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『医学・薬学、電書の森フェア2019、1円~(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~46件目/全46件

  • ここ十数年、かつてシニアの病気と思われていた歯周病は、10代から40代の間でも大きく増加しています。じつは、45歳以降の「歯を失う原因」の1位は歯周病。誤嚥性肺炎、糖尿病、脳血管疾患などをはじめ、さまざまな全身疾患と深く関わっており、新たな現代病ともいえるインプラント周囲炎が深刻化する人も増えています。
    本書は、「歯の駆け込み寺」として知られ、世界水準で、1日で歯周病を治すPERIOD.を開発したスーパードクターが贈る〈新しい歯の常識〉決定版。

    ・なぜ日本の歯科治療は半年~1年以上かかるのか?
    ・歯周病治療に抗生物質が有効だという誤解
    ・正しいブラッシングで誤嚥性肺炎のリスクは半分に減らせる
    ・よく噛めることが脳を活性化し、美しさをつくり出す...etc.

    “ごめんブラッシング”で、いくつになっても口腔年齢は必ず巻き戻せる!
    歯周病専門医が教える、本物のアンチエイジング法がここに。
  • 2018年のノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大の本庶佑特別教授。免疫の働きを抑えるブレーキ役となる物質「PD-1」を発見し、がんに対して免疫が働くようにする治療薬「オプジーボ」の開発に貢献したことが評価された。実は2年前、この最新治療をテーマに、本庶氏と評論家の立花隆氏との対談が文藝春秋誌上で行われた。画期的な免疫療法の発見から新薬開発までの苦労など、貴重なエピソードの数々を電子書籍として公開する。
  • 作家、エッセイスト、キャスター、さらには女優として幅広いジャンルで活躍している阿川佐和子さんですが、父・弘之氏の最晩年に病院に付き添い、いまも認知症のはじまった母の介護を続けるなど、実は介護経験も豊富です。そんな阿川さんが、高齢者医療の第一人者である大塚宣夫よみうりランド慶友病院会長と、理想の介護法、理想の老後を語り合います
    阿川さんの体験的介護法は、実に説得力があります。

    ・好物はノドにつまらない
    ・赤ちゃん言葉は使わない
    ・バカにしない、怒らない、とがめない
    ・介護は長期戦と心得よ
    ・後ろめたさをもつ
    ・認知症でも愛情は伝わる
    ・孤独死の何が悪い
    ・施設に預けるのは親不孝ではない
    ・定年後の夫は新入社員と思え
    ・夫源病にご用心
    ・恋は長寿の万能薬
    ・老人に過労死なし
    ・そこで働く人を見て施設を選ぶ
  • 文春クリニック 健康長寿を約束する 老けないカラダの新常識

    【第1章 衰えない体のつくり方】
    ◎心身の虚弱を早期発見、健やかな長寿を目指す
    「フレイル予防」で老けない体になる
    ◎一日二十分で「生活習慣病」「転倒」を防ぐ
    健康寿命をのばす“超簡単”筋トレ
    ◎「健口美体操」「するめトレーニング」が効果的
    舌を鍛えて「寝たきり」予防!
    ◎「腹式呼吸」と「椅子スクワット」で老化を防ぐ
    “疲れないカラダ”を自宅でつくる
    【第2章 「カラダの不調」解消マニュアル】
    ◎頻尿、残尿、尿漏れを解決
    「尿の悩み」完全解消ガイド
    ◎フッ素洗口剤とフロスで虫歯と歯周病を予防
    「歯の寿命」は十年延ばせる!
    ◎快眠のための食事、運動、入浴、枕の選び方
    「睡眠障害」を完全克服する
    ◎最新の運動療法は透析患者にも有効
    腎臓は揉むより筋トレ
    ◎下半身、手足など四つのタイプ別に対策を伝授
    「冷え症」「乾燥肌」はこう防ぐ
    ◎「寒さは禁物」「夜間に注意」「有酸素運動が効果的」
    権威が教える“正しい血圧対策”
    【第3章 心身の病を乗り越えろ】
    ◎「寝る時の体の向きが大事」「十秒大きく口を開ける」
    「誤嚥性肺炎」で死なずにすむ方法
    ◎みのもんた、水前寺清子も警鐘を鳴らす
    「脊柱管狭窄症」にご用心
    ◎「寒いトイレでいきむな」「風呂は四十一度以下で」
    「脳卒中」はこうして防げ
    ◎飲み込む時に痛みがあれば、がんの疑いも──
    「のどの違和感」に気をつけろ
    ◎緑内障は早期発見が肝心、白内障には適切な対処を
    「目の疾患」完全対策
    ◎「軽度認知障害(MCI)」の半数は正常に戻れる
    私たちは「認知症」の淵から甦った
    ◎誤診すると三年で五割以上がホンモノの認知症に
    「高齢者うつ」の見極め方
    【第4章 長生きのための新健康法】
    ◎「四十度、全身浴、十分」が入浴の黄金法則
    毎日のお風呂で免疫力を上げる
    ◎認知症予防や血圧低下にも有効ニャンダ
    ペットを飼えば健康長寿!
    ◎男性は前立腺肥大の予防、女性は更年期障害の改善に効果アリ
    「死ぬまでセックス」は健康にいいか
    ◎薬は六種類まで。飲むべき薬とやめる薬を見極めよ
    六十五歳からの薬の飲み方
  • がんの痛みはもうがまんしない! まだあまり知られていないがんと診断されたときからの緩和ケアについて、国立がん研究センターが進めている最先端のトータルケアを紹介する。
    2016年12月に成立したがん対策基本法改正法を受けて、厚労省ではがん対策推進基本計画の見直しを進めている。「がん予防・がん医療の充実・がんとの共生」を柱とする新がん対策推進基本計画の素案には「がんと診断された時からの緩和ケアの推進、心のケアの充実」と明記され、積極的な緩和ケアが今後のがん治療における最重要課題になると注目されている。
    最大のポイントは、
    1.治療中に生ずる痛みや吐き気などの苦痛をやわらげる「支持療法」
    2.積極的な治療を目的とした「体の緩和ケア」
    3.患者の病状や体調、環境にあわせたきめ細かな「心のケア」
    4.家族や仕事、お金、生活などを支援する「社会的ケア」
    などが加わり、がんによる苦痛とQOLの低下を総合的にケアする「トータルケア」の推進、としたところだ。これからのがん治療は、個々に合わせた「オーダーメード治療」になると予測され、患者自身による意思決定と選択はますます重要になる。
    そこで本書では、最新情報をもとにあらゆる角度から取り上げ、がんと診断されたときからの心と身体の苦痛によりそう「トータルケア」「緩和ケア」についての正しい知識、考え方、役立つ情報などを提供する。

    【目次】
    序章(国立がん研究センター中央病院支持療法開発センター・部門長 内富庸介)
    第1部 身体の苦痛をとる
    第1章 患者の痛みに向き合う
    (国立がん研究センター中央病院緩和医療科長 里見絵理子)
    第2章 放射線治療による緩和ケア
    (国立がん研究センター東病院東病院放射線科 全田貞幹)
    【コラム】がん治療全体を支える“支持療法”について(全田貞幹)
    第3章 薬で痛みを取る
    (国立がん研究センター中央病院がん患者病態生理研究分野分野長 上園保仁)

    第2部 心の苦痛をとる
    第1章 患者の悩みによりそう
    (国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科長 清水研)
    第2章 家族の悩みによりそう
    (国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科 心理療法士 二宮ひとみ)
    【コラム】悩みがあるときの心の健康度チェック
    第3章 子どものサポート
    (国立がん研究センター中央病院緩和医療科ホスピタルプレイスタッフ 小嶋リベカ)
    第4章 生活の悩みによりそう
    (国立がん研究センター中央病院相談支援センター社会福祉士 宮田佳代子)

    第3部 高齢者と小児の苦痛をとる
    第1章 高齢者の緩和ケア
    (国立がん研究センター東病院精神腫瘍科 小川朝生)
    第2章 小児がんの緩和ケア
    (国立がん研究センター中央病院小児腫瘍科長 小川千登世)
    第3章 小児がんの心のケア
    (国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科心理療法士 柳井優子)
    あとがき (内富庸介)
  • 文藝春秋クリニック
    80人の専門家に聞きました
    命を守る! 最強の食事

    【第1章 最新・最強の食事法はこれだ 総て献立付!】
    ◎すべて医学的に根拠があります!
    “エビデンス健康食” 保存版献立付
    ◎全米ダイエット法七年連続一位 高血圧を防いでやせる!
    「理想のミネラル食」 一週間献立付  大場真代
    ◎青魚、青菜、タマネギ、赤ワイン、バルサミコ酢
    「血管を鍛える」食事 一週間献立付
    ◎高血圧、糖尿病、認知症予防に
    “減塩の切り札”乳和食レシピ  砂川朋子
    【第2章 発見、この食材が効く!】
    ◎週一~二パックで脳卒中リスクが三〇%減
    「納豆」が効く!
    ◎高血圧、糖尿病、肥満、骨粗しょう症に
    「酢」が効く! 保存版レシピ付
    ◎酸化ストレスを減らして疲労回復に効く
    鶏ムネ肉は最強の食事だ  梶本修身
    ◎ブルーベリーよりこの野菜が効く
    「ほうれん草」が老眼に効く!  平松類
    ◎「Tie2」の未知なる可能性
    「シナモン」が若い肌を保つ  高倉伸幸
    【第3章「医療の常識」を疑え】
    ◎常識だと思い込んでいる医療の本当を専門家に聞く
    「医療の常識」を疑え 98の教え  鳥集徹
    ◎臨床の圧倒的成果が導き出した、永田良隆医師の答え
    アトピーの原因はサラダ油だ  奥野修司
    【第4章 食べて「防ぐ!」】
    ◎抗酸化力を引き出す七つのポイント
    がん予防は料理法にカギがある  奥野修司
    ◎予防には納豆、シラス、小松菜、ゴマなど
    「骨折」を防ぐ食事!
    ◎専門家に聞く 肥満・食事・飲酒対策マニュアル
    尿酸値を下げて「痛風」を防ぐ
    ◎西洋医学と漢方の大家に話を聞いた
    肉を食べて「熱中症」を防ぐ!
    【第5章 長寿のための食事法教えます】
    ◎百十七歳のモラノさんは九十年間毎日タマゴ三個!
    百年生きる「究極の長寿食」
    ◎百寿者九百人に会った権威が明かす長生きする人の共通点
    百寿を達成する12の条件  広瀬信義
    ◎「毎日ご飯に味噌汁だけでも飽きない」
    「一汁一菜」のすすめ  土井善晴
    【コラム 認知症を防ぐ飲み物】
    (1)コーヒーで「認知症」予防
    (2)ワインの香りとポリフェノールの効能
    (3)苦いほど効果大のビール
    ◎特別寄稿 日本の食は蝕まれている。どうやって身を守ればいいのか―
    摂ってはいけない「油」「糖」「塩」はこれだ!  青木直美
  • 食べたものが誤って、食道ではなく、肺に入り炎症を起こして発症する誤嚥性肺炎。高齢化により患者数は急激に増加している。最近の統計では日本人の死亡原因の3位に脳卒中を抜いて肺炎が入っているが、その約8割が誤嚥性肺炎である。誤嚥性肺炎になってしまった場合、「絶食」が現在の日本の医療常識となっているが、実はいま「食べたほうが治る」という専門家が増えている。そこで、誤嚥性肺炎に取り組んでいる医療関係者に「食べられなくなった時にどうすべきか」について徹底的に取材、最新の治療事情を明らかにし、「口から食べる」ノウハウを伝授!全国「食医」のいる医療機関リストを掲載。
    ※「週刊文春」掲載記事に加筆して再編集した電子オリジナル
  • 897(税込)
    著:
    鳥集徹
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    東大をしのぐ高偏差値化の陰で進む「白い巨塔」の危機!
    モラル低下、大量留年、レイプ事件、しのびよる「医師余り」時代、医師に向かない学生の急増……

    受験生の医学部人気はすさまじい。「医師になれば食いっぱぐれがない」「地位安定、高収入」という幻想が流布し、地方国公立大医学部≧東大(理III以外)、私立医学部底辺校≧早慶、が常態化している。
    だが、高偏差値の学生がこぞって医学部を目指すようになったことで、医学部には大きな質的変化が起きている。やみくもな偏差値競争の結果、明らかに医師に向いてない学生までもが医学部に来るようになっている。医学界には「東大医学部の学生の3分の1は医師に向いていない」と指摘する声もある。学力は高いが医師という職業へのモチベーションが低い学生が大量留年してしまう現象も目立っている。
    また、モラル低下も目につく。ここ数年、医学部の研究不正や患者多数死亡事故が相次いで発覚し、大問題になった。さらには医学生や若手医師が関与したレイプ事件や覚せい剤事件なども発覚している。こうした現象と医学部の超難関化が、まったく無関係とは言い切れない。受験エリートばかりの多様性のない環境の中で、他者の痛みを理解できない医師が育ったとしても、不思議ではない。
    そもそも医学部は「職業訓練校」である。学問の追究というよりは、「手に職をつける」場所だ。サイエンスやハイテクの最前線ではなく医学部に理数系の人材が向かうということは、日本の将来にとって深刻である。
    さらに深刻なのは、「医師余り」時代の到来だ。人口動態の変化と医学部定員急増、さらにはAIの台頭によって、近い将来、医師がワーキング・プアになってしまう可能性すらある。今現在は魅力的な職業に見えても、近視眼的な考えで学生が進路を決めてしまったら、大間違いをおかすかもしれないのだ。

    本書はそうした医学部受験熱の盲点をえぐるだけでなく、東大医学部の凋落、「医局」の弱体化とヒエラルキーの崩壊など、医学界で起きている変化も詳述。さらに医学部を目指す人々のために、医学部6年間のリアル、「医師に向く人、向かない人」、現役医師や医学部教授が求める人物像なども紹介する。

    東大をしのぐ高偏差値化の陰で進む「白い巨塔」の危機!
    モラル低下、大量留年、レイプ事件、しのびよる「医師余り」時代、医師に向かない学生の急増……

    本書は医学部受験熱の盲点をえぐるだけでなく、東大医学部の凋落、「医局」の弱体化とヒエラルキーの崩壊など、医学界で起きている変化も詳述。さらに医学部を目指す人々のために、医学部6年間のリアル、「医師に向く人、向かない人」、現役医師や医学部教授が求める人物像なども紹介する。
  • 最新研究で分かった、食物アレルギー予防のポイントや治療のコツ、家庭でのケアも掲載したアレルギー対策の決定版!

    日本では、3歳までに16.5%の子どもが食物アレルギーと診断されており、アトピー性皮膚炎やぜんそくの子どもも多く存在します。

    本書は、日本で最大の小児科病院である国立成育医療研究センターのアレルギー科で、日夜、多くのアレルギー疾患をもつ子どもたちの治療にあたる医師たち自らが執筆しています。
    同病院は、多くの子どものアレルギー治療に成功するとともに、研究分野でも日本のアレルギー医療をリードする病院でもあります。
    食物アレルギー予防についての研究を行い、発症率を8割も減少させるなど、目覚しい成果をあげています。

    世界中で行われた研究の結果、現在、アレルギーの出発点としてもっとも重要だと考えられているのが、皮膚のケアです。
    食物アレルギーの引き金としても注目されるアトピー性皮膚炎の効果的な治療法はもちろん、ぜんそくをコントロールする方法や、食物アレルギーの予防と治療、また、近年、増加している新生児・乳児消化管アレルギーなども網羅した、アレルギー対策の決定版です。

    家庭や学校での生活で気をつけること、よくある素朴な疑問への答えなども掲載しています。

    お子さんのアレルギー治療に悩む方、これからお子さんを育てるにあたり、予防法を知っておきたい方、そして、医療関係者や保健関係者にもおすすめの一冊です。
  • 「専門家が保身のため、ワクチンの副作用を否定してしまうのは、現に後遺症で苦しんでいる、あるいは亡くなられた人たちを、子らを冒涜する行為です。そして、将来にも同じ副作用が発生することを許す点で、人びとのために尽くすべき医師の所業とは思えません。」(「あとがき」より)。以前は、インフルエンザワクチンをはじめ、各種ワクチンは義務接種だった。しかし、さまざまな副作用が発生したため、裁判となり国が敗訴し、いまではワクチンの接種は、受ける人の自己判断に任されている。それでも、何らかのワクチンを受けているという人も多いだろう。では本当にワクチンは有効で安全なのか。本書では、医師が説明しない真実を明らかにし、正しい自己決定の礎を提供する。巻末に「わが子と高齢者を守るワクチン別ガイド」を収録
  • 「再発の半分は手術のクオリティに関係している」とあるがん手術の名医は打ち明けた。医師の技量にそれほどの差があるならば、手術が巧い人を知りたくなるのが人情だ。さらに、日本では、どんなに高名な医師であっても、決して縁遠い存在ではない。患者が望めば、遠方の医師であっても受診することは可能である。そこで、大腸、胃、食道、肝胆膵、乳、肺の6分野の外科医に、その手術の技量を認めざる得ない達人についてアンケート。そこで見えてきた「がん手術の達人」126人を紹介する!
  • 体温や血圧などと比べて圧倒的に測定の機会が少ない血糖値。しかし、実はこの血糖値こそが私たちの健康にまつわるあらゆることを司っている。『血糖値が安定すればやせられる』という本書のタイトル通り、血糖値の上昇を抑え、安定させれば中性脂肪が増えることはなく、健康にやせることができる。
    さらに、虫歯、肌の糖化、老化、糖尿病、動脈硬化症、ガンなど、多くの症状や病気の要因に血糖値が深く関わっている。
    数多くの糖質制限関連の本を出版している北里研究所病院糖尿病センター長の山田悟先生が「血糖値」という視点から、ダイエットを成功に導く方法や病気予防などについて詳しく解説する。

    【第1章 カロリー制限ではやせられない!?】
    ■私自身が経験したカロリー制限食と低糖質食
    カロリー制限でダイエットに挫折 / 空腹感をがまんしなくていい治療法 / イタリアンシェフ阿曽達治さんとの出会い / 増え続けるレストランの低糖質メニュー / 毎日お腹いっぱい食べても10kg減量に成功
    ■カロリー制限は意味がない
    カロリー制限はなぜ続かない!? / 正確なカロリー計算などできない!/ 筋肉が落ち、基礎代謝までが減ってしまう / たちの悪いリバウンド / 老化を早める危険性 / カロリー制限にはエビデンスがない / 空腹のストレスがなく、効果が高い方法

    【第2章 糖質と血糖値】
    ■糖質が体内に取り込まれる仕組み
    糖質=炭水化物-食物繊維 / 血糖値が健康を司っている / 血糖値を上げる物質はただひとつ / 細胞の「鍵」の役目をするインスリン / 国民の6分の1が危ない!
    ■糖質が脂肪になる仕組み
    肥満のメカニズム / ブドウ糖が脂肪になる! / 太るとインスリンも効かなくなる / 日本人はインスリン分泌能力が低い民族 / 糖毒性という恐ろしい現象 / 糖尿病患者の半分以上が肥満ではない / 血糖値を上げるのは糖質だけ

    【第3章 血糖値が安定すればやせられる】
    ■血糖の上下動が肥満を引き起こす
    健康診断では分からない“食後”血糖値 / 40歳以上の3人に1人が血糖異常者 / 過剰なインスリン分泌は肥満に直結する / 肝臓がフォアグラ状態に!
    ■糖質の過剰摂取が太る原因
    血糖値の上昇が中性脂肪を増やす / 体脂肪増加の原因は糖質摂取だった / 油は肥満の原因ではない / 脂質を摂るほど中性脂肪は減る / 脂質は血糖値も下げてくれる / カロリー摂取を増やすと血糖値の上昇が防げる / アメリカと日本の食事摂取基準の違い / 食後血糖の上昇を抑える食べ方 / 太っている人はやせて、やせている人は引き締まる

    【第4章 ロカボで食べればすべてが解決する】
    ■ロカボの定義と食べ方
    ローカーボ、糖質制限、ロカボの違い / 1日に摂ってよい糖質量は? / 肥満や病気のリスクが格段に減る / でんぷんには要注意 / まずは主食を半分に / おかずはお腹いっぱい食べる / ソースよりマヨネーズがおすすめ / カーボラストで食べよう! / 朝食抜きがダメな理由 / 糖質量を守れば夜食もOK / あらゆる体形と年齢におすすめできる食事法
    ■ロカボのコツと注意点
    醸造酒も蒸留酒もOK / お酒を一緒に飲むと血糖値が下がる / スイーツも毎日楽しめる / フランス料理、実は低糖質 / 和食=ヘルシーのワナ / ファストフードとコンビニの活用法 / 果物はおやつとしてカウント / フルーツジュースの落とし穴 / ロカボはコツをつかめば簡単!

    【第5章 血糖値が安定すれば寿命が延びる】
    ■糖尿病を未然に防ぐ
    空腹時血糖100mg/dl以上は糖尿病予備軍 / 食後血糖140mg/dl以上は糖尿病予備軍 / 本当に怖いのは合併症 / 併発すると生命にかかわる動脈硬化症 / 糖尿病を未然に食い止めるために / 食後血糖を測る方法
    ■血糖異常が引き起こす様々な病気
    メタボリックドミノ / 「メタボ→糖尿病→動脈硬化症」の連鎖 / 認知症も引き起こす

    【第6章 運動と血糖値】
    ■運動すれば血糖値が下がる
    運動にはインスリンのような作用がある / GLUT4を増やす働き / 週1回の運動でもOK / 有酸素運動か、筋トレか? / 食後の運動が効果的 / 継続できる運動を見つけよう
    ■アスリートのための食事
    カーボローディングには意味がない? / ファットアダプテーションは高血糖のリスクがない / カーボローディングの危険性 / アスリートにもロカボがおすすめ
  • 女優アンジェリーナ・ジョリーの告白で有名になった乳がんの予防切除手術。だがそれよりも20年前、世界に先駆けて自らの健康な乳房にメスを入れ、偏見と闘い続けたイギリス人女性がいた。欧米に大きく後れを取る日本での遺伝性乳がん治療の現状も報告。


    【目次】
    序章
    第一章 傘で飛ぶことを夢みる子
    第二章 乳がんの遺伝を疑う
    第三章 結婚、そして出産
    第四章 家系図を作って調べる
    第五章 がんになる前に乳房を切り落とす
    第六章 ハイリスク遺伝子の発見
    第七章 卵巣の摘出手術も
    第八章 二十代の姉妹を救え!
    第九章 イメージチェンジはミュージカルで
    第十章 ダイアナ元妃のサポート
    第十一章 日本での保険適用の動き
    第十二章 特許を巡る闘い
    第十三章 進歩する乳房再建
    第十四章 日本で再建手術が進まなかった理由
    第十五章 娘の遺伝子検査と予防切除
    第十六章 孫の誕生とヌード・カレンダー
    第十七章 歩み始めた日本の女性たち
    あとがき
    乳がんカレンダーのモデルたち
    主要参考文献
  • 日本独自の伝統医学として誕生した“漢方医学”。西洋医学によって「どこか怪しげな医療」として片隅に追いやられていた時期もあったが、最近、その位置づけに大きな変化が起きているという。「漢方の科学化」が進んだことによって、その有用性が注目されるようになってきたのである。医療の現場でどのように漢方が使用されているのか、その最新事情を高血圧、糖尿病、アトピーなどに適する漢方薬リストと合わせて紹介!
  • 死ぬ自由があってもいいじゃないですか。
    脚本家の橋田壽賀子さんは、戦争中の体験から、死は自分にとって身近なもので、人生にある種の諦めを感じていたと言います。戦後、自由な時代になり、テレビの人気脚本家として忙しい日々を過ごしている間こそ、そういった考えは遠のいていたそうです。しかし、精一杯生きてきて、一息ついた頃、橋田さんは自らの往生について考えるようになりました。自分はどうやって、死にたいのかと考えた橋田さんの答えは「安楽死」も選択肢のひとつとしてもいいのではないか、というものでした。その考えを、月刊文藝春秋で記事にしたところ、世間から大きな反響がありました。そこで、橋田さんが人生と「安らかに楽に死ぬこと」についての考えをまとめたのがこの一冊です。「文藝春秋読者賞」受賞の問題作の書籍化!
  • 612(税込)
    著:
    司馬遼太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    司馬遼太郎という作家の大いなる魅力のひとつに、その話術の妙がある。歴史に対する深い造詣から紡ぎ出される数々の興趣つきない逸話は人の心を捉えて離さない。全集第一期の月報のために語り下ろしたものと、「雑談・隣の土々」という表題の雑誌連載から三篇を収めた珠玉の談話集。
  • 「新春漫語」「綿菓子」「古本の街のいまむかし」「学生時代の私の読書」といった身辺雑記から「自作発見『竜馬がゆく』」「『翔ぶが如く』について」自作について、「文化と文明について」「日韓断想」「バスクへの尽きぬ回想」といった地域、歴史への想いなど、折りにふれて書かれた、厖大な量のエッセイから厳選した七十一編。森羅万象への深い知見、序文や跋文に光るユーモアとエスプリ、弔文に流れだす、人間存在へのあふれるような愛情と尊敬――。日本人の高潔さと美しさを見つめた視線の先には何があったのか。司馬遼太郎という作家の豊穣な世界に、あらためて酔う一冊。
  • 2017年4月、国立がん研究センターから「高齢者へのがん治療の効果にかかる研究報告」が発表された。研究は抗がん剤使用の有無で患者の生存期間にどう差が出るか調べたもので、75歳以上の高齢者では、生存期間にほぼ差が見られないという結果が報告されていた。果たして、高齢者に抗がん剤治療は効果がないのか。研究を主導した、国立がん研究センター理事長・中釜斉氏が、高齢者がん治療の「新見解」を解説する。月刊文藝春秋7月号掲載の記事をオリジナル電子書籍化。
  • 病院での過剰な検査や治療を戒める米国発の「チュージング・ワイズリー(賢い選択)」運動が、日本でもいよいよ始まっている。米国では76の参加学会が、450項目以上にも及ぶ「ムダな検査」「ムダな薬」のリストを公表している。その中では、健康診断、胸部X線検査、前立腺がん検診、抗生物質、コレステロール低下薬、睡眠薬など、我が国でも当然のように行われている検査や治療がいくつも「益よりも害をなす」と指摘されている。巨額の公費が医療に投入されてきたが、濃厚な医療は必ずしも人びとを幸せにしてはいない現実がある。自分自身について、賢い選択のできる患者になるために、必読の一冊。

    ※「月刊文藝春秋2017年5月号」掲載の記事を再編集して電子書籍化。
  • 遺すことば 作家たちのがん闘病記

    ●第一章 がんと告げられたとき
    ▼胆のうがん
    九十二歳の大病で死生観が変わった 瀬戸内寂聴
    ▼結腸がん
    ずっといる 井上荒野

    ●第二章 病を受け入れて
    ▼乳がん 子宮体がん
    対談 ガンを受け入れて 杉本章子×村田喜代子
    松葉杖と命の選択 村田喜代子
    ▼乳がん
    私の乳癌リポート 宇江佐真理

    ●第三章 最期のことば
    ▼肺がん
    がん残日録──告知から死まで五百日の闘い 筑紫哲也
    ▼卵巣がん
    癌治療本を我が身を以て検証 米原万里
    ▼食道がん
    がん発症始末 藤原伊織
    がん再発始末 一年後の手術 藤原伊織
    ▼胃がん
    ガン日常 北重人
    登場人物さながらの生き方 池上冬樹

    ●第四章 伴侶たちの闘い
    ▼肺がん
    井上ひさし「絶筆ノートと遺したことば」 井上ユリ
    ▼乳がん
    亡き妻・河野裕子と詠んだ相聞歌千百首 永田和宏
    ▼肺がん
    山本兼一「思い出の断片」 山本英子

    ●第五章 それぞれのがん体験
    ▼肝臓がん
    対談 がん告知にオロオロ、死を身近にドギマギ 東海林さだお×阿川佐和子
    ▼腎臓がん
    「昭和史の証言」を伝えずに死ねない 保阪正康
    ▼乳がん
    私のがん体験記 柴門ふみ
    ▼悪性リンパ腫
    ガンと闘って一戦一勝 徳岡孝夫

    ※ムックに掲載されている青山文平「それどころじゃない」は電子版には収録されていません。
  • 「動かない」という選択をした植物のしたたかな戦略が「薬」をもたらした!

    モルヒネやキニーネ、ヤナギの成分から作ったアスピリン、生薬を用いる漢方薬など、人間は古代から植物が作る化学成分を薬として使ってきました。また、ポリフェノール、カテキン、フラボノイドなど植物由来の成分が、いまや日常用語として使われています。

    しかし、つい最近まで、なぜ、どのように植物が薬を作るのかは解明されていませんでした。その根源的なメカニズムがわかってきたのは最近のことなのです。分子生物学やゲノム科学という先端的な科学の発展によって、植物の巧みな生存戦略に隠された、植物成分を作る意義と、その方法がわかってきました。

    土に根を生やして移動しない、という生き方を選択をした植物は、人間も含め、共存する生命との協力関係や敵対関係のある環境のなかで、生き抜いていかねばなりません。たとえば、動物などの捕食者から身を守るため、苦味や渋み、あるいは神経を麻痺させる有毒な化学成分を作るように進化しました。こうして作り出された化学成分が人間の健康に役立つことがあるのです。

    植物は、進化という厳粛な自然の審判に耐えながら、きわめて巧に設計され、洗練された方法で、多様な化学成分をつくるという機能を発達させてきました。私たち人間は、それを薬として少しだけお借りして使わせてもらっているにすぎません。

    この本は、もの言わぬ植物からの伝言メッセージです。
  • いかに早く発見するか。どうやって進行をくい止めるか。
    「予防と介護」を中心に、専門家の声を集めた一冊。

    <おもな目次>
    ◆第1章 自分や親が「ボケた」と思ったら
    「年代別」「症状別」予防法のすべて
    「認知症コスト」は十年で一千万円!
    危険な「ボケ暴走」はこう防ぐ

    ◆第2章 早期発見と予防
    認知症リスクは「歩幅」でわかる
    ボケを防ぐ「完全食」
    認知症予防は「歯が命」
    予防のカギは「MCI(軽度認知障害)」
    認知症予防のための「脳トレ」問題集

    ◆第3章 最新治療の最前線
    ここまでわかった認知症のメカニズム
    アロマで脳を活性化する
    認知症に“効く”クスリを探せ

    ◆第4章 認知症と生きる
    徘徊・妄想・暴言には理由がある
    認知症は「人の終わり」ではない

    ◆第5章 介護のすべて
    阿川佐和子×イヴ・ジネスト×本田美和子 「奇跡のケア」ユマニチュード入門
    認知症の親を自宅で看取るには
    間違いだらけの「介護施設」選び
    <体験エッセイ>認知症の親と共に
     ねじめ正一・篠田節子・唯川恵・諸田玲子・中島京子・姫野カオルコ・朝井まかて
    介護に疲れ母を殺めた息子の「自死」
  • 健康診断はこんなに危険! 欧米に健診はない!

    日本人の多くは「健康」のため職場健診や人間ドックを受診していますが、欧米には存在しません。
    「より健康になる」とか「寿命をのばす」という効果を証明するデータがないからです。

    著者の近藤誠さん本人も、慶大病院で在職した40年間、執行部から強い圧力がありながらも、一度も受けませんでした。検診は有効というデータがないからです。
    にもかかわらず、日本では、医学的な根拠がないままに健診が義務化されています。

    健診は危険がいっぱいです。CTや胃エックス線撮影には放射性被ばくによる発がんリスク、子宮がん検診には流産や不妊症のリスクなどがあります。

    異常値が見つかった後に行なわれる肺や前立腺の「生検」も極めて危険です。手術後に「がんではなかった、おめでとう」と平然と述べる医者もいます。

    さらに危険なのは、「過剰な検診」が、過剰な薬の処方や手術など「過剰な治療」につながるからです。
    人間ドックには「早く見つけるほど、早く死にやすい」という逆説があります。
    実際、中村勘三郎さんや川島なお美さんは、人間ドックで「がんを早期発見され、早期に亡くなってしまった」のです。

    「検査値より自分のからだを信じる」こそ、健康の秘訣です。健康なときに健診など受けるものではありません。
    本書は、さまざまなデータや論文に基づき、「健康診断が有害無益である」ことを徹底的に明らかにします。
  • 「老化」と聞くと、肌がたるみシワが増える、白髪になるといった外見や、視力、聴力が落ちる、ひざや腰が痛むなど実感できる症状を思い浮かべがち。しかし、目に見えない、体感できない体の内部の臓器でも老いは確実に進んでいる。そんな臓器の老化に私たちはどう対応すればいいのか――。肝臓、心臓、肺、消化管、腎臓の5つの臓器を老化から守る方法を専門医たちが、徹底解説!「月刊文藝春秋2017年2月号」掲載の記事を再構成して電子書籍化
  • 健康長寿のカギは「食べる力」にあり!

    医療は日々進歩し、日本人の平均寿命はどんどん延びている。ところが医療の現場で犠牲になっているものがある。
    それは「食べること」だ。

    多くの専門医は自分の分野を優先するので、「食べること」は時として治療の邪魔になる。そのため専門分野の治療を優先する医師が、患者に「食べさせない」選択をしてしまうのだ。食べることが少しでも危険だと判断されると、食事はほとんどが流動食、点滴。ひどい場合は、経鼻経管栄養や胃ろうにされてしまう。なぜ、こんなことが起こるのだろうか?

    実はいまの医師は教育課程において「食べること」を勉強する機会がない。
    そもそも食支援に重要な役割を果たす「口腔機能」の専門家がいない。「口腔」とは口の中から喉までの器官。人間の体の中で、口と歯だけは医科でなく、歯科が担当する。口腔内のがんやできものは歯科の口腔外科が担う。ところが口腔の外科医はいても、機能の低下や障がいを治療・改善する内科の専門家が全くの不在なのだ。

    医療から見放されている「口腔機能」だが、人間が生活していく上で、このうえなく重要な器官なのだ。「食べる」「喋る」「笑う」という、人間の健康にとって最も重要な行為を支えているからである。

    本書では「食べる力」の重要性を、実例を交えて紹介するとともに、健康に老後を過ごすために必要な対処法や、自宅で簡単にできる「口の力」リハビリ法もイラスト入りで紹介します!
  • 6000組もの患者とその家族が訪ねた、がんセカンドオピニオン外来の全貌を初公開!

    20年以上にわたり、手術や抗がん剤など、がんの「標準治療」を徹底的に批判し、「がんによる症状を緩和する治療は積極的に受けても、真っ向からがんと闘ってはならない」という理論を貫いてきた近藤誠医師。

    その近藤医師が、患者さんとご家族のプライバシーに配慮した上で、がん患者でもあるジャーナリストを聞き役に、これまでの相談事例に対する見立てを文字にしたのが本書だ。

    <目次>
    【序章】がんとセカンドオピニオン
    ・「セカンドオピニオン」とはそもそもどのようなものか?
    ・「がんセカンドオピニオン外来」を僕が開設した理由
    ・「近藤誠がんセカンドオピニオン外来」のルール

    【本章】近藤誠がんセカンドオピニオン外来の全貌
    肺がん/大腸がん肝転移/食道がん/乳がん(乳管内乳がん)/脳転移(腎臓がん原発)/早期胃がん(粘膜剥離術)/膵臓がん/膀胱がん/卵巣がん/緩和ケア(肝臓がん全身転移)/グリオブラストーマ(脳腫瘍)/前立腺がん/下咽頭がん/悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)/子宮頸がん/子宮頸がんワクチン(予防接種)

    【終章】がんをめぐって医師と患者は理解し合えるのか
    ・手術や抗がん剤治療が寿命を延ばすというエビデンスは存在しない
  • 日々多くの薬を口にしている日本人。特に高齢者は、一度に何種類もの薬を飲んでいる人が多い。果たして、本当に必要な薬とは何なのか。第一線で働く医師たちに聞いて明らかになった飲むべき薬とやめるべき薬とは……。「月刊文藝春秋2016年11月号」掲載の記事を再構成して電子書籍化。
  • 「人類の健康維持に立ちはだかる癌との闘いに光明を示した一科学者の独創的な戦略と優れた戦術の展開に引き込まれる。そしてこの成功物語は科学の読み物としても優れており、頭の体操にもなった」――大村智氏(2015年ノーベル生理学・医学賞受賞、北里大学特別栄誉教授)

    「全身転移のがん患者が治った。奇跡の抗がん剤は、忘れられていた薬である。その秘密は意外にも、薬の運び屋『トロイの木馬』であった。ノーベル賞候補と目される独創的な医学者、前田浩の執念が実った」――黒木登志夫氏(東京大学名誉教授)

    末期がん患者がなぜ「完全寛解」と宣告されるまでに回復したのか? 「副作用のない抗がん剤」誕生の軌跡と、治療を受けた患者の証言。

    【おもな目次】
    第1章 奇跡
    いきなり「全身がん」で余命三カ月/奇跡的な「完全寛解」/畑仕事に精を出す末期がん患者/がんが縮小しないのに元気なのはなぜか? など

    第2章 抗がん剤の限界
    人類は「対がん戦争」に敗北した/化学療法の父シドニー・ファーバーとの出会い/世界初のタンパク質抗がん剤 など

    第3章 魔法の弾丸
    「魔法の弾丸」の理論/余命三カ月の女性に起こった奇跡/市場に出回ってわずか九年間で販売中止 など

    第4章 副作用のない抗がん剤
    患者第一号レポート/何度も抗がん剤に苦しんだ挙句に余命三カ月/「あっ、歩いてトイレに!」 など

    第5章 体の中のエイリアン
    がん化のメカニズムは複雑怪奇/高齢者にがんが多い理由/がんは活性酸素が原因 など

    第6章 予期せぬ生 快適な死
    余命二カ月の前立腺がんから生還/がんになってから一度も仕事を休まなかった/併用療法で胃がんと肺転移が消えた/肺が真っ白なのに苦しくない など

    第7章 カオスの世界
    なぜ複雑系なのか/今もよくわからない転移の謎/がんと生命の不思議/P-THPに次ぐ革新的治療法の開発 など

    附録1 がんを予防する食事
    附録2 ある臨床心理学者の証言
  • 「健康になるものを食べたい」
    「病気を予防する食材を知りたい」

    ただ満腹になればいい、美味しいものが食べたい、ではなく、上のように考える人が増えています。そこで「食と健康」の研究を続けている専門家へ取材したものをまとめました。

    【目次】
    ●第1章 今すぐ始められる食卓改革●
    ・タマゴで糖尿病は予防できる
    ・コーヒーと緑茶で長寿のすすめ
    ・チョコレート、みかん、わさび、いわし、納豆・・・身近な食品で今日から健康に! 
    ・ミカンこそ最強の果物だ

    ●第2章 寿命を決める「いい油」「悪い油」●
    ・トランス脂肪酸に気をつけろ!
    ・健康に「いい油」と「悪い油」教えます
    ・オリーブオイルは偽物だらけ
    ・正真正銘の「オリーブ油」を買おう

    ●第3章 病気にならないためのお薦め「伝統食」●
    ・「腸内フローラ」をどう整える?
    ・「血管若返り」ガイド決定版
    ・「梅干し健康法」を始めよう!
    ・「雑穀」であなたも健康に

    ●第4章 健康で長寿のための「食べ方」研究●
    ・白澤卓二×浜内千波「百十五歳までボケない食習慣」
    ・「食べる順番」を見直そう
    ・「朝食抜き」はこんなに危険
    ・長生きしたけりゃ肉を食え!

    ●第5章 お答えします 名医16人が教える病気を防ぐ食事法●
    栄養全般/高血圧/胃がん/大腸がん/がん一般
    男性ホルモン減少/糖尿病/痛風・高尿酸血症/痔
    肝硬変/骨粗しょう症/目/口腔/認知症
    メタボリック・シンドローム/アンチエイジング
  • がんと診断されると、手術、薬物療法、放射線治療という選択肢があります。
    本書では手術でがんを治療する外科医に焦点をあてました。
    多くの有力医師へのインタビュー、アンケートを通じて、専門医が実力を高く
    評価する名外科医をリストアップ。

    頭頸部がん、肺がん、食道がん、胃がん、肝胆膵がん、大腸がん、乳がん、
    泌尿器がん、婦人科がんという日本人に多い9領域について、手術に関する
    最新動向、治療のポイントを解説した上で、で、医師が太鼓判をおす名外科医
    107人を一挙紹介!
  • かつては「不治の病」といわれた、がん。しかし現在では必ずしも悲観する必要はありません。がん医療は驚くほどの速度で進化しているのです。雑誌「文藝春秋」「週刊文春」「文藝春秋スペシャル」に掲載された、がん治療に関する記事を一冊に。専門医の声、治療法、先端医療の現状など、患者の選択を多角的にサポートする情報がつまっています。<目次>序章  がん医療の現在地・・・がんは不治の病ではない第1章 がんの最新治療・・・肺がん対策最新ガイド/胃がん最新攻略法/がんは何歳までに治療すべきか/腹腔鏡手術の正しい選び方第2章 医師がすすめるがん治療・・・胃がん/食道がん/大腸がん/乳がん/肺がん/肝胆膵がん第3章 がん専門病院の治療・・・最高の「がん病院」大研究 がん研有明病院・静岡がんセンター・聖隷三方原病院/放射線治療の「頼れる病院」第4章 がん治療を疑え・・・闘うべきがん、闘ってはいけないがん/がんワクチンは「夢の治療」か/ネット広告に翻弄されるな終章  患者の選択・・・抗がん剤を拒否する生き方/がん患者と家族が読むべき10冊/がん治療完全スケジュール帳
  • 治療こそ医師の使命だ。しかし、治らない患者はどうするのか。肺がん専門医として確固たる地位を築き上げていた岡部健医師は、病院での治療に限界を感じ、宮城県に緩和ケア医院を設立。末期がん患者の訪問介護に注力し、2000人以上を看取った。その岡部医師自身に胃がんが見つかったのは、東日本大震災の一年前だった。自らのがん、震災は、岡部医師の死生観を大きく変えた。医療と宗教の壁を取り払い、「臨床宗教師」の誕生に、死の直前まで取り組んだ。この本は、丹念な取材で知られるノンフィクション作家が170時間以上かけて、岡部医師の語る死生観、抗がん剤への疑問、在宅死、「お迎え」体験の意義などをまとめた「岡部医師の遺言」である。
  • 日本のがん治療・研究の中核拠点とされる国立がん研究センター。巨額の赤字を抱え、患者からは「がん難民製造工場」とまで批判を浴びていた組織を変えようとした男がいた。しかし、めざましい成果を挙げていながらも、改革は途中で挫折してしまう。なぜか? その改革の目指す先が、一つの独立法人の立て直しにとどまらず、日本の医療を大きく揺さぶる可能性を秘めていたからだった。医師、官僚、政治家、製薬会社、そして患者のそれぞれの視点を織り交ぜながら、2010年から2年間にわたって行われた国立がん研究センターの改革の軌跡を描き出し、その先にある日本の医療政策の問題点を浮き彫りにする。日本の医療の司令塔は、いったい誰なのか・・・・・・。
  • 何歳からでも、一つだけでも効果があります野菜はブロッコリー、魚ならサケ。睡眠は7時間、階段の上り下りは自分の足で。アンチエイジングの第一人者による実践的レッスン。
  • 大反響の「NHKスペシャル」を書籍化! 世界中の最新研究を丹念に取材し、アレルギーの予防と完治に向けた実践的な情報が詰まった一冊。これまでアレルギーの“常識”とされてきた数々の情報。「一度発症した花粉症は治らない」「アレルギーになりたくないなら、アレルゲンをとにかく排除する」「アレルギー予防のために、離乳食はゆっくり進める」「卵などのアレルギー食品は赤ちゃんに食べさせないのがベター」「妊娠中、授乳中の母親の食事が子どもをアレルギーにする」  ……これらはすべて、間違いでした!20世紀後半から、先進国で爆発的に増加したアレルギー。日本では国民の4人に1人が花粉症を、赤ちゃんの10人に1人が食物アレルギーを発症しています。アレルギーパンデミックとも言われるこの状況を打開する手はないのだろうか? 最新研究に迫った取材班が直面したのは、医療の常識が根底から覆ろうとしている衝撃の事実。カギを握る存在として注目されるのが、日本人研究者が発見した新たな免疫細胞「Tレグ」です。この発見によりアレルギー発症メカニズムの解明が進み、完治を目指す根治療法の研究が世界中で始まっています。【目次】第1章 アレルギー患者のいないコミュニティーを追って    家畜との生活に秘密を発見第2章 免疫の常識を大きく変えた「Tレグ」    日本人研究者が発見! 唯一の制御細胞第3章 アレルギー予防の“常識”は間違いだらけだった!    根拠のない指針が患者を激増させたという真実第4章 アレルギーの本当の原因に迫れ    「いつ」「どこから」入り込むかが分かれ道第5章 アレルギーを完治させる! 驚きの最新治療法    体内の“天秤”をコントロールせよ!
  • そもそも、がんとはいかなる病気なのか。がん本質論に真っ向から取り組んだNHKスペシャルなど4本の番組の情報量が詰まった一冊。がんについて知っておくべき基本的事実と、がんについて考えるときにおさえておくべきポイントが、すべて織りこまれていると自負する著者の自信作。また、自身の膀胱がん体験記「僕はがんを手術した」も収録。当事者ならではの視点で、がんという「人類最大の敵」に対峙する。
  • 絶望の老人社会を告発する、硬骨の社会派ノンフィクション!近い将来3人に1人が高齢者となる日本では、老人をめぐる状況が凄まじい勢いで悪化している。それも貧困層ばかりか、中流層も「地獄」へ引き込まれようとしているのだ。たとえば……・全国各地に「無届け老人ホーム」が増加。古い空き家で、同じ部屋に男女を雑魚寝させる「お泊りデイ」施設も。排泄物の臭気が充満する不衛生な環境で、ノロウイルスが蔓延したり、転んでケガするケースが続出。それでも「安い料金」が魅力となり、入居させたい家族は後を絶たない。・北海道には「老人下宿」なるものが増えている。狭い部屋が与えられ食事が出るが、経営者が逃げてしまい、入居者が突然放り出される例も。・特別養護老人ホーム(特養)を経営する社会福祉法人のなかには、濡れ手で粟のボロ儲けをし、まさに「老人食い」で肥え太っているものもある。政治家の介在が見え隠れするケースも。・介護計画を立てるのはケアマネージャー(ケアマネ)。ところが、ケアマネが特定の施設にカネが落ちるよう誘導し、入居者が無意味に高い料金を払わされるケースも多発。・未婚率の上昇とシングルマザーの増加により、低所得の独居高齢者は激増。年金をきちんと払っていても、年金基金が破綻し、実質無収入となる老人も増えている。・国民健康保険が払えない低所得の老人たちから、無慈悲な「強制徴収」に踏み切っている自治体も団塊世代が後期高齢者入りする2025年以降は、もっと悲惨な現実が待ち受けている。はたしてわれわれは自分を守るためにどうすべきか? そのヒントが本書にある。
  • 日本のがん検診・治療は患者ではなく、医者のために行なわれている――。これが著者の最終結論。“最新療法”に騙されてはいけない。命と健康を守るには、断片的な情報にすがるより、がんの基本的なしくみを理解する方がはるかに大事だとわかりやすく説く1冊!
  • 血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)に一喜一憂することなかれ――。腎症、失明、壊疽の三大合併症は、薬や手術で治る時代になった。合併症をチェックし、糖尿病の人がなりやすい、がん、心筋梗塞、脳卒中などを早期発見・早期治療すれば、100歳まで生きられる! 目からウロコの最新医療を気鋭の専門医が紹介し「合併症が治る」というミラクルな話を分かりやすく解説した朗報の書。
  • 文春クリニック がん「予防」と「早期発見」の最前線第1章 がん予防と早期発見の現在 がん予防法の是非をどう見極めればよいか/科学的根拠に基づくがん予防法とは/早期発見のために望ましいがん検診とは 他第2章 がんにならない食生活 和食は万能のがん予防策か/コーヒーで肝がんのリスク低下/豆腐や納豆を食べて乳がん予防を/がんにならない献立「一週間分」 他第3章 50歳を超えてもがんにならない生き方 肉の摂り過ぎはがんの引き金になる!/野菜や果物は皮まで食べよう/抗がんサプリに効果なし! がんに免疫力は関係ない/「がん家系」は遺伝ではなく環境と生活習慣で培われる 他第4章 がん早期発見の未来へ 8大がん 第一線の専門医が語る「予防」と「治療」の完全マニュアル/がん「早期発見」のためのチェックリスト29/がんは「血液検査」で予防と超早期発見できる! 他
  • 「人生五十年」から「人生百年」へ! 医薬に頼らず、すこやかに生きるためには何が必要なのか。アンチエイジングを研究テーマとする医師の言葉や、ジャーナリストのレポートから見えてくる長命の条件とは。・主な内容○序章 長寿の条件・長寿の秘密、ここまでわかった○第一章 長寿研究の最前線から・百歳まで元気なアンチエイジング講座 (白澤卓二)・長生きするのはこんな人!○第二章 長寿のために何をするのか・ぼくらが実践する「不老の食卓」 (白澤卓二×坪田一男)・本当に健康にいいウォーキング・腸内細菌が寿命を決める (武藤徹一郎×辨野義己×鳥越俊太郎)・長寿県・短命県を分けた「新・生活習慣病」 (森下竜一×島袋充生)○第三章・ボケない秘訣は山歩き、肉食、小麦抜き (萩本欽一×白澤卓二)・いつまでも若い有名人の生活習慣 (井上順、市毛良江、由美かおる、野口五郎)・ゲゲゲの夫婦が語る「睡眠と図太さがヒケツ」 (水木しげる×武良布枝)・名画家はなぜ元気で長命なのか○終章・日本人の長寿はもう続かない・百歳を超えた先には何がある (金子兜太×広瀬信義)・宇宙医学で見えたアンチエイジング (若田光一×大島博)・医療費は死ぬまでにいくら必要か
  • この10年間で美容外科の数は倍増した。人気の一方で、患者と病院との術後のトラブルはいっこうになくならない。シワ取り、シミ取り、二重まぶた、隆鼻、豊胸、脱毛、脂肪除去……。「お化粧感覚できれいになれる」「簡単に若返る」という甘い言葉は本当なのか? どんな手術が安全で、どんな病院が危険なのか? 日本の美容整形の歴史とは? これからの美容整形はどうなっていくのか? メスを入れるのは、これを読んだ後でも遅くない!
  • 「死の病」と恐れられたエイズ。その治療薬を世界で初めて開発したのは日本人だった!  熊本大学医学部を卒業し、アメリカの国立衛生研究所に勤務していたときの快挙である。リスクの高い研究に生命を賭して取り組んだ日々、巻き込まれた特許紛争など、いまやノーベル賞候補ともいわれる研究者の半生を描いたノンフィクション。
  • 622(税込)
    著:
    岡田尊司
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    いまIT社会に生きるわれわれが直面している問題は、脳内環境の汚染だ!かつて医療少年院に勤務する精神科医として犯罪をおかした若者たちに向き合ってきた著者は、世界各地で頻発する子どもたちの不可解で無残な犯罪の根底にある原因をさぐるうちに、恐るべき事実に直面する。ゲームやインターネットが、利用の仕方によっては麻薬と同じような作用を子どもたちに及ぼしてしまうのだ。異常な少年犯罪も、無気力な子どもたちも、いつもイライラし、喜びよりも不満ばかり感じ、些細なことで簡単に命を絶ってしまう若者たちも、強烈すぎるメディアの刺激に幼い頃からさらされ続けてきたためかもしれない。発表当時、一大センセーションを巻き起こした警告の書。
  • どうすれば、わが子をゲーム、ネット中毒から救えるのか。ゲームやインターネットの中毒性を指摘した『脳内汚染』で一大センセーションを巻き起こした著者が、いじめやADHDとの関連性を示す研究成果を追加で盛り込み、問題の本質をより理解しやすく提示。また、依存を予防しながら、ゲームやネットなどの情報機器と上手に付き合う方法や、依存に陥った子どもの克服事例、家族がとるべき対処法など、実践的な対策法にも重きを置いている。情報化社会に生きる現代人の必読書。
  • 文藝春秋の電子書籍オリジナルレーベル「文春e-Books」始動! ヒトが直立二足歩行を始めたときから悩まされてきた腰痛。最先端医療から民間療法まで、その“治療法”はまさに百花繚乱の様相を呈していますが、それゆえ肝心の「自分に適した腰痛治療は何か」「今、腰痛治療はどうなっているのか」ということが見えにくくなっています。本書は、その疑問に答えるべく、ジャーナリストの鳥集徹氏が『週刊文春』に執筆し、大反響を呼んだ連載をまとめたもの。「痛みは心から?」「トリガーポイント注射とは?」「代替医療の賢い使い方は?」「後悔しない手術の受け方とは?」等々、日々進化を遂げている腰痛治療法の取捨選択に悩むすべての人にとって、格好の羅針盤となる一冊です。電子書籍版特別付録として、専門家への聞き取り調査によって作成した「腰痛の実力医師リスト」を収録!

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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