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『時代小説、KADOKAWA 文芸 春のベストフェア(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全63件

  • 748(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「風の市兵衛」の著者入魂! 異形の<傾き者>と刀鍛冶・国包が対峙する!

    ドラマ化で話題沸騰「風の市兵衛」の辻堂魁、新境地!
    続々重版の「刃鉄の人」シリーズ。

    書評家 菊池仁氏、絶賛!
    「息を呑む面白さだ。非凡な才能が、本作で大輪の花を咲かせた」


    時は元禄――
    初代・市川団十郎が舞台上で刺殺されたその数日後。

    刀鍛冶・一戸前国包(いっこまえくにかね)の仕事場に、傾き者のごとき、異形の男が現れた。
    天を衝くほどの体躯の異相異風。だが目鼻だちは美しく整っていた。
    全身の風貌は異様な妖しさを漂わせながら、むしろ、神々しささえ感じさせるほどだった。

    団十郎に強い憧れを持つその男は、世間では”かげま団十郎”と陰で呼ばれる、旅一座の座長・熊太夫だった。

    熊太夫の依頼はふたつ。
    自身が持つ朱鞘の小さ刀と同じこしらえの大刀を打ってほしいということ、そしてその小さ刀が誰のものだったかを調べてほしい、とのこと。
    その小さ刀にはなんと、「武蔵国包」と銘が打たれていたのだ。

    だがその依頼は、哀しみに満ちた熊太夫の過去、さらに若き日の国包に繋がっていた。

    息もつかせぬ展開、胸に迫る結末。
    神陰流の達人・国包の剛剣唸る、「刃鉄の人」シリーズ!
  • 石高は小さいけれど大大名!喜連川藩内に不正の影?

    喜連川藩で御前試合の開催が決定した。勝者は名家の剣術指南役に推挙されるという。喜連川藩士・天野一角の息子・清助も気合十分だ。だが、その御前試合に不正の影が。一角が密かに探索を進めると……。
  • 昼は婿殿、夜は隠密。 御庭番vs.裏柳生! これぞ忍者時代劇!

    御庭番の倉沢家に婿入りした凄腕の忍び・喬四郎は、旗本の小普請組支配組頭が相次いで急死した事態をうけ、吉宗より探索を命じられた。調べをすすめると、金で仕事を請け負う""はぐれ忍び""の集団の影が……
  • 未解決事件を趣味で探索! 貴十郎が難事件の裏に迫る!

    南町奉行所で書物整理を担当する物書き同心・大貫貴十郎は、風采の上がらなさから”寝ぼけ提灯”とあだ名される始末。だがこの男、未解決の事件を探索することを趣味とし、密かに難事件を追っていた……!
  • 江戸にばらまかれた謎の読売と卑劣な罠……大黒屋を打壊しの危機が襲う!

    見えぬ敵、卑劣な罠!
    角次郎が家族一丸となり迎え撃つ。

    姦計により奪われそうになった米の仕入れ先を、留め置くことに成功した角次郎。
    安堵した矢先、凶作で上がり続ける米の値に、ついに近くの米問屋・湯浅屋で打壊し未遂と付け火騒動が起こった!
    角次郎は行きがかり上、湯浅屋の米四百俵を預かることになる。
    しかし時を同じくして、何者かが江戸の各所で大黒屋を“売り惜しみをする悪徳米問屋”と評する読売をばらまき始めた……。
    見えざる敵に、角次郎は家族と共に立ち向かう!
    人気シリーズ二ヶ月連続刊行、第二弾!
  • 748(税込)
    著者:
    小杉健治
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    長い物に、巻かれるな―― 巨悪に挑み続ける男の孤闘が、熱い!新章第二弾

    遠州十万石の大名望月伊勢守が、隣接する旗本松尾主水の知行所との境界争いで評定所に裁定を求めた。とある誓文で松尾主水の背景に本柳越後守の存在を確信した市松はこの紛争の裏に重大な秘密が隠されていると睨み、秋葉大権現参りにかこつけ望月家の領内に忍び入る。騒動の元凶を探るうち、私利私欲にまみれた権力者の都合で徒に始末されていく者達の無念が次々と明らかになり……。巨悪に立ち向かう男の熱き孤闘を活写する! 続々重版の著者代表シリーズ最新刊!!
  • 大黒屋の礎を脅かす不穏な影。大人気シリーズ待望の新章は二ヶ月連続刊行!

    米商いの幅を広げる角次郎。だが凶作の年、信頼関係を築いてきた村名主から取引先の変更を告げられる。さらに村名主は行方不明となり……。世の不穏な空気と、大黒屋に迫る影。角次郎は店と家族を守れるか?
  • 商いは最後に笑ったものの勝ち!日本一の商人を目指す男の奮闘記。

    日本一の「江戸店持京商人」になろうと並木屋に修行に出ていた清兵衛。だが実家茜屋に呼び戻されたことから、彼の悲劇が始まる。茜屋は火の車だったのだ。倒産寸前の実家と立て直すため、清兵衛が奮闘する!
  • 748(税込)
    著者:
    高田在子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    心も、身体も癒やす愛情たっぷりの料理を召し上がれ。

    鎌倉から失踪した夫を探して江戸へやってきたはなは、一膳飯屋の「喜楽屋」で働くことになった。ある日、乾物屋の卯太郎が、店先に幽霊が出るという噂で困っているという相談を持ちかけてきたが──。
  • 704(税込)
    著者:
    葉室麟
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    『蜩ノ記』『川あかり』の葉室麟が描ききった、感涙必至の「忠臣蔵」!

    諦めず、迷わず、信じた道を一筋に――

    謎の刃傷事件を起こした浅野内匠頭。
    彼が密かに残した”最期の言葉”とは。
    言葉を聞いた勘解由の、秘めたる想いの行方は。

    直木賞作家が描く、かつてない「忠臣蔵」!


    元禄十四年(1701)十一月。
    若くして扇野藩の馬廻り役・中川三郎兵衛の後家となった紗英【さえ】は、江戸からやってくる永井勘解由【ながいかげゆ】という人物の接待役兼監視役を命じられた。 
    勘解由は旗本であり、幕府の目付役だったが、将軍・徳川綱吉の怒りにふれて扇野藩にお預けの身になったという。

    この年、江戸城内で、播州赤穂の大名・浅野内匠頭が、高家筆頭、吉良上野介を斬りつける刃傷事件が起きていた。浅野内匠頭は理由を問われぬまま即日切腹。だが勘解由は、老中に切腹の見合わせを進言し、また切腹の直前、襖越しにひそかに浅野内匠頭の""最後の言葉""を聞いたという。この行いが将軍、徳川綱吉の知るところとなり、機嫌を損じたのだった。

    雪が舞い散る中、屋敷に到着した勘解由を迎え入れた紗英は、役目を全うしようとするが――。

    身分を隠し、勘解由の元を訪れる赤穂浪士。
    勘解由のやさしさに惹かれてゆく紗英。
    扇野藩に、静かに嵐が忍び寄る。

    これまでにない視点から「忠臣蔵」の世界を描き、新たな感動を呼び起こす歴史時代長編!

    ≪熱き信念が胸を打つ、扇野藩シリーズ≫

    ※本書は、2015年12月に小社より刊行された単行本を上下に分冊の上、文庫化したものです。
  • 公儀にばれたら御家断絶! 待望の新シリーズ第2弾!

    直参旗本の若殿・葉月定光の替え玉となった広島藩士・村上虎丸。身分を隠し、芸州虎丸と名を偽って江戸の川で悪事を働く""川賊""を退治した結果、公儀は川賊取締りを命じるために虎丸を探し始めてしまい……
  • 704(税込)
    著者:
    葉室麟
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    葉室版「忠臣蔵」! 映画化で話題の『散り椿』に連なる扇野藩シリーズ!

    赤穂事件に端を発し、扇野藩にお預けの身となった旗本・永井勘解由。紗英は勘解由の監視役ながら、彼のやさしさに惹かれてゆく。だが身分を隠した大石内蔵助が訪ねてきて――扇野藩に、静かに嵐が忍び寄る。

    ※本書は、2015年12月に小社より刊行された単行本を上下に分冊の上、文庫化したものです。
  • 704(税込)
    著者:
    野口卓
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    恋人も教え子も、すべて守り抜く。爽やかな風が、心に沁みる書き下ろし。

    「薫風堂」にやって来た新たな手習子・善次は、何かに怯えているようだった。それは以前いじめられていたせいなのか。心配をよそに善次は次第に皆と打ち解けていくが、ある日、彼は忽然と姿を消してしまう。
  • 1,760(税込)
    著者:
    矢野隆
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    敵地の真ん中に、城を築け!

    出世のために、信長の無理難題を乗り越えろ!

    今川義元率いる軍勢が、三河から尾張へと侵攻せんとする頃。小者頭の藤吉郎は、清洲城で見かけた美しい娘に、身分も顧みず求婚していた。
    浅野又右衛門の養女・於禰に、「儂は天下人になる男じゃ!」と吠えてみたものの、にべもなく振られる始末。
    今川との戦いに際し、織田信長に同道するが、出世はなかなか見込めない。
    だが、西美濃侵攻に際し、信長から木曽川の川筋衆の主・蜂須賀小六の調略を命じられる。
    川筋衆を味方につければ、犬山城攻略は圧倒的有利に運ぶ。
    千載一遇の機会を得た藤吉郎は、小六の許へ乗り込むが、信長を嫌う小六は一筋縄ではいかなかった──。
  • 公儀にばれたら御家断絶! 待望の新シリーズ!

    海賊剣術の遣い手が、旗本の病弱若殿の身代わりに!?


    広島藩の村上家(村上海賊の末裔)でたくましく育てられた村上虎丸は、
    江戸に牡蠣を献上に行った折、旗本・葉月家の用人、坂田五郎兵衛に目をつけられる。
    なぜなら、葉月家の若殿・ 葉月定光と虎丸は、瓜二つだったのだ!

    ある日、病弱だった葉月家の若殿が急逝してしまう。
    跡継ぎもおらず、このままだと御家取り潰しの危険もある。
    用人・坂田五郎兵衛は、以前見た若殿と瓜二つの若者を探し出しに、代わりに当主になってもらおうと広島藩主へ頼み込むのだった。
       
    若殿の代わりに、葉月定光として生きることを引き受けた虎丸。
    だが、色白で病弱だった若殿に似せるため、日焼けが取れて痩せるまでは外出禁止。
    江戸の葉月家の屋敷の一室から出られない。

    動きたくて仕方がない虎丸は、屋敷を抜け出し、身分を隠して市井の事件を得意の剣術を駆使して解決するようになり――。
  • 中間管理職・天野一角が、次々起こる難題に立ち向かう! 新シリーズ始動!

    石高5千石だが家格は十万石と、幕府から特別待遇を受ける喜連川藩。その江戸藩邸が火事に! 藩の中間管理職・天野一角は、若き息子・清助を連れて江戸に赴くが、藩邸普請の最中、清助が行方知れずに……。
  • 昼は婿殿、 夜は凄腕隠密。待望の新シリーズ、第二弾!

    将軍直属の隠密・御庭番の倉沢家に婿入りした喬四郎。徳川吉宗から新たな指令を受けるが、それは思いもよらぬ人物の画策に繋がっていた……。手に汗握る展開、爽快な活劇と成敗! これぞ時代劇!
  • 704(税込)
    著者:
    小杉健治
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    謎解きのスリルと人情ものの感動を掛け合わせた、小杉健治の新たな代表作!

    謎解きのスリルと人情ものの感動を掛け合わせた、小杉健治の新たな代表作!
  • 638(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    井口 直司
    出版社: KADOKAWA

    進化した土器、奇抜な土偶。縄文の国宝6点を含むカラー図版100点掲載。

    縄文人はどんな人たちだったのか? その謎を解く鍵は、彼らが使った道具にあった! 日本各地でつくられた土器・土偶。その造形は摩訶不思議で奇天烈だが、意表を突く原始的な力強さを持つ。火焔土器、ミミズクやハート形の土偶などから、自然と共存した生活や交流・精神世界までもが見えてくる。縄文の主要な作品をカラー写真と最新の科学的知見を盛り込んだ解説で紹介。縄文時代の国宝全6点を含む図版 100 点超えの入門書の決定版。
  • 現代人と縄文人、意外と似ている? 「回帰と再生」の思想をよむ墓の考古学

    土器に納められた生後間もない赤ちゃんの遺体。妊娠線が刻まれた臨月の女性土偶。抱きあって合葬された親子の墓。顔にイヌを乗せて埋葬された女性――。縄文の墓や遺物は、精一杯の生を送り、ときに病魔や死の恐怖と闘った何千年も昔の人びとの姿を雄弁に物語る。そしてその背後に広がる、自然や母胎への回帰、再生をめぐる死生観とは? スピリチュアルブームや散骨葬など、現代日本人の死のあり方をも照らし返す、墓の考古学。

    *『生と死の考古学 縄文時代の死生観』を改題し文庫化したものです。


    【目次】

     まえがき──墓を研究するということ
     プロローグ──発掘調査の現場から
    第一章 縄文時代の墓とその分析
    第二章 土中から現れた人生──ある女性の一生
    第三章 病魔との戦い──縄文時代の医療
    第四章 縄文時代の子供たち──死から生を考える
    第五章 縄文の思想──原始の死生観
     エピローグ
     文庫版あとがき
  • オリンピックまでに読みたい!あなたの知らない日本のスゴイ英雄たち

    日英同盟の影の立役者・柴五郎、インドネシア開放の父・柳川宗成、沈み行く船の艦長・佐久間勉、神様になった警察官・増田敬太郎…博多の歴女が、知られざる日本の英雄たちを語る!

    ※本書は二〇一四年一月に小社より刊行された単行本『日本人の知らない日本がある こころに残る現代史』を改題し、加筆・修正して文庫化したものです。
  • 六人の女から戯作者・恋川春町の不器用な生き様を描く、全身全霊の勝負作!

    女に愛され、ふざけながら、幕府に挑んだ男。

    武士ながら戯作者として人気を博した後、謎の死を遂げた恋川春町。
    六人の女を通して描く、その情けなくも愛おしい、不器用な生き様が胸に迫る――。
    「妻は、くノ一」著者、全力の自信作!

    駿河小島藩の年寄本役・倉橋寿平のもう一つの顔は、江戸で人気の戯作者・恋川春町であった。
    戯作者としての矜持は、黄表紙を通じお上を批判しながら、人々を楽しませること。そして探し求めるのは、共に世の中を遊べる“菩薩のような女”――。
    しかし、定信による娯楽の規制は厳しさを増してゆく。
    女たちと関わりながら、定信からの呼び出しを無視し続ける春町だが、盟友の朋誠堂喜三二は筆を折り、さらに江戸一の人気戯作者の座は若き山東京伝に奪われつつあった。
    悩みぬいた春町が辿り着く先は?
    笑えて泣ける戯作者魂と恋模様を、洒脱な筆致で描ききった勝負作。
  • 愚将と誹られながらも信長を追い詰めた武将! その波乱の生き様とは?

    名門朝倉家に生まれ、もう一歩で朝廷と天下を手中に収めることができた男、朝倉義景。信長すら追い詰めた武将は、愚将と誹られ、侮られる生き方を自ら選んだ──。気鋭の著者による新たな戦国武将伝。
  • 主君の公金横領事件が発覚し、文太郎にも危機が迫る――。シリーズ第3弾。

    妻を殺されて5年経つが、一向に手掛かりは見つからない。妻・志津の実家である旗本の八上家に呼び出された。義理の母・八重から、主君である水野家が、公金横領をしているという噂があると聞かされ――。
  • 今こそ、父を助くるとき。かつての強敵が江戸に戻り、大黒屋に最大の危機!? 「大目付御用」完結巻!

    札差屋を手に入れ、ますます商いに精を出す角次郎と大黒屋一同に、かつての敵、佐柄木屋の次男が恩赦で江戸に戻ったという報せが入る。
    同じ頃、大目付・中川より、政商千種屋の企みがちらつく事件の調査を命じられた角次郎。
    武士で息子の善太郎と共に警戒を強める中、隙をつかれ舅の善兵衛が暴漢に襲われてしまう。
    背後には四人の男の影。一家は団結して仇討ちを誓うが、次の刃は意外な者へと向けられた――!
    「大目付御用」完結巻!
  • 704(税込)
    著者:
    高田在子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    絶品の料理と、暖かな想い。時代小説の期待の新鋭が放つ、傑作長篇。

    鎌倉で畑の手伝いをして暮らす「はな」。器量よしで働きものの彼女の元に、良太と名乗る男が転がり込んできた。なんでも旅で掏摸にあったらしい。だが良太の料理は味わったことのないほど絶品だった──。
  • 御掃除之者 VS 掃除屋 勝つのは果たして!?

    「本丸御殿の御掃除を〈御掃除屋 武蔵〉に任せよ」。目安箱に投函された訴状をきっかけに、江戸城御掃除之者と民間掃除屋の御掃除合戦が勃発! 上野の東叡山寛永寺双子堂を舞台に腕比べが行われることになったが、その裏には将軍位争いに遺恨を持つ尾張徳川家の影が見え隠れし……。忍び寄る尾張の魔の手。果たして掃除合戦の決着は!? 御掃除之者の組頭・山野小左衛門ら掃除侍が無理難題に挑む、ユーモア時代小説!
  • 704(税込)
    著者:
    小杉健治
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    謎解きのスリルと人情ものの感動を掛け合わせた、小杉健治の新たな代表作!

    風神一族の謎を追って潜入捜査中の上役は行方知れず。いずれ妻にと心寄せるおつたとの将来も見えず。孤独な任務の隠密同心の務めに心を揺らす市松―しかしそこには市松の伺い知れぬ深いわけが隠されていた。
  • 660(税込)
    著者:
    野口卓
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    この命に懸けても、子どもたちは私が守る。感動の時代小説。

    晩秋の九月。雁野直春が師匠を務める「薫風堂」に血相を変えて駆け込む者がいた。男は、直春が通う沼田民斎の剣術道場に道場破りが現れたことを伝えに来たのだ。平塚富三郎なる剣客を、その場の機転で退けた直春。だが、その場を見ていた教え子により、直春の武勇伝の噂は、意外な拡がりを見せるのだった。そんなある日、「薫風堂」に馴染んだばかりの儀助が、平塚に捕らえられたとの報が。直春は、決死の覚悟で剣客に立ち向かう。
  • 660(税込)
    著者:
    藤井邦夫
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    昼は婿殿、夜は凄腕隠密。待望の新シリーズ、開幕!

    【待望の新シリーズ、堂々開幕!】

    昼は婿殿、夜は凄腕隠密。

    「秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」の著者入魂、これぞ忍者時代活劇!


    江戸の隠密仕事専任の御庭番・倉沢家に婿入りした喬四郎。
    着任早々、八代将軍徳川吉宗から、神田に現れた盗賊・牛頭馬頭の始末を命じられる。
    嫁の佐奈と仮祝言を上げたのも束の間、喬四郎は探索に乗り出した。

    盗賊の隠れ家はなんと武家屋敷。
    背後に潜む者を感じた喬四郎は、次の押し込み先で盗賊頭の義十をわざと逃がし、真相を曝くために後を追うが、
    義十は謎の武士に斬られてしまう――。

    息を呑む展開とアクション。
    時代劇の醍醐味が詰まった新シリーズ、堂々開幕!
  • 今度の任務は艶本探し!?人気シリーズ第二弾!

    江戸城の掃除を担当する御掃除之者の組頭・山野小左衛門は、またも上司から極秘の任務を命じられる。紅葉山文庫からある本がなくなったというのだ。疑わしき人物を御風干の掃除に乗じて誘い出そうとするが、同時に黒鍬者たちとの掃除合戦もはじまって……。掃除に命を懸ける七人の侍に降りかかる無理難題。大江戸お掃除戦線、今回も異常アリ!
  • 米商人の機転と武士の強さで人を助く、人気シリーズ!

    家族の絆は正義に通ず――。
    角次郎と息子・善太郎が政商の脅威に立ち向かう、人気シリーズ!

    武蔵岡部藩御用達の米問屋和泉屋の主と、勘当されたその息子の刺殺死体が発見された。
    状況から、互いに刺し合ったということで幕引きとなったが、米問屋大黒屋の主・角次郎は、大目付・中川より事件の吟味を命じられる。
    裏には、岡部藩の年貢を狙う政商・千種屋の目論見があるらしい。
    その後も続く和泉屋の“不幸”を、力を合わせて撥ねのけようとする角次郎と息子の武士・善太郎。
    だが、刺客は大黒屋にも迫っていた――。
  • 704(税込)
    著者:
    小杉健治
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    謎解きのスリルと人情ものの感動を掛け合わせた、小杉健治の新たな代表作!

    殺された公儀隠密が言い遺した「金山、武蔵」を手掛かりとして鉄砲洲稲荷の質屋『武蔵屋』に用心棒として潜り込んだ市松は、幕閣に贋金造りの首魁と通じている者がいると睨み、主人をつけ狙う不審な影と対峙する。敢えて敵の手下となり、自ら囮となって身内にまで刃を向けなければならない隠密捜査の苛酷な業。悪を裁くためには時に悪に染まり非情に徹しなければならない。苦しむ市松にシリーズ最大の試練が訪れて……。
  • 704(税込)
    著者:
    稲葉稔
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本一小さな大名家、喜連川藩で一揆の気配!? 緊迫のシリーズ第4弾!

    不作の村から年貢免除の陳情が。だが、ぞんざいな藩の対応に不満が噴出、一揆も辞さない覚悟だという。藩の中間管理職・天野一角は農民と藩の板挟みの末、中老から、解決できなければ切腹せよと命じられる。
  • 横領事件には深い闇が隠されていた――。留守居役深貝文太郎が真相を暴く!

    留守居役の深貝文太郎は、5年経った今も妻を殺した下手人を追っている。ある日、膳奉行の彦兵衛が横領を悔い自裁した。殿からその真相を探るよう命じられた文太郎は、思わぬ事件に遭遇し――。
  • 父は商人、息子は武士。家族で力を合わせ、閉ざされた知行地の闇をあばく! 人気シリーズ新章突入!

    父は商人、息子は武士。
    家族が力を合わせて闇を暴く、人気シリーズ新章突入!

    武士として兄の仇討ちを果たし、婿入り先の米屋・大黒屋に戻った角次郎に、大目付の中川から呼び出しがあった。
    曰く、古河藩重臣の知行地で、重税に抗議した村名主が不審死。
    その息子が、事件の吟味に対する不満を直訴してきたため、商人として事を荒立てず訴えの真偽を探ってほしい、と言う。
    旗本・五月女家の主となった息子の善太郎を連れ、件の知行地へ向かった角次郎。
    待ち受けていたのは、腕利きの刺客と、思わぬ陰謀だった――!
  • 704(税込)
    著者:
    小杉健治
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    謎解きのスリルと人情ものの感動を掛け合わせた、小杉健治の新たな代表作が、新章突入へ!

    風神一族との対決にもひと段落ついた折も折、飾り職人の兄弟子の峰吉と茂助が殺された。同時期に仙台堀であがった死体にも袈裟懸けに同じ太刀筋の傷。彼は伊吹助次郎という御庭番で、昨年病死したはずだった。三人のつながりはどこにあるのか。新たな任務を帯びた佐原市松。探索のため、危険を承知で敵陣に潜り込んだ佐原市松は、隠密同心の役目に疑問を抱きながらも、命がけで極秘任務に励む。身許を偽っての潜入捜査は危険をともない、生命もおびやかされる。内通、密告、裏切り渦巻く隠密活動のなか、思いもかけない藩ぐるみの壮大な悪事が明らかになり……。緊迫した死闘が再び繰り広げられる大好評シリーズ、2ndステージへ!
  • 信じ合う心が、二人の絆を深める。大反響シリーズ、第二弾。

    初午の時期を迎え、「薫風堂」に新しい手習子がやってきた。四カ所の寺子屋に断られたほどの悪童を、師匠の雁野直春は、引き受ける決心をする。一方、端午の節句が迫ったある日、二人の武家娘が直春を訪ねてきた。ノブと菜実は、幼馴染みの美雪が想いを寄せる直春を、ひと目見ようとやってきたのだ。だが菜実は、誠実な直春に只ならぬ関心を寄せるのだった──。著者の新たな代表シリーズ第二弾。
  • 剣と知恵で世を渡る留守居役が大奮闘!書き下ろし新シリーズ開幕。

    駿州沼里の江戸留守居役・深貝文太郎は、相役の高足惣左衛門が殺人事件の下手人として捕えられたことに疑問を抱いていた。奴は人を殺すような男ではない。惣左衛門の無実を証明するため、文太郎は奮闘する。
  • 704(税込)
    著者:
    稲葉稔
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本一小さな大名家、喜連川藩で巻き起こる大騒動!シリーズ第3弾!

    喜連川藩の小さな宿場に、二藩の参勤交代行列が同日に宿泊することに! 家老たちは大慌て。宿場や道の整備を任された喜連川藩の中間管理職・天野一角は奔走するが、新たな難題や強盗事件まで巻き起こり……。
  • 入り婿角次郎、武士となり兄の仇を討つ!

    勘定奉行大久保忠信の悪事を暴こうとして殺された兄の仇を討つため、武士となった角次郎。
    勘定奉行所が関わる不正を次々と暴き出すが、大久保は巧みに追及を逃れ続ける。崩落した永代橋の架け替え事業の普請担当だった長兵衛殺害の裏に、私腹を肥やそうとする一派の策謀があると睨んだ角次郎は、妻のお万季と共に、材木仕入れに疑義がないか調べ始める。すると大目付中川忠英の用人頭と一派との不審な繋がりが浮かび……。
  • お掃除は戦でござる! 江戸に、掃除に命をかける7人の侍がいた。

    江戸城の掃除を担当する御掃除之者の組頭・山野小左衛門は、上司から極秘の任務を命じられる。それは男子禁制の大奥の掃除。7代将軍徳川家継の生母である月光院付きの御年寄・音羽が何年も局に籠もり、部屋を芥溜めにしているらしい。精鋭の配下6人を集め、大奥へと乗り込むが、そこには大奥女中による鉄壁の防衛線が築かれていた……。掃除に命を懸ける7人の侍に降りかかる無理難題。大江戸お掃除戦線、異状アリ!
  • いよいよ風神一族との直接対決、か――!?

    藩財政改革の立役者と筆頭家老の対立が続く芸州藩の御家騒動に風神一族が関与しているとの報を受けた佐原市松。唯一の手掛かりとなる「才蔵」とは風神一族の暗号か? 謎を追うべく国元に潜入した上役の松原源四郎は長らく音信不通。芸州浅見家の家臣だと明かされた長屋の隣人・成瀬三之助とともに疑惑の住人の追跡を進めるうち、事態は予想外の展開を迎え……。隠密同心・市松の活躍を描く、手に汗握るシリーズ第三弾!
  • 660(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    赤穂浪人の刀に秘された意外な真実とは。「刃鉄の人」シリーズ第2弾!

    赤穂浪士が依頼した一振りの打刀。

    だが四十七士の中に、依頼した男の名は無かった――。
    国包が見た”武士の不義”の真実とは。


    武士の身分を捨て、刀に向き合うことを選んだ孤高の刀鍛冶、一戸前国包(いっこまえくにかね)。
    彼の鍛冶場に、若い女が訪ねてきた。女は、川井太助という男が国包に注文した打刀を、自ら届けたいのだという。
    実は川井は、吉良邸討ち入り前日に失踪した赤穂浪士の一人であり、刀は討ち入り半月前に注文されたものだった。
    国包は事情を察し川井の行方を探るが、一方で本家を通じ、ある武士を斬ってくれとの依頼が……。
    武士の矜持を描く、大好評の時代小説シリーズ第2弾。
  • 米屋の入り婿角次郎、武士となり、家族一丸となって兄の仇を討つ!

    殺された兄に代わって実家を継ぎ、勘定奉行所勤めの武士となった角次郎。
    兄の遺した証拠から真岡代官所にまつわる不正を暴き出した。
    だが、探索の手が自分にまで伸びることを恐れた、上司で勘定奉行の大久保忠信の仕組んだ罠により、角次郎は蟄居を命じられてしまう。
    さらに大久保の執拗な奸計は家族にまで及ぶ。
    〈このままでは夫がお役御免となってしまう〉。
    夫・角次郎の窮地を救うため妻のお万季は敵地――大久保の妻が主催する茶会――に乗り込むが……。
  • 石高はわずか五千石だが、家格は十万石。日本一小さな大名家の大騒動!

    天野一角に橋建造の無理難題。金も人も時間もない!

    愚かな家老、許すまじ!


    文芸評論家 末國善己氏、絶賛!
    「知恵と誠実さで苦難を乗り越える展開が痛快で、勇気と希望がもらえる」

    石高はわずか五千石だが家格は十万石。
    清和源氏の流れを汲む名家で参勤交代も免除の特別扱いだが、所領は狭く財政は厳しい――。
    そんな喜連川藩の中間管理職・天野一角は突然、一月で川普請と橋の建造をせよと命じられる。
    藩主に指示された家老が、丸投げしたのだ。
    金も人手も足りず奔走する一角。
    だが領内に現れた賊の探索にも駆り出される。
    果たして一角は次々に降りかかる難題を解決できるか?
    大好評シリーズ第2弾!
  • 極秘任務を負った佐原市松の暗躍を描く大好評シリーズ第二弾!

    佐原市松は、奉行から密命を受け、さる大名家の御家騒動を未然に防ごうと飾り職人になりすまし三河町の長屋に移り住んだ。“風神一族”が関与しているらしいがその正体は杳として掴めず……大好評シリーズ第二弾!
  • 米屋の入り婿・角次郎、実家に出戻り武士となる?!

    旗本家次男の角次郎は縁あって米屋の大黒屋に入り婿した。ある日、実家の五月女家を継いでいた兄が不審死を遂げる。御家存続と兄の死の謎解明のため、角次郎は実家に戻って家を継ぎ、武士となるが……。
  • 704(税込)
    著者:
    稲葉稔
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本一小さな大名家で巻き起こる大騒動!書き下ろし新シリーズ!

    石高はわずか五千石だが、家格は十万石。日本一小さな大名家が治める喜連川藩では、名家ゆえの騒動が次々に巻き起こる。家格と藩を守るため、藩の中間管理職にして唯心一刀流の達人・天野一角が奔走する!
  • 660(税込)
    著者:
    野口卓
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    浪人・雁野直春、若師匠になる――

    よく遊び、よく学べ――。人助けをしたことから手蹟指南所の若師匠を引き受けた雁野直春。だが彼には複雑な家庭の事情があった……。「軍鶏侍」「ご隠居さん」シリーズで人気急上昇中の著者、待望の新シリーズ!
  • 660(税込)
    著者:
    小杉健治
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    新シリーズ始動! 孤高の闘いが、今始まった!

    隠密廻り同心のさらに裏で、武家や寺社を極秘に探索する「隠密同心」。父も同役を務めていた市松は奉行から密命を受け、さる大名家のお家騒動を未然に防ごうと捜査を始める……。著者が全身全霊で贈る、新シリーズ!
  • 660(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    己の性根に従って生きる孤高の刀鍛冶、一戸前国包、見参!

    『風の市兵衛』の著者入魂! 書き下ろし時代小説、新シリーズ開幕!

    鍛え抜かれた刃鉄のように純粋で強靱な、孤高の刀鍛冶・一戸前国包、見参!

    時は元禄。
    一戸前国包は京橋南の弓町で刀鍛冶を営み評判を呼んでいた。
    家宝の刀に魅せられて以来、武士の身分を捨て刀鍛冶に心血を注いできたが、ある時、本家を通じて老中格・柳沢吉保の配下から密命が下る。
    武蔵川越領で村人を斬殺した旗本の子弟を斬ってほしい、と。

    「天稟の素質」と言われた神陰流の達人である国包の下した決断は――。

    孤高にして矜恃を失わぬ男の熱き生き様が胸を打つ、書き下ろし新シリーズ第一弾! 解説・北上次郎

    「もしいま、書店でこの文庫本を手にとって迷っているなら、『ちょっと面白いよ』と、あなたの耳元で囁きたい。ただいま、そんな気分である。」(解説より)
    ――文芸評論家 北上次郎氏
  • 米屋の入り婿角次郎、江戸の大火に立ち向かう!

    家禄三百五十石の旗本家の次男だった角次郎は、米屋の大黒屋に婿入りした。関宿藩の御用達となり、新米番船で2番に入った大黒屋の商いは順調にみえた。ところが店舗拡大を考え始めた矢先、本所深川一帯で大火事が起こり、大黒屋の店舗も焼失してしまう。散りぢりになった家族や従業員は無事だった倉庫に再集結するが、義母・おトクは帰ってこない。取り乱す義父・善兵衛を気遣いつつ、角次郎は商い再開に向けて動き出すが……。
  • 米屋の入り婿・角次郎、新米の輸送競争《新米番船》に出走す!

    旗本家次男の角次郎は縁あって米屋の大黒屋に入り婿した。米の値段が下がる中、仕入れた米を売るために、角次郎は新米を江戸に運ぶ速さを競う新米番船に参加する。妻と心を重ね家族一丸で米屋を繁盛させていく物語。
  • 米屋の入り婿・角次郎、妻の懐妊に発奮す!

    旗本家次男の角次郎は縁あって舂米屋の大黒屋に入り婿した。関宿藩の御用達となり商いが軌道に乗り始めた矢先、義父善兵衛が人殺しの濡れ衣で捕まり……。妻と心を重ね、家族みんなで米屋を繁盛させていく物語。
  • 米屋の入り婿・角次郎、藩御用達を目指して邁進す!

    旗本家次男の角次郎は縁あって米屋に入り婿した。関宿藩の藩米横流し事件解決に助力した角次郎に、関宿藩勘定奉行配下の朽木升之助から極秘の依頼が持ちこまれる……。妻と心を重ね、米屋を再興していく物語。
  • 濡れ衣で捕まった夫を救うため、新妻・お万季が取った行動は!?

    旗本家次男の角次郎は縁あって米屋に入り婿した。米不作の中で仕入れを行うべく、水運盛んな関宿城下へ向かった角次郎だが、藩米横流しの濡れ衣で投獄されてしまう……。妻と心を通わせ、米屋を繁盛させる物語。
  • 628(税込)
    著者:
    千野隆司
    イラスト:
    浅野隆広
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    旗本次男角次郎、武士を捨て婿入りし、米屋若旦那として奮励す!

    旗本家次男の角次郎は米屋の主人に見込まれて婿に入った。婿に入ると聞いていた話と大違い、店は借金だらけで妻は自分と口をきかない。角次郎は店を立て直すべく奮闘するが……。妻と心を通わせ商家を再興する物語。
  • 550(税込)
    著者:
    赤川次郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    早まっちゃいけねぇ。生きてリゃ何とでもなる――。人情厚い鼠小僧が動く!

    次郎吉の目前で娘が腕を斬られた。娘は峰といい、奉公先の主人と通じ、その妻の恨みをかって襲われたのだった。峰の父は、娘の不貞に激怒するが、浪人暮らしの父を思い手当てをもらっていたことを知り、言葉を失う。そして、一度は断った「ある仕事」を引き受ける決意をした。それは、武士としてのプライドを捨てるものだったが……。次郎吉こと〈鼠〉が八面六臂の活躍をする痛快時代小説シリーズ第5弾。
  • 550(税込)
    著者:
    赤川次郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    一筋縄ではいかない人の世のもつれを、今宵も〈鼠〉が解く!

    〈鼠〉こと次郎吉が酒を飲んでいた店に、抜身を手にした男が入ってきた。どうやら人を斬ってきたらしい。男は「しくじった……やり直しはできん。俺はもう終りだ。けりをつける」と言い残すと、刀で首を斬って自害した。一方、騒ぎに巻き込まれた店で働く娘おようは、自害した男が落としたあるものを懐に忍ばせ、家路を急いでいた――。盗賊・鼠小僧が悪をくじく痛快エンタテインメント時代小説。絶好調のシリーズ第4弾!

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