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『地理、角川文庫創刊70周年記念(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全108件

  • 682(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    後藤明
    出版社: KADOKAWA

    変容と拡大を続けるイスラーム世界。宗教と政治から描く激動の1300年史

    イスラーム世界から過去、現在、未来を見つめると、西洋中心の視点とはまるで異なる歴史が浮かび上がる。肥沃な三日月地帯に産声をあげる前史から、宗教としての成立、民衆への浸透、多様化と拡大、近代化、そして民族と国家の20世紀へ――。シーア派とスンナ派の起源とは? パレスチナ問題はなぜ生じた? 宗教と政治の関係は? 「歴史は誰かがつくるもの」とするイスラーム史の第一人者が日本人に語りかける100の世界史物語。

    *『ビジュアル版 イスラーム歴史物語』改題。

     【目次】

     はじめに

    1 イスラーム以前の西アジアと環地中海

    2 イスラームの誕生

    3 民衆のイスラーム

    4 拡大するイスラーム世界

    5 革新のイスラーム

    6 民族、国家、そしてイスラーム

     おわりに
  • 政治家も、文豪も、みんな芸者に支えられて大物になった!

    江戸の志士や明治の文豪たちを魅了した芸者。そもそも彼女たちは何者なのか。いつどのように誕生し、日本文化にどんな影響を与えてきたのか。芸と色といなせな会話。男と女の「粋」と「意気」――そこには、日本固有のサロン文化と、今や失われつつある日本の美の本質があった。花柳界の栄枯盛衰、名妓や遊び等の具体的なエピソードを辿りつつ、芸者の文化と歴史から、日本独特の「人間関係の洗練」を浮き彫りにする傑作。

    はしがき 「芸者の時代」
    序 芸者とはそもそも何者か
    第一部 江戸の芸者とその歴史
    踊り子から芸者へ
    深川芸者の発生と実像
    色を売ること売らないこと
    幕末の芸者たち
    第二部 明治の芸者 その栄華と終焉
    祗園と柳橋
    雑魚寝のこと
    名妓たち
    水揚げのこと
    芸者遊びとは何か
    日本的サロン文化
    エピローグ「のんびり」の世界
    あとがきに代えて 芸者のかたち
    文庫版あとがき
  • 『貧窮問答歌』を詠んだ山上憶良の年収は1400万円だった!

    古代から近世まで、古典に登場する人物のうち、給料をもらう人物の年収と私生活を、米の値段などをもとに現代のお金に換算。丁寧な分析で、山上憶良、菅原道真、紫式部などの収入を明らかにしていく。
  • 385(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    平間洋一
    出版社: KADOKAWA

    同盟外交の歴史から日本の針路を探る!

    明治維新後の日本が列強入りをした日英同盟、破滅に追い込まれたドイツとの連盟。軍事外交史研究の泰斗が、日本の命運を決めた歴史的な選択を再検証。同盟国選定の要件と政策の意義から、近代外交の要諦を探る。
    ※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • 江戸幕府のキーマン 代官の虚像と実像に迫る!

    時代劇でおなじみの代官。悪の権化のように描かれてきた彼らは現代のサラリーマンであった。400万石の幕府の経済基盤を支えた代官を理解すれば、江戸幕府がなぜ270年もの間存続できたかが見えてくる。
  • 462(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    浅見雅男
    出版社: KADOKAWA

    なぜ大正天皇の婚約内定は解消されたのか。知られざる真相に迫る。

    皇太子の結婚はいつの時代も話題になるが、嘉仁親王(大正天皇)の婚約内定取り消しはあまり知られていない。内定変更がなかった裕仁親王(昭和天皇)と久邇宮良子女王(香淳皇后)の場合と違い、嘉仁親王の妃は伏見宮禎子女王から九条節子(貞明皇后)に代わった。なぜ婚約は解消されたのか。病弱な嘉仁親王一人しか直系男子に恵まれなかった明治天皇の苦渋の決断、それを取り巻く皇族たちの思惑など、皇太子妃選定を通し、近代史における天皇・皇族の実相に迫る。帯の推薦文は宮部みゆきさん。「本書を手にする方は誰でも、教科書に載っていない史実と秘話に驚き、その謎を追う歴史探偵になります」。
  • 506(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    谷畑 美帆
    出版社: KADOKAWA

    病死? 事故死? 人柱? ──骨には人生が刻まれている

    大都会のビル群の下、眠りつづける無数の骨。考古学者によって掘り起こされた「古人骨」は、かつてこの町に暮らした近世人の姿をいきいきと物語る。町人か侍か。病死か、事故死か、はたまた人柱か。銭や爪、入れ歯など副葬品の意味とは――? けがや流行り病、食事や性生活、衛生状態や老後の暮らしまで、文献に残らない歴史を、科学の力で解き明かす。人骨をみると「わくわくする」という著者が手まねきする、都市古病理学への招待。

    *単行本『八百八町に骨が舞う 人骨から解く病気と社会』に加筆、改題し、文庫化したものです。
  • 誤った通説を覆す! 敗者の視点から歴史を再構成。

    太閤秀吉の死去から、関ヶ原合戦にいたるまで、豊臣政権のなかでは何が起きていたのか? 凡庸な人物で、単なる被害者と評価されてきた毛利輝元をはじめ、上杉景勝・宇喜多秀家・島津義弘ら西軍に焦点を当てる。加藤清正・福島正則らの武功派と、石田三成ら吏僚派の対立という二項対立的観念から脱出。軍記などの二次的史料を排し、一次史料のみによる実証的な分析により、関ヶ原前夜の「権力闘争」の実像を明らかにする。
  • 968(税込)
    著者:
    森茂暁
    出版社: KADOKAWA

    義教謀殺! 守護大名の台頭を招いた歴史の転換点。

    3代将軍足利義満の時代に全盛期を迎えた室町幕府。その50年ほどのち、重臣による将軍謀殺という前代未聞の事件が起きる―。この前期の室町幕府、4代義持、6代義教の時代に焦点を当て、室町殿と有力守護層たちとの複雑で重層的な関係から室町時代の政治史を読み直し、幕府崩壊の一大転換点となった義教謀殺=嘉吉の乱に至る道筋を実証的に跡付ける。


    序 章 翳りのはじまり

    第一章 足利義持の時代
     一 義満後の政治環境
     二 足利義持政権の特質
     三 在地勢力の動向

    第二章 足利義教の嗣立
     一 足利義教の登場
     二 嗣立期の足利義教とその周辺
     三 正長改元の経緯と歴史的意義
     四 後花園天皇の擁立と後南朝の動向

    第三章 足利義教の時代
     一 足利義教政権の特質
     二 足利義教の文芸
     三 有力守護家の分断政策
     四 「恐怖の世」
     五 対外交易と国際的環境

    第四章 嘉吉の乱への道
     一 永享の乱
     二 嘉吉の乱はなぜ起こったか

    終 章 嘉吉の乱──その後
  • 飢餓と戦争の時代――。民衆を守るために大名がとった秘策とは?

    飢餓と戦争の時代――。民衆を守るために大名がとった秘策とは? 民衆の視点から戦国大名の領国支配の実情に迫り、これまでにない「新しい戦国大名像」を描き出す。

    戦国屈指の名君と呼ばれた北条三代・氏康。彼が領民を守るために行った秘策とは? 武田信玄や上杉謙信の小田原進攻、慢性化する飢餓……。郷村を維持するための対策として、検地を行い領国把握に努め、さまざまに重なる税と夫役の負担を整理。飢饉のときには、領民の生活に寄り添って目配りをすることで未曾有の危機を乗り越えたのである。はじめて民政を行い、領国経営を成し遂げた戦国大名の真像に、民衆の視点から迫る。
  • 792(税込)
    著者:
    佐高信
    出版社: KADOKAWA

    荘内藩との深い関係から真実に迫った話題作!

    今も西郷の傍らで静かに眠る二人の年若い旧荘内藩士。
    西南戦争で殉じた二人の墓の前で、同郷の著者は衝撃を受ける。仇敵さえも魅了する西郷とは、一体どんな人物だったのか。
    多くの史実にあたり、その真の姿を、荘内藩との深い関係の中から浮かび上がらせる。
    その人生と人となりを描くことで、同時に、勝者の歴史には現れない埋もれた真実をも照らし出す。
    現代に残る維新が顕れる、略年譜を付した新版。解説・佐藤洋二郎

    【もくじ】
    序 章  南洲墓地に眠る荘内の少年藩士
    第一章 四つの南洲神社、秘史
    第二章 西郷隆盛、二つの系譜 -安岡正篤と四元義隆
    第三章 西郷を憎む会津、西郷を愛する会津
    第四章 薩長閥政府に挑む「北方政権」の夢
    第五章 荘内藩と大西郷の攻防
    第六章 荘内藩転封騒動
    第七章 西郷と菅と本間郡兵衛
    第八章 明治六年の政変
    第九章 西南戦争前夜
    第十章 西南戦争と荘内
    第十一章 「列外の人」、相楽総三と西郷
    終 章 さまざまな西郷観
  • 徳川将軍や諸大名、幕臣や藩士、志士や新撰組隊士など主要69人の活躍から、幕末史をイッキ読み!!

    黒船来航、安政の大獄、長州征伐、戊辰戦争――攘夷か開国か、佐幕か倒幕かをめぐる大変革期、数々の困難を前に、歴史に名を刻んだ人物たちはどんな決断を下していったのか。今なお「問題の先送り」を繰り返す島国日本にあって、私たちが学ぶべき教訓はどこにあるのか。徳川将軍や諸大名、幕臣や藩士、志士や新撰組隊士など、主要69人を一挙掲載。独自の史観を元に、英傑たちの生涯とその活躍から幕末史を通覧する増補決定版。(本書は、『英傑の日本史 新撰組・幕末編』を大幅に再構成し、書き下ろし3編と『英傑の日本史 敗者たちの幕末維新編』より7編を収録した増補決定版です)

    【本書に登場する英傑たち】
    西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀、島津斉彬、島津久光、篤姫、吉田松陰、高杉晋作、桂小五郎、大村益次郎、山内容堂、吉田東洋、武市半平太、後藤象二郎、坂本龍馬、中岡慎太郎、ジョン万次郎、近藤勇、土方歳三、沖田総司、永倉新八、斎藤一、原田左之助、井上源三郎、山南敬助、伊東甲子太郎、藤堂平助、島田魁、武田観柳斎、山崎烝、芹沢鴨、松平容保、徳川慶喜、井伊直弼、水戸烈公、藤田東湖、徳川家茂、孝明天皇、横井小楠、松平春嶽、由利公正、橋本左内、岩倉具視、玉松操、林子平、佐久間象山、勝海舟、小栗上野介、山岡鉄舟、大鳥圭介、榎本武揚、清河八郎、佐々木只三郎、中島三郎助、益満休之助、相楽総三、伊達宗城、鍋島閑叟、大隈重信、福沢諭吉、緒方洪庵、川路聖謨、西郷頼母、佐川官兵衛、山川浩、神保修理、広沢安任、河井継之助、山本覚馬
  • グレゴリオ聖歌から二十世紀の映画音楽まで。この1冊で流れを読み解く。

    人物や事件、概念、専門用語をトピックごとに解説。時間の流れ順に掲載しているため、通して読めば流れも分かる。グレゴリオ聖歌から二十世紀の映画音楽まで。「クラシック音楽」の学び直しに最適な1冊。
  • 幕末維新当時、なぜ薩摩藩や西郷たちが討幕の主人公となり得たのか――薩摩(島津)のルーツや徳川との関係にまで遡りながら、意外なる歴史の因果を解き明かすシリーズ!

    下級藩士の家に生まれ、何度も島流しという不遇に遭いながら、なぜ西郷は藩内で重用され続け、維新のリーダーとなり得たのか。
    その要因を薩摩国のユニークな風土、鎌倉以来の「名門中の名門」島津家の家風と歴史にまで遡りつつ解明。さらに日本の歴史教育が見落としている「朱子学中毒」という視点から、改革と弾圧とが繰り返された背景と西郷たちの苦闘の真相に迫る。
    混沌とした歴史の点が線につながる、新たなる幕末維新史。

    第一章 薩摩隼人のルーツ
    第二章 名門・島津家の誕生
    第三章 戦国大名・島津の台頭
    第四章 家康が恐れた東アジア最強軍
    第五章 琉球王国征服計画
    第六章 亡国の朱子学
    第七章「近思録崩れ」と「お由羅騒動」
    第八章 島津斉彬と西郷隆盛の日本改革
    第九章 奄美流罪と西郷待望論
    第十章 大西郷の敬天愛人
    第十一章 倒幕と最期の奉公
    関連年表
  • 張学良に生前、直に取材をした著者が20年余をかけてつかんだ歴史秘話!!

    盧溝橋事変より80年。
    生前の張学良に直接取材をした日本人作家が、20年以上をかけて明らかにした歴史秘話!!

    半藤一利氏(作家)
    「20世紀、戦争と革命の歴史のなかに、温かな情が交わされていた。張学良の秘史は、世界が緊張関係にある現在にこそ活きるだろう。本書の刊行も、歴史的事件だ」

    山田洋次氏(映画監督)
    「波瀾万丈の人生とはこの人のための言葉だろう。動乱の20世紀を生き抜いた風雲児張学良は『戦争は人間のすることではない』と言い切った紳士だった」

     西安事変。中華人民共和国誕生の遠因ともなった大事件を、一人の男が起こした。
     1901年。軍閥・張作霖の長男として生まれ、2001年百歳で世を去った張学良である。20世紀中国の歴史をそのまま背負って生きた男である。
    生前の張学良に直接取材した著者に、彼はこう切り出した。「あなたには、私と女性のことを話しましょう」
    蒋介石夫人・宋美齢、ムッソリーニ令嬢・エディ、幽閉時代を支えた妻と秘書に最高の女友達……。
     戦争と革命の渦中にあった、知られざる“情の歴史”を甦らせたノンフィクション!

    ※本書は二〇一四年六月に刊行された『国と世紀を変えた愛 張学良と宋美齢、六六年目の告白』を改題し、加筆修正したものが底本です。
  • 462(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    北原進
    出版社: KADOKAWA

    「札差」なくして、お江戸なし。粋や通の文化を生んだ金貸商人の実態とは。

    江戸時代の金融の流れを紹介しながら、武士社会になくてはならなかった高利貸の成立と繁栄、金を借りた武士の困窮と借金の棒引きの歴史を丁寧に解説。「粋」や「通」の文化を生んだ金貸し商人の実態とは。


    【目 次】
    ニッポン高利貸資本論
     現代の高利貸
     江戸の高利貸

    札差の登場
     蔵米取と札差
     蔵宿師VS対談方

    十八大通
     幕府の札差援助
     御蔵前馬鹿物語
     堕落する旗本・御家人

    棄捐令
     借金帳消しの画策
     棄捐令発布

    文化・文政の繁栄と天保改革
     札差株の下落
     化政期の札差文化
     天保の札差改革

    維新、そして滅亡
     蔵米取の消滅と札差業
     
    江戸札差一覧

    『江戸の高利貸』を語る

    文庫版あとがき
  • 「<帝国>以後の時代」を考えるには、資本主義後の世界を考えたマルクスを再読する必要がある。

    資本主義国家が外部から収奪できなくなったとき、いったい資本主義はどうなるのか?
    この問題意識から、日本を代表するマルクス研究者が主要著作を読み解いた講義録。
    「グローバリゼーションが社会を上位均衡化させる」は、幻想だった。
    実際に起こったのは中産階級の崩壊であり、下位均衡化(下の方で貧しくなる事)でしかなかった。
    ネグリの帝国論とその課題から入り、アルチュセールからスピノザの思想を押さえたうえで、マルクスの主要著作を、「代議制民主主義が世界に普及している現在において、あえて近代市民社会を批判する」という視点から解題していく。
    この挑戦、刺激的な読み解きは、資本主義が支配する世界以外を考えられない私たちの頭を解き放つ。
    そして、まるで“中世かポスト現代か”というような、ナショナリズムや民族主義、原理主義が氾濫する現代社会を切り拓き、新しい世界を展望するきっかけとなるだろう。

    文庫版まえがき
    第一部 現代思想と<マルクス>
     一章 アントニオ・ネグリの「帝国」の概念
     二章 アルチュセール・ショック
     三章 スピノザ革命
    第二部 <マルクス>の著作を再読する
     四章 現代社会とマルクス
     五章 共産主義社会とは何か--『経済学・哲学草稿』の類的本質
     六章 唯物論とは何か--フォイエルバッハテーゼの一一番
     七章 たえざる運動としての共産主義--『ドイツ・イデオロギー』
     八章 構成された価値と労働運動--『哲学の貧困』
     九章 共産主義の亡霊と『共産党宣言』
     一〇章 国家の解体--フランス三部作
     一一章 オリエンタリズム
     一二章 方法の問題--『資本論』と『経済学批判要綱』
     一三章 社会運動とマルクス
    あとがき
  • 387(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    鈴木博之
    出版社: KADOKAWA

    明治から戦後、そして現代へ。土地に刻まれた、失われた歴史がよみがえる

    ■明治から戦後へ、「土地」が語る失われた歴史

    ■「闘う建築史家の名著!」 ―― 隈 研吾 「解説」より

    「人間の歴史は、土地の上に刻まれた営みの蓄積なのだ。」
    近現代史を場所という視点から探るためのキーワード「地霊(ゲニウス・ロキ)」。
    土地、建築、街並みが語る声に耳を傾けるとき、
    失われた記憶や物語が浮かび上がる。
    国会議事堂にひそむ鎮魂のデザイン、
    広島平和記念公園と厳島神社の意外な共通点、
    渋沢栄一や岩崎彌太郎がゆかりの地に寄せた想い――。
    優れた建築を守り伝える時代への転換をうながした建築史家の代表作。

     解説 隈研吾(建築家、東京大学教授)


    ※本書は一九九九年一二月、講談社現代新書として刊行されたものが底本です。


    ■目次

     はじめに ――「地霊(ゲニウス・ロキ)」とは

    第一部 場所の拠り所

     1 議事堂の祖霊はねむる ――伊藤博文の神戸
     2 聖地創造 ――丹下健三の広島
     3 本四架橋のたもとには ――耕三寺耕三の生口島
     4 故郷との距離 ――渋沢栄一の王子
     5 場所をうつす ――渋沢栄一の深谷

    第二部 日本の〈地霊〉を見に行く

     1 三菱・岩崎家の土地 ――岩崎彌太郎の湯島切通し
     2 三菱・岩崎家の土地 ――岩崎小彌太の鳥居坂
     3 地方の鹿鳴館
     4 川の運命 ――谷崎潤一郎の神戸
     5 新興住宅地のミッシング・リンク ――根津嘉一郎の常盤台

     おわりに ――なぜ「場所」なのか

    [コラム]

     消えた丸の内
     田中光顕の場所
     炭鉱と鉱山・亡者の墓
     日本一寒い町に来た男

     解説 隈研吾
  • 405(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    中島 篤巳
    出版社: KADOKAWA

    忍者とはなにか? 忍術書からその全容に迫る!

    忍者とはなにか? 忍術書からその全容に迫る!

    いまだ多くの謎を残す忍者。彼らの真の姿を伝える『万川集海』『正忍記』『忍秘伝』という三冊の秘伝書を読み解きながら、忍者の歴史や概念、その術や武具、禅との関わりまで、忍者のすべてを明らかにする。

    ※本書は、平成六年二月二十五日に小社より刊行した角川選書『忍術秘伝の書』を改題・改稿したものが底本です。
  • 387(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    篠田達明
    出版社: KADOKAWA

    戦国武将を最新医学から診断! 盛りだくさんのエピソードで迫る。

    織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……。戦国武将の病歴、死因、養生法、そして死生観とは? 戦国武将を最新医学で診断。盛りだくさんのエピソードを交えてつづる、戦国武将の診断書。

    【目 次】
    第1章 三英傑 信長・秀吉・家康の死にざまと死生観
    第2章 病苦にあえいだ英雄たち
    第3章 この世に未練を残した武将たち
    第4章 下克上の梟雄たち
    第5章 切腹して果てた武将たちの執念
    第6章 老衰死した武将たちの高齢期
    第7章 夫におとらず厳しい道、戦国女性の覚悟
    第8章 戦国武将と女性たちのカルテ

    ※本書は『戦国武将の死生観』(新潮社、二〇〇八年)を改題し、文庫化したものが底本です。
  • 関東の覇権抗争が中世史の常識を覆す!

    信長の出現、秀吉の天下統一で、戦国は終焉を迎えた。天下取りの舞台は西日本にあったといわれてきたが、戦乱の始まりも終わりも、実は関東の動向が基準になっていた! 関東の動きをなぞるように、畿内では室町幕府の秩序を脅かす下剋上が頻発した。関東の覇権戦争の中心にいたのが西から来た新勢力の北条氏、旧来の関東秩序勢力である山内上杉氏・扇谷上杉氏である。両氏の関東支配権を賭けた争いから中世史の真相に迫る。

    プロローグ 「日本の副将軍」対「関東の副将軍」―北条氏への改称と関東管領家の誇り
    第一章 北条氏綱と両上杉氏の抗争
    第二章 北条氏康と両上杉氏の滅亡・没落
    第三章 上杉謙信はなぜ関東に襲来したのか?
    第四章 「国衆」が左右する関東戦国史
    第五章 国衆を困惑させた「越相同盟」
    第六章 信玄の猛攻と北条氏の危機
    第七章 北関東の攻防戦と謙信の死
    エピローグ 消滅した「関東の副将軍」―新たな抗争の枠組みへ

    ※本書は、『戦国関東の覇権戦争盻眇北条氏VS関東管領・上杉氏55年の戦い』(洋泉社、二〇一一年)を改題し、文庫化したものが底本です。
  • 信長、幸村、直虎…戦国時代を生きた人々のドラマから歴史が見えてくる!

    授業で習ったけど忘れてしまったあの武将、大河ドラマで気になるあのお姫様…そんな歴史上の人物について、この一冊で学び直してみませんか? NHK-Eテレ『知恵泉』などで日本史博士として人気の東京大学山本博文教授が、信長・秀吉・家康や、淀殿や黒田官兵衛など、近年の大河ドラマに登場している戦国時代の人物について、当時の文書をひもときながら、最新の学説も織り交ぜて、詳しくかつ解りやすく語ります。信長が長篠の戦いを制した真の理由とは!? 関ヶ原前夜の知られざる情報戦とは!? 戦国という激動の時代を生き抜いた人々の生き様、武将たちの関係性のドラマに触れるうちに、過去が身近なものになっていく…。日本史を学び直したいのにキッカケをつかめない、そんな人にピッタリの一冊です!

    ※本書は雑誌『BAN』(教育システム社)での連載「江戸の組織人」より抜粋し、さらに加筆改稿のうえ再構成して、文庫化したものが底本です。
  • 528(税込)
    著者:
    井沢元彦
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    仏像・庭・建築・マナー・身支度――基本を知れば楽しさ100倍!

    古寺を歩くことは、日本を知ること――歴史に通じた著者ならではの視点で、鑑賞の3大ポイント「仏像・建築・庭園」を基礎から解説。実践篇、上級篇では東寺・善水寺・三徳山三仏寺ほかの古刹や四国遍路を巡り、その縁起や見どころはもちろん、「ここは大事!」という実体験に基づいた拝観のマナーや身支度、心得などを丁寧に紹介する。初心者が本当に知りたい、基本の「き」からよくわかる! 楽しく深い古寺歩きの入門ガイド。
    ※本書は、平成十七年四月、小社刊の新書『古寺歩きのツボ──仏像・建築・庭園を味わう』(角川oneテーマ21)を改題のうえ文庫化したものが底本です。文庫化にあたり「上級篇」を加筆しました。


    基礎篇――これだけは知っておきたい
      一 仏像の基礎知識
      二 仏像の美術史的アプローチ
      三 建築
      四 庭園

    実践篇 入門コース――さあ、でかけよう
      一 京都の古寺――金閣寺
      二 京都の古寺――千本釈迦堂
      三 京都の古寺――永観堂
      四 奈良の古寺
      五 琵琶湖周辺の古寺
      六 九州などの古寺

    実践篇 中級コース――もう少し足を延ばして
      一 東寺
      二 善水寺
      三 三徳山三仏寺

    上級篇――四国遍路へ行ってみよう
      一 知っておきたい基礎知識
      二 巡礼の方法と心得

    訪れておきたい古寺一覧
  • 日本を滅亡の危機に追い込むものとは。歴史の因果を読みとくシリーズ第2弾!

    ペリー来航から明治維新を経て進んでいく幕末の動乱には、現代にも通底する特異な思想と、日本を繰り返し滅亡の危機に追い込んできた要因が凝縮されている。なぜ「ペリーは突然やってきた」が歴史常識になったのか? なぜ攘夷派は目の前の現実を無視し続けたのか? なぜ明治革命でなく明治維新なのか? 正論を封殺する言霊信仰や平和念仏主義、朱子学の猛烈な副作用――。そして幕府の危機管理システムはなぜ崩壊したのか?  歴史を戦乱で読み直す、待望のシリーズ第2弾!
  • 大河ドラマ「真田丸」の背景がよくわかる! ドラマがもっと面白くなる!

    武田・上杉・北条の大勢力の狭間を生き、信長・秀吉・家康たち天下人を向こうに戦い抜いた真田の知謀とは。真田軍団が繰り広げた死闘と謎多き実像に肉薄。敵味方が錯綜する戦国のドラマを、独自の史観で照らし出す!
  • 三田村鳶魚の最後の弟子が「旗本八万騎」の真実の姿を説く

    時代小説や時代劇に登場する「旗本」。彼らはどのような暮らしをしていたのか? 御家人とはどう違うのか? 三田村鳶魚の最後の弟子が、複雑な江戸幕府の制度をふまえ、これまで誤解されてきた旗本身分を正しながら解説。「徳川家直参」の意味、江戸城中での作法と年中行事、家督相続と隠居、昇進・給与、家計と年収、本家・分家との関係……豊富なエピソードで楽しく読める、歴史・時代小説ファン必携のコンパクト事典。
  • 絶世の美貌を持つ仏像は誰か?

    正史『日本書紀』は、蘇我氏が物部氏を「だまし、滅ぼし、財を奪った」と記す。それならばなぜ、権力を掴んだ蘇我氏は、敗者である物部系の王を擁立したのか。来歴も作者も不明な、たぐいまれな造形美で知られる仏像「百済観音」に導かれるようにして辿り着いた意外な真実とは――。人気の歴史作家が、百済観音と法隆寺との関係、7世紀の日本外交史を紐解きつつ、大豪族・物部氏と美貌の仏像をめぐるミステリーを解き明かす。『百済観音と物部氏の秘密』を改題。
  • 352(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    渡辺 尚志
    出版社: KADOKAWA

    人口の8割を占めた「江戸の主人公」たちの実生活!

    江戸時代、社会の基盤をなした村とはどんな世界であり、人々はそこでどのように暮らしていたのか。「割地」や「無年季的質地請戻し」など、土地や山野の所有をめぐる独特な慣行を重視しながら、小農・豪農・村・地域社会に焦点をあて、その歴史や役割を平易に解説。年貢と搾取に耐える弱者のイメージを覆し、自立した豊かで逞しい百姓たちの姿を紹介する。私たちの祖先や故郷へとつながる「本当の歴史」が見えてくる!
  • 衣食住、性愛、法律・医療・経済――古代ローマ人の日常を追体験!

    世界遺産「ポンペイ遺跡」をはじめ、高度な文明を誇った古代ローマ人たちの日常生活とは? 衣食住や身分制度、出産や結婚、性愛、教育や医療など、28のテーマでその実情を平易に紹介する極上の歴史案内。
  • 明治期の内治外交の困難をすべて引き受けた豪傑大政事家

    王政復古のクーデター、廃藩置県の断行、征韓論での西郷隆盛との確執……。劇的な明治維新期をたどりつつ、「意志の政治家」と呼ばれた、明治政府最高の政治家が体を張って描いた国家構想を捉え直す。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 利休は紹鴎の弟子ではなかった! 茶道史の通説に見直しを迫る先鋭的な論考

    利休の師は辻玄哉であり、通説で師とされる武野紹鴎はわび茶を行っていなかった。『南方録』起源の虚構を排し、利休自らによるわび茶大成の新事実を提唱。茶の湯文化史を大きく塗り替えた衝撃の書の文庫化。
  • 418(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    杉山正明
    出版社: KADOKAWA

    世界史の大分水嶺を見直し、ヨーロッパ中心の史観を根底から覆す!

    13世紀の中央ユーラシアに突如として現れたモンゴル。世界史上の大きな分水嶺でありながら、その覇権と東西への多大な影響は歴史に埋もれ続けていた。大帝国の実像を追い、新たな世界史像を提示する。
  • 動乱の因果関係を読み解き、教科書では書かれない歴史の「なぜ」に迫る!

    天慶の乱、奥州合戦、保元の乱――武士たちが繰り広げる戦乱を起爆剤に、日本独自の思想や常識が時代を変革していた。歴史をつながりで読み直す、待望のシリーズ第一弾。『井沢元彦の激闘の日本史』を改題。
  • 『石城日記』で読み解く幕末日本の武士の暮らしと住まい

    忍藩の下級武士が描いた『石城日記』。飄々とした作者の人柄がにじみ出ており、思わず吹き出すような滑稽味にも溢れている。貧しくも心豊かな武士の日常生活の貴重な記録。『幕末下級武士の絵日記』を改題。
  • 豊富な史実とエピソードで読む!龍馬の生涯がよく分かる決定版ガイド。

    龍馬流説得術の極意、剣客としての力量、倒産の危機を救った経営手腕ほか、豊富な史実とエピソードで、知っているようで知らない坂本龍馬がわかる! 関連人物や年表・索引も充実した、歴史ガイドの決定版。
  • 歴史はこんなに面白い! 織田信長を知るための最適ガイド。

    信長はどのような人物で、当時の人々や異国人たちは彼をどう見ていたのか? 政治手腕、家族や家臣との関係、性格や趣味嗜好――。豊富な史実とエピソードとともに、戦国の常識の破壊者・信長の全貌に迫る。
  • 385(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    勝田政治
    出版社: KADOKAWA

    日本の近代化への急発進となった大改革に迫る。

    王政復古で成立した維新政権は、当初から藩体制を廃絶しようとしていたのか。廃藩置県はスムーズに行われたのか。「県」制度を生み、日本の西洋化のスタートとなった明治の中央集権国家誕生の瞬間に迫る。
  • 314(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    北原進
    出版社: KADOKAWA

    江戸の暮らしと経済がわかる決定版。楽しく暮らす知恵が満載。

    川柳・紀行文・名所図会ほか、多くの史料に残る庶民行事や祭祀、江戸前の食、長屋の住まいなどから、経済発展がもたらした江戸の生活や文化の展開を鮮明に描き出す。『八百八町 いきなやりくり』を改題。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 開国前夜、神秘の国ニッポンの、驚きの風俗文化!

    刻々と変化する世界情勢を背景に江戸を再訪したペリーと、出迎えた幕府の精鋭たち。緊迫した腹の探り合いが始まる--。 日米和親条約の締結、そして幕末日本の素顔や文化を活写した一次資料の決定版!
  • 教科書では教えてくれない、唯一無二の“飛び地で読む世界史”!

    人も住めないミクロな飛び地、飛び地の中の飛び地など、世界には驚くような飛び地が多数存在している。誕生のいきさつや政治、歴史などの背景も紹介。図版100点超! 新しい世界史が見えてくる!
  • 黒船来航、知られざるその全貌とは?世界を興奮させた歴史的大著!

    喜望峰をめぐる大航海の末ペリー艦隊が日本に到着、幕府に国書を手渡すまでの克明な記録。当時の琉球王朝や庶民の姿、小笠原をめぐる各国のせめぎあいを描く。美しい図版も多数収録、読みやすい完全翻訳版!
  • 謎多き「へうげもの」。織部は何をなし、どう生きたか、その実像に迫る!

    千利休亡きあと茶の湯の天下一宗匠となった古田織部。侘びから一転、豪快にして軽妙洒脱な織部焼をはじめ、茶の湯に新奇の流行を巻き起こした武将織部の数寄の極致と、慶長年間の乱世を生きた実像を描く。
  • 660(税込)
    編者:
    火坂雅志
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    天下泰平を目指し義を貫く。誤解され続けてきた知将の新たな魅力を照らす!

    「佞臣」と蔑まれながらも、内政・外交・軍事に卓越した実務手腕を発揮した三成。史実やエピソードをめぐる評論、アナウンサー松平定知との特別対談を文庫オリジナルで編集。知られざる実像を照らし出す決定版!
  • 日本の歴史は「呪い」が作った! 日本人のもう一つの精神史。

    日本の文化史において「呪い」とは何だったのか。それは現代に生きる私たちの心性にいかに継承され、どのように投影されているのか――。呪いを生み出す人間の「心性」に迫る、もう一つの日本精神史。
  • 「面白きこともなき世に面白く」。幕末維新の風雲児 高杉晋作の真実!

    往復書簡や日記・詩歌、そして地元の古老たちの話など、豊富な史料を検証。激動の時代の流れに葛藤しつつも、近代日本への変革に向けて突き進んだ、「青年・高杉晋作」の実像と内面に迫る本格評伝。
  • 704(税込)
    著者:
    所功
    出版社: KADOKAWA

    葵祭・祇園祭・時代祭――三大祭の歴史や見どころ、神社の由来もわかる!

    古式ゆかしい王朝絵巻のような葵祭、壮麗な山鉾・花傘の巡行する祇園祭、時代装束の鮮やかな時代祭。三祭三式の由来と見どころをふまえ、京都千二百年の歴史をたどりながら、日本の多彩な祭文化の本質を探り出す。
  • 妖怪ファン必携! 待望の文庫版。

    かまいたち、火車、姑獲鳥(うぶめ)、ぬらりひょん――。あふれる想像力と類まれなる画力で、さまざまな妖怪の姿を伝えた江戸の絵師・鳥山石燕。その妖怪画集全点を、コンパクトに収録した必見の一冊!
  • 静御前や祇王に代表される白拍子は、何をしていたのか?

    芸能の時代といわれる中世は、巫女・傀儡女・白拍子女など、社会の底辺に生きながら人々に救いと娯楽を与えた女性芸能者たちが活躍していた。史料、説話、能などを手がかりに、女性芸能者の実態を描き出す。
  • 『方丈記』の作者、鴨長明の仏教説話を新たな訳で楽しむ。

    鴨長明が自分のために書き溜めたという仏教説話集。人間の欲の怖ろしさを描き、自身の執着心とどう戦うかを突きつめていく長明の記述は秀逸。新たな訳と詳細な注を付し、全8巻、約百話を上下2巻に収録。
  • 『方丈記』の先に鴨長明が見たものは? 待望の文庫完全版!

    鴨長明の思想が色濃くにじみ出た仏教説話集。不安定な心を安定させるために求めた境地は、方丈記の無常の世界観とともに現代人の生き方に大きな示唆を与えてくれる。現代語訳のほか解説・年表・索引を付載。
  • 待望のコンパクト版地名研究入門書です。

    現地に足を運び、地元の人々から地名を聞く。聞き取った地名を地図に落とし、その土地に関わる生活を記録、叙述する。地名研究の基礎と本質を解く1冊!
  • 実在しなかった聖徳太子を日本人はなぜ崇拝し、信仰の対象としたのか

    聖徳太子は血統的にも資質的にも大王に擁立されるべきでありながら、なぜ即位しなかったのか。今なお謎に満ちた生涯と聖徳太子が生きた時代をさまざまな角度から丹念に検証し、古代王権の暗闇に光をあてる。
  • 中世と現代を結ぶ珠玉のエッセイ

    頼朝像を書かせたのは誰か、奥州藤原氏が源氏に滅ぼされた背景などの中世に関するエッセイから歴史は教科書のようには発展しない、大文字は山焼きではないなど現代に関するエッセイまで幅広く歴史を捉えたエッセイ集
  • 前田家末裔の筆者が描く、「利家・まつ」夫妻に始まる加賀百万石の歴史。

    戦国乱世の利家、松子(芳春院)夫妻に始まる加賀百万石・前田家。3代利常までの草創期、5代綱紀の隆盛期、幕末維新や太平洋戦争――旧藩主の家に生まれた筆者独自の視点から、先祖の歴史を綴るエッセイ。
  • 夫は戦場へ、妻は情報戦!?

    敵国に嫁ぐ女スパイ、夫の武器調達に資金援助をする妻――。二代将軍秀忠を尻にしいたというお江ほか、妻の役割や様々な夫婦の在り様から、男性中心に語られてきた戦国時代を新たな女性像と共に捉えなおす。
  • 無双の兵法家・武田信玄を知る基本史料を戦国史研究の第一人者が読み解く

    武田信玄の手の内を明かした兵法書といわれ、江戸初期の成立以来、甲州流兵法の基本文献として重要視された『甲陽軍鑑』。その面白さと内容を、現代人向けに平易に紹介。武田軍団の魅力と強さを解き明かす。
  • 292(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    元木泰雄
    出版社: KADOKAWA

    「悪逆非道の清盛像」を覆し、王権に挑んだ先進的政治家の真実を描き出す!

    後白河院政の否定、政敵への仮借なき攻撃、強引な福原遷都計画。悪逆非道の汚名を着せられた清盛が真に追いもとめたものとは? 先進的政治家としての鮮烈な実像を描き、従来の悪人像を覆した画期的清盛論!
  • 野心に燃える貴族や武士が鎬を削り、覇者・清盛を生んだ兵乱の真実に迫る!

    貴族から武士へ。古代末期の2つの兵乱、保元・平治の乱を画期として、時代の主役は移り変わってゆく。武士を両兵乱の主人公とする通説に挑み、王家・摂関家・新興貴族・武士が複雑に絡みあう政争の真実に迫る。
  • 369(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    北原進
    出版社: KADOKAWA

    単身赴任、グルメ、博奕に高利貸――。江戸に住むのも楽じゃない!

    熱い湯の銭湯でのやせ我慢、盛り上がる初物の売りだし日、贈答品のリサイクル――。現在の東京へとつながる江戸人の暮らしとその性格を明らかにし、いまも息づく「江戸の精神」を説き起こす江戸庶民史。
  • 561(税込)
    編者:
    火坂雅志
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    真田幸村の魅力が一冊でわかる、文庫オリジナルの決定版!

    大坂夏の陣で家康本陣を幾度も切り崩し、「日本一の兵(つわもの)」と称賛された真田幸村。史実やエピソードをめぐる評論や特別対談等を文庫オリジナルで編集。幾多の伝説に彩られた数奇な生涯と実像に迫る!

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