『right、経済(実用)』の電子書籍一覧
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本書は、米国を観測点として、線形文明が「戻れない点=不可逆点」を越えた構造を描く。成長・支配・最適化が自己加速する文明は、文化・共鳴・象徴という減速回路を切断し、制御不能な最終局面へ向かっている。政権や政策の問題ではなく、運動方程式そのものの問題であることを示し、2025年の臨界シグナルを手がかりに、人類が選ばされている分岐――自己衝突か、連成への移行か――を静かに突きつける一冊。
本書『不可逆点――線形文明の最終局面と米国が切断した文明回路の真意』は、米国を「原因」ではなく「最前線の観測点」として、現代文明がすでに越えてしまった構造的転換点=不可逆点を描き出す。問題は特定の政権や政策ではない。成長・拡張・支配・最適化を自己目的化する「線形文明」という運動方程式そのものが、もはや自分を減速も修正もできない段階に入ったことにある。かつて文明には、文化・芸術・宗教・象徴といった「減速装置」が存在した。それらは共鳴や祝祭、物語を通じて、文明の速度を調律し、暴走を防ぐ自己調整回路として機能してきた。しかし米国は、世界統治という線形目標を突き詰める過程で、多国間協調の枠組み、人道支援、そしてアカデミー賞やグラミー賞に象徴される文化的共鳴回路までも切断していく。これは単なる方針転換ではなく、文明の制御系そのものを意図的に外した「位相転移」に等しい。本書は、DEIや多様性が本来示していた「線形を超える感覚」すら管理用語へと回収し、さらには切り捨てようとする動きの意味を読み解き、2025年という時代に同時多発的に現れている戦争・経済・環境・難民・制度疲労といった臨界シグナルを、一つの運動方程式の帰結として捉え直す。そこにあるのは破滅論ではなく、地球循環との摩擦が極大化することによる、きわめて物理的な帰結である。結論は明確だ。線形のままでは、文明は自己衝突へ向かうしかない。選択肢は、連成へ移行するか、衝突するか。その分岐点にすでに立っている私たちに対し、本書は「何を選ぶか」以前に、「どの運動方程式の上で生きるのか」を問い返す。不可逆点の先で問われているのは、制度でも理念でもなく、私たち一人ひとりの「生き方」そのものなのだ。 -
■哲学なき経済学は、何を間違えたのか?
■異能の官僚が切り拓く、新たな「知」が日本を救う!
■絶賛!
周到にして大胆、理論的かつ実践的、
根源的かつ論争的な、比類なき哲学書。
――佐藤成基(法政大学教授)
【内容紹介】
なぜ世界経済は停滞し、どの国でも政治の不在を嘆く声が止まず、国家政策は機能していないのか――。
その理由は政策の世界で覇権を握っている主流派経済学の似非科学的なドグマにある。不確実性に満ちた世界で、とりわけ多中心性と複雑系によって特徴づけられる複合危機の時代において、社会の実在を無視した経済学に振りまわされた政策は毒でしかない。
そうした経済学の根源的・哲学的矛盾を衝き、新たな地平を切り拓くため、異能の官僚が批判的実在論を発展させた「公共政策の実在的理論」を展開する。
【著者プロフィール】
中野剛志 なかの・たけし (評論家)
1971年生まれ。東京大学教養学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2003年にNations and Nationalism Prize受賞。2005年エディンバラ大学大学院より博士号取得(政治理論)。主な著書に『日本思想史新論』(ちくま新書、山本七平賞奨励賞)、『富国と強兵』(東洋経済新報社)、『TPP亡国論』(集英社新書)など。主な論文に‘Hegel’s Theory of Economic Nationalism: Political Economy in the Philosophy of Right’(European Journal of the History of Economic Thought), ‘Theorising Economic Nationalism’ ‘Alfred Marshall’s Economic Nationalism’(ともにNations and Nationalism), ‘“Let Your Science be Human”: Hume’s Economic Methodology’(Cambridge Journal of Economics), ‘A Critique of Held’s Cosmopolitan Democracy’(Contemporary Political Theory), ‘War and Strange Non-Death of Neoliberalism: The Military Foundations of Modern Economic Ideologies’(International Relations)など。 -
2016年1月-6月のジャパンタイムズ紙から重要テーマを論じた社説を注釈・和訳付きで厳選収録。
国際、国内政治・外交、経済・財政、社会・文化からバランスよく題材を選んでいるので、半年間の重要な出来事を幅広く学べます。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
【第1特集】粉飾地獄 不正会計の闇
[プロローグ]第三者委員会が暴いた ニデックの「粉飾地獄」
[第1章]不正の構造 【ニデック/エア・ウォーター】 コンプラ欠如トップの罪
【KDDI】 多角化経営に潜む落とし穴
【オルツ】 不正見逃したプロの実力
[第2章]監査法人の堕落 相次ぐPwC京都案件 機能不全のゲートキーパー
筆頭「アリア」から交代した企業も 毀誉褒貶の「駆け込み寺」
[インタビュー] 提言 不正会計再発防止策 日本公認会計士協会会長 南 成人/元金融庁 証券取引等監視委員会事務局長 佐々木清隆/弁護士 牛島 信
[第3章]不正の行く末 企業調査のプロが伝授する 不正会計の見破り方
金融庁の堪忍袋の緒が切れた 見破れない銀行に“喝”
[エピローグ] 不正会計の大きな代償
【第2特集】コンサル大異変 「AI脅威論」に揺れるエリート集団
社外取締役が一斉辞任 混迷のフロンティアМ
[インタビュー]コンサル会社トップに聞く勝ち筋
カギはAI活用の「深さ」 一変したコンサル生存競争
【第3特集】東証改革 水面下の攻防 上場企業の適格性に懸念 DAT企業に東証がメス
東証スタンダードへの「鞍替え」が加速
東証ルール、突かれた盲点 上場維持基準「適合」の奇策
上場維持基準未達で監理銘柄行き「26社」の運命
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