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『宗教、電書の森フェア2019、1円~(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~20件目/全20件

  • 明治百五十年でも語られない闇の部分、それが廃仏毀釈だ。実は、興福寺阿修羅像、五重塔も消滅の危機にあったのだ。神社と寺院を分離する政策が、なぜ史上稀な宗教攻撃、文化財破壊にエスカレートしたのか? 鹿児島、松本、伊勢、東京、奈良、京都など日本各地に足を運び、埋もれた歴史を掘り起こす近代史ルポルタージュ。

    【目次】
    はじめに

    第1章 廃仏毀釈のはじまり ──比叡山、水戸

    第2章 維新リーダー藩の明暗 ──薩摩、長州

    第3章 忖度による廃仏 ──宮崎

    第4章 新政府への必死のアピール ──松本、苗木

    第5章 閉鎖された島での狂乱 ──隠岐、佐渡

    第6章 伊勢神宮と仏教の関係 ──伊勢

    第7章 新首都の神仏分離 ──東京

    第8章 破壊された古都 ──奈良、京都

    結びにかえて
  • 昭和52年の発表以来、40年を経ていまだに多くの論者に引用、紹介される名著。
    日本人が物事を決めるとき、もっとも重要なのは「空気」である。

    2018年3月にも、NHK Eテレ「100分deメディア論」で、社会学者・大澤真幸氏が本書を紹介し、大きな反響があった。
    日本には、誰でもないのに誰よりも強い「空気」というものが存在し、人々も行動を規定している……。
    これは、昨今の政治スキャンダルのなかで流行語となった「忖度」そのものではないか!

    山本七平は本書で「『気』とはまことに大きな絶対権を持った妖怪である。一種の『超能力』かも知れない。」「この『空気』なるものの正体を把握しておかないと、将来なにが起るやら、皆目見当がつかないことになる。」と論じている。

    それから40年、著者の分析は古びるどころか、ますます現代社会の現実を鋭く言い当てている。
    「空気を読め」「アイツは空気が読めない」という言葉が当たり前に使われ、誰もが「空気」という権力を怖れて右往左往している。

    そんな今こそ、日本人の行動様式を鋭く抉った本書が必要とされている。
    『「水=通常性」の研究』『日本的根本主義(ファンダメンタル)について』を併録。
    日本人に独特の伝統的発想、心的秩序、体制を探った名著である。


    解説・日下公人
  • 元号が昭和から平成に変った年(1989年)の5月、一面識もない女性から電話がかかってきた――著者とオウム真理教の「出会い」はここから始まる。以来、坂本弁護士拉致事件から松本サリン、地下鉄サリンをはさんで、ついに教祖逮捕に至るまでの6年間、著者はオウムという不可解な教団を追い続け、みずからホスゲンガスによる攻撃を受けながらも、一貫して「事実」の究明を続けてきた。戦後犯罪史に残る“狂気”をつづった執念の記録は、捜査当局や大マスコミも参考にした貴重な現代史資料でもある。冷静な筆遣いで浮き彫りにされた、重たい真実と冷めた憤りをみよ!

    2018年、麻原はじめ元幹部13名の死刑執行により、数々の謎は二度と本人たちの口から語られることはなくなった。麻原彰晃とは? オウム真理教とは?
    出版局、電子書籍編集部に復刻希望が多数よせられた江川紹子のオウム関連著書を、新たな原稿「反面教師としてのオウム」を加え電子書籍で完全復刻する。

    (目次)

    反面教師としてのオウム──電子版刊行に寄せて

    序章 オウム真理教と私

    第1章 坂本弁護士一家拉致事件

    第2章 熊本県波野村紛争事件

    第3章 宮崎資産家拉致・監禁事件

    第4章 松本サリン事件

    第5章 地下鉄サリン事件・假谷氏誘拐事件

    あとがき
  • 法廷に響く麻原の怒号とつぶやき。多くの弟子が離反して法廷で追い込まれる麻原彰晃……。だが、性懲りもなく無罪を主張し「平気でうそをつく」麻原は、オウム再結集の野望を未だ捨て去っていないのか! 江川紹子の「オウム裁判記録」第二弾。

    「かつては連日のようにオウム事件をトップニュースで伝えたマスコミも、舞台が裁判所に移ってからは、潮が引くように、報道の量が激減した。しかし、オウム事件は終わったわけではない。現実から目を背け、今もオウムにしがみついている信者たちは、報道の量が減り、社会の関心が少しずつ薄れていくに従って、再び活発な活動を展開し始めている。すぐにまた凶悪事件に手を染めるようなことはないにしても、自分自身で物事の善悪を判断せず、人の苦しみや悲しみにも全く頓着せず、自分たちの権利だけを主張する思考パターンは全く変わっていない。彼らがそういう態度をとり続けていられるのは、いったいなぜなのだろうか……」

    2018年、麻原はじめ元幹部13名の死刑執行により、数々の謎は二度と本人たちの口から語られることはなくなった。麻原彰晃とは? オウム真理教とは?
    出版局、電子書籍編集部に復刻希望が多数よせられた江川紹子のオウム関連著書を、新たな原稿「反面教師としてのオウム」を加え電子書籍で完全復刻する。

    (目次)

    反面教師としてのオウム──電子版刊行に寄せて

    はじめに

    第1章 麻原彰晃のパフォーマンス

    第2章 オウムへの愛憎劇

    第3章 オウム犯罪の特異性

    あとがき
  • 暴かれるオウムの犯罪! 麻原彰晃の呪縛から逃れようとする信者、まだマインドコントロール下に置かれている信者……彼らの「罪と罰」を法廷で冷徹にウォッチし続けた執念の記録。江川紹子の「オウム裁判記録」第一弾。

    「オウム事件を巡っては、約二百人の信者・元信者が起訴されている。殺人、監禁拉致死、死体損壊、営利略取、小銃や麻薬の密造、爆弾や火炎瓶の使用、運転免許証の偽造、強盗、暴行、窃盗と、罪名も多種多様で、まるで犯罪のデパートのようだ。しかし、起訴されている被告人たちほとんどは、オウムに入るまで犯罪とは全く無縁の人々だった。いわゆるエリートと呼ばれる学歴や職歴の持ち主もかなりいる。彼らもまた、宗教を通して自己の心の研鑚を求めてオウムに集まっていったはずだ。なぜ有為の若者たちが犯罪者になっていったのか、どうして坂本弁護士一家を始めとする多くの人々が命を奪われる結果となったのか、その真相に少しでも近づきたい。そんな思いで、私は今日も法廷に足を運ぶ」

    2018年、麻原はじめ元幹部13名の死刑執行により、数々の謎は二度と本人たちの口から語られることはなくなった。麻原彰晃とは? オウム真理教とは?
    出版局、電子書籍編集部に復刻希望が多数よせられた江川紹子のオウム関連著書を、新たな原稿「反面教師としてのオウム」を加え電子書籍で完全復刻する。

    (目次)

    反面教師としてのオウム──電子版刊行に寄せて

    はじめに

    第1章 オウムへの葛藤と闘う信者たち

    第2章 裁かれる幹部信者たちの犯罪

    第3章 地下鉄サリン事件の真相

    第4章 麻原彰晃の妄想を解明する

    あとがき
  • オウムの狂気はここから始まった。警察の初動捜査の遅れ、オウムに翻弄されたマスコミ、家族と救援団体の必死の活動……坂本堤さん、郁子さん、龍彦ちゃんを突然襲った悲劇の全貌を描く痛恨の記録。

    「1995年9月6日──私はおそらく、この日を一生忘れないだろう。坂本さんと郁子さんの遺体が、山中から発見されたこの日、89年11月以来、私を含めて、坂本堤さん一家を知る者が願って、願って、願ってやまなかった一家の救出の望みが、完全に絶たれた。こんな事態になる前に、私にはもっとできることがあったに違いない。坂本さんだけを、麻原彰晃こと松本智津夫率いる破滅的カルト集団オウム真理教の前に置き去りにしてしまったことを、私はどんなに悔やんでも悔やみきれない。そして、その巻き添えに遭った郁子さん、龍彦ちゃんに対しては、本当に何という言葉をかければいいか、思いつかなかった」

    2018年、麻原はじめ元幹部13名の死刑執行により、数々の謎は二度と本人たちの口から語られることはなくなった。麻原彰晃とは? オウム真理教とは?
    出版局、電子書籍編集部に復刻希望が多数よせられた江川紹子のオウム関連著書を、新たな原稿「反面教師としてのオウム」を加え電子書籍で完全復刻する。

    (目次)

    反面教師としてのオウム──電子版刊行に寄せて

    序章 麻原法廷

    第1章 凶行/拉致

    第2章 結婚/修習/天職/郁子

    第3章 端緒/報道

    第4章 謀議/殺意

    第5章 非公開/初動捜査/殺人/捜査

    第6章 公開/救援/SL/日フィル/襲撃

    第7章 再会/裁判

    終章  痛恨
  • これが世界基準の教養だ!
    偏差値トラウマを克服し、学べ! もっと学べ!

    「知の怪物」佐藤優氏が母校同志社神学部の学生だけに明かした最強の勉強法!
    神学を知ると現代が見える。文庫オリジナルでお届け。

    なぜ現代日本で得をしない、キリスト教神学を学ぶのか?
    世の中を複眼的に見る「思考力」の最強トレーニングになるからだ。
    国際情勢分析はもちろん、勉強法、恋愛、パワハラやストーカー問題まで、キリスト教二〇〇〇年の議論を生き方にどう応用するかを伝授する。
    学問は必ずあなたの役に立つのだ!

    第1講 神学とは何か――得をしない学問が強い
    第2講 聖書を持って社会へ――プロテスタンティズム
    第3講 不合理ゆえに我信ず――三位一体論
    第4講 絶対に解けないから挑む――キリスト論
    第5講 無駄死にしないために――終末論1
    第6講 過去を振り切って前を見る――終末論2
  • 米国で一大センセーションを呼んだ衝撃の書
    イエスは平和と愛を唱えた救世主ではなく、剣をとることも辞さない革命家だった――。〈ナザレのイエス〉の弟子たちが遺した文献、史料から、聖書には何が創作され、何が史実から落とされていったかを細密に分析。キリスト教がいかにして世界宗教へと飛躍したかを明らかにし、全米を震撼させた衝撃のベストセラー。解説・若松英輔
  • 815(税込)
    訳者:
    新共同
    著者:
    佐藤優
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    日本社会が行き詰っていることは明白だ。このような状況から抜け出すヒントが新約聖書に書かれている。(「もっとキリスト教を知りたい人のために-あとがき」より)

    巻2には福音書以外の、使徒言行録、書簡集、黙示録を収録。

    【目次】
    ・教祖イエスと開祖パウロの物語-序文にかえて

    ・反知性主義の宗教としてのキリスト教-「使徒言行録」案内
    ○使徒言行録

    ・「わたしの肉には、善が住んでいない」-「書簡集」案内
    ○書簡集

    ・二つの怪物、それは国家-「ヨハネの黙示録」案内
    ○ヨハネの黙示録

    ・わたしは如何にしてキリスト教徒になったか-私の聖書論2
    ・もっとキリスト教を知りたい人のために-あとがき
  • 1,629(税込)
    訳者:
    新共同
    著者:
    佐藤優
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    宗教に特別な関心をもっていない標準的な日本人に読んでもらうために本書を書いた(佐藤優)
    新書では2冊に分かれていた新約聖書27巻の文書を、すべて収録した電子書籍オリジナル。

    【目次】

    <新約聖書1>
    ・はじめての新約聖書-序文にかえて
    ・イエスは常識を覆す-「マタイによる福音書」案内
    ○マタイによる福音書
    ・「神の国」はどこにある-「マルコによる福音書」案内
    ○マルコによる福音書
    ・「復活」とは死人の甦り-「ルカによる福音書」案内
    ○ルカによる福音書
    ・「永遠の命」を得るには-「ヨハネによる福音書」案内
    ○ヨハネによる福音書
    ・非キリスト教徒にとっての聖書-私の聖書論1

    <新約聖書2>
    ・教祖イエスと開祖パウロの物語-序文にかえて
    ・反知性主義の宗教としてのキリスト教-「使徒言行録」案内
    ○使徒言行録
    ・「わたしの肉には、善が住んでいない」-「書簡集」案内
    ○書簡集
    ・二つの怪物、それは国家-「ヨハネの黙示録」案内
    ○ヨハネの黙示録
    ・わたしは如何にしてキリスト教徒になったか-私の聖書論2
    ・もっとキリスト教を知りたい人のために-あとがき
  • 815(税込)
    訳者:
    新共同
    著者:
    佐藤優
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    宗教に特別な関心をもっていない標準的な日本人に読んでもらうために本書を書いた。
    (「はじめての新約聖書-序文にかえて」より)

    巻1にはイエス・キリストの生涯について記した福音書を収録。各福音書の前には佐藤優氏による案内も。「書物の中の書物」の読み方を伝授する。

    【目次】
    ・はじめての新約聖書-序文にかえて

    ・イエスは常識を覆す-「マタイによる福音書」案内
    ○マタイによる福音書

    ・「神の国」はどこにある-「マルコによる福音書」案内
    ○マルコによる福音書

    ・「復活」とは死人の甦り-「ルカによる福音書」案内
    ○ルカによる福音書

    ・「永遠の命」を得るには-「ヨハネによる福音書」案内
    ○ヨハネによる福音書

    ・非キリスト教徒にとっての聖書-私の聖書論1
  • 815(税込)
    著:
    夢枕獏
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    日本史上、最大の宗教家にして思想家である弘法大師空海に、9人の識者が様々な角度からアプローチ。
    密教界のカリスマの壮大な宇宙を遊泳し、その奥義に迫るエキサイティングなアンソロジー。編著者は空海ラブな夢枕獏!

    【目次】
    松岡正剛「五大にみな響きあり」
    菊池 寛「弘法大師」
    藤巻一保「空海密教の思想」
    吉田絃二郎「沙門空海」
    清水義範「空 海」
    荒俣 宏「空海の言霊狩り」
    岡本光平「空海の飛白体」
    ジョージ秋山「弘法大師空海」
    夢枕 獏「ブッダの方舟(はじめに)」
  • 「戦後七十年というのは、新しい民主主義日本がオギャーと誕生してから
    七十年経ったということ。つまり、いまの日本は『七十歳』ということなんです」
    (五木寛之)

    日本という国が、これ以上、高成長をを続けるのは体力的に無理。
    これから先は「低成長・高成熟」の時代。では日本が進む先は、
    どういった道なのか。その行く先を確認する時期に入っている。
    若き日に敗戦を経験し、死を見つめてきた作家と、宗教学者にして、
    認知症高齢者のグループホームを運営する僧侶による、老いと死をめぐる対話。

    【おもな目次】

    <第1章 七十歳になった日本で>
    昭和十二年頃と似た雰囲気/現代人の肌感覚時間/祭祀儀礼が時間を延ばす/
    老年の古典と青春の古典は違う/健康法も年代によって違う/高齢者のための文化 ほか

    <第2章 死生観を持てるか>
    「死生観を持て」と迫られる時代/根本は語りの中にある/現代に「つながり」の
    場はあるか/様式の力/見えない世界を語る ほか

    <第3章 日本人の宗教観はどこから来たか>
    日本人にとっての「天国」/神道と仏教/夕焼け小焼けの生命観/死ねば仏/
    日本に根づく宗教とは/場の宗教性に優れた日本人 ほか

    <第4章 「他死社会」への心がまえ>
    嫌老感の正体/維摩経にみる賢老像/若者の貧困と新しい希望/「使用済み」
    という問題/「棄老」はタブーか/認知症は怖くない/お寺から始まる ほか
  • 宗教票がアメリカ大統領選挙を左右する!歴代の大統領が選出されたとき、宗教票がどのような影響を及ぼしたのか。就任後、そのキリスト教信仰が政治や外交にどう反映したか。ヨーロッパよりも信仰心のあついアメリカ。その大統領選挙を宗教の視点から考える。2016年大統領選挙の候補者をみると、トランプはプロテスタントの長老派だが福音派にも接近。ヒラリーはプロテスタントのメソジスト派。両者の信仰が選挙へどんな影響を与えているのかを検証する。・おもな目次●第一章 アメリカの宗教地図・・・プロテスタントの主流派と福音派/反知性主義と福音派の相性/バイブル・ベルトからサンベルトへ  など●第二章 カトリックの苦悩・・・英首相にカトリック出身者はいない/アメリカのカトリック差別の起源/禁酒法とカトリックの関係 など●第三章 米国カトリックの内紛・・・マイノリティから体制内へ/カトリックの主張がプロテスタントに乗っ取られる/コロンブス騎士団とは など●第四章 ピューリタンから福音派へ・・・福音派への誤解/南部福音派と共和党の共闘 など●第五章 一九八〇年、レーガン選挙委員会・・・レーガン+ブッシュ・シニア選挙委員会/テレビ伝道師の活躍/外交政策での汚点 など●第六章 キリスト教シオニスト・・・アメリカに渡ったキリスト教シオニズム/プロテスタント保守派との親和性 など●第七章 ブッシュ大統領とキリスト教右派、その後・・・南部バプティスト連盟の底力/オバマ大統領のキリスト教信仰/トランプは宗教右派を取り込めるか など●第八章 福音派メガチャーチ体験・・・礼拝堂はロック・コンサート・ホール/原理主義こそ敵 など
  • 治療こそ医師の使命だ。しかし、治らない患者はどうするのか。肺がん専門医として確固たる地位を築き上げていた岡部健医師は、病院での治療に限界を感じ、宮城県に緩和ケア医院を設立。末期がん患者の訪問介護に注力し、2000人以上を看取った。その岡部医師自身に胃がんが見つかったのは、東日本大震災の一年前だった。自らのがん、震災は、岡部医師の死生観を大きく変えた。医療と宗教の壁を取り払い、「臨床宗教師」の誕生に、死の直前まで取り組んだ。この本は、丹念な取材で知られるノンフィクション作家が170時間以上かけて、岡部医師の語る死生観、抗がん剤への疑問、在宅死、「お迎え」体験の意義などをまとめた「岡部医師の遺言」である。
  • 815(税込)
    著:
    佐藤優
    著:
    中村うさぎ
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    共にキリスト教徒の二人が丁々発止の聖書対談アダムとエバの創世記から世界の終わりを預言するヨハネの黙示録まで。キリスト教徒の二人が共に読み、語り尽くす異色のバトル対談。
  • 本書は、インテリジェンスの専門家にしてキリスト教神学者である著者が、禅宗寺院の最高峰、京都・相国寺で禅僧を前に行なった連続講義の記録です。目に見える政治や経済の動きを追うだけでは世界はわかりません。民族や国家の原動力となり、実際に世界を動かしているのは、目に見えない宗教であることがしばしばだからです。宗教を知ることは単なる教養のためではなく、今後の世界を生き抜くために必須。本書で著者は、「民族と宗教」、「国家と宗教」という、通常のジャーナリズムや学問の見方では捉えきれない難問に正面から取り組んでいます。とりわけ危機の時代において宗教がもつ重要性を、単なる「教養」ではなく「生きた智慧」として教えてくれるのです。
  • 631(税込)
    著:
    佐藤優
    著:
    中村うさぎ
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    共にキリスト教徒の二人が、聖書をベースに宗教・哲学・社会問題を縦横無尽に語りつくす異色の対談集。第一章では、カルヴァン派の佐藤氏とバプテスト派の中村氏が、同じプロテスタントでありながら宗派によって異なる、他力本願と自力本願、終末論など神学的な問題を語りあう。第二章では村上春樹の『1Q84』、サリンジャー、『新世紀エヴァンゲリオン』など文学やサブカルに見られるキリスト教の影響を読み解く。第三章は、3・11を契機に激変した日本社会を伝統宗教は救えるのかがテーマ。不安定な世の中にはスピリチュアル的なものがはびこるが、本当の意味で自分と他者をつなぐことのできるものは何なのか? ライプニッツのモナド論など引用しながら考察する。
  • 日本人はこうやって死んでいった!僧侶でもある著者が、庶民から高僧までさまざまな時代の人々の死にざまを読み解き、「死=終わり」ではない日本人の死生観に迫る。
  • 『シャルリとは誰か?』で私はフランス社会の危機を分析しましたが、11月13日の出来事〔パリISテロ〕は、私の分析の正しさを悲劇的な形で証明し、結論部の悲観的な将来予測も悲しいことに正しさが立証されてしまいました。
    ――「日本の読者へ」でトッド氏はこう述べています。

    本書が扱うのは2015年1月にパリで起きた『シャルリ・エブド』襲撃事件自体ではなく、事件後に行なわれた大規模デモの方です。「表現の自由」を掲げた「私はシャルリ」デモは、実は自己欺瞞的で無意識に排外主義的であることを、統計や地図を駆使して証明しています。

    ここで明らかにされるのは、フランス社会の危機であり、西欧先進国にも共通する危機で、欧州が内側から崩壊しつつあることに警鐘を鳴らしています。ユーロ、自由貿易、緊縮財政による格差拡大と排外主義の結びつきは、ベストセラー『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』にも通じるテーマで、前著の議論がより精緻に展開されています。

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