『哲学、彩流社、雑誌を除く(実用)』の電子書籍一覧
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その、あまりにもスキャンダラスな半生!
11 月25 日の「憂国忌」にあわせて発売!!!
《瑤子夫人とUFOを目撃》
《三億円事件の犯人は三島由紀夫だ!》
《三島の霊と話をしていた川端康成》
にわかには信じられないような話であるが、いずれも〝ガセネタ〟ではなく、
〝トンデモ話〟でもない。
没後四十余年、未だに多くの謎を秘めた〝三島由紀夫〟という存在――。
そのスキャンダラスな半生を、本書ではあらゆる角度から拾い集め、
その裏に見え隠れする三島像を概観する! -
~フロイト・ラカン/ドゥルーズ・ガタリ~
現代思想家の中からフロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリについて、「精神分析」VS 反「精神分析」という視点から問う。本書では四人の基本思想をあえてくどくどしい書き方で行う。そのうえでそれぞれに「問題提起」を行う。そうした「問題提起」について、各篇ではそれぞれの思想家の基本思想の紹介を繰り返し述べる。その背景の一つとして、講義において学生への「基本が大事」という思いを込めた教材として著した。もう一つの背景は、「思想」を担う者にありがちな「うわ滑り」を避けることを意図した。こうしたことに基づき、四人の思想家について一定の在り方で、「際立った」主張を中心に、次のことを願いながら検討した。幾分なりとも「現実」との格闘を生み、「現実」を変える。そして本書におけるフロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリの主題化は次の問いに基づく。拙著『現象学の再生』(2018 年) において述べた、最後期のフッサールにおけるフロイトからの影響、そしてフロイトの思想を限定した在り方で展開することに基づく独特な「生」の立場、さらには独特な「普遍主義」についての主張を踏まえ、「現代思想」をめぐってどのようなことが言えるのか、 そしてどのようなことが展望できるのかを「問題提起」する。
【目次】
はじめに
第一篇・フロイト
序 フロイトを、どのようにとらえるか?
第一章 フロイトの基本的「思想」 その1
第二章 フロイトの基本的「思想」 その2
第三章 フロイトの最終的「思想」をめぐって
第二篇・ラカン
序 ラカンを、どのようにとらえるか?
第一章 ラカンの基本的「思想」 その1
第二章 ラカンの基本的「思想」 その2
第三章 ラカンをめぐる問い
第三篇・ドゥルーズ
序 ドゥルーズを、どのようにとらえるか?
第一章 ドゥルーズへの問い
第二章 『アンチ・オイディプス』への問い
第三章 その後のドゥルーズを、どのようにとらえるか?
第四篇・ガタリ
序 ガタリを、どのようにとらえるか?
第一章 ドゥルーズ、そして、ガタリ
第二章 「制度的精神療法」からの出発
:「社会」をつくり出すことに向けて
第三章 「エコゾフィー(生態哲学)」の展望
総論に向けて
後記
初出について
参考文献表
索引 -
考える高校生になるために必要なこととは何か? 16歳になる高校生から哲学の世界へと誘うために、高校生の興味や関心、悩みを最もよく知っている現役の高校社会科(倫理)教師によって、平易な文章で書かれた16歳からの哲学入門。高校生の興味や関心、そして悩みをよく知らないまま書かれた専門家による哲学入門はよくあります。しかし本書は、高校生の実態を最もよく知っている現役の高校社会科(倫理)教師によって、16歳になる高校生から是非とも哲学の世界を知ってもらうために、平易な文章で分かりやすく書かれています。
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個々人のアイデンティティ──私は何者か?
言語・民族・国家・宗教といった大文字の存在を根拠とするか、それとも個の実存に拠点を置く生き方を追究するか……。〈思想〉が内在的に〈学問〉と異質であるのは、たとえば言語一般あるいは特定の言語の記述と分析に終始するのではなく、いかに生きるか、どのような社会を作るかといった問いを立て、それに答えようとするからだろう。「どうなっているか」を明らかにすればそれで終わるのではなく、現代の人間がいまだに答えを見出していない問いを立て、それに答えようと試みる知的営為こそ、〈思想〉なのではないか。〈思想〉とは、既成のパラダイムを壊し、新しいパラダイムを生み出そうとする営為である。〈思想〉とは本質的にラディカルなのである。
[コンテンツ]
【Ⅰ】ポストナショナリズムの精神史
■〈思想〉とは何か
■〈精神史〉とは何か
■イエス、ポストナショナリズムの原点として
■見果てぬ〈共同性〉への夢─あるいは異和感の由来
■ハイブリッドの精神─土着/外来の対立を超えて
【Ⅱ】国家と実存
■方法としてのトルコ─あるいは《日本近代の逆説》をめぐって
■ファシスト国家の起源─あるいは見果てぬ《共同性》への夢
■〈アジア〉から〈東洋〉への転換─あるいは人種概念としての「アジア人」
■実存的個人主義─〈個人主義〉と〈私人主義〉の根本的差異について
■〈表現〉への航行─ぼくはどうして『ポストナショナリズムの精神』を書いたのか(1)(2)(3)(4)
【Ⅲ】民族、言語、宗教、国家
■「ユダヤ人国家」の彼方へ─ユダヤ人/ユダヤ教徒をめぐる言語論的考察 -
パラドキシカルな批評家と見られ、未だに「火薬庫」の役割を果たす小林秀雄の批評原理を、未完の長編「感想」(ベルクソン論)の読みを通し、現代物理学のパラダイム・チェンジの中に、その独自の方法を見出した注目の評論集。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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