に対する愛と憎しみの果てに、冷たい社会を優しい社会へ変える激しい政治闘争を繰り広げてきたのだ。
    ――「あとがき」より
  • プラトン初期対話篇の代表作、練達の訳者による決定版新訳が完成!
    本書では、当時を代表するソフィストであるゴルギアス、その弟子ポロス、気鋭の政治家カリクレス、ソクラテスの崇拝者カイレポンの四人を相手にしてソクラテスが対話を展開します。その中心的な主題は「弁論術とは何か」です。
    ただ雄弁に語り、聞く人を説得するのが理想的な弁論術ではありません。大した内容もなく、正しい知識を与えることもないのに、相手を論破したり、耳障りのよいことを訴えたりするだけの言葉が今もよく聞かれます。言うまでもなく、そのような言葉を語る人が政治的な意図を隠しているなら、聞く者は気づかぬうちに意図された方向に導かれ、特定の政治的な主張を支持するようにもなるでしょう。古くは「プロパガンダ」と呼ばれ、今日では「フェイクニュース」や「ポルトトゥルース」、「オルタナティブファクト」などと呼ばれる現象には、そのようなからくりが含まれています。
    では、正しい弁論術とはどのようなものなのか? ソクラテスは、ゴルギアス、ポロス、カリクレスの順に濃密な対話を交わし、その答えを明らかにしていきます。それは最終的に「正しさ」とは何かを知ることに行き着くでしょう。何が正しいのかを知っている人にしか正しい弁論術は使えない――当たり前に思えますが、その当たり前のことを残念ながら人類はプラトンの時代よりよく理解し、実践していると言えるでしょうか?
    価値の基準が崩壊したと言うしかない現代世界の中で、道徳的であること、正しくあることとは何か、という問いは、ますます重要性を増しています。練達の訳者によって蘇ったプラトン渾身の対話篇を手に、今と未来を考えていただけるなら幸いです。

    [本書の内容]
    [プロローグ ゴルギアスとは何者か]
    [第一幕 ゴルギアス対ソクラテス]
    [第二幕 ポロス対ソクラテス]
    [第三幕 カリクレス対ソクラテス]
    [エピローグ 死後の裁きについて]
  • 「非有機的生」とは何か?
    言うまでもなく、人間も含めた生物は有機体であり、その本質は「有機性」にある。しかし、人間がすべて有機性によって説明されるのかといえば、決してそんなことはない。
    例えば、自然の中には有機性をそなえた生物もいれば、有機性をもたない鉱物もある。しかし、人間が自然の中にあるものを加工し、改変を加えてみずからの有機的生のために利用するとき、それらの対象は総体として非有機的な「自然」として捉えられている。その結果、その「自然」の一部である人間もまた非有機的なものとして捉え返され、政治はそのような対象としての人間を操作し、駆動していくだろう。ここにあるのは「生政治」と呼ばれる問題にほかならない。
    このように単純な二項対立としては捉えられない有機性と非有機性は、技術や政治のみならず、思想や文学、芸術など、どこにでも見出される。目次を見れば明らかなように、本書をなす各章で扱われる対象は実に多様である。そこには、西洋/東洋、精神/身体、概念/図像、制作/生成、樹木/リゾーム、自我/魂、戦争(war)/闘争(combat)、権力/力、超越性/内在性、二元論/一元論、物質/理念、実体化/非実体化といった幾多の二項対立が広がっているが、それらはすべて有機的生/非有機的生という二項対立と交錯し、重なり、ずれながら、一つの巨大な問題系を照らし出していく。
    これまで身体、知覚、イメージといった問題を中心にして哲学や思想を、歴史や政治を、そして文学や芸術を多彩に、細やかに、そして大胆に論じてきた著者は、みずからの思索の全体を「非有機的生」という言葉を携えて俯瞰し、整理し、編み直してみせる。本書は、長年にわたる執筆活動を経てきた著者の集大成にほかならない。

    [本書の内容]
    見取り図──なぜ非有機性か

    序 章 (非)有機性についての混乱を招きかねない註釈

    第I部 総 論
    第一章 東洋、生成、図像
    第二章 芸術と器官なき身体
    第三章 人間あるいはシンギュラリティ

    第II部 各 論
    第一章 倒錯者のエチカ
    第二章 ブランショの革命
    第三章 知覚、イメージ、砂漠――仮説的断章
    第四章 顔と映画
    第五章 映画の彼方、イメージ空間
    第六章 時間の〈外〉とタナトス
    第七章 反〈生政治学〉的考察
    第八章 知覚されえないが、知覚されるしかないもの

    終 章 問いの間隙と分岐
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    ロシアの哲学者ベルジャエフ(1874~1948)は、マルキストであったが、ロシア革命後転向し、反共産主義者となり、十月革命後にパリに亡命した。神秘主義に則って文化や歴史を考察した。その中心的な思想には、「反共産主義」(共産主義がユダヤ教の選民思想に基づいていると批判)、「歴史哲学」(伝統と記憶を重視する)、「進歩主義批判」「人権、国民主権批判」などがその思想の中心にある。特異な思想家の全貌に迫る。

    【目次より】
    序文
    〔I〕生涯
    一 幼年時代
    おいたちと、家族
    幼年学校生活
    二 大学生時代
    革命運動
    ヴォログダ追放期
    三 壮年時代
    キエフ在住の頃
    ペテルブルク在住の頃
    破局の予感
    革命の嵐の中で
    四 亡命時代
    〔II〕思想
    一 思想概説
    思想の要旨
    思想の特色
    思想の形成
    二 社会論
    人格と社会
    社会批判
    イデオロギイ批判
    マルキシズムとキリスト教
    三 歴史哲学
    歴史批判
    超歴史
    時間論
    他歴史観との比較
    四 人間論
    対象化
    自由

    倫理
    新しさ
    不死
    人格主義
    五 キリスト教思想
    キリスト教入信
    神人論
    「ソボルノスト」
    終末論
    六 ベルジャエフとロシア思想
    ロシア宗教思想〔ホミヤコフ、フョードロフ、ソロヴィヨーフ、シェストフ〕
    ロシア社会思想〔虚無主義、無政府主義、社会主義〕
    ロシア文学〔トルストイ、ドストエーフスキイ〕
    ベルジャエフ著書目録
    ベルジャエフに関する著作
    あとがき



    田口 貞夫
    1922~ 2020年。宗教学者、思想家。東京大学図書館、上智大学外国語学部ロシア学科講師。東京大学文学部宗教学科卒業。専門は、ロシア思想史。
    著書に、『ベルジヤエフ 生涯と思想』『ロシア革命と正教 社会主義国における土着信仰の諸相』『ロシア宗教思想史』『解放神学』(共著)、
    訳書に、ベルジャーエフ『ロシヤ思想史』などがある。


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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    国家こそ人間のために! 本書は理想と現実との間の深いつながりを絶えずはかりながら、人間のために国家をその本来あるべき位置に据えて、新たなデモクラシーの歴史的・具体的理想をわれわれに示したものである。人間・デモクラシー・世界平和がきわめて深刻な危機にさらされている時代に、本書をあらゆる人々におすすめする。

    【目次より】
    感謝の言葉
    目次
    第一章 人民と国家
    民族、政治団体、国家
    協同体と社会
    民族
    政治団体
    国家
    正常な発展とそれに伴う倒錯の過程
    人民
    第二章 主権の概念
    問題点
    ジャン・ポダンの主権君主
    根源的誤謬
    主権とはなにを意味するか。ホッブスの「可死的な神」
    政治団体も国家も主権者でない
    人民も主権者でない。ルソーの主権的国家
    結論
    第三章 手段の問題
    目的と手段
    政治生活の技術的合理化
    政治生活の倫理的合理化
    人民の有するコントロールの手段と民主主義的国家
    退歩的もしくは野蛮的社会における手段の問題
    第四章 人権
    理論的な考え方において対立している人々も人権のリストに関して純粋に実践的な合意に到達することができる
    哲学的論点 人権の合理的基礎
    自然法
    自然法における第一の(存在論的)要素
    自然法における第二の(認識論的)要素
    人権と自然法
    人権一般について
    人権の個別的考察
    第五章 民主主義的憲章
    民主主義的・世俗的信仰
    政治的異端者
    教育と民主主義的憲章
    権威に関する諸問題
    予言者的・警世的少数派
    第六章 教会と国家
    序言 一般的・不変的原理
    一般的・不変的原理
    (1)人間人格と政治団体
    (2)教会の自由
    (3)教会と政治団体
    現実の歴史的実存における不可変的諸原理の適用
    (1)テーシスとヒボテーシス、歴史的風土と具体的な歴史的理想
    (2)近代文明の歴史的風土
    (3)教会の優越性の原理
    (4)協力の原理
    最も一般的かつ間接的な協力形態
    神の存在を公けに認識すること
    相互援助の特殊的形態
    いくつかの実際的結論
    第七章 世界政府の問題
    二者択一
    いわゆる国家主権の放棄
    世界的政治社会の必然性
    まったくの政治理論対たんなる行政理論
    超民族的勧告機関
    訳者あとがき

    マリタン、ジャック
    1882~1973年。フランスの哲学者。パリ・カトリック大学教授。新トマス主義者。
    ソルボンヌ大学卒業。
    著書に、『三人の改革者 - ルター.デカルト.ルソー』(麻生宗由訳)『宗教と文化』(吉満義彦訳)『詩とは何か - その位置について』(共著、倉田清訳)『人間教育論 岐路に立つ教育』(溝上茂夫訳)『岐路に立つ教育』(荒木慎一郎訳)『人間と国家』(久保正幡・稲垣良典訳)『典礼と観想』(共著、須賀敦子訳)『芸術家の責任』(浜田ひろ子訳)『フランス哲学者の見たアメリカ』(小林珍雄訳)『人間の教育 - ジャック・マリタンの教育哲学』(ドナルド・A・ギャラガー、アイデラ・J・ギャラガー編、稲垣良典監修、梅村敏郎訳)などがある。

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    国ならびに地方の歳入・歳出と税の関係を徹底的に分析する。国税、地方税、所得税、住民税などを、諸外国の例も交えて論じた力作。税と国と地方の経済活動はどうあるべきなのかを検証するための必読書。

    はしがき
    第I部  国と地方の財政関係
    第1章 政府の役割と財政構造
    1 政府の役割
    2 公共部門の規模
    3 国・地方の財政規模
    4 国と地方の財政関係
    5  都道府県と市町村の財政
    6 経済成長と都道府県・市町村の歳入
    第2章 諸外国における財政と地方財政調整制度
    1  財政規模
    2 地方財政調整制度の概要
    3 諸外国の地方財政調整の規模
    4 地方財政調整制度の将来動向
    第3章 地方交付税による財政調整
    1 財政調整の概要
    2 地方団体間の財源調整方式
    3 地方交付税と交付税率
    4 交付税の代替的な配分方式による地方歳入のシミュレーション
    5 地方交付税配分方式の評価基準に関する一試論
    第II部 国の財政構造
    第4章 国の歳入・歳出
    1 歳入
    2 歳 出
    3 歳出に含まれる地方への移転
    4 税制改革の動向
    第5章 所得税の累進構造
    1 実証分析の展望
    2 所得税制と所得控除
    2. 1 所得税制 2.2 所得階級別控除額の推計
    3 所得控除
    3.1 所得控除の決定要因 3.2 所得階級別所得控除の推移
    4 モデルと分析
    5 所得分布と所得税
    6 シミュレーション
    7 まとめ  
    第6章 最適課税の観点からみた所得税
    1 関心高まる所得税減税
    2  最適適所得税構造とは
    3 最適所得税論の考え方
    4 最適課税理論の適用
    5 最適所得税制の分析
    6 最適所得税からみた現行所得税制
    7 むすび
    第III部 地方の財政構造
    第7章 地方の歳入構造
    1 地方団体の歳入構造
    2 国税・地方税の地域間格差
    3 歳入総額の地域間格差
    4 地域別の受益と負担の構造
    5 税制改革と地方財政
    補論 住民税の地域別減税額推定
    第8章 地方の歳出構造
    1 歳出構造の概観
    2 歳出の相互依存関係について
    第9章 歳入・歳出の相互依存関係
    1 地方財政調整制度と歳出
    2 社会福祉費と地方団体の財政状況
    3 経済合理性からみた市町村の投資行動
    4 残された問題.
    第10章 地方財政モデル
    1 実証研究の展望
    2 地方財政モデルの特定化と推定
    3 モデル・シミュレーション
    参考文献・資料


    斉藤 愼
    1952年生まれ。大阪学院大学教授、大阪大学名誉教授。大阪大学経済学部卒業〔経済学士〕。大阪大学大学院経済研究科修士課程修了〔経済学修士〕。大阪大学大学院経済研究科博士課程中途退学。経済学博士。専門は、財政学、地方財政論、社会保障論。
    著書に、『政府行動の経済分析』『現代経済学』『どうする法人税改革』『地方分権化への挑戦 「新しい公共」の経済分析』(共著)『新しい地方財政論 新版』(共著)などがある。


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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    江戸時代の水戸学、国学から説き起こし、第二次大戦後の「日本国憲法」成立後の現代まで、法学の泰斗が日本人の国家観を精査する。

    【目次より】
    I 法思想における「国体論」
    1 法思想における「国体論」
    一 「国体論」の生成と終焉
    二 水戸学と国学
    三 明治維新と「国体論」
    四 国体と政体
    五 上杉慎吉と筧克彦
    六 「国体明徴」
    七 「一億玉砕」
    2  騎馬民族説と「国体論」
    一 英雄・非常時・神話
    二 政治神話としての「国体論」
    三 「国体論」と記紀神話
    四 騎馬民族説と国学
    五 騎馬民族説と天皇機関説
    3 日本社会と法
    一 日本人の訴訟嫌い
    二 中国人の訴訟嫌い
    三 不足主義と最悪事態観
    四 清く明き心
    五 「タテ社会」論
    六 縁社会
    七 結び
    II 政治の中の憲法
    1 昭和前期の法と政治
    一 概観
    二 「満蒙の危機」(一)
    三 「満蒙の危機」(二)
    四 法廷闘争
    五 満洲国における王道・覇道・皇道
    六 「東亜新秩序」
    七 「国防国家」
    八 天皇制と天皇
    九 現代よりの回顧
    2  憲法論争の幕切れ
    一 宮沢俊義の改憲消極論
    二 美濃部達吉の改憲消極論
    三 美濃部の反象徴天皇制論
    四 宮沢の「八月革命説」
    五 最晩年の美濃部
    3 「八月革命説」ノート
    一 ポツダム宜言
    二 八月―一日連合国回答
    三 「権限通達」
    四 日本国憲法
    五 日本側の対応
    六 「八月革命説」
    4 ワイマール体制と戦後民主主義
    一 昭和二十一年の危惧
    二 ヴニルサイユとポツダム
    三 小党分立
    四 ワイマールの轍?
    五 ファシズム 情念の支配
    III 国学研究覚書き
    1 『国意考』ノート
    2 宜長考
    3 国学と上代日本
    あとがき

    長尾 龍一
    1938年生まれ。東京大学名誉教授。法学者。東京大学法学部卒業。専門は、法哲学・政治思想史・憲法思想史。
    著書に、『ケルゼンの周辺』『日本法思想史研究』『思想史斜断』『遠景の法学』『法哲学入門』『日本国家思想史研究』『アメリカ知的冒険旅行』『アメリカ知識人と極東』『大道廃れて』『カール・シュミットの死』『政治的殺人』『神と国家と人間と』『法学に遊ぶ』『リヴァイアサン』『日本憲法思想史』『思想としての日本憲法史』『憲法問題入門』『法学ことはじめ』『西洋思想家のアジア』『文学の中の法』『争う神々』『純粋雑学』『されど、アメリカ』『法哲学批判』『ケルゼン研究』『古代中国思想ノート』『オーウェン・ラティモア伝』『ケルゼン研究II』『ケルゼン研究III』などがある。

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    トロツキーによる反ファシズム論パンフレット。トロツキーは、ドイツで台頭しつつあったファシズムの危険性と問題点を解明し、コミンテルンとドイツ共産党による政策の誤りを暴き出した。

    【目次より】
    一 次は何か?
    序文
    1 社会民主主義
    2 民主主義とファシズム
    3 官僚的最後通牒主義
    4 統一戦線の問題に関するスターリニスト的ジグザグ
    5 統一戦線の歴史
    6 ロシアの経験の教訓
    7 イタリーの経験の教訓
    8 統一戦線をとおして統一戦線の最高機関としてのソヴィエトヘ
    9  SAP(ドイツ社会主義労働者党)
    10 中間主義『一般』とスターリニスト的官僚主義の中間主義
    11 ソ連の経済的成功と制度の官僚化の矛盾
    12 ブランドラー派(CPD)とスターリニスト的官僚
    13 ストライキ戦術
    14 労働者管理とソ連との協力
    15 情勢は絶望か
    結語
    二 唯一の道
    序文
    1 ポナパーティズムとファシズム
    2 ブルジョアジー、プチ・ブルジョアジー、プロレタリアート
    3  社会民主党とファシズムの同盟か、ないしは闘争か
    4 テールマンの二十一の誤謬
    5 スターリン・テールマンの政策を彼ら自身の経験によって検討す
    6 プラーグでは統一戦についてなんというか
    7 景気循環の光に照らして見た階級闘争
    8 社会主義への道
    9 唯一の道
    結語
    三 ドイツ労働者への手紙
    1 ヒットラーの戦略の背後に何が隠されているか?
    2 われわれはいまファシズムを撃退することができるか?
    3 ボルシェヴィキと一九一七年の統一戦線
    4 ブリューニングは「より小さな悪」であるか?
    5  反ファシスト戦線
    6 別個に進み、いっしょに撃て
    7 コルニロフとケレンスキーにたいするレーニンの見解
    四 ドイツ・プロレクリアートの悲劇
    1 スターリンのコミンターン
    2 テールマンの愚論
    3 政策のジグザグ
    4 ドイツを取巻く鉄環
    5 オーストリアの役割
    6 「相互不可侵」
    7 猿轡をはまされた党員
    8 スターリンの八月四日
    五 ヒットラーはいつまでつづくか?
    1 情勢は朋白である
    2 卑俗な唯物論
    3 露骨な誤謬

    トロツキー
    1879~1940年。ウクライナ生まれのソビエト連邦の政治家、ボリシェヴィキの革命家、思想家。
    著書に、『レーニン』『バルカン戦争』『ロシア革命史』『永続革命論』『わが生涯』『裏切られた革命』などがある。

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    現代アメリカの外交において重要なウッドロー・ウィルソンの構想の誕生から、その軍事政策、集団安全保障への道のりを辿る力作。

    【目次】
    序説 現代アメリカ外交における正統と異端
    第一部 ウッドロー・ウィルソンの初期外交思想
    序章 米西戦争のはざまで
    第一章 基調=リベラル・デモクラシーの政治思想
    第二章 「自由貿易主義的:経済思想
    第三章 拡張主義的経済外交政策観
    第四章 「福祉主義」の内政思想
    第五章 帝国主義と三人の思想
    終章 ウィルソンとホブソン

    第二部 ウッドロー・ウィルソンの軍事政策
    第一章 「パクス・ブリタニカ」の世界
    第二章 ふたつの政治観
    第三章 中立と脅威
    第四章 脅威の増大
    第五章 陸軍と海軍 一九一六年軍備増強法案の場合
    第六章 世論と軍備
    第七章 「世界最強の海軍」と新しい脅威
    第八章 自由主義世界秩序
    第九章 ふたつの条件
    第十章 「国際海軍」と国際連盟
    第十一章 海軍当局と海軍計画
    第十二章 世論の拘束
    第十三章 ぱり休戦会議と「海洋の自由」
    第十四章 「パリ海軍会議」
    第十五章 パリ会議のあと
    むすびにかえて
    補章 軍備増強モデル

    第三部 ウッドロー・ウィルソンと集団安全保障体制構想
    はじめに
    第一章アメリカ外交の文脈のなかで
    第二章 集団安全保障体制構想を生み出したもの

    終章 「パクス・アメリカーナ」への道


    参考文献
    あとがき

    進藤 榮一
    1939年生まれ。政治学者。筑波大学名誉教授。京都大学法学部卒業。法学博士。米国ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際関係大学院(SAIS)博士課程。専門は、アメリカ外交、国際政治経済学、アジア地域統合。
    著書に、『現代アメリカ外交序説―ウッドロー・ウィルソンと国際秩序』(吉田茂賞受賞)『現代紛争の構造』『非極の世界像』『現代の軍拡構造』『地殻変動の世界像―新たな国際秩序を読み解く』『ポスト・ペレストロイカの世界像』『アメリカ―黄昏の帝国』『敗戦の逆説』『戦後の原像』『現代国際関係学―歴史・思想・理論』『分割された領土―もうひとつの戦後史』『脱グローバリズムの世界像』『東アジア共同体をどうつくるか』(『国際公共政策』『アジア力の世紀――どう生き抜くのか』『アメリカ帝国の終焉』などがある。

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    19世紀のロシアでは、西欧化するか、スラブ主義を貫くかの政治的葛藤があった。維新期の日本さながら、守旧派と革新派の闘争を読む。ヨーロッパに隣接しながら、独自のスラブ的精神風土をもっていたロシア。近代化の波にどのように対処したのかを、政治思想の観点から説き明かす。

    【目次】

    第一部
    第一章 西欧文明の挑戦に対するロシヤの応答
    第二章 ロシヤ精神史における「西」と「東」、インディヴィドゥアリズムとコレクティヴィズム
    第三章 チャアダーエフとその歴史哲学的問題提起
    第四章 スラヴ派と西欧派の大論戦
    第二部 
    第五章 西欧派の系譜
    第六章 ペリンスキーとその無神論的社会主義
    第七章 バクーニンとその無政府主義
    第八章 ゲルツェンのナロードニチェストヴォ
    第三部
    第九章 古典的スラヴ主義
    第十章 キレエーフスキー――ロシヤとヨーロッパの精神史的対比
    第十一章 ホミヤーコフにおけるスラヴ主義の展開
    第十二章 ダニレフスキーの生物学的スラヴ主義
    第十三章 附説 ロシヤ帝国主義のイデオロギーとしての汎スラヴ主義
    第十四章 レオンチェフの反動的スラヴ主義

    参考文献について
    主要人名索引

    勝田 吉太郎
    1928~2019年。政治学者。京都大学、奈良県立大学名誉教授。鈴鹿国際大学名誉学長。京都大学法学部卒業。専門は、ロシア政治思想史、ロシア精神史、アナーキズム。法学博士(京都大学)。
    著書に、『近代ロシヤ政治思想史―西欧主義とスラヴ主義』『革命とインテリゲンツィヤ』『アナーキスト-ロシア革命の先駆』『ドストエフスキー』『知識人と自由』『革新の幻想-社会主義を問い直す』『革命の神話-社会主義に未来はあるか』『現代社会と自由の運命』『平和憲法を疑う』『平和病日本を撃つ』『敗戦後遺症シンドローム』『神なき時代の預言者 ドストエフスキーと現代』『宰相論』『民主主義の幻想』『時を読む 勝田吉太郎の警世嗟言』『民主教育の落し穴 戦後世俗化の風土を斬る!!』『勝田吉太郎著作集(全8巻)』『思想の旅路 神なき世紀の悲劇を見つめて』『文明の曲がり角』『核の論理再論-日本よ、どこへ行く』『甦るドストエフスキーの世紀 現代日本への警鐘』『ドストエフスキー』などがある。

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  • ハンナ・アレント(1906-75年)の『人間の条件』(英語版1958年)は、「人間」とは何か、とどまるところを知らない科学と技術の進歩は人間をどう変化させるのか、といった課題を考える際に不可欠の書として多くの人によって手にされてきた。待望の新訳(講談社学術文庫)刊行に際し、その訳者を務めた第一人者が決定版となる解説書を完成。定評ある『精読 アレント『全体主義の起源』』(講談社選書メチエ)の姉妹篇。『人間の条件』全6章のエッセンス、その背景や可能性を徹底解説!

    【本書の内容】
    序 章 マルクスと西洋政治思想の伝統
    1 古典的政治哲学の成立
    2 ソクラテス
    3 存在への問いとプラトン
    4 近代の転換
    5 自然と人間の物質代謝

    第I章 観照的生活と活動的生活
    1 アウグスティヌスと古代世界の没落
    2 不死と永遠

    第II章 公的なものと私的なもの
    1 アテナイにおける古典的ポリスの成立
    2 古代における公私の区分
    3 社会的なるものの勃興
    4 公的領域の光の喪失
    5 私有財産の意味
    6 公私の区分の意味

    第III章 労 働
    1 「労働」と「仕事」
    2 「世界」と労働、仕事の位置
    3 人間の生と労働の意味
    4 労働と生産力
    5 私有財産の源泉としての労働
    6 労働の労苦からの解放は何をもたらすか
    7 大衆消費社会という不幸

    第IV章 仕事と制作
    1 産業革命における「消費」の無限拡大
    2 制作過程の変容
    3 功利主義批判
    4 工作人と交換市場
    5 世界の永続性と芸術

    第V章 行 為
    1 第二の「出生」
    2 行為と人間事象の脆さ
    3 ギリシア人の解決としてのポリスと「権力」概念
    4 ヘーゲルからマルクスへ
    5 行為の代替としての制作
    6 人間関係を修復する「奇蹟」としての「許し」
    7 行為の「予測不能性」に対する救済としての「約束」
    8 自然過程への「行為」の介入

    第VI章 近代の開幕と活動力のヒエラルキーの転換
    1 近代の起点
    2 ガリレオによる望遠鏡の発明
    3 近代数学と経験からの解放
    4 デカルトの懐疑
    5 デカルト的内省と共通感覚の喪失
    6 観照と活動の伝統的なヒエラルキーの解体
    7 制作から過程へ
    8 「工作人」の敗北と功利主義の限界
    9 労働と生命の勝利
    10 展 望
  • すべては「主君」のために――「石原新党」立ち上げを準備。田中眞紀子外相を恫喝、メディアを操作し、「小泉劇場」を演出。スター政治家と側近の人生にみる異色政治論。 小泉純一郎と石原慎太郎、異能の政治家に忠誠を誓った二人の側近は、嘘も恫喝も厭わなかった。手段を選ばず頂点を目指した男たちの人生観に政治の本質を見た!

    ●「ところで、総理」頃合いを見て、飯島が切り出した。「竹中(平蔵)さんは信用できない部分があります。総理と会った後に総理の言葉を正確に伝えていない場合があります」(中略)無言を貫く小泉――。飯島の仕事はここで終わりである。

    「私はこれまであなたの言われたとおりに動いてきました。これからも同じです。(中略)辞表を書けというなら書きますよ」石原が言い出せないことを察し、逆に浜渦から切り出したのだった。その瞬間、なんと石原は泣き出した。 (本文より)
  • 臨時軍事費特別会計制度──それは戦争の勃発から終結までを一会計年度とするものである。この制度は一般会計とは異なり議会のチェックを実質的にはまったく受けることなく、日銀に国債を引き受けさせて、戦争の続くかぎり戦費を無尽蔵に調達できる「打ち出の小槌」だった。統帥権や軍部大臣現役武官制ほど知られることのない、この「日本を破滅させた制度」の実態に迫り、日本人の欠点を抉り出す。


    ●ある時代にあっては意味があり、有効であった制度設計が、その後意図せざる国家の破滅の準備をしてしまうことがあります。戦前の大日本帝国の場合、それは三つあったと考えられます。

    (1)政治の容喙をいっさい許さない統帥権
    (2)倒閣の道具にされ、軍部をのざばらせることになった軍部大臣現役武官制

    についてはよく知られているところですが、もうひとつ、こうした軍事面とは別に、

    (3)戦争の勃発から終結までを一会計年度とする臨時軍事費特別会計制度

    があります。この制度は一般会計とは異なり議会のチェックを実質的にはまったく受けることなく、日銀に国債を引き受けさせて、戦争の続くかぎり戦費を無尽蔵に調達できる「打ち出の小槌」でした。カネがなければ戦争はできません。この制度あるがゆえに、軍部は戦線を次々に拡大してゆきました。
     満洲事変から日中戦争(支那事変)にかけて、日本の景気は上向きます。国民もメディアもこれを喜んだことは事実です。しかし、戦争が続き、ついには対米戦争に突入すればすべては破綻します。臨時軍事費特別会計はいつしか国家財政の枠を超え最終的には敗戦後の超インフレを引き起こすことになります。このことへの深刻な反省が、戦後日本において国債の日銀引き受けを「財政の禁じ手」としたのです。
     いま、その「禁じ手」が解かれようとしています。暴走する財政、それをチェックできない議会、一時の好景気に幻惑されるメディアと国民を待つ運命はどのようなものなのか。
    本書は従来あまり指摘されてこなかった制度と、その「魔性」について紹介し、歴史の教訓について考えます。
  • speechを「演説」と訳したのは福沢だった。
    そして福沢自身、抜きん出た名演説家だった。

    日本の近代化・文明化のためには、独立した個人が自らの思想を大いに論じ合わなければならない。
    明治という時代が大きく動き出す中で、日本のよりよき未来を、熱く巧みな弁論で語り尽くした、その記録。
    著作で見せるのとはひと味違う、福沢のライブ感溢れる言葉が、時代を超えて日本人の心を撃つ!

    今日における福沢の思想史的再検討をリードする編者が、残されている速記録や原稿から「名演説」を厳選し、わかりやすい解説を付して編集した、画期的演説集。

    【本書より】
    日本世界をもっとわいわいとアジテーションをさせて、そうして進歩するように致したいと思う。それが私の道楽、死ぬまでの道楽。何卒皆さんも御同意下さるように。

    【主な内容】
    第一章 「演説」と「交際」の創始
     演説はなぜ必要か/政府の専制から人民の政府 など
    第二章 実業界へ出でよ
     智識交換・世務諮詢に不景気なし/道徳は説くのではなく示せ など
    第三章 立憲国家の国民へ向けて
     経済学芸への注意を怠るな/学問に凝る勿れ など
    第四章 個人の独立、国家の独立
     銭は「人生独立の母」なり/政論の下戸となるな/学者は飼い殺せ など
    第五章 次世代へのメッセージ
     老却せる老生からの勧告/排外主義と自尊自大の戒め など
    編者解説
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    作家、芸能人、政治家、経済人、スポーツ選手。一線で活躍する著名人たちには、人生に裏打ちされた「ことば」がある。
    田中角栄、白洲次郎、ちばてつや、美空ひばり、市川團十郎、ジャイアント馬場、高倉健、笠智衆、いかりや長介、金丸信、井上ひさし、三波春夫、三國連太郎、五島慶太、堤康次郎、北杜夫、寺山修司、西城秀樹、小渕恵三、相田みつを、、田辺聖子、梶山静六、鶴田浩二ほか、総勢365人の言葉とエピソードを一日一人一ページずつ楽しめる。
    自分で楽しむのはもちろん、大切なあの人へのプレゼントとしても最適な一冊です。

    本書序文より

    本書は、『週刊現代』に掲載された多くの方々のインタビューや特集記事から、印象的な言葉を選りすぐった、日めくりの名言集です。
    名言といっても、古典的な格言集に出てくるような大仰な言葉ばかりではありません。なかには「ボケ、ヘタクソ」「黙って食え」など、いったいどこが名言なんだと戸惑われるような言葉もふくまれています。
    しかし、そんな言葉も、必ず発せられた背景があります。芸能、スポーツ、政治や経済の世界の第一線で活躍した人たちが、思いをもって口にしたものです。
    それらの言葉の向こう側には、人生があります。そして、努力や成功、喜びや悲しみ、悔しさ、愛情、無常観といった人生を構成する大切なものが渦巻いている。どんな言葉も、それ自体ではたいした意味は持ちません。言葉を発した人の経験と生き様があって初めて輝くのです。
    この本のページをめくれば、たくさんの方たちの人生経験のエッセンスを「つまみ食い」することができます。一日にひとり、ひとこと――365日、つまみ食いを続けたあかつきには、きっとあなたの人生が美しく素敵な色合いに変わっていることでしょう。

    週刊現代編集部

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  • 「異端児」河野太郎は、自民党もこれまでの日本も超えてゆこうと本気です。もう総理になって変えるしかない! これがその政策です!

    ●わかりやすい政治を国民に取り戻す。これが私が実現する政治です。それは一言でいえば……「超日本」ということになると思います。
    戦前のわが国の多くの人びとは近代化を進めると同時に、石橋湛山などの一部の例外を除いて「大日本」を目指してひた走り、ついには無謀な大戦争を引き起こして国家を瓦解させてしまいました。その反省に立った私たちの先輩たちは「新日本」を築くべく必死に働き、世界を驚かせる復興をなしとげたわけですが、いま私たちはそれを超えた新しい地平を切り拓くべきところにきているのではないでしょうか。
    「超」という漢字には“乗り越える”“克服する”“その先へ行く”といった動詞的意味があります。英語だとsupersedeでしょうか。これまでの日本を改造するのではなく乗り越えてゆく勇気、浮き足立って「脱日本」などとは言わぬ気概が必要です。
    いっぽうで「超」には“極度の”“最高の”“かけ離れた”といった接頭辞の役割、英語でいうsuperの意味があります。この場合、「日本らしさを極めつくして世界をリードする」という方向性が見えてくるではありませんか。
    大日本から新日本、そして超日本へ……。以下、六章にわたって私の考えを記します。(「はじめに」より)
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    政治的意志決定において、目的に基づいた手段を合理的に選択するという前提は正しいのか。個々人の経験や考え方の意味を問い直す。つまり、政治的な行為や動機を形成する情緒や心理が果たす役割を精査する。
    【目次】
    訳者まえがき
    序文
    内容梗概
    序説
    第一部 問題の状況
    第一章 政治における衝動と本能
    第二章 政治的な実在
    第三章 政治における非合理的推論
    第四章 政治的推理の対象
    第五章 政治的推理の方法
    第二部 進歩の可能性
    第一章 政治的道徳
    第二章 代議政治
    第三章 官僚の思想
    第四章 民族性と人類性
    解説

    ウォーラス,グレーアム
    1858~1932年。英の政治学者、社会学者。ロンドン大学教授。オックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジ卒業。フェビアン協会の創始者の一人。
    著書に、『フランシス・プレース伝』『政治における人間性』『大社会』『社会的遺産』『思考の技術』『社会的判断』『人と理念』などがある。
  • 深夜におよぶ激務、たび重なる不祥事、「官邸主導」でゆがむ人事。近年では、官僚を志望する東大生も激減しているという。しかし、明治以来の政治・経済を動かし、日本社会の枠組を創ってきたのは、霞ヶ関のエリート官僚たちであり、そのパワーは今も不滅である。「官僚」とは、一体どんな人々なのか。その歴史と生態を、自らも官僚体験のある現代史家が、計量的・実証的に明らかにしていく。
    明治初年の「官員さん」のうち、薩長出身者はどれほどの割合を占めたのか。華族・士族・平民の内訳は、どう推移したのか。上級官僚の実父はやはり官僚だったのか、あるいは軍人、商人が多いのか。帝大卒優位のなかに食い込んだ私学は?
    また、戦前の「革新官僚」と言われた人材のなかには、政党主導の戦後官僚社会であればたちまち弾き出されるような個性派や情熱家も多かった。毛里英於莵、奥村喜和男、菅太郎といった「奇才」や、女性官僚の第一号などの群像を紹介。
    戦後は占領政策により「天皇の官吏から公僕へ」「中央集権から地方分権へ」と改革が進むなか、各省庁の「家風と作法」はしっかりと守られ、新たな「吏道」も探究されていく。
    「文庫版のあとがき」として、平成・令和の変遷を加筆。〔原本=『官僚の研究:不滅のパワー・1868―1983』1983年、講談社刊〕
  • シリーズ2冊
    9141,143(税込)
    著:
    山田太郎
    レーベル: 星海社 e-SHINSHO
    出版社: 講談社

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    私たちは、これからもマンガ・アニメ・ゲームを楽しみつづける!
    児童ポルノ禁止法、TPPに付随した著作権非親告罪化、国連による外圧、「有害図書」指定、青少年健全育成基本法……日本が世界に誇るマンガ・アニメ・ゲームの表現は、たえず厳しい規制の危機にさらされてきた。しかし、争点を冷静に見極め、したたかに交渉を重ねていけば、必ず「表現の自由」は守ることができる――。本書は、参議院議員としてマンガ・アニメ・ゲームの表現規制を水際で食い止めてきた著者が、永田町の表と裏の舞台で行ってきた活動を明らかにするものである。単に「規制反対!」を大声で叫ぶのではなく、私たちの表現を守るために、一人ひとりにできることを共に探っていく座右の書。マンガ家・赤松健との特別対談を収録。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    1831年5月、25歳のトクヴィルは初めてニューヨークに上陸した。旧大陸からの境界を踏み越えることによって、彼は人類が突入しつつある新しい状況を比較の視座において捉えることに成功した。すべての人を平等化し、同質化する巨大な力――彼はそれを「デモクラシー」と名づけた。〈デモクラシーの敵でも味方でもなく、その両義性をふまえて生き抜くこと〉、これが彼の選択であった。個人の個別性や異質性を拘束するものはもはや存在せず、思考と行動は自由であるが、個別性や異質性の基盤そのものが脅かされ、思考と行動の基準は自明でない。そのような状況を、「政治」の働きを再活性化することで、いかに乗り越えるか。本書は、現代社会をもその射程に含むデモクラシーという時代の中で、政治の持つ可能性を探る現代自由学芸の騎士による挑戦の書である。

    【目次より】
    まえがき
    凡例
    序 トクヴィルを位置づけ直す
    予備的考察 トクヴィルをめぐる三つの文脈
    (1) ポスト・ルソーの政治思想
    (2) 「自由主義」の諸相
    (3) 「一九世紀のモンテスキュー」
    第一章 デモクラシーの時代 「個人主義」から「専制」へ
    第一節 「個人主義」
    第二節 「専制」
    第三節 「社会」
    第四節 理論的人間の批判
    第二章 「政治」の諸要素
    第一節 「政治的自由」
    第二節 実践・判断・多元性
    第三節 歴史と批判
    第四節 「政治社会」
    第三章 「政治」の実現へ
    第一節 「正しく理解された自己利益」
    第二節 法律と権利
    第三節 習俗
    第四節 制度の構想
    補論的考察 トクヴィルの宗教観
    結び 「政治」の再発見

    参考文献
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    宇野 重規
    1967年生まれ。法学者。東京大学社会科学研究所教授東京大学法学部卒業、同大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。専門は、政治思想史、政治哲学。
    著書に、『民主主義とは何か』『デモクラシーを生きる』『政治哲学へ』『未来をはじめる 「人と一緒にいること」の政治学』『トクヴィル 平等と不平等の理論家』(サントリー学芸賞受賞)『保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで』など多数ある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    20世紀ロシアの国家・民族・ナショナリズムを、その深層に流れる政治文化に焦点を当て解明、歴史を貫く「ロシア的なもの」を剔出する。

    【目次より】
    はしがき
    第一部 ロシア・ナショナリズムの政治文化
    第一章 ロシアにおける国家と民族 歴史的、政治文化的考察
    第二章 ロシア・ナショナリズムの歴史と政治文化
    第二部 ソヴィエト体制下のロシア・ナショナリズム
    第三章 「ユーラシア主義」とロシア国家像の転換 スラブ国家からユーラシア国家へ
    第四章 ロシア革命と国家 「ナショナル・ボリシェヴィズム」の系譜
    第五章 非スターリン化政策とロシア・ナショナリズム ヴェ・オーシポフをめぐって
    第六章 グラースノスチ下のロシア・ナショナリズム運動
    第三部 ロシア正教会とナショナリズム
    第七章 ゴルバチョフ政権下のロシア正教会とナショナリズム
    第八章 宗教とナショナリズム 西ウクライナの「ギリシア・カトリック教会」をめぐって
    第九章 ソヴィエト体制崩壊後のロシア正教会とナショナリズム 自由の背理とアイデンティティ危機
    第十章 二〇世紀のロシア正教会 チーホンからアレクシー二世へ

    あとがき
    初出一覧

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    廣岡 正久
    1940年生まれ。政治学者。京都産業大学名誉教授。専門は、ロシア政治思想史。
    大阪外国語大学外国語学部ロシア語科卒業、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了、同博士課程中退。京都大学より博士(法学)取得。
    著書に、『ソヴィエト政治と宗教』『ロシア正教の千年』『ロシアを読み解く』『ロシア・ナショナリズムの政治文化』『キリスト教の歴史〈3〉 東方正教会・東方諸教会』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    ロシア近代化の起点であるピョートル1世の諸改革と、農村がおかれた諸々の状況と変化の過程を基礎史料から描く、我国初の画期的研究。

    【目次より】
    まえがき
    目次
    序論 ピョートル改革の基本的性格
    一 北方戦争の時代
    二 軍事、行政改革
    三 財政改革と工業化
    四 教会改革と啓蒙
    五 改革と民衆
    第一章 戦時下の農村社会
    第一節 世帯調査(一六七八─一七一〇)
    第二節 兵士、労働者の徴用 「空白」の諸原因(その一)
    第三節 逃亡と世帯隠し 「空白」の諸原因(その二)
    第四節 ランドラート調査
    第二章 農村社会の諸相
    第一節 領主経営と農民経営
    第二節 領主的諸規制
    第三節 農民の日常的諸要求
    第四節 『貧富の書』における農村社会像
    補論 村の教会と聖職者について
    第三章 人頭税の導入と農村社会
    第一節 世帯税から人頭税へ
    第二節 人口調査 人頭税の導入過程(その一)
    第三節 軍隊と農村 人頭税の導入過程(その二)
    第四節 農村の疲弊と政府の対応
    終章 近世農村の成立
    引用欧文文献目録
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    土肥 恒之
    1947年生まれ。西洋史学者。一橋大学名誉教授。専門は、近世ロシア農村社会史。
    小樽商科大学商学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了、同大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学博士。
    著書に、『ロシア近世農村社会史』『「死せる魂」の社会史』『ロシア皇帝の虚像と実像』『ピョートル大帝とその時代』『岐路に立つ歴史家たち』『ステンカ・ラージン』『よみがえるロマノフ家』『興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地』『図説 帝政ロシア』『ロシア社会史の世界』『西洋史学の先駆者たち』『ピョートル大帝』など、
    訳書に、B・O・クリュチェフスキー『ロシア農民と農奴制の起源』などがある。

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