『社会、半年以内(実用、新書)』の電子書籍一覧
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南西諸島の現実から日本の軍事化を問う
「中国の脅威」に対峙する最前線として、いま、沖縄・琉球弧の島々ではミサイル配備や自衛隊・米軍基地の強化が急速に進んでいる。住民の異論は無視され、地域社会そのものが軍事化の色を帯びていく。実態と問題を詳細に整理。 -
日本人にとって推し活はもはや一時の熱狂ではない。現代の推しは、私たちに「ハレの日」を与えてくれる一方で、「ケの日常」もまたともにあることを教えてくれる。それは、この社会に広く浸透した一つの文化なのだ。では、私たちはそんな推しと、どのように持続可能な関係性を築いていけるだろうか。「推し活」文化の源流から令和の最前線までをひもとき、ポスト消費社会における「推しの構造」を鮮やかに読み解く。本編より「序章」を無料で読める、〈無料お試し版〉を公開いたします。
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見方を変えることで、見えてくるもの
日本史における激動の時代であり、人物が躍動した戦国期を、
「合戦」「天下人」「家康の家臣操縦術」「戦国女性」の4テーマに分け、
著者独自のミカタ(見方)で読み解いていく。
たとえば――織田信長は、命をかけて死に立ち向かった者だけを認めた。
どんなに有能でも、戦場で成果を残せなかった者、戦死してしまった者は
「こっち側」に来られなかった者として認めなかった。ここに、信長の死生観と
家臣評価の特徴がある。いっぽう、豊臣秀吉の家臣評価は文官優位。
武将といえどもデスクワークができない者は評価しなかった――。
見方を変えると、新たなおもしろさが発見できる!
本書は、産経新聞の連載「本郷和人の日本史ナナメ読み」
(2023年1月5日~2024年3月14日。現在は終了)を
テーマごとに再構成して加筆修正し、新章・新原稿を加えたものです。
(以下、目次より)
●それほど兵力差はなかった!? 桶狭間の戦い
●羽柴秀吉の機動力~中国大返しと美濃大返し
●関ヶ原の戦いの本質~石田三成の幻の防衛ライン
●秀吉の親族、その盛衰
●豊臣秀長ありせば……
●なぜ家康は天下を取れたのか
●家康の信仰~「東照」と「日光」の謎
●石川数正の出奔、本当の理由
●南光坊天海の謎
●四天王・本多忠勝~単なる軍事指揮官に非ず
●四天王・酒井忠次~二つの酒井家
●平岩親吉~家康が育んだ友情
●立花ギン千代~女城主、かつ名将の妻
●細川ガラシャ~その行為は自殺か、否か?
●山内一豊の妻~出世する家庭の共通項
第一章 合戦
第二章 天下人
第三章 家康の家臣操縦術
第四章 戦国女性 -
日本屈指のライブハウス「ロフト」創業者が、千葉県鴨川市にある入居費6000万円の超高級老人ホームに入居した。海が見える高層階に住み、館内は食堂、バー、図書館、露天風呂、ジム、カラオケ、ビリヤードなど高級ホテル並みの豪華施設が揃っているうえ、スタッフも親切で、提携する病院によるサポートも完璧、まったく不満のない老後を送るはずだったのだが、わずか2年でそこを去ることに……。富裕層住人の知られざる実態と共に、自らの入居から退去までの顛末を面白おかしく、そして哀しく綴る体験記。
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日本人にとって推し活はもはや一時の熱狂ではない。現代の推しは、私たちに「ハレの日」を与えてくれる一方で、「ケの日常」もまたともにあることを教えてくれる。それは、この社会に広く浸透した一つの文化なのだ。では、私たちはそんな推しと、どのように持続可能な関係性を築いていけるだろうか。「推し活」文化の源流から令和の最前線までをひもとき、ポスト消費社会における「推しの構造」を鮮やかに読み解く。
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【期間限定 無料お試し版】伝説の料理人を祖父に持つごく普通の中学生、徳川味の助は洋食屋を女手ひとつで切り盛りする母親を手伝いながらも平凡な生活を送っていた。
そんな味の助のもとにある日突然有名料理評論家が現れて、難癖をつけたあげくに雑誌で好評されてしまう。
往年のマガジン料理漫画のテンプレを踏襲しながらも、
かつて料理漫画界における「料理リアクションを隠れ蓑にしたはっちゃけた表現」の限界をワンランク上の次元へと引き上げたと自負している伝説のコロッケ編を収録した第1巻。 -
ずっとそこにあって、続いてきたもの。その漠然とした感覚を直視してみようと思った。
1982年生まれ。物心ついてから今まで、遠くて起きていたこと。近くで起きていたこと。
その記憶を重ねて、「社会」を語るためにも、まずは「感じ」を考えてみようと思った。
〈今回の本は、自分の体験や思索を振り返るようにして、この社会に染み込んでいる「いやな感じ」はどういう蓄積物なのかを見つめようとした記録である。…同世代が読めば通じやすい話も出てくるが、特に世代論ではない。主題は史実や思い出ではなく「感じ」である。〉ーー「まえがき」より
【目次】
・なんか不穏
・特有のウザさ
・ケジメとは
・土埃
・まだずっと未来を見ている
・遠くで起きていた
・近くで起きていた
・坂の上の家
・見抜かれちゃうぞ
・選ばれるとは
・管理されたい
・学ばないほうが
・つながりたくない
・自転車だから
・Have Passion !
・調整さん
・ハイタッチ
・ナンバーワン・オンリーワン
・記憶とは現在
・自分の責任だよね
・社会の歩み方
・自分語り
・You
・どげんかせんと
・お前らにはわからないだろうな
・ガールズストリート
・私を信じて
・震災の日、東京で
・決めるのは自分
・人権を消そうとする
・悪口禁止
・いやな感じ -
【特集1】平和の決算
「平和国家」の柱が崩れている。
日本は、専守防衛を政策の根幹に据えたはずだった。
だが、自衛権行使の3要件、
武器輸出3原則も修正され、
残る非核3原則の見直しまで口にされている。
おおもとにある9条をにらんでの憲法改正論も喧しい。
そもそも日本は平和だったのか。
憲法の枠外に置かれ、恐怖と欠乏の中にある人がいる。
一国平和主義への批判も根強い。
戦後の再出発から、人びとはなぜ、
どのような平和を求めてきたのか。
戦争の言葉に呑み込まれないために立ち止まる。
【特集2】半径500メートルの自治
もっとも身近な民主主義といわれる自治。
いつまでも決まらない、男性中心、
人間関係がわずらわしい……
そのハードルはなぜこれほど高いのだろう。
だが、「効率的」な資本主義システムのもとで進む
軍拡競争、環境破壊、格差の拡大のなかで、
私たちがもつ抵抗の足がかりは、
まず「半径500メートル」を耕すことにあるかもしれない。
めんどうで地道な対話は、
少しずつ街を、社会を変えてきた。
その営みを見つめなおす。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 -
「目の綺麗な人だな」「あの人は怖そうだから」。
私たちは、人の見た目の違いを美で判断する生き物である。
顔つき、しゃべり方、匂い、肌の色、肥満・痩せ、障害。
本書では人の身体をめぐる美的判断を探究し、いかに美しさ・醜さが歴史的に創られてきたかの軌跡を追う。
そこから人が心に抱くエロス、愛の真価を突きとめる。
違いをうまく扱う知恵を手に入れ、ルッキズムや多様性の限界をこえる。
心に美をまとうための美学入門。
【目 次】
はじめに
違いについての学問 バラバラになる社会 身体を介して他者に出会う 本書の構成
第1章 美学、「私の中の他者」との出会い
下位の認識能力 眼を閉じ、耳をふさぐデカルト ライプニッツによる認識の分類 識別できるが説明できない 日常は「渾然」「曖昧」だらけ 過去の経験と「傾き」 私の中の他者 より良く/善く感じるための学問 ソマティック・マーカー仮説将来のシナリオの評価 生物学的次元と社会的次元のからまりあい
第2章 感性、このやっかいであなどれないもの
無関心性(没関心性) 関心まみれの出会い 身体の評価=人物の評価? サイズ、形、動き、色、匂い、服装 口笛でヴィヴァルディ 自分の身体にくつろげない 感性の保守性 鏡としての感性 法律の限界 権利ではなく魅力で ふくらはぎに見惚れる 感性の逸脱 差別化と他者化 自然化される趣味
第3章 醜による他者化
科学と哲学 ルネサンスの豊満な女神 「人種」の創造 ホッテントット・ヴィーナス 見世物小屋=他者化の装置 プロテスタント的禁欲主義 「健康リスク」と「私らしさ」のあいだ歴史のレンズを通して見ている 醜とは何か
第4章 美による差別化
遅れてやってきた運動 彼らとは違う「私たち」 トニ・モリスン『青い眼がほしい』 醜さのマント ディックとジェーン「二重のまなざし」に殺されないために アフリコブラの輝き 象徴としてのアフロヘア 画面を埋め尽くす文字 黒人の美学日本語の「美学」のニュアンス
第5章 逸脱する感性
規範的感性と逸脱的感性 再認=既知への取り込み 知覚=未知の発見 個別性との出会い 知覚は自由に展開していく 対象に降伏(surrender) 慣習にあらがう能動性 見方が市民権を得るまで 山の「醜さ」 つるつるでゆがみのない球 天文学の衝撃無秩序で複雑で無限の世界 崇高さの発見 グランド・ツアー 日誌や手紙のライブ感 正義のプロセス/エロス的プロセス
第6章 エロスから愛への進化
きよしさんの指隠し撮影 「感染」の倫理性 スタイルとは何か 自然にはスタイルはない 表出ではなくパターン 選択なぜこのやり方なのか? 基準のゆらぎをうけとめる 愛への進化 アイデンティティ・ポリティクスを降りる
おわりに
参考文献 -
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<概要>
日本の国際協力は、技術や制度をそのまま届けるのではなく、相手国の社会や文化、人々の想いに寄り添いながら、ともに考え、カタチにしていくことを大切にしてきた。現場での試行錯誤を重ね、仕組みとして根付かせ、次の担い手へとつないでいく――。その積み重ねが日本への信頼を育み、人と人、国と国を結んでいる。本特集では、さまざまな事例を通して、「翻訳的適応(ローカライズ)」「伴走」「制度化」「人材育成」という日本式協力のエッセンスを紹介。また、これまで信頼を築いてきた日本式協力を、深化させる方法を探っていく。
<コンテンツ>
・世界と信頼関係を築く日本らしい協力とは?
・魅力的な商品と仕組みづくりで花開いたキルギスの一村一品
・社会文化に合わせて再発明。母子手帳で母と子の健康を守る
・特活からTokkatsuへエジプトで広がる日本式教育
・日本で進化したカイゼンで南アフリカの製造業に貢献
・20年で築いた学術ネットワークを未来のためにどう活用する?
・現地に根付く高倉式コンポストで世界のごみ問題と向き合う
・日本発の専門技術を相手国の課題にフィットさせる
・世界各地で見つけた、日本らしさのかけら
・世界で信頼を築いてきた日本式をどう深化させる?
本誌について
『JICA Magazine』は独立行政法人 国際協力機構(JICA)の広報誌です。開発途上国が向き合う課題や、その課題解決に向けて国際協力に取り組む人々を紹介しています。 -
この興奮は他では味わえない!
「面白い」という以上の言葉で
「エアー」を語りたい(でも難しい!)
──藤田香織氏(書評家/解説より)
金融市場の空気までも読み取り、莫大なマネーを生み出す人工知能「エアー」。その認証権を持つ唯一の人間・中谷祐貴率いる財団法人「まほろば」は、福島の帰還困難区域をはじめ日本各地に特別自治区を建設し、独自のデジタル通貨「カンロ」を環流させていた。順調に思える「まほろば」だが、元官僚のキャリアを持つ副代表、市川みどりと福田義雄は、中谷による性急すぎるカンロ経済圏の拡大に密かに危惧を抱いていた。
そんな中、中谷は「資本主義をやり直す」という言葉を残し、日本を旅立つ──。
アメリカ、中国、ロシア。世界を愛するために、私たちはどうつながるべきか?
この興奮は他では味わえない。
「あるかもしれない」日本の姿を圧倒的ディテールで描く、弩級の近未来エンターテインメント!
※この作品は過去に単行本として配信されていた『エアー3.0』 の文庫版となります。 -
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
悩み相談で人気の配信者、待望の書籍第3弾!
現代人なら誰もが抱えている“もやもや”の正体を、YouTubeのチャンネル登録者数36万人をかかえる「お悩み相談が人気のVTuber」がぶった斬る!
「頑張っても収入が上がらない」
「婚活しているのに良い相手に巡り会えない」
「テレビやネットで事件や事故のニュースを見かけると悲しい気持ちになる」
「SNSで見かけるインフルエンサーがキラキラしていて鬱陶しい」
一見、ばらばらで無関係に見えるこれらの悩みは、もしかするとあなたにかけられた「言葉の呪い」に原因があるのかもしれません。人からかけられる言葉は、時にあなたを元気づける魔法の言葉となりますが、時にあなたの人生を一生縛り続け、人生を不幸にする呪いとしても作用してしまいます。そして、知らないうちに、あなた自身があなたに「呪いの言葉」を投げかけているかもしれません……。
そんな現代人が抱える“生きづらさの正体”を、元法務教官(少年院の教官)でYouTubeのお悩み相談の配信で人気の「犯罪学教室のかなえ先生」が、丁寧かつ的確に解説していきます。
(底本 2026年5月発売作品) -
サラリーマンの聖地、新橋のランドマークである新橋駅前ビルとニュー新橋ビルには、東京のど真ん中で昭和の懐かしさを色濃く残すディープな飲食店、小売店、マッサージ店がひしめき合う。しかし、駅前再開発計画が進められており、これらを楽しむ時間はそれほど多くは残されていない。ビルで働く人々の証言を多数の写真と共に伝える異色の探訪記であり、東京最後の秘境の記録。 解説 平松洋子
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辺野古「抗議船」転覆は、起こるべくして起きた!
「平和丸」「殺人」「スパイ」「冤罪」「税金還流」「性犯罪」「海外逃亡」「謎の突然死」――もう隠せない超タブー案件。その「正義」の裏で何が行われていたのか?
なぜ、これらの事件は“なかったこと”にされてきたのか。本書は、日本共産党の「消された記憶」をたどる。その先に浮かび上がるのは、知られざる組織の実像である。
これはフィクションではない。現実に起きた出来事だ――元共産党議員の告発。
【目次】
第1章 「抗議船」が奪った17歳の命
第2章 猟奇犯罪の裏で
第3章 実行犯の中国逃亡─ ─白鳥警部射殺事件
第4章 志位和夫、その知られざるスパイの家系
第5章 被災地支援の深い闇
第6章 税金ロンダリングの巧妙な手口
第7章 赤い議事堂─ ─村木厚子冤罪事件と小池晃の正体
第8章 暴走する性
終章 死刑囚の叫び -
「この10年で最重要の書」――マックス・テグマーク(MIT教授、『LIFE3.0』著者)
現在開発が進む「大規模推論モデル」の先に訪れる衝撃の未来ーー人間の知能を超えたAIが、私たちを「皆殺し」にする可能性はきわめて高い。なぜ、そしてどのように? ピーター・ティールやサム・アルトマンに多大な影響を与えた著者による全世界騒然の書! -
民族の遺伝子に刻まれた行動と思考
歴史的にみた朝鮮と中国との関係、中国に併呑されないための朝鮮の卑屈な振る舞い、日本との戦乱・友好関係など、半島という地形ゆえに生じた国家の衰亡を概観する朝鮮通史。我々は厄介な隣人にどう対処すればよいのか。韓国人も知らない「朝鮮史の全貌」を世界史講師のエキスパートが解説する!
◎なぜ、朝鮮は中国従属の道を歩んだのか?
◎中国への自虐的卑屈はどのように形成されたのか?
◎中国への反逆とされたハングル制定
◎秀吉出兵、名ばかりの中国援軍
◎中国はなぜ、半島の分断を歓迎するのか?
◎韓国王族に嫁いだ方子妃と日韓関係の真実
◎竹島を狙った韓国に惨殺された8人の日本人
◎流血の連鎖、光州事件、恐怖政治と破壊工作
◎歴代韓国大統領による「用日」路線の歴史
※『朝鮮属国史』と『韓国暴政史』を再編集して合本にした決定版。 -
東大駒場の熱血講義!
長期政権を築いた習近平政権は、国内では、不動産不況の影響により、経済の低迷が続いている。また、外交では、米中対立の長期化、また、各地での紛争などによって、中国に対する各国の対応も変化してきた。本書はこの状況を多角的な視点から分析し今の中国を明らかにするものである。
●これから中国を学ぶ人に●中国を知りたい社会人に
【主要目次】
Ⅰ 政治・国際関係
第1講 多極化する世界と中国――対内・対外を融合させる理解(川島 真:総合文化研究科教授)
第2講 米中対立とアジア・国際秩序――増大する中国のパワーは世界をどう変えるか?(佐橋 亮:東洋文化研究所教授)
第3講 共産党一一党支配体制とその強靭性(李昊:法学政治学研究科准教授)
Ⅱ 香港・台湾・民族問題
第4講 中国の「一都市」としての香港(谷垣真理子:総合文化研究科教授)
第5講 中国の対台湾政策——危機と現状維持のメカニズム(松田康博:東洋文化研究所教授)
第6講 「中国史」というイデオロギーと民族問題――清末と習近平新時代,二つの「清末」を結ぶもの(平野 聡:法学政治学研究科教授)
Ⅲ 経済
第7講 近現代中国における都市と不動産(城山智子:経済学研究科教授)
第8講 中国の産業政策と先進国の対応(丸川知雄)
Ⅳ 社会
第9講 相互認識の日中関係史(園田茂人:東洋文化研究所教授)
第10講 中国農村における「家族主義」の現在(田原史起:総合文化研究科教授)
第11講 境界を越えて公共空間を発展させる――華人コミュニティの参与観察(阿古智子:総合文化研究科教授)
Ⅴ 研究方法
第12講 ハイブリッドデータによる現代中国研究(伊藤亜聖)
第13講 歴史的視点はどこまで有効か――中華民国史から中華人民共和国史を読み解く(中村元哉:総合文化研究科教授)
第14講 現代中国と歴史学(吉澤誠一郎:人文社会系研究科教授) -
私たちは「政府による暴政」には敏感だが、生活の大半を過ごす職場や市場で、巨大企業が振るう「私的暴政」に対しては驚くほど無防備である。
トイレ休憩さえ秒単位で監視されるアマゾンの倉庫。転職や発言の自由を奪う不合理な雇用契約。利益のために破壊される地方紙や救急サービス。そして、法の抜け穴を使い、被害者への賠償から逃れる億万長者たち。
これらは一部の悪徳企業による暴走ではなく、新自由主義が政治を無力化し、市場を「無法地帯」に変えた結果生じた、構造的な必然である。
著者は、膨大な取材を通じて、富裕層が資産なき人々を一方的に強制するメカニズムを白日の下に晒す。
かつてニューディール政策が成し遂げたように、私たちは再び「政治」の力で市場を飼いならし、労働者の「拮抗力」を取り戻すことができるのだろうか。
左右の垣根を超え、真の自由と尊厳を取り戻すための「新しい合意」を提唱する、現代人必読の警鐘。現代資本主義の暗部を鋭く告発する、衝撃的なノンフィクション。
<現代社会の新たな脅威は国家ではなく、経済的手段で自由を奪う「私的暴政」システム>
【職場の罠】
●「契約の自由」という幻想
労働者は圧倒的に不利な立場で、生活のために不平等な雇用契約に同意させられる
●裁判所への道をたつ「強制仲裁」
企業は紛争を会社に有利な民間の「仲裁」に持ち込み、労働者の法的権利を奪う
【市場の悪用】
●企業を「略奪」するウォール街
プライベート・エクイティは投資ではなく資産の切り売りを行い、シアーズのような企業を解体する
●民主主義を蝕む「ニュース砂漠」
ヘッジファンドが地方紙を買収・解体し、権力監視機能が失われ、地域社会が衰退する
【法廷からの逃走】
●億万長者のための「破産」制度
巨大企業は破産制度を悪用し、自らは富を保持したまま、製品がもたらした被害への責任を免れる
<あなたの会社も「暴政」のメンバーかもしれない>
「見えざる独裁」が私たちの自由を蝕む
イデオロギーの壁を超えた、若き「保守」論客による全米震撼の話題作
★ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、The Economistなどの各メディアも絶賛 -
緊急出版!2023年の開戦以降を大幅加筆。なぜ戦争は繰り返されるのか?
イスラエルとパレスチナ、どちらが正しいのか?両方とも正しく、両方とも間違っているというのが本当のところだ。本書では、それがどういうことなのかをあぶり出す。
増補新版では第3部を新たに追加。2023年に世界を揺るがしたふたつの危機に焦点をあてる。ひとつは、イスラエル与党連合による民主的機関、とくに最高裁判所の解体の試み。もうひとつは、イスラム武装組織ハマスによる襲撃とそれに続く戦争だ。対立の物語こそが、本書の物語である。
歴史を通して現在を照らしだす「この国」を正しく理解するための入門書決定版。 -
499円(税込) 2026/7/31(金)23:59までレーベル: ディスカヴァー携書出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン堀江貴文氏 木下斉氏 推薦!
郊外・知名度ゼロ・財政難だった流山市はなぜ人気のまちに変わったのか。
人口減少時代になぜ、人口が増え、人口構成も変えられたのか。
なぜ、共働き子育て世代が移住し、住民の93%が「住み続けたい」というのか。
井崎義治市長自ら語る、選ばれ続ける街に変えたマーケティングと戦略。
流山市は類を見ない成功例だ。
その魅力を実感してほしいくらいだ。
この本には、そんな街をつくる戦略と仕組みが詰まっている。
ーー堀江貴文氏
負け組郊外都市だった流山市が、どう勝ち組都市に変貌したか、
その都市経営革新を解き明かす「弱者の戦略」のリアルがここにある!!
補助金や思いつき施策でまちは変わらない。
変えたのは、一貫したビジョンとマーケティング、そして組織の決断と行動だ。
自治体のみならず、企業にも役立つ一冊。
ーー木下斉氏
★人口増加率6年連続1位(※2016~2021年)
★子どもの数 高齢者の1.12倍(※5~9歳と75~79歳の比較)
★市税収入197%(2004年→2024年)
千葉県、流山市。
秋葉原駅からつくばエクスプレス快速で約20分の緑豊かな落ち着いた住宅都市。
いまでは、「都心から一番近い森のまち」として、
共働き子育て世代をはじめ、世代問わず人気の街です。
そして日本だけでなく、少子高齢化、人口減少の課題をもつ世界中の自治体から注目されるまちとなりました。
かつては、知名度も低く、人口減少、財政難の郊外のベッドタウン。
その街を劇的に変えたのは、井崎義治市長のマーケティングと経営戦略でした。
どのように考え、どのように街を変えていったのか。
人口減少時代、必読の一冊。 -
異形の右派勢力が日本を動かす!? 安倍政権を熱狂的に支持した「岩盤保守層」。安倍氏の死後、かれらがよりどころにしたのは高市氏やトランプ氏、参政党、日本保守党といった新たな右派アイコンだった――。日本政治を左右する「右派」の実像に迫る。
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次は日本が
当事国かもしれない──
不透明な世界を、
いかに生きるか?
わずか3日で終わると予想されたウクライナ戦争は、開戦からもう4年を迎える。なぜここまで長期化したのか。どれだけの人が死んだのか。米トランプ政権成立で激変した世界秩序の中、日本はいかにふるまうべきか。21世紀における戦争を私たちはどう考えたらいいのか。ロシア情勢の第一人者として悲惨な実態を伝え、ロシアへの無期限入国禁止処分を受けた著者が、詳細なデータとともに戦争の本質に迫る。著者個人の経験や信念までも込められた、今最も読むべき戦争論。 -
なぜ社会保障制度改革は失敗を繰り返してきたのか.「負担ばかりで見返りがない」という制度不信にどう応えることができるのか.私たちの生存と承認に深く関わるセーフティネットの在り方を多角的に検証し,そのあるべき原理を明快に論じる.ポピュリズムが席巻するなか,第一人者による地に足のついた骨太の政策論.
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認知症本人や介護家族を支援するために、「つどい(交流会)」は有効であり、その機会も多い。つどいの成否はファシリテーション(進行)にかかっている。本書では、認知症支援におけるファシリテーションの進め方のコツ、困難事例への対応などを具体的にアドバイスする。
※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。
※紙版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 -
強度行動障害を予防する鍵はこども時代の障害特性の理解と適切なかかわりが重要である。本書は福祉・教育現場や家庭で実践に欠かせない知識や対応方法を収載。こどもの気持ちに寄り添い、生きづらさを安心に変える必読の一冊。強度行動障害支援者養成研修テキストのサブテキストにも最適。
※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。
※紙版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 -
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「適切なケアマネジメント手法」のことは知っていても、実践にまで活かせていないという現状を踏まえ、本書では、ケアマネジメントのプロセスごとに、この手法をどのように用いればよいのか、ケアマネジャー同士、また利用者・家族等との対話のなかからポイントを解説する。
※本電子書籍は固定レイアウト型の電子書籍です。
※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 -
誰かのためから自分のために
手芸は私をつよくする
“これは針を持つ私たちへのエールだ!”
神尾茉利(刺繍作家・美術家)
“手芸は手のひらからはじまる冒険であり、革命。
この本はそう確信させてくれる。”
松田青子(小説家)
女たちは家庭のなかでつねに手を動かしてきた。妻として、母として、あるいは社会を支えるために。 手芸は女性に与えられた役割だった一方で、母と娘の縦のつながり、教室やメディアをとおした横のつながりを育み、 居場所をつくり、女性たちを支える側面ももっている。 誰かに捧げる手芸の時代から自分のための手芸の時代へ——。 連綿と続く女たちのものづくりの歴史をひもとき、手芸がもつエンパワメントの力を問い直す。
目次
1.手芸とジェンダー 好きなのに好きと言えない
2.手芸に与えられてきた役割
3.「手芸家」たちの昭和
4.誰かに捧げる手芸/私のための手芸
5.「お母様方へ」――愛情と手芸
6.横のつながり 一緒に手芸をしよう
7.縦のつながり 受け継がれる手芸
7.ケアと手芸――周縁化された人たちの手
おわりに -
第一次核危機、第二次核危機、さらにその後の六者協議を経て、北朝鮮は2006年10月に初となる核実験を行った。以後も北朝鮮は、核実験・ミサイル発射実験を繰り返している。
なぜアメリカはイランを軍事攻撃したのに、核兵器への野心を隠さない北朝鮮には何もしないのか。北朝鮮に核放棄を求めるためには、従来の枠組みを超えた理屈と方法が必要になってくる。北朝鮮研究の第一人者が、北朝鮮の核ミサイル開発の現状とアメリカとの核交渉の行方を解説する。 -
池袋暴走事故の全真相
”上級国民”と不当に非難された男が
被害者遺族だけに語った
ラストメッセージが初めて明かされる。
12人が死傷した2019年4月の事故。
唯一、加害者を直撃した記者が、
事故当日の2019年4月19日から7年間におよぶ取材で得た”スクープ”
●飯塚幸三の10秒間。事故の模様をドラレコ映像などから完全再現。
●果たして運転できる状態だったのか。本人が綴っていた「日記」と「記録」
●逮捕か不逮捕か。世論という見えない敵と戦った警視庁、加害者家族
●「全部書いてください」被害者遺族が苦悩する人生の岐路
●「理科好きの少年」から「技官のトップ」へ。”上級国民”の実像
●「こんなに深い話をしたのは初めて」松永拓也と飯塚幸三の長男の対話
こんな悲劇は、絶対に繰り返してはいけない――。そう心の底から願う人々の記録が本書だ。
私は池袋暴走事故の遺族や被害者をはじめ、一〇〇人ほどの関係者に話を聴いてきた。その中で、私が最も数多く接触を重ねた人物が二人いる。ひとりは事故で妻子を失った松永拓也。もうひとりは加害者である飯塚幸三の長男だ。松永とは一〇〇回以上、長男とは数十回にわたり面会した。
池袋暴走事故は、松永の妻である真菜さんと娘の莉子ちゃんが亡くなり、一〇人が重軽傷を負った。飯塚幸三は禁錮五年の実刑判決を受けて収監されたが、刑期を全うすることなく獄中死した。本書は、私が七年間の取材で得た、どのメディアも報じていない独自の記録を綴ったものである。 (本文より)
■目次
プロローグ 飯塚幸三の一〇秒間
第一章 日常 松永家の四月一九日
第二章 衝突 飯塚幸三が見た悪夢
第三章 第一報 記者が見た四月一九日
第四章 攻防 警視庁vs飯塚幸三
第五章 四〇万筆の署名
第六章 沖縄 松永家のルーツ
第七章 真菜と莉子との約束
第八章 直撃 「上級国民」の肉声
第九章 「あいの会」とおいう支え
第十章 裁判
第十一章 飯塚幸三と家族
第十二章 誹謗中傷した加害者の素顔
第十三章 飯塚幸三の「記録」
第十四章 対話 松永拓也と飯塚長男
第十五章 「上級国民」の生涯と死
第十六章 事故から二〇六〇日
エピローグ
あとがき -
「サナエノミクス」とは、高市早苗総理が提唱する経済政策の通称である。安倍晋三元総理の「アベノミクス」を継承するものと喧伝されているが、サナエノミクスは史上最悪のエネルギーショックに襲われている日本の状況を、さらに悪化させるであろう。株価が史上最高値を記録しているのに、なぜ国民生活は苦しいのか。偽りの好景気「サナエノミクス」の正体を、100以上のグラフや公的データを用いて明らかにする。
-
「仕事」や「はたらく」ことの姿や性格が、
近世から近代、そして現代へと、いかに変容したかを跡づけた。
これが本書だ。 加藤陽子さん(東京大学教授)
著者は「再び「仕事」の主人となる」ための道を模索している。 松沢裕作さん(慶應義塾大学教授)
江戸時代から現代までをたどる「仕事」の日本史200年
「働かざる者喰うべからず」。日本では、働こうとしない怠惰は、罪深いものと考えられている。しかし、こうした仕事観が常識となったのは、それほど昔ではない。私たちの御先祖様は仕事を勝手に休んでいた。「仕事の主人」たりえたのだ。それに比べて現代の労働のなんと「不自由」なことか─―。仕事のあり方をたどり、近代的な労働観を超える道を探る「仕事」の日本史二百年。 解説 松沢裕作
【目次】
第1章 豊かな国の今、問われる選択
1 仕事の入り口の戸惑い
2 若年者の不安定就業―フリーターとスラッカー
第2章 「労働」という言葉
1 「怠惰な」日本人
2 「労働」という言葉の意味と由来
3 「働」という漢字
4 輸入学問・経済学のなかの「労働」
5 忌避される対象としての労働
第3章 「仕事」の世界、「はたらき」の世界
1 イギリスの経験
2 速水融の勤勉革命論
3 勤勉革命の背景
4 「はたらき」は際限のない長時間労働だったのか
5 労働集約的な農家経営と手工業生産
第4章 「労働」観念の成立
1 工場の成立
2 職人の転身
3 職人たちの転落
4 都市の下層社会
5 工女たちの世界
第5章 時間の規律
1 近代における時間の観念
2 労働時間の制限
3 作業時間の標準化
4 定年制
第6章 残業の意味
1 残業の誕生
2 残業の捉え方
3 「義務としての残業」と「責任としての残業」
4 増収の手段としての「残業」
5 残業手当とサービス残業
第7章 賃金と仕事の評価
1 賃金の成立
2 賃金の長期的な変動
3 学歴と俸給
4 「労働」の評価と「仕事」の評価
第8章 近代的な労働観の超克
1 西欧近代のゆがみとしての「労働」観
2 労働の現在
3 再び「仕事」の主人となること
あとがき
文庫版へのあとがき
引用・参照文献目録
解説 ポスト・バブル期の「経済学批判」 松沢裕作 -
「孤独」は、検査では見つからない。けれども、それは確かに心と体をむしばみ、ときに病気や子育ての困難をさらに深くしていく。本書は、小児科医として数多くの子どもと家族に向き合ってきた著者が、診察室で出会った「孤独」の実像を描き出します。1型糖尿病、医療的ケア児、小児肥満、不登校、産後の孤立――当事者や家族が抱える声なき苦しみに耳を澄まし、地域のクリニック、子ども食堂、産後ケア、多世代交流など、つながりを回復する実践を紹介します。必要なのは、ただ治療することだけではない。誰かと出会い、頼り、安心して生きられる場所をつくることです。医療・福祉・子育てに関わる人はもちろん、孤独を自分自身や身近な人の問題として考えたいすべての人へ。明日を少し楽にするための、新しい医療と地域のあり方を提案する一冊です。
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太平洋戦争で惨憺たる敗北を喫し、帝国日本は崩壊した。では、戦後日本の対外政策にリアリズムは戻ったのか。本書は、吉田茂の講和・日米安保条約の締結、岸信介の安保改定、そして佐藤栄作の沖縄返還交渉を検証する。安保改定時に導入された事前協議制度はリアリズムと言えるのか。沖縄返還交渉において核密約が結ばれたが
これがなくても返還は実現したのか。緊張度を増す国際情勢におけるリアリズムの可能性と限界をも見据える。
〈目次より〉
第三部 日本にリアリズムは戻ったか〈戦後篇〉
第6章 戦後日本の再建と吉田茂――吉田茂のオペレーショナル・コード分析
第7章 日米同盟への忠誠と反逆――岸信介と日米安保条約改定
第8章 沖縄返還によって日本の戦後は終わったか
――非核日本の安全保障を探求した若泉敬
第9章 国際政治のリアリズムと日本 -
近年、危惧される「台湾有事」。
中国の軍事力増強は目覚ましく、台湾周辺での演習も常態化している。1950年以来、中台双方の軍事行動を封じてきた米国の関与も揺らぐ。危機は本当に避けられないのか。
本書は「侵攻か否か」という単純な議論を超え、中台の軍事・防衛力を検証し、歴史とともに作り上げられた複雑な抑止と危機管理のメカニズムを解き明かす。
安定と平和のために国際社会、そして日本は何ができるか。
■目 次■
はじめに
序 章 「台湾有事」とは何か
第1章 歴史の影――海峡を隔てた内戦の継続と冷戦
1 日本による台湾の割譲と返還 1895~1945
2 台湾海峡で睨み合う蔣介石と毛沢東 1945~1960
3 大陸反攻と外交闘争 1960~1969
4 狭まる国際空間と対米断交 1969~1979
5 民主化の波と蔣経国の決断 1979~1987
コラム① 日本の戦後処理で「放棄」された台湾
コラム② 米中「三つの共同コミュニケ」と「一つの中国」をめぐる相違
コラム③ 米国の台湾関係法と「現状維持」の戦略
第2章 冷戦後の台湾――統一圧力下の危機管理と現状維持
1 李登輝の政治改革と危機の再燃 1988~2000
2 陳水扁政権への「独立」阻止の圧力 2000~2008
3 馬英九の対中融和路線と統一への懸念 2008~2016
4 民主主義国の蔡英文への支持 2016~2024
5 内外の制約と頼清徳政権 2024~
第3章 中 国の台湾侵攻は可能か?――決断を縛る三つのハードル
1 台湾侵攻の決断条件
2 中国人民解放軍の実力
3 想定される侵攻シナリオ
第4章 台湾はいかに守るか?――台湾防衛の実像
1 専守防衛への転換と戦略の調整
2 台湾を防衛する「中華民国」の軍隊
3 国家総動員体制
4 米国依存の軍事力整備からの脱却
5 中国の侵攻シナリオに対する軍事力
第5章 軍 事侵攻か? 平和統一か?――台湾統一への道筋
1 侵攻を決断する「好機」と「最後の機会
2 平和統一路線と台湾をめぐる正統性
3 戦わずして統一するアプローチ
4 武力が選ばれるとすれば――条件付きの将来戦
第6章 「台湾有事」は回避できるか?――抑止と危機管理のメカニズム
1 米中の思惑が交叉する台湾海峡
2 米台関係の実務と基盤
3 危機回避を支える国際関与
4 「台湾有事」と日本
終 章 台湾海峡の平和と安定
おわりに
主要参考文献
関連年表 -
性は社会生活において誰もが追求しうる権利である.知的障害者が「性の権利」の主体であることを妨げ,リスクの対象として扱われる要因を明らかにするとともに,「守る」だけを超えた教育や支援のあり方を提供する.
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「降って湧いた幸運」(ツキュディデス)によって外交や戦争で成功や勝利を得たとき、国に傲りが生まれる。
自らが抱える問題を「現実的なわきまえのもとに可能な解決策をとるよう努力すること」がリアリズムなら、国が傲るとリアリズムが失われ、悲劇を生む。
日米開戦に至った戦前日本の対外政策がその例である。
では、戦後日本の対外政策にリアリズムは戻ったのか。
安保改定時に導入された事前協議制度はリアリズムと言えるのか。
沖縄返還交渉において核密約が結ばれたが、これがなくても返還は実現したのか。
理論と歴史から検証する。
上巻:帝国日本の形成と瓦解
下巻:戦後日米関係と日本のディレンマ
〈目次より〉
第一部 リアリズムとは何か〈理論篇〉
第1章 国際政治のリアリズムと近代日本
第2章 リアリズムの理論と政策
――力のリアリズムとプルーデント・リアリズムの葛藤
第3章 ツキュディデスのリアリズム――古代ギリシャに学ぶ国際政治
第二部 日清戦争から太平洋戦争へ〈戦前篇〉
第4章 帝国日本への道をつけた日清戦争
――陸奥宗光のリアリズムを問う
第5章 帝国日本の形成と瓦解
第三部 日本にリアリズムは戻ったか〈戦後篇〉
第6章 戦後日本の再建と吉田茂――吉田茂のオペレーショナル・コード分析
第7章 日米同盟への忠誠と反逆――岸信介と日米安保条約改定
第8章 沖縄返還によって日本の戦後は終わったか
――非核日本の安全保障を探求した若泉敬
第9章 国際政治のリアリズムと日本 -
支持率が落ちるも改憲に固執する安倍首相.だが,現行の憲法改正国民投票法には致命的欠陥がある.投票運動期間中の広告規制がほとんど存在しないのだ.改憲派のメディア戦略を一手に握るのが電通であることもあまり知られていない.これらを放置したら一体何が起こるのか.手遅れにならないために,第一人者が警鐘を鳴らす.
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「降って湧いた幸運」(ツキュディデス)によって外交や戦争で成功や勝利を得たとき、国に傲りが生まれる。自らが抱える問題を「現実的なわきまえのもとに可能な解決策をとるよう努力すること」がリアリズムなら、国が傲るとリアリズムが失われ、悲劇を生む。日米開戦に至った戦前日本の対外政策がその例である。本書は明確な国家戦略を持たないままに予想外の勝利を得た日清戦争を検証し、日本がリアリズムを失っていく過程を見る。
〈目次より〉
第一部 リアリズムとは何か〈理論篇〉
第1章 国際政治のリアリズムと近代日本
第2章 リアリズムの理論と政策
――力のリアリズムとプルーデント・リアリズムの葛藤
第3章 ツキュディデスのリアリズム――古代ギリシャに学ぶ国際政治
第二部 日清戦争から太平洋戦争へ〈戦前篇〉
第4章 帝国日本への道をつけた日清戦争
――陸奥宗光のリアリズムを問う
第5章 帝国日本の形成と瓦解 -
「文化の価値」とは何か。本書は、美学的議論から創造都市論、クールジャパン戦略まで、現代の文化政策が直面する論題を多角的に検証する。社会的包摂やエコシステムといった新概念を軸に、分断が進む社会で文化が果たすべき役割を浮き彫りにする一冊。
【主要目次】
はじめに(阪本 崇)
第Ⅰ部 本質的価値
第1章 芸術的価値の経験説と達成説:ハイブリッド説という提案(森 功次)
第2章 芸術文化の価値形成:アートと資本主義の融解/緊張をめぐって(立見淳哉)
第3章 文化財価値の共有:文化財調査官の歴史から(増記隆介)
第4章 文化概念の変容(毛利嘉孝)
第5章 芸術批評の行方:マルコ・ゲッケの事件から考える(武藤大祐)
第Ⅱ部 関係的価値
第6章 アートによる関係性の創発(小泉元宏)
第7章 ナショナル・アイデンティティ構築と文化の役割(土谷岳史)
第8章 「交流」から「発信」へ:二〇〇〇─一〇年代の対外文化政策(武田康孝)
第9章 社会包摂とアート:刑務所とアートを社会包摂の視点から捉え直す(風間勇助)
第10章 文化政策という領域におけるエコシステム概念:近年の文化政策の動向(小林真理)
第Ⅲ部 資源的価値
第11章 文化経済戦略の批判的考察(片山泰輔)
第12章 イノベーション言説をどう捉えるか(阪本 崇)
第13章 クールジャパン戦略の批判的再検討(河島伸子)
第14章 創造都市論を文脈に埋め込む(笹島秀晃)
第15章 著作権政策の課題(小島 立)
第16章 文化資源学とデジタル技術(大向一輝) -
植物生まれのエコな燃料「バイオエタノール」。日本政府は2030年度までにバイオエタノールを最大10%配合した「E10ガソリン」を導入する方針を打ち出しています。それに先がけて、本誌では原料となるトウモロコシの農場から加工工場、ガソリンスタンドで給油されるまでのプロセスをレポート。さらに、バイオエタノール入りのガソリンで走るモーターボートやバイク、自動車も大特集。カーボンニュートラルへの貢献が期待されるバイオエタノールのことを、いち早く知っておきましょう。
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世界的にグローバル化が進み、大量の移民流入によって生じる問題が日々大きく取り沙汰される今、「国の本質とは何か」「主権とは何か」という点について改めて議論が求められる時代となった。歴史・伝統・文化を踏みにじり、資本の利益の最大化のためにすべてを一元化せよと猛威を振るうグローバリズムの前で、皇位継承問題も危機的状況にある。喫緊の課題として「国民国家の本質を守りつつ、何に対して門を開かねばならないか」が問われているとも言える。この状況は、まさに幕末、日本が攘夷か開国かを迫られた時とも酷似している。
「日本とは何か?」幕末、この問いに応えようと苦吟し、かつ躍動し、その後の国家建設に最も大きな影響を与えた人物の一人が吉田松陰だった。その松陰が獄中で最後まで求め続けた本こそ、素行の手になる『中朝事実』だったのである。著者は江戸前期の思想家で山鹿流兵法の始祖・山鹿素行。松陰は山鹿流兵学師範であった。江戸前期、幕閣を頂点とする官僚支配階層は、朱子学を価値軸の中心に置くことで「武による支配から文による支配への転換」を目論んだ。朱子学的な厳格な知識・序列だけを日本の支配原理とするためである。エリートによる机上の支配構造。だがそれは、中国こそが永遠に日本の師であり続けること、我が国が中国に対して、知的にも従属し続けることを意味していた。
これに疑問を抱いたのが山鹿素行だった。素行の時代、中国大陸の地では、まさに明から清への王朝交代・易姓革命が起きていた。漢民族が女真族に王朝を奪われ、それまでの伝統や文化、旧体制が破壊しつくされているとの情報をつぶさに得ていた素行は、ならば彼の国はすでに「中華」などではない、悠久の歴史の中で一度たりと王朝交代のない我が国こそを「中朝」とすべきと考えたのである。
素行は『日本書紀』に立ち返り、やがて万世一系の皇統に導かれてきた我が国の本質を見きわめる。神代から続く自然との合一・尊崇の念、そして皇室と民との一体化こそが我が国の本質だとの確信を素行は得る。そしてそれこそが、幕末の後期水戸学・曾澤正志斎が『新論』において國體と定義し、吉田松陰が希求し、やがて乃木希典大将へと引き継がれていく、かけがえのない「日本の姿・原点」だったのである。
AI革命が迫り、グローバリズムの暴風が吹き荒れる中、日本人が守るべきアイデンティティーが問われている。日本とは何か?日本人の生きる道とは何か?自国民のみが他を睥睨すればそれでよいというエスノセントリズムとは違う、より公正で慈愛に満ちた振る舞いを実現しうる人たち。それが日本人なのではないのか?そしてその中心には、常に象徴としての皇統が神代以来、安定して鎮座している。古き神話の世界と最先端科学が矛盾しない、無二の存在。これが、未来へと続く日本の不変の國體なのである。
「激動期を迎えた世界の中で、臨機応変に対応すべきもの、そして変わらざるものを理解し、先祖と自然への尊崇を失わぬ日本の価値を再発見すべきではないのか」その問いかけこそが、本書における著者の本旨なのである。 -
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「うちではもうこれ以上飼えない」
人間の勝手な事情により、母猫から引き離され、公園に捨てられた4匹の子猫のきょうだい。
捨てる人間は、誰かが何とかしてくれるだろうと思っている。
子猫たちの運命は…
著者のSNSフォロワーからの声で書籍化された前作『繁殖犬になった華ちゃんのおはなし』(幻冬舎)に続く2作目の絵本。
人間の都合や気分で命すら失うほどの環境を強いられている犬や猫がいることについて、現実にあったことをもとに描かれている。
どうして保護猫、保護犬がいるのか?
どうして動物の遺棄がなくならないのか?
命とは?
動物に対する思いやりや優しさについて読者なりに考え、自分には何ができるのか、その答えをさがしてみてほしい。 -
争いは人類の避けられない宿命なのか。
それをすこしでも減らし、和らげるために、いかなる方法があるか——。
来たるべき世界をよりよくするための、ささやかな一石となりうる一冊。
平和主義はしばしば、少なくとも短期的には敗者になります。現在の勝利は、好戦的な人にあたえられる傾向があります。これは、平和は存在しないと言っているのではありません。平和は強大な力であり、芸術や商業、社会が栄えるためには必須の条件です。ただ、その存在は目立ちません。平和とは夜吠えない犬のようなものです。そのため、宗教的戦争について議論したときよりも、より細かな状況を、より詳細に見ていくことが大事になります。(本書「Chapter 5 平和を祈る」より) -
被爆者の子どもを表す「被爆二世」という言葉には一定の知名度がある。親の戦争体験を語り継ぐ平和運動の担い手というポジティブな文脈で登場することが多い一方、当事者自身の遺伝的影響や健康問題、差別への苦しみなどには光が当てられてこなかった。本書では被爆二世が生きた戦後に焦点を当て、新証言の数々とともに原爆被害の本質を考察する。戦後80年を経て「核の時代」を生きる私たちは、どのように核被害と向き合うべきか。原爆被害を追い続ける気鋭のジャーナリストが、国に、社会に、自分自身に突きつける問いかけとは? 「差別する私」と向き合う渾身のノンフィクション! 第23回開高健ノンフィクション賞最終候補作。
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本書は、現代社会において自由、民主主義、人権といった「普遍的価値」が称揚されながら、なぜ原発労働者の人権侵害や格差の拡大といった悲惨な現実が放置され続けるのかという根源的な問いに応える試みである。著者は、私たちが教育やメディアを通じて刷り込まれてきた政治の「常識」を、支配のための「嘘」であると断じる。論考の核となるのは、国際関係を「一国単位」ではなく、差別と排除の「親分―子分」関係に基づく単一の構造として捉える独自の〈システム論〉である。このシステムは、覇権システム、世界資本主義システム、世界民主主義システムの三層から構成され、強者が自らの快適な生活(「衣食足りて礼節を知る」という営み)を確保するために、弱者を周辺化・搾取する仕組みとして機能している。特に1970年代を構造転換の分水嶺とし、かつての先進国が「低度化」へと向かい、貧困や格差が必然的に生み出されるメカニズムを鋭く分析している。本書は、普遍主義という「歴史神話」の呪縛を打破し、複雑怪奇な21世紀の国際情勢下で、一般市民が安心・安全に生きる空間を確保するための「政治版・孫子の兵法」として、既存の政治観を根底から揺さぶる論考である。
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宗教思想と政治思想の関係を大正末から昭和初期の「民衆宗教」に即して明らかにする新たな試み。
大本と道院・世界紅卍字会の連合運動が対外侵攻的な政治動向にどう関わりあったのか。民衆宗教とアジア主義・超国家主義の双方を問い、人文社会系の諸学問領域に新たな視点を提示する。 -
医大の大きな闇に抗い続けた男の偉大な戦いの物語
教育と医療に真摯に向き合い、努力と貢献をしてきた梅澤に突き出された捜査令状。青天の霹靂ともいうべきこの状況を仕組んだのは、他ならぬ自身が所属している大学の理事長だった――。 -
戦後80年、あらためてファクトを問う
オバマ大統領が広島に歴史的な訪問をしてから10年。2024年には日本被団協がノーベル平和賞を受賞。ヒロシマ、ナガサキの悲劇については、すでに定説が確定したと思われてきた。ところが、実際はそうではないという。
たとえば、「広島は“軍都”だったから原爆が落とされた」とよく言われる。たしかに広島は第五師団の根拠地であり、日清戦争では大本営が置かれるなど、日本有数の軍都であった。だからといって、アメリカは広島を原爆投下地として選んだわけではない。そのことは、アメリカの公式資料にはっきりと書かれている。アメリカはできたばかりのこの新兵器(広島に落とされたウラン型の原爆は、長崎に落とされたプルトニウム型を違って、爆発実験すらしていない)がどのような効果を発揮するのか、きわめて慎重に観察しようとした。責任者のグローブス将軍が言うところの「実戦実験」であったのだ。そのための条件とは、軍都であることなどではなく、【1】これまで空襲されていない無傷の都市であること、【2】平野部であること、【3】人口密集地であること、【4】効果の測定が容易であること、【5】3マイルの外にも市街地が広がっていること――などであった。これらの条件にかなう最良の候補地(AA)は、京都と広島であった。軍都とはかけ離れた京都が最後まで候補地であったことからも、「広島は“軍都”だったから原爆が落とされた」わけではないことがわかる。
こうしたファクトの間違いについて、オバマ米大統領の広島訪問の仕掛け人の一人であった筆者が、あらためてチェックしたのが本書である。
たとえば、多くの人が「あの日、小倉がたまたま曇りだったから原爆は長崎に落とされた」と思っているが、はたしてそうか。
実際、当日の小倉の天気は晴れだった。では、なぜアメリカ軍は小倉への投下を断念したのか。米軍の機密公電記録には「some haze and heavy smoke」が原因であると記されている。「もやと濃い煙」――これは、小倉にあった官営八幡製鉄所の工員たちがコールタールを燃やしてはった煙幕が主なる原因であったことを示している。つまり、曇りという自然現象ではなく、煙幕という人間の行為が、小倉を災厄から救い、代わりに長崎に悲劇をもたらしたのである。
このように、長く信じられてきた16の間違った理解、埋もれてきた事実、隠された真実、ユニークな都市伝説、不正確な言い伝えや誤解、曖昧なままにされている伝聞情報、タブーとされてきた領域、独り歩きする「推計値」などをファクトの視点から検証した、ヒロシマ、ナガサキ理解の決定版! -
日本史には、天気に影響された出来事がある。気象予報士がどのような気象現象が発生し、それがどう歴史を動かしたのかを解説する
壇ノ浦の戦い、桜田門外の変、真珠湾攻撃、洞爺丸沈没事故……
日本史のあの出来事の裏には、天気があった?
・川中島の戦い
――なぜ上杉謙信の奇襲作戦はうまくいったのか?
・元寇
――なぜ「神風」が吹いたのか?
・赤穂浪士の討ち入り
――なぜ浪士たちは怪しまれずに吉良邸に侵入できたのか?
・東京大空襲
――なぜ3月10日に行われたのか?
・三億円事件
――なぜ誰も犯人の顔をはっきり見ていなかったのか?
歴史の見方がガラリと変わる!
天気がわかれば、歴史はもっとおもしろくなる! -
●中華料理から見えてきた、中国の本当の姿
記者としての冷静な視点とエッセイならではの温かな語り口で、中華料理を通じて中国という国を多面的に浮かび上がらせる一冊。
40年以上の間、日中それぞれの中国人を通して中国社会を見つめてきた著者。人と関わる中で、そこにはいつも中華料理があった。北京大学の学食の苦い思い出、ニンニクの葉の回鍋肉、毛沢東の好物「紅焼肉」、広東料理なのに「福建」という名前のついた炒飯、そして東京を中心に広がるガチ中華の流行――。記者としての冷静な視点とエッセイならではの温かな語り口で、中華料理を通じて中国という国を多面的に浮かび上がらせる一冊。読めばきっと「中国っておもしろいな」「中華料理食べたいな」と思える、これまでになかった新しい食エッセイ。
成人向けの内容が含まれる書籍が 1 件あります。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

