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『あの原作がここにある!メディア化作品フェア、文春文庫(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全292件

  • 711(税込)
    著:
    夢枕獏
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    時は平安時代、京の都に安倍晴明という名高い陰陽師がいた。まだ闇が闇として残り、夜になれば人も、鬼も、物の怪も、同じ都の暗がりに、息をひそめて住んでいた時代だ。安倍晴明は従四位下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼など、普通の人間には見えない、妖しのものどもを相手に、この世ならぬ不可思議な難事件をあざやかに解決する。親友の源博雅は、霊感はまるでないが、刀では敵なしの強さ。力を合わせて物の怪に挑む。野村萬斎・主演で映画化された原作!
  • 714(税込)
    著:
    宮下奈都
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    第13回本屋大賞、第4回ブランチブックアワード大賞2015、第13回キノベス!2016 第1位……伝説の三冠を達成!
    日本中の読者の心を震わせた小説、いよいよ文庫化!

    ゆるされている。世界と調和している。
    それがどんなに素晴らしいことか。
    言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。

    高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。
    ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長していく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った物語。

    解説は『一瞬の風になれ』で本屋大賞を受賞した佐藤多佳子さん。

    豪華出演陣で映画完成!
    外村青年を山崎賢人、憧れの調律師・板鳥を三浦友和、先輩調律師・柳を鈴木亮平、ピアニストの姉妹を上白石萌音、萌歌が演じています。2018年6月8日公開。

    「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」
  • 望むことは、罪ですか? 誰もが顔見知りの小さな町で盗みを繰り返す友達のお母さん、結婚をせっつく田舎体質にうんざりしている女の周囲で続くボヤ、出会い系サイトで知り合ったDV男との逃避行──。普通の町に生きるありふれた人々に、ふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を見事にとらえる五篇。現代の地方の閉塞感を背景に、五人の女がささやかな夢を叶える鍵を求めてもがく様を、時に突き放し、時にそっと寄り添い描き出す。著者の巧みな筆が光る傑作。第147回直木賞受賞作!
  • 「童子のあやかしが出没し、悪さを働いているようだな、博雅」「よし。では、ゆくか晴明よ」。われらが都を魔物から守れ。百鬼が群れる平安京の闇の果て、幻術、風水術、占星術を駆使し、難敵に立ち向う希代の陰陽師・安倍晴明と笛の名手・源博雅。名コンビの活躍、すがすがしくて、いと、おかし。「天邪鬼」「下衆法師」「陀羅尼仙」「露と答へて」「鬼小町」「桃薗の柱の穴より児の手の人を招くこと」「源博雅堀川橋にて妖しの女と出逢うこと」の7篇を収録したシリーズ2巻目。
  • 774(税込)
    著:
    米澤穂信
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    アルバイト情報誌に掲載されていた仕事は「ある人文科学的実験の被験者」になれば、時給1120百円…つまり11万2千円がもらえるというもの。これは誤植か? そんな仕事が実在するのか? 破格の条件につられて応募し、選ばれたのは12人の男女。とある地下施設に閉じ込められた彼らは、<実験>の内容を知り驚愕する。それは、より多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった──。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場! 映画化原作。
  • 京の北、丑の刻に貴船神社に現われる白装束の女。唇には釘、左手には人形、右手には鉄の鎚……自分を捨てた男を取り殺すため鬼と化す。男の窮地を救うため、安倍晴明と源博雅が目にしたものは!? 嫉妬に狂った女の悲しさを描いた「鉄輪」他「瓜仙人」「這う鬼」「迷信」「ものや思ふと……」「打臥の巫女」「血吸い女房」の7篇収録。平安の世を騒がす魍魎(もうりょう)に立ち向かう、若き晴明と博雅の胸のすく活躍! 「陰陽師」シリーズ第3弾。
  • 暴走車を駆って大量殺人を犯した男、ブレイディは、母親とともに暮らす孤独な男。
    いま彼は新たな計画を練っていた――。
    一方、退職刑事ホッジズも犯行に使われた自動車を手がかりに、真相に近づきつつあった。
    開始される惨劇の秒読み。それを阻止すべく、ホッジズと仲間達は奔走する!
    巨匠渾身のミステリー大作。
    (解説・千街晶之)
  • 「恐怖の帝王」がデビュー40年目にして初めてミステリーを書いた!

    暗い霧雨の朝。仕事を求める人々の列に、何者かが駆る暴走車が突っ込んだ。多数の死傷者を残して車は走り去り、事件は未解決に終わった。
    そして今、退職刑事ホッジズのもとに犯人からの挑戦状が届く。
    「こいつをこの手で捕らえてやる」。決意したホッジズは、孤独な調査を開始する――。

    退職刑事VS卑劣な殺人鬼。米最高のミステリー賞・エドガー賞を受賞した巨匠の傑作。
  • 509(税込)
    著:
    又吉直樹
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    NHKでドラマ放送スタート!(出演・林遣都、波岡一喜、門脇麦)
    第一五三回芥川賞を受賞し、二〇一五年の話題をさらった「火花」が文庫化。
    受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」を併録。

    売れない芸人の徳永は、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。
    神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。
    笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。
    第一五三回芥川賞を受賞し、累計発行部数283万部を誇る傑作が待望の文庫化!
  • 713(税込)
    著:
    西川美和
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    妻が死んでも泣けない男のラブストーリー。映画化話題作

    予期せず家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか――。人を愛することの「素晴らしさと歯がゆさ」を描ききった物語。
  • 鬼才スタンリー・キューブリック監督による映画化作品でも有名な、世界最高の「恐怖の物語」

    雪に閉ざされたホテルに棲む悪霊が、管理人一家を襲う。天才キングが圧倒的筆力で描き出す恐怖! これこそ幽霊屋敷もの、そして20世紀ホラー小説の金字塔
  • 日清戦争から十年──じりじりと南下する巨大な軍事国家ロシアの脅威に、日本は恐れおののいた。「戦争はありえない。なぜならば私が欲しないから」とロシア皇帝ニコライ二世はいった。しかし、両国の激突はもはや避けえない。病の床で数々の偉業をなしとげた正岡子規は、戦争の足音を聞きながら。燃えつきるようにして逝った。
  • 作戦の転換が功を奏して、旅順は陥落した。だが兵力の消耗は日々深刻であった。北で警鐘が鳴る。満州の野でかろうじて持ちこたえ冬ごもりしている日本軍に対し、凍てつく大地をとどろかせ、ロシアの攻勢が始まった。左翼を守備する秋山好古支隊に巨大な圧力がのしかかった。やせ細った防御陣地は蹂躙され、壊滅の危機が迫った。
  • 引っ越しの朝、男に振られた。やってきた蒲田の街で名前を呼ばれた。EDの議員、鬱病のヤクザ、痴漢、いとこの居候――遠い点と点が形づくる星座のような関係。ひと夏の出会いと別れを、キング・クリムゾンに乗せて「ムダ話さ」と歌いとばすデビュー作。第96回文學界新人賞受賞作。高崎での乗馬仲間との再会を描く「第七障害」も併録。「やわらかい生活」として、豊川悦司、寺島しのぶで映画化された話題作です。
  • 各地の会戦できわどい勝利を得はしたものの、日本の戦闘能力は目にみえて衰えていった。補充すべき兵は底をついている。乏しい兵力をかき集めて、ロシア軍が腰をすえる奉天を包囲撃滅しようと、日本軍は捨て身の大攻勢に転じた。だが、果然、逆襲され、日本軍は処々で寸断され、敗走する苦境に陥った。
  • 維新で賊軍とされた伊予・松山に、三人の若者がいた。貧乏士族の長男で風呂焚きまでした信さん(後の秋山好古)、弟で札付きのガキ大将の淳さん(真之)、その竹馬の友で怖がりの升さん(正岡子規)である。三人はやがて、固陋なる故郷を離れ、学問・天下を目指して東京に向かう。しかし、誰が彼らの将来を予見できただろうか。一人は日本陸軍の騎兵の礎をつくり、一人は日本海大海戦を勝利にみちびき、さらに一人は日本の文学に革命を起こすことになるのである。
  • 鬼才スタンリー・キューブリック監督による映画化作品でも有名な、世界最高の「恐怖の物語」

    雪に閉ざされたホテルに棲む悪霊が、管理人一家を襲う。天才キングが圧倒的筆力で描き出す恐怖! これこそ幽霊屋敷もの、そして20世紀ホラー小説の金字塔
  • 女探偵・葉村晶(あきら)は探偵事務所からの仕事で生計をたてながら、時に家族がらみの無料捜査も押し付けられる、何でも屋だ。念願の本を出版し、結婚直前だった順風満帆の婚約者はなぜ自殺したのか? 受けてもいない健康診断の、ガンを知らせる通知書が届いた意図は? 瀟洒なプチ・ホテルに集う常連に隠された惨事とは? 彼女に持ち込まれる事件の真相は、少し切なく、ぞくっと怖い。構成の妙、鮮やかなエンディングにうならされる、みごとな連作短篇集。
  • 明治三十七年二月、日露は戦端を開いた。豊富な兵力を持つ大国に挑んだ戦費もろくに調達できぬ小国……。秋山好古陸軍少将の属する第二軍は遼東半島に上陸した直後から、苦戦の連続であった。また、連合艦隊の参謀・秋山真之少佐も、堅い砲台群でよろわれた旅順港に潜む敵艦隊に苦慮を重ねる。緒戦から予断を許さない状況が現出した。
  • 612(税込)
    著:
    角田光代
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    いじめで群馬に転校してきた女子高生のアオちんは、ナナコと親友になった。専業主婦の小夜子はベンチャー企業の女社長・葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始める。立場が違ってもわかりあえる、どこかにいける、と思っていたのに……結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、たったそれだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう。女性の友情と亀裂、そしてその先を、切なくリアルに描く傑作長編。第132回直木賞受賞作。
  • 「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」。明治三十八年五月二十七日早朝、日本海の朝靄の中にロシア帝国の威信をかけたバルチック大艦隊がついにその姿を現わした。国家の命運を背負って戦艦三笠を先頭に迎撃に向かう連合艦隊。大海戦の火ぶたが今まさに切られようとしている。感動の完結篇。
  • 35歳の奈津は売れっ子脚本家。仕事は順調だが、マネージャーである夫の支配的な態度に萎縮し、精神的にはギリギリの日々。そのうえ奈津は人一倍性欲が強く、躯の奥から溢れる焦りと衝動になんとか堪えていた矢先、敬愛する56歳の演出家・志澤とメール交換を始めたのを機に、女としての人生に目覚めていく。志澤の、粗野な言葉遣いでの“調教”にのめり込む奈津。そして生と性の遍歴が始まった…。柴田錬三郎賞ほか文学賞三冠受賞。文壇に衝撃を与えた迫力の官能長篇!
  • 2014年3月3日、日本テレビ『しゃべくり007』で、紹介された作品です。
    「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。僕がマユに出会ったのは、人数が足りないからと呼びだされた合コンの席。理系学生の僕と、歯科衛生士の彼女。夏の海へのドライブ。ややオクテで真面目な僕らは、やがて恋に落ちて……。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説──と思いきや、最後から二つめのセリフ(絶対に先に読まないで!)で、本書はまったく違った物語に変貌してしまう。
  • 強靭な旅順要塞の攻撃を担当した第三軍は、鉄壁を正面から攻めておびただしい血を流しつづけた。一方、ロシアの大艦隊が、東洋に向かってヨーロッパを発航した。これが日本近海に姿を現わせば、いま旅順港深く息をひそめている敵艦隊も再び勢いをえるだろう。それはこの国の滅亡を意味する。だが、要塞は依然として陥ちない。
  • 戦争が勃発した……。世界を吹き荒れる帝国主義の嵐は、維新からわずか二十数年の小国を根底からゆさぶり、日本は朝鮮をめぐって大国・清と交戦状態に突入する。陸軍少佐・秋山好古は騎兵を率い、海軍少尉・真之も洋上に出撃した。一方、正岡子規は胸を病みながらも近代短歌・俳句を確立しようと、旧弊な勢力との対決を決意する。
  • 源博雅の枕元に夜な夜な現れる、異国の美しい女。何か言いたげな眼で博雅をみつめ、甘やかな匂いを残して消えてゆく…。安倍晴明は、博雅が帝から賜ったという摩訶不思議な琵琶に着目する。はたして琵琶と女の関係は?(「月琴姫」)真夜中の観音堂で、延々と経を唱える小僧の声。もののけか? いつまでも読み終わらないわけは…。(「魔鬼物小僧」)御歳71の名僧・浄蔵の淡い初恋が、40年の時を経て成就する!?(「浄蔵恋始末」)など全9篇収録のシリーズ第9弾!
  • 「臨床犯罪学者・火村英生」斎藤工×窪田正孝で2016年1月より連続ドラマ化

    お笑い芸人志望の若者、アンチエイジングのカリスマ等、「若さ」をモチーフとした作品集。学生時代の火村英生の名推理もキラリ
  • 平安の都で不穏な怪事が相次いでいる。ものを盗らない謎の女盗賊の出没、妊婦が次々に腹をひきさかれ惨殺…。そんな中、安倍晴明と源博雅の2人は、顔にできた不気味な瘡に苦しむ平貞盛の元へ赴き、異様な光景を目の当たりにする。連続する怪異の真相と、その背後に蠢く邪悪な男の正体とは? ライバル・蘆屋道満、兄弟子・賀茂保憲といったお馴染みの顔に加え、藤原秀郷(俵藤太)も大活躍。さらにはあの、怨霊中の怨霊である“武将”が登場! 大人気シリーズ第8弾。
  • 安倍晴明の屋敷で、いつものように源博雅が杯を傾けている所へ、橘実之の娘、虫が大好きな露子姫が男装してやってきた。何でも晴明に相談があるというのだ。広沢の遍照寺にいる僧が、眠る前に誦経していると、黄金色をした虫が現われるが、朝には消えてしまうらしい。この虫の正体は──。「二百六十二匹の黄金虫」他、「鬼小槌」「棗(なつめ)坊主」「東国より上る人、鬼にあうこと」「覚(さとる)」「針魔童子」の全6篇を収録した人気シリーズ第7弾。
  • 安倍晴明と源博雅の2人は、豪腕で知られる俵藤太とともに“武将”の死の謎を追う。そのうち、都で起こっている数々の怪事件の裏に、亡き“武将”との浅からぬ因縁が見え隠れしてくる。もしや彼の遺灰に解決の鍵が…。連続する怪異の真相、そして恐るべき陰謀を企てる<真の黒幕>とは? 都の命運を左右する壮絶な呪法合戦が繰り広げられ、クライマックスはシリーズ屈指の対決が! 息をつかせぬスリリングな展開と、壮大なスケールでおくる傑作大長篇。
  • 圧倒的人気を誇る教師、ハスミンこと蓮実聖司は問題解決のために裏で巧妙な細工と犯罪を重ねていた。三人の生徒が蓮実の真の貌に気づくが時すでに遅く……。学園祭の準備に集まったクラスを襲う、血塗られた恐怖の一夜。蓮実による狂気の殺戮が始まった! ミステリー界の話題をさらった超弩級エンターテインメント。解説・三池崇史(映画監督)
  • 大人気、陰陽師シリーズ第6弾は、粒ぞろい5篇。橘実之の娘、露子姫はことのほか虫が好き。男の童が見つけてきた、真っ黒で赤い斑点がある珍しい虫を可愛がっていたところ、この虫が異様な成長を遂げて……「むしめづる姫」。安倍晴明の師匠、賀茂忠行の息子・保憲が厄介な頼みごとにやってきた……「首」。できものの中から蛇が……「怪蛇」。妙なる琵琶の音色に、姿の見えないものが寄ってきて……「呼ぶ声の」。宮中につぎつぎと妖(あやし)が……「飛仙」。
  • 850(税込)
    著:
    桐野夏生
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    “家族”という荒野を生きる――。そこにある、孤独と希望。
    新聞連載時、大反響を呼んだ話題作。

    こんなにいとも簡単に夫と息子を捨てられるとは。

    会社員の夫と、大学生と高校生の息子たちとともに東京の郊外で暮らす主婦・朋美。
    日々家庭を支えてきた苦労を理解しようともせず、夫はその場しのぎの言葉ばかり、息子たちは「キモいおばさん」扱い。
    46歳の誕生日、朋美はついに反乱をおこす。自分を軽んじる、身勝手でわがままな家族たちとの決別。レストランの席を立って、夫の愛車で高速道路をひた走る――。家出した妻より、車とゴルフバックが気になる夫をよそに、朋美はかつてない解放感を味わうが……。

    解説・速水健朗

    ※この電子書籍は2013年10月に毎日新聞社より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ累計420万部超!
    大人気シリーズ「池袋ウエストゲートパーク」第13弾!

    真冬の池袋で、超高給短期バイトの情報が駆けめぐる。たった半日で報酬は10万円以上。
    怪しすぎる誘惑に浮き立つ若者たち。隠された目的は何なのか。
    そして、募集に使われた闇サイトの運営をめぐり、マコトのもとにはある財団から依頼が持ちこまれる――。

    表題作含む4篇のほか、石田衣良デビュー20周年を記念した朝井リョウとの対談も収録。

    ※この電子書籍は2017年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 今秋映画化。一杯のワインが彼女の運命を変えた!?
    自慢のワインを持ち寄り楽しむ宴。そこは愛と欲望と打算が渦巻く場でもあった。人気コミック原作者によるもうひとつの『神の雫』。

    ※この電子書籍は2017月11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 673(税込)
    著:
    岩井俊二
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「Love Letter」から24年――映画「ラストレター」原作小説。
    「君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?」

    「君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?」亡くなった姉の未咲の代わりに同窓会に出た裕里は、初恋相手の鏡史郎と再会し、姉のふりをして文通を始める。
    手紙は姉妹の娘たちをも巻き込み、二つの世代の時間を動かし始める――。
    不朽の名作『ラヴレター』から24年の時を経て贈られる、岩井美学の到達点。

    映画「ラストレター」(出演:松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治ほか)の原作小説。

    解説・西崎憲

    ※この電子書籍は2018年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 602(税込)
    著:
    沼田真佑
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    第157回芥川賞受賞作。

    大きな崩壊を前に、目に映るものは何か。

    北緯39度。会社の出向で移り住んだ岩手の地で、
    ただひとり心を許したのが、同僚の日浅だった。
    ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。
    いつしか疎遠になった男のもう一つの顔に、
    「あの日」以後、触れることになるのだが……。

    樹々と川の彩りの中に、崩壊の予兆と人知れぬ思いを繊細に描き出す。

    芥川賞受賞作に、単行本未収録の「廃屋の眺め」(「文學界」2017年9月号・受賞後第一作)、「陶片」(「文學界」2019年1月号)を併録。

    綾野剛・松田龍平主演で映画化(大友啓史監督)、2020年初頭に公開予定。

    ※この電子書籍は2017月7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 株式市場で、巨大な詐欺が行われていた!?
    何故か株を買おうとすると値段が逃げ水のようにあがってしまう。その陰には巨大詐欺と投資家を出し抜く超高速取引業者の姿があった。

    ※この電子書籍は2014年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 2019年、リメイク版映画が公開!
    競争社会を逃れてメイン州の田舎に越してきた医師一家を襲う怪異。モダン・ホラーの第一人者が“死者のよみがえり”のテーマに真っ向から挑んだ、恐ろしくも哀切な家族愛の物語。
  • 2019年、リメイク版映画が公開!
    競争社会を逃れてメイン州の田舎に越してきた医師一家を襲う怪異。モダン・ホラーの第一人者が“死者のよみがえり”のテーマに真っ向から挑んだ、恐ろしくも哀切な家族愛の物語。
  • 744(税込)
    著:
    福澤徹三
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ムロツヨシ、古田新太、田中圭らでまさかのドラマ化「Iターン」
    傑作リーマン・ノワールの続刊が書き下ろしで登場!

    狛江は左遷先のQ支店から東京本社へ凱旋した。安堵したのも束の間、妻子とはぎくしゃくし、会社では部下たちの自己チューぶりに翻弄される。しかもCMに起用したアイドルのスキャンダルが報じられ、とうとう追い出し部屋へ! またもやリストラ寸前の崖っぷちに立たされる狛江。そして、あの男との恐怖の再会が待っていた!
  • 612(税込)
    著:
    宮下奈都
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    忘れても忘れても、ふたりの世界は失われない。
    映画化決定(主演・太賀、衛藤美彩)、本屋大賞受賞作家の瑞々しいデビュー作。

    行助は美味しいたいやき屋を一人で経営するこよみと出会い、親しくなる。
    ある朝、こよみは交通事故の巻き添えとなり、三ヵ月後、意識を取り戻すと新しい記憶を留めておけなくなっていた。
    忘れても忘れても、二人の世界は少しずつ重なりゆく。

    文學界新人賞佳作に選ばれた瑞々しデビュー作。

    *文庫版には「日をつなぐ」(角川文庫『コイノカオリ』収録)も併録しました。

    解説・辻原登


    ※この電子書籍は2016年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 北関東の小さな町で、珈琲豆と和食器の店「小蔵屋」を営む、お草さん。
    彼女の日常にふと顔をのぞかせる闇が読者をグイグイ引き込む大人気シリーズ第6弾。

    秋のある日、草に旧友の初之輔から小包が届く。中身は彼の書いた短い小説に、絵を添えたものだった。
    これをきっかけに、初之輔と再会した草は、彼の苦しかった人生を元気づけるために、彼の短編を活版印刷による小本に仕立て贈ることにした。
    この小本の印刷を依頼した小さな印刷会社の個人データ流出事件に草は巻き込まれる。
    草の働きによって、印刷会社周辺の人々の記憶までもが明るく塗りかえられてゆく。

    「一つほぐれると、また一つほぐれてゆくものよ」
    逃した機会、すれ違い、あきらめた思い――長い人生、うまくいくほうがまれだったけど、丁寧に暮らすのが大切。

    お草さんの想いと行動が心に染みる珠玉の一冊。


    ※この電子書籍は2018年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 炭のように真黒の兎が叫ぶ、「晴明を呼べ、呼ばねば喰い殺すぞ!」
    おなじみの蘆屋道満や盲目の琵琶法師・蝉丸も登場する、大人気シリーズ第15弾!

    蛇に噛まれてから夜にうなされるようになった渡辺元綱。
    その声は、かつて元綱が殺した者たちの声であった。(「邪蛇狂い」)

    藤原兼家が真っ黒な兎を捕らえた。
    ところが、その毛は日に日に白い部分が増え、しかも凶暴になっていくという。
    清明たちが月蝕の夜に訪ねてみると、籠の中に、兎が二本足で立っていた。(「嫦娥の瓶」)

    月の美しい晩秋の夜、蘆屋道満がどこか淋しそうに一人で酒を飲んでいる。
    そこに萱鼠(かやねずみ)や蟾蜍(ひきがえる)が出てきて、落葉の衣をまとって舞い始める。(「道満月下に独酌す」)

    今宵も晴明と博雅が、平安の都の怪異に挑む!

    ※この電子書籍は2016年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • アフリカの最貧国・マラウイを食糧危機が襲い、ウィリアム少年は食べていくために中学校を退学せざるをえなくなる。。
    しかし、知的好奇心にあふれた彼はNPOがつくった図書館に通い、そこで風力発電について書かれた一冊の本と出会います。
    電気があれば暗闇と空腹から解放される――ウィリアム少年は発電の仕組みを独学し、廃品を集めて作った風車で発電に成功、そこから大きなチャンスをつかみます。

    池上彰さんも「学ぶということが、これほどまでに人生を豊かにしてくれるとは」「私たち日本人が忘れていたことを、この本は教えてくれます」と解説で太鼓判を押す、感動の実話。
  • 映画化もされた第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』の多田と行天が帰ってきた!相変わらず、汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も引き受ける多田便利軒。ルルとハイシー、星良一、岡老人、田村由良ら、お馴染みの愉快な奴らも健在。多田・行天の物語とともに、曾根田のばあちゃんの若き日のロマンス「思い出の銀幕」や岡老人の細君の視点で描く「岡夫人は観察する」など、脇役たちが主人公となるスピンアウトストーリーを収録。
    ※この電子書籍は、2012年10月に文藝春秋より刊行された電子書籍の表紙を変更したもので、内容に変更はありません
  • 純文学作家「色川武大」=阿佐田哲也が戦後の焼け野原を舞台に描く、本邦ギャンブル小説の最高峰!

    終戦直後、焼け野原の上野のドヤ街で「ドサ健」と出会い、一気に博打にのめりこんだ主人公の「坊や哲」。
    チンチロリンや麻雀の技、いかさまの腕を磨いた哲が「出目徳」や「女衒の達」「上州虎」ら仕事師と渡り合い、生き残りをかけて激闘する阿佐田哲也のピカレスクロマンの最高傑作!

    解説・先崎学
  • 身体を壊し、無頼の生活に見切りをつけ、勤め人となった「坊や哲」。
    そんな哲の前に“あの男”が姿を現し、ふたたび激闘の渦の中へ!

    戦後も安定期に入った。私こと「坊や哲」は唐辛子中毒で身体を壊し麻雀から足を洗って勤め人となった。
    ある日、会社の仔分がおそろしく派手な毛皮の半オーバーに鍔の広いテンガロンハットをかぶった一人の男を連れてきた。ドサ健だった。
    そして私は、再び麻雀の世界に身を投じることになった。
    傑作ピカレスクロマン、感動の完結篇!

    解説・柳美里
  • 肘を壊し、いかさまができなくなった「坊や哲」。
    闇の組織から高利の金を借り、窮地に陥るが……。

    長年にわたる麻雀の打ち過ぎのためか、肘が上がらなくなり、いかさまが出来なくなった私こと「坊や哲」の前にあらわれた、ドサ健、出目徳、タンクロウらとも全く違った新しいタイプの麻雀打ち、鎌ちゃん。
    闇の地下組織TS会から高利の金を借り、窮地に追いやられた私に生来の博打打ちの魂が鎌首をもたげ……。

    解説・小沢昭一
  • いかさまを見破られた「坊や哲」は東京から大阪へ。
    京都の博打寺でブウ麻雀の鬼たちと激闘を繰り広げる!

    ヒロポン中毒となり、やさぐれ生活を送っていた坊や哲は、代打ち麻雀でいかさまを見破られた。
    その後、生臭坊主クソ丸、ドテ子とともに東京から関西へ移ったが、そこで出会ったのがブウ麻雀だった。
    京都の博打寺を舞台に関西のブウの鬼たち相手に激闘を繰り広げる阿佐田哲也の傑作ピカレスクロマン第2集。

    解説・立川談志
  • 大泉洋主演で映画化!
    話題の映画のノベライズ。

    鹿野靖明、34歳。
    難病の筋ジストロフィー患者で、
    一人では寝返りも打てない。
    だけど、自由に生きたい!
    自ら集めたボランティアに支えられての
    自宅暮らしはわがまま放題。
    バナナが食べたくなったら、
    たとえ真夜中でも我慢しない。
    病院で、天井を見つめて
    ただ生きているだけなんて、意味がない。

    そのわがままは命がけだった。

    壮絶ながらも、命の輝きに満ちた日々を描く
    笑って泣ける話題の映画のノベライズ版。

    大宅賞、講談社ノンフィクション賞をW受賞した
    原作から生まれた映画のノベライズ版。
  • 私は、よく娼婦の顔をしていると言われる。
    今までに、ホステスを含めた何種類かの職業を経験したという話をすると、「もしかしてあれも?」と売春をほのめかした聞き方をよくされるのだ。十六歳で家出して、野宿から始めた生活ではあったが、ぜったいに売春だけはしなかったのに。
    ところが、私は思い出した。十五歳のとき、私は娼婦だったのだ。売春宿のおかみは私の実母で、ただ一人の客は私の育ての父だった……。

    養父との関係に苦しむ多感で早熟な少女の怒りと哀しみと性を淡々と綴り、読む者の心を揺さぶった自伝的小説。

    衝撃の出版から25年、著者が凄絶な過去を公表し、生身をさらして生きることで、性的虐待の後遺症に苦しむ女性たちに「me,too」と精神科医を受診する勇気を与えたという。

    解説は、当時「被害当事者側から書かれた貴重な作品」と評価した精神科医の斎藤学氏。
    25年後のあとがきがついた、完全版で登場!
  • 2019年1月に衝撃の映画化!

    廃病院に集まった十二人の少年少女。彼らの目的は「集団安楽死」をすること。
    決を取り、全員一致でそれは実行されるはずだった。だが、病院のベッドには“十三人目”の少年の死体が。彼は何者で、なぜここにいるのか? 「実行」を阻む問題に、十二人は議論を重ねていく。互いの思いの交錯する中で出された結論とは……?

    解説・吉田伸子
  • 髪結いの伊三次と深川芸者お文との恋から始まった傑作シリーズ最終巻!
    「これからもずっと、宇江佐さんの世界に浸っていきたい」(杏さんの解説より)

    金貸しのご隠居を殺した犯人として捕まったのは、伊三次そっくりの男だった。
    龍之進の妻、きいは伊三次と似ている男が罪を犯したとは思えず、他に真犯人がいるのではないかと同心である夫に進言する。
    (「空似」)

    三十歳となった龍之進は、自分の手先となる小物を持つように父に言われる。
    龍之進の頭に浮かんだのは、かつて自分が誘拐の下手人として追いながらも捕えられなかった男、次郎衛だった。
    (「竃河岸」)

    絵師修業をしている伊三次の息子、伊与太。
    幼馴染の茜の助けで、松前藩の家老で絵師としても知られる蠣崎に絵を褒められ、高価な絵の具をもらったが、その絵の具を弟弟子に盗まれてしまう。
    (「暇乞い」)

    珠玉の短篇九篇にエッセイ一篇と杏さんの解説を収録した豪華版!
  • 中学校の珠子の前に、とつぜん現れた祖父・謙三はなんと刑務所帰りだった。侠気あふれるグランパは、町の人たちから慕われ、珠子の周囲の問題を次々に解決していく。しかし、グランパの秘密を知った珠子と、彼女を慕う紀子に大事件が襲いかかる──。
    石原さとみのデビュー映画の原作で、読売文学賞を受賞した傑作ジュブナイル! 
    解説・久世光彦
  • 「この世界はさ、本当は幸せだらけなんだよ」
    秘密を抱えながらも愛情を抱きあう女性二人の関係を描き、黒木華、Cocco主演で映画化された、岩井美学が凝縮された渾身の一作。

    皆川七海は、仕事をクビになり、SNSで手に入れた結婚も浮気の濡れ衣を着せられた。
    行き場をなくした七海は、月に百万円稼げるというメイドのバイトを引き受ける。
    主のいない屋敷にいたのは、破天荒で自由なもう一人のメイド、里中真白。
    ある日、真白はウェディングドレスを着たいと言い出すが……。
    現代の嘘と希望と愛の物語。
  • 581(税込)
    著:
    山田詠美
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    作家生活20周年におくる、恋愛小説の最高傑作
    「甘くとろけるもんは女の子だけじゃないんだから」。恋の妙味を描く珠玉の6篇。20年目のマイルストーン的作品集。谷崎賞受賞作

    70歳の今も真っ赤なカマロを走らせるグランマは、ガスステイションで働く孫の志郎の、ままならない恋の行方を静かに見つめる。
    ときに甘く、ときにほろ苦い、恋と人生の妙味が詰まった小説6粒。
  • 池袋の雑居ビルで若者が飛びおり自殺を図る。彼は急成長したチェーン店の従業員だった。無能の烙印を押され、退職を強要された末にヤケになった若者。そして、次の犠牲者が――。耳触りのいい言葉で若者を洗脳し、つかい潰すブラック企業の闇に、マコトとタカシが斬りこむ! 表題作ほか3篇を収録のIWGPシリーズ第12作。 解説・今野晴貴
  • 765(税込)
    著:
    辻村深月
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    第147回直木賞、第15回本屋大賞の受賞作家が到達した新境地!

    長く辛い不妊治療の末、栗原清和・佐都子夫婦は、民間団体の仲介で男の子を授かる。朝斗と名づけた我が子はやがて幼稚園に通うまでに成長し、家族は平穏な日々を過ごしていた。そんなある日、夫妻のもとに電話が。それは、息子となった朝斗を「返してほしい」というものだった――。

    自分たちの子供を産めずに、特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。
    中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母。
    それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。

    河瀬直美監督も推薦!
    「このラストシーンはとてつもなく強いリアリティがある。」(解説より)
  • エッ、結婚? エエッ、道場閉鎖!? 
    あれから六年、大学を卒業した早苗は結婚。就職が決まらぬ香織は、道場での指導の日々を送っていたが、玄明先生が倒れ、道場に後継者問題が……。香織と早苗それぞれの方法で道場を守ろうと奮闘する姿を描く「武士道」サーガ第四弾。はたして、この勝負、如何に――。
    番外編の「美酒道コンペティション」と書店員座談会も特別収録。

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