『BL オフィス、秘蜜の本棚(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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酒の勢いで、社長・相沢とエッチをしてしまった営業の和樹。
元々、男しか好きになれないし一夜限りと諦めていたが、気付けばその関係は半年続いている。
相沢は自分のことをどう思っているのか一切口にせず、身体を重ねれば、重ねるほど、受け入れる和樹の想いだけ大きくなって行く。
そんな矢先、相沢に婚約の話があると社内で噂が流れ、次第に営業成績が落ち始め、元気を無くす和樹。
心配した先輩・永田が和樹を飲みに誘い、「好きだ。そんな奴とは別れてしまえ」と突然唇を奪われる。
永田の遠慮ないアプローチに、営業成績。そして、想い人である相沢の本心に、和樹の心はかき乱される。
上司・部下、先輩・後輩、強気攻め・健気受け、リーマン・ラブ。
【本作品はハニーボーイズVol.2に掲載されております。】 -
「この万札の分だけでいい。俺の好きにさせてくれ!」そうすれば俺は、過去への悔恨から解き放たれる気がする……。
風俗店経営者・亮介は、17歳の自分を思い出す。名門校の優等生、サッカー部のエースでキャプテン。
だが、あるときそんな人生が一変する。部活顧問に犯され続けた挙句、最後は殺して刑務所に入った。
後悔している。なぜ犯される前にあいつを殺さなかったのか。ホモなど全員死ねばいい――。
そんな過去を持つ亮介だったが、親の借金でウリ専ボーイになった、プライドの高そうな少年・直哉の眼を見て心がざわめいた。
「なんてことだ。俺はあいつが、愛おしいとでもいうのか。この世でもっとも俺を嫌い、軽蔑している奴に、俺は生まれて初めて、惚れているというのか――」
残酷の裏社会、捻じれた情愛、肉食セックス、極道たちとの壮絶なバトル。2人の運命は――? -
雑誌の取材のためSM喫茶を訪れた編集長の谷川は、自分でも理解しがたい嫉妬心に乱されていた。
部下でありライターであり、一ヵ月前に「好きだ」と告白をしてきた本間が、店内にいた「男の娘」と店の奥へ消えていったからだ。
(どうかしてる、俺は──)
自分の気持ちがいまだわからない谷川と、自分の気持ちを素直にぶつけてくる本間、二人の恋の行方は。 -
「ちょっと来いや!」
交際二か月の会社の同僚でもある恋人・雄一(ゆういち)とのデートの帰りにチンピラに絡まれた春也。
目の前で恋人が連れていかれようとしているのを、春也は止めたが、ふいに車に乗っている一人の男に目が留まる。
「れん……じ?」
それはかつての幼馴染であり親友でもあった、廉次だった。
顔見知りだというのに安心してしまい、恋人を離すように言う春也。
「連れていけ」
だが、廉次の反応は薄く、冷たく一蹴されてしまう。
「なら、代わりに自分が行く」と雄一を庇い、身代わりを申し出た春也。
屋敷に戻り、二人きりになったのを合図に、突然廉次は……。
無理やり、ドS、微鬼畜ストーリー。
【本作品はハニーボーイズVol.2に掲載されております。】 -
メンテナンス営業部のエースとして期待されている竹内芳郎と組むことになった出向社員の現場修理担当・久保彰成は、五年前、芳郎が捨てられるように別れた年上の男だった。
彼を忘れられず、男と付き合っては揉めている芳郎は、初対面のふりをする彰成に心を乱される。
けれど、見つめ合うお互いの中に相手に対する想いが残っていることを悟った芳郎は、歓迎会後の酔いに任せて関係を持つ。
彰成の目は昔と変わらない熱さで芳郎を見ていたが、大人の余裕で友人関係を築こうともしていた。
焦れた芳郎は、忘れ難い憎しみをぶつけることで、自分の心を癒して彰成を傷つけようとする。でも、それは強い恋心の裏返しでしかなかった。
過去の傷のせいで、素直に好きとは言えない二人の、五年越しの恋の行方は。
年の差リーマン・ラブ。 -
女友達から合コンのセッティングを頼まれた拓哉。
会社内でメンバーを探すが見つからず、困っていた拓哉のもとへ先輩の桜井が現れ、合コンメンバーに加わることになった。
桜井は男から見ても羨む容姿を持ち、人並み以上に女性にモテ、何かしら良からぬ噂の持ち主だ。
合コン中、拓哉は桜井の本当の素顔を知り、噂に振り回されていた自分を恥じていた。
本当の桜井は、人一倍不器用で人見知りで、自分の気持ちを伝えるのが苦手なシャイな男だという。
そんな桜井から、拓哉は突然思いがけない言葉を投げかけられる。 -
趣味で始めたFXで大損してしまった26歳会社員のすばる。
明日からの生活をどうしようか悩んでいると、偶然高校時代の後輩:笙太に出会う。
笙太は現在金融屋で働いていて、いつでも頼ってくださいね、とにこやかに言われ、すばるは甘えて大金を借りてしまった。
ある日、屈強な暴力団員を連れて取立てにきた笙太。
まるで別人のように残酷に微笑み、すばるを拉致する。
「○○○に出演するなら借金はチャラ」
笙太から提案された驚きの内容とは!?
そして、笙太がすばるを慕っていた本当の理由とは!?
先輩・後輩、年上ノンケ受・年下鬼畜攻の下克上もの。
【本作品はハニーボーイズVol.1に掲載されております。】 -
「まず、手始めにですね、脱いでください」
泰人は面接官の久志にいきなりそう命令された。
ここは読者モデルの面接会場。とは言っても久志と泰人の他には誰もいない。
不安にかられた泰人は逃げ出すことを決意したが、応接室には鍵が……。
「ここは、アダルトビデオの制作会社だよ。ゲイ向けの」
驚愕の事実が久志から告げられ、泰人は後ろ手にベルトで縛られる……。
初対面だと思っていた泰人だが、久志とは幼き頃に接点があった。 -
サディストとマゾヒストが集まる快楽主義者達の社交場、老舗SMバー「NOIRE」。
元従業員だった木崎は、同級生の田代を連れて約十年ぶりに入店した。
中央にあるステージで始まったSMショー。
そこへ現れた清楚でスレンダーな「ケイ女王様」に木崎は目を奪われた。
その後、彼女に誘われアフターで二人きりになるも、お酒を飲み、帰り際にキスをするだけにとどまる。
甘い香りと唇の感触を思い出しながら翌朝出社すると、同僚の吉野が具合悪そうにしている。
覗き込んだ顔には、見覚えのある泣き黒子が……。
SM、女装子、クール受ストーリー。
【本作品はハニーボーイズVol.3に掲載されております】 -
伯父夫婦の代わりに、豪華な別荘の管理人を十日間務めることになった健(たける)。
やってきたのは、製薬会社の御曹司:青斗(せいと)と、執事の峰岸。
生まれたときから体が弱い青斗。夏はこの別荘で過ごすという。
ある日、健の目の前で青斗が倒れてしまう。心配でたまらない健はつい、窓ごしに寝室を覗いてしまう。
そこで見た驚愕の光景に、健は一人欲情する……。
そして、一人苦しむ健の目の前に、苦い過去を作った張本人が再び現れる!?
美少年・御曹司・純愛ラブ。
【本作品はハニーボーイズVol.1に掲載されております。】 -
若干22歳にしてイベント会社を経営している節(せつ)は、魔女の末裔。
魔力を安定させる契約のため、女たらしのやくざ・久志(ひさし)と月に一度、キスしなければならない。
軽いノリの久志を一度は本気にさせたいと惚れ魔法を試しているが、一向にかかる気配もなく、兄からは当たり前だと呆れられている。
ある日、節に「抱かせろ」と迫った久志が行方不明になり……。
軟派で不器用なやくざ×素直になれない魔女っ子(男)の純愛ラブコメ。
【本作品はハニーボーイズVol.2に掲載されております。】
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