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『ノンフィクション、DU BOOKS、雑誌を除く(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~42件目/全42件

  • ジブリの名プロデューサー VS 世界的鬼才監督

    君は、そこまで言うのか!?
    忖度いっさいなし。“悪友”同士が語りつくす、40余年の愛憎。
    仕事観、人生観、旅、思い出......アニメと映画の未来まで

    『君たちはどう生きるか』を“宣伝なき宣伝”で大ヒットさせた、スタジオジブリのカリスマプロデューサー=鈴木敏夫と、世界的に評価される作品を作り続けてきた映画監督=押井守による初の対談集。

    両氏ダブルネームでの初書籍となる本書は、まさに、ファンのみならず、全クリエイター、迷えるビジネスパーソンも必読の一冊です。

    語りの達人であるふたりが、これまでおこなってきた対談の集大成。
    歴代のジブリアニメや押井作品、共同作業となった『天使のたまご』『イノセンス』などについて、雑誌・新聞・ラジオ・イベントでおこなわれた数々の対談に加え、80年代「アニメージュ」誌(徳間書店)での座談会やコメントもピックアップ。さらに、本書のための<新規特別対談>も収録!!

    「押井さん」「敏ちゃん」と呼び合う“悪友”ならではの、他の誰にも許されない本音の応酬は、痛快で、スリリングで、刺激的。ここでしか読めない秘話の数々が、日本のアニメーション史・映画映像史の一断面を明かします。


    <目次>
    はじめに。あるいは、この本の企画者として 鈴木敏夫
    序 若き日 ──「アニメージュ」の時代
    第1章 初対談 この時代に、何を作ったらいいか?
    ──「人間」を描くのがむずかしくなってきた
    第2章 道端(みちばた)には自由があった
    ──「食べもの」から見たニッポン戦後史
    第3章 監督とプロデューサー、お互いの縄ばり
    ──「やっちゃいけないこと」は何?
    第4章 変わりゆく二人の作風
    ── 宮﨑駿『崖の上のポニョ』vs 押井守『スカイ・クロラ』
    第5章「勝つ」よりも、「負けない」が大事
    ── J・キャメロン『アバター』に敗北宣言?
    第6章 そこまで言う? 忖度なき舌戦
    ── ドワンゴ創立者の川上量生氏とともに
    第7章 鈴木敏夫を“演出”してみた
    ── 四たびのキャスティング秘話
    第8章 ファンタジーも、映画も、あきらめない
    ── デジタルに賭けた過去と現在
    第9章 次世代クリエイターに告ぐ
    ── 鈴木・押井コンビ vs 早大生 特別講義
    第10章「わからないもの」を求め続けて
    ── 我々は どこから来て どこへ行くのか?
    EXTRA 真・みかん対談
    ── 40余年をふりかえって
  • マッチョなヒップホップをアップデートする革新的評論集!

    「著者のつぶさな考察は、日本のラップ史に存在してきた彼女たちに贈られる大きな花束となる」
    ――渡辺志保(音楽ライター)

    「彼女たちの戦いの軌跡とリアルな言葉があったから、今日も私は、私でいられる」
    ――三原勇希(タレント)

    日本のラップミュージック・シーンにおいて、これまで顧みられる機会が少なかった女性ラッパーの功績を明らかにするとともに、ヒップホップ界のジェンダーバランスおよび「フィメールラッパー」という呼称の是非についても問いかける。

    ■RUMI、MARIA(SIMI LAB)、Awich、ちゃんみな、NENE(ゆるふわギャング)、Zoomgalsなど、パイオニアから現在シーンの第一線で活躍するラッパーまでを取り上げた論考に加え、〈“空気”としてのフィメールラッパー〉ほかコラムも収録。
    ■COMA-CHI/valkneeにロングインタビューを敢行。当事者たちの証言から、ヒップホップの男性中心主義的な価値観について考える。
    ■2021年リリースの最新作品まで含むディスクガイド(約200タイトル)を併録。安室奈美恵、宇多田ヒカル、加藤ミリヤ等々の狭義の“ラッパー”に限らない幅広いセレクションを通してフィメールラップの歴史がみえてくる。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ニューヨーク・タイムズ ベストセラー!
    ガーディアン、タイム、イブニング・スタンダード、テレグラフ、ザ・サンなどなどが大推薦!

    ◆日本版特別寄稿 安田菜津紀(NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)


    「アンチレイシストとは、レイシズムに反対する人のこと。
    アンチレイシズムとは、レイシズムに積極的に反対すること。
    不公正な法律や政策(ポリシー)、人種差別(レイシスト)的な態度や考え方に抵抗する立場を明らかにすること。
    これまで何百年にも渡って私たちを分断し、抑圧してきた人種化された社会から自由になるための方法。」──本文より

    なぜ人種差別はあるの? なくすためにはどうしたらいい?
    よりよい未来を築くために、今あなたができること──

    目次抜粋
    ●自分のアイデンティティを理解し、育もう
    人種とは? 民族とは?、個人的/制度的なレイシズムとは?、アイデンティティ・リストを作ろう
    ●世界を理解しよう
    偏見は個人的なもの、私たちが抱える歴史、私たち自身が歴史になる、マイクロアグレッションを書き出そう
    ●行動を起こし、レイシズムに対処しよう
    レイシズムを崩壊させよう、話に割り込もう、連帯しよう、コールイン/コールアウト、警官に取り押さえられた黒人男性を見かけたらどうする?
    ●連帯してレイシズムに対抗しよう
    自分の特権を使おう、アライシップ、自分を愛そう
    *巻末にわかりやすい用語解説付き!

    「レイシズムを止める方法についての明確なガイドブック」
    ── TODAY.com

    「積極的にアンチレイシストになるための必要な手段を提示する本」
    ──「TIME」
  • 「戦後ファッション史ではなく、まさにこの国の戦後史そのものである」――宮沢章夫氏推薦!

    「本書はファッション文化史でもあるが、一級の戦後史ノンフィクションでもある」(朝日新聞2017.9.17書評 森健氏)
    「本書が伝えるのは、日米の間の屈折した関係史だ。戦勝国アメリカへの憧れは、愛憎が混ざったものだった」(日本経済新聞2017.8.17 速水健朗氏)
    「憧れとコンプレックスを原動力にしながら他国のカルチャーを自分たちのカルチャーへと変えてしまった男たちの物語でもある」(WWD2017.8.26 林芳樹氏)
    「国産ジーンズの歴史やユニクロの成功なども、本書の文脈に置かれると、それまでとは違った見え方をする」(「新潮45」2017年11月号 佐久間文子氏)

    アメリカで出版され、話題を呼んだ書籍『Ametora: How Japan Saved American Style』の待望の翻訳版! 日本人は「憧れ」をビジネスにし、独自の文化と伝統を創ってしまった!
    アイビー、ジーンズ、ストリートウェアなど戦後アメリカから輸入したスタイルを、日本人は独自の解釈と評価を加え、研究し、マニュアル化し、継承してきた。
    そして、90年代以降は、アメリカや世界のメンズファッションが、日本を参考にしているという状況を描いた傑作ノンフィクション。

    VANやマガジンハウス、メンズクラブ、小林泰彦、穂積和夫、くろすとしゆきなど……
    先駆者、仕掛け人、関係者への取材と現存する資料をもとに、歴史的視点から俯瞰して、日本の戦後メンズ服飾史に新たな光をあてる。


    石津祥介、木下孝浩(POPEYE編集長)、中野香織、山崎まどか、ウィリアム・ギブスン、ジョン・C・ジェイ(ファーストリテイリング)ほか、絶賛!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    デビュー50周年特別出版!

    総掲載ディスク750枚超!
    Deep Purpleのオフィシャル&裏ディスクをオールカラーで徹底ガイド!

    時代を作った偉大なるブリティッシュ・ハードロック・バンド、ディープ・パープル。
    結成から50年、彼らを追い続ける著者による圧巻のディスクガイド。
    オリジナル・アルバムはもちろん、シングル盤、ライヴ盤、ブートレッグ盤まで
    膨大な音源をカラージャケットで網羅する資料集!


    93年刊行の『PURPLE COLLECTION』から25年。
    以降にリリースされたブートレッグ盤CDを大幅に追加した決定版!

    日本盤の歴代帯も網羅!
  • 寺島靖国が愛でる200枚を紹介。

    ライブの楽しみ方から恋愛指南(?)まで。
    ジャズの鑑賞法について語ったA面と、
    一生ものの名曲を求めて自ら買い漁ったCDを大公開するB面のレコード仕様!

    考えてみるとジャズってのは大変な音楽なのだ。
    最初はちょっとむずかしい。でも、少し手こずったりしてそのうち目の前の霧が開けるようにジャズが分かってくると
    気分に陥って世界で一番ジャズが分かるのは俺じゃないか、みたいな気分になってしまう。
    さらにどっぷり漬かると今度はジャズが特殊な音楽に見えてくる。
    最上級の音楽、さらには音楽を超えた音楽、てな具合に映ってくるのだ。
    (本文「ストレスを感じたら」より)


    ジャズ・ファンではない人たちからほめられるジャズを、
    私は「大人のジャズ」と呼んではばからない。
    ジャズ・ファンではない人が案外ジャズという音楽を見極めたりする。
    ジャズの渦中に毎日いると固定観念にはまって、
    意外に本質を見抜き損なうのである。
    何十年もジャズを聴いてきた人の推めるものなど
    ロクなものはないから気を付け給え。
    あっ、いけない。こういう言い方は自分の首を絞めてしまうな。
    (本文「女性のジャズ」より)
  • 80歳。
    ジャズ喫茶「メグ」閉店。
    未だ辿り着けないジャズの奥深さ、
    歯痒さを綴るジャズ・エッセイ。

    「JAZZ JAPAN」の人気連載「我が愛しのジャズ・アルバム」、待望の書籍化!

    ジャズはわからないところがあるからこそ、魅力的な音楽なんだと思う。
    探求してみようという気持ちが働き、結局年がいって不明のまま死んでゆく。
    死の床でとうとう俺はジャズがわからなかったな、「ワッハハハッ」と笑ってくたばれたら、
    これに勝る幸せはないんじゃないか。(本文より)

    寺島靖国のジャズ7箇条※●●は本書「まえがき」でご確認ください。
    1 自己中心主義でゆこう。自分の耳で聞いてよければそれでいい。
    2 「音色」で味わおう。
    3 名盤だけではない。●●こそジャズの醍醐味である。
    4 まずは良い楽曲ありき。●●至上主義ではつまらない。味気ない。
    5 ジャズに疲れたら●●とピアノ・トリオでリラックスしよう。
    6 ジャズはファッションである。服装やジャケットのかっこいいものを聴こう。
    7 新譜をどん欲に聴いて、心身をリフレッシュさせよう。
  • 1,045(税込)
    著:
    寺島靖国
    レーベル: ――
    出版社: DU BOOKS

    JAZZ喫茶のオーナーでもあり、魔境のオーディオマニア、ジャズ評論家。
    そしてレーベル・プロデューサーでもあり、ジャズ選曲家でもある寺島靖国が
    その長い執筆人生の中で築きあげてきた原稿をこの一冊に!
    テーマは広く、そして奥は深く。
    哀愁とガッツの雑文集!!
  • 地元デトロイトのテクノ~ヒップホップシーン/スラム・ヴィレッジ結成/Q・ティップ(ア・トライブ・コールド・クエスト)との出会い/
    ソウルクエリアンズでの制作秘話、同志マッドリブとの邂逅/そして病魔と闘いながら作り上げた《ドーナツ》まで、
    32歳の若さでこの世を去った天才ビートメイカー、J・ディラが駆け抜けた短い生涯とその音楽に迫る。

    日本語版のみ、自身もビートメイカーとして活動する本書訳者・吉田雅史による解説(1万2千字)&ディスクガイドを追加収録。


    目次
    序文 文:ピーナッツ・バター・ウルフ
    第1章 Welcome to the Show――《Donuts》の世界へようこそ
    第2章 The Diff'rence――デトロイト・テクノからヒップホップへ
    第3章 Hi――スラム・ヴィレッジ結成
    第4章 Waves――ビートメイキングは連鎖する
    第5章 Stop!――批評とは何か? 解釈とは何か?
    第6章 The Twister (Huh, What)――グループからソロへ、デトロイトからLAへ
    第7章 Workinonit――車椅子の偉大な男
    第8章 Two Can Win――「これはハイプではない」
    第9章 Geek Down――ビートを通して死に触れる
    第10章 The New――ディラ流「晩年のスタイル」
    第11章 Bye――《Donuts》という永遠の環

    解説――《Donuts》をよりおいしく味わうために
    ディスクガイド
    A-side ディラ・ビーツの基本を知る10枚
    B-side ディラ・ビーツの深層に触れる10枚
  • NOFXにバンド活動と性生活の充実を学ぶ。

    1983年の結成以来、13枚以上のアルバムをリリース、売上は800万枚以上!
    ツアーで6大陸42カ国をめぐり、世界で最も成功しているインディーズ・レーベル(ハイスタも所属していた)を設立し、自分たちのリアリティーTVも放送。

    30年以上におよぶ喜劇、悲劇、そして、予期せぬ(?)大成功の裏側を、メンバー自身が語り倒す!
    暴露本かつ自叙伝!!
    ※注)この本では以下の言葉がよく使われます。ご注意ください。
    「クソ野郎」「ちんぽ」「ゲロ」「ウンコ」「肛門」「オナラ」「アナル」「乳首」「セックス」「LSD」「ヘロイン」「コカイン」「SM」

    ドラッグ、泥酔、暴動、性的嗜好、臭い、いたずら、メジャーorインディ……数ある苦難を乗り越え、シーンをサバイブした孤高のバンド、NOFX。その赤裸々な活動の記録。

    「NOFXとファット・マイクは、パンクロックに多大な影響を与えた人物のひとりよ。
    この本は、パンクとロックが残したものをいまだに大切している人すべてが絶対に持つべきだわ。」――ジョーン・ジェット

    「すごくイカしてるよ。最高だ! 」――ビリー・ジョー・アームストロング(グリーン・デイ)

    「ファット・マイクは音楽界では珍しい存在で、混じりけのない本物だ。
    偽物や出し惜しみをする人々で溢れた職業で、マイクは常に変人の旗を掲げる存在として輝いている。
    そんなところがすごく好きなんだ。」――ジェーン・ウィードリン(ザ・ゴーゴーズ)

    「気の弱い人には向かないわ。だから、あらゆる人にぜひお勧めするわ」――アマンダ・パーマー(ドレスデン・ドールズ)

    「センセーションと誠実さのバランスがこれほど見事にとれた素晴らしいロックの伝記を今まで読んだことがないと確信する。
    数少ない素晴らしいバンドの伝記と同じように、この本で描かれている体験は、強さと忍耐、愛と堕落、友情、そして、社会からはみ出したロックンローラー達の居場所について、人々に考えさせるには十分だ。
    新旧のパンクス達の必読書であり、すべての新参者達にとって、ショッキングな読み物だ。」――ジョン・キャメロン・ミッチェル(ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ)
  • 選りすぐりの100枚と
    その関連作品を各2枚追加した
    計300タイトルを紹介!

    ジャンルにはくくりづらい、尖鋭的かつ個性的な音楽を提供し、
    熱心な支持者を維持するアーティストの名盤を100枚取り上げ、
    その各盤につき関連作品を2枚、つまり200枚、トータルで300枚を紹介。
    その輝いたシーン全体を広く俯瞰します。

    ◎掲載アーティスト
    阿部薫、山下洋輔、浅川マキ、戸川純、坂本龍一、渡辺香津美、坂田明、GONTITI、はにわオールスターズ、
    細野晴臣、近藤等則・IMA、大友良英、ホッピー神山、渋さ知らズ、ルインズ 他

    ◎撮り下ろしインタビュー掲載
    ホッピー神山
    藤井郷子&田村夏樹
  • イエス、2017年度ロックの殿堂入り決定!!
    これを記念して、イエスのバイオ本を緊急出版!


    5大プログレッシヴ・ロックバンドとして、
    今も高い人気を誇るイエスのヒストリー・ブック
    『Time And A Word: The Yes Story』翻訳版!

    綿密な調査とメンバー自身のコメントでまとめられた
    完璧なるイエス史がついに明らかに!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    小説のような文学的表現、政府・メディアの欺瞞を突く痛烈なメッセージ、
    困難に屈しない希望の詩。あなたの知らないラップがこの一冊に。

    90年代にヒップホップがメインストリームとなりその姿を変える一方で、
    もうひとつの市場で盛り上がりをみせた「インディ」のラップ。
    これまで歴史的重要性は高かったものの体系的な資料のなかった「インディラップ」について、
    現代まで網羅した意欲作。

    ■インディレーベルからリリースされたヒップホップ作品=〈インディラップ〉のアルバム500枚をレビューしたディスクガイド
    ■アルバムレビューのほかにも充実の内容
    ・厳選シングル盤レビュー
    ・ラップのライミング構造を徹底解剖するコラム〈リリックの読み解き方を考える〉(全6回)
    ・荏開津広(DJ/ライター)による著者インタビュー〈Roots of Raptivist~Genaktionに訊く、インディラップの趨勢と魅力〉(2万字)
  • 「本書が掘り起こすのは、産業や商業に寄ったもうひとつの音楽史だ」(日本経済新聞2018.6.7 速水健朗氏)



    「改めて気に留めることのなかったその成立の経緯や普及の詳細を辿ったのが本書だ」(朝日新聞2018.6.16 書評 椹木野衣氏)



    「日本人が初めて知るであろう歴史の陰に埋もれた事象やエピソードのオンパレード。詰め込まれた情報の貴重さと膨大さ、そして濃密さに、ただただ圧倒されてしまう」(「ミュージック・マガジン」2018年6月号 松山晋也氏)





    装画:奥村靫正

    帯コメント:直枝政広(カーネーション)



    世界一の音楽消費国と言われるまでになった、日本のBGMの歴史を総括!



    名著『電子音楽 in Japan』の著者による、入魂のジャパニーズBGM史!



    海外で生まれたBGMビジネスが、

    日本にどのように持ち込まれ普及していったのか――。

    その歴史をビジネス界のトレンド、ハードウエア史、著作権の変遷など、

    さまざまな視点を絡めながら、今日に至るヒストリーを振り返る。



    BGMとは?

    バックグラウンド・ミュージックの略称。

    アメリカにおいて「ミューザック」、「エレベーター・ミュージック」と呼ばれていた公共空間への音楽配信サービスを、

    東洋音楽放送がこう名付けてセールスしたことから日本で定着。

    アメリカでは使われないが、ヨーロッパは日本と同じBGMで通じる。



    アスリートたちが愛聴している定番BGMリスト、

    SNS等で話題の西友ストアのBGMについて、

    さらに、日本初のBGM年表も掲載!
  • 天才芸術家にして、当代一の憎まれ屋――その素顔とは?
    21世紀屈指の名盤《My Beautiful Dark Twisted Fantasy》を大分析。
    現代ポピュラーカルチャー界に君臨する神(イーザス)の実像に迫るファン待望の決定版!

    《マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー》とは?
    さかのぼること2009年、MTVヴィデオ・ミュージック・アワード授賞式でのこと。
    人気歌手、テイラー・スウィフトの受賞スピーチに乱入し、大ひんしゅくを買ったカニエ・ウェスト。
    当時の米大統領バラク・オバマからも「ばか者」と呼ばれるなど全米から非難を浴び、一時はアーティスト生命が絶たれたかに思われた。
    しかしカニエは人知れずハワイのスタジオにこもり、5thアルバム《My Beautiful Dark Twisted Fantasy》を制作・完成させる。

    翌10年にリリースされた同作は、ラップファンだけでなくロックやポップスなど幅広い層のリスナーから大絶賛で迎えられる。ロック系メディアの大家、ローリング・ストーン誌やピッチフォークでも年間ベストアルバムの座を射止め、カニエは名実ともにみごと復活を果たしたのだった。


    ドナルド・トランプへの支持表明、“奴隷制は選択”発言など、
    近年のカニエはゴシップ記事をにぎわすお騒がせセレブとしても知られるが、
    その類まれなる才能は同輩ミュージシャン、リスナーともに認めるところ。
    本書では《My Beautiful Dark Twisted Fantasy》を題材に、そのナルシシスティックな人物像と彼の生み出す作品を読み解く。

    日本語版には本書訳者・池城美菜子による解説(1万2千字)を追加収録。
    さらに、これまでの全キャリアを総括した巻末付録「カニエ・ウェスト年表」付き。

    目次
    第1部 ポップ界のキリスト イーザス7つの美徳
    第2部 早熟の巨匠あるいはモンスターの肖像
    第3部 現代一のナルシシスト
    第4部 不穏な5枚の絵
    第5部 贖罪のアート
    第6部 大学(ユニバーシティ)という宇宙(ユニバース)――《The College Dropout》
    第7部《808s & Heartbreak》についての短い考察

    My Beautiful Dark Twisted Fantasy
    Dark Fantasy――高みを目指す男の暗いファンタジー
    Gorgeous――自信こそセクシーの源
    POWER――デジタル時代のオジマンディアス
    All of the Lights――前科者もマイケルも光からは逃げられない
    Monster――4つ首のラップ・モンスター
    So Appalled――トップ40ヒップホップを揶揄したポッセカット
    Devil in a New Dress――マジックアワーに包まれた、悪魔との戯れ
    Runaway――許しを請う音のバレエ
    Hell of a Life――AV女優と結婚してみたら
    Blame Game――分裂していく罵り合いゲーム
    Lost in the World――作品全体のDNAを内包する祈り
    The Yeezus Singularity――「ただ愛されたい」カニエ・ウェスト教のマニフェスト

    解説――カニエ・ウォッチャーが見た奇才の素顔
    付録――カニエ・ウェスト年表
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    アメリカで最も名誉な漫画賞2019年アイズナー賞優秀作品賞に輝いた、女性偉人伝コミック第2弾。
    空気を読むなんてくそくらえ。
    “向こう見ず”で“図々しく”、
    我が道を開拓した偉大なる女性たちの物語、再び!

    ● contents ●

    テンプル・グランディン
    家畜の飼育方法を革新した自閉症の動物学者

    ソニータ・アリザデ
    故郷の児童婚根絶を訴えるアフガニスタン出身の若きラッパー

    シェリル・ブリッジ
    世界初、2時間50分の壁を破ったマラソンランナー

    テレーズ・クレール
    “おばあちゃん” の楽園を作ったフェミニズム運動家

    ベティ・デイヴィス
    音楽に革新をもたらしたシンガーソングライター

    ネリー・ブライ
    精神病院に刑務所などあらゆる場所に潜入取材した女性ジャーナリスト

    プーラン・デーヴィー
    哀しく悲惨な過去を持つ、盗賊の女頭領から転身した女性政治家

    シャッグス
    史上最悪との呼び声高い、姉妹で結成された女性ロックバンド

    カティア・クラフト
    「いつ死んでも構わない」夫とともに研究に身を投じた火山学者

    ジェスリン・ラダック
    内部告発者を守る正義の味方

    ヘディ・ラマー
    女優として成功しながらも、実はモノ作りが大好きな発明家

    ナジーク・アル=アビード
    良家出身にもかかわらず弱者のために戦った活動家

    フランシス・グレスナー・リー
    裁縫と刺繍で、法医学の母となった犯罪ジオラマ作家

    メイ・ジェミソン
    天才的な頭脳を持つ黒人女性初の宇宙飛行士

    ペギー・グッゲンハイム
    身も心も芸術に捧げた現代美術コレクター
  • 優秀録音はあなたのすぐそばに眠っている――
    ビル・エヴァンス最期の日々を追いながら、
    マスタリングによる音色の差異を喝破する〈絞殺された白鳥の歌〉ほか全16章を収録。
    録音作品の「外の世界」への想像力をかきたてる “耳”からウロコのジャズ/オーディオ・アンソロジー。

    故・菅野沖彦氏(オーディオ評論家)への追悼文も収録。

    《目次》
    絞殺された白鳥の歌――ビル・エヴァンス最期の日々~『コンセクレイション』『ザ・ラスト・ワルツ』
    深海の二重奏――ビル・エヴァンス&ジム・ホール『アンダーカレント』の暗流する低音
    ルディ・ヴァン=ゲルダーとロイ・デュナンは間接音にいかなる対処を試みたのか――知られざる録音史の探究
    一休み、一休み――録音スタジオの最高峰、サーティース・ストリート・スタジオとフレッド・プラウトの名技が生んだ『タイム・アウト』
    ストレイト、ノー・チェイサー、バット・リミックス――装置の限界に挑戦。セロニアス・モンクとスタインウェイの鬩ぎ合い
    ゼロ年代版『カインド・オブ・ブルー』?――21世紀を代表するSACD
    ライジング・スター・フロム・フクイ――あなたはユウコ・マブチを知っているか?
    カナダからのオファー――ポール・デスモンド晩年の冒険
    ウィー・リメンバー・ボックスマン――レイ・ブライアントの隠れた宝物
    ノーマン・グランツをめぐるワン、ツー、スリー――フレッド! エラ!! オスカー!!!
    パリの二分法――バルネ・ウィランの優秀録音を見分けるには
    ジャズとマフィアと戦闘機――baaaadなテナー・プレイヤー、ボブ・キンドレッドの優秀録音
    モーションからエモーションへ――セシル・テイラー・ファン必聴のスーパー・セッション『ネイルド』
    ビル・エヴァンス:ファースト・トリオのベストCDを探る
    ルディ・ヴァン=ゲルダ―/シグネイチャー・サウンド――ルディ・ヘイツ・ヴァイナル?
    「長々と説明をありがとう」~あとがきに代えて
  • 世界制覇から死去までのわずか16年間で彼は何を考え、何を語ったのか。
    正真正銘の生前ラスト・インタビュー収録の決定版!
    世界初活字化のインタビューも多数掲載!

    ラジオ、テレビ、記者会見などで語られたものを中心に、これまで活字としてあまり顧みられることがなかった、
    ジョン・レノンの主要インタビューを19本収録。
    ビートルズがアメリカに上陸し、世界を席巻する1964年から、1980年12月8日、
    ジョンが凶弾に倒れる数時間前に行われたインタビュー(現在日本語で読めるのは本書だけ!)まで。
    辛辣でウィットに富み、かつ支離滅裂でちらっと本音も垣間見せる。音楽、思想、政治など多彩な内容を網羅した発言録から、16年間のジョンの軌跡を振り返ることができる1冊!

    ティモシー・リアリーやピート・ハミルら著名人との対談も収録。
    「ディック・キャベット・ショー」での長時間対談は世界初の活字化!ほか一部のみ活字化されていた対談の完全版もあり。

    「僕らが最初にしなくちゃならなかったのは、世の中に対してリヴァプールらしさをはっきりと示して『リヴァプールの出身で、
    こんな喋り方をしても何の問題もない』と言うことだった」
    「自分以外のものになれる能力があるとしたら、僕はそうなりたいね。アーティストでいることは、楽しくなんかないよ。(中略)楽しくなくて、拷問なんだ」
    「戦争はいつだって売り物になっている。(中略)どの映画も戦争や暴力なんかを売り物にしている。
    僕はこのバランスを少し等しくしようとしているだけなのさ」
  • なぜ70年代のレコードは音がいいのか?

    サウンド・プロダクションの重要性が増した現在でも、DAW上で参照されているのは、
    60~70年代の機材を使ったエンジニアリング・テクニックであることが多い。
    本書に取り上げたインディペンデント・スタジオで起った出来事がいまだ影響を与えているのだ。

    『ステレオサウンド』での人気連載、待望の書籍化!

    音楽ジャンルさえ生んでしまった、インディペンデント・スタジオの機材、エンジニアなどに注目し、
    「あのサウンド」の生まれた背景、手法に迫る。

    プロエンジニアでもある音楽評論家、高橋健太郎が、
    名盤のサウンドの秘密を解説した、
    オーディオファンも必携の1冊。

    エンジニアの音、スタジオの音。
    レコードは共同作業による総合芸術である。
  • TOTO40周年記念出版!
    スタジオ・ガイ、ルカサーがはじめて綴った自伝。
    TOTO結成からポーカロの死、ボズ・スキャッグス、アース・ウインド&ファイアー、
    マイケル・ジャクソン『スリラー』レコーディングなど……。
    AOR/LAシーンの黄金時代を様々な角度から検証できる内容。

    スティーヴ・ルカサーはTOTOの物語とともに、
    スタジオの閉じられたドアの向こうの世界や、音楽界のレジェンドたちのユニークな創作過程を明かす。
    彼の目から見たクインシー・ジョーンズ、ポール・マッカートニー、スティーヴィー・ニックス、エルトン・ジョン、マイルス・デイヴィス、ジョニ・ミッチェル、ドン・ヘンリー、ロジャー・ウォーターズ、アレサ・フランクリンの素顔に、読者は魅了されるだろう。
    そして、その驚くべき物語は、アメリカン・ドリームの暗い面も描き出す。

    ※2019年2月来日ツアーも決定!
  • 耳に取り憑く、呪術的グルーヴの快楽(エクスタシー)に溺れる。
    ブラック・フェミニストの著者が現代の視点から読み解く、R&Bの金字塔。

    ■幼少期に教会で歌ったゴスペル・ミュージックからの影響など、ディアンジェロのルーツを探る。
    ■エレクトリック・レディ・スタジオでの音楽的実験とソウルクエリアンズ。
    ■「Untitled (How Does It Feel)」の突然の幕引きが意味するものとは?
    ■男性原理にスポットライトを奪われた、『Voodoo』陰の立役者。
    ■「セックス・シンボル」として祭り上げられることの代償。
    ■『Voodoo』だけでなく、デビュー・アルバム『Brown Sugar』や最新作『Black Messiah』も考察。
    ■日本語版には、1995年のディアンジェロ来日に同行した訳者・押野素子のあとがきと木津毅による解説を収録。


    〈目次〉
    過去は現在の序章(プロローグ)

    第一章 呪文は唱えられた
    第二章 ホーム・クッキング――男性原理にスポットライトを奪われた愛しい人
    第三章 グルーヴを探して―画一的な拍子はお断り
    第四章 悪魔のパイ―“盗まれた土地”=アメリカで搾取される、“盗まれた肉体”=黒人男性のサヴァイヴァル
    第五章 内なる乙女が歌い上げる愛と官能
    第六章 “題名のない”ヴィデオに殺されかけたR&Bスター
    第七章 良作は口に苦し――《Voodoo》の評価をめぐって

    エピローグ――黒い救世主(ブラック・メサイア)の降臨と、果たせなかった「聖なる三位一体」の夢

    マイケル・アーチャーの呪文(スマイル)にかけられて――訳者あとがき
    解説 「男らしさ」の呪縛を解き放った《Voodoo》の先見性 文=木津毅
  • デビュー作を制する者は、映画を制す!

    年間鑑賞数1,000本の映画評論家が、
    これだけは押さえておきたい「デビュー作」77本を独自の視点で一挙紹介。


    キネマ旬報で3年にわたり長期連載された人気エッセイに加筆修正をした決定版!

    映画イラストレーターの巨匠、宮崎祐治による、楽しい肖像画付き!


    サイレント・ピンク・戦争もの・自主制作・実験映画・娯楽作品 etc.
    「デビュー作」の移り変わりで、新しい日本映画史が見えてくる!

    掲載作品(抜粋)
    マキノ雅弘『青い眼の人形』(26)、黒澤明『姿三四郎』(43)、木下惠介『花咲く港』(43)、市川崑『花ひらく』(48)、新藤兼人『愛妻物語』(51)、鈴木清順『港の乾杯 勝利をわが手に』(56)、石井輝男『リングの王者 栄光の世界』(57)、今村昌平『盗まれた欲情 テント劇場より』(58)、大島渚『愛と希望の街』(59)、山田洋次『二階の他人』(61)、中島貞夫『くノー忍法』(64)、原将人『おかしさに彩られた悲しみのバラード』(68)、実相寺昭雄『宵闇せまれば』(69)、澤田幸弘『斬り込み』(70)、長谷川和彦『青春の殺人者』(76)、大林宣彦『HOUSE・ハウス』(77)、大森一樹『オレンジロード急行』(78)、相米慎二『翔んだカップル』(80)、森田芳光『の ようなもの』(81)、崔洋一『十階のモスキート』(83) 、市川準『BU-SU』(87)、塚本晋也『鉄男/ TETSUO』(89)、平山秀幸『マリアの胃袋』(90)、矢口史靖『裸足のピクニック』(93)、行定勲『ひまわり』(00)、上田慎一郎『カメラを止めるな!』(18)他。
  • 麻薬戦争、自殺少女、オルタナ右翼、臨死実験、恋愛依存、厭世馬、異世界に潜むデモゴルゴン……
    あなたがネットフリックスを観るべき“11の理由”がこの1冊に――

    イッキ見(ビンジウォッチ)がとまらない。
    世界最大手の定額制動画配信サービスNetflixが製作・配信する
    どハマり必至の傑作オリジナルドラマ・シリーズ11作品を8000字超えのレビューで徹底考察。
    ネトフリを観ると現代社会が見えてくる!

    〈目次〉
    ・麻薬戦争という名の“ネバー・エンディング・ストーリー”――ナルコス (村山章)
    ・ブレイキング『ブレイキング・バッド』――ベター・コール・ソウル (小杉俊介)
    ・〈他人の靴を履く〉ことへの飽くなき挑戦――マスター・オブ・ゼロ (伊藤聡)
    ・熱狂的なファンたちに新たなトラウマを残した人気シリーズ続編――ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ (山崎まどか)
    ・愛することの修練についての物語――ラブ (常川拓也)
    ・酸いも甘いも噛み分けた厭世馬の痛み――ボージャック・ホースマン (真魚八重子)
    ・ラジオブースから届ける分断された社会へのメッセージ――親愛なる白人様 (杏レラト)
    ・少女の自殺が呼んだ大きな波紋――13の理由 (辰巳JUNK)
    ・ポップカルチャーの新しいルール。またの名を『ストレンジャー・シングス』――ストレンジャー・シングス 未知の世界 (宇野維正)
    ・ポスト・ヒューマン時代のわたしたちを映し出す漆黒の鏡――ブラック・ミラー (小林雅明)
    ・死にゆく街のハイスクール・ライフと死後の世界がひとつになるとき――The OA (長谷川町蔵)
  • すべてのフリー・ファン、
    そしてポール・コゾフに捧ぐ!

    日本で根強い人気を誇るフリー唯一の伝記本の翻訳版がようやく実現!


    オリジナル・メンバー4人の生い立ちと、音楽との出会い。
    そして、4人がどのように出会い、フリー結成に至ったのか。
    デビューから「オール・ライト・ナウ」のヒット、
    そして崩壊していくバンドとコゾフの状況を
    メンバーほか、関係者たちの証言を交えて克明に描く!!


    さらに巻末には68年から74年までの全ライブ日程を掲載。
    ファン垂涎、涙もこぼれ落ちてくるフリー初、かつ決定版と言える一冊!


    ※2013 年、フリーのいちファンであった本書訳者によって翻訳、
    限定100 部で自費出版(即完売)された際、
    ライブ写真やメモラビリア図版類はすべてカット。
    今回、豊富な図版を余すことなく収録した、完全版としての刊行となります!
  • サッカー・ワールドカップ2018決勝戦に乱入し、話題沸騰中のフェミニスト・パンク集団、プッシー・ライオット。

    なぜ彼女たちは彗星のごとく現れたのか?
    グループ創設者のひとりマリヤ・アリョーヒナが自ら語る、真の目的と活動のすべて。

    結成秘話、2012年モスクワ大聖堂でのゲリラ・ライブとその逮捕劇、いまだに続くロシアの“矯正”労働の真相、そして彼女の信じる道――。

    Vogue UK、The New York Times Book Review、The Guardian、Financial Timesなど、各紙で話題の新感覚・手記!


    ★プッシー・ライオット(Pussy Riot)とは?
    2011年に哲学やジャーナリズムを専攻する学生たちを中心に結成された、ロシアのモスクワを拠点とするフェミニスト・パンクグループ。
    ロシアの家父長制社会に異を唱え、政治腐敗に声を上げる。

    2012年、プーチン大統領の再選(第3期目)への抗議活動として、モスクワの大聖堂で手作りの目出し帽を身に纏い、反プーチン政権の曲を演奏。
    メンバーの3人が逮捕され、のちに2人(マリヤ・アリョーヒナ、ナジェージダ・トロコンニコワ)には禁錮2年の判決が下された。

    彼女たちの解放を求め、オノ・ヨーコ、スティング、パティ・スミス、レディオヘッドなど100名を超える著名ミュージシャンがグループの支持を表明した(2013年に2人は釈放)。

    2018年7月、フランスとクロアチアによるワールドカップの決勝戦に、警察官の格好に扮したメンバー4人が、ロシアの政治的現状に注目を集めるためピッチに乱入した。
  • プリンス、マイケル、マドンナと同時代を並走してきた
    現代随一のポップ・マエストロ、
    パディ・マクアルーンの音楽の魅力を解き明かす。

    永遠に古びぬ音楽。

    長年、パディを取材してきた著者が、
    それぞれの作品に丁寧な解説を試みた一冊。

    ニュー・ウェーヴ以降に登場した最高のソングライター。
    聖歌、ゴスペルから、映画音楽、ティン・パン・アレー、ブロードウェイ…アメリカ音楽史をたどるように、
    英国ニューカッスルから、普遍的なポピュラー・ミュージックを80年代以降の音楽文法で構築し、
    映画や小説を創作するように、アルバムをつくったソングライターがいた。

    「ヨルダン:ザ・カムバック」は文学作品のような素晴しい完成度で、ジェイムズ・ジョイスだって生きてればこの作品を誇りに思っただろう。(中略)
    彼らの音楽はロックのカテゴリーには収まらない。
    どちらかと言えば、レコード店よりも本屋さんで売られるべき作品だ。―― トーマス・ドルビー

    アーヴィン・バーリンの〈ホワイト・クリスマス〉のような
    ポピュラー・カルチャーを塗り替えるような曲が自分にも書けたらな、と思ったんだ。―― パディ・マクアルーン
  • プリンスのレコーディングに的を絞った唯一の本。
    自身については何も語らないプリンスが、どんな機材で、どんなレコーディングをしたかを、
    エンジニアなど関係者の発言を中心にまとめた1冊。

    「頭の中で常に鳴っている音楽をレコーディングし、形にしていくこと」がプリンスの人生のすべてだった。
    彼がどうレコーディングを行っていくか、そしてどんな毎日を過ごしていたかが、多くの関係者により語られる。
    ペイズリーパークからの挨拶状。
  • 自伝より自伝的。
    語らなかった男が、語ってきたこと。
    ノーベル文学賞受賞スピーチをふくむ、
    全年代の重要な発言を、時代背景の解説&ボブ・ディラン語録とともに収録。

    20世紀の最重要ミュージシャンにして、
    現代アメリカが生んだ、最も偉大な詩人の軌跡を1冊に。
    セルフプロモーションの天才? 嘘つき? ビジネスマン?
    時代の寵児? 公民権運動や反戦運動の若きリーダー?

    解説:萩原健太

    放送されなかったラジオインタヴュー、
    あのノーラ・エフロンによる今となっては掲載誌不明のインタヴュー、
    ナット・ヘントフによるプレイボーイ誌インタヴュー、ポール・ゾロによる創作術インタヴュー、
    マリー・トラヴァース(ピーター・ポール&マリー)、マイケル・ギルモアによるインタヴューなど、
    ファンならずとも読んでおきたい、決定版45万字ディランの言葉。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    世界三大映画祭を制した若き巨匠P・T・アンダーソンのすべてが一冊に。

    日本劇場未公開の監督デビュー作『ハードエイト』から、ポルノ映画産業の内幕を描き、その名を一躍スター監督の座に押し上げたヒット作『ブギーナイツ』、“21世紀の『市民ケーン』”とも称される『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、トマス・ピンチョン原作の『インヒアレント・ヴァイス』、そして名優ダニエル・デイ=ルイスを再び主演に迎えた最新作『ファントム・スレッド』まで完全網羅。
    卓抜のショットで観客を魅了する映画作家ポール・トーマス・アンダーソンの傑作(マスターワークス)を読み解く。

    ■名場面スチール/描き下ろしイラスト/映画ポスターなど豊富なビジュアル300点&PTAの共同制作者たちのインタビューも収めた豪華決定版。

    ■序文は、米インディペンデント映画界で大注目のジョシュ&ベニー・サフディ(『グッド・タイム』『アンカット・ダイヤモンド』ほか)。

    「私は10代の若者で、フィリップ・シーモア・ホフマンが演じる件の場面(「僕は大バカ(fuckin' idiot)だ!」)を繰り返し見たのを覚えている。私はビデオでその場面を見て――その場面だけを何度も繰り返して見て――その意味を「理解」しようとしていた。そこには、「ハリウッド・スタイル」で語られた映画のなかに、普遍的な人間性の表現があった。それは深い人生経験を感じさせる表現だった。とても26歳の若者が作った映画とは思えなかった」
    ――ジョシュ&ベニー・サフディ

    ■コラム「PTAのムービー・コレクション」では、ロバート・アルトマン、マーティン・スコセッシなど、P・T・アンダーソンに影響を与えた過去作品との関係をひも解く。

    ■レディオヘッドやハイムほか、PTAが監督したミュージック・ビデオも紹介。
  • ブラジル・トレスポンタスの街角で音楽と戯れていた少年はやがて、
    その類稀なる美声によって世界を魅了する――。

    「Travessia」ほか数々の名曲誕生の瞬間から、
    クルービ・ダ・エスキーナ(街角クラブ)の結成秘話、
    ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターら一流ミュージシャンたちとのレコーディング、
    過酷な闘病生活とメディアからの誹謗中傷、愛する家族との別れ……。

    政情不安に揺れる60年代の荒波を乗り越え、
    今なお第一線で活躍するブラジル音楽界の偉人、ミルトン・ナシメント待望の評伝が堂々刊行。

    日本語版のみ、ミルトン本人とも親交のあるケペル木村による解説を追加収録。


    〈目次〉
    序文 ミナスの二つのトラヴェシア
    第1章 1939-1945 ミナスからリオへ
    第2章 1945-1953 リオからミナスへ
    第3章 1945-1961 人生の宴で
    第4章 1962-1965 新たな地平線(ノーヴォ・オリゾンチ)
    第5章 1965-1967 2年で20年を
    第6章 1967 初めの一歩
    第7章 1968-1970 トレスポンタスから世界へ
    第8章 1970-1972 世界から街角へ(街角から世界へ)
    第9章 1973-1975 奇跡?
    第10章 1976-1977“ミナス・ジェラエス”
    第11章 1978-1980 広がっていくクルービ
    第12章 1981-1984 古い地平線(ヴェーリョ・オリゾンチ)
    第13章 1985-1987 大きな飛躍
    第14章 1988-1992 友達以上、兄弟以上
    第15章 1992-1993 天使が生まれる瞬間
    第16章 1994-1996 最後の歩み?
    第17章 1997-1998 ルネッサンス
    第18章 1998-2001 ダンスパーティーへの回帰
    第19章 2002-2004 清算
    第20章 2003-2004 全てが始まった場所
    謝辞
    解説――ミルトンの声と歌に魅せられて 文:ケペル木村
    ディスコグラフィ
  • ロック史が語らない、あの時代。
    メロウで、スムースで、ソフトな音楽をミレニアム世代が再評価!
    それが、ヨット・ロック!
    70年代、80年代の名曲をつくったミュージシャン総勢53名が語った永久保存版。

    日本版解説:高橋芳朗
    ヨット・ロック・ドラマ解説:長谷川町蔵

    豪華メンツ(&一発屋)がAOR、ウェスト・コースト・ロック黄金時代を語る!
    ボズ・スキャッグス、スティーリー・ダン(ウォルター・ベッカー)、イーグルス(ドン・フェルダー)、ホール&オーツ(ジョン・オーツ)、TOTO(デイヴィッド・ペイチ)、ロギンズ&メッシーナ、ルパート・ホルムズ、ロビー・デュプリー、アメリカ(デューイ・バネル)、オーリアンズ(ジョン・ホール)、ファイアーフォール(リック・ロバーツ)、キャプテン&テニール、リック・ロバーツ、アンブロージア(バーリー・ドラモンド)、プレイヤー(ピーター・ベケット)、シュギー・オーティス…など総勢53名!

    ヨット・ロック(Yacht Rock)とは?
    日本でいうAOR的な音楽のこと。2005年に配信されたインターネットのコメディ・シリーズが口コミで広まり、「ヨットに乗るヤッピーが聴きそうな音楽」という、揶揄的なフレーズだったこの言葉が、アメリカの若い音楽リスナーやDJたちが、あらためてこのジャンルにスポットを当てるきっかけとなった! そして、Numeroのようなレーベルまでもが、ヨット・ロック系アーティスト(ネッド・ドヒニーなど)の再発を積極的に進めるといった事態が起きてしまったのだ!! ちなみにドラマの内容は、真のヨット・ロックを創作しようとするマイケル・マクドナルドと、ホール&オーツなど商業ロックに取り込まれる仲間たちとの確執や、すったもんだを描く偽ドキュメンタリー風コメディである(長谷川町蔵氏による巻末解説参照)。

    ●「ヨット・ロック」は、ちょっとからかいの意味もあるかもしれないど、基本的にはぼくらが(ヒットに恵まれて)いい暮らしをしていて、スタジオの予算にも事欠かなかったことをほのめかす言葉だ。女、車、ドラッグに、ヨット。――ロビー・デュプリー
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    『酒のほそ道』のラズウェル細木の本道はこちら!
    お酒もいいけど、今夜はJAZZで酔う。
    JAZZを愛する男と女、酒場に集うジャズファンと音楽業界のお話。
    本書を読んでアナタもジャズ通に。
    ブルーノートとは?
    青山にあるお店ではなく、、、世界最長の名門ジャズ・レーベル。
    ジャズ初心者から上級者まで幅広いファンを獲得し続けている。
    1939年にニューヨークにて誕生。

    設立したのはブルース好きのドイツ系移民、アルフレッド・ライオン、フォトグラファーで経理担当のフランシス・ウルフ、元眼科医でエンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダー、
    デザイナーのリード・マイルスらによって、素晴らしいサウンドと、斬新なアートワークの歴史的名盤を次々に送り出し、後世に多大な影響を与えた。
    最近ではノラ・ジョーンズの世界的ヒットも記憶に新しい。
    本書はそんなブルーノートにはまったジャンファンのお話です。
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    かつて、ここまでわかりやすく、本質的なジャズ入門書があっただろうか? 否!
    『酒のほそ道』ラズウェル細木が懇切丁寧にジャズをマンガで解説!

    どこから聴いていいのかわからない人、
    アドリブ、バップ、レーベル、スィングなどなど、用語がよくわからない人、
    ジャズに飽きた人、聴きたいものがなくなった人…。
    この一冊で一生役に立つジャズが学べます!
  • 50周年を迎える“ルーフトップ・コンサート”だけに焦点をあてた初の書籍!

    1969年1月30日に行われたゲリラライブかつ、
    ビートルズのラストライブとして知られる“ルーフトップ・コンサート”の舞台裏。
    『ゲット・バック』セッションのクライマックスに行われた
    歴史的イベントまでのメンバーたちの様子と、渦中にいた人々の証言によるドキュメンタリー。

    ビートルズの再生とバンド内の人間関係を描きながら、
    なぜルーフトップ・コンサートが行われたのか、
    なぜあのような形になったのかを解き明かす。

    痛々しい沈黙。その時突然、バンドリーダーとしてのジョン・レノンが蘇った。
    「クソったれ、やってやろうじゃねぇか!」と叫んだジョンに度肝を抜かれ、
    ジョージもリンゴも口をつぐんだ。
    数分のうちに4人は一列になって螺旋階段を上がり、
    観衆の前で演奏する最後のコンサートに臨んだ。 ――本文より――


    1969年1月の寒さ厳しいある日の昼どき、
    ロンドン、サヴィル・ロウ界隈にエレクトリック・ギターの音が鳴り響いた。
    通りや建物に人々が集まり、何が起こったか確かめようと、
    屋根やポストによじのぼる者もいた。彼らは昼食を忘れて音楽に聴き入った。

    最後のライブから2年半余り。
    ビートルズは新曲「ゲット・バック」、「ドント・レット・ミー・ダウン」など
    数曲を屋上から響き渡らせ、仕立て職人たちの上品な耳をざわつかせた。
  • カナダで生まれ、ユダヤ人の父とインディアンの母を持つ男がアメリカ音楽の核心に、
    仲間(ザ・バンド)とともに迫っていく過程を描いた傑作ノンフィクション。

    追憶と驚異の書。アメリカ音楽が魅惑的だった時代、その場に、そのすべての中心にいた男による証言だ。言葉のひとつひとつから、音楽が聞こえてくる。―――マーティン・スコセッシ(映画監督)

    読む手が止まらない。時代のドキュメントとしては、もっとも優れたもののひとつであり、ロックンロールについて書かれた書物としても、史上屈指のすばらしさ。―――ヤン・ウェナー(ローリングストーン創設者)

    ロビー・ロバートソンのように物語れる人間はほかにいない。どのページからも彼の愛情、情熱、そして音楽的才能が感じ取れる。―――デイヴィッド・ゲフィン(アサイラム・レコード、ゲフィン・レコード、ドリームワークス創設者、起業家)

    ☆ニューヨークタイムズ・ベストセラー!
    ☆A Rolling Stone Top 10 Music Book of 2016

    本書で語り継がれる60年代~70年代の神話。
    ボブ・ディラン、ラスト・ワルツ、ウッドストック、ベアズヴィル、ザ・ビートルズ、ニール・ヤング、エリック・クラプトン、ジョニ・ミッチェル、マディ・ウォーターズ、ヴァン・モリソン、ドクター・ジョン、ボビー・チャールズ、ロン・ウッド、ロニー・ホーキンズ、ポール・バターフィールド、トッド・ラングレン、ジョン・サイモン、イーディ・セジウィック、アルバート・グロスマン…。
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    マララさん、グレタさんだけじゃない!
    「常識」を疑え! 力を合わせて、大きなビジョンを持とう!
    ソーシャルチェンジのために声をあげた、
    ミレニアル~Z世代のアンダー30、世界の45名の功績とスピーチ。

    女の子の早すぎる結婚に反対する活動家━━ハディカ・バシール(パキスタン・14歳)
    環境のためゴミゼロで生きる━━ローレン・シンガー(アメリカ・27歳)
    廃品から音楽プレーヤーとラジオ送信機を発明━━ケルヴィン・ドウ(シオラレオネ・14歳)
    障がい者の権利を訴える、障がいを持つラッパー━━スパーシュ・シャー(アメリカ・15歳)
    生理の貧困、教育機会ロスと闘う━━アミカ・ジョージ(イングランド・19歳)
    北朝鮮を逃れてきた人権活動家━━ジョセフ・キム(北朝鮮→アメリカ・23歳)
    アルツハイマー病患者用センサーを開発━━ケネス・シノヅカ(アメリカ・17歳)
    12歳で報道メディアを主宰━━ヒルデ・リシアック(アメリカ・12歳)
    etc、etc

    気候変動からトランスジェンダーの権利まで、
    声をあげて、行動を起こせば、未来は動かせる。
    美しくポップなイラストとグラフィックで見る45人の主張。

    「世界を変えることは、ほんの小さなひとつの出来事をきっかけに、
    1人の人間の手によって始まるのです。」━━ケネス・シノヅカ(17歳)

    「彼らは、ただひたすら狭き門に押し寄せて入場を競うのではなく、
    互いに手と手を取り合い、誰にとってもよい世界の実現を求めたのだ。
    現状に疑問を投げかけ、新しいアイディアを生み出し、
    不公平に直面したときに毅然と立ち向かう大切さを彼らは教えてくれる。」━━本文より

    「グレタ・トゥーンベリは気候変動に対する大衆の無関心を非難、マララ・ユスフザイは女の子に教育を受けさせようと心の底から呼びかけているが、
    それらは本書に掲載されている45の感動的なスピーチのうちのたった2つでしかない。世界中の子どもたち、ティーンエイジャーなど若者による
    スピーチを集めた初めての本であり、今日の若者たちが注目すべき存在であることを示している。」
    インディペンデント紙

    「変化をもたらす触媒としての若者の力と必要性を示し、人にやる気を起こさせる、話し手自身が紡ぐストーリー」
    カーカス・レビュー
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    北欧スウェーデンは楽しい発見がいっぱい!インスタで話題沸騰中!@aiko_doodle(やまだあいこ)のスウェーデン・カルチャーコミック

    スウェーデン人のくまさんとの事実婚を機に、日本を飛び出したあいこ。
    初のヨーロッパ生活、慣れない言語、多国籍の友人に囲まれた語学学校……。
    文化の違いに戸惑いながら、徐々に見えてきたスウェーデンの面白さ、日本との意外な共通点。

    ・お酒を求めて近隣の島へ?
    ・「フィーカ」はなくてはならない、まったりタイム
    ・ケージなし!ペットは電車にそのまま乗る
    ・食事の別会計は当たり前
    ・時間に正確
    ・夏は太陽を愛でよう
    ・効率重視!チューブ調味料
    ・スキンケア、ファッションはシンプルに!
    etc.

    スウェーデンでの暮らしをのぞいてみませんか?
  • キネマ旬報の人気連載が単行本化!

    ハリウッド映画『スピード』のモチーフとなったとも言われる『新幹線大爆破』や、
    中国で10億人が観たという『君よ憤怒の河を渉れ』、日本の国民的映画ともなった『人間の証明』、
    日中国交正常化10周年記念映画として合作で製作された『未完の対局』、
    第12回日本アカデミー賞にて多数の受賞に輝いた『敦煌』など、
    数々の超大作を手掛けてきた佐藤純彌監督へのロングインタビューを敢行。

    プレッシャーに押しつぶされることもなく、難題多い大作を見事にまとめ、静かに信念を貫いてきた大作請負人。
    またその一方で、数々のプログラムピクチュアを手掛けてきた映画の職人【アルチザン】、佐藤純彌の映画人生に迫る!

    オーストラリア・イラン・中国・NYなど、海外ロケでの驚愕エピソードや、
    高倉健、松田優作、三國連太郎、鶴田浩二、安藤昇など、数々のスターの知られざる素顔、
    またカメラマン姫田真佐久との確執の真相にまで迫った決定版。
  • デビュー35周年!
    杉山清貴&オメガトライブの書籍が刊行決定!

    2年8ヵ月という短い活動期間だったにも関わらず、
    時代を超えて愛されるあの哀愁サウンドの深海へ――。


    サウンド面のブレインとして
    シングル全曲を含む計30曲で作曲・編曲を担当した林哲司による証言を軸に、
    名コンビとして知られた作詞家・康珍化、
    鮮明にあの日を蘇らせる澄んだボーカル、杉山清貴ほか、
    “オメガサウンド”を決定づけたプロジェクトの要人たちが今、
    当時の制作&レコーディング現場について語る!!


    杉山清貴&オメガトライブとは?
    前身バンド「きゅうてぃぱんちょす」時代に第19回(1980年)ヤマハポプコンで入賞。その後、元アウト・キャストのギタリスト藤田浩一がオーナーを務めていたトライアングル・プロダクションに所属し、83年4月に「SUMMER SUSPICION」でデビュー。林哲司(作編曲)&康珍化(作詞)のコンビをメインに楽曲が制作され、「君のハートはマリンブルー」、「ふたりの夏物語」などのヒット曲を生んだ。しかしバンドはデビューから2年8ヵ月で解散。杉山清貴はソロに、高島信二(g)・西原俊次(k)のふたりは、1986オメガトライブ(のちのカルロス・トシキ&オメガトライブ)のメンバーとして活動した。2004年に一度再結成、さらにデビュー35周年となる2018年5月5日にも再集結し、2019年には全国ツアーが行われる。
  • 下駄屋が始めたジャズ・レーベル!?
    「広告なし、ストリーミングなし、ベスト盤なし。」
    そんな破天荒なやり方で、
    世界中で愛されるインディ・ジャズ・レーベルを
    20年運営し続けられる理由とは……!?

    浪速の新世界、通天閣のお膝元にある老舗下駄屋の四代目店主。
    趣味が高じて始めたジャズレーベルが、世界のジャズ・ファンに愛されるまで。

    「これからの時代、最大公約数的な商品ってあり得ないと思うんです。
    みんながみんな同じ方向を向くことは絶対ないのだから、
    こちらを向いてくれる人にだけはきっちり届けなければいけない。
    うちにしかない商品を提供し続けなければいけない。」──本文より
  • これがポップス録音史だ。

    70年代のソロデビューから最新作まで。
    40年におよぶ細野晴臣の全キャリアを、その音楽活動を長きにわたり見つめてきた
    鈴木惣一朗が歴代のエンジニアと細野晴臣本人とともに辿る。

    制作に寄り添ってきたエンジニアだからこそ語れる、
    細野晴臣の「音づくり」とは?

    現存する『はらいそ』『フィルハーモニー』『S・F・X』『オムニ・サイト・シーイング』『メディスン・コンピレーション』のトラックシートも収録!

    歌謡曲からフォーク、ロック創世記の音づくり、
    コンソールの変遷、アナログからデジタルへ。
    テクノ、ニューウェイヴ、アンビエント、トランス…。
    激動のレコーデング発展史と、あらゆるジャンルの音楽を咀嚼してきた細野晴臣。
    「自分と同業者のために音楽をつくっている」と公言してきた、その録音作品の歩みを、
    「未来の音楽」のために、エンジニアと細野晴臣本人にインタヴュー。

    メジャーな音楽シーンが、ライヴ、配信主導になりつつあり、
    70年代からすれば夢のようなセルフレコーディングが実現可能になった昨今、
    細野晴臣という日本を(YMOでは世界を)代表する音楽家の残してきた録音芸術(アルバム)が、
    どのような時代背景、発想のもとに生まれたのか?


    〈おもな内容〉
    吉野 金次・・・・『ホソノ・ハウス』
    田中 信一・・・・『トロピカル・ダンディー』『泰安洋行』
    吉沢 典夫・・・・『はらいそ』
    寺田 康彦・・・・『SFX』『メディスン・コンピレーション』
    飯尾 芳史・・・・『フィルハーモニー』『オムニ・サイト・シーイング』
    原口 宏・・・・ 『フライング・ソーサー 1947』『ホソノヴァ』『ヘヴンリー・ミュージック』
    原 真人・・・・ 『ヘヴンリー・ミュージック』
  • ボン・スコット命日に発売。

    1980年2月19日、ロンドンの路上、
    車中にてひとり息絶えたAC/DCのカリスマ・シンガー。

    そして、追悼アルバム『バック・イン・ブラック』にてAC/DCは世界を制した。

    その死は偶然か必然か。

    陰謀論も囁かれる、AC/DCのカリスマ・シンガーの生き様と謎の死、
    そして、AC/DCの栄光と闇に迫る、
    音楽ミステリーの傑作ベストセラーが日本上陸。

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