『時代、PHP文芸文庫、1年以内(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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おみちの父は腕の確かな菓子職人だが、たまにしか菓子を作らない。理由は父のとある過去にあり――。ほっこり甘い江戸の家族の物語。
おとっつあんは、どうしてあんこを炊かないの? 菓子を作らせれば超一流の職人なのに、日々小豆も炊かずに遊び歩いてばかりの父・正吉。母の里とともに奮闘し、苦しい家計を支え続ける娘のおみちは、ある日隣に住むおきみから、正吉と里がある禁断の恋の末に結ばれていたことを聞かされる。果たして、正吉が小豆を炊けずにいる理由とは……。大人と子どもの狭間を揺れるおみちの健気さが胸を打つ、花のお江戸のハートフル・スイートストーリー。 -
葉室麟がデビュー前に執筆した未発表原稿発見! 織田信長出生の秘密に迫る中編「闇中問答」にエッセイなどを加えた文庫オリジナル。
直木賞作家・葉室麟がデビュー前に書いた小説が見つかった。織田家中の男が、信長本人も知らなかった出生の秘密に迫っていく中編小説「闇中問答」である。大胆な発想をもとに、のびのびとした筆致で描かれており、文芸評論家の末國善己氏も、「習作のレベルを超えている」と太鼓判を押す。この作品で著者は、信長の謎めいた出自について、乳母や家臣、一族の者らの証言をもとに明らかにしていくのだが、そこには著者の創作活動を知るうえで不可欠な要素を随所に見ることができる。著者の信長観が垣間見えるエッセイや読物を併せ読むことで、天下人・信長を読み解ける、ファン必読の書。解説:末國善己。文庫オリジナル。 -
父の命で京都の桜小路家に嫁ぐことになった菖蒲。冷たい婚約者、異能を持つ名家の因縁、暗躍する能力者……。和風ファンタジー開幕!
時は大正、四神の力を持つ『神子』が台頭する時代。曰くつきの名家、梅咲家の令嬢・菖蒲は幼い頃、許婚として紹介された京都の桜小路家の御曹司・立夏に一目惚れをする。立夏を一途に思い続け、十五歳で婚姻の準備のため、東京から桜小路家へ越してきた菖蒲だったが、再会した立夏は冷たい瞳で彼女を拒絶し――。両家の因縁、異能力者たちの思惑が絡み合う中、菖蒲の初恋の行方は? 切なく、甘い和風ファンタジー! -
妊婦たちに降りかかる理不尽な事件や不思議な出来事の謎を解き、お信は無事に赤子を取り上げられるのか。感動の連作時代ミステリー。
亡き夫の理想を継いで、卓越した腕で助産と日常の医療を手掛ける女医、お信。ある日、宮田という大物産医が不在だったため、容体が急変した大店の妻の出産に代理で携わることに。無事出産を終え、胸を撫でおろしたものの、その数日後、宮田が殺されてしまい、嫌疑がお信にかけられてしまう……。お信が巻き込まれる陰謀、そして産医として直面する生と死のドラマを描く時代医療ミステリー。文庫オリジナル。 -
2025年大河ドラマで話題! カリスマ出版人・蔦屋重三郎と彼に弟子入りしたクールな青年・勇助による、江戸のお仕事小説。
父を亡くした十九歳の青年、勇助は、母と妹を養うため、蔦屋重三郎が営む書店・耕書堂で奉公することに。厭世的でどこか投げやりな勇助を何故か蔦屋は気に入り、「いずれ自分の養子(二代目蔦屋)にする」と言い出す。豪快な蔦屋のもとで働きながら、勇助は江戸の一癖も二癖もあるクリエイターたちと渡り合い、物語を書いてもらえるよう奔走し――。江戸のカリスマ出版人・蔦屋重三郎と青年による、熱いお仕事小説! -
船頭と結婚した佐奈の許に、出奔していた母が帰ってきた!? 実母に、育ての母、そして義母を巻き込んだ騒動を描く人情時代小説。
実母の幼馴染みの女性に育てられたお佐奈は、江戸は深川清住町の船頭と夫婦(めおと)になった。そんな彼女の前に、亡くなったと聞かされていた実母が訪ねてきた。お佐奈を産んですぐ、上方へ男と駆け落ちしたのだと言う。身勝手な実母の帰郷に憤懣(ふんまん)やるかたないお佐奈だったが、なんと実母は、姑(しゅうとめ)のもとで働くことになり……。三人の母との間で起こる数々の難事を通じて、親子の在り方を描く感動の家族小説。文庫書き下ろし。
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