『男性向け、C95(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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その少女は、神と共に生きることを選んだはずだった
十年前、別れを告げた故郷をふと思い出した早苗は、過去の決断を出汁に、帰郷をちらつかせる諏訪子になじられる。布団に逃げ込んだ早苗が目を覚ますと、そこは実家の寝室だった。
重い身体は、正しく二十七歳になり、風祝としての力を失った外界の早苗のもの。諏訪子の言葉通り、夢から覚めたように早苗は外に追い出されたのだった。
祟られ、不調に喘ぐ彼女は、見えないが『居る』諏訪子に畏れを抱く。
特別でない自分は、あまりに無力だ。
身近な神は、こんなにも恐ろしい。
しかし、諏訪に覚えた違和感に、現実に存在する幻想郷への帰還を決意し、知己を頼るべく、早苗は一路東京へと向かう。
だが、己の求める故郷へ手を伸ばした早苗は知る由もなかった。幻想郷に、彼女の居場所はもうないことを。恐るべき神が、非力な彼女を待ち受けていることを。
少女たちの「最も恐ろしいもの」について述べた、各巻完結型・幻想少女恐怖シリーズ第15弾。 -
勇者になりたい男の子の物語
勇者を夢見る少年アゼルはある日の夕方、街道をひとり歩く少女アリスと出会う。アゼルは、幼馴染みのルミエと二人でアリスを村に伝わる勇者伝説の洞窟へと案内することになる。それが、すべての始まりだった。ちょっとした冒険のつもりが、洞窟の奥で魔獣と遭遇して死にかけも奇跡的に生還するが、村が盗賊に襲われ家族も何もかもを失う。ルミエはアゼルに勇者であることを願い。アゼルは勇者になることを決意する。数年後、アゼルとルミエは帝都でアリスと再会する……。
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