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『音楽、柏書房、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 1,870(税込)
    著者:
    佐藤由美子
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    「僕は日本兵を殺した」

    私がアメリカのホスピスで見届けたのは、
    第二次世界大戦を生き抜いた人たちの最期だった。

    思い出の音楽とともによみがえってきたのは、
    語られずにいた数々の証言。

    「マンハッタン計画にかかわっていたんだ」
    男は涙ながらに告白し、
    「彼らが来る!ナチスが来る!!」
    女は恐怖に囚われつづけた――。

    これは、ひとりの音楽療法士が記録した、
    日本人の知らない「もうひとつの戦争の記憶」であり、
    「戦争」の比喩が不気味に飛び交う現代日本において、
    トランスナショナルに平和の意味を考えるための一冊である。
  •  韓国が生み、世界が育てたボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」。いまや世界各地に熱狂的なファン「ARMY」を持つ彼らの音楽と人気を論じる初の本格的BTS評論。
     米韓で活躍する韓国人音楽評論家が、2018年までにBTSが発表した全楽曲を徹底レビュー。さらに全世界を巻き込んだ「BTS現象」を、韓国音楽界の重鎮や作曲家や文学評論家、ジャーナリスト、グラミー賞投票者など各界の専門家のインタビューを交えながら掘り下げる。
  • 1,870(税込)
    著者:
    かげはら史帆
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    「運命」は、つくれる。
    犯人は、誰よりもベートーヴェンに忠義を尽くした男だった──
    音楽史上最大のスキャンダル「会話帳改竄事件」の全貌に迫る歴史ノンフィクション。

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    【イントロダクション】

    「事件」が発覚したのは、1977年――ベートーヴェン没後150年のアニヴァーサリー・イヤー。
    震源地は、東ドイツの人民議会会議場で開催された「国際ベートーヴェン学会」。

    ふたりの女性研究者が、ベートーヴェンの「会話帳」――聴覚を失ったベートーヴェンがコミュニケーションを取るために使っていた筆談用のノート――に関する衝撃的な発表を行った。

    会話帳に、ベートーヴェンの死後、故意に言葉が書き足されている形跡を発見したという。

    犯人は、ベートーヴェンの秘書、アントン・フェリックス・シンドラー。
    ベートーヴェンにもっとも献身的に仕えた「無給の秘書」として知られた人物である。
    ベートーヴェン亡きあとは全部で3バージョンの伝記を書き、後年の──あるいは現代における「楽聖べートーヴェン」のパブリックイメージに大きな影響を及ぼしていた。

    たとえば、ベートーヴェンが『交響曲第5番』冒頭の「ジャジャジャジャーン」というモチーフについて「運命はこのように扉を叩くのだ」と述べたという有名なエピソードは、シンドラーの伝記を介して世に広められたものだ。

    そんな人物が、会話帳の改竄に手を染めていたとなれば。
    それはベートーヴェン像の崩壊に等しかった。

    以降、シンドラーは音楽史上最悪のペテン師として、研究者や音楽ファンから袋叩きに遭うことになる。

    だが、彼をいたずらに非難することは本当に正しいのだろうか。
    シンドラーのまなざしに憑依する──つまりは「犯人目線」で事件の全貌を追うことによって、いまいちど、彼が「嘘」をついた真の動機を明らかにすべきなのではないだろうか。

    生い立ち、学生時代の行状、ベートーヴェンとの関係。
    ベートーヴェンの死後、会話帳改竄に至るまでの経緯。
    罪を犯したあと、どうやってそれを隠しとおしたのか。
    そして、100年以上にわたってどのように人びとをだまし続けたか。

    それらを知らずして、音楽史上最大のスキャンダル「会話帳改竄事件」の真相に迫ることはできない。

    音楽史上最悪のペテン師を召喚し、彼が見た19世紀の音楽業界を描き起こす前代未聞の歴史ノンフィクション ――ここに開幕。
    新聞
    ・「中日/東京新聞」 2018年10月28日付朝刊 /三品信氏(中日新聞文化部記者)
    ・「共同通信」2018年11月24日以降地方紙配信/江川紹子氏(ジャーナリスト)
    ・「読売新聞」2018年11月25日付朝刊/宮部みゆき氏(作家)

    雑誌
    ・「週刊現代」2018年11月17日号  
    ・「週刊文春」2018年11月22日号
    ・「小説すばる」2018年12月号/栗原裕一郎氏(評論家)
    ・「音楽の友」2018年12月号/小沼純一氏(音楽・文芸批評家、早稲田大学文学学術院教授)
    ・「モーストリー・クラシック」2019年1月号/澤谷夏樹氏(音楽評論家)
    ・「週刊ポスト」2018年12月3日号/井上章一氏(国際日本文化研究センター教授)
    ・「ぴあクラシック」Vol.49 2018/19冬/橘ララら氏(ライター)

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