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『歴史、徳間書店(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全278件

  • シリーズ14冊
    660869(税込)
    著者:
    わらいなく
    レーベル: RYU COMICS
    出版社: 徳間書店

    【電子限定特典ペーパー付き】「江戸の三甚内(さんじんない)」高坂甚内・鳶沢甚内・庄司甚内の物語。関ヶ原の戦いから3年が経過した慶長8年(西暦1603年)大久保長安は群盗風魔党を打倒すべく、希代の盗賊として名を馳せる高坂甚内を呼び寄せる。甚内たちと風魔一族の壮絶なる闘いが、今幕を開ける!!
  • シリーズ6冊
    770869(税込)
    著者:
    武原旬志
    レーベル: RYU COMICS
    出版社: 徳間書店

    【電子限定特典ペーパー付き】13世紀初頭フランス・ブルターニュ地方、紋章官トマはおぼつかない足で戦場を駆け巡っていた。戦も終わり彼の次なる使命は怪我を負った主より言い渡された、領主ブルターニュ公の花嫁探し。花嫁を見つけるため主の旧友アンドレに会いに武芸大会へ赴くトマであったが、待ち受けていたのはアンドレの名を語る別人。しかし、そのアンドレはトマが本来探していた花嫁本人であった…! なぜか男の姿で武芸大会へ出場していた彼女に問いただすも門前払い、しかも目的は領主ブルターニュ公への復讐と分かり…。
  • シリーズ4冊
    682726(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    かつて御小人目付(おこびとめつけ)として剣と隠密探索の達人だった九十九九十郎(つくもくじゅうろう)。だがある事情で職を辞し、今は「仕舞屋」と称してもみ消し屋を営んでいる。そんな九十郎の家を、ある朝、七と名乗る童女が賄いの職を求めて訪れた。父母を失ったという七は断っても出て行かず、父仕込みの料理で九十郎を唸らせる。「侍」のもとで働きたいという七の真の目的とは? 九十郎の情と剣が、事件と心の綾を解く!
  • シリーズ2冊
    880(税込)
    著者:
    速水螺旋人
    レーベル: RYU COMICS
    出版社: 徳間書店

    ときは第二次世界大戦、ソ連とドイツの戦いのなか、ロシアの魔女ワーシェンカとお目付けナージャのコンビがあっちをうろうろ、こっちをうろうろと転戦する。お化けと戦争が交錯するローリングストーンな変てこ戦記が完全版として復活! ※こちらの作品は2011年に刊行された『靴ずれ戦線(1)』に新規読み切りや解説ページなどを加えた内容になっております。重複購入にご注意ください。
  • 天正八年(1580)桑名。伝馬舟の船頭で十七歳の小野善吉は、天性の剣の才があり、素浪人に挑み、はじめて人を殺めた。善吉は陰流の藤島一心斎が師範の剣術道場破りをたくらみ、師範代の設楽十郎右衛門が相手になるところまでいったが、道場の剣客で高名な伊藤弥五郎が相手となり善吉は敗れた。弥五郎は善吉の剣の才を見抜き、善吉を弟子として小野善鬼と名乗らせた。後の小野次郎右衛門であった。時代傑作。
  • 【電子限定特典ペーパー付き】舞台は19世紀末、巨大な壁で東西に分断されたアルビオン王国の首都ロンドン。伝統と格式ある名門、クイーンズ・メイフェア校には、5人の少女たちが在籍していた。彼女たちは女子高校生を隠れ蓑に、スパイ活動を展開。変装、諜報、潜入、カーチェイス……。少女たちはそれぞれの能力を活かし、影の世界を飛び回る。濃厚なドラマと緻密に張り巡らされた伏線、そして爽快なアクションで大人気のTVアニメが待望のコミカライズ!
  • 伊達政宗の伯父にして山形の礎を築いた戦国大名・最上義光(もがみよしあき)。父との確執、妹への思い、娘に対する後悔、甥との戦(いくさ)。戦場を駆ける北国の領主には、故郷を愛するがゆえの数々の困難が待ち受けていた。調略で戦国乱世を生き抜いた荒武者の願いとは……。策謀に長けた人物とのイメージとは裏腹に、詩歌に親しむ一面を持ち合わせ、幼少期は凡庸の評さえもあったという最上義光の苛烈な一生!
  • シリーズ9冊
    0660(税込)
    著者:
    東冬
    レーベル: RYU COMICS
    出版社: 徳間書店

    秘密の任務を帯びた軍用列車が衝突事故を起こした。混乱の中、咆哮をあげる謎の生物――『混沌』。それを取り押さえんと、帝国日本軍の秘密兵器『蔵王』が起動するのだが、死闘の最中、一人の少年が重症を負い記憶を失ってしまう……。それから7年後、1939年のハルピンから物語は始まる!!
  • シリーズ4冊
    0550(税込)
    著者:
    耳式
    レーベル: RYU COMICS
    出版社: 徳間書店

    猫耳だらけのオンナ新撰組に拾われた犬族の少年・犬井捨介(いぬいすてすけ)。お色気たっぷりのオンナの子たちに囲まれて、誘惑ばかりの毎日だけど、立派な侍目指し、隊士見習いとして奮闘中! 笑って泣いて、走って転んで、恋をして!? 幕末純情猫耳列伝、ここに見参!!
  • 858(税込)
    著者:
    伍代 圭佑
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    『若親分、起つ』シリーズで話題の著者、
    渾身の時代シリーズ!
    鬼たるべし

    天下の財を正しく回すために

    江戸の天才官僚、荻原重秀を活写する
    白熱の時代シリーズ、堂々開幕!
    「これからの勘定方を、
    そなたが作っていくのじゃ」


    十九歳で勘定役に抜擢された
    荻原彦次郎(後の重秀)。

    苦手な算盤は算術の才を持つ
    用人の半助に任せっきり。
    自身はめっぽう切れる頭を武器に
    日々改革に励んでいた。

    そんな彼に検地の指揮という
    難題が降りかかる。
    太閤が行って以来八十年ぶり。
    年貢にかかわるだけに、
    各所代官の抵抗は必至だが――。

    彦次郎がとった前代未聞の秘策とは!?
  • シリーズ5冊
    836847(税込)
    著者:
    馳月基矢
    著者:
    上田聡子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「拙者、妹がおりまして」で人気沸騰の著者、新シリーズ開幕!

    弱った時にはふるさとの味が一番。
    お江戸の郷土料理小説、第一弾。

    日ノ本各地の郷土料理を味わうことができる「ふるさと横丁」。
    地方から江戸に出てきた人々が故郷の味を懐かしんで訪れる通りだ。

    輪島出身のおなつは、ふるさと横丁にある「輪島屋」で働きながら許嫁である丹十郎の帰りを待っていた。

    命懸けの任務が無事に終わるよう祈りながら作るのは、潮の香りが漂う卯の花ずしや茄子と素麺の煮物。

    お腹も心も満たされる、ふるさとの味をめしあがれ。
  • シリーズ4冊
    880(税込)
    著者:
    稲葉稔
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    密命をおびて悪を討つことと引き替えに獄を放たれた幕臣佐久間音次郎。長き浪々の戦いの日々の果てに役を解かれ、連れあいのおきぬとともに平穏を求め江戸の町へ戻ってきた。しかし音次郎の機知と剣の腕前を見込む者たちは、彼を放ってはおかなかった。その凄腕が江戸の町の諍いごとを差配する権力者、町年寄の目に止まったのだ。音次郎の悪との戦い、修羅の日々が再び始まった!

    目次
    第一章 町年寄
    第二章 相 談
    第三章 改 名
    第四章 尾 行
    第五章 冷 雨
    第六章 軍 蔵
  • シリーズ2冊
    924935(税込)
    著者:
    鈴峯紅也
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    これが、全ての起こりなのであった――

    【4カ月連続刊行】
    「警視庁公安J」シリーズで人気沸騰の著者が贈る、
    大江戸時代活劇、ここに開幕!


    「八咫の刻」シリーズ第一巻


    時は元禄十年──江戸幕府五代将軍・綱吉の寵愛を受ける
    高僧・護持院隆光には、ある陰謀があった。
    幼子の頃より抱き続けた恨みを晴らし、
    江戸を我が物にすること。
    巧妙な手を使い綱吉を操り、
    着実に復讐の駒を進めていた。
    その企みに気が付いた水戸徳川家の前藩主・光圀は
    隆光の動きを探るべく幾人もの隠密を差し向けるも、
    生きて戻ったのは、ただ一人。
    その者さえ、隆光が差し向けた手下と交えた一戦が災い、帰参早々事切れた。
    最後の望みを託し、光圀は熊野に住まう
    “ある人物”に助けを求める。

    江戸の命運をかけた未曽有の大戦の、幕が開く――。
  • シリーズ2冊
    880(税込)
    著者:
    坂井希久子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「女髪結いの裏の顔は岡っ引き!?」

    45万部突破!
    「居酒屋ぜんや」で大人気の著者が紡ぐ、
    〈スパイ×謎解き〉新シリーズ第一弾!

    【あらすじ】
    ある髪結いの死体が見つかった。
    その骸はお照が同業であると告げ口した女らしかった。

    女髪結いが咎められる世。
    生業を明かされたことを恨んで殺したのではないか――お照は人殺しの濡れ衣を着せられてしまう。

    疑いを晴らしたければまことの下手人を捜すよう同心に命じられたお照。
    その命令には何か裏がありそうで……。

    己のため、無念のうちに命を落とした者のため、お照は江戸の町を奔走する!
  • 2,200(税込)
    著者:
    志水辰夫
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    『疾れ、新蔵』で時代ハードボイルドの魅力を見せてくれた「新蔵」シリーズ、最新刊。
    これぞ、 エンタテイメント!
    胸踊るシミタツの時代冒険小説!

    故・北上次郎氏が「さすがはシミタツ、……たっぷり読ませて飽きさせない。
    すてきなラストまで一気読みの傑作だ」
    と賞賛した前作『疾れ、新蔵』の待望の続編!

    北方謙三氏と柚月裕子氏が今回、賞賛の一文を寄せている。
    北方謙三氏
    「新蔵の貌が深く彫りこまれ、人の姿が立ちあがる。
    そして新蔵が、いやシミタツが吠えるのだ。
    底に漂うこの哀しみはなんなのだ。」

    柚月裕子氏は「まさに究極のボディーガード。私も新蔵に護られたい」と語る。
    そして、
    「ハラハラするロードノベル、
    ドキドキするスパイもの、
    ワクワクするファンタジー、
    すべてを詰め込んだすごい小説だ!」
    「一気読み必至! 新蔵は最高のボディガードだ!」と絶賛。
  • 935(税込)
    著者:
    天羽恵
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    【文庫版限定・書下し短篇収録】
    【解説・吉田伸子】

    【第六回大藪春彦新人賞受賞作家、長篇デビュー作!】

    御役目は必殺!?
    刺客となった少女と人斬れぬ御供の武士。
    死への旅路の果てにあったのは……。

    「無念を晴らす為やったら、鬼にでも夜叉にでも、喜んでなったる」

    旗本の次男坊である真木誠二郎は、裏目付の佐野から、ある御役目を言い渡される。
    尊王攘夷派の黒幕を誅殺すべく、江戸から京まで刺客の供をせよと。

    しかし誠二郎は生来の臆病者。
    鬼のような刺客と聞いて怯えるが、現れたのは年端もいかない少女・美津だった。

    悲しい過去を持つ彼女を守るため、誠二郎は死力を尽くすことを心に誓うのだが――。
    謀略の渦巻く仇討ち旅が幕を開ける!
  • 2,090(税込)
    著者:
    奥山景布子
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    まっすぐに、一人生きる。
    世間とのいくさに挑み続けた
    女の澄みやかなる矜持は、
    どれほどの時を経てもただただ眩い。
    澤田瞳子さん(作家)

    “ニコポン”宰相、
    桂太郎の愛妾「お鯉」の
    左褄を取る芸妓から墨染め衣を纏うまでを
    色鮮やかに描き切った。
    明治女の気風に惚れる。
    東えりかさん(書評家)

    【著者からのコメント】
    「私は首相の愛人でした。それ以前には、
    梨園の妻だった時期もあります」
     ――今もし、こんな言葉を掲げて何かを
    語ろうとする女がいたら、
    まして、その人が政界を揺るがす
    疑獄事件の法廷に立ったら、
    きっと大変なことになるだろうと思います。
    存在を否定されるかもしれません。
     でもその人は確かにいました。
    女として、人として、揺れ動く心を持って、
    明治・大正・昭和を生きたのです。
     彼女の言葉を蘇らせたい。
    本音を探り、語らせたい。その一心で、
    この物語を書きました。
    多くの人に届けば、うれしく思います。
  • 警視庁公安J』シリーズで
    人気沸騰の著者が描く、
    痛快無比な勧善懲悪活劇!
    かつてなく最高の
    流浪人、現る!

     全国諸藩をさすらい気ままに過ごす浪人、
    その名は天下泰平。

    賭場でなけなしの銭をとられても意に介さず。
    なぜか人に気に入られ、
    三度の飯には事欠かないからだ。

    並外れた人懐っこさに加え、
    泰平にはもうひとつ突出したものがあった。

    弱き者の土壇場に間一髪で参上して助太刀。
    大藩の悪事もたやすく斬って捨てる。

    この男、正義感の塊なのだ。

    読めば誰もが好きになる最高の浪人が誕生!
  • シリーズ2冊
    858880(税込)
    著者:
    有馬美季子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    夫婦で営む小さな小鍋屋「よろづ」は今日も賑わう。旬の食材で作られる小鍋は滋味満点。つまみにして飲むもよし、おかずにして飯をかっ込むもよし。ご近所の常連はもとより足をのばしてわざわざ訪れる者もいて、評判はうなぎのぼり。客の絶えない繁盛店になった。ある日、紙問屋の主が女将のお咲に相談をする。孫娘が飼っていた猫が行方知れずに。ほうぼう探した結果、近所の老婆に飼われていることが分かった。お金を積んででも返してもらおうとするが、老婆は頑として譲らない。果たしてどうすればいいのか、と紙問屋の主は頭を抱える。実はお咲、両親は公事宿(行政書士、司法書士のようなもの)を営んでいた。子供のころから相談事に触れてきたので、少しは知識がある。私が仲裁に入れば、事件は解決できるかも? お咲は、主と一緒に老婆のもとにおもむいた。さて、お咲が提案した仲裁案は? 美味しい小鍋と公事知識でお客の悩みをほっこり癒す!
  • 戦後80年、日本には政官財界に対して影響力を行使する「黒幕」が存在してきた。
    彼らは時に闇社会との関係をちらつかせ、暗に恫喝することで我が意を押しつける。そんな強面ばかりに、これまではスポットライトが当てられてきた。
    しかし、黒幕たちの力の源泉は暴力だけではなかった――。
    各国の情報機関に精通する軍事ジャーナリストである黒井文太郎氏が、日本史の影に隠れた金脈と人脈から新たな日本の黒幕像を浮かび上がらせた問題作。
    戦後社会に暗躍した怪物48人を完全網羅した極秘ファイルの封印を解く!
  • 1,980(税込)
    著者:
    天羽恵
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    大藪春彦新人賞受賞作家が綴る、
    心揺さぶる感涙の時代小説。

    天涯孤独の少女が本当の愛に触れたとき、
    ひとり心に誓ったのは――。

    命を狙われ、西国から遠く江戸まで逃れてきた少女のおりんは、
    錺職人を目指しているお園の住む長屋で暮らし始める。

    根っからの世話焼きで、おりんのことを家族のように大切にしてくれるお園。
    束の間の幸せに浸るおりんだが、何者かがお園に矢を放ったことでその暮らしは一変してしまう。

    もう二度と、自分のせいで人が死ぬところを見たくない。

    今度こそ大切な人を守ると心に決めたおりんは、
    長屋の隣人である武士の佐伯とともにお園の周囲に目を光らせる。
    西国から追っ手が迫っていることも知らずに――。
  • シリーズ2冊
    9681,045(税込)
    著者:
    澤田瞳子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    デビュー作にして第17回中山義秀文学賞受賞を受賞した
    直木賞作家・澤田瞳子の原点である奈良大河青春ロマン!


    時は天平宝字。十四歳の高向斐麻呂は大学寮に入寮した。主の遣唐使・藤原清河を
    唐に迎えに行くためだ。その陰には父を待つ娘・広子への思慕もあった。
    紀寺の奴・赤土と偶然出会った斐麻呂は秘かに彼に学問を教えることになる。
    儒学の基本理念である五常五倫を学び、国を支えるという理想を抱く若者たち。
    だが看病禅師・道鏡を寵する阿倍上皇とそれを諫める藤原仲麻呂との対立が深まり、
    斐麻呂らは不穏さを増す政に巻き込まれてゆく。
  • シリーズ5冊
    946968(税込)
    著者:
    門田泰明
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    拵屋にして、無外流免許皆伝
    異色の経歴を持つ男が、
    大奥を揺るがす大事件を解決すべく、
    江戸を疾駆する!


     女性の着付け、化粧にかけては
    江戸一の評判を誇る銀次郎。

    そんな彼に仕事を依頼した
    老舗呉服問屋京野屋の先代主人が惨殺された。

    実はその主人、
    幕府の隠密調査役を担っていた
    過去の持ち主。

    きな臭さが漂う中、第二の惨殺事件も発生し、ことは大奥大年寄、江島をも巻き込む
    大事件に発展する。

    旗本・桜伊家の嫡男にして
    無外流の免許皆伝者。

    異色の経歴を持つ銀次郎、江戸を奔る!
  • 四百五十石の旗本・羽鳥弥左衛門利宣(はとりやざえもんとしのぶ)の母、嬉代(きよ)は六十三になる寡婦で、屋敷の離れに住んでいる。
    良家の子女に書を教えたり、句会を催したりして過ごしているが、頭の回転が早く、人の機微にも通じ、洞察にも優れているので、様々な人がなにかと相談事を持ち込んで来る。
    当主の弥左衛門は、人は好いが優柔不断で、日頃から嬉代に頭が上がらない。妻女の民江(たみえ)は、嬉代の大胆な行動に戸惑いがちだ。嫡男(孫)の俊之輔(しゅんのすけ)は、おとなしく、学問所に通っている。孫娘の那美(なみ)は、旗本の姫としては、活発で、早とちりもあるが聡明。嬉代と波長が合い、時に持ち込まれる相談事の解決の手伝いをしている。
    嬉代主催の俳諧の集いに来ていた町名主、三左衛門(さんざえもん)が、大工の棟梁の耕吉(こうきち)が愛用の道具箱を盗まれ、困惑しているという話をする。耕吉は若くして棟梁になって、評判も良く、道具を大事に使っていた。道具箱がなくなっては、仕事にならない。
    腕が良くて仕事が早い耕吉は、手間賃も比較的安いので、他の棟梁連中から妬み嫉みを受けることもあった。そういう連中の誰かの嫌がらせだと考えているらしい。だが盗まれたという証拠もない。役人は取り合ってくれない。興味を覚えた嬉代が乗り出したところ、意外な事実が明らかになった。子供たちの親を思う心と、職人気質の大工同士が引き起こした小さな事件が四方丸く収まって、めでたしめでたし。そして、また、新たな相談が嬉代のもとに……。江戸の町で起こる、小さな事件が老女の機転と洞察力で、丸くおさまり、今日も江戸は平和に暮れてゆく。
  • シリーズ4冊
    858880(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    かつて御小人目付として剣と隠密探査の達人だった九十九九十郎(つくもくじゅうろう)。
    だが後輩がお役目で命を落としたことを機に職を辞し、いまは町屋でもめ事の内済屋を営んでいる。
    齢を経たからできる練れた交渉。見えてくる人の心の綾。
    だが、その九十郎も驚くことがある。
    ある日家に帰るとひとりの童女が「お帰りなさいませ」と膝をついた。
    父母を亡くし、賄いとして雇って欲しいという。
    童女は、断っても出て行かず、会津で料理人をしていた父に仕込まれた料理で九十郎を唸らせる。
    そんなある日、九十郎は、不忍池の畔で追剥ぎに襲われて、斬り殺された山同心の妻・お照から依頼を受ける。
    お照は、夫がたびたび夢に現れては無念だと訴えるのだと述べ、三十両を添えて、涙ながらに事件の真相解明を懇請するが…
  • シリーズ3冊
    1,2101,320(税込)
    著者:
    武内涼
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    【呪師とは呪禁師とも呼ばれ、常人にはない異能を持って、古来、人ならざる魔と戦ってきた者たちである――。】今宵も館の奥から大犬の遠吠えが聞こえる。平安中期の常陸国。凶悪な大豪族・源護邸では犬が吠えると下人下女が消えると噂され、不安に堪えかねた彼らはついに騒動を起こす。そのとき、下女の少女あらごとに物を動かし浮かす謎の力が目覚めた! 脱走した彼らを保護したのは、近国の豪族・平将門であった。同じころ、都では、あらごとと瓜二つの娘わごとが女流歌人・右近に仕えていた。ある夜、右近邸に呪われし怪異が発生。退魔のため呼ばれたのが、後に天台座主にまで上り詰める僧・良源であった。彼から、わごとは己が不思議な力を持つ呪師だと知らされる――。恐怖の魔犬の驚愕の正体、わごとを狙う魔軍、天下激震へと向かう巨篇、開幕!
  • シリーズ5冊
    792990(税込)
    著者:
    田中啓文
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    売れない絵師の家に
    厄病神が同居!?

    貧乏で災難続き、
    おまけに事件まで……

    大名家のお抱え絵師だった葛幸助は、
    今、大坂の福島羅漢まえにある
    「日暮らし長屋」に逼塞中だ。
    貧乏神と呼ばれ、筆作りの内職で糊口を凌ぐ日々。
    この暮らしは、部屋に掛かる絵に封じられた
    瘟鬼(厄病神)のせいらしいのだが、
    幸助は追い出そうともせずに呑気に同居している。
    厄病神が次々呼び寄せる事件に、
    福の神と呼ばれる謎の若旦那や丁稚の亀吉とともに、
    幸助が朗らかに立ち向かう。
    (書下し痛快時代小説)

    第一話 貧乏神参上
    素丁稚捕物帳 妖怪大豆男
    第二話 天狗の鼻を折ってやれ
  • 1,870(税込)
    著者:
    宮脇淳子
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    中国とは何か? 中国人とは誰か?

    中国という国を誤解し続けてきた日本人

    中国4000年の歴史などというのはまやかしにすぎないのに、日本人は長い間、漠然と信じて疑うことを知らなかった。じつは、中国は1912年に誕生し、中国のナショナリズムは1919年から始まったというのが真実の歴史なのだ。このように中国という国は誤解され続けてきた。
    例えば、現在の中国の指導者である習近平主席は、「中国の夢」の一つとして「中華民族の偉大なる復興」というスローガンを打ち出しているが、その背景には、「一八四○年のアヘン戦争でイギリスに負けたときから、屈辱の中国近現代史が始まる」という民族のルサンチマンがある。しかし、これも毛沢東がつくった神話にすぎない。
    実際には、中国は日清戦争の敗戦を契機として、多くの清国留学生が日本に留学し、その歴史は独立性を失い、日本によって東アジア文化圏に組み込まれたのである。そして1912年に起きた辛亥革命によって国家としての中国も中国人も生まれた。1949年に誕生した中華人民共和国は、中華民国とは別の国家であるのに、略称が同じ中国だから中国と中国人は国家を超えてずっと昔から存在したかのように思わされているだけなのだ。
    中国という名称ひとつをとってもこのような誤解がまかりとおっていて、いまだに正確には理解されていない。中国が覇権を握ろうと強圧的な態度に出てきている今、いったん歴史の根源に立ち返って、中国というキメラのように捻じれてしまった国家イメージをただすべきだろう。歴史を知らずに、中国という国家の本質は理解できない。そのために必要なえりすぐりの歴史知識が本書には詰まっている。
  • シリーズ4冊
    770814(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    十一代将軍家斉は、御用の間の書棚で不審な書物を発見する。「土芥寇讎記」――諸大名二百数十名の辛辣な評価が記された人事考課表だ。編纂を命じた五代綱吉公は、これをもとに腹心を抜擢したのでは。そう推測した家斉は盤石の政治体制を築くため、綱吉に倣うことを決意する。白羽の矢を立てられたのは小人目付として諸国探索経験のある射貫大伍。命を懸けた至難の隠密調査が始まった!
  • 2,420(税込)
    著者:
    澤田瞳子
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    備中松山藩(現・岡山県高梁市)にて藩校・有終館の学頭(校長)を
    務めるかたわら私塾「牛麓舎」を開き、弟子たちの指導に当たっていた
    陽明学者・山田方谷は、借財10万両を抱える藩の財政を司る元締役と
    その補佐役である吟味役の兼務を命じられる。
    倹約令、殖産興業、藩札刷新などの改革により、備中松山藩はわずか7年で
    借財を返済、さらに10万両の蓄財を作るまでになった。
    だが幕末の激動の波は地方の小藩にも押し寄せる。
    尊皇攘夷の声が高まるなか、藩主・板倉勝静が老中筆頭だったことから、
    朝敵として備中松山藩に追討令が出され……。
    時代の波に揉まれながら懸命に生きる人びとを描いた、
    直木賞作家初の幕末群像劇。
  • 三十万両もの巨額の借財を抱える徳島藩。藩政改革を担ったのは、型破りな人物だった。
    気鋭の作家・木下昌輝が、現代にも通じる政治改革と、経済立て直しを目指す藩主と家臣団の奮闘を描く。
    阿波には特産の藍があった。
    江戸時代中期の宝歴3年(1753年)から、明和6年(1769年)に起こった徳島県蜂須賀藩のお家騒動の真相とは…。

    徳島藩蜂須賀家の物頭、柏木忠兵衛は新藩主候補・佐竹岩五郎との面会のため、江戸に急いだ。藩の財政はひっ迫している。
    新たなまとめ役が必要だった。しかし――。
    「政(まつりごと)には興味なし」
    新藩主となった岩五郎改め、第十第藩主・蜂須賀重喜はそう言い放つ!
    家老たちの専横に抗して、藩主の直仕置(直政治)による藩政改革をめざす忠兵衛ら中堅家臣団。
    対立が激化するなか、新藩主が打ち出した驚きの改革案とは!?
    そして、徳島藩を狙う大がかりな陰謀とは……。
    「殿と一緒にやりたいのです!」

    アクション&サスペンス満載、著者渾身の痛快歴史エンタテイメント長編!
  • シリーズ2冊
    825924(税込)
    著者:
    あさのあつこ
    著者:
    奥山景布子
    著者:
    小松エメル
    著者:
    西條奈加
    著者:
    澤田瞳子
    著者:
    志川節子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    京都の幕府直轄御薬園で働く女薬師・真葛。
    亡き母の仕込みを継ぐ色酢の麹造り職人・沙奈。
    木肌の魅力に惹かれ根付職人に弟子入りするおりん。
    妹の亥とともに秩父の峠で茶屋を切り盛りするそば打ち職人・蕗。
    その身に霊を降ろす「口寄せ」を使う市子。
    身体のみならず心の凝りもときほぐす揉み屋・絹。
    当代の人気女性作家が、己の生きる道を自らの腕と業で切り開く女性職人の凛々しさを巧みな筆致で活写した、傑作時代小説アンソロジー。
  • シリーズ3冊
    825968(税込)
    著者:
    門田泰明
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    品川宿にたどり着き意識を失った黒書院直属監察官・桜伊銀次郎。
    毒矢を射られて生死の境をさまようが、ついに意識が戻った。
    黒鍬衆の隠宅で、女黒鍬の頭領・加河黒兵の手厚い看護をうけ、順調に回復していたなか、幼君・徳川家継が見舞いに駆け付けたのだ。
    将軍剣術指南役・柳生俊方ら柳生衆も同道していたが、帰途、白装束に白覆面の賊に襲われたのだ!
    しかも幼君が乗った駕籠が賊の槍でメッタ刺しに!
    阿修羅と化した銀次郎剣が炸裂する大河シリーズ第3期スタート!
  • 1,100(税込)
    著者:
    澤田瞳子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    読書メーターで感動の声多数!
    単行本刊行時、新聞・雑誌で書評掲載多数、
    話題の直木賞受賞第一作、待望の文庫化!

    世界遺産・石見銀山を舞台に直木賞作家が描く
    名もなき者たちの美しき生き様


    あの山は命の輝きを永遠に宿し続けるいのちの山――

    江戸後期、弘化年間。
    石見国大森銀山に赴き、大森代官所の中間として働く金吾は、
    江戸から代官・岩田鍬三郎の身辺を探る密命を帯びていた。
    間歩で鉱石を採掘し、気絶に罹り若くして命を落とす掘子、
    重い荷を運び母と妹を養う手子の少年、石を選別するユリ女――
    銀山で懸命に働く人びとの姿に心動かされる金吾。
    さらに彼らを慈悲深く見守る岩田を見て、金吾は己の命に疑問を抱く……。
  • 2,200(税込)
    著者:
    朝井まかて
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    屈するか
    逃げるか
    農と自由と民の物語。



    武士と悶着を起こして村を出奔した
    若者・杜宇が迷い込んだのは、不思議な地。
    自由経済で成り立ち、誰の支配も受けない
    「青姫」の郷だった。
    頭領・満姫のもと、生死を分つ選択さえも
    籤で決められる。それが天意だからだが、
    満姫はとんでもない気まま娘、
    口も意地も悪い。
    杜宇は命拾いするも米作りを命じられ、
    田を墾くことから始めねばならなくなった。
    生きるために「農」の芸を磨き、
    民にも馴染んでゆくが、
    郷には秘密の井戸がある。
    そしてある日、若い武士が現れた――

    「米を作れ!
    わらわは姫飯が食べたい」
  • 宮中にいたころから
    「勘働き」に定評のあった清少納言。
    今は宮仕えを辞し、
    東山月輪の小さな邸で暮らしている。

    ある日、陰陽師の安倍吉平が
    訪ねてきた。
    怪事件の謎を解くために
    知恵を貸してほしいという。

    青い目の生首の正体、
    女房が遺した真似歌の真意……。

    調べを進めるうちに、
    話題の「源氏物語」と
    事件が呼応していることが判明する。

    名探偵、清少納言が陰陽師を相棒に
    難題に挑む平安ミステリー!
  • 徳川家康、斬首!天下無双の忍者服部半蔵に導かれ、泰平の世から時空を越えてやってきた隠密鶉平太郎を待ち受けていたのは、思いもよらぬ魔天の世界だった。石田三成は江戸城を落すと、主君秀吉の妹ちゃちゃ姫、千姫を人質にしようと企てた。共に江戸城を攻めた真田幸村は三成の叛意に気づき、忍び組に姫君を逃がすことを命じる。鶉は失った恋人に瓜二つな千姫に近づくため、猿飛佐助と共に動き始めた。
  • 陰陽師・安倍晴明が、
    「源氏物語」の世界に囚われた!


    平安朝の夢と現を行き来する、
    怪異あふれる平安後宮ミステリー!


     稀代の宮廷陰陽師・安倍晴明も齢八十四。あるとき
    自分が「光の君」と呼ばれる人物になっている夢を見
    た。その夢を見るたびに晴明は、奇怪なことに現実世
    界でどんどん若返ってゆくのだ。巷では大内裏北面の
    「不開の門」が開き死人が続出。中宮彰子のまわりで
    も帝の寵愛をめぐって後宮の女たちの諍いが巻き起こ
    る。その様は、紫式部が執筆中の「源氏物語」と、奇
    妙な符合を示していた。
  • 累計300万部突破の大人気シリーズ「口入屋用心棒」をはじめ、
    時代小説の第一線を走る鈴木英治、5年ぶりの戦国冒険活劇、開幕!

    今川家家臣として甲斐武田家に入った由比藤弥之助の数奇な運命。

    【著者コメント】
    『義元謀殺』でデビューした私にとって
    今作は五年ぶりの戦国物で、かなり力が入りました。
    その甲斐あって、とてもおもしろい
    一巻目に仕上がったと自負しています。
    ――鈴木英治

    武田との同盟の証として信玄の嫡男・義信に嫁いだ今川義元の娘・日奈姫。
    その供侍として甲斐に付き従ってきた由比藤弥之助は鉄砲の腕を見込まれ
    指南役となり、やがて義信の小姓となる。
    桶狭間の戦いで義元が討ち死にしたのを機に駿河を我がものにしようとする信玄。
    妻の生家を守ろうと反対する義信。
    川中島の戦いの折、義信が独断で動いたことを信玄に咎められ、父子の不仲は決定的となる。
    さらに信玄が義元の仇である織田信長と同盟を結んだことで、義信は父を亡きものにしようとするが、
    逆に謀反の疑いで東光寺に幽閉される。
    弥之介は旧臣の長坂清四郎勝繁、曽根周防守昌清らと義信を救い出そうとするが失敗、
    ただひとり生き残る――。
    書下し時代冒険活劇、新シリーズ開幕!
  • 2,090(税込)
    著者:
    梶よう子
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    八丈島生まれの留吉は、大工の棟梁をしている同郷の半右衛門の誘いで横浜へ移り、奉公先で商いを覚え異国語も学ぶ。偉ぶらず、やることは大胆で、強引さのある半右衛門に憧れていた留吉は「半右衛門の役に立ちたい」と思い続け、27年後ウィリアム商館で番頭を務めるまでになっていた。「鳥島へ行かないか?」半右衛門に声をかけられ島へ渡ると驚くべき光景が広がっていた。「おい! 羽を毟るのは丁寧にしろよ。売り物にならなくなっちまう」品定めに厳しい商売人の留吉は南洋開拓に命を懸けたこの男にますます魅了されていく!
  • シリーズ2冊
    1,023(税込)
    著者:
    夢枕獏
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    時は元禄年間、五代将軍徳川綱吉の治世。江戸湾の沖合二町ほどのところに船を停め、釣りをする二人――俳人の宝井其角と絵師の多賀朝湖――は、土左衛門を釣り上げてしまう。屍体は竿をしっかりと掴んで眼を見開き、唇からは歯を覗かせ、笑っていたのであった。一方、旗本の津軽采女は閑職が故に釣り三昧の日々。義父・吉良上野介の世話で、将軍の側小姓にとりたてられることとなった。
  • シリーズ2冊
    880902(税込)
    著者:
    喜安幸夫
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    数々の時代小説シリーズを手がけてきた喜安幸夫が新たな主人公で江戸の町の正義を描く!仙左は、穴の開いた鍋釜を塞ぐための道具を長い天秤棒に掛けて、町々を流す出職の鋳掛屋だ。しかしその出自はゆえあって町場に出されて育てられた武家の若君なのだった。主君に諫言して死罪を受けた筆頭家老の血をうけているとはつゆ知らず腕のいい職人として暮らす仙左は、あるとき家移り先の四ツ谷伊賀町の長屋で品のいい三十路女と出会う。お勢というその芸者と仙左は、互いに浅からぬ縁を感じつつ、ある旗本屋敷での騒動に巻き込まれてゆく。武芸の腕を見込まれて徒目付・野間風太郎の御小人目付のようなお役目を受けた仙左は、その松波家の非道な事件のあらましに憤りを強くしていくのだった……。
  • シリーズ2冊
    1,5841,870(税込)
    著者:
    あさのあつこ
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    人に揉み治療を施すのがお梅の生業。お梅に揉んでもらうと、身体の重みや痛みがスッと消えると言われ、大評判!申し込めば半年先になるとか。ある日、お梅の仕事を手伝っているお筆が、「瀬戸物屋今津屋のお内儀、お清さん具合が気になる」とのこと。今津屋にはお清を苦しめる事情が渦巻いていたのだった――。
  • 人に揉み治療を施すのがお梅の生業。お梅に揉んでもらうと、身体の重みや痛みがスッと消えると言われ、大評判! 申し込めば半年先になるとか。ある日、お梅の仕事を手伝っているお筆が、「瀬戸物屋今津屋のお内儀、お清さんの具合が気になる」とのこと。今津屋にはお清を苦しめる事情が渦巻いていたのだった――。
  • 維新の歴史は一閃の刃から始まった――。「長州五傑」のメンバーとして明治政府草創期の中枢を担った「工学の父」山尾庸三と「初代総理大臣」伊藤博文。ふたりには墓場まで持っていくと誓った秘密があった――。高杉晋作の指揮のもと、英国公使館を焼き討ちし、尊攘の機運高まる長州藩。一味に加わった山尾庸三は、書生部屋で同室の伊藤俊輔とともに、孝明天皇の退位を説く幕府の御用学者・塙次郎を暗殺する。だが断末魔の形相が夜ごとよみがえり、気鬱に陥る山尾。最高幹部の桂小五郎の後押しで、のちに「長州五傑」と呼ばれる五人のひとりとしてイギリスへ藩費留学することに。その中には相棒の伊藤もいた。山尾の任務は『工業立国』の基盤を学ぶこと。だが彼の裡には、己が殺めた塙次郎の遺志である障害者政策があった――。暗殺から始まる大逆転劇! 魂を揺さぶる書下し時代長篇。
  • 880(税込)
    著者:
    青山文平
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    2022年、柴田錬三郎賞、中央公論文芸賞をW受賞! 村に染まれず、江戸に欠け落ちた男たち。当時の江戸は一季奉公の彼らに支えられていた。主人公は四十過ぎのそんな男のひとり。根岸にある小藩の屋敷で奉公中、訳ありのお手つき女中の道連れを命ぜられ…男の運命が変わる。純愛とビジネス成功譚!
  • 1,100(税込)
    著者:
    松宮宏
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    梅田という地には、祈りと願いが込められている。祈りは座敷わらしとして、広場の片隅に棲む。菅原道真からはじまる梅田の歴史は、阪急を創設した小林一三、紀伊國屋書店をつくった田辺茂一へ受け継がれた。令和のいま、茂一の座敷わらしが、大阪らしい予想外の展開を繰り広げているのを見ている。祖母、父、娘の三代と、運命の縁でつながった人たちが、大阪梅田、西成、京都祇園を舞台に、虚実入り交じって描かれる、ちょっとあったかくて、良い物語。
  • 桑名藩の飛び地・越後柏崎。海鳴りと吹きすさぶ風、冬は雪に囲まれる僻遠の地に赴任を命じられた者は、島流しとも噂され、二度と桑名に帰れることはないと言われていた。渡部鉄之助と妻の紀久は、跡取りの長男を故郷の両親に預け、幼子を抱えて勘定人としてこの地に赴いた。だが陣屋暮らしは、着物一枚買う余裕もないほど困窮した。夫と子どものため日々の暮らしを守る紀久の心の拠りどころは日蓮上人ゆかりの番神堂に植えた、桑名から持参した梅の苗木。この花が咲いたら故郷に帰れる――そう信じ、ひたむきに生きる紀久だったが……。下級武士の妻として懸命に生きた女の一生を描いた傑作時代小説。
  • 少女・小鹿は、清少納言の実の妹であるとして貧民街から引き取られ、御所の中宮定子付きの針女(下働き)として仕えることに。定子は一条天皇の寵を受けつつも、父の関白・藤原道隆の死や左大臣・藤原道長の台頭により不安な日々を過ごしている。そんな折、ひょんなことから、小鹿は稀代の陰陽師・安倍晴明に弟子入りすることとなった。玄妙なる怪異に満ちた平安伝奇絵巻。
  • シリーズ2冊
    825979(税込)
    著者:
    井川香四郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    三河以来の直参旗本の大久保家。徳川家康・秀忠・家光と三代の将軍に仕え、天下の御意見番として有名な彦左衛門。
    その末裔は、なんと子沢山の大家族。
    直参といえど、豊かな生活ではなく、かなり厳しい。でも、当主の機転と才覚、女房の明るさで、乗り切っていく。
    幕末の天災飢饉や諸外国の来訪で混乱した世の中を、逞しく生きていく大家族を描く、書下し痛快時代小説。
    新シリーズ開幕!
  • 2,200(税込)
    著者:
    赤神諒
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    世界遺産登録間近の佐渡金山を舞台にした時代ミステリー。次々と起こる怪事件の現場には、血塗れの能面が! 衝撃の真相とは!? 時は元禄。金銀産出の激減に苦しむ佐渡で、立て続けに怪事件が起こった。
    御金蔵(おかねぐら)から消えた千両箱、三六名が命を落とした落盤事故、
    能舞台で磔(はりつけ)にされた斬死体、割戸から吊り下げられた遺体…。
    いずれの事件現場にも血まみれの能面「大ベシ見(おおべしみ)」が残されていた。
    振矩師(ふりがねし)の静野与右衛門は、奉行から広間役(ひろまやく)の間瀬吉太夫の助手として、
    事件の真相解明を命ぜられる。
    吉太夫に反発しながら、調べを進めるうち、その才覚と人物、謎めいた過去に強く惹かれてゆくがーー。
    佐渡金銀山に隠された恐るべき秘密とは?!

    能面の謎を解いたとき、天下を揺るがす驚愕の真相が明らかになる!
  • シリーズ2冊
    605(税込)
    著者:
    村上元三
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    六条判官源為義の八男為朝は、京での狼藉を権臣藤原信頼にとがめられ、大宰府へ放逐された。しかし為朝を迎える大宰府も大弐藤原実正の悪政に民衆は飢え、豪族たちの思惑渦巻く戦乱の地であった。阿曾忠国父娘の窮状を救い、阿蘇に招かれた為朝は、やがて九州を平定すべく、鎮西八郎として軍を起こし、ついには大宰府までを鎮圧したが……。一代の豪弓為朝の炎の生涯を描く名作歴史大作。
  • 605(税込)
    著者:
    村上元三
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    寛文四年、幕閣の命により切腹、家名の断絶した旗本奴水野十郎左衛門の遺児菊之進は、七歳にして母と離され、阿波蜂須賀家お預けの身となり、出家した。十余年後、阿波をとび出し、瞼の母をたずねて旅立つ青年晋化僧晋鈴(ふれい)の前に、次々と襲いかかる無法者の凶刃。手にする一管の竹が奏でる母恋しの音色が、今日も江戸の空の下を流れてゆく……。巨匠村上元三の名作時代小説長篇。
  • 拵屋の異名を持つ銀次郎は、大店のお内儀や粋筋の姐さんらの化粧や着付けなど「拵事」では江戸一番の男。だが仔細あって、雄藩大名、いや時の将軍さえも手出しできない存在だった。その裏事情を知る者は少ない。
    そんな銀次郎のもとに、幼い女の子がひとりで訪ねてきた。母上の仇討ちを助けてほしいという。母娘の頼みを引き受けた銀次郎は、そうとは知らず修羅の道を突き進んでいく。
    この男には天下の将軍といえども手出しでき申さず! 殺された友の仇を討つため遭遇した姿亡き謎の凶悪組織!!
    ベストセラー、拵屋銀次郎半畳記シリーズ、刊行10周年を記念し、第1作目を新装版で!
  • 550(税込)
    著者:
    峰隆一郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「ヒーッ」男の下で女が喘ぐ。のけぞり、次にはしがみつく。白い尻をくねらせた……。江戸の女たちが色に狂っている。いや、痣丸なる脇指を帯びた不逞浪人どもに狂わされているのだ。その刃を見せられると、女は壺を濡らし股を開く。淫刀である。針ヶ谷夕雲の妻も餌食となった果てに自害した。妻の仇は討つ! 讐鬼と化した夕雲は市中を彷徨う。新陰流は斬人剣と化した!
  • シリーズ4冊
    550(税込)
    著者:
    峰隆一郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    元禄六年春の江戸。「助けて」若い武家女が素浪人鏑木兵庫に訴えた。侍どもに追われている。女を匿うはめになった兵庫に、次々と襲いかかる刺客の群れ。やがて女が握る秘密が顕れたとき、天下の悪法「生類憐みの令」にまで繋がる大陰謀が…!
  • シリーズ3冊
    605(税込)
    著者:
    鳥羽亮
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    尾張藩主徳川義直により、嫡男の指南役として江戸行きを命じられた麒麟児柳生七郎兵衛。が、道中彼を待ち受けていたのは、天下の剣を標榜する江戸柳生の十兵衛だった。何故狙われるのか? 透けてくる謀略に思いも寄らぬ姿が見え隠れし……。
  • 550(税込)
    著者:
    峰隆一郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    刃が頭をかすめた。髷がばらばらになる。頭の先が皿となって飛んだのだ。飛んでそのまま川面にふわりと浮いた。白い脳味噌がとろりと流れだした――。激動の幕末、京洛。土佐勤王党の領袖・武市半平太に飼われ、「天誅!」の一声とともに佐幕派を屠り、震え上がらせた男。暗殺におのがすべてを賭け、修羅界を歩んだ凄絶な姿を描く、著者の独壇場!
  • シリーズ4冊
    781979(税込)
    著者:
    早見俊
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    早瀬菊之丞は南町奉行所定町廻り同心。容貌や身なりから人の性格や運命を判断する観相見の達人であり、骨相見を通じて敵の関節を外したり、針や指で急所を一撃する殺人技も身に着けている。八丁堀同心、早瀬家の次男坊だった菊之丞は次男坊の気楽さから盛り場を冷やかす内に旅芸人一座に加わって大坂に流れ着き、そこで観相見の達人、水野南北に師事した。江戸に戻ると父は他界しており、生真面目な兄の宗太郎が父の跡を継いでいた。だがその兄が何者かに殺されたため、同心となったのだ。手下の岡っ引き、薬研の寅蔵とともに日々の事件を解決しつつ、兄殺しの下手人を探索する菊之丞。江戸のシャーロック・ホームズ誕生!
  • 2,640(税込)
    著者:
    秋山香乃
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    第六十六代一条帝の辞世の句を、内覧並びに左大臣の藤原道長は『御堂関白記』に「露の身の 草の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる ことをこそ思へ」と書き留め、帝に親しく仕えた権大納言藤原行成は「露の身の 風の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる 事ぞ悲しき」『権記』に記した。道長は歌の中の「君」は中宮彰子を指すのだと解したが、行成は皇后定子を呼んだ言葉だと確信をもって綴った。死ぬ間際に一条帝が呼びかけた「君」とは、誰なのか。関白内大臣藤原道隆の娘・定子と、時の権力者左大臣藤原道長の娘・彰子。ともに一条天皇の后として藤原氏の権力争いに翻弄されたふたりの女性を中心に展開される華麗なる平安絵巻。2024年NHK大河ドラマの世界。

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