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『ノンフィクション、KADOKAWA(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全483件

  • 1,056(税込)
    2024/5/10 (金) 配信予定
    著者:
    若宮 總
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    国民は脱法行為のプロばかり!?強権体制下の庶民の生存戦略を赤裸々に描く

    「本当に目から鱗が落ちまくり。このイラン観は唯一無二だ」高野秀行氏、熱烈推薦・解説
    国民は脱法行為のプロばかり!?
    強権体制下の庶民の生存戦略を、長年イランの一般社会で暮らしてきた著者が赤裸々に明かす!

    イスラムへの無関心、棄教・改宗が進んでいる? 国民の関心はいかに国から逃げるか!?
    イスラム体制による、独裁的な権威主義国家として知られるイラン。しかし、その実態に関する報道は、日本では極めて少ない。
    イスラム共和国支持者=敬虔なムスリムといえるのか? 棄教者は本当にいないのか? 反体制派の国家ビジョンとは? 
    違法・タブーとされる麻薬や酒に留まらず、イスラム体制下の欺瞞を暴きつつ、庶民のリアルな生存戦略と広大な地下世界を描く類書なき一冊。
    ■イスラム宣伝局の職員はイスラム・ヤクザだった
    ■イスラム法学者たちはアヘンの上客
    ■「隠れキリシタン」「神秘主義者」として生きる人々
    ■古代ペルシアを取り戻せ!――胎動する反イスラム主義
    ■美容整形ブームの裏には低い自己肯定感がある

    小さな独裁者たちが「大きな独裁者」を生み出す
    ■親日感情に隠された本音「尊敬されたい!」
    ■メンツ(アーベルー)がすべて、「知らない」と言えない人々
    ■おしゃべりこそマナー、しゃべらないのは失礼
    ■おらが村こそイラン一! 強すぎる愛郷心
    ■イラン人は個人崇拝と訣別できるか

    【目次】
    はじめに
    第一章 ベールというカラクリ
    第二章 イスラム体制下で進む「イスラム疲れ」
    第三章 終わりなきタブーとの闘い
    第四章 イラン人の目から見る革命、世界、そして日本
    第五章 イラン人の頭の中
    第六章 イランは「独裁の無限ループ」から抜け出せるか
    おわりに
    解説 高野秀行
  • キムチで人生を変えた「普通の高校生」たちの奇跡の成長物語

    大阪偕星学園に実在する世にも珍しい部活動「キムチ部」。
    日本で唯一、いや本場・韓国にも存在しない世界で唯一のユニークなこのクラブが、創部1年でまさかの漬物グランプリを受賞する。
    さらにオリジナルメニュー「×(かける)キムチ」が商品化され、人気番組『激レアさんを連れてきた。』にも出演するなど快進撃は続く……。
    キムチで人生を変えた「どこにでもいる普通の高校生」たちの奇跡の成長物語。

    本書の帯には『激レアさんを連れてきた。』で共演したオードリー・若林正恭氏が推薦文を寄稿。
    「青春がキラキラと発光(発酵)してる! オードリー若林正恭」

    【目次】
    プロローグ 創部1年目での栄光 ―漬物グランプリ学生の部優勝
    第一章 目指すは「近大マグロ」! ―起死回生の「キムチ部」発足
    第二章 周囲の協力とともに ―キムチ部初年度の記録
    第三章 「謎の自信」を持つ部長 ―栗川大輝と楊颯太副部長
    第四章 「キムチ部」を作ったキーパーソン ―「夢を見る力」を持つ専務理事
    第五章 新たな目標は漬物グランプリ獲得 ―全漬連とは何か?
    第六章 希望の光は、大豆ミート! ―漬物グランプリ出品作品決定
    第七章 栄冠は、大阪偕星学園キムチ部に! ―漬物グランプリ獲得
    第八章 人生を変えた、青春のキムチ部 ―それぞれの成長
    エピローグ 「キムチ部」がもたらしたもの ―青春のすべてはキムチに
  • 大谷翔平・ホームラン王の偉業を人気MLBジャーナリストが徹底分析

    年間150試合を解説するMLBジャーナリスト・AKI猪瀬が圧倒的知識と情報量で
    「メジャーリーグ×本塁打王」の価値を解き明かす!

    日本人、アジア人で初めてMLBでホームラン王を獲得した大谷翔平。偉大なる快挙に世界中が沸いた。
    ロサンゼルス・ドジャースに移籍し、打者専任が決まっている2024年シーズンに2年連続戴冠の期待が高まる。
    野球の花形であり、ファンをもっとも魅了するホームラン。日本屈指のMLBジャーナリストがその魅力を紐解く。

    大谷翔平が2023年に放った全44本はもちろん、歴代名選手も本塁打も徹底解説。
    永久保存版の「ホームラン大全」

    【目次】
    はじめに 日本人初のMLBホームラン王
    第1章 2023年シーズン 大谷翔平ホームラン解説 1~22号
    第2章 2023年シーズン 大谷翔平ホームラン解説 23~44号
    第3章 ホームランの歴史と価値
    第4章 ホームランで魅了した男たち
    第5章 ホームランに憑りつかれた男たち
    第6章 ホームランと年俸の関係性
    おわりに 大谷翔平「MLB第2章」の幕開け
  • どん底を味わったTKO木本武宏が語る「人生は一足飛びには進まない」

    「愛情」と「責任感」をこじらせた男、TKO木本武宏が招いた約7億円の投資トラブル。
    絶望の淵に救いの糸を垂らしてくれたのは、心が離れていた相方・木下隆行だった――。
    お金、仕事、人間関係……悩みを抱えるすべての人へ。一緒に這い上がれる希望の書。

    【目次】
    はじめに
    第1章 身の程を知る、自分を知る
    第2章 不安とどう向き合うか
    第3章 成功体験の落とし穴
    第4章 世の中とどうやってつき合うか
    第5章 生き地獄からどうやって生還するか
    おわりに
  • 1,650(税込)
    著者:
    吉井理人
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    傾聴、対話重視……独自のコーチング理論を持つプロ野球界の新たな監督

    WBC 2023では投手コーチとして世界一。
    ロッテでは指揮官としてチームをAクラスへ。
    ダルビッシュ有、大谷翔平、佐々木朗希らと共闘した
    球界きっての名伯楽が実践する「傾聴法」とは?
    対話重視、教えないコーチング等の理論にさらなる磨きをかけチームと向き合う。
    本心を引き出す武器は「平常心」

    【目次】
    はじめに
    第1章 世界一の投手コーチ
    第2章 理想の監督像とその準備
    第3章 聴く監督
    第4章 根拠のある起用
    第5章 土壇場で奇跡を起こす力
    第6章 さらなる高みを目指して
    おわりに
  • 美しく枯れていくための、「玉ちゃん流・人生後半戦の歩き方」

    「50代を生きるって、とても大変で、難しい。
    それでもオレは、美しく枯れていきたい」

    前作『粋な男たち』から約5年半余りのときを経て、
    著者・玉袋筋太郎を取り巻く環境は激変した。

    2020年、オフィス北野から独立しフリーに。
    兄弟弟子である「たけし軍団」から離れ、
    「浅草キッド」の相棒である水道橋博士、
    師匠であるビートたけしとの距離も遠のいた。

    初孫という新しい命に喜びを感じながらも、
    母親は認知症を患い施設に入った。
    長年連れ添った妻は、ある朝、家から出て行った……。

    仕事の人間関係、夫婦仲、家族構成にも変化が訪れる、
    波乱万丈な50代――。
    「時代遅れ」な昭和の粋芸人が語り尽くした、
    悩めるすべての大人たちに捧ぐ、人生後半戦の歩き方。

    ●目次
    はじめに――50代を迎えて、オレの人生は激変した
    第1章 人間関係って大変だよな
    第2章 「発酵」した50代の仕事観
    第3章 夫婦ってなんだか難しい
    第4章 新しい命と消えゆく命とともに
    第5章 「人生」のこと、考えてみよっか
    おわりに――美しく枯れるために
  • 生コンクリート業界の「金太郎」はなぜ成功できたのか?

    貧困、低学歴、喧嘩上等。
    すべてを曝け出して生きていけ!

    貧しい幼少期を過ごし、生きることを見出せなかった10代。
    中卒で社会に出た著者・小澤辰矢は、
    ガソリンスタンド、ホスト、闇金、建設業と職を転々とする。

    運命的に出会った「コンクリート打設」という仕事で、独立起業。
    海外からも評価される商品を生み出すなど、
    いまでは年商14億円の「小澤総業」のグループを率いるまでになった。

    類い稀なる「行動力」で嵐を巻き起こし続けてきた、
    イノシシのように猛進してきたこれまでの人生。
    異色の経営者がすべてを曝け出した、
    「生きる勇気」をもらえる珠玉のノンフィクション。

    ●目次
    はじめに――地獄の底から見つかった、俺の「テッペン」 
    第1章 因縁――金がない、なにもない
    第2章 覚醒――東京で金を稼ぐ面白さに目覚めて
    第3章 船出――ポンプ車1台からのスタート
    第4章 絶望――事件の連続に打ちひしがれて
    第5章 転換――見つけた、俺にとっての「テッペン」
    第6章 躍進――世界を変える壮大な発明
    おわりに――巨大な嵐が、世界を変えていく
  • 「普通の親」って、「普通の家族」って、なんなの? 私は「普通」が欲しかっただけなのに――。機能不全家族のもとで幼少期を過ごし、思春期の頃にはヤングケアラーとなっていた主人公が、愛する人と出会い、家族の呪縛から解放されるまで。家族への憧れ、葛藤、気づきの心情がリアルに描かれた壮絶なノンフィクションストーリー。

    4歳のころに父が蒸発、母が自殺し、母方の祖父母に引き取られたゆめの。
    アルコール依存症の祖母と世間体を気にする祖父に悩まされ、思春期には二人の介護のために進学も夢も諦めることに。
    「普通の家族」を知らないまま大人になった著者だが、恋人と過ごすことで「おかしいのは私ではない?」と気づきを得て――。
    それでも「衣食住を与えてくれた二人は私の大切な家族」であることに変わりはない。すぐに縁を切ることも嫌いになることもできなくて…。
    「ばあちゃんがお酒に溺れてしまうのは……家族がこうなってしまったのは、私のせい?」祖母の暴言を聞くたびにゆめのは葛藤する。
    悩み苦しむゆめのだが、傍でやさしく支えてくれる恋人の存在で、次第に前を向き始め、機能不全家族から解放されていく。
    家族への憧れ、葛藤、気づきの心情がリアルに描かれた壮絶なノンフィクションストーリー。
  • 1,760(税込)
    著者:
    井口 資仁
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    「幻の2試合連続完全試合」で佐々木朗希はなぜ降板したのか、全貌を明かす

    プロ野球では日本一、メジャーリーグでは世界一を経験し、ロッテ監督就任後は佐々木朗希らを育てた。
    各場面で井口は何を想い、考え、見据えてきたのか。そしてこの先は――。ユニフォームを脱いで初の著書で赤裸々に綴る。

    「幻の2試合連続完全試合」で佐々木朗希はなぜ降板したのか?/王貞治、ギーエン両監督から学んだ勝利哲学
    電撃トレードの後に掴んだ2度目の世界一/42歳まで戦力でいられた理由/監督辞任を決めたのは最終戦の試合直前……

    【目次】
    はじめに
    第1章 王道よりも自主性――プロになるまでのビジョン
    第2章 挫折と成長で広がった世界――プロ選手としてのビジョン
    第3章 環境整備と意識改革――監督としてのビジョン1
    第4章 リーグ最下位から目指す常勝軍団――監督としてのビジョン2
    第5章 世界王者・日本が果たすべき役割――未来へのビジョン1
    第6章 100年先も野球が愛されるように――未来へのビジョン2
    おわりに
  • 死の前、意識が明確になるのはなぜ?認知科学者が「終末期明晰」の謎に挑む

    亡くなる前、まともに話すこともできなかった人が、家族や知人を認識し、思い出や感情を語り出す――生き生きと、まるで「昔のその人」が戻ってきたかのように。
    本書は、「終末期明晰」と呼ばれるこの不思議な現象について、科学的な視点から説明を試みる本です。

    著者は、『夜と霧』の著作で知られるヴィクトール・フランクルの薫陶を受け、現在ヴィクトール・フランクル研究所所長をつとめる認知科学者、アレクサンダー・バティアーニ博士。
    博士がこの現象の研究について発表すると、世界中から大きな反響と膨大な経験談が寄せられました。家族や知人を見送った人、医療・ケア現場で働く人々からの報告です。
    調査によると、終末期明晰は、公的に研究されてこなかっただけで、古くからその記述が残っていることもわかりました。

    本書は、多くのエピソードや報告書を引きながら、この現象が意味するところ、発生原因や発生条件、またこの現象を紐解くことで生まれる可能性について論を展開します。
    認知症やその他の病気により脳に深刻なダメージを負い、だれがだれかもわからず、別人になったかのような人が、なぜ死の前に「帰ってくる」ようなことが起きるのか。
    この問いは、多くことを示唆します。たとえば、「脳以外に記憶が保存されている可能性」や、「魂と呼ばれるものの存在について」などです。

    生きるとはどういうことか。自己とは何か。人の魂はどこにあるのか。

    この真摯で丁寧な研究報告書は、読む人に深い感動を与えます。

    原題:Threshold:Terminal Lucidity and the Border of Life and Death
    著者:Alexander Batthyany (Batthy「a」nyの「a」にはアクセント記号)
  • シリーズ8冊
    8253,278(税込)
    著者:
    佐々木隆治
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    世界市場とは何か、その変化とは何か?

    経済の停滞、政治の空洞化……資本主義が大きな転換点を迎えている今、マルクスの本文に立ち返りこの世界の仕組みを解き明かす。本文の抜粋と丁寧な解説で読む、画期的な『資本論』解説書。
  • TikTiokでいま大注目! 山田飛鳥。の恋愛のコツ&真理が待望の書籍化

    “若いうちに知っておいたほうがいいこと” いまTikTokで話題になっている恋愛のコツ・真理がついに書籍化
    「記念日にあけたワインのコルクですらやがて香らなくなっていきます」
    「恋愛が本当に楽しくなるのは3年目以降」
    「見た目と本当の中身は大体真逆」
    「愛されたいなら、愛されるだけの生き方を」
    「恋愛で失敗しない人なんて多分いないので1つひとつの好きに対して臆病にならず正直に生きてください」
    好きな人をどうしても諦められない、思わせぶりな言動に期待してしまう、恋人を好きではなくなったかも…
    もう悩みにふりまわされなくなる、明日からの過ごし方が変わる恋愛読本。
    恋の結末をハッピーエンドに変えたいあなたにおすすめする一冊です。
    恋人へのプレゼントにもぜひ。
  • 990(税込)
    著者:
    齋藤孝
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    他人との距離感にもうこれ以上悩まない! 齋藤流、人間関係改善術。

     コミュニケーションに慎重になる人が増えている。社会的な交わりの中で、お互いに上手に距離を取ることができれば、悩みの多くは解消する。相手ごとにふさわしい距離感を見極め、ときに間を取ることが大切だが、適切な距離感を図ることは、歳をとって社会経験を重ねても難しいもの。 距離感に悩むのは、距離が近すぎるか、遠すぎるかのどちらかだ。人間関係をうまく構築しようと意識するあまり、ストレスが溜まる。「距離の取り方」は、心の持ちようを変えることで、技として学ぶことができる。間合いの取り方が分かれば、ぐっと生きるのが楽になり、人間関係も劇的に豊かに。疲れないために、上手に距離を取る、齋藤流メソッドを公開!
  • まるこが今思っていること、すべて話します。

    人気プロ雀士・丸山奏子が、今だから話せる本音を初めて明かす、フォトエッセイ。

    北海道で生まれ育った日々、上京して出会った麻雀の世界、ドタバタだった会社員生活、
    まさかまさかの大抜擢! Mリーグ赤坂ドリブンズからのドラフト指名、
    Mリーガーとしてもがきつづけた4年間、契約終了を告げられて感じたこと、
    未来に向けた正直な想い――

    自身の言葉で真摯に語られた「今のまるこのすべて」が、ここにあります。
    読めば、いつもまっすぐなまるこの想いが、あなたの日々にエールをくれるはず。

    ゆかりの雀荘や、東京・神楽坂の街角での私服ロケ、
    プロのスタイリングでスタジオ撮影されたチャーミングなグラビアなど、
    まるこの魅力がつまった貴重な撮りおろし写真もたっぷり収録!
  • 治安の悪い場所の料理は美味い――!?

    50000点の美味を求めて世界各地の危険地帯に赴くのは…二次元の過剰摂取により自分はおろか周囲すべての人間が美少女に見えてしまう人だった!?現地の怪しくも魅惑的な料理の数々を堪能しまくるノンフィクション&カオス&ハードグルメリポートコミック!
  • SNSで大バズり!ネット上を魅了したインフルエンサー直哉の初エッセイ

    X(Twitter)、Instagram、TikTok、あらゆるSNSで累計5000万バズ!
    ネット中を魅了した浪速の実業家インフルエンサー森下直哉初のエッセイ。

    2023年6月。1本のストリートスナップ動画がSNS上で大拡散され、一躍時の人となった森下直哉。
    端正なルックスだけでなく、その見た目とは裏腹な“柔らかすぎる人柄”が、多くの若者を虜にした。

    そんな彼は、飲食店経営やデザイナー、家具の輸入販売、アパレルなど
    趣味を生かした多彩なビジネスを展開し、やり手実業家としての一面も持つ。

    なぜ彼の周りにはたくさんの人が集まるのか―。
    その魅力の根源と何なのか。森下直哉とは何者なのか。

    稀代の“人たらし”が綴る人生哲学!
    読めば、あなたが今より少し魅力的で自分らしくなれる一冊です。

    彼のルーツである大阪、滋賀、京都で撮り下ろしたグラビアも収録!


    ■出版社からのコメント
    森下直哉と担当編集である私は、偶然にも同い年だった。忘れもしない、初対面の日。打ち合わせもそこそこに、青春時代の思い出話が止まらない。別れるころには、彼とはすっかり友人のような関係になっていた。本作りの過程での取材や撮影。そのどれもが“地元のツレ”と遊んでいるような感覚で、これほどまでリラックスしながら制作した本も珍しかった。世代関係なく、誰にでも「また会いたくなる」「一緒に何かしたくなる」、そう思わせる魅力が森下直哉にはある。そんな彼の悪魔的な魅力を紐解きました。
  • 「望郷の歌」が誕生して80年――ペギー葉山が目撃した歴史的瞬間とは。

    2017年4月に急逝した戦後日本を代表する歌手・ペギー葉山。
    愛した人々に見守られ、彼女は代表曲『南国土佐を後にして』の「譜面」を胸に抱いて天へ召された。
    彼女の人生を大きく左右することになった同曲のルーツは、戦争中に中国戦線の兵隊たちによってつくられた
    『南国節』にさかのぼる。
    元兵士が述懐する極限の戦場、生と死の狭間にいた若者たちが異国の地で故郷を忍び、
    家族に思いを馳せながら歌い継いだ「望郷の歌」は、同時に仲間への「鎮魂歌」でもあった。

    ペギーが、激戦に次ぐ激戦のさなかに生まれたこの歌に出会ったのは、偶然だったのか、それとも必然だったのか。
    「死」の4か月前、ペギーが筆者に対して語った数々の述懐は、その謎を解き明かし、はからずも彼女の「遺言」となった。
    自身もまた戦争に翻弄された少女時代を送ったペギーによって新たな「命」を吹き込まれた
    『南国土佐を後にして』が国民的なヒットとなったことで、新しい曲が発見された。
    そしてその曲が、東日本大震災の被災者たちを勇気づけ、大きな影響を与えていく。

    戦地の若者が口ずさんだ歌の誕生から実に80年近くを経ても、多くの名もなき人々が共鳴し合う奇跡の物語は脈々と続いていた。
    丹念な取材と構成で明かされる、忘れ去られていた日本人の優しき心とは――。
  • 『驚きの介護民俗学』から10年、「介護」という営みに見えてきた新境地。

    デイサービスを我が家の一階に移し、軌道に乗り始めた矢先のコロナ禍。想像以上の困難に直面した約3年、「介護」とはいかなる営みかを現場で問い続けながら見えてきた希望と、新たな「介護民俗学」の形.とは――。
  • Saucy Dogの楽曲から生まれた、共感必至の連作短編集!

    多くの共感を呼ぶバンドの楽曲を素に、SNSで人気のメンヘラ大学生が、独自の解釈で物語を紡ぎました。

    ◆収録短篇
    「あぁ、もう。」
    「煙」
    「シンデレラボーイ」
    「ナイトクロージング」
    「ノンフィクション」
  • 1,210(税込)
    著者:
    下山 進
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    文庫版書き下ろし新章「レカネマブ開発秘話」400字×80枚を加筆!

    アデュカヌマブの崩壊から、レカネマブ執念の承認まで。両者の死命を分けたのは2012年から始まったフェーズ2の設計にあった──。当事者たちの証言によって壮大な物語が完結。
    物語は青森のりんご農家から始まる。陽子が、りんごの実ではなく、葉をもいで帰ってきたとき、一族のものたちはささやきあった。
    「まきがきた」
    遺伝性アルツハイマー病の突然変異解明からわかっていく病気のメカニズム。
    遺伝子の特定からトランスジェニック・マウスの開発。ワクチン療法から抗体薬へ――。
    患者、医者、研究者、幾多のドラマで綴る、治療法解明までの人類の長い道。
    解説・青木薫



    <文庫書き下ろし新章 目次>

    新章その1  オーロラの街で
    青森の一族同様、その北極圏の街で、代々アルツハイマー病に苦しむ一族がいた。その地を訪ねたスウェーデンの遺伝学者が全ての始まりとなる。

    新章その2 アデュカヌマブ崩れ
    アデュカヌマブはFDAで「迅速承認」というトラックをつかって承認される。が、承認直後から批判が噴出、議会調査も始まり、壮大な崩壊劇が始まる。

    新章その3 運命のフェーズ2
    2012年から始まったアデュカヌマブとレカネマブのフェーズ2の治験には実は大きな違いがあった。その年、エーザイにインド出身の統計学者が入社をしていた。

    新章その4  ショーダウン
    ついに「アルツハイマー病研究運命の日」が来る。「レカネマブ」フェーズ3治験結果。内藤晴夫はその日、携帯電話を枕元に置き眠りについた。米国からの報せはいかに? 

    新章その5 みたび青森で 
    連綿と続く遺伝性アルツハイマー病の苦しみ。レカネマブは希望の光となるか?

    他 プロローグ「まきがくる」からエピローグ「今は希望がある」まで
  • 賞レースのネタ批評が的確すぎる天才コント師が初めて明かすお笑い論

    かもめんたる岩崎う大が、キングオブコント歴代決勝ネタを徹底解剖!
    東京03、ロバート、バイきんぐ、かまいたち、さらば青春の光、空気階段……トップコント師たちの勝負ネタ、
    自身が叩き出した歴代最高得点の伝説のネタ『白い靴下』はどのように作られたのか?
    ナイツ塙宣之著『言い訳  関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』 の聞き手を務めた中村計氏が構成・執筆。

    【目次(一部)】
    ●オープニングアクト
    ●シーン1「コントと漫才の境界線」  
    Q1 いきなりですがキングオブコント史上、ベストワンのネタは何ですか
    Q2 漫才トリオと比べて、コントトリオの成功率が高いのはなぜですか
    Q3 賞レースはボケ数が優先されがちですがキングオブコントもそうですか
    Q4 賞レース向きのネタって、あるものですか
    Q5 トリオの役割は、大ボケ、小ボケ、ツッコミに分かれるものなのですか
    Q6 『コンビニ強盗』も飯塚さんの豹変シーンが見どころですよね
    Q7 二○〇九年のキングオブコント決勝でサンドウィッチマンが敗れた理由は?
    Q8 東京03の優勝はキングオブコントの流れをつくる意味でも大きかったのでは?
    Q9 かもめんたるもコントネタを漫才ネタにすることはあるのですか
    Q10 サンドウィッチマンは元コント師なのに、なぜM-1で優勝できたのでしょう?
    Q11 ニューヨークのコントを松本さんが「漫才でもできる」と評した理由は?
    ●シーン2「かもめんたる誕生」  
    Q12 う大さんが笑いに興味を持った「はじめの一歩」を教えてください
    Q13 高校はオーストラリアに留学していたんですよね
    Q14 早稲田大学の看板学部、政治経済学部に合格しているんですよね 他、全53Q
  • 100年の時を越えついに扉が開いた東北野球の“これまで”と“これから”

    2022年、仙台育英が東北勢で初めて夏の甲子園を制し、深紅の大優勝旗がついに白河の関を越えた。
    太田幸司、田村隆寿、大越基、ダルビッシュ有、菊池雄星、大谷翔平、吉田輝星、佐々木朗希……
    彼らでも成しえなかった東北の夢をいかにして叶えたのか。挑み続けた歴史とともに振り返る。
    元・東北球児の著者が60名以上の当事者たちの証言をもとに紡ぎ出す、東北野球の結実。

    【目次】
    はじめに 1989年8月21日
    第一章 秋田 ~草の根の野球熱~
    第二章 宮城 ~竹田利秋の挑戦~
    第三章 東北福祉大の台頭
    第四章 青森 ~ミックス~
    第五章 楽天イーグルスの誕生
    第六章 福島 ~いわき型総合野球クラブ~
    第七章 山形 ~強攻~
    第八章 岩手 ~心を変える~
    第九章 仙台育英と須江航
    おわりに 2022年8月22日
  • 元プロ&元生物部。異色コンビが万年最下位の京大野球部に革命を起こす!

    最下位が定位置の京大野球部に2人の革命児が現れた。
    1人は元ソフトバンクホークス投手の鉄道マン・近田怜王。
    もう1人は灘高校生物研究部出身の野球ヲタ・三原大知。
    さらには、医学部からプロ入りする規格外の男、
    公認会計士の資格を持つクセスゴバットマン、
    捕手とアンダースロー投手の二刀流など……
    超個性的メンバーが「京大旋風」を巻き起こす!
    甲子園スターも野球推薦もゼロの難関大野球部が贈る青春奮闘記。
    『下剋上球児』『野球部あるある』シリーズ著者の痛快ノンフィクション。
  • その島は、歴史の狭間に漂っていた。近現代史の縮図を征く珠玉の紀行ルポ!

    各紙誌で絶賛された新たな「宮沢賢治論」
    (『産経新聞』評者・江上剛氏、『河北新報』評者・土方正志氏、『毎日新聞』評者・池澤夏樹氏)ほか
    「『廃線紀行』に代表される鉄道紀行と『狂うひと』に代表される作家研究が融合しあい、比類のない作品が生まれたことを心から喜びたい」原武史氏(『カドブン』)

    かつて、この国には“国境線観光”があった。樺太/サハリン、旧名サガレン。何度も国境線が引き直された境界の島だ。
    大日本帝国時代には、陸の“国境線“を観に、北原白秋や林芙美子らも訪れた。また、宮沢賢治は妹トシが死んだ翌年、その魂を求めてサガレンを訪れ、名詩を残す。
    他にチェーホフや斎藤茂吉など、この地を旅した者は多い。何が彼らを惹きつけたのか?
    多くの日本人に忘れられた島。その記憶は、鉄路が刻んでいた。賢治の行程を辿りつつ、近現代史の縮図をゆく。
    文学、歴史、鉄道、そして作家の業。全てを盛り込んだ新たな紀行作品!

    【目次】
    第一部 寝台急行、北へ
    一 歴史の地層の上を走る
    二 林芙美子の樺太
    三 ツンドラ饅頭とロシアパン
    四 国境を越えた恋人たち
    五 北緯50度線のむこう
    六 廃線探索と鉱山王
    七 ニブフの口琴に揺られて

    第二部 「賢治の樺太」をゆく
    一 「ヒロヒト岬」から廃工場へ
    二 賢治が乗った泊栄線
    三 「青森挽歌」の謎
    四 移動する文学
    五 大日本帝国、最果ての駅へ
    六 オホーツクの浜辺で
    七 チェーホフのサハリン、賢治の樺太
    八 白鳥湖の謎
    九 光の中を走る汽車
    十 すきとおったサガレンの夏

    おわりに
    文庫版のための長めのあとがき
    主要参考文献一覧
    解説 池澤夏樹

    ※本書は小社より2020年4月に刊行した作品を文庫化したものです。
  • 「自称・普通の投手」を19年間支え続けた矜持とは?

    巨人、西武の投手として19年の現役生活を終え、2022年に引退した内海哲也。
    「自称・普通の投手」を支え続けたのは「球は遅いけど本格派」だという矜持だった。
    2003年の入団後、圧倒的努力で巨人のエースに上り詰め、
    金田正一、鈴木啓示、山本昌……レジェンド左腕に並ぶ連続最多勝の偉業を達成。
    6度のリーグ優勝、2度の日本一、09年のWBCでは世界一も経験するなど順調すぎるキャリアを重ねたが、
    まさかの人的補償で西武へ移籍。失意の中、ある先輩から掛けられた言葉が内海を奮い立たせていた。
    内海は何を想い、マウンドに挑み続けたのか。今初めて明かされる。
  • 1,980(税込)
    著者:
    TK
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    人気ロックバンド、凛として時雨のTK初となる書き下ろしエッセイ。

    孤高の天才ミュージシャンの脳内を解く―。
    ロックバンド、凛として時雨TK初の書き下ろしエッセイ。

    独創的かつ繊細、静と動、狂気的だけど芸術的etc.
    多様なイメージが共存しているのが、凛として時雨というバンド。
    その源を生み出しているフロントマン・TKが綴る、不完全の哲学。

    「永遠に曲が作れないと思っている状況こそが完成」
    「完璧主義であるからこそ、満足することはない」
    「制作における根本は、“見たことない”“触れたことがない”ものを探す」
    「自分の首を絞めていったときに、呼吸の感覚を思い出す」

    TKは、20年のキャリアと齢40を経てもなお、悩み、もがき、苦しみ続けている。
    作品作りは、毎回自分を一番底まで掘り下げて、
    その先にあるものを掴みとってまた何もない状態に戻る。

    家族や生い立ち、バンド結成からソロ活動に至るまで、
    謎に包まれた人間・TKを解き明かす。

    なぜ人は、彼の作る音楽の虜になるのか?
    その答えが、この本にあります。
    ファンのみならず、企画やクリエイティブに携わる人間に読んでほしい一冊です。


    ■出版社からのコメント
    「バンドの持つ普遍的な世界観は残しつつ、革新性も感じられる」、凛として時雨の音楽を聴いたときに抱いた感想だ。守るべきものを守りながら、新しいものを取り入れる。我々編集者はもちろん、世に出す作品作りをする人間において、これは永遠のテーマではないだろうか。TKさんと接するなかで見えた、誰よりも葛藤し、紆余曲折を繰り返す様。どのように、そしてなぜその思考に至ったのか。ファンのみならず、多くの創作者たちをも魅了する理由とは? 彼のクリエイティブの根源に迫りました。
  • 1,012(税込)
    著者:
    齋藤孝
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    「ほめる」は人のためならず。その一言が人間関係をぐっと縮める!

    「ほめる技術」の需要は高まる一方。人との接し方がデリケートになり、人間関係に起因するトラブルが増え、「人を傷つけない」だけでなく、「人を励ます」言葉が求められる現代。人を上手にほめるには、「なぜ相手をほめたいか?」「相手は自分にとってどういう存在か?」を意識し、ほめる語彙を増やすこと。技を身につければ、人間関係も自然に良好に。
  • 布団もカーテンも箸もない!イケメン気象予報士の奇妙な生活

    ZIP!朝の顔であり、キー局一番の若手気象予報士の“ちょっとヘンな”私生活を綴るエッセイ。
    気象予報士という仕事にかける情熱、さらにパニック障害の過去など、知られざる素顔を明かす。
  • 825(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    難聴うさぎ
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    世界一周旅行、YouTube、起業・・・やりたいことは全部やる!

    生まれつき耳が聞こえず、補聴器をつけて生活。
    現在YouTuber、会社経営、タレントとして活動し、SNS総フォロワー55万人を超えるインフルエンサー・難聴うさぎの初エッセイ。

    障がいを抱えながらも、「自分の人生を前向きに生きる」がモットー!
    体は左右非対称だったため、左足の骨を強制的に伸ばすためにたくさん針金を通したり、目はひどい斜視で手術をしたり…、
    現在も聴覚障がいとともに、突発性睡眠障がいも抱えて生活している。

    ★本書の魅力
    「障がいがあるからできないのでは」という固定観念を覆して、世界一周旅行や起業、女優やYouTubeをやったりと行動力とコミュニケーション力がある著者。
    広くいえば、備わってるスペックを気にせず本能のままに生きることに通じると思います。
    障がいがある人、周りに障がいを抱えている方がいる人、悩みを抱えている人、人生に迷っている人のヒントになる本です。
    『それって本当にやりたいこと?』『できるできないで判断してない?』
    『自分の人生の主人公は自分だ』という思いを綴った一冊。

    また、聴覚障がいは、身体的に一見わからないため周囲の「理解」があるのとないのとでは全然違うと言われる障がいのひとつです。
    先天性でなくともストレスなどによって起こりうる、決して他人事ではないテーマでもあります。
    「口を見るだけで会話できる」「筆談が苦手な人もいる」など聴覚障がいへの理解を深めることもできる本となっています。
  • 貧困だけでは語れない。元芸人が、Z世代ネオホームレスの実態に切り込む。

    YouTubeでホームレスを取材し続ける、元芸人による渾身のノンフィクション。
    自らの意思で家に帰らない、Z世代ネオホームレスのリアルに迫る。

    ホームレスと聞いて、「貧困」「路上生活」などを想像する人は多いのではないだろうか。
    しかし近年、10~20代といったZ世代のホームレスが増えている。
    実家が裕福であったり、未成年ながらサラリーマンの平均以上の収入を稼いだりする者。
    決して路上には根を下ろさず、ホテルやマンガ喫茶で生活をする者など、彼らは従来のイメージとは一線を画す。
    もはや貧困だけが理由ではない、まさに新時代の“ネオホームレス”と呼べるのではないか。

    ではなぜ彼らはホームレス(=家に帰らない)という生活を選んだのか。
    パパ活、毒親、推し、トー横界隈など
    その背景には、近年度々取り沙汰される社会問題が切り離せない。

    本書では、YouTubeで反響の大きかった者含めて、4名のZ世代ネオホームレスに密着取材。
    動画では載せきれなかったエピソードのほか、追加インタビューやの著者が交流する中でわかったことなど。
    彼らの生き方を通して、先の問題に警鐘を鳴らすルポタージュ。

    貧困だけでは語れない。求めるのは、息のしやすい場所―。
    あなたの子どもは大丈夫ですか?


    カバーモデル:戦慄かなの



    ■出版社からのコメント
    青柳さんは、ホームレスの方を救いたいといった大義がある訳ではない。社会的な活動家でもない。しかし、“無知”をまったく恥じない人だ。だからどんな相手にも敬意を持って話を聞く。その度に驚き、笑い、悲しみ、また質問を重ねる。その等身大の姿と、“知りたい”という純粋な欲求を目の当たりにすると、人はつい本音をこぼしてしまう。私もそんな彼の魅力に憑りつかれた一人です。
  • 世界中のみんなに元気と勇気を―― 困難を乗り越えるための魂の言葉

    世界中のみんなに元気と勇気を―― 
    一流のアニソン・ゲーソンシンガーたちによる、困難を乗り越えるための魂の言葉


    『幽☆遊☆白書』蔵馬役でデビュー、『新世紀エヴァンゲリオン』碇シンジ役、『呪術廻戦0』乙骨憂太役ほか、数々の著名な役を務めてきた、デビュー30周年を迎えた声優・緒方恵美。
    シンガーとしても活躍する緒方が、コロナ禍のエンタメ業界の現状を憂え、「世界中に元気と勇気を届けたい」と企画した「Precious Anime & Game Song Festival」はクラウドファンディングで費用を集め大成功。2022年3月27日に開催、特別編集版が期間限定で全世界無料配信された。

    「本物を届ける」という方針のもと一流のアニソン&ゲーソンシンガーが集結したフェスとなったが、届けられた歌声のみならず、ライブMC&パンフレットで語られた、出演者がこれまでの人生で体験してきた「苦難」と「それをどうやって乗り越えてきたか」は、聞き手の胸を打ち、また励ましてくれるエピソードだった。

    ぜひそれらの物語をもっと多くの方に届けたい、世界のみんなに更に元気と勇気を――
    「奇跡と希望の音楽フェス」の「魂の言葉」が一冊に結晶化! 

    書き下ろし原稿、貴重なライブ写真も収録。


    【出演】緒方恵美、angela、石川智晶、内田彩、川村ゆみ、高橋洋子、中川翔子、堀江美都子、Lia

    ※各人パートは、緒方恵美による各章プロローグ「○○さんと、私。」、フェスでのトークおよびパンフレット寄稿をもとにした内容に加筆修正をした「○○が語る、あのときの苦難と、乗り越え方。」、緒方恵美による書き下ろし「After talk」で構成。
  • ネイサン・チェンが初めて明かす 金メダル獲得までの苦悩と栄光

    北京五輪のフリーで5度の4回転ジャンプを決め金メダルを獲得したネイサン・チェン。
    その栄光の裏には、想像を絶する苦悩の日々、家族やチームとの絆があった。
    トップスケーターが舞台裏を語り尽くす貴重な回顧録。

    プリウスで32万キロ移動しながら技術を高めた2011年/名コーチ・ラフの教え「一歩さがって迂回せよ」/4回転習得と引き換えに悲鳴をあげた股関節/追い詰められた平昌「リンクから出ていきたい」/「タイガー・マザー」の母との葛藤/北京直前のプログラム変更決断……クワドキングが赤裸々に綴る、金メダル獲得までの物語。

    [目次]
    はじめに ベラ・ウォン
    プロローグ
    第1章 はじまりのころ
    第2章 スケート生活
    第3章 アメリカの希望(ホープ)
    第4章 恐怖心
    第5章 新たな挑戦
    第6章 パンデミック
    第7章 支えてくれる人たち
    第8章 別の道筋をたどって
    第9章 2度めのチャンス
    エピローグ
    謝辞
  • 人間や動物の「背景」に過ぎないはずの植物が、実は知的生命体だとしたら?

    植物が「下等生物」などではなく、「知的生命体」だと知ったら、あなたの世界の見方は一変するだろう。
    植物が驚くほど高い知性を持ち、自分が置かれた状況を把握して、未来を予測し、他の生物とコミュニケーションすら取っていると知ったら――どうだろうか?
    気味が悪い? 伐採したり、食べたりするのが可哀想? 人間は彼らとどう付き合うか考え直すべき……?
    そうしたすべての反応を引き出し、考えるヒントを提供するのが本書、『プランタ・サピエンス 知的生命体としての植物』だ。

    世界で唯一植物の知性を専門に研究する「MINT研究所(ミニマル・インテリジェンス・ラボ)」の代表研究者、科学哲学教授の著者が描き出す植物の知性についての先端研究内容は、ページごとに私たちを驚かせる。植物研究の成果にとどまらず、植物を他の動物やコンピュータ、人間の脳構造などと比較することで、植物のイメージを「声なき背景である下等生物」から「プランタ・サピエンス(賢い植物)」に引き上げていく。

    植物は脳を持たず、人間や動物のように動き回ることもできないが、人間とは異なる驚くべき内面世界があることが今、明らかになりつつある。
    植物は計画を立て、学習し、仲間を認識し、リスクを評価し、決断を下すことができる。そして本書の導入部分で明らかにされているように、植物を「眠らせる」こともできる。
    我々が思うよりもはるかに、植物は活発に、規則正しく、そして「知的に」生きているのだ。

    人間が「動物中心主義」の古い考えを脱し、本当の意味で持続可能な社会を実現するために、植物という「知的生命体」を見直し、理解し、協力関係を築くことを大胆に提案した本書は、人類にとって初めての「教養としての植物本」である。
  • 「塀の内側、檻の外」だからこそ見えてくる人間ドラマ

    受刑者に人気の本は「日本地図」!
    塀のない刑務所がある!?
    網走刑務所で飼っている動物って?――

    全国の刑務所で続けている釈放前教育の実体験を
    もとに書き下ろした、涙と汗の刑務所訪問記。

    <目次>
    はじめに
    第1章 刑務所、どうなっているの?
    第2章 それでは釈放前教育を始めます!
    第3章 所内で過ごす1日24時間
    第4章 もう戻ってくるんやないで
    おわりに
  • 880(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    DJふぉい
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    Repezen FoxxのビジュアルNo1、DJふぉいのソロ初書籍

    日々、SNSやメディアを賑わせているYouTuber・DJ社長率いる5人組グループ「Repezen Foxx」。同グループの中でナンバー1のビジュアルを誇り、男性女性問わず人気を集めているのがDJふぉいだ。YouTubeでは自身の恋愛観や価値観に沿ったストレートな物言いで多くの支持を集め、普通なら彼を避けてしまうような「陰キャ男子」までもが恋愛を相談する不思議な関係性が出来上がっている。カッコイイけど嫌味じゃない、男も憧れるセクシーさは、ふぉいのどんなバックグラウンドや経験によるものなのか。NG一切なしのロングインタビューで、女性観、セックス観まで赤裸々に語り尽くす初のフォトエッセイ。撮り下ろしフォトパートでは、DJふぉいの危険な魅力を存分にパッケージしたスタジオ撮影、「もしふぉいとデートをしたら?」を女性目線で撮り下ろしたifデートロケグラビアも収録。
  • 野球の原点はアマチュアにあり――野村克也が少年たちに伝えた「教え」

    野村はあれだけの大監督でありながら、中学野球でも指揮を執った異色の経歴を持つ。
    その名を「港東ムース」という。そして、このチームは途轍もなく強かった。
    未だ破られていない伝説の全国4連覇。その裏には、野村と少年たちの濃密な日々があった。
    さらに、このチームには古田敦也よりも先に野村の薫陶を受けた一人の捕手がいた。
    野村と「0番弟子」の知られざる物語。

    [目次]
    序章  飾られなかったユニフォーム
    第一章 野村克也の下に集いし少年たち
    第二章 「ID野球」を少年たちに
    第三章 少年たちに伝授する「野村の教え」
    第四章 野村克也の胴上げ
    第五章 日本野球、世界の頂点に
    第六章 「野村監督は、僕のお父さんのような人です」
    第七章 スワローズ2連覇、ムース4連覇!
    第八章 港東ムース、無念の消滅─
    終章  港東ムースが遺したもの
    おわりに
  • 517(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    岩波明
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    トラウマ、PTSD、発達障害――その「流行」とは、一体何なのか?

    躁うつ病や統合失調症はもとより、いまや「発達障害」も一般名称化した。もはや「心の病」は特殊ではない風潮の一方、医療現場では何が変わり、何が変わらず、何が起こっているのか。最前線を走り続ける現役医師が、精神医療「内部」の諸問題、精神医療と「外部」事象との問題、精神医療と心理社会的な問題との関連を批評・露呈させる。

    第1章 医療の中の精神科
    第2章 流行の病
    第3章 精神病院の風景
    第4章 精神鑑定のウソ
    第5章 カウンセリングと精神分析
    第6章 ヒステリーと神経症
    第7章 精神療法のワナ
    第8章 精神疾患の治療法
    第9章 特異な精神症状
  • 3,498(税込)
    著者:
    最相葉月
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    なぜ神を信じるのか? 135人の声から浮かび上がる信仰と祈りのかたち。

    なぜ神を信じるのか? 北海道から沖縄、奄美、五島、小笠原までを全国の教会を訪ね、135人の声から浮かび上がった信仰と祈りのかたち。
  • 縁日を支える独自文化・組織の実情と、暴走する暴排条例の実態を明かす!

    縁日から屋台が消える。
    暴走する暴排条例。反社でないのに排除されている――。
    テキヤ経験者の研究者が祭りを支える人々の実態を取材・調査!
    テキヤ社会と裏社会の隠語集も掲載。

    ソースせんべい、わた菓子、ヨーヨー釣りなど、
    薄利の品を祭りで売る、縁日を支える人たちはどのように商売をし、どう生活しているのか?
    世話人(出店を取り仕切る幹部)を務めた男に帳元(親分)の娘、2人のテキヤのオーラルヒストリーを通じ、戦後から現在までの縁日の裏面史が明らかとなる!
    ■ヤクザとテキヤは祀神が違う
    ■酉の市の熊手の商売は助け合い
    ■昔は刑事さんもお客さん
    ■祭りの混雑をさばくのも世話人の仕事
    ■テキヤ稼業は闇市から始まった
    ■テキヤの葬式じゃあ、ちらしちゃダメ
    ■前金も契約書もない、ご縁による商売

    【テキヤ隠語使用例】
    ・バイはマブテン、サンタクヨロクした(商売は上首尾で沢山儲かった)
    ・アニコウからタイガリくっちまった(兄貴からひどく怒られた)
    ・ヒンはヤリモカマラん(銭は一文も無い)
    ・今日はジンがナイスクだった(今日は人出が少なかった)
    ・スイがバレないうちにハヤバにゴイしょうぜ(雨が降って来ないうちに早く帰ろう)
    ・あいつにヤクマチ切られちゃったよ(あいつに悪口言われた)


    【目次】
     まえがき
     序章 テキヤ稼業とはなにか
    第一部 テキヤの世界
     第一章 テキヤ稼業の実態――元世話人の回想
     第二章 戦後縁日史――帳元の娘の回想
     第三章 彼らはどこから来て、どこに行くのか

    第二部 テキヤ社会と裏社会の隠語
     はじめに
     テキヤ用語一覧
      概説/数字/テキヤ用語使用例
      あ~わ行
     裏社会用語一覧
     あ~や行
    あとがき
    参考・引用文献
  • ジェンダーを知ると生きやすくなるよ――自由に自分らしく生きるヒント

    (目次)
    CHAPTER 1 心と身体を傷つけられないために
    1 ジェンダーを学んで生きやすくなろう
    2 ジェンダー感覚をアップデートさせる秘訣
    3 心と体を傷つけられないための護身術
    4 好きなおでんの具はなんですか--ハラスメントをなくすために

    CHAPTER 2 うっかり誰かを傷つけないために
    1 「○か月だったらもうしゃべるの?」--相手のつらさに寄り添うために
    2 「そんなの普通だよ、大丈夫だよ」--苦しみを無視しないために
    3 「〇〇なんて関係ないよ」--自分の特権に気づくために
    4 「老後は沖縄に住みたいな」--無邪気に消費しないために

    CHAPTER 3 パートナーのジェンダー問題に悩むあなたへ
    1 アサーティブな対話で夫婦円満ライフハック
    2 「拙者のトリセツ」を作って夫婦円満ライフハック
    3 ジェンダーの話になるとケンカになる問題
    4 夫と子育てするのが無理ゲーすぎる問題
    5 夫婦の家事問題を解決するライフハック
    6 男性育休取得のためのライフハック

    CHAPTER 4 ヘルジャパンで傷ついた女子のお悩み相談室
    1 恋愛経験ゼロだけど幸せな結婚がしたい
    2 喪女歴が長すぎて婚活がうまくいかない
    3 痴漢されてから婚活意欲が激減してしまいました
    4 ジェンダーイコール男子はどこにいる?
    5 発見! ジェンダーイコール男子はここにいた

    特別対談 小島慶子さん×アルテイシア 「女子校育ち、非モテ、真夜中の叫び--ジェンダーを知ったら自分にも他人にもやさしくなれた!」
  • 825(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    阿部勇樹
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    選手時代の心の変遷、変わったこと、変わらないこと。阿部勇樹が今、語る。

    レッズはこれからもっと強くなっていかなければいけない。
    選手だけじゃない、多くの人に支えられているのだから。

    この本は、僕が浦和レッズに「移籍」した2012年以降を中心に書かれている。本の話をもらったとき、自分がやってきたことを振り返って、頭を整理することで、自分にも意味があることなんじゃないかと思って受けさせてもらった。

    選手時代の心の変遷、変わったこと、変わらないこと。
    これからに生かすべきこと、伝えるべきこと。

    その当時に感じたことを回想として、また現在の心境とを交互にまとめた。本書を通じて、自分の未来と、レッズやサッカー界の未来に少しでも残せるものがあればと願っている。(本書「はじめに」より引用)

    2021年シーズン限りで引退した阿部勇樹。引退記者会見では2名の恩師の名を挙げ、指導者を目指すための一歩を踏み出した。これまでに語り切れなかった想いを含め、今、本書ですべてを明かす――。
  • 748(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    黄皓
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    自分が変わって、世界が大きく変わった――。4代目バチェラー初書籍!

    「これまでの人生で「異なる勇気」を持つことで、つらいこともあったけど、人生のいろんなことがポジティブに、驚くほど変わっていきました。
    この本を読んだ方の明日が、今日より少しでも豊かなものになったり、嫌なことがあって一人でふさぎこむ日に、少しだけ心の支えや思考の転換になるヒントとなればいいなと思っています。僕自身、つらい日もあったけど、乗り越えた経験、そこから学んだ感情を少しだけシェアすることで、救われる方がいるとすごく嬉しいです」。(本書「はじめに」より一部抜粋)

    【目次】
    ●はじめに
    ●1章:世界の見え方が変わるまで――ポジティブな人生の歩み方
    どんな状況でもポジティブでいられる”心の作り方”/自分が変われば世界が変わる!/人生のターニングポイントでは親のアドバイスの真逆を行こう ほか
    ●2章:ハッピーに生きていくためのメソッド――今日から始められるメタ認知とアウトプット
    自分が変われば、相手も変わる 相手が変われば、自分も変わる/メタ認知とアウトプット/トラウマやコンプレックスは人生に必要 ほか
    ●3章:目的達成のためのコミュニケーション――「仕事」を成功させるテクニックと「恋愛」の工学
    あと1%の差が人生を変える/恋愛におけるコミュニケーションの在り方/命を預けられるほどの信頼関係とは ほか
    ●4章:会社で働くということ、会社をつくるということ――”異なるビジネス”はこうしてつくられる
    学歴よりも熱意と吸収力!/目的意識を明確にして働く/ひとの上に立つ「上司」に求められるものは? ほか
    ●5章:黄皓という人間のつくり方――子どもの教育、家族、恋愛と結婚について
    子育てと返報性の原理/与えたいのは安心、やってほしいのは冒険/子どものイジメについて ほか
  • 1,540(税込)
    著者:
    弘中綾香
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    人気アナウンサー・弘中綾香が紡ぎだす“アンクール”で等身大のエッセイ

    『激レアさんを連れてきた。』『あざとくて何が悪いの?』『ノブナカなんなん?』などに出演する人気アナウンサーがきっと誰にでもある思春期のあれこれをさらけ出した初エッセイ集!

    「かわいいだけじゃやっていけない」と悟った幼少期、暗黒期と語る中学時代、そして現在のアナウンサー・弘中綾香の“骨格”を形作った高校時代……。
    30代を迎えた今だからこそ紡ぎだす“アンクール”で等身大の自分。

    進路に迷う学生から、目の前の仕事に悩むサラリーマンまで。
    人生の次のステップに進むためのヒントが詰まった本書をぜひご覧ください。
  • 不治の病の発病、内定取り消し、1日4回の注射。それでも、やるしかない!

    熱狂的阪神ファンのタレント・千秋さん推薦!
    1型糖尿病患者のプロ野球選手・岩田稔の不屈の半生


    原因がわからず、しかも完治につながる治療法が確立されていない不治の病・1型糖尿病。
    1型糖尿病患者は糖尿病患者全体の1~3%の割合でしかないことから病気に対する世間の認知度は低く、また不摂生が原因となる大多数の2型糖尿病と混同され、偏見や差別に基づく悲しい事件も後を絶ちません。

    阪神タイガースの先発投手として、プロ野球という舞台で活躍する岩田稔選手もまた、大阪桐蔭高校2年生の冬、1型糖尿病を発病したひとりです。高校卒業後は社会人野球に進むことが決まっていたものの、病気が原因で内定が取り消される辛い経験もします。しかし、その悔しさをバネに病気と向き合い続け、大学卒業後に阪神タイガースに入団。第2回WBC(2009年)、日米野球(2014年)では日本代表にも選出され、1日4回のインスリン注射を打ちながら一線級の投手として活躍しています。

    「僕を通じて、もっと多くの方に病気について知ってほしい」
    本書は、「やらな、しゃーない!」という前向きな気持ちで、諦めずに夢を叶えた岩田選手の半生を振り返りながら1型糖尿病という病気について知っていただくと同時に、同じ病気を抱える子どもたちやご家族の希望にもなってほしいという想いで書かれました。
    また、10年間のプロ野球生活でのエピソードを通じ、知られざる苦悩や成功の裏側、これからの目標など、野球人・岩田稔についても率直な想いが綴られています。
  • 圧倒的支持を得る恋愛系YouTuberが贈る恋のストーリー&テクニック

    彼は一体何を考えているの?
    今度こそ、この恋がうまくいきますように…
    圧倒的な支持を得る恋愛系YouTuberが贈る恋のストーリー&テクニック。

    【Contents】

    Chapter1 ただ幸せな恋がしたかった 【5つの恋愛ショートストーリー】

    男女それぞれの視点から描く5篇10作の恋愛ショートストーリー

     セフレは泊まると言ったけど 
     彼と一緒にいたかっただけ 
     元彼の幻想 
     本命になれない 
     まだ私、あなたの特別になれますか? 

    しゅくかしメンバーが登場人物の恋愛相談に!?
    「男の本音、解説します」付き!

    Chapter2 美人じゃなくてもモテはつくれる 【しゅくこの恋愛講座】

    1美人じゃなくてもモテはつくれる  
    2男が好きな女性のタイプ  
    3男をキュンとさせるには  
    4男の脈ありサインを見抜け 
    5好きな人に好かれたいなら絶対やってはいけないこと 
    6男が本当に喜ぶ○○テク  
     デート編/上手な甘え方編/ベッド編
  • 2,090(税込)
    著者:
    片岡 健太
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    人気バンドsumika片岡健太、初となるエッセイ。

    今日本で最も優しい音楽を奏でる男の人間賛歌――。
    誰よりも“普通”だった青年は、誰よりも傷つき悲しみ、そして支えられてきた。
    そのすべてがアンサンブルとなり、自分を見つけていく。

    「さまざまな人にとっての“sumika(住処)”のような場所になって欲しい」
    バンド名の由来にもあるように、sumikaの音楽はとにかく優しく、人への愛にあふれている。
    その中心にいる、すべての楽曲の作詞を手掛けるフロントマン・片岡健太。
    彼の紡ぐ言葉は、人々に寄り添い、そっと背中を押してくれる。その源はどこから来ているのだろうか。
    挫折の連続だった中学時代、愛する人の裏切り、度重なるメンバーの脱退、声を失った原因不明の病etc.
    「人との関わりで多くの絶望を味わいました。でもそれ以上に、人との関わりに救われてきた僕は、ようやく“自分”を見つけることができました」と彼は語る。

    本書は、そんな片岡健太と、彼と関わる人々との記録を綴った人間賛歌エッセイ。
    オール本人書き下ろしに加えて、故郷の川崎市や思い出の地を巡った撮り下ろし写真も多数収録する。
    「特別な才能があるわけじゃない」「1人では何もできない」「昔も今も常にあがいている」、
    凡者・片岡健太のすべてをさらけ出した一冊。

    “自分は何者でもない”と悩む人へ――。
    明日からの景色が、ちょっぴり明るく見えるはず。
  • 命の残り時間を知ったとき、あなたは何をしますか?

    終末期医療患者の願いをかなえる付き添い看護サービス「かなえるナース」。その現場で起きていたこととは……。温かい涙があふれ出るドキュメンタリー短編集。

    【前書きより】
    人は、心からやりたいことや願いを描いたとき、とてつもないパワーが湧いてきます。
    それまで意識がもうろうとしていた方が目を覚まし、寝たきりだった方が起き上がり、
    念願のときをめいっぱい楽しむ姿を何度も目の当たりにしました。
    「願い」が、病を、余命を超える瞬間があるのです。
    本書では、人生最期の願いをかなえ、自分らしい人生を生き切った9人の方々とそのご家族の物語をお届けしていきます。
    その中には「かなえるナース」でお手伝いした方々をはじめ、訪問看護師時代に出会った方々や自分自身の家族のエピソードもあります。
    命の残り時間が迫る中、ご自身や、かけがえのないご家族のために、なんとしてでも思いを遂げようとする。その姿に幾度となく心打たれる場面がありました。
    この本には、それぞれの方たちの願いの実現をお手伝いする中で、僕自身が見たこと、感じたことをありのままにつづりました。
    9つのストーリーの中に、皆さんの心に残る何かが見つかりますように。
  • そこは外国人、高齢者をネトウヨが襲う「空間」と化していた。最前線ルポ!

    そこは、外国人、高齢者をネトウヨが襲う「空間」と化していた。
    団地は、この国の“未来”である。テロ後のパリ郊外も取材した、地べたからの最前線ルポ!!

    団地はこの国の課題最先端「空間」となっていた。
    団地。そこは、かつて「夢と希望の地」だった。
    しかし、いまは都会の限界集落と化している。高齢者と外国人労働者が居住者の大半を占め、さらにそこへ“非居住者”のネトウヨはじめ排外主義者が群がる。
    排外主義的なナショナリズムに世代間の軋轢、都市のスラム化、そして外国人居住者との共存共栄……。
    厳しい現実に負けずに、“一緒に生き続けること”を実践している各団地の取り組みを、私たちは“日本の未来”に出来るのか?
    外国人実習生や排外主義者の問題を追い続ける著者が、日本各地に加えてテロ直後のパリ郊外も取材し、日本に問う。

    ■団地は差別と偏見の触覚だ
    ■孤独死に国籍は関係ない
    ■九〇を超える国籍の人が住むパリの団地
    ■「人種間というよりは、世代間のギャップなんですよ」
    ■きっかけはほとんど“ごみ問題”
    ■日系人は合法的労働者供給源だった
    ■ヘイトスピーチを昇華する

    ※本書は2019年3月の小社より刊行した単行本を加筆修正したものです。

    目次
    まえがき――団地は「世界」そのものだった
    第一章 都会の限界集落――孤独死と闘う
    第二章 コンクリートの箱――興亡をたどる
    第三章 排外主義の最前線――ヘイトへ抵抗する
    第四章 パリ、移民たちの郊外――レッテルを塗りつぶす
    第五章 残留孤児の街――歴史の中に立つ
    第六章 「日本人」の境界――差別と分断に屈しない
    あとがき
    新書版あとがき
    参考文献一覧
  • 周りに流されず、自分の人生を生きる!

    中学校から本格的に始めたバスケットボール。貧血と診断され、練習でもひとり追いつけず苦しいことも多かった名門・桜花学園時代。複数のチームからオファーがあったなか、自ら選んだデンソーアイリスへの入団。日本代表主将としてチームをまとめ、バスケットボール界初のオリンピック銀メダル獲得。一方、30歳を機に立ち上げたTRUE HOPEでアスリート兼社長としての活動をするなど、精力的に様々なことに挑む高田のポジティブ思考の原点がわかる!

    ●目次●
    1章 東京五輪 メダルへの挑戦
    2章 「勝つこと」を意識する
    3章 日々、進化すること
    4章 実業団選手として、思うこと
    5章 オリンピックを終えて
    6章 TRUE HOPEへの思い
  • がんさん、これからは一緒にやっていきましょう--

    朝ドラで一躍人気となった著者。結婚し、3人の子どもに恵まれるが、2012年子宮頸がんが見つかる。5年後に再発、再々発、その間リンパ浮腫にも悩まされた。ともに生きてきたからわかる比呂流がんとの歩み方。

    はじめに

    第一章 人見知りからの第一歩
    とても寒い日の朝
    地下鉄のポスター
    おもしろい顔
    東京での生活
    HIROラップを披露
    一瞬のアイドル活動
    慶さんの辞典と由紀さんのハミング
    結婚生活と三人の息子たち
    妻をやめる
    共依存

    第二章 偶然の発覚
    14年ぶりの検診
    突然の宣告
    ナミビアでの運命的な出会い
    精密検査
    子宮を取ったらどうなるの?
    後遺症は他人事だった

    第三章 来ちゃったリンパ浮腫
    ジャマイカから帰ってきて
    リンパ浮腫は悪くなるのが当たり前?
    リンパ浮腫情報交流サイト「シエスタ」
    リンパ管静脈吻合術

    第四章 5年目の再発
    5年という区切りを迎える検査で
    初めての抗がん剤
    そんな日もあるさ
    日常でいられる時間が大切
    母の異変
    公表しよう

    第五章 軽やかな敗北宣言
    わずか半年後
    治療を立ち止まる
    二度目の抗がん剤治療
    中医学の先生との出会いと叔母
    終わりのない治療

    第六章 今を乗り越える27のヒント
    1 心の処方箋
    2 病院と向き合うときの処方箋
    3 病気と向き合うときの処方箋
    4 患者さんを支えるための処方箋

    終章 コロナ禍で、未来に描くこと
    がん、リンパ浮腫と共に歩む女性の応援活動
    患者さんとの電話交流
    仲間とのお別れ
    緊迫した空気下でのブログ
    YouTubeでの発信
    がんを糖尿病や人工透析のように
    標準治療と自由診療の狭間
    新型コロナでがん検診を諦めないでほしい
    唯一の予防できるがん
    迷惑はかけるもの
    3つの「あ」を携えて、がんと向き合う

    おわりに
  • ~著者より~

    僕はもともと女性で、今は男性です。
    正直、めっちゃ生きるのに悩みが絶えなかった。

    自分がどう生きていくのか ずっと悩んでいた。
     
    けど、これって僕だからじゃなくて、みんなそうだと思います。
    どう生きていくのか?
    どんな未来になるのか?
    わからなくて、悩んで。

    悩むたびに「正解」を探す。
    自分は正しいのか?
    間違っていないだろうか?

    その「正解」は誰が決めたものなのか。それも考えずに、「こうあるべきだ」に囚われ、ただ型に自分をはめてしまっているのではないのか?

    この世に生まれて30年。
    今、やっと「自分らしく」生きるためのスタートを切れた気がします。

    それは「元女子」だと公言し、YouTuberとして発信して、たくさんの人に知ってもらって、見てもらって、「自分は自分のままで生きていいんだ」と思えたからです。

    よく、「自分らしさを大切に」「個性を大切に」そんなことを耳にしますよね。
    でもさ、「自分らしく」生きるってどういうことなんだろう?

    そもそも、「自分らしさ」ってなに?
    何を大事にすればいいのか分かんない……僕もそう思うことがありました。
    今、何かに悩んでいたり、これから先どうしたいか分からない。

    そんな人に、僕がもともと女子に生まれて、男に性転換して、YouTuberとして生きて、どうやって「自分らしさ」を見つけたのか?
    どう悩んで、どう向き合ってきたのか?
    その考え方を、お伝えしたいと思います。

    少しでも、何かのきっかけになれますように。
  • 495(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    山本 謙治
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    うなぎ、クロマグロ、牛肉……・持続可能な食を実現するための入門書

    環境問題、アニマルウェルフェア、人権・労働問題、フェアトレード、商品・サービスの持続可能性、利益の公正な分配、フードロス。食文化、生産者、自分自信を守るために知っておくべきエシカルの基準を提示する!
  • 一戦必勝、短期決戦における勝負のポイントはどこにある?

    <アマチュア野球にはデータ分析への「誤解」がある>

    プロ野球ならいざしらず、アマチュア野球に関していえばデータ分析を取り入れるのが難しいというのも理解できます。まず、そもそも人手が足りません。もちろん、時間もお金もないでしょう。状況的に、データ分析すること自体が難しいのです。「データがあれば有利になるけれど、とてもじゃないが手がつけられない」というのが実情だと推測します。

    確かにそのとおりです。後述しますが、わたしはこのなかでも、特にデータ分析を担う人手を確保することについては、もっともハードルが高いと考えています。

    その一方、「最初からあきらめるのは、もったいないことではないか?」とも思っています。なかなか一歩目を踏み出すことができない背景には、「そこまでする重要性や必然性はないのでは?」と思ってしまう「誤解」があるからだと見ています。これまでに、わたしがよく耳にしてきたものをいくつか挙げてみましょう。

    1、アマチュア野球の多くはリーグ戦ではなくトーナメント方式による一発勝負なので、データを取る意味がそこまでない。
    2、データ分析をするには、ひとつの相手に対して複数の試合データを取らなくてはならないので、とてもやりきれない。
    3、映像がないとデータは取れない。映像を撮るための道具や設備がない。あるいは、ルール上、映像を撮ることが禁止されている。
    4、そもそも、正確なデータを取れない。そういった能力を持った人材がチームにいない。
    5、データ分析をして攻略のプランを立てたとしても、そのとおりに選手が動けない。

    ざっと、このようなところでしょうか。これらの誤解に対して、本書で一つひとつクリアにしていきます――(第1章より)
  • 巨龍を動かすのは、市井の人びとだ。中国は雑踏から見るほうが面白い――。

    黄河の農村に誕生した71歳インフルエンサー。
    中国式漫画ビジネスに挑む漫画家。
    定年退職後に語学力ゼロでカレー屋を興した男。
    中国在住の大人気ドキュメンタリー監督が全土を駆け回り、中国人の心を震わせた人びとを描くルポ!
    中国は雑踏から見るほうが面白い――。

    彼らが見た現実。彼らから見える実態。
    ■中国テレビ界のスターとなった男
    ■中国建国記念パレードで行進した日本人
    ■大連で奮闘するシングルマザー
    ■「妻」でなく「私」を目指した女性起業家
    ■「中国版シリコンバレー」に集う挑戦者たち
    ■中国映像界を駆け上がるドキュメンタリー監督

    「我住在這里的理由(私がここに住む理由)」。中国で大人気を博すドキュメンタリー番組で累計再生回数は6億回を超える。
    この番組では、2015年より日本に住む中国人と中国に住む日本人、約200人が登場してきた。
    本書は特に濃い人を厳選し、カメラをペンに替えて描いたルポである。
    巨龍を動かすのは、市井の人びとだ。

    【目次】
    まえがき
    第一章 黄河の農村の七一歳インフルエンサー 農業家・川崎広人
    第二章 中国式漫画ビジネスに挑む 漫画家・浅野龍哉
    第三章 中国テレビ界のスター 俳優・矢野浩二
    第四章 中国建国記念パレードで行進した日本人がいる 安達家 
    第五章 シングルマザー奮戦記 会社員・松尾梨恵
    第六章 「歌舞伎町の案内人」から「政治家」へ  事業家・李小牧
    第七章 富裕層が見た中国社会 起業家・星本祐佳
    第八章 挑戦者は「中国版シリコンバレー」に集う  ビジネスマンの群像
    第九章 武漢でカレー屋を興した老人  店主・嶋田孝治
    終 章 中国映像界を駆け上がる  ドキュメンタリー監督・竹内亮
  • 多様性の時代。ミライの君のために、今できることって何だろう?

    多様性の時代、「人と違う」「同じことができない」はダメじゃない!

    これからの僕らが、幸せに働き、生きるためには、「今」なにをするべきか?

    弱点(バリア)と思われがちな特性を「自分だけの価値(バリュー)」にするために
    必要な考え方が、漫画とイラストで学べる1冊。
  • 「雪は天から送られた手紙である」の言葉で有名な著者自選の科学随筆集。

    「雪は天から送られた手紙である」の言葉で有名な中谷宇吉郎。世界で初めて人工雪の製作に成功した物理学の権威は、恩師・寺田寅彦の影響を受け、一般読者向けの随筆を数多く残している。科学的なものの見方とは、人間の愛情や道徳観から離れ、物質や法則をそのままの形で知ろうとすることとする「科学と人生」をはじめ、「科学と政治」「科学のいらない話」「寺田研究室の思い出」など、著者自選11編を収録。解説・永田和宏
  • なんでこうなの!?ニッポンの英語――阿部公彦氏(英文学者)推薦!

    なんでこうなの? ニッポンの英語。“英語忍者”の名物記者が禁断の問い投げかける。
    「だよね~」ポイントがたくさん。探偵に扮した英語忍者がしっかり「犯人」も見つけます。
    もちろん、あのお騒がせ英語民間試験もたっぷり話題に……。著者ならではの「つっこみ」芸をご堪能ください!
    ――阿部公彦(英文学者)

    巷にあふれるカタカナ英語、いまや自宅でも習える英会話講座、新刊が絶えない英語学習本、議論され続ける英語教育……
    開国以後、もっとも身近な外国語となり、課題であり続けてきたにもかかわらず、いつまでたっても「出来る」ようにならない、英語に翻弄され続ける不思議さよ――。
    自らも辛酸をなめてきた一記者が、学生や教師、国会議員や通訳・翻訳者、自動翻訳の研究者まで、様々な人々業界を30年近くにわたって取材。
    そこから見えてきたこととは?「英語が出来ます」といえる日は来るのだろうか……?
    渾身のルポ+オピニオン!
  • シリーズ2冊
    1,9802,090(税込)
    著者:
    打越 孝明
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    明治神宮鎮座100年記念! 日本人の心を一つにするための、偉大な旅の全て

    明治神宮鎮座100年記念出版!

    国民の生活に接し、日本を知るため。
    人々の心を一つにするため。
    偉大なる旅路の足跡をたどる、決定版の一冊。

    本書では近畿、北陸、中国、四国、九州、以上の地域における明治天皇の行幸の足跡をまとめた。

    各地を実際にフィールドワークし、現代も残る宿舎や記念碑、語り継がれるエピソードなどをこの一冊に集約。
    また行幸がなかった県についても、明治天皇ゆかりの事跡をまとめている。
    現在の様子や当時の様子がわかる写真を、オールカラーでふんだんに収録している。
  • 880(税込)
    著者:
    寺田寅彦
    出版社: KADOKAWA

    科学に興味をもつ一般読者向けに編まれた科学随筆集。全13篇を収録。

    「空いた電車に乗るために採るべき方法はきわめて平凡で簡単である。それは空いた電車の来るまで、気永く待つという方法である」(「電車の混雑について」)。科学に興味をもつ一般読者向けに編まれた、『柿の種』と双璧をなす代表作。人間が発明し、創作した物のなかで「化物」は最も優れた傑作とする「化物の進化」をはじめ、「物理学と感覚」「科学上の骨董趣味と温故知新」「怪異考」ほか全13篇を収録。解説・全卓樹
  • 1,430(税込)
    著者:
    Takuma
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    いま大注目のTikTokクリエイターTakuma初エッセイ!

    TikTokフォロワー 驚異の400万人超!! (2021年12月時点)
    いま大注目のクリエイターTakuma初エッセイが誕生!

    雑音(ノイズ)なんて、フルシカト。
    超人気モデル&インフルエンサーTakumaが語る
    「自分の欠点を“武器”に変える生き方」とは?

    インフルエンサー、ファッションモデル、ブランド経営。
    さまざまなフィールドで活躍し、若者から絶大な支持を集めるTakumaの
    「生い立ち」「恋愛観」「夢」「人生哲学」までが詰まった一冊!

    モデルとしては不向きと見られやすい
    170cm台前半の身長や、一重まぶた。
    持って生まれた自分へのコンプレックスを、どう強みに昇華し
    美しく身にまとうか――。

    Takumaの魅力が詰まった撮り下ろしカラーグラビアも満載!

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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