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『経済、日経プレミアシリーズ、1年以内(実用)』の電子書籍一覧

1 ~17件目/全17件

  • 東京23区の新築マンション価格は10年で2倍。
    資材価格の高騰がさらなる追い打ちをかける。
    もはや、普通の社会人には家を買えないのか。
    その深層に、取材記者が迫る!

    「なぜ、私たちは働いても家を買えなくなってしまったのか――
    この問いに対して、記者として見聞きした取材結果をまとめ、現在の日本で何が起こっているのかを共有できればという思いで筆を執った」
    ――本文より

    【本書の主な内容】
    -勃興する「タワマン転売ヤー」
    -奔流するチャイナマネー
    -「日本で一番警察官が来るマンション」
    -集結する「タイガー・マザー」たち
    -地方にも「ローカル億ション」の波
    -タワマンを次々引っ越す「空中族」
    -悪質な事業者の「稼ぎ場」に
    -家賃が上がると、極右支持者が増える
    -狭小住宅に住む事情
    -高級老人ホーム戦国時代が到来
    -五輪跡地が転売合戦の舞台に
    -「地味駅」の変貌
    -二度と市場に出てこない超一等地
    -「荒川を越える」挑戦
    -ジャイアンツ選手の成長を見守れる部屋
    -住宅価格高騰が招く人手不足
    -「母になるなら、流山市。」
    -たそがれのニュータウン

    <目次>
    第1章 住宅価格高騰の「犯人」を追って
    -「億り人」が続出する湾岸タワマン
    -パワーカップルが破壊する「8000万円の壁」
    -「タワマン転売ヤー」の勃興
    -「もう建てられない」、建築コスト上昇と仁義無き土地争奪戦 ほか

    第2章 奔流するチャイナマネーの虚実
    -五輪村跡地に生まれる中華経済圏
    -教育熱が盛り上げる文京区ブーム
    -チャイナマネーは日本人から家を奪ったのか
    -ドル建てで割安な日本のタワマン ほか

    第3章 膨張する富裕層マーケット
    -地上300メートルの天空の邸宅
    -水面下で売られる「10億ション」
    -地方に広がる「ローカル億ション」ほか

    第4章 ポスト・タワマン時代の選択肢
    -「現実解」としての狭小戸建て
    -「合理的に考えて埼玉」、郊外へ向かう30代
    -「ババ抜き」懸念も、じわり広がる定借マンション ほか

    第5章 老いる国の暮らしの未来
    -終の棲家は5億円、高級老人ホーム戦国時代
    -自宅を換金、広がる老後の資金調達
    -黄昏れのニュータウン ほか

    第6章 働いても家を買えなくなった世界で
    -国境を越える住宅難への怒り
    -「普通の人」が住めない東京に
    -家を買えなくなった世界で幸せに暮らすために ほか
  • SNSを眺めていると目に入る「#〇〇界隈」。
    界隈はヒット商品や新市場を生み出す仕組みとしても機能している。本書は、マーケティングやブランディングの実務に長年かかわってきた著者が、「界隈」を経済圏として捉え、そこでの市場開拓を成功させるポイントを解説する。

    界隈経済圏の形成メカニズム、状況の読み取り方、従来のコミュニティとの共通点と相違点、商品やサービスが「界隈の必須アイテム」へと押し上げられていく流れ、マーケティングの新理論として注目されるCEP(カテゴリー・エントリー・ポイント)による界隈経済圏の攻略法などを事例とともに紹介する。

    ●目次
    第1章 「界隈」の正体 「銀座界隈」から「推し界隈」へ
    ・ファンダムは「作品」、ファンベースは「ブランド」、界隈は「テーマ」 ほか

    第2章 界隈経済圏の形成メカニズム 「小さな共通体験」から「市場シフト」へ
    ・誕生から成長に至る4つのステップ ほか

    第3章 界隈を測る “ざわめき”の聞き方と判断のKPI
    ・「きっかけの瞬間」を測る ほか

    第4章 コミュニティ論から界隈を考察する
    ・界隈とコミュニティの違い ほか

    第5章 界隈民からのヒット商品 小さな輪が「定番」をつくるまで
    ・「なんで最近、この商品がやたら並んでるの?」
    ・オイコス:筋トレ界隈の冷蔵庫を席巻する“白いプロテイン神話”
    ・たまごっち:平成女児界隈の“世話焼きセラピー” ほか

    第6章 界隈とうまく付き合っている好調企業
    ・ドン・キホーテ:界隈が交差する“雑多の楽園”
    ・アシックス:皇居ラン界隈を支え、海外で「オニツカ」を育てる ほか

    第7章 CEP(カテゴリー・エントリー・ポイント)で界隈熱をつかまえる
    ・マーケティングの基本STPの理想と限界 ほか

    第8章 小説「界隈経済圏をCEPで攻略せよ」
    第1幕:「勝ちパターンを見つけろ」と言われても ほか
  • 日本にいる中国人は一体どんな仕事をしているのか?
    彼らの意外な稼ぎ方を、豊富な取材をもとに紹介する。

    生命保険会社の優秀営業担当、大手企業のシステム開発請負といった「日本企業で働く在日中国人」から、料理店経営、医療通訳に起業家、コンビニ店経営やYouTuberまで――在日中国人の働き方も多様化してきている。

    彼らはなぜ日本で働くのか、そして日本についてどう思っているのか。
    いまや100万人規模となった、在日中国人の最新のビジネス事情を明かす。

    【目次】
    プロローグ 日本で働いていて、日本と日本人について思うこと

    第1章 中国人が支える日本企業

    第2章 日本で起業して社長になる

    第3章 中国人の商才と商魂

    第4章 危険ゾーンで働く人、まじめに働く人

    第5章 在日中国人の相克

    エピローグ 中国にアイドル文化を根づかせた人
  • 我々はいつの間にか「ほめて育てる社会」に毒され、叱る・叱られることが本当に下手になってしまった。
    しかし、今後待っているのは、自分から奮起することができない人はおいて行かれる残酷社会だ。叱られることがないので現状で満足してしまう人と、自分を成長させたいと努める人との差が、知らぬ間に大きくなってしまう社会である。

    自分で能力を伸ばす意識が習慣化できていない人は、自分を成長させることができなくなる。
    そのために特に必要となる力は、レジリエンス(立ち直る力)とメタ認知が代表的なものになるだろう。どんなに自分が追い込まれても、自分から立て直す能力、また、周囲における自分の立ち位置を把握し、何をしていくべきかを意識できる力が求められる。

    <目次>
    第1章 「ほめられること」「ほめること」の心地よさ
    ほめられればやる気も出る、と言うが……
    ほめられるばかりで物足りなく思う子どもや若者 ほか

    第2章  ほめるばかりの環境では素質の差がもろに出る―凡人にはかえって厳しい?
    ほめてもらえないとやる気が出ない人たち
    レジリエンスが鍛えられない ほか

    第3章 「ほめ育て社会」はだれに都合がいいのか
    「ほめ育て」はコスパがいい?
    保護者がうるさいから叱れないという先生 ほか

    第4章 「ほめ育て社会」では自己コントロール力のある人間しか生き抜けない
    忍耐力の乏しい子が増えている
    失敗すると落ち込み、なかなか立ち直れないという若者たち ほか

    第5章 ゆるい会社に危機感を抱く若者たち
    叱られたことがない若者たち
    職場を「ゆるい」と感じる若手 ほか

    第6章 予測のつかない社会を生き抜く力
    ネガティブ気分を活かす
    不安や自身のなさが仕事力向上につながる ほか
  • シンプルな話を曲解してこじらせる、持ち上げられないとすねる、どうでもいいことにこだわり話が進まない、「私なんか」と言いつつ内心フォローされたがっている……なぜあの人は他人を疲れさせるのか? 職場からご近所、親戚関係まで、社会に蔓延する「面倒くさい人」のメカニズムを心理学的見地から解剖する。


    なぜあの人が絡むと話が厄介になるのか?
    10タイプの「面倒くさい人」の心理メカニズムに迫る

    □ちょっとしたことで周囲を巻き込んでの大騒ぎを繰り広げる人
    □他人の手柄に難癖をつけたり、会議で他人を言い負かそうとする人
    □悪気はなさそうなものの……明らかに「言ってはいけないこと」を言う人
    □やたらと「すみません」を繰り返したり、不必要な言い訳が多い人
    □「あの人はおかしい」「この組織はおかしい」とすぐに糾弾を始める人
    □手続き論やコンプライアンスを持ち出し、仕事にストップをかけたがる人
    □部下からのホウレンソウがないと「聞いてない」とすねる“かまって上司”
    □これでもかと遠慮深く振る舞い、内心で周囲の忖度を期待している人
    □話が長く、どこまでが前置きでどこからが本題なのか分からない人
    □町内会やマンションの自治会で仕切りたがり、定年後になお嫌われる人

    【目次】
    はじめに 「面倒くさみ」の探究
    増殖する「面倒くさい人」 新装版のための序文

    第1章 「悪い人じゃないんだけど…」はなぜ起こるか

    第2章 不穏な空気を生み出す“あの人”の正体

    思い込みが激しく、小さなことで大騒ぎする
    他人の成功や好意を素直に受け止められない
    空気が読めず、場を凍らせる発言をする
    不必要な言い訳、「すみません」が多い
    独りよがりの正義感を振りかざす
    どうでもいい手続きにこだわり、融通が利かない
    持ち上げられないとすねる
    遠慮深く振るまうが、内心、忖度を期待している
    話が長くて、何が言いたいのかわからない
    肩書にしがみつき、定年後になお嫌われる

    第3章 面倒な人はなぜ面倒なのか
    ――背後に潜む心理メカニズム

    第4章 「話をややこしくする天才」とどうつきあうか

    第5章 面倒な人と思われないために
  • 成果はぱっとしない割に「できる風」のオーラをまといたがる人、SNS経由の薄い人脈をやたらと自慢したがる人、「完璧です!」と言う割に実務は穴だらけの人……必要以上に自分を大きく見せたがる「あの人」の正体とは。SNSの普及で肥大化する承認欲求と評価不安を軸に、現代人の心理構造をひもとく。


    なぜ自分の痛々しさに気づかないのか?
    過剰な承認欲求を持つ彼・彼女の心理メカニズムに迫る

    □面接での自己アピールを得意としており、人事部に受けが良い
    □不確定要素のある案件でも「絶対できます」などと断言する
    □地味な仕事をコツコツやっている同僚に見下した態度をとる
    □SNSに実態よりもかなり「盛った」プロフィールをアップしている
    □会議や打ち合わせの場で横文字や専門用語を時折くり出す
    □自分よりも業績の低い人を何かとやり玉にあげたがる
    □フォロワー数や友人・知人の数をアピールしたがる
    □何か質問すると「ちょっと待ってください」と言ってネット検索を始める 
     突っ込んで聞くと、自分では答えられない
    □自分と似たようなタイプの同期や同僚といつも群れている

    【目次】
    はじめに  一流の人ほど、不安が強い
    「薄っぺらく」なりがちな社会で  新装版のための序文

    第1章 能力のわりに、自信満々な人
    ――「不安のない人」はなぜ伸びないのか

    第2章 できる人と「できる風」を装う人
    ――できるアピールは劣等コンプレックスの仕業

    第3章 なぜあの人は部下に注意をしないのか
    ――評価不安な大人たち

    第4章 同類と群れる人の限界
    ――異質なものを怖れる心理

    第5章 コミュ力信仰に翻弄される若者たち
    ――蔓延する「見捨てられ不安」

    第6章 本物は一人でいることを怖れない
    ――承認欲求の超克
  • ◆気づかないうちにAIに支配されていた
    オンラインショッピングで不当な買い物をさせられていたり、ローンを借りにくい状況に陥れられたり、採用面接で不利な状況に立たされたり……。仕事、日常生活、買い物、趣味、教育現場、創作活動など、知らない間にAIが我々の生活に巧妙に入り込み、被害を生んでいる。そして「バーチャルスラム」「ダークパターン」「心理的依存」「プロファイリング」「視覚的汚染」といった問題が表面化しつつある。本書では取材を通じて得た課題の実態を紹介する。

    ◆「機械学習パラダイス」日本で生きていくための知恵
    日本は「機械学習パラダイス」と呼ばれており、規制が先進国に比べ遅れている。AIにだまされないためにも、有効に活用するためにも、必要とされる知識とは? 本書では日本の規制の課題についても触れる。米欧の先駆的取り組みや、日本の規制の動向を踏まえ、共存のための適切なルールを模索する。

    【目次】

    第1章 AIに雇われる人、働かされる人
    ―「バーチャルスラム」に陥らないように
    ―故人をアンドロイドで再現していいのか
    ―人がAIに依存する時代がきた ほか

    第2章 プロファイリングの時代
    ―差別の固定化への警鐘
    ―普段使いのデバイスがプライバシーを侵すおそれも ほか

    第3章 ダークパターンが奪う自由意思
    ―判断をさせないデザイン、奪われる自由意思
    ―加速・巧妙化する「罠」
    ―誰もが直面する脆弱性 ほか

    第4章 食われるクリエーター
    ―日本は機械学習パラダイス
    ―「視覚的汚染」を警戒する創作者
    ―オークションでは人間以上の高値も ほか

    第5章 創作における新秩序
    ―「文化盗用」問題が示す知財法の限界
    ―メタ判決の「希釈化」論に注目 ほか

    第6章 「ルール巧者」への道
    ―「中身がない」AI新法
    ―新たな土俵づくりの前触れ ほか

    第7章 日本のAIけん引者たちの素顔
    ―東京大学教授の松尾豊さん 知能の謎を解き明かす
    ―サカナAI COOの伊藤錬さん 本に導かれ別の世界へ ほか
  • 円の価値が毀損し続ける中、どのように自分の資産を守るべきか
    「いつか円高に戻る」という過去の経験則は通用しない

    本書は、為替の第一人者が、円安の根本原因を解き明かし、今後起こりうるシナリオと防衛策を提示する。静かに進行する危機の本質を把握し、インフレの時勢を生き抜くための一冊。

    【目次】
    第一章  お金、投資、マーケットのそもそも
     「お金」ってそもそもなに?
     投資は、お金を増やすためだけにするのではない
     マーケットを見る目を養うための勘所

    第二章  なぜ円はこれほどまでに弱くなったのか
     「円安」は日本の問題か、円の問題か
     歴史的な超円安の背景となっている2つの要因 ほか

    第三章  日本政府の借金はなにが問題なのか
     国債は本当に問題なのか 発行残高の幻想と現実
     国債依存の副作用 金利・通貨に滲み出る歪み

    第四章  マイナスの実質金利から抜け出せない円
     構造的インフレと社会への影響 なぜ2億~3億円のマンションが売れるのか
     実質金利マイナスがもたらすお金の大移動
     インフレ下での常識は、今までの非常識 ほか

    第五章  止められない日本からの資金流出
     なぜ経常黒字でも円高にならないのか
     貿易黒字国から貿易赤字国への変貌 4つの要因
     円安は誰にとってプラスなのか 円安で喜ぶ人と苦しむ人

    第六章  失われた30年はなぜ失われたのか 取り戻すために必要なこと
     日本の失われた30年 スイスとイタリアとの比較
     失われた30年を取り戻すために ほか
  • ×九九は暗記から始める    ×お手上げの問題はすぐに解答を読む
    〇3桁同士の掛け算も筆算で  〇あみだくじで考えるのは幼稚ではない
    ×分からないところは先生に質問しなさい

    これらの誤った教え方が挫折を生み出したのだ。数学教育の伝道師が、子供のやる気を奪う大人の残念な思い込み、論理を理解させない暗記や解き方を一刀両断。どのように教え・学べば理解できるのかを平明に解説する。

    【目次】
     I 暗記は大事なものを見落とす
    幼いこども対象の整数や小学低学年生対象の九九の導入では暗記から始める
    速さの問題は「は・じ・き」、割合の問題は「く・も・わ」を使って答えを出す
    割り算の「余り」は筆算の最後の段なのよ
    面積や体積の単位換算はまず暗記  等
     II その「効率」が命取り
    計算途中の「=」はスピードアップの観点から省いてよい
    3桁同士の掛け算は電卓で行えばよい
    問題を見て手が出ないと判断したらすぐに解答を読む
    マークシート問題さえできればとにかく合格する 等
     III  図で考えるコツと落とし穴
    平行四辺形の面積は?「底辺×高さ」ハイOK!
    平面図形をしっかり学べば空間図形は省略して構わない
    作図の問題ではとにかく定規とコンパスを使って図を描く練習をする
    連立方程式をグラフで考えることを「正確でない」とバカにする
     IV 生徒のやる気を奪う大人の思い込み
    親が数学を苦手だとあなたも数学には向いていない
    算数はレベルが低いし、あみだくじは遊びでしょ
    期待値は宝くじのためにある
    数学には分からない記号や式があるから嫌い
    約数と倍数なんか算数でやること
    分からないところがあったら先生に質問しなさい 等
  • 悪人はいない、ただ不正は起こる。
    そこに加担したのか、させられたのか?
    仕事の重圧は、明日、あなたを襲うかもしれない!
    オルツ、小林製薬、宝塚、フジテレビ……
    ニュースでは報道されない「普通の組織」に潜む罠を、
    コンプライアンス問題のプロが解説。

    企業不祥事が発覚すると、「ガバナンス」「コンプライアンス」が問われ、トップが詫び、お決まりの「再発防止策」を発表して事件は収束する。しかしその陰では、真面目に業務に取り組んでいた人が不正や不法行為の“犯人”として糾弾されるケースが少なくない。コンプライアンスの方向性も個別特定の問題にフォーカスされ、背景にある業界や組織の抱える根本的な課題を見えなくしてしまう。そして“同じような”不祥事が繰り返される。
    暗黙の圧力、業界“村”の慣行・しがらみやローカルルール、現場を軽視した経営判断、曖昧な指示と報告体系、取引関係……日本の組織は問題の温床に溢れているのだ。

    宝塚歌劇団、オルツ、小林製薬、三菱自動車、フジテレビ、リクナビ、セブンペイ……本書は、第三者委員会報告などをもとに話題になった企業不祥事を多方面から分析。すべてのビジネス人が、業務の実態とコンプライアンスとの板挟みで眠れぬ夜を過ごすことなく、同時に不条理な犠牲者を出さずにすむように、不祥事が起こる組織にありがちな「本当の問題点」を浮き彫りにしていく。
  • 破裂する水道管、陥没する道路――
    危機は今、そこにある。

    なぜ事故が続発するのか。
    50年前から続く原因を明らかにし、崩壊を食い止める具体策を提案する。

    <「はじめに」より>
     インフラの共通点は、コンクリート、金属、プラスチック、木材など、もともと寿命が有限の素材で作られている点である。公共施設や橋、水道管などに寿命があることはわかりやすいだろう。土や石でできた道路は寿命が無限に見えるが、路面を舗装しているアスファルトやコンクリートには寿命がある。インフラは時がたてば次第に機能が劣化し、いずれは何らかの障害が発生することになる。

     何年使えるかは、インフラの種類ごとに目安が存在する。水道管は40年、下水道管は50年、橋や建築物は60年、道路舗装のアスファルトやコンクリートは15年である。目安の期限を過ぎてもすぐに壊れて使えなくなるわけではないが、壊れる危険性が増すことは間違いない。逆に、目安の期限が来る前に壊れることも珍しくない。

     どのような障害が発生するかはインフラの種類によって異なる。公共施設(建築物)では倒壊、雨漏りなど、道路はひび割れや陥没、橋りょうは崩落、水道管は破裂や断水が生じる。詳細は、第1章の「放置シナリオ」で紹介する。

     いずれにせよ、インフラ老朽化は国民の生命や生活に甚大な影響を与えかねない問題である。序章で述べる「2040年の日本崩壊 衝撃の近未来予測」は、単なる妄想や脅しではない。十分な対策を速やかに講じない限り、実際にそうなってしまいかねない現実なのである。
  • ●経歴30年の記者が、取材で拾った投資の裏話をつづる

     本書は日経ヴェリタスで2021年6月より連載してきた「投資つれづれ草」から抜粋、加筆・修正したもの。新聞や雑誌の取材からこぼれたよもやま話を、著者の切り口で語り下ろす。
     企業やアナリストへの取材のみならず、個人投資家にも取材するなど、対象はバラエティ豊富で、著者の趣味である読書や人間観察とも相まって、肩の凝らない投資雑学本となっている。
    「プロの投資家が尊敬する人は?」「『四季報』を読んでいたバフェット氏の流儀」「競争心が社長には必須?」―― 一見、投資には関係がないと思えることも、あとから考えるとじわじわと効いてくる話が満載。

    【目次】
    第1章 投資の心得について
    分からないことはしない/相場を読めるという幻想/相場の後追いでは続かない/尊敬する人はラーメン店主/心揺らぐときこそ冷静に/言い切りの流儀に注意/偉大な個人投資家バフェット氏
    第2章 企業の見方について
    大化け株の芽、日常の中に/経営者の条件とは/経営も投資も長い目で/不易と流行が強さを生む/資本市場は企業を育てるか/先進的な経営に限界も
    第3章 投資上達のヒント
    情報を頭に入れ、ある日ひらめく/自分に合った投資法を探す/中高年は体力気力に応じて/億を稼ぐ人の素顔 多彩な経歴/グロース投資とバリュー投資の違いについて/投資は頑張れば上達するものなのか
    第4章 企業財務あれこれ
    堅実なROEと配当に脈あり/PERの理屈と限界/企業の「堀」を見極める/企業の利益、再投資で成長に弾み/配当型か複利成長型か
    第5章 投資とはなんだろうか
    マンガー氏、読み、考え、好機待つ/投資は面白いのかという素朴な疑問/読書と投資、相性は複雑/利益より、夢を追うのもあり/マンガー流「知識の複利」は有効か/本から学ぶよりも実体験から教訓/バフェット氏の市民性
  • ■バブル崩壊後、30年ぶりの高値圏まで戻してきた日経平均。積み立て資産形成の増加など証券投資が資産運用の手段として注目され、東証再編や、コーポレートガバナンス・コードへの対応、ESG投資の活況などマーケットを賑わす話題も豊富だ。ただ、株式市場や株式投資についてまかり通っている通説をそのまま信じてよいわけではない。

    ■本書では、企業統治改革であれ、グリーン化であれ、世の中で「いいことだ」といわれていることの多くには、さまざまな落とし穴が潜んでいることを示す。そもそも専門家でも、株式投資について大きな誤解をしているのではないかと思われる場合がある。アクティブ運用には限界があることや、外国株運用のリスク、積み立て投資にひそむ家計のポートフォリオをいびつにする危険性を指摘する。

    ■これから日本人が証券投資を続けることにどんな価値があるのか、いま話題の東証再編やESG投資、社外取締役の選任などにも、どのような問題があるのか――日本経済新聞の記者として40年、株式市場を取材してきた著者が解き明かす。
  • 日経1面コラム「春秋」を執筆して15年目の記者が、わずか550文字で完結するコラムをどのように構想し、どう文章化しているのか、その内幕と苦心談を綴った書。
    コラム書きとしての世相の「斬り方」を明かすとともに、読後感のよい文章の書き方、社会人や学生の参考になる文章作法にもふれ、実用性も加味した文章読本的な性格も合わせ持っています。
    ユニークな読みどころは第4章。向田邦子、池波正太郎、永井荷風、太宰治、阿久悠……錚々たる名文家の文章がなぜ頻繁にコラムで引用されるのか、その実例を挙げて解き明かすことで、人口に膾炙する「名文」とはいったいどういうものかが、誰にでもわかる平易な言葉で具体的に可視化されます。
    本書を読むと、その日本語による「名文」の系譜に連なる新聞1面コラムをより興味深く読めるようになります。また、ちょっとした手紙を書く時などにも「使える」一冊です。
  • サイバー攻撃による情報や技術の流出、サプライチェーンの分散やBCP策定で有事に備える企業、水・医薬品・ワクチン・農作物・スマホアプリなど日常の暮らしに潜む脅威――ビジネス視点で見た日本の安全保障の現実と危機の実相を日経記者が徹底取材。

    能動的サイバー防御とは何か?
    通信の秘密が公共の福祉の観点から制限
    日本は産業スパイ天国?
    狙われたJAXA 大量ファイル流出か?
    偽情報流布 巧妙化する「影響力工作」
    台湾有事に危機感 沖縄経済
    中国支援のハッカー集団「ボルト・タイフーン」の脅威
    軍民両用「デュアルユース」に商機
    トランプ流「ディール外交」にらみ造船で協力


    【目次】
    第1章 企業情報を守る安全保障
    海底ケーブルに盗聴装置? 各国警戒/能動的サイバー防御が可能に 誰が何をするの?/横須賀市がサイバータウンに/セキュリティー・クリアランス制度って何だ? 25年5月施行 ほか

    第2章 企業経営を守る安全保障
    「安保コンサル」に相談続々 社員とビジネスどう守る/育て防衛ユニコーン/ビジネス視点の途上国支援 地雷除去にAI活用/「ビジネスと人権」、大きな経営リスク ほか

    第3章 暮らしを守る安全保障
    健康アプリもターゲット? 問われる威圧耐性/「薬がない!」 医療安全保障に中国依存のリスク/減る農家と令和の米騒動 食料安保のリスク顕在化/知財を守れ フードテック「海賊版」防ぐ ほか

    第4章 経済・外交を守る安全保障
    経済安全保障って何だ? 日本有事のアキレス腱/防衛産業に安全保障関連3文書「特需」/防衛費確保に円安の逆風、計算上は3割「消失」/Z世代を国防人材に 米国に根付く軍への敬意 ほか
  • 《コメの適正価格とは? 5kg3000円に未来はあるか?》
    国民生活に大きな影響を及ぼした「令和のコメ騒動」。2024年夏以降、米価は上昇を続け、翌年春には前年比2倍の高値を付けた。量販店の棚からコメが消えた。政府備蓄米の放出など、異例の決定にもかかわらず、米価は高値を維持している。コメはなぜ不足したのか? 流通に問題はあるのか? 生産性はなぜ低いのか? 輸入や輸出はどうなる? 何より「適正価格」はいくらなのか? 気鋭の専門家が「令和のコメ騒動」の背景と構造的な問題を解き明かし、日本の主食の将来を考える。

    【目 次】
    第1章 「令和のコメ騒動」再考
    第2章 止められなかったコメ離れ
    第3章 流通と価格は霧の中
    第4章 稲作農業の隘路
    第5章 迷走する「生産調整」
    第6章 「日本のコメ」から「世界のライス」へ
    第7章 シンプルだが難しい課題
  • プロ棋士でありながら、「教授」の愛称で親しまれる勝又清和七段。東京大学教養学部で勝又七段が11年にわたり行ってきた講座をもとに、将棋の伝統や歴史、対局を楽しむための知識、昨今のAI研究などについて解説。対局中にプロ棋士が考えていることは? 対局までの準備は何をしているのか? 棋士ならではのエピソードも多数掲載。

    【目次】
    第1章 将棋界とはどういう場所か
    第2章 棋士は複雑な局面をどう読むか――人間とAIの思考の違い
    第3章 将棋の基礎を知る――読みのテクニック
    第4章 棒銀(居飛車)、振り飛車を知る
    第5章 棋士の思考――対局から知る大局観
    第6章 将棋の歴史
    章7第 プロ棋士になるには

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