『植物、有限会社 雷鳥社、雑誌を除く、分冊版を除く(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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名もなき緑を日々見守る、世界の“隙間植物愛好家”たち
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アスファルトのひび割れやマンホール蓋のふち、側溝の奥底、室外機の下……。整備された都市空間の隙間で、人知れず芽吹き繁茂する植物たち。
「路上園芸鑑賞家」として発信を続ける著者は、街の隙間に生きる緑に自身の秘めた「野性」を重ね、その制御不能さに心惹かれ続けている。本書では、著者が世界13カ国18人の“隙間植物愛好家”にコンタクトを取り、約2年にわたって取材を重ねた。
水抜き穴協会・モリタケンイチは、水抜き穴という小さな穴に広がる生態系に「小宇宙」をみる。
イタリア在住のパオロ・カスパーニは、路上の植物に「勇敢さ」と「しぶとさ」をみる。
スウェーデンの元テレビマン、スタファン・フィッシャーは植物が生きる隙間に「ミニチュアの世界」をみる。
オランダの芸術家・アン・ゲーネは植物の「不完全さ」に「完璧」をみる。
メキシコのデザイナー・アストリッド・ストゥーペンと文化人類学者のステファニー・スアレスは、都市の植物から「パラレルな時間の流れ」を垣間みる。
日本、フランス、トルコ、メキシコ、韓国、台湾、イタリア、スウェーデン、ブラジル、シンガポール、アメリカ、オランダ、ニュージーランド。ぜんぶで19人の緑をみる人たち。それぞれのストーリーと総数800枚もの写真をとおしてみえてくるのは、日常にひそむ地球の「野生」だ。
(巻末に英訳掲載) -
2022年10月から2023年3月までの植物観察家の日記。
本書は秋から冬、そして春を迎えるまでの6か月間の記録です。
東京から山梨へ移住した植物観察家の鈴木純さん。街より野山が近くなったけれど、観察家としての日々は変わりません。生活の中で出会った身近な植物を、遠くから眺めたり、ぐっと自分に引き寄せたり。そんな風にしていつも観察しているのは、植物の「わかっていないこと」、まだ形のない「なにか」。
山梨で迎えた厳しい冬と、そこにある形のない春。春は、どこからやってくるのだろう。
「いま」を書きとめた貴重な記録です。 -
鉢植えの背後には、人間ドラマがある。
言われてみれば、見たことある……住人たちの路上にはみだす植物愛。※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「路上園芸」それは暮らしの中で人と植物とが作り上げた、肩の力の抜けた緑の光景のこと。
路上園芸学会会長こと村田あやこ氏は、そんなゲリラ的園芸活動を愛で、見守ってきた。
その街中園芸を語る上で外せないのが、植物たちと同じくその地で根を張り生きる、市井の路上園芸家たちだ。
“路上にはみだす園芸家”たちの独自の世界観と、「静かに収まっていられるか」とばかりに鉢からはみだそうとする植物の生命力。
そのせめぎ合いは見ものである。
本書では、著者扮する黄昏時を迎えた主人公「たむら」の住む架空の街で繰り広げられる路上園芸に、独自のワードを当ててイラストとともに解説。
クセの強いキャラクターたちが、植物を支え、時に支えられ、翻弄されていく様子が愛おしい。
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