『社会、文藝春秋、石川結貴、1円~(新書)』の電子書籍一覧
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「嫌いな親」を介護できるか? 暴力、暴言、過干渉、きょうだい差別……自分を傷つけた親が老いたとき、あなたの人生はどうなるのか──。
児童虐待やDV、パワハラなど、身体的・精神的な暴力への関心が高まっている。親子関係においても、幼少期に親から身体的・精神的暴力を受けてきた人は少なくない。そうした「毒親」の問題が近年、テレビや新聞でも指摘されるようになっている。
子どもが成人して独立すれば、そうした「毒親」から逃れることもできるが、その親に介護が必要になったとき、子どもは再び親と向き合わなくてはならなくなる。親への責任感の一方で、積年の憎しみや嫌悪は簡単にはぬぐいきれない。
様々な葛藤を抱えながら介護をすることになっても、「毒親」はそう簡単には変わらない。老いてますます尊大、横暴になったり、経済的にも子どもに依存し、子どもの生活を破壊しかねない親もいる。
本書は、「毒親」との関係に悩む人たちの生々しい声を紹介し、その実態や心の内に迫る。介護の経済的負担や認知症への対処、介護をする側の夫婦間、兄弟間の考え方の違いから生じるトラブルなど、「毒親介護」の様々な事例をルポする。
また、専門家によるアドバイスや具体的な対応策なども探り、「毒親介護」の中に希望を見出すための処方箋も提示する。 -
スマホが手放せない! その先に待っているのは……
10代のスマホ普及率は9割を超え、シニアでも約半数が活用するスマートフォン。
圧倒的な便利さから「手放せない」人が多いのではないでしょうか。しかし、その裏には、「手放せない」のにはたくさんの理由があることが、綿密な取材から明らかになりました。
■スマホに管理される子育て
・母子手帳がアプリ化。子育ての相談はAIが24時間体制で応じてくれる
・アプリが授乳のタイミングをお知らせしてくれる。子育ての悩みは掲示板へ
・母親の目線を集めたい子供を描いた絵本『ママのスマホになりたい』がヒット
■がんじがらめの学生生活
・風呂の間も、寝るときも……すぐに返事をしなければならない「LINE」の恐怖
・グループから外されたらいじめがスタート
・「直接殴るのは怖いけど、LINEなら『死ね』って言えちゃう」手軽さ
■たこつぼ化するコミュニティ
・ソーシャルゲームの中だけでは「勇者」でいられるという孤独
・ゲームコミュニティーの居場所を維持するために課金を続ける人々
■いじらせ続ける、その秘訣
・動くモノを追いかけてしまう人間の心理
・トイレまでスマホを持っていく人の数とは?
廃人にならず、賢くスマホと付き合う方法とは何か? スマホの論点が分かる一冊!
目次
◆第1章 子育ての異変
◆第2章 スクールカーストとつながり地獄
◆第3章 すきま時間を埋めたくなる心理
◆第4章 エンドレスに飲み込まれる人々
◆第5章 「廃」への道
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