『コイン40倍!<集英社コバルト文庫>フェア(ライトノベル、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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純粋培養(ばいよう)のお嬢様を世に送り出す、伝統のある私立リリアン女学園。この学園にはロザリオを授受する儀式を行って「姉妹(スール)」となることを誓うと、 先輩である姉が妹を指導するという制度があるのです。そこに通う1年生の祐巳(ゆみ)は、ある日、突然、あこがれの「紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)」である2年生の祥子(さちこ)から「姉妹宣言」をされたのですが…。
純粋培養(ばいよう)の乙女たちが集う、私立リリアン女学園。清く正しい学園生活を受け継いでいくため、高等部には「姉妹(スール)」と呼ばれるシステムが存在していた。ロザリオを授受する儀式を行って姉妹となることを誓うと、姉である先輩が後輩の妹を指導するのである。高等部に進学して、まだ姉を持っていなかった祐巳(ゆみ)は、憧れの『紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)』である二年生の祥子(さちこ)から、突然「姉妹宣言」をされるが!? -
マクシミリアンの最後の一手は、青龍(チンロン)の姉・雪蘭(シュエラン)を娶(めと)り、すべての諍(いさか)いを水に流すというものだった。突然つきつけられたあっけない結末に、飛(フェイ)は納得がいかない。最愛の姉の婚姻を前に、青龍は最後の抵抗を試みる。それを阻止するために再び奔走しながら、飛は次第に、マクシミリアンの思惑どおりに動くことに対する憤りを感じはじめる…。四龍島(スーロンとう)シリーズ第11弾、いよいよ青龍篇解決へ!
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春の盛り。マクシミリアンを主(あるじ)に戴いたばかりの白龍市(バイロンし)。火つけや盗難騒ぎでごたつく中、本土の領主・伍家(ウーけ)の使者が『白龍』就任の祝いに街を訪れることになった。折しも、本土の染付(そめつけ)ばかりをねらった壷盗人を探していた飛(フェイ)は、盗人と伍家の使者の間に関わりがあるらしいと知って…。マクシミリアンとクレイ・ハーパーの本土時代の友情を描いた短編も同時収録! 四龍島(スーロンとう)シリーズ初の番外編。
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母かもしれない玲泉(リンチュアン)が目の前で海に呑まれていくのを、どうすることもできなかった…。青龍(チンロン)の襲撃はくいとめたものの、飛(フェイ)の中で何かが崩れかけていた。『青龍』は高楼街(カオロウチエ)をつかって陸路から再び白龍(バイロン)を狙うが、それに反発した高楼街の頭(トウ)・酔熊(ツォイション)は、青龍屋敷を見限る決定を下す。大詰めを前に飛の脳裏に浮かぶ敵の姿は、『青龍』ではなく冷たい銀灰の瞳だった…。激動の四龍島(スーロンとう)シリーズ第10弾!
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ついに『青龍(チンロン)』がその牙を剥いた。白龍(バイロン)を欺き、樹林房(シュリンファン)主人の命を狙ってまでひそかに木材を集めてきたのは、白龍を攻撃する船団を作るためだったのだ。だが、敵がどこに船を隠しているのかわからず、飛(フェイ)はあせりを覚える。一方で、街を騒がせ続けた祥船(シャンチョアン)の跡取り千雲(チェンユン)が、青龍と内通していた証拠の書状を残して突然失踪する。いよいよ対決の時が迫っていた…。四龍島(スーロンとう)シリーズ第9弾!
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人間誰しも、苦手なものがあるだろう。光の巫女付きの護衛騎士ヒルベルトにも、いくつかあった。一に妄想王女ティファンヌ。二に、その護衛兼侍女のメラニー。辛辣で、最強……メラニーは、苦手は苦手でもなぜだか気になる存在で!? 近付きそうで、果てしなく遠い――二人に恋は生まれるのか? 大ヒット! 個性派揃いのラブコメディ。人気キャラも続々登場で、全力疾走のまま遂に完結!!【目次】第一章 亡国の王子に(笑)がついてしまう日常。/第二章 ヘタレ騎士の反抗。またの名を負け犬の遠吠え。/第三章 亡国の王子は、ヘタレ騎士として前を向く。/おまけ 実は裏があった人たちの秘密会議/おまけ ロイヤル・キス/はじまりのキャラクターデザイン公開!/四コマまんがを特別収録!/サカノ景子 あとがき/あとがき
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半年ぶりに保健室が復活した、夏のある日。まったりとくつろぐイエローテールだったが、早輝子が突然、長い休みをとるので保健室を閉めると言い出した。しかも目的は「感傷旅行」! 「「「まさか!? すわ!? 失恋!?」」」といぶかしみつつ、事件もとりたててないのをこれ幸いと、みんな思い思いに休日を過ごすが……。カップル七組+独り者約二名の織りなす、めくるめく愛のメモリー――(?)【目次】プロローグ/1 お熱いのはお好き?/2 告白の行方/3 卒業/4 天使に子守唄を/5 続・八月の雨/6 ひまわり/7 パリで会いましょう/8 愛 ラ・マン 人/エピローグ 慕情
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「Uの烙印」事件のせいで留年し、この春「めでたく」六回目の四年生をむかえた善美。「卒業できなかったら結婚でも何でもしてやる」と切った啖呵があだとなり、母親の清美からは毎日「強制お見合い写真」が。容赦ない嫌がらせにパニクった善美は、娘のサナを連れて家出を図るが、激怒した母親はなんとS黄尾に追跡を依頼! 善美vsS黄尾、世にも恐ろしい「身内狩り」ゲームがはじまった――!?
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先王の遺児として、寂れた古城で、穏やかな幽閉生活を送っていたエレアノール。だがある時、第二王子ダリウスの妃候補として、急遽、王宮に召されることになる。昨今、王家との縁戚関係を望む宮廷貴族たちの争いが激化しており、その動きを牽制するため、彼女に白羽の矢がたったのだ。十年ぶりに帰還することになったエレアノールに宮廷中の注目が集まる中、事件が――。華麗な陰謀劇の幕が開く!
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八月、雨のシアトル。大学から、家族から、すべてから逃げ出して、五月はこの街に降り立った。孤独と不安におびえる彼の前に、突然現れた謎の老人……。五月と慈吾朗の運命的な出会いを描いた表題作をはじめ、ドタバタの年越し、バレンタインの悲劇、ニセモノ慈吾朗事件、行衡の放火魔疑惑(!?)など、マル秘エピソード大サービス。感動あり笑いあり衝撃ありのS黄尾特製短編集、一丁あがり! 【目次】八月の雨/三匹のねずみ/チョコレート戦争/さまよえる御老人/僕ちゃんのモ○カ○がやって来る/あとがき
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仮設プレハブで営業中のS黄尾探偵団に、ある日突然、宿敵・良町優高から手紙が届いた。黒く縁どられたカードには、童謡「かごめかごめ」の歌詞。新たな挑戦かと緊張するメンバーのもとに、今度はある「遺体」を確認してほしいとの依頼が舞い込む。あろうことか殺されていたのは――。胸に押された「U」の刻印、指の先に残るダイイングメッセージ。降り積もる謎にいらだつ行衡たちだが……!?
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サンジェルマン伯爵に出会ったヴェルサイユ宮殿での舞踏会のあと、ひと月の間眠り続けていたセラフィーヌ。錬金術師フラメルの「治療」を受け、カリオストロ伯爵といったん別れてアレクサンドルとともにフォントヴロー修道院に向かう。セラフィーヌに任された仕事は、修道院の中の図書室にあるという『ミシェルの予言書』の写しを探すこと。だがそこで、セラフィーヌは「マダムL」と呼ばれている少女と出会い…!?
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花音の兄・洋佑の不始末をもみ消したS黄尾探偵団。しかし、行衡は事件が解決したとは思っていなかった。洋佑の、「原因はおまえたちじゃないのか?」という言葉と、その心当たりに彼は不安を募らせていたのだ。そこで行衡は、単独で調査することを決める。そんな中、花音に呼び出された彼はみさおとともに彼女を待っていた。だが、突然鳴り出した携帯電話を受けたみさおの様子が豹変して!?
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昼時の保健室で行衡は、みさおがいつも以上に苛立っていることに気づく。だが、原因は花音でも知らないらしい。そこへ、千石重造という老人が激怒して乗り込んできた。慈吾朗の薦めたセキュリティが原因で、盗難に遭ったというのだ。しかも、システム自体が五月と花音の冗談をもとに組んだものだった。それを知った重造は、盗まれた品を取り戻すまでみさおを人質にすると言いだして…!?
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学園内のサバイバル・チーム「ブラボー小隊」から演習(ゲーム)に誘われたS黄尾探偵団。フル装備で戦いに挑んだものの、突然警察が現われ演習は中止に。改造拳銃による発砲事件を知った彼らは調査に乗り出すが、訪れたモデルガン・ショップは花音の兄・洋佑のバイト先だった。そこで花音が探偵をしてること、さらには行衡とつきあってることが超シスコンの洋佑にバレてしまい、花音は軟禁状態に――!?
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早朝、五月は米国にいた頃の相棒(セイン・ウォーターグレイン)から電話を受け、共通の友人・シンシアが撃たれたと知らされる。そのことを知らない行衡は、朝早くに起きてきた五月に驚き、首を傾げた。しばらく相手をする彼だったが、義兄の様子がおかしいと気づく。珍しく深刻(シリアス)なのだ。しかし、話したければ話すだろうと、行衡は放っておくことにした。そこへ、緊急招集された探偵団のメンバーがおしかけてきて…!?
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夏のある日。東京S黄尾探偵団のメンバーは、所長・紀井津慈吾朗に呼び出され、とある場所に来ていた。彼らを待ち受けていたのは、慈吾朗の失敗を帳消しにするための宝探し。しかも、地図がないというオマケ付きで、あるのは意味不明の言い伝えと依頼主からの奇妙な忠告だ。結局、それらを解読できぬまま宝探しへと向かった一行だが……!? 表題作『宝島へようこそ』を含む4作品を収録。【目次】宝島へようこそ/僕たちの失敗/首塚村奇譚/ダイスパニック
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どこから読んでも楽しめる、大ヒット「ひきこもりシリーズ」待望の短編集。『商人令嬢と猫かぶり王子』までの文庫未収録ショート・ストーリーをすべて収録! 「ひきこもりシリーズ」(全10巻)を振り返るもよし、まだのタイトルを手に取るきっかけにするもよし。書き下ろしショートーストーリー2編、おまけ1編も収録!! 個性派揃いのラブコメディ、短編集でも全力疾走です。【目次】女の恨みは腹黒を凌駕するみたいですよ。(「ひきこもり姫と腹黒王子」番外編)/夢と現実の違い。(「ひきこもり姫と腹黒王子」おまけ)/ルビーニ家のしきたりは少女仕様です(「ひきこもり姫と腹黒王子」番外編)/恋人を笑顔にする方法(ただしベネディクトに限る)(「ひきこもり神官と潔癖メイド」番外編)/愛妻家レアンドロの部下は優秀です。(「妄想王女と清廉の騎士」おまけ)/ヒミツの巫女とこじらせシスコン(「こじらせシスコンと精霊の花嫁」番外編)/アメリアは、やっぱり『ルビーニ家の』嫁です。(「こじらせシスコンと精霊の花嫁」番外編)/八つ子の魂百まで。(「ひきこもり魔術師と社交界の薔薇」番外編)※電子版「ひきこもり魔術師と社交界の薔薇 それで口説いてないなんて!【ミニ小説つき】 」収録作を再収録/戸惑いと寂寥と、あなたのぬくもり(「変装令嬢と家出騎士」番外編)/出会う前から手のひらの上(「商人令嬢と猫かぶり王子」前日譚)/デメトリの遅すぎる初恋(書き下ろし)/あの日の赤毛の少年は(書き下ろし)/おまけ ひきこもりシンデレラ(書き下ろし)
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高校の保健室で相変わらずとぐろをまくS黄尾探偵団のもとに、一通の招待状が届いた。行衡の元彼女で、スティラニ国の皇太子と婚約した瑞穂からのものだ。さっそくローマに向かった行衡たちだったが、用意されたホテルで彼らを待っていたのは、助けを求める瑞穂と皇太子だった。ふたりの結婚に反対する勢力から身を守るため、瑞穂の影武者を用意してほしいと言うのだが、選ばれたのは…!?
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大手製菓会社の社長令嬢であるフレデリカは、「グラール」という男性名義で小説を刊行する覆面作家。同じ覆面女流作家であるセシリアが小説大賞をとったことで、自分の作風に迷いを覚え、焦っていた。そんなとき、ネタ探しのために店員として潜入していた父の会社のお菓子店で、鼻持ちならない男性と出会う。男性が「グラール」の本を速読でななめ読みしていたのにカチンと来たフレデリカは、思わず彼を罵倒してしまった。ところがその男性の正体は、取引先のワイン商の令息・アルテだった。すぐに「グラール」とフレデリカが同一人物だと見抜かれたうえに、なぜか彼にプロポーズされてしまい!?【目次】ひみつの小説家と葡萄酒の貴公子/ひみつの小説家の休日/幸福の城と炎のプリンセス
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S黄尾高校保健室を根城にしているS黄尾探偵団。所長の慈吾朗の気まぐれで、行衡たちは、上海まで毛はえ薬を買いにいくことに。そんな彼らを出迎えたのは、政府高官の張元来(チャンユエライ)だった。なんと、慈吾朗とは昔からの知り合いだという。元来は、行衡たちに「妙なことをしないように慈吾朗を見張っていてくれ」と頼みこむ。しかしこれが、上海を舞台に巻き起こる大事件の始まりだった……。
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高校の保健室を根城に活動するS黄尾探偵団。彼らを訪ねて、S県警の唐沢順也がやってきた。順也は<終末の子供たち>と名乗るグループが残したという死亡予告リストを見せる。その中の一人、佐野ヒカリの護衛を依頼するためだ。高校生であるヒカリの護衛は極秘に行う必要がある。そのため、行衡、五月、花音、みさおの4人を転校生として、ヒカリの高校に送りこむが、事態は思わぬ展開に…!?
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慰安旅行と称して温泉に出かけた東京S黄尾探偵団一行。好みの仲居さんを見つけて浮かれる行衡に、いたずらを仕掛けるみさおと花音だが、それが行衡の不幸の始まりで……? 表題作「竹林温泉殺人事件」他、幽霊屋敷でアルバイトをすることになった行衡と五月の受難を描く「愛と哀しみのヘルハウス」、慈吾朗の別荘を訪れた探偵団に襲いかかる恐怖の物語「そして誰も痛くなった」の二編を収録!
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S黄尾探偵団の一員である兵悟のもとへ、交通事故を起こしたユサが転がりこむ。彼が轢いたのは、知り合いの元刑事だった。ふたりはその元刑事を見舞うが、すでに立ち去ったあとで…!? 同じ頃、高校の保健室に集まるメンバーのもとを、県警の唐沢が訪ねていた。重要参考人として、ユサの行方を捜しているという。それを知った彼らは、ユサを匿いつつ、彼の依頼で消えた元刑事を捜し始めるが…!?
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足を骨折して入院することになった行衡。そんな彼のお見舞いに来た探偵団のメンバーだが、行衡をいたわるどころか、からかってばかり。ついには、「この病院の敷地内にある時計台で、人が首を吊って死んだらしい」という話をして、行衡を怯えさせる始末。その時計台は今はもう機能していないのだが、人が死ぬとなぜか鐘が鳴るらしい。そんな話をした矢先、外から鐘の音が聞こえてきて……?
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高校の保健室を根城にしている、われらがS黄尾探偵団。彼らの前に突然、パリで活躍中のモデル・一柳瑞穂が現われた。なんと行衡の元彼女(モトカノ)だという瑞穂は、「しばらく家においてほしい」とワケありな様子で頼んできた。なにやら不穏な雰囲気に所長の慈吾朗が黙っているはずもなく、メンバーそろって天野家で合宿となった。でも、行衡とビミョーな関係が続く花音は不機嫌モードが止まらずに…。
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すっかりS黄尾探偵団の巣窟と化した黄尾高保健室。その帰り道、探偵団の一員である如月みさおは何者かに後を尾けられた。何事もなく済んだものの、その後も白紙の手紙が届くなどの嫌がらせが続いた。そんなみさおに、「ストーカーの可能性がある」と五月は告げる。犯人を突きとめようとする探偵団のメンバーたちに、「気にしすぎ」と言うみさおだが、嫌がらせはますますひどくなって……?
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黄尾高校に事務所を置くS黄尾探偵団。そのメンバーの一人である新田善美は、若くして結婚した妻に逃げられた過去を持っている。いつものように保健室に集まった探偵団のメンバーに、母親に勧められた見合いが嫌だと善美が嘆いていると、そこへS県警の唐沢順也がやってきた。最近首都圏を中心に起きている昏睡強盗に関する捜査の依頼らしい。だがどうも善美の様子がおかしくて……?
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黄尾高校に事務所を置くS黄尾探偵団。そのメンバーとしてバイトをしている行衡は、たてつづけに起こる事件のせいで、留年の危機におちいっていた。今回も、黄尾高の理科室で、黒く焼けこげた死体を見つけたことで、またまた事件に関わることに。死体のそばには、「K-EXCUTION」というなぞの文字が書かれていた。それと同じ文字が残された死体が、別の場所で発見されて……?
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黄尾高校に事務所を置くS黄尾探偵団。花見をしようと校門前に陣取ったメンバーたちだったが、兵悟だけがなかなかやって来ない。「ちょっと様子を見てくる」と五月がみんなのもとを離れた、その直後。車が急発進する音が聞こえ、ふとそちらを見た行衡は、五月の姿が見えないことに気がついた。そして、跡を追うようにして遠ざかっていった兵悟の車のエンジン音……。五月に何が起こったのか!?
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冷遇されていた皇子、高垂峰は悲願の王座にのぼった。だが内実は太上皇の傀儡で、名ばかりの皇帝に甘んじる日々。競って媚びを売る後宮の美女たちにも全く興味を持てずにいた。風変わりな妃嬪・危夕麗を知るまでは。吉祥文様を愛する生き生きとした勝気な瞳に、垂峰はなぜか目を奪われてしまう。悲しき亡霊たちが彷徨う絢爛豪華な宮中で、恋を信じられない二人はやがて互いに惹かれ合い!?
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孤児という過去がありながら、莫大な遺産の相続人となって4年以上。セリアは、フェアベリー・マナーの女主人にふさわしい人間になろうと決意していた。まずは園遊会を立派に開催してみせること。少しずつ実績を重ねて、周囲に認められて、そうしたら…。けれど執事のロドニーは、園遊会の提案に渋い顔。険悪な雰囲気がピークに達したとき、家出したという男爵家のご令嬢がおしかけてきて!?
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ロンドンから少し離れた田園地帯にあるカントリーハウス、フェアベリー・マナー。若き女主人のセリアは、執事のロドニーを慕っている。けれども身分違いの恋は前途多難だ。クリスマスが近い冬のある日、外出していたロドニーから電報が届いた。それはどう読んでも別れを告げる内容で……? 真意がわからないセリアは、居合わせた子爵家のリーと一緒にロドニーがいる村へ向かったが!?
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“教皇庁”所属の凄腕ヴァンパイア・ハンター2人組――16歳で<聖十二騎士>マニアのジェーンと、男運がないのに惚れっぽい17歳のアニー。ふたりはあるヴァンパイア事件を解決し、保養地でしばしの休暇を満喫しようと思っていた矢先、新たな指令が舞い込んだ! サン=フランチェスという海辺の町のふた月ほど前から居座っている<ヴァンパイアの花嫁>を追い払え、というのだ。<花嫁>というのはヴァンパイアに見初められ、いずれヴァンパイアとなることを宿命付けられた者のことだ。しかたなくホテルに赴くと、ふたりの前に現れたのは、ヴァンパイアの手足となって働く闇の住人――人狼、そして美しいがまだ幼い少女で――!? ノワール・ファンタジー第2弾!
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第一次世界大戦後、好景気が続くアメリカ。ニューヨークのダウンタウンに、母の突然の死によって孤児になった少女がいた。名前はセリア・テルフォード。しかし、祖父が実は大金持ちの貴族だと判明したおかげで、莫大な遺産をそっくり受け継ぐことに! イギリスへ渡り、とってつけたようなお嬢様ぶりもなんとかサマになってきた(?)16歳のセリアの悩みは、次々と舞い込む結婚話で…?
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試合中のアクシデントでテニスをあきらめ、個人主義的なシステムの黄尾高校に転校した行衡。静かな生活を夢見る行衡だったが、義理の兄弟と名のる少年・五月が現われたり、母親が突然ハネムーンに出かけたりで、彼の望みは、あっさりと引き裂かれた。おまけに学校の保健室に探偵事務所があって、そこのメンバーにさせられてしまい…。そんな時、少女たちを狙った連続誘拐事件が起こるが…!?
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非業の死を遂げた怨霊が神として祀られたもの、それを御霊という。その御霊を暴走しないように管理しているのが、陰陽寮の流れをくむ影の組織「御霊部」だ。御霊部で働く少年・飛鳥井柊一は、仕事で必要になった物を借りるため、文化庁特殊文化財課――通称・ヤミブン――を訪れた。ヤミブンも御霊部に似て、特殊な呪物を扱う秘密の部署だ。案内された部屋で、柊一がなぜか麻糸でぐるぐる巻きにされていた古びた書物を開くと、綴じられた和紙に捺されていた赤黒い手形――血判が自らの意思を持つかのように動きだして……?(「妖魅の書~緋色の誓約~」より)「妖魅の書」をはじめ、文庫未収録だった短編や掌編に加え、書き下ろし短編を収録! 【目次】妖魅の書~緋色の誓約~(雑誌「Cobalt」2004年2月号収録)/妖魅の書~幻燈夜曲~(雑誌「Cobalt」2004年8月号収録)/妖魅の書~百鬼絵巻~(雑誌「Cobalt」2006年2月号収録)/ある日の陰陽得業生(雑誌「Cobalt」2013年7月号ふろく小冊子「異世界トリップBOOK」収録)/オリエントの邪龍(「コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジー(2) ちょー聖霊と四龍島」収録)/池袋で逢いましょう(書き下ろし)/あとがき
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むりやりS黄尾探偵団のメンバーにさせられてしまった行衡は、体育の授業中に出会ったおしとやかな少女・万里に一目ぼれしてしまう。ところが万里は霊能力者で、行方不明になっていた女性の死体が埋められている場所を言い当ててしまったのだという。一躍マスコミに追われることとなった万里を、自分の家にかくまおうとする行衡。でも、万里の過去には、なにか秘密がありそうで……?
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精霊が支配するネットワーク都市ライブラで代行屋を営むサキ、カイ、ジュラの三人は、新興宗教『神精鬼道会』の教祖カルマの護衛を依頼された。カルマは対立するロック系宗教団体の『テイルズ』から攻撃を受けていたのだ。テレビ番組に出演するカルマに付き添ったサキたちは、手のひらから火球を放つ少女に襲撃された。だが、そこに、サキの幼なじみの少女・ユノーが現れて……。
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ネットワーク都市、ライブラで代行屋を営むサキ、カイ、ジュラの三人。ある朝、サキとカイのところへ、ジュラの走り屋仲間の青年、ウィルがやって来た。「別れ話」のあと、ジュラがいなくなったというのだ。現場には男の死体とジュラの愛車が残されていた。その殺人事件の犯人は、前都知事であるリヒト・オルべの『遺産』がらみの人物らしい。サキたちはジュラを探して犯人の少年を追うことに…!
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高度なネットワークで結ばれる都市ライブラ。だが、そのネットワークは「精霊」と呼ばれる正体不明の存在によって運営されていた。最下層のフロア1市に住む少年サキは、走り屋の少女ジュラ、不法に精霊を使役するカイとともに「代行屋」オフィス・サイズを経営している。美人ダンサー惨殺事件を調査することになった彼らは、何者かに襲撃されて…!? 痛快サイバーパンク・ファンタジー!
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。