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『ノンフィクション、安藤優一郎(新書)』の電子書籍一覧

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  • わずか半日の戦争が、日本の近代史を変えた!

    今年は明治維新から150年。ということは江戸城の無血開城から150年。
    すなわち、1868年の旧暦5月15日、江戸で行われた最初で最後の戦争、彰義隊の戦い(上野戦争)から150年ということなのです。

    「勝海舟と西郷隆盛の頂上会談により江戸城総攻撃が回避された」
    明治維新といえば巷間、そう伝えられています。しかし実際は江戸城が炎上しても不思議ではありませんでした。
    くすぶる幕臣の不満、深まる新政府と幕府側の対立、勝海舟と息づまる西郷の駆け引き……。

    幕臣の不満分子が、それぞれの思惑を抱きつつ彰義隊を結成。
    江戸っ子も彼らを支持しました。
    そして東京・上野の寛永寺で、彰義隊と新政府が激突。戦場はじつに悲惨なものでした。

    わずか半日で勝負はつきましたが、ここで新政府が武力を見せつけたことで、徳川家の静岡移封が実現するなど、その影響は多大なものでした。

    慶喜が大阪から逃げ返ったときから始まり、敗れた隊士の後半生までを、資料や同時代を生きた渋沢栄一や高村光雲などの目を通して、生き生きと描きます。

    【目次】
    1章.徳川慶喜、江戸に逃げ帰る~戊辰戦争のはじまり
    朝敵に転落した徳川家/慶喜、寛永寺に入る
    2章.彰義隊結成~徳川家代表勝海舟の登場
    一枚岩ではなかった幕臣たち/彰義隊誕生/開戦迫る江戸
    3章.薄氷の江戸城無血開城~新政府軍参謀西郷隆盛の苦衷
    彰義隊、寛永寺へ/徳川家陸軍将兵の大脱走はじまる/江戸開城と彰義隊の分裂
    4章.江戸で孤立する新政府~彰義隊人気の高まり
    彰義隊人気の背景/江戸城返還を求める徳川家/西郷に向けられる不満/江戸城返還せず
    5章.彰義隊壊滅~峠を越えた戊辰戦争
    戦争迫る/寛永寺炎上/敗残兵の行方/徳川家、駿河移封
    6章.明治を生きた彰義隊士~上野公園の西郷銅像
    維新後の彰義隊士/上野公園の誕生と西郷銅像の建設/彰義隊の鎮魂
  • 693(税込)
    著者:
    安藤優一郎
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    徳川幕府が倒れた明治維新。それは、時代劇でお馴染みの与力や同心たちなど、大量の徳川家家臣=幕臣たちの失業を意味した。しかし彼らは、そのまま負け組として消えてしまったわけではない。新政府への反骨を胸に秘めながら、政界、言論界、実業界などで多くの「元幕臣」たちが頭角を現し、日本の近代化を下支えしていく。そして明治中期には、自分たちを育んだ「江戸」を後世へ伝える活動を立ち上げるのだ。薩摩・長州藩を主役とする従来の歴史叙述では描かれることのない、新たな幕末維新史。【目次】プロローグ/第一章 江戸町奉行所の最後の日/第二章 江戸の解体/第三章 東京府の混乱/第四章 幕臣たちの巻き返し/第五章 町奉行所OB会の結成/エピローグ

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