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『春に読みたい文芸フェア2018、角川ホラー文庫(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全424件

  • 何でも直してくれる玩具修理者に、私は過って死なせた弟を持ち込んだ。ホラー小説大賞受賞作

    玩具修理者は何でも直してくれる。独楽でも、凧でも、ラジコンカーでも……死んだ猫だって。壊れたものを一旦すべてバラバラにして、一瞬の掛け声とともに。ある日、私は弟を過って死なせてしまう。親に知られぬうちにどうにかしなければ。私は弟を玩具修理者の所へ持って行く……。現実なのか妄想なのか。生きているのか死んでいるのか――その狭間に奇妙な世界を紡ぎ上げ、全選考委員の圧倒的支持を得た第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作品。
  • 保険会社の調査員が体験する戦慄の恐怖と桁外れのサスペンス。ホラー小説大賞受賞作

    若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに……。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞受賞作。
  • どこから読んでも面白い、大人気青春ホラー! 森司とこよみがとうとう!?

    「恋人になってもらえませんか」
    片想いのこよみからの突然の告白に、
    草食系大学生の森司は思わずフリーズ。
    先輩の藍に「恋人のふり!」と言われ、我に返る。
    聞けば、こよみのゼミの男子学生がストーカー化しそうだという。
    二つ返事で彼氏役を請け負う森司。
    一方、オカ研への依頼は禍々しさを増していた。
    事故現場の花束の怪、足を這い上る虫の感触、行方不明の中学生。
    大学生たちの恐くて愛しい日常を描く人気シリーズ第12弾。
  • オカ研への多様な依頼に翻弄される森司。一方こよみとの関係にも変化が!?

    こよみちゃんとの初デートに成功し、浮かれ気分の森司。しかし逆に意識し過ぎて空回り! そんな折、「悪魔祓い(エクソシスト)系の映画を観ると全身の血が沸騰する」という依頼人がオカ研を訪れて……
  • 638(税込)
    著者:
    一路 晃司
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    読む者をむせび泣かす、とてつもなく怖いお伽噺。第17回日本ホラー小説大賞受賞作

    12歳で製糸工場に働きに出ることになった少女・お初。年頃の少女たちの集団生活は、予想に反し快適であったが、次第にのがれられない惨劇へと変貌する……第17回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞作。
  • 616(税込)
    著者:
    長江 俊和
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    モキュメンタリーの最高峰、ついに文庫化!

    諸般の事情から“お蔵入り”となった番組のテープ。それらは、なぜ放送されなかったのか? そこには、どうしても放送できない恐るべき“真実”が隠されていた。あなたには隠された真実が見えるだろうか……。
  • そして新しい春。――新学期にぴったりの青春オカルトミステリ、第9弾!

    こよみと再会して3度目の春。オカ研には新入部員候補がやってきた。しかし同時に恐ろしい依頼まで! 心中を誘う霊、恐怖の市松人形、事故物件巡り……。怖いお話も、森司とこよみの恋の進展もてんこもりでお届け!
  • 「重い足をひきずってやってくる あれは―」仮面の男の正体は…。

    殺人・行方不明者が相次ぐ名門ロスター家。調査に赴いたカードとジョーカーを見つめるロスター婦人の視線、仮面の男の視線―。表題作他「サラの遺言」「霊送りの島」収録。心の奥底を震わせる恐怖コミック傑作集!
  • 幸せに暮らす少年に恐怖が迫る! 鬼才が描く傑作コミック。

    「おまえが幸せに暮らせるのも、今のうちだぜ」――。潮少年は見知らぬ男に囁かれた言葉が耳から離れない。お手伝いさんの首なし殺人事件が恐怖へのプロローグなのか!? 潮少年に迫る恐怖「灰になる少年」と人間の心の中に生じる邪悪を描いた「フィッシュ・ラーゲ」を収録。闇を裂く傑作恐怖コミック。
  • 美貌の妖人茶道家・伊織と個性的な「家族たち」が織りなす物語、第4弾!

    子供の誘拐事件が起こった。犯人は「山姥」だという。妖人茶道家の伊織はそれを否定するが、一方で、妖人女性の連続自殺事件が起こり……。風邪で弱っている伊織も必見!
  • 682(税込)
    著者:
    森山東
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    「祇園の『おん』は、怨みの『おん』や――」 日本ホラー小説大賞出身作家、待望の第三作!

    祇園南一の老舗お茶屋「夕月」に現れた、舞妓志望の少女・恵里花。女将の月春はその才能を見抜き、夕月に入ることを認めるが、霊に憑かれやすいという恵里花の周りでは不可解な事態が続出する。それは、痛ましき伝説をもつ梅姫の呪いなのか。そう、恵里花が梅の枝を折ったその時から、悪夢が始まったのだった。雅で華やかな世界に巻き起こる悲劇のゆくえは――。日本ホラー小説大賞出身作家が描く、驚愕と衝撃の連作短編集!
  • 462(税込)
    著者:
    森山東
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    第11回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作!

    お見世出しとは、京都の花街で修業を積んできた少女が舞妓としてデビューする晴れ舞台のこと。お見世出しの日を夢見て稽古に励む綾乃だったが、舞の稽古の時、師匠に「幸恵」という少女と問違われる。三十年前に死んだ舞妓見習いの少女・幸恵と自分が瓜二つだと知り、綾乃は愕然とするが――。千二百年の都・京都を舞台に繰り広げられる、雅びな恐怖譚。第十一回日本ホラー小説大賞短編賞受賞の表題作に二編を加えた珠玉の短編集。
  • グロテスクと狂気、美と論理に満ちた悪夢の祭典!

    妻が習い始めた百舌鳥魔先生の芸術。とにかく前例がなく、言葉では説明できないというそれは、生き物を材料とした異様なものだった。妻が傾倒する異形の“芸術”はさらに過激になってゆき……。表題作ほか、初期の傑作と名高い「兆」も収録。生と死の境界を鮮烈に描き出す極彩色の恐怖7編!
  • 小学生の夏子と魔法少女が繰り広げる、血みどろキュートな暗黒系童話。

    ある日へんてこなステッキを拾った縁で、キュートな魔女と友達になった小学生の夏子。だが2人が良かれと思ってしたことが、次々血みどろ事件に発展していき──。ホラー界の鬼才が放つ、世紀の問題作!
  • 遺体安置所で出会った不思議な女。異形のものとの邂逅で揺らぐ自らの存在。日常のすぐそばに迫る恐怖の物語

    大災害に被災し、行き場を失った男が遺体安置所で出会った不思議な女――。いっしょに来る? その言葉に導かれ、女の故郷人面町で、いつしかともに暮らし始めた男が出会うこの世のものとは思えぬ異形のものたち。そして、曖昧な記憶の糸をたぐりよせ、男がたどりついた、哀しくも酷いあの日の事実とは!? 日常のすぐそばで、ひたひたと迫る恐怖を描く逸品。
  • 胸を撃ち抜く衝撃のラスト! 日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。

    激臭を放つ粘液に覆われた醜悪な生物ヌメリヒトモドキ。日本中に蔓延するその生物を研究している私は、それが人間の記憶や感情を習得する能力を持つことを知る。他人とうまく関われない私にとって、世界とつながる唯一の窓口は死んだ妻だった。私は最愛の妻を蘇らせるため、ヌメリヒトモドキの密かな飼育に熱中していく。悲劇的な結末に向かって……。選考委員絶賛、若き鬼才の誕生!
  • 「幽落町」の人気キャラクター猫目さん。彼が「猫」だった時、水脈さんとの運命のであいのお話。

    優しかった飼い主が死に保健所に連れて行かれそうになったところを逃げだした、一匹の黒猫。空腹で街をさまようも家の中の飼いネコだった彼にエサも居場所も見つからない。心ない人間たちの投石の的にされ大けがを負い行き倒れるが、優しい声に導かれるように目を覚ましたのは、古びた日本家屋の中だった。そこは、「幽落町」といい彼を助けたのは、水脈と名乗る美しいひとだった。「幽落町」シリーズの人気キャラクター猫目ジローと水脈さんとの出会いを描いた『第一夜 であいのはなし』『第二夜 だれかのために』。浮世で罪を重ね普通の生活には戻れなくなった、元医師の続きは方相氏の忍とともに全国人助けの旅に出た。その旅先で遭遇した恐怖の一夜『第三夜 あつまったもの』。水脈はジローや真夜と誘い合わせ“ある人”に会うため「華舞鬼町」にやってくるが、持参したお土産をカワウソの子どもにあげてしまう。そこに声をかけてきたのは、新聞記者だという怪しい男だった『第四夜 かぶきちょうへ』。[小説屋Sari-sari]で連載された、待望の短編集!
  • 616(税込)
    著者:
    野城 亮
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    第24回日本ホラー小説大賞読者賞受賞。ラストの数行に鳥肌!! 書店員さんの支持No.1!

    百崎日向(ももさきひなた)は結婚が決まり、“腹裂(ハラサ)き”の都市伝説の残る、故郷の竹之山を訪ねようとしていた。日向には小学校卒業までの記憶がほとんどなかったが夕陽に照らされる雪景色だけは覚えていた。日向は駅のホームで親友だったと語る相原沙耶子と出会う。突然、電車内を暗闇が覆い、日向は気を失う。目覚めるといつの間にか夜の竹之山駅にいた。人がまったくいない、明らかに異世界の竹之山駅の外には雪が積もり始めた女性の死体があり、その手には謎の手紙が握られており、竹之山温泉へ向かうよう書かれていた。襲いかかってくる黒い影から逃げながら、この出られない世界からなんとか脱出しようと温泉街をさまよう。日向の婚約者である神原正樹は、消えた日向を探し始める。繰り返される残酷な悪夢、一体この町で何があったのか。失った記憶を取り戻したとき、真の恐怖が日向を襲う――。戦慄のノンストップホラー。涙なしには読めない衝撃のラスト!書店員様より「これは最高に怖い!」(TSUTAYA三軒茶屋店 栗俣力也氏)と大絶賛。
  • 特異な「不条心理」を巡る3つの事件! まったく新しいホラーミステリ!!

    月刊怪奇ジャーナル編集部の黒川怜司は「不条心理」を研究する医師・雪丸十門の連載を担当することに。
    「不条心理」とは“既存のどんな症状の定義からも逸脱した、稀有な心理症例”のこと。クライエントは、左目の視覚がストーカー男に乗っ取られたという女や、自分ではないだれかの人格を自らに完璧に宿してしまう女!? 
    エキセントリックな研究者と彼に振り回される編集者が、特殊な異常心理をめぐる3つの症例を解明する──!
  • 836(税込)
    著者:
    名梁 和泉
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    選考委員(綾辻行人、貴志祐介、宮部みゆき)も驚嘆の第22回ホラー大賞優秀賞作品

    第22回日本ホラー小説大賞〈優秀賞〉受賞作が書き下ろしを加え文庫化!

    選考委員も驚嘆!
     「破天荒な大風呂敷が広げられる。総合的な筆力では今回の候補作中、一頭地を抜いていると感じた」綾辻行人
     「『悪因研』の活動が、すべて○○であったとしたら、かなり怖いサイコホラー。違った楽しみ方もさせてもらった」貴志祐介
     「邪神との闘いという王道のモチーフに果敢に挑んだ力作。読了後、確かにタイトルはこれしかないと、しみじみ納得」宮部みゆき

    ===
     東京郊外で両親と暮らす八州朋子には、大きな悩みがあった。30歳を過ぎた兄が二階の自室にこもり、家族にも姿を見せない生活が何年も続いているのだ。職場で知り合った男・加東に心惹かれる朋子だが、兄のことは話せずにいた。
     そのころ、元警察官の仰木と6人の男女たちは、考古学者・砂原が遺した予言を元に『悪因研』を名乗り〈悪因〉の探索を続けていた。〈悪因〉は人々を邪悪な存在〈悪果〉に変えて破滅をもたらす。6人は五感で〈悪果〉を識別する能力を持つ者たちだった。
     〈悪果〉を嗅ぎ分ける男・掛井は、同じショッピングモールで働く朋子への想いを募らせている。そして、掛井の仲間・卓美がある症状を発症し……。

    ===
    クトゥルー神話を思わせる魅力的な異形描写や、「世界の命運を握る存在」という大掛かりな題材。それらと不思議にも共存する、「ひきこもり」という現代社会的なテーマ。兄の存在と自分の未来に悩む女性主人公ほか登場人物の心情描写のバランスにも注目の作品。

    装画=藤田新策
    文庫化にあたり、書き下ろし短編「屋根裏」を収録。
  • 286(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    木犀 あこ
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    臆病作家が怪異に挑む! 第24回日本ホラー小説大賞・優秀賞受賞作

    新人ホラー作家の熊野惣介は、毒舌担当編集者・善知鳥と小説のネタ探しのため心霊スポットを巡るなかで、奇妙な音を出す霊と遭遇し――。霊の見える作家と見えない編集者が「究極のホラー小説」を目指す!
  • その人形には少女達の悲痛な叫びが秘められている。骨董の声を聞く美しきニューヒロイン、登場。新感覚スピリチュアル・サスペンス!

    「持ち主を死へ誘う人形」。
    古美術商の柊ニーナは、いわくを知りながらも、パリでビスクドールの最高峰ブリュ・ジュンを買い付けた。
    ニーナと同様、本物の少女と見紛う精巧さに魅せられた客達がブリュを購入していくが、
    彼らは謎の死を遂げ、ニーナも奇妙な現象に悩まされるようになる。
    ブリュは何を訴えたいのか――パリで調査を始めたニーナは、やがてあるおぞましい過去に突きあたる。
    戦慄のスピリチュアル・サスペンス!
  • 「新宿ではない、もう一つのカブキチョウ」って知ってますか?

    黄昏の薄闇に包まれた街に、ぼんやりと提灯の灯が浮かぶ。通りは煉瓦や木造の建物で明治か大正時代のレトロな雰囲気。家々からは異形の影が現れる。ここは華舞鬼町、新宿とはちがうもう一つのカブキチョウだ。大学生の那由多(なゆた)は東京神田の万世橋で、祖父の形見のカメラを盗まれてしまう。しかも、しゃべるカワウソに。二足歩行で建物の隙間に逃げ込んだカワウソを思わず追いかけた那由多、しかしビルの隙間から抜けたそこは、さっきまでいた秋葉原の街並みではなかった……。異形に襲われそうになったところを、粋な羽織を被った青年、狭間堂(はざまどう)に救われる。「ようこそ、おばけの街、『華舞鬼町』へ。華舞鬼町総元締めの狭間堂は、きみを歓迎するよ」彼は異形ではなく、人間だというが一体その正体は?
  • 少女の「人魚」の遺体!?背後には、ある研究組織が……。比奈子の運命は?

    ===
    湖で発見された、上半身が少女、下半身が魚の謎の遺体。「人魚」事件の背後には未解決の児童行方不明事件が関わっているようだ。その後、また新たな謎の遺体が見つかる。保を狙う国際犯罪組織も暗躍し……。

    ===
    湖で発見された、ビニールシートに包まれた謎の遺体。
    その上半身は少女、下半身は水生生物のように変化しているように思われる。

    比奈子が属する八王子西署にも新たな変化が訪れていた。ずっと捜査を共にしていたメンバーの異動があり、さらに新人が配属されてきたのだ。
    先輩らしい振る舞いをすることにまだ慣れない比奈子。

    少女の「人魚」の遺体は、“死神女史”こと石上博士のもとで検死された。そこで分かったのは、遺体の身体の変異に関する、驚くべき事実だった。

    その「人魚」事件にひきつづき、子供の奇妙な部分遺体が発見される事件が起こり……。


    現代社会の闇が猟奇的殺人と共鳴する、新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第8弾!【電子版特別付録】次巻『COPY(コピー)』プロローグ原稿
  • 色気と凄みを持ち合わせる毒舌茶道家、伊織と家族たちが贈る新感覚探偵譚!

    妖怪のDNAを持つ「妖人」茶道家、洗足伊織。その「家族」で、「小豆とぎ」の妖人であるマメが、「ひまわり食堂」でボランティアとして働き始めた。しかし、小豆が現場に遺された殺人事件が起きて……
  • この絶望的な町で、君と出会った。おぞましくも胸キュンな青春ホラー!

    静かな町で起こった事件。なんと葬儀場で死者がよみがえったのだ。葬儀社の若社長・遼一は、秘密裏に調査を始める。 一方、遼一の妹・佐紀は、幽霊が見えるという不思議な少年と出会い……。

    ※本書は二〇一五年十二月に小社より刊行された単行本『黄泉がえり遊戯』を、加筆・修正の上、改題して文庫化したものが底本です。
  • 704(税込)
    著者:
    中村 ふみ
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    祟り神を始末する「夜見師」の手伝いとして居場所を見つけた輝だったが……

    夜見師・多々良によって自身の呪いが解けた輝。屋敷に祀られている祟り神が封じられた箱の片付けを手伝っていたが、ある日、新しい箱が持ち込まれる。多々良の過去も垣間見える、感動の第2弾!
  • 不実な者には怪異が訪れる! 現代怪談の名シリーズ第9弾!

    「自殺した彼女の人生を代わりに生きています」――滔々と壮絶な体験を語る作家志望の女。傷害事件にまで発展した気まぐれの作り話。芸人が体験した3つの謎と符合する実際の陰惨な話。息を吐くように嘘をつき、偽りに偽りを重ねた不実な人々は、やがて虚妄で邪悪な世界に巻き取られていく……。人の語る「真実」とは、その真贋の証明がどれほど難しいか。真実と虚偽のあわいに生じた怪異譚を99話収録した現代怪談第9弾!
  • 少女は天使か怪物か――!? 現役の拝み屋が語る、恐怖の実体験。

    虚実の境が見えなくなってしまった時、人にとってあらゆるものが、怪異となり得る危険を孕んでしまう――。現役拝み屋が体験した現世のこととも悪夢とも知れない恐るべき怪異。すべてのはじまりは20年以上前、ある日曜日の昼下がりに出会った一人の少女だった。その少女、14歳の桐島加奈江は果たして天使か怪物か、それとも……!? 訪れた災禍を前に恐れおののく一方で、必死に解決を図ろうとする拝み屋の衝撃実話怪談!
  • 『新耳袋』の著者・中山市朗による新シリーズ、文庫第3弾!

    怪奇蒐集家・中山市朗が狩り集めた戦慄の建物怪談。人の気配がない角部屋から聞こえる妙に大きな生活音、引っ越し先で見つけた不気味なビデオテープ、誰もいない子ども部屋で突然鳴りだすおもちゃの音、夜の自転車置き場の地面に這うモノ……。「新耳袋」で話題騒然、今もさまざまな憶測を呼ぶ「山の牧場」の、今だから書ける、ここでしか読めない後日譚6話も収録。どの町にもある普通の建物が、異様なものを孕む空間かもしれない。文庫オリジナル。
  • 704(税込)
    著者:
    最東 対地
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    『夜葬』の著者が贈る最恐ホラー、今度の呪いはドロリンチョ!?

    ある高校の生徒達の噂。<ドロリンチョ@MW779>このアカウントからのツイートには要注意。晒された人は、頭の中身がどろどろに溶けて噴き出すんだって──。その噂は本当だった! 晒された者はメッセージを拡散せよ。失敗した先に待つのはおぞましいペナルティ。生徒達は呪いを回避しようとあがく。そしてたどり着いた驚くべき真相とは!? 底なしの闇に引きずり込まれる、読後感の悪さに要注意! でも最後まで読まずにいられない!!
  • 幽落町からいなくなってしまうの、水脈さん!

    観覧車があった古い写真。迷子になった少年が持っていた、一葉の写真には亡き曽祖父の思いが遺されていた(おもかげをさがして)。鷽替え神事で賑わう亀戸界隈に現れたのは、もう廃止された都電のアヤカシだった(うそにしたいこと)。いつものようにアヤカシたちの憂いを受けてはらす水脈さん。しかし、印旛沼から龍王の使者が現れ、故郷で犯した水脈の罪が許され連れて戻るよう言われて来たという。それを聞いて慌てる彼方たち。水脈さんが幽落町からいなくなってしまう? 大人気シリーズ、ついに最終巻!
  • 「猟奇犯罪捜査班」の“死神女史”こと石上妙子の、若かりし頃の事件

    連続ドラマ化された「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズの人気登場人物“死神女史”こと石上妙子の、若かりし頃の事件を描いたスピンオフ作品が登場!
    「猟奇犯罪捜査班」の“死神女史”として、藤堂比奈子らを助ける検死官・石上妙子。
    彼女がまだ大学院生だったとき、その事件は起きた。
    法医学部の教授のもとで、妙子が検死を担当した少女。彼女は自殺と思われたが、「遺書」の一部が不思議なところから発見された。妙子は違和感を持つなか、十代の少女の連続失踪事件が発生していることを、新聞と週刊誌の記事で知る。
    刑事一年目の厚田巌夫と話すうち、別の女性の変死体のことが分かり、「自殺」に疑念を持つ妙子。
    そして大学では、英国から招聘された法医昆虫学者である、サー・ジョージが研究を開始、妙子がサポートをすることになった。彼の研究が犯罪を解き明かす鍵になるのではと考えた妙子だったが……。
    【電子版特別付録有り】
  • 704(税込)
    著者:
    中村 ふみ
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    呪いと友情が交錯する、ヒューマンドラマ!

    21歳の五明輝は、余命3年あるかないかの身体だ。妹のために、少しでもお金を稼ごうと必死に働いている。ある日、割の良い住み込みの仕事が舞い込んできた。これ幸いと仕事先に行ってみると……。
  • 史上最恐の百物語。 このお話の舞台は、あなたの町かもしれない……。

    怪談蒐集家・中山市朗が満を持して放つ、本当に怖い話だけを厳選した百物語、第二弾。逆さに連なる首を切られたカラスの死骸、お札を貼られた井戸に潜むモノ、誰もいないはずの学校に現れる赤いジャージの少年、深夜の霊園からかかってくる電話……。「霊感はない」と断言する著者が、曰くつきのログハウスで行なった怪談会の顛末や自宅で遭遇した怪異も収録。日常の風景がぐらりと揺らぎ、忌まわしいものが忍び寄る――。
  • 古城に囚われたルカを救い出せ! 館ミステリー・ホラー第2弾

    美貌の考古学者・ルカが消息を絶った。ナチス・ドイツの研究機関アーネンエルベで、養父の父親の同僚だったという男爵に招かれ、南ドイツの古城に出かけたというのだ。ルカが勤めるトリノのエジプト博物館から助けを求められた宗教学者の夜刀は、単身城に乗り込む。彼を迎えたのは、人形のように生気がないルカと、おぞましい秘密を持つ住人たちだった……性格も見た目も正反対の“腐れ縁コンビ”が再びタッグを組む! 多彩な館と謎ときが魅力のミステリー・ホラー。
  • 警察病院で発生した大量殺人。入院患者を狙った犯人の本当の目的は……?

    連ドラ化された大人気シリーズ第7弾!
    病院で起きた大量殺人! 比奈子らが追う犯人の目的は?
    12月25日未明、都心の病院で大量殺人が発生との報が入った。死傷者多数で院内は停電。現場に急行した比奈子らは生々しい殺戮現場に息を呑む。そこは特殊な受刑者を入院させるための特別病棟があり、狙われたのはまさにその階のようだった。相応のセキュリティがあるはずの場所でなぜ事件が? そして関連が疑われるネット情報に、「スイッチを押す者」の記述が見つかり……。
    大人気シリーズは新たな局面へ、戦慄の第7弾!  【電子版特別付録】次巻『MIX(ミックス)』プロローグ原稿
  • 浮世と常世の違いはあっても、大切なのは「絆」です……。

    大学生になって二回目の夏休みを持て余していた御城彼方(みじょうかなた)は、水脈(みお)や真夜(まや)と一緒に湘南の海に出かける。しかし、水脈の目的は忍に会う事であった。江の島で忍や共にいた朱詩と合流した水脈たちは、江の島の岩屋に祀られる五頭龍を訪ねる船の中で「海坊主」の噂を耳にする。実際、岩屋に祀られた五頭龍も連続する水難事故を憂いており、一行は何とかしてほしいと頼まれる。彼方の将来に対する不安や希望、忍と意外な友情で結ばれている都築とその生い立ち等、主要キャラクターたちの変化がみられる、大人気シリーズ第8巻! 巻末には、キャラクターや水無月堂の設定資料を特別収録!
  • 参加者全員に死相が浮かぶ、バスツアーの行方は!? シリーズ累計20万部突破の「死相学探偵」シリーズ第6弾!

    黒術師を崇拝する者たちがいる。黒い欲望を持った人々を犯罪へいざなう、恐るべき呪術の使い手・“黒術師”。黒捜課の曲矢刑事から、黒術師が崇拝者を集めたバスツアーを主催すると聞かされた俊一郎は、潜入捜査を手伝うことに。危険を承知で潜入した俊一郎だったが、バスツアーの参加者全員に、くっきりと死相が視えていて――。俊一郎たち参加者を次々と襲う、怪事件の真相は!? 「死相学探偵」シリーズ、絶体絶命の第6弾!!
  • 猟奇的な事件の裏には“魔女”の影が――。最強美形男子コンビが謎を解く!

    行方不明になっている魔女調伏師の前任者の足どりをつかんだ理人は、玲李を連れて長崎の古支架島へ向かう。だが時を同じくして身体の一部を切断され、額に謎のマークをつけられた猟奇死体が発見され……!?
  • 660(税込)
    著者:
    最東 対地
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    衝撃の連続! 第23回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作

    ある山間の寒村に伝わる風習。この村では、死者からくりぬいた顔を地蔵にはめ込んで弔う。くりぬかれた穴には白米を盛り、親族で食べわけるという。この事から、顔を抜かれた死者は【どんぶりさん】と呼ばれた──。 スマホにメッセージが届けば、もう逃れられない。【どんぶりさん】があなたの顔をくりぬきにやってくる。脳髄をかき回されるような恐怖を覚える、ノンストップホラー。第23回日本ホラー小説大賞【読者賞】受賞作!
  • ついに森司がこよみとデート!? 映画化もされた大ヒット作、待望の第10弾!

    雪越大学 オカルト研究会に所属する、超草食系大学生の森司。
    しかし、奇跡は起きた。
    なんと、こよみちゃんと、菜の花の有名な福島潟で初デートすることになったのだ! 
    その日に向け、森司は着る服(と自らの体型)に頭を悩ませる。
    オカルト研究会のメンバーも、二人のデートに興味津々だ。
    けれど依頼人は容赦なくやってくる。
    連続殺人事件現場の横に立つ豪華な洋館に現れた、女の足だけの霊。
    森司がかつて経験した、先輩の同時二重体(バイロケーション)の謎。
    そしてデート当日にまで、恐怖は忍び寄ってきて!?
    甘甘なのに身の毛もよだつ、青春オカルトミステリ第10弾!
  • 704(税込)
    著者:
    倉狩聡
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    デビュー作にして大ヒット作『かにみそ』をしのぐ問題作、待望の文庫化!

    流星群の夜、不思議な石を舐めた可愛いスピッツ犬のヒメ。その日から全てが変わった。相次ぐ連続殺人事件、背後に蠢く犬の気配。史上最高に可愛くておぞましい「犯罪犬」と人との前代未聞の物語!
    ※本書は二〇一五年六月に小社より刊行された単行本『今日はいぬの日』を、加筆・修正の上、改題して文庫化したものが底本です。
  • 「本当に恐いのは、妖か、それとも人間か」 ミステリで、ホラーで、人情家族小説。人気作家、榎田ユウリの人気作、三冊合本版で登場!!

    突如発見された「妖怪」のDNA。
    それを持つ存在を、「妖人」と呼ぶ。

    都内に佇む茶室、妖奇庵。
    美貌の主・洗足伊織(せんぞく いおり)は、
    明晰な頭脳をもつ隻眼の美青年。
    口が悪くひねくれ気味だが、彼は人間と妖人とを見分ける力を持つ。
    その能力を頼られて、警察からは捜査協力の依頼が。
    今日のお客は、警視庁妖人対策本部(Y対)の新人刑事、脇坂。
    彼に「アブラトリ」という妖怪が絡む、女子大生殺人事件について相談され……。

    家令の美青年で「管狐(くだぎつね)」の夷(えびす)、無垢な美少年で「小豆洗い」のマメ。
    家族同様の絆で結ばれた二人と、ひっそり暮らしていたいのに、
    事件が伊織を放ってはおかない。
    穏やかな日常に潜む「悪意」を、伊織は暴くことができるのか。
    大人気妖人探偵小説!

    ※本電子書籍は『妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず』『妖奇庵夜話 空蝉の少年』『妖奇庵夜話 人魚を喰らう者』を1冊にまとめた合本版です。
  • 最凶で最恐の青春ホラー!! 第21回日本ホラー小説大賞《大賞》受賞作。

    東京都の果ての美しい島。高校生の椰々子は、""呪われた美少女""として島民に疎まれている。そんな彼女に、島の有力者の息子・杜弥は、密かに片想い中。しかし彼女が禍々しい予言を聞いて以来、島に怪異が続発し…。
    ※本書は二〇一四年十月に小社より刊行された単行本『死呪の島』を加筆・修正の上、改題し文庫化したものが底本です。
  • あなたの五感すべてに揺さぶりをかける猛毒ミステリ・ホラー。型破りな「粘膜」シリーズの合本版が、ファン垂涎のオリジナル特典つきでついに登場!

    あなたの五感すべてに揺さぶりをかける猛毒ミステリ・ホラー。型破りな「粘膜」シリーズの合本版が、ファン垂涎のオリジナル特典つきでついに登場!

    【収録作】
    『粘膜人間』:異形な巨体を持つ小学生の弟に脅える、長兄の利一と次兄の祐二。弟の殺害を計画した二人は、村のはずれに棲む〈ある男たち〉に依頼した……第15回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。

    『粘膜蜥蜴』:上官の命令に服従する兵士、戦地で負傷した帰還兵、侵入者に拷問を加える憲兵、爬虫人のサーカスに夢中になる少年……”粘膜”シリーズ最低にして最高の凱旋!
     
    『粘膜兄弟』:ある地方の町外れに住む双子の兄弟。戦時下の不穏な空気が漂う中、二人は一人の女をめぐり凄惨な運命に身を委ねていく……驚異のシリーズ第3弾!

    『粘膜戦士』:東南アジアの密林に棲息するという爬虫人〈ヘルビノ〉とは? 戦時中の日本で起こる未曾有の凄惨な事件の数々。第63回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)受賞作!

    電子合本版オリジナル特典:
    (1)著者による粘膜シリーズのセルフ解説
    (2)直筆サイン
    (3)富蔵イラスト

    ※本電子書籍は「粘膜人間」「粘膜蜥蜴」「粘膜兄弟」「粘膜戦士」を1冊にまとめた合本版です。
  • 638(税込)
    著者:
    朱雀門出
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本ホラー小説大賞短編賞受賞作家が放つ、第2作!

    華道教室に通うまりかの先生・嵯峨御流正教授である龍彦の趣味は、なんと怪談蒐集。最初は引き気味のまりかだったが、龍彦の優しげな雰囲気に惹かれ、怪談蒐集の手伝いをすることとなる。ある日まりかは、「おざぶ…おざぶ…」という声が聞こえる穴の噂を聞く。早速龍彦に報告しその穴を調べに行くが、そこで2人は、奇妙で恐るべき怪異に巻き込まれてしまう―。新たな怪談の旗手が描く、日常に潜む怪異の世界。連作短編集!
  • 880(税込)
    著者:
    北上秋彦
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    寄り付き、血を吸い、操り……殺す

    突然届いた弟の手紙に不吉を憶え郷里を訪れた亜希子、姉を探しに来た警察官の触沢。台風一九号により陸の孤島と化した、津谷瀬村には、50年の眠りから蘇った死霊たちが静かに広がっていた……
    ※本書は二〇〇〇年四月、アスキーより刊行された『呪葬』(アスペクトノベルス)を加筆・修正のうえ文庫化したものが底本です。
  • 鬼刑事と美貌の陰陽師警部、呉越同舟コンビが異界の事件を解決する、警察伝奇ミステリシリーズ。

    人間業とは思えない猟奇殺人が発生。そんな中、管轄の忌戸部署にロサンゼルス市警から総髪碧眼の美貌の警部が派遣されてきた。その名はベニー芳垣。ベニーは早速「鬼」と呼ばれる刑事・鬼丸とコンビを組むことになる。しかし、ベニーは陰陽師でもあり、鬼丸は名前のとおり、その正体は人外の「鬼」であった。二人は本来敵対する一族。 互いの正体を知らないまま、謎の猟奇事件を追うハメになるが、真相を追う中でいつしか奇妙な絆が芽生えはじめ・・・・・・前代未聞の警察伝奇ミステリ。
    ※本電子書籍は「オニマル 異界犯罪捜査班 鬼と呼ばれた男」「オニマル 異界犯罪捜査班 結界の密室」「オニマル 異界犯罪捜査班 鬼刑事VS殺人鬼」を1冊にまとめた合本版です。
  • 638(税込)
    著者:
    吉岡 暁
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    第13回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作

    熊野本宮に近い山村が大水害で多くの死傷者を出したと聞き、僕は精神科の病院を抜け出した。奇妙な消防団員二人と老人とともに熊野古道を進み、崖崩れで崩壊した隣村の墓地にたどりついた僕が見たものとは?

    熊野山地の集落で台風による山崩れが起こった。パニック障害と離人症性障害のため入院中だった僕は、いてもたってもいられなくて、病院を抜け出した。現地対策本部で出会った不思議な老人ワタナベさんと二人の消防団員とともに、土砂崩れで流された墓地の応急処置に向かうが…。第13回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した表題作のほか、書き下ろし中編「ウスサマ明王」を併せて収録する。
  • 浮世と常世の橋渡し、万事やってのけましょう! 大人気シリーズ、第7弾!

    大学生の僕・御城彼方(みじょうかなた)の下宿先は、あの世とこの世の間に存在する幽落(ゆうらく)町のアパート。すっかり町に馴染んだ僕は、駄菓子屋「水無月堂(みなづきどう)」の店主で大家さんでもある水脈(みお)さんとともに、幽霊や妖怪から持ち込まれる悩み事やトラブルを解決する日々だ。ある日、駄菓子屋の用心棒猫目さんと大掃除の中、見慣れる瀬戸物を見つける。その正体は付喪神だった。「まだ使えるのに捨てられてしまった」ために人間を恨むようになり、その憂いが彼らをアヤカシにしてしまったことに気が付いた水脈はある提案をする。ほっこり、謎ときミステリー、第7弾!
  • 「この時代小説がすごい! 2016年版」第1位作家が描く、新説・陰陽師物語。戦国の世。一人の陰陽師の姫が、都を救う──。

    時は戦国。不穏な戦雲におののく京の都に、無数に張られた結界を破って六百年ぶりに恐るべき天魔が侵入、魔界への口を開こうと画策していた。大陰陽師・安倍晴明の末裔である土御門家の姫・光子は、唯一天魔を討つことができる出雲の霊剣・速秋津比売の剣を取りに行くことを決意。藤林党の若き惣領・疾風ひきいる伊賀の忍び七人を護衛とし、出雲への危険な旅に出発する。はたして光子は都を救えるのか!? 時代小説注目の気鋭が描く、誰も見たことのない陰陽師物語。第1弾に加え、第2弾「騒乱ノ奈良編」、第3弾「迷宮城編」を合わせたシリーズ合本版!
  • 814(税込)
    著者:
    北上秋彦
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    北を目指すトロッコ列車に襲いかかるゾンビ!ノンストップサスペンスホラー

    本州で発生した致死的急性狂犬病症候群が感染爆発。発病後の死亡率は限りなく100%に近い。この病により、日本は滅びてしまうのか。家族を失った鉄道少年・翔太はトロッコ列車を自ら操り北海道を目指す!
  • 幽霊を口説け、騙せ――命と引き換えに手にした仕事は、女の幽霊相手の結婚詐欺!? 怖くて切ない暗黒エンタメを一気読み!

    借金を苦に自殺しようとしていたところ、カタリという謎の男に声をかけられた青年ミチヲ。
    聞けば、ある仕事を引き受ければ、借金を肩代わりしてくれるという。
    喜ぶミチヲだったが、その仕事とは、失意の果てに命を絶った女の幽霊を惚れさせ、財産を巻き上げることだった!
    かくして幽霊とのデートの日々が始まるが……。
    弱気で優しいイケメン詐欺師ミチヲの運命は――。
    ※本電子書籍は「幽霊詐欺師ミチヲ」「幽霊詐欺師ミチヲ2 招かざる紳士淑女たち」「幽霊詐欺師ミチヲ3 時計仕掛けのファンタスマゴリア」を1冊にまとめた合本版です。
  • 704(税込)
    著者:
    大石圭
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    この地獄を抜け出す、悪魔に心を売ってでも――。凄絶なラストに心奪われる、エロティック・リベンジホラー。

    歯科医として働くクリスチャン、聖。
    勤務先の医院長は、大学時代から仲の良い双子の兄弟……スマートで優しい慎一郎、大柄で明るい健一郎だ。
    ある日、彼らのプロポーズを断った聖は、中庭の“音楽室”に監禁されてしまう。
    双子は本性を現わし、陵辱はエスカレート。
    身も心も壊された聖は、神に祈るのをやめ、ある復讐に踏みきる――「私、健ちゃんと慎ちゃん、どちらかと結婚したいわ」。

    第二部からの怒濤の復讐劇に、ご用心。
  • 現役の拝み屋が語る多彩な怪異

    最期まで優しい母として逝った依頼主、忌まわしき白無垢姿の花嫁、昵懇の間柄だったひと、心に怪物を抱えた女――。四人の女性の存在と彼女たちとの顛末を中心に、現役の拝み屋が体験・見聞した最新怪異譚を収録。決して触れてはいけない闇と、ときとして人の温情がもたらすあたたかな光。双方が生み出す不可思議な事象は、そのどちらも怪異が持ち得る姿である。生者と死者が灯した火が怪しく揺らめく、厳選の53編!
  • 傷を負い行方不明となった比奈子の運命は……!? 長野と東京で発見された幼児の部分遺体と、連続殺人鬼・都夜との関係は。

    比奈子の故郷・長野と東京都内で発見された複数の幼児の部分遺体は、神話等になぞらえて遺棄されていた。被虐待児童のカウンセリングを行う団体を探るなか深手を負った比奈子は、そのまま行方不明に。残された猟奇犯罪捜査班の面々は各地で起きた事件をつなぐ鍵を必死に捜す。そして比奈子への復讐心を燃やしている連続殺人鬼・都夜が自由の身となり向かった先は……。新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第6弾! 【電子版特別付録】次巻『BACK(バック)』プロローグ原稿
  • 308(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    福澤徹三
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    怪談実話の名手が端正な筆で炙り出す、日常に潜む怪異。

    1人暮らしの部屋で、深夜パソコンに向かっていると背後から聞こえる奇妙な音……その正体に震撼する「カタカタ」。朝起きるたび、数が増え深くなっていく引っかき傷に、じわじわと追いつめられていく「傷」。実在の事故物件をめぐる、不穏なシンクロニシティ。併せて読むと怖さが倍増の「残穢の震源から」「三つの問題物件」他、62話を収録。日常に潜む忌まわしさと恐怖を端正な筆致で炙り出す、正統派の怪談実話集。
  • 怪異は、あなたのかたわらに。気付いてしまえば、もう戻れない。

    エレベーターを待っている背後に、毎日通り過ぎる路地の片隅に、長らく空いたままのアパートの隣室に……日常の風景に潜んだ怪異は、ある日突然姿を現し襲いかかる。読めばもう日常には戻れない、百の体験談
  • 人の業の深さほど怖いものはない。現代怪談人気シリーズ第8弾!

    欲望に支配された人間の心に宿る闇。その闇が引き起こすさまざまな怪異におののくと同時に、同じような業に自分自身も囚われていることを見せつけられる……。恐怖がふつふつと臓腑に涌く現代怪談。

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