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『歴史、2020年は明智光秀&戦国! 日本の歴史フェア(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全294件

  • 織田信長の有名なエピソードのネタ元はこの本だった!?

    信長公記とは織田信長の旧臣太田牛一が記した信長の一代記である。信頼性が高く、信長研究における必須の史料として知られている。
    本書はこの一級史料を現代語に訳し、21世紀の読者にも理解できるよう、注釈をつけるなど、再編集をほどこしている。

    当時を生きる武将たちの姿を活写した本書は、信長ファン必読の一冊である。

    ※本書は2013年に刊行された『現代語訳 信長公記』(新人物文庫)を再編集したものです
  • 昼は婿殿、夜は隠密。 吉宗の命を受け、喬四郎が闇夜を駆ける!

    御庭番の倉沢家に婿入りした、凄腕の隠密・喬四郎。義父が、義母に内緒で富籤を買うが、その富籤が思わぬ陰謀へとつながっていた――。「秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」の著者が放つ痛快作!
  • 潜伏、亡命、流刑。関ヶ原後も生き抜いた執念の男。

    瀬戸内の小領主から備前美作両国を治める大大名にまでなった宇喜多氏。“表裏第一の邪将”と呼ばれた父・直家の後を継ぎ、宇喜多秀家は若くして豊臣政権の「大老」にまで上りつめる。しかし、その運命は関ヶ原での敗北を境にして一変し、ついには八丈島に流罪となる。なぜ秀家はかくも秀吉に愛されたのか。なぜ西軍大将格でひとりだけ生き延びることができたのか。なぜ、その一族(宇喜多一類)は現代まで続いたのか。激動の時代を生き抜いた執念の男の実像を、最新研究をもとに描きだす決定的評伝!
  • 990(税込)
    著者:
    菊地浩之
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    こだわったのは「実力」ではなく「地縁」だった。地域代別に徹底分析!

    父・信秀時代、家督相続から本能寺の変まで、激動の戦国を駆け抜けた織田家臣団を地域別に徹底分析。羽柴秀吉・柴田勝家・明智光秀・荒木村重……天下統一を目指した組織の実態に迫る! 家系図多数掲載。
  • 戦国乱世突入の最大要因は「応仁の乱」ではなかった!

    「建武の新政」失敗、南北朝対立、そして室町幕府崩壊と信長・秀吉・家康の台頭へ——戦国時代突入の契機といわれる「応仁の乱」以前とそれに続く乱世を縦断的に俯瞰。鎌倉以来300年以上うまく機能した幕府政治という「常識」が崩れ、天下人や天下統一という「非常識」が生まれた因果関係を明らかにする。「歴史if(もしも)」に思索を広げながら、歴史をより深く極め、評価する視点を養うための、大好評のシリーズ第3弾。
  • 戦国最強のライバル武将・武田信玄vs上杉謙信!

    少年時代より、戦の才能にあふれていた武田信玄と、同じ戦国の世に生まれ幼い頃から「義」を重んじた上杉謙信。「甲斐の虎」と「越後の龍」としてライバルとなる二人が、今も語り継がれる名勝負・川中島の戦いの舞台に立つ! その勝負の結末とは──!?

    ■『武田信玄と上杉謙信』監修 山本博文先生のポイント紹介
    数多くの戦国大名の中で、ひときわ輝きを放つのが、甲斐(山梨県)の武田信玄と越後(新潟県)の上杉謙信です。信玄は信濃(長野県)に進出し、謙信は信玄に圧迫された戦国大名を援助して信濃の川中島で五度も戦います。このうち特に有名なのが第四次川中島の戦いで、乱戦の中、謙信は単騎で信玄の本陣に突入します。信玄や謙信がなぜ戦ったのかを考えながら、読んでください。

    ■目次
    第1章 武田の跡取り
    第2章 景虎の初陣
    第3章 晴信の決意
    第4章 初めての対決
    第5章 第四次川中島の戦い
  • 伝記まんがの決定版! 幕末の風雲児・坂本龍馬の激動の生涯を描く!

    土佐藩の郷士の家に生まれた坂本龍馬は、やさしいけれど気弱な少年だった。しだいにたくましく育ち、西洋の文化に興味を持ちはじめる。そして、古い決まりにとらわれない自由な発想で、幕末の時代に新しい日本を見出していく――。江戸幕府を倒すきっかけを作り、新しい日本を目指した坂本龍馬の激動の生涯を追う伝記まんがの決定版!

    ■『坂本龍馬』監修 山本博文先生のポイント紹介
    坂本龍馬は土佐藩の郷士の家に生まれ、脱藩してさまざまな人と交流し、勝海舟に私淑して神戸軍艦操練所で学びました。のち長州藩の武器購入を助け、海援隊を結成して幕末の政局に大きな影響を与えます。龍馬の大きな功績は、薩長同盟の成立を仲介したことや、大政奉還の発案でした。新しい時代が始まる直前、凶刃にたおれますが、一介の脱藩士にすぎない龍馬がなぜそんな大きな働きができたのか、考えてみましょう。

    ■目次
    第1章 泣き虫龍馬
    第2章 黒船来航!
    第3章 勝海舟との出会い
    第4章 薩長同盟の成立
    第5章 大政奉還
  • 昼は婿殿、夜は隠密。 御庭番vs.裏柳生! これぞ忍者時代劇!

    御庭番の倉沢家に婿入りした凄腕の忍び・喬四郎は、旗本の小普請組支配組頭が相次いで急死した事態をうけ、吉宗より探索を命じられた。調べをすすめると、金で仕事を請け負う""はぐれ忍び""の集団の影が……
  • 924(税込)
    著者:
    山本博文
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    平蔵は「人物は宜しからず」――。寛政の権力者が集めた江戸役人の人物評!

    長谷川平蔵は「人物は宜しからず」――。天明七年、八代将軍吉宗の孫・松平定信が老中首座に任じられた。賄賂の田沼時代からの脱却を目指した寛政の権力者・定信が集めさせた、江戸役人たちの発言や噂話。出世欲、保身、家庭の悩み――当時の役人の生態が赤裸々に書き留められた希有な記録『よしの冊子』を読む。

    [もくじ]
    第一章 政権交代─松平定信と田沼意次
    第二章 老中たちの評判
    第三章 幕閣大名の生態
    第四章 町奉行の勤務ぶり
    第五章 勘定奉行と勘定所役人
    第六章 江戸の機動隊、火付盗賊改
    終 章 松平定信の退場
    付表・諸役職就任者 

    [紹介している人物]
    吉宗の血をひく貴公子──松平定信   地に落ちた権力者──田沼意次   賄賂で老中になった名門大名──阿部正倫
    温厚、何の害もこれ無く──松平康福   心得違いを反省──水野忠友   真っ先に登用された若手の俊秀──松平信明
    側用人から老中格へ──本多忠籌   次代を担う若年寄──堀田正敦   刀を忘れて自ら謹慎──京極高久
    将来を嘱望された寺社奉行──脇坂安董   出世を厭う坊ちゃん育ちの大名──井上正国   失言で左遷──曲淵景漸
    町方から馬鹿にされた町奉行──柳生久通   天国から地獄へ──初鹿野信興   萎縮した金太郎侍──池田長惠
    御三卿・清水家を改革──柘植正寔   型破りの豪傑──根岸鎮衛   御城が家より好き──柳生久通
    人々が感服する能吏──久世広民   上をだます勘定吟味役──佐久間茂之   母のために昇進を厭う──堀帯刀
    江戸町人に大人気──長谷川平蔵   定信との関係を自慢する自信家──松平左金吾   平蔵の毒気に当てられる──太田資同
  • 704(税込)
    著者:
    葉室麟
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    『蜩ノ記』『川あかり』の葉室麟が描ききった、感涙必至の「忠臣蔵」!

    諦めず、迷わず、信じた道を一筋に――

    謎の刃傷事件を起こした浅野内匠頭。
    彼が密かに残した”最期の言葉”とは。
    言葉を聞いた勘解由の、秘めたる想いの行方は。

    直木賞作家が描く、かつてない「忠臣蔵」!


    元禄十四年(1701)十一月。
    若くして扇野藩の馬廻り役・中川三郎兵衛の後家となった紗英【さえ】は、江戸からやってくる永井勘解由【ながいかげゆ】という人物の接待役兼監視役を命じられた。 
    勘解由は旗本であり、幕府の目付役だったが、将軍・徳川綱吉の怒りにふれて扇野藩にお預けの身になったという。

    この年、江戸城内で、播州赤穂の大名・浅野内匠頭が、高家筆頭、吉良上野介を斬りつける刃傷事件が起きていた。浅野内匠頭は理由を問われぬまま即日切腹。だが勘解由は、老中に切腹の見合わせを進言し、また切腹の直前、襖越しにひそかに浅野内匠頭の""最後の言葉""を聞いたという。この行いが将軍、徳川綱吉の知るところとなり、機嫌を損じたのだった。

    雪が舞い散る中、屋敷に到着した勘解由を迎え入れた紗英は、役目を全うしようとするが――。

    身分を隠し、勘解由の元を訪れる赤穂浪士。
    勘解由のやさしさに惹かれてゆく紗英。
    扇野藩に、静かに嵐が忍び寄る。

    これまでにない視点から「忠臣蔵」の世界を描き、新たな感動を呼び起こす歴史時代長編!

    ≪熱き信念が胸を打つ、扇野藩シリーズ≫

    ※本書は、2015年12月に小社より刊行された単行本を上下に分冊の上、文庫化したものです。
  • 704(税込)
    著者:
    葉室麟
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    葉室版「忠臣蔵」! 映画化で話題の『散り椿』に連なる扇野藩シリーズ!

    赤穂事件に端を発し、扇野藩にお預けの身となった旗本・永井勘解由。紗英は勘解由の監視役ながら、彼のやさしさに惹かれてゆく。だが身分を隠した大石内蔵助が訪ねてきて――扇野藩に、静かに嵐が忍び寄る。

    ※本書は、2015年12月に小社より刊行された単行本を上下に分冊の上、文庫化したものです。
  • 1,760(税込)
    著者:
    矢野隆
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    敵地の真ん中に、城を築け!

    出世のために、信長の無理難題を乗り越えろ!

    今川義元率いる軍勢が、三河から尾張へと侵攻せんとする頃。小者頭の藤吉郎は、清洲城で見かけた美しい娘に、身分も顧みず求婚していた。
    浅野又右衛門の養女・於禰に、「儂は天下人になる男じゃ!」と吠えてみたものの、にべもなく振られる始末。
    今川との戦いに際し、織田信長に同道するが、出世はなかなか見込めない。
    だが、西美濃侵攻に際し、信長から木曽川の川筋衆の主・蜂須賀小六の調略を命じられる。
    川筋衆を味方につければ、犬山城攻略は圧倒的有利に運ぶ。
    千載一遇の機会を得た藤吉郎は、小六の許へ乗り込むが、信長を嫌う小六は一筋縄ではいかなかった──。
  • 昼は婿殿、 夜は凄腕隠密。待望の新シリーズ、第二弾!

    将軍直属の隠密・御庭番の倉沢家に婿入りした喬四郎。徳川吉宗から新たな指令を受けるが、それは思いもよらぬ人物の画策に繋がっていた……。手に汗握る展開、爽快な活劇と成敗! これぞ時代劇!
  • 792(税込)
    著者:
    岡本さとる
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    恋の逃避行は悪党どもを巻き込む大騒動に。命懸けで愛し合う二人の運命は?

    運命的な恋に落ちた絵草紙屋の店番・千七と、茶立女のおゆき。
    御家人崩れの悪漢を心ならずも殺してしまい、裏社会の大立者・鬼政一家に追われる身となった。
    二人は明日をも知れぬ逃避行を続けるうちに、おゆきが知らぬ間に持たされていた書付が大金の在処を示すものだと気付く。
    やがて二人を追う鬼政達や、金の横取りを企む与力らも、その場所を探り当て、これに大金を隠した盗賊も絡み、瀬戸弁財天に悪党たちが集うが……。

    「脂がのりきっている岡本さとるの一、二を争う素晴らしい仕事。この物語、すでに映画を超えている」
    ――崔洋一氏(映画監督)

    著者真骨頂の時代恋物語、大興奮の完結巻!
  • 968(税込)
    著者:
    山本博文
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    時代の転換点を押さえれば、歴史がわかる! 一気に捉え直す最新日本通史!

     時代が動くには理由がある。その転換点を押さえ、大きな流れの中で歴史を捉えることで、歴史の本質をつかむことができる--。
     日本列島に人類が住むようになった遥か三万数千年前の原始・古代時代から現代まで、各時代の特徴と、時代が推移した要因を解説。
     なぜそれが起きたのか、その時代に生きた人たちがどのように考えていたのか、史実の間の因果関係を丁寧に紐解いた、第一線の歴史家による最新日本通史!


    ■日本人はどこから来た?
    ■縄文時代と弥生時代はどこが違うか?
    ■邪馬台国はヤマト政権の源流か?
    ■奈良時代はなぜ政争が多いのか?
    ■院政はなぜ始まったのか?
    ■鎌倉幕府滅亡の最大の原因は?
    ■慶喜は、なぜ大政奉還を決意したのか?
    ■大正デモクラシーがなぜ戦争の時代につながったのか?
    ■アメリカ映画「パールハーバー」のウソとは?
    ■なぜ無謀にも、戦艦大和は沖縄へ向かったのか?
    など

    [もくじ]
    序 章 日本史の流れ
    第一部 原始・古代
    第二部 中世
    第三部 近世
    第四部 近代
    終 章 現代の日本と世界
  • 進化した土器、奇抜な土偶。縄文の国宝6点を含むカラー図版100点掲載。

    縄文人はどんな人たちだったのか? その謎を解く鍵は、彼らが使った道具にあった! 日本各地でつくられた土器・土偶。その造形は摩訶不思議で奇天烈だが、意表を突く原始的な力強さを持つ。火焔土器、ミミズクやハート形の土偶などから、自然と共存した生活や交流・精神世界までもが見えてくる。縄文の主要な作品をカラー写真と最新の科学的知見を盛り込んだ解説で紹介。縄文時代の国宝全6点を含む図版 100 点超えの入門書の決定版。
  • 愚将と誹られながらも信長を追い詰めた武将! その波乱の生き様とは?

    名門朝倉家に生まれ、もう一歩で朝廷と天下を手中に収めることができた男、朝倉義景。信長すら追い詰めた武将は、愚将と誹られ、侮られる生き方を自ら選んだ──。気鋭の著者による新たな戦国武将伝。
  • 誤った通説を覆す! 敗者の視点から歴史を再構成。

    太閤秀吉の死去から、関ヶ原合戦にいたるまで、豊臣政権のなかでは何が起きていたのか? 凡庸な人物で、単なる被害者と評価されてきた毛利輝元をはじめ、上杉景勝・宇喜多秀家・島津義弘ら西軍に焦点を当てる。加藤清正・福島正則らの武功派と、石田三成ら吏僚派の対立という二項対立的観念から脱出。軍記などの二次的史料を排し、一次史料のみによる実証的な分析により、関ヶ原前夜の「権力闘争」の実像を明らかにする。
  • 日本と世界の近現代史を、小学生から面白く読める学習まんが、登場!

    歴史学習の現場で年々重要度を増している近現代史に焦点を当て、第一次世界大戦から現代までを、全3巻でじっくりしっかり描く『日本の歴史 別巻 よくわかる近現代史』、第1巻「大正から激動の昭和へ」。

    1914年に始まった第一次世界大戦は、大きな被害を出しながら4年余り続き、社会のあり方を変えました。この戦争の間に、ロシアでは社会主義革命が起き、ソビエト社会主義共和国連邦が成立します。
    世界の変化を受け、日本でも自由や権利の拡大を求める社会運動が広がります。しかし、あいつぐ恐慌で経済が苦しくなるにつれ軍部の力が増し、日本はドイツやイタリアなどファシズム諸国に近づいていきます。

    日本史と世界史がひとつの流れでスラスラ読める! 新学習指導要領(2020年度導入開始)の、高校必修科目「歴史総合」の先取りにも最適です!
  • 日本と世界の近現代史を、小学生から面白く読める学習まんが、登場!

    歴史学習の現場で年々重要度を増している近現代史に焦点を当て、第一次世界大戦から現代までを、全3巻でじっくりしっかり描く『日本の歴史 別巻 よくわかる近現代史』、第3巻「現代日本と世界」。

    第二次世界大戦後、アメリカを中心とする資本主義陣営と、ソ連を中心とする社会主義陣営に分かれて対立する“冷戦”により、世界の緊張は高まりました。
    戦後の日本は、高度経済成長を経て経済大国となりましたが、1980年代に土地や株が異常な高値になるバブル景気が発生、その崩壊後は長い不況に苦しみます。
    さらに世界のグローバル化が加速する中、地球温暖化や少子高齢化などの諸問題に日本は直面しています。

    日本史と世界史がひとつの流れでスラスラ読める! 新学習指導要領(2020年度導入開始)の、高校必修科目「歴史総合」の先取りにも最適です!
  • 日本と世界の近現代史を、小学生から面白く読める学習まんが、登場!

    歴史学習の現場で年々重要度を増している近現代史に焦点を当て、第一次世界大戦から現代までを、全3巻でじっくりしっかり描く『日本の歴史 別巻 よくわかる近現代史』、第2巻「戦中・戦後の日本」。

    盧溝橋事件により始まった日中戦争は長引き、戦争優先の国家体制で、国民生活は圧迫されていきます。
    さらに1939年、ヨーロッパではナチス・ドイツの台頭により第二次世界大戦が、1941年には日米間で太平洋戦争が始まります。日本は、空襲や沖縄戦、原爆投下を経て、1945年に無条件降伏しました。
    連合国に占領された日本はGHQにより民主化され、やがて1951年講和によって独立を回復するのです。

    日本史と世界史がひとつの流れでスラスラ読める! 新学習指導要領(2020年度導入開始)の、高校必修科目「歴史総合」の先取りにも最適です!
  • 836(税込)
    著者:
    安部龍太郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    なぜ日本は軍国主義に傾倒していったのか? 直木賞作家が維新の闇に迫る!

    明治維新そのものが持つ思想と制度の欠陥に根本原因があるのではないか――1932年、イェール大学で歴史学を研究する朝河貫一は、日露戦争後から軍国主義に傾倒していく日本を憂えていた。そのとき、亡父から託された柳行李を思い出す。中に入っていたのは、二本松藩士として戊辰戦争を戦った父が残した手記だった。貫一はそれをもとに、破滅への道を転げ落ちていく日本の病根を見出そうとする。明治維新の闇に迫った歴史小説。
  • 748(税込)
    著者:
    葉室麟
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    父の無念を晴らせるか。日本史上最後の仇討ちを描いた歴史長篇。

    時代が変われば、生き方も変わるのだろうか――。
    武士の世が終わりを告げたとき、“最後の武士”が下した決断とは。

    一生を、命を、そして武士の矜持を懸けて挑んだ、日本史上最後の仇討ち!

    日本中が開国と攘夷に揺れる時世。
    西洋式兵術の導入を進めていた秋月藩執政・臼井亘理は、ある夜、尊攘派により妻もろとも斬殺された。
    だが藩の裁きは臼井家に対し徹底して冷酷なものだった。
    息子の六郎は復讐を固く誓うが、明治に入り発布された<仇討禁止令>により、武士の世では美風とされた仇討ちが禁じられてしまう。
    生き方に迷い上京した六郎は、剣客・山岡鉄舟に弟子入りするが――。
    時代にあらがい、信念を貫いた“最後の武士”の生き様が胸に迫る歴史長篇。

    「青空を見よ。いかなる苦難があろうとも、いずれ、頭上には蒼天が広がる。そのことを忘れるな――」
  • 660(税込)
    著者:
    岡本さとる
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    純粋で切実に愛しあう、若き二人の逃避行。新しい人情時代活劇、開幕!

    お前のためなら、誰だって殺すぜ――。
    切実に愛し合う男女の逃避行が、嵐を巻き起こす。
    著者がどうしても書きたかった人情時代活劇、開幕!

    不幸な生い立ちから悪事に手を染めるも、親切な絵草紙屋の主人に拾われ店番として更生した千七。
    物語を楽しむささやかな生活を送っていたある時、茶立女のおゆきと出会い、運命的な恋に落ちた!
    だが直後、おゆきに懸想する御家人崩れの久蔵が、ある裏仕事で入った大金で彼女を落籍してしまった。
    救出に向かった千七は、諍いの末に久蔵を殺してしまう……。
    追われる身となった二人の逃避行の行方は?
    著者新境地の時代恋物語、開幕!
  • 968(税込)
    著者:
    森茂暁
    出版社: KADOKAWA

    義教謀殺! 守護大名の台頭を招いた歴史の転換点。

    3代将軍足利義満の時代に全盛期を迎えた室町幕府。その50年ほどのち、重臣による将軍謀殺という前代未聞の事件が起きる―。この前期の室町幕府、4代義持、6代義教の時代に焦点を当て、室町殿と有力守護層たちとの複雑で重層的な関係から室町時代の政治史を読み直し、幕府崩壊の一大転換点となった義教謀殺=嘉吉の乱に至る道筋を実証的に跡付ける。


    序 章 翳りのはじまり

    第一章 足利義持の時代
     一 義満後の政治環境
     二 足利義持政権の特質
     三 在地勢力の動向

    第二章 足利義教の嗣立
     一 足利義教の登場
     二 嗣立期の足利義教とその周辺
     三 正長改元の経緯と歴史的意義
     四 後花園天皇の擁立と後南朝の動向

    第三章 足利義教の時代
     一 足利義教政権の特質
     二 足利義教の文芸
     三 有力守護家の分断政策
     四 「恐怖の世」
     五 対外交易と国際的環境

    第四章 嘉吉の乱への道
     一 永享の乱
     二 嘉吉の乱はなぜ起こったか

    終 章 嘉吉の乱──その後
  • 660(税込)
    著者:
    藤井邦夫
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    昼は婿殿、夜は凄腕隠密。待望の新シリーズ、開幕!

    【待望の新シリーズ、堂々開幕!】

    昼は婿殿、夜は凄腕隠密。

    「秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」の著者入魂、これぞ忍者時代活劇!


    江戸の隠密仕事専任の御庭番・倉沢家に婿入りした喬四郎。
    着任早々、八代将軍徳川吉宗から、神田に現れた盗賊・牛頭馬頭の始末を命じられる。
    嫁の佐奈と仮祝言を上げたのも束の間、喬四郎は探索に乗り出した。

    盗賊の隠れ家はなんと武家屋敷。
    背後に潜む者を感じた喬四郎は、次の押し込み先で盗賊頭の義十をわざと逃がし、真相を曝くために後を追うが、
    義十は謎の武士に斬られてしまう――。

    息を呑む展開とアクション。
    時代劇の醍醐味が詰まった新シリーズ、堂々開幕!
  • 徳川家に伝わるエピソードを織り交ぜつつ「西郷隆盛の実像」に迫る。

    なぜ、上野公園に西郷隆盛の銅像を建てたのか? なぜ、靖國神社に祀られなかったのか? 維新の立役者・西郷隆盛とはどんな人物だったのか? 徳川家に伝わるエピソードを織り交ぜながら、その実像に迫る。
  • 時代劇はウソだらけ! 脚色された時代劇に埋もれた討ち入りの真相に迫る!

     「大石は遊廓を総揚げしていない」「討ち入りのとき、赤穂浪士たちは太鼓を持っていなかった」「吉良は浅野の美しい奥方に横恋慕してはいなかった」――。
     時代劇や小説に埋もれた真実を、テレビでおなじみの山本先生が、根拠となる史料を丁寧に引きながら、ライブ講義形式で解説。事件の発端から切腹までの流れを、その背景や当時の常識、史料に残された証言、浪士たちが遺した手紙、間取り図や地図なども多数紹介しながらひもといていく。史料によって伝えることが大きく違う赤穂事件。その最も真実に近い姿を浮き彫りにする待望の一冊。 あなたの「忠臣蔵」観が大きく変わる決定版! 索引付き。

    [紹介している図版例]
    ・江戸城、「松之大廊下」あたりの間取り図
    ・浅野内匠頭が切腹した田村邸間取り図
    ・大石内蔵助が渡した割符金
    ・赤穂浪士の江戸潜伏先一覧
    ・吉良邸と美作屋善兵衛の店があったところの当時と現在の地図
    ・箱根から日本橋石町までのルート
    ・討ち入り時の吉良邸屋敷図
    ・討ち入り時の赤穂浪士の配置と武器一覧
    ・細川邸での切腹絵図を再現
    ・当時と現在の地図多数紹介
      …ほか多数。

    [もくじ]

    第1章 刃傷松の廊下 ~ドラマはここからはじまった
    第2章 赤穂城開城 ~揺れる赤穂藩
    第3章 江戸急進派と大石内蔵助 ~討ち入りか、浅野家再興か
    第4章 御家再興運動の挫折 ~脱盟していく同志たち
    第5章 討ち入り前夜 ~時は至れり
    第6章 吉良邸討ち入り ~決戦の時
    第7章 赤穂四十六士の切腹 ~その後の赤穂浪士たち

    終 章 泉岳寺墓所にて
  • 世代を超え、「西郷的なもの」が歴史を動かしてきたことを明らかにする。

    「西郷家の人びと」を丁寧に追うことで、西郷隆盛一人ではなく、世代を超えて群生する西郷家の人材・人的資源の「西郷的なもの」が歴史を動かしてきたことが見て取れる――。


    1 西郷隆盛と西郷家の人びとに流れる血
           ――祖先、曾祖父母、祖父母、父母、おじおば

    2 隆盛といっしょに育った兄弟たち
           ――西郷吉兵衛の子、四男三女

    3 西郷隆盛の三人の妻と兄弟の妻たち
           ――隆盛兄弟を支え、子を育てた女たち

    4 西郷家の人びとが遺した子どもたち
           ――西郷隆盛の子どもらと甥・姪たち

    5 孫たちにも有為な人物が
           ――教育者から実業家まで多彩な西郷家の血  

    6 曾孫・玄孫にも脈々と流れる西郷家の血
           ――世代を超えて伝わる西郷家の人びと

    7 華麗なる親族・縁者たち
           ――幕末から明治を彩る重要人物が目白押し  

    8 終章
           ――果報者と呼びたい西郷(せご)どん
  • 新たな伝記まんが『まんが人物伝』誕生! 幕末の英雄、西郷隆盛を描く!

    まずしい下級武士の子として生まれた西郷隆盛。
    敵でも友だちになってしまう、ケタ外れの大きな愛とまごころの持ち主。
    たくさんの仲間とともに激動の幕末を駆け抜け、
    命がけで武士の時代を終わらせると、新しい日本の夜明けを作る。
    そして維新に輝く英雄となっていった!

    <目次>
    第1章 薩摩武士の少年
    第2章 運命の出会い
    第3章 維新に向かって
    第4章 戦わずに勝つ
    第5章 日本の夜明け

    ■『西郷隆盛』監修 山本博文先生のポイント紹介
    薩摩藩の西郷隆盛は、下級武士の家に生まれながら実質的な薩摩藩の指導者となり、江戸幕府を倒します。明治新政府では、政府内の対立から鹿児島に帰り、専制的な政府に反抗して西南戦争を起こし、敗死します。今回の人物伝では、新しい日本を作り上げた西郷の働きや西南戦争にいたる過程を丁寧に描いています。なぜ、今でも西郷を慕う人が多く、人気が高いのかを考えながら読んでください。
  • 新たな伝記まんが『まんが人物伝』誕生! 「独眼竜」伊達政宗の人生!

    「奥州の独眼竜」として天下に名を知られた伊達政宗。しかし子ども時代は病気で失った右目を気にする気弱な性格だった。しかし、あるひとつの決意が政宗を変え、ついには天下取りの夢を追うまでに成長することになる型破りな人生を描く!


    ■「伊達政宗」監修 山本博文先生のポイント紹介
    奥州の名家に生まれた伊達政宗は、幼い頃、病気で片眼を失明したが、そのハンディにも負けず、若くして家督を相続し、奥州に領地を広げていきます。しかし、その頃には豊臣秀吉が天下統一を目前にしていました。今回の人物伝では、政宗が持ち前の才覚で危機を脱し、のち徳川家康に協力して仙台藩主となった過程を詳しく描いています。危機の連続だった政宗の人生から、人生を生きる知恵を読み取ってください。

    ■目次
    第1章 戦乱の世の試練
    第2章 南奥羽の統一
    第3章 小田原攻めと豊臣秀吉
    第4章 東北の関ヶ原
    第5章 仙台藩主としての使命
  • 飢餓と戦争の時代――。民衆を守るために大名がとった秘策とは?

    飢餓と戦争の時代――。民衆を守るために大名がとった秘策とは? 民衆の視点から戦国大名の領国支配の実情に迫り、これまでにない「新しい戦国大名像」を描き出す。

    戦国屈指の名君と呼ばれた北条三代・氏康。彼が領民を守るために行った秘策とは? 武田信玄や上杉謙信の小田原進攻、慢性化する飢餓……。郷村を維持するための対策として、検地を行い領国把握に努め、さまざまに重なる税と夫役の負担を整理。飢饉のときには、領民の生活に寄り添って目配りをすることで未曾有の危機を乗り越えたのである。はじめて民政を行い、領国経営を成し遂げた戦国大名の真像に、民衆の視点から迫る。
  • 1,320(税込)
    著者:
    直木三十五
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    直木三十五の代表作が甦る

    明治の夜明けも近い幕末、薩摩藩主島津斉興の世子斉彬と、わが子久光を藩主の座につけたいと願う斉興の愛妾お由羅の方との間に激しい抗争が巻き起こる。薩摩の御家騒動を描く、著者の代表作。
  • 1,408(税込)
    著者:
    直木三十五
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    今こそ読まれるべき名著

    南国薩摩のお家騒動に想を借りて、激動する幕末維新期の様相を、経済、因習、新旧勢力の対立と抗争など、重層的ダイナミズムの中に捉える意欲大作。
  • 946(税込)
    著者:
    伊東潤
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    「藩」という組織の観点から、幕末と明治維新を紐解く!

    「藩」という組織が明暗を分けた要因とは?
    十四の雄藩が直面した「岐路」と「決断」を考察し、「藩」という枠組みから捉え直す、新たな幕末・明治維新像!

    薩摩藩 ――維新回天の偉業を成し遂げた二才(にせ)たち
    彦根藩 ――先祖の名誉を踏みにじった幕末最大の裏切り者
    仙台藩 ――東北を戦渦に巻き込んでしまった「眠れる獅子」
    加賀藩 ――一方の道を閉ざしてしまったことで、墓穴を掘った大藩
    佐賀藩 ――近代国家の礎を築いた「蘭癖(らんぺき)大名」
    庄内藩 ――全勝のまま終戦という奇跡を成し遂げた天才児
    請西藩 ――「一寸の虫にも五分の魂」を実践した脱藩大名
    土佐藩 ――無血革命を実現しようとした「鯨海酔侯」
    長岡藩 ――薩長の新政府に意地を貫いた「腰抜け武士」
    水戸藩 ――明治維新の礎となった勤王の家譜
    二本松藩 ――義に殉じて徹底抗戦を貫いた東北の誇り
    長州藩 ――新時代の扉を開いたリアリストたち
    松前藩 ――幕末の動乱に巻き込まれた「無高大名」
    会津藩 ――幕末最大の悲劇を招いてしまった白皙の貴公子

    <本書「はじめに」より引用>
    藩という組織の観点から幕末と明治維新を紐解こうというのが、本書のテーマである。
     もちろん歴史を動かすのは人であり、幕末から維新にかけて、英雄豪傑から凡才や奸物まで、多彩な人物が登場しては消えていった。
     多くの本は、そうした人物に焦点を絞って書かれている。だが本を正せば、彼らの大半がいずこかの藩に所属しており、藩は、その人物の人となりを形成していった母体だった。
     しかも時として、人物と藩の意思は相反すこともあり、英雄ばかりを追っていくことで、幕末維新の動きが分かりにくくなることもある。
     そうしたことから本書では、幕末期から明治維新期にかけて藩の実権を握った人々を中心に描くことで、この時代の大きな流れを捉えようと思っている。
     (中略)
     かくして藩という不思議な集団は消えていくことになるが、その残した足跡は実に興味深い。幕末から維新にかけての変革期に、藩という組織がいかなる決断を下していったかを、読者の皆様のビジネスや人生の参考にしていただければ、作者としてこの上ない喜びである。
  • 新たな伝記まんが『まんが人物伝』誕生! 日本一の出世男・豊臣秀吉!

    戦国の世を初めて統一を果たした秀吉。農民の子として生まれながらも、天性のひらめきと、周囲を巻きこむパワーでドンドン出世していった秀吉。そして自ら太閤にまで昇りつめていく!

    ■『豊臣秀吉』監修 山本博文先生のポイント紹介
    農民の子に生まれた豊臣秀吉は、織田信長に仕え、次第に頭角をあらわします。そして本能寺の変の後、明智光秀らを討ち、信長の後継者の地位を固め、関白になり、ついに天下統一を実現します。今回の人物伝では、秀吉の出世と、その時々の秀吉の気持ちの変化を中心に描いています。太閤検地や刀狩りなどの政策によって新しい時代を作り上げた秀吉の、どこが優れていたのかを考えながら読んでください。

    ■目次
    第1章 サル、信長に仕える
    第2章 出世街道まっしぐら
    第3章 信長死す
    第4章 目ざせ、天下人!
    第5章 太閤秀吉の野望
  • 792(税込)
    著者:
    佐高信
    出版社: KADOKAWA

    荘内藩との深い関係から真実に迫った話題作!

    今も西郷の傍らで静かに眠る二人の年若い旧荘内藩士。
    西南戦争で殉じた二人の墓の前で、同郷の著者は衝撃を受ける。仇敵さえも魅了する西郷とは、一体どんな人物だったのか。
    多くの史実にあたり、その真の姿を、荘内藩との深い関係の中から浮かび上がらせる。
    その人生と人となりを描くことで、同時に、勝者の歴史には現れない埋もれた真実をも照らし出す。
    現代に残る維新が顕れる、略年譜を付した新版。解説・佐藤洋二郎

    【もくじ】
    序 章  南洲墓地に眠る荘内の少年藩士
    第一章 四つの南洲神社、秘史
    第二章 西郷隆盛、二つの系譜 -安岡正篤と四元義隆
    第三章 西郷を憎む会津、西郷を愛する会津
    第四章 薩長閥政府に挑む「北方政権」の夢
    第五章 荘内藩と大西郷の攻防
    第六章 荘内藩転封騒動
    第七章 西郷と菅と本間郡兵衛
    第八章 明治六年の政変
    第九章 西南戦争前夜
    第十章 西南戦争と荘内
    第十一章 「列外の人」、相楽総三と西郷
    終 章 さまざまな西郷観
  • 徳川将軍や諸大名、幕臣や藩士、志士や新撰組隊士など主要69人の活躍から、幕末史をイッキ読み!!

    黒船来航、安政の大獄、長州征伐、戊辰戦争――攘夷か開国か、佐幕か倒幕かをめぐる大変革期、数々の困難を前に、歴史に名を刻んだ人物たちはどんな決断を下していったのか。今なお「問題の先送り」を繰り返す島国日本にあって、私たちが学ぶべき教訓はどこにあるのか。徳川将軍や諸大名、幕臣や藩士、志士や新撰組隊士など、主要69人を一挙掲載。独自の史観を元に、英傑たちの生涯とその活躍から幕末史を通覧する増補決定版。(本書は、『英傑の日本史 新撰組・幕末編』を大幅に再構成し、書き下ろし3編と『英傑の日本史 敗者たちの幕末維新編』より7編を収録した増補決定版です)

    【本書に登場する英傑たち】
    西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀、島津斉彬、島津久光、篤姫、吉田松陰、高杉晋作、桂小五郎、大村益次郎、山内容堂、吉田東洋、武市半平太、後藤象二郎、坂本龍馬、中岡慎太郎、ジョン万次郎、近藤勇、土方歳三、沖田総司、永倉新八、斎藤一、原田左之助、井上源三郎、山南敬助、伊東甲子太郎、藤堂平助、島田魁、武田観柳斎、山崎烝、芹沢鴨、松平容保、徳川慶喜、井伊直弼、水戸烈公、藤田東湖、徳川家茂、孝明天皇、横井小楠、松平春嶽、由利公正、橋本左内、岩倉具視、玉松操、林子平、佐久間象山、勝海舟、小栗上野介、山岡鉄舟、大鳥圭介、榎本武揚、清河八郎、佐々木只三郎、中島三郎助、益満休之助、相楽総三、伊達宗城、鍋島閑叟、大隈重信、福沢諭吉、緒方洪庵、川路聖謨、西郷頼母、佐川官兵衛、山川浩、神保修理、広沢安任、河井継之助、山本覚馬
  • 924(税込)
    著者:
    海音寺潮五郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    史伝文学の雄・海音寺潮五郎が描く幕末史、ここに完結!

    鳥羽・伏見の戦いに勝利した西郷隆盛は、官軍参謀として江戸に入る。官軍による江戸城総攻撃が迫る中、幕府側の代表である勝安房との激しい交渉の末に無血開城を実現した西郷。しかし平和的革命を望む彼の思いとは裏腹に、彰義隊戦争や会津や奥州諸藩の反抗など武力闘争は続いていた。そして、多くの犠牲の果てに迎えた新時代。徐々に腐敗していく政府を憂いた西郷は、再革命の決意を固める。史伝文学の金字塔、堂々完結!
  • 幕末維新当時、なぜ薩摩藩や西郷たちが討幕の主人公となり得たのか――薩摩(島津)のルーツや徳川との関係にまで遡りながら、意外なる歴史の因果を解き明かすシリーズ!

    下級藩士の家に生まれ、何度も島流しという不遇に遭いながら、なぜ西郷は藩内で重用され続け、維新のリーダーとなり得たのか。
    その要因を薩摩国のユニークな風土、鎌倉以来の「名門中の名門」島津家の家風と歴史にまで遡りつつ解明。さらに日本の歴史教育が見落としている「朱子学中毒」という視点から、改革と弾圧とが繰り返された背景と西郷たちの苦闘の真相に迫る。
    混沌とした歴史の点が線につながる、新たなる幕末維新史。

    第一章 薩摩隼人のルーツ
    第二章 名門・島津家の誕生
    第三章 戦国大名・島津の台頭
    第四章 家康が恐れた東アジア最強軍
    第五章 琉球王国征服計画
    第六章 亡国の朱子学
    第七章「近思録崩れ」と「お由羅騒動」
    第八章 島津斉彬と西郷隆盛の日本改革
    第九章 奄美流罪と西郷待望論
    第十章 大西郷の敬天愛人
    第十一章 倒幕と最期の奉公
    関連年表
  • 704(税込)
    著者:
    津本陽
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    今、求められるリーダー像とは? 現代によみがえる16人のサムライの情熱!

    織田信長、徳川吉宗、渋沢栄一、金子直吉、山岡鉄舟、宮本武蔵ら歴史に名を残した男たちは、剣が峰に立たされた際、乾坤一擲の大勝負に出て、逆境を切り抜け、己の意地を貫いた英雄たちである。時代が混迷化する今こそ、彼らに学ぶ点は多い。「今、最も求められるリーダー」「官僚が学ぶべき人」「晩年にも機あり」など、歴史小説の第一人者が、現代によみがえる16人の英雄(サムライ)の実像とその魅力を描き切る。
  • 660(税込)
    著者:
    池波正太郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    薩摩の下級藩士の家に生まれ、幾多の苦難に見舞われながら幕末・維新を駆け抜けた西郷隆盛。歴史時代小説の名匠が、西郷の足跡を克明にたどり、維新史までを名匠が描破した力作。

    「本書によって西郷のみならず明治維新の革命の真相を理解できたと思う」(解説より)――作家・常盤新平氏
    近代日本の夜明け、明治維新に燦として輝きを放つ西郷隆盛。「西郷は真の政治家でありながら、世に横行する政治家ではない。西郷は詩人の魂をもった理想家であり教育家であった。芸術家になっても、すばらしい業績をのこしていたろう。そしてさらに、西郷は軍人でもなかったのである」と著者が言い切った男の半世紀の足どりを克明に追った伝記小説。名匠が描いた維新史としても読みごたえ十分の力作。
    ※本電子書籍は、昭和五十四年四月に刊行された『西郷隆盛』(角川文庫)を底本としました。
  • 924(税込)
    著者:
    北原進
    出版社: KADOKAWA

    「札差」なくして、お江戸なし。粋や通の文化を生んだ金貸商人の実態とは。

    江戸時代の金融の流れを紹介しながら、武士社会になくてはならなかった高利貸の成立と繁栄、金を借りた武士の困窮と借金の棒引きの歴史を丁寧に解説。「粋」や「通」の文化を生んだ金貸し商人の実態とは。


    【目 次】
    ニッポン高利貸資本論
     現代の高利貸
     江戸の高利貸

    札差の登場
     蔵米取と札差
     蔵宿師VS対談方

    十八大通
     幕府の札差援助
     御蔵前馬鹿物語
     堕落する旗本・御家人

    棄捐令
     借金帳消しの画策
     棄捐令発布

    文化・文政の繁栄と天保改革
     札差株の下落
     化政期の札差文化
     天保の札差改革

    維新、そして滅亡
     蔵米取の消滅と札差業
     
    江戸札差一覧

    『江戸の高利貸』を語る

    文庫版あとがき
  • 924(税込)
    著者:
    海音寺潮五郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    薩長連合が成り、革命の機運は最高潮へ。西郷が新たな時代を切り開く!

    西郷らの努力が実り、薩長連合が成立。混迷を極める時局を収拾するには武力解決――討幕より方法はないという気運が高まっていた。新たな時代の幕開けのために、西郷が奔る!!
  • 新選組副長、土方歳三の人生を詳細にたどり、その実像を浮かび上がらせる。

    武蔵国多摩郡に生を受け、新選組副長として京都で勇名を轟かした土方歳三。鳥羽伏見の敗北後、不屈のリーダー・近藤勇が捕縛斬首され、天才剣士・沖田総司が肺結核で世を去っても、土方は新政府軍と戦い続ける。戊辰戦争を最後まで戦い抜き、函館で銃弾に斃れるまでの35年の生きざまを佐幕視点で見つめ直す。薩長の新政府=正義、という図式が取り払われると、時代遅れの殺人集団として論じられている新選組とそれを率いた土方の実像が浮かび上がる。
  • 家康を追い詰めた男・真田幸村。2016年NHK大河ドラマの主人公としても注目された幸村の激しい生き方を描く! 角川まんが学習シリーズから、わかりやすくて面白い、新たな伝記まんが『まんが人物伝』誕生!

    「日本一の兵」とうたわれた名武将・真田幸村。少年時代はあちこちで人質となり合戦に出られずにいたが、戦場に立つようになると、持ち前の知恵と勇気で数多くの武功を残していく…!

    ■『真田幸村』監修 山本博文先生のポイント紹介
    真田幸村は、豊臣秀吉の死後、奉行の石田三成に味方し、父・昌幸とともに徳川秀忠の大軍に勝利しますが、関ヶ原の合戦で徳川家康に三成方が敗れたため、九度山(和歌山県)に流されます。しかし、 二十年後、豊臣秀頼の招きに応じて大坂城に入り、徳川家康・秀忠方の大軍を相手に戦います。今回の人物伝では、大坂夏の陣で家康をあと一歩というところまで追い詰めた幸村の活躍を感動的に描いています。「真田日本一の兵(つわもの)」と賞賛された幸村の戦いに注目してください。

    ■目次
    第1章 ゆれる真田家
    第2章 人質時代
    第3章 犬伏の別れ
    第4章 真田丸でむかえ討て!
    第5章 ねらうは家康の首!
  • 「桶狭間の戦い」「長篠の戦い」など、常識にとらわれない戦いで世間を驚かせた乱世の英雄・信長の生き様を描く! 角川まんが学習シリーズから、わかりやすくて面白い、新たな伝記まんが『まんが人物伝』誕生!

    うつけ(ばか者)とよばれた少年・信長は、わくにはまらない革新的な考えの持ち主だった。桶狭間の戦いや長篠の戦いなど、新しい戦法で混乱の戦国時代にめきめきと頭角を現していく。はたして信長は天下統一することはできるのか…!?

    ■『織田信長』監修 山本博文先生のポイント紹介
    尾張(愛知県)・美濃(岐阜県)を支配下に入れた織田信長は、足利義昭を奉じて京都に上り、周囲の戦国大名を打ち破り、義昭も追放してほぼ天下を手中にします。その生涯は戦いの連続で、今回の人物伝では、駿河の今川義元を討った桶狭間の戦い、鉄砲を有効に使って武田勝頼を撃退した長篠の戦いなど、信長の多くの戦いを、確かな史料で再現しています。なぜ信長が強かったのかを考えながら読んでください。

    ■目次
    第1章 大うつけとよばれた男
    第2章 「天下布武」のはじまり
    第3章 信長包囲網
    第4章 宿敵・武田との戦い
    第5章 本能寺の変
  • 人質だったこども時代、信長・秀吉に仕えた武将時代…苦難の連続のすえ天下統一して江戸幕府を開いた徳川家康。角川まんが学習シリーズから、わかりやすくて面白い、新たな伝記まんが『まんが人物伝』誕生!

    天下泰平の江戸時代265年の基礎を築いた家康。人質だった子ども時代、織田信長・豊臣秀吉に仕えた武将時代…苦難の連続の末、天下分け目の戦いに勝利し、ついに天下人となるのだった…!

    ■『徳川家康』監修 山本博文先生のポイント紹介
    今川家から自立した徳川家康は、織田信長の同盟者として力を付けていきます。信長の死後、豊臣秀吉に服属した家康でしたが、秀吉死後、関ヶ原の合戦に勝利したことで、江戸に幕府を開くことになります。今回の人物伝では、今川家人質時代から大坂の陣で豊臣氏を滅ぼすまでの家康の行動とそれぞれの時期の家康の考えが理解できるように描かれています。自分が家康なら、この時どうしたかを考えながら読んでください。

    ■目次
    第1章 織田信長との出会い
    第2章 清洲同盟
    第3章 人生最大の負け戦
    第4章 天下分け目の合戦
    第5章 さらば戦国の世
  • 660(税込)
    著者:
    富樫倫太郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    激動の時代を駆け抜けた男の一代記、完結。“常勝将軍”、箱館戦争編!!

    討幕派の勢いは激しさを増し、幕府軍が追いつめられてゆく中、歳三はかつての仲間たちとの悲痛な別れを味わうことに。それでも信じる道に奉じ、蝦夷地で戦い抜いた歳三が最期に見たものとは。慟哭のラスト!

    ※本書は、二〇一五年三月に小社より刊行された単行本『土方歳三下』の第四部以降を文庫化したものが底本です。
  • 924(税込)
    著者:
    海音寺潮五郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    史伝文学の最高傑作、激動の薩長同盟編!

    島津斉彬の死後、奄美に流された西郷隆盛は島の女性・愛加那との間に子どもも生まれ指導者として慕われていた。しかし長州の動きが活発になるのに伴い薩摩に呼び戻され、幕末の動乱の中へ身を投じていく。
  • 924(税込)
    著者:
    海音寺潮五郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    いま語られる西郷隆盛の真実――史伝文学の最高傑作が新装版で登場!

    維新の英雄でありながら、城山に散った西郷隆盛。国の未来を変える大改革を行った彼の礎はどのように築かれたのか。大久保利通ら郷中の仲間たちや、最愛の恩師・島津斉彬の出会いなどを描いた西郷隆盛《薩摩篇》!
  • 660(税込)
    著者:
    富樫倫太郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    土方歳三、“鬼の副長”新選組編!! 著者の本領発揮の熱い青春時代小説!

    浪士組での働きを認められ、新選組となった歳三たち。歳三は副長として組織作りに心血を注いでいたが、やがて隊員たちの志は変わり、その絆に亀裂が入っていくことになる。歳三の苦渋の決断と、その心中とは……。

    ※本書は、二〇一五年三月に小社より刊行された単行本『土方歳三 上』第二部十節以降と『土方歳三 下』第三部までを文庫化したものが底本です。
  • 704(税込)
    著者:
    今井絵美子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    この国を住みよき国に変えていくことが我が使命――本格歴史時代小説!

    時は幕末。わずか25歳で老中に就任した阿部正弘を待ち受けていたのは、黒船はじめ、度重なる外国船の来航、強大な欧米列強に対する攘夷派の強硬論、逼迫する財政、高まる内政不安だった。一刻の猶予もないなか、外交・国防問題に奔走し、思うように進まない国論の統一に正弘は煩悶する。人材を登用し、後進を育て、新しい時代を切り拓こうと、常に時代の先端を走り抜けた男の熱き人生を描く、著者初の本格歴史時代小説!
  • 660(税込)
    著者:
    富樫倫太郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    著者渾身!土方歳三の生き様を熱い筆致で描いた傑作!! 土方歳三、少年・青春時代編。

    日野の豪農・土方家に生まれた歳三は、すらりと整った見た目に反して、負けず嫌いで一本気な性格だった。江戸での奉公が合わずに店を飛び出した歳三は、後の近藤勇と出逢う。勇によって「強くなって武士になりたい」という想いに火をつけられた歳三は、勇や沖田総司ら試衛館の仲間と剣の腕を磨く日々を送ることになる。だが、京の治安を守る浪士組に加わったことで、運命は大きく動き出し……。熱量溢れる渾身の青春時代長編!

    ※本書は、二〇一五年三月に小社より刊行された単行本『土方歳三 上』の第二部九節までを文庫化したものが底本です。
  • 忍者とはなにか? 忍術書からその全容に迫る!

    忍者とはなにか? 忍術書からその全容に迫る!

    いまだ多くの謎を残す忍者。彼らの真の姿を伝える『万川集海』『正忍記』『忍秘伝』という三冊の秘伝書を読み解きながら、忍者の歴史や概念、その術や武具、禅との関わりまで、忍者のすべてを明らかにする。

    ※本書は、平成六年二月二十五日に小社より刊行した角川選書『忍術秘伝の書』を改題・改稿したものが底本です。
  • 戦国武将を最新医学から診断! 盛りだくさんのエピソードで迫る。

    織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……。戦国武将の病歴、死因、養生法、そして死生観とは? 戦国武将を最新医学で診断。盛りだくさんのエピソードを交えてつづる、戦国武将の診断書。

    【目 次】
    第1章 三英傑 信長・秀吉・家康の死にざまと死生観
    第2章 病苦にあえいだ英雄たち
    第3章 この世に未練を残した武将たち
    第4章 下克上の梟雄たち
    第5章 切腹して果てた武将たちの執念
    第6章 老衰死した武将たちの高齢期
    第7章 夫におとらず厳しい道、戦国女性の覚悟
    第8章 戦国武将と女性たちのカルテ

    ※本書は『戦国武将の死生観』(新潮社、二〇〇八年)を改題し、文庫化したものが底本です。
  • 大河ドラマ鑑賞や学び直しにも最適! 戦国の英傑たちをあつめた必携の合本版。

    織田信長・豊臣秀吉・徳川家康をはじめ、武田信玄・上杉謙信・真田信繁とその家臣団など、いまだ語り尽くされることのない男たちのドラマを追う。現在の固定観念を取り払い、歴史の因果関係を解き明かしつつ、通史だけではわからない真実に迫る。大河ドラマ鑑賞や学び直しにも最適な、戦国の英傑たちをあつめた必携の合本版。

    ※本電子書籍は「英傑の日本史 信長・秀吉・家康編」「英傑の日本史 風林火山編」「英傑の日本史 上杉越後死闘編」「英傑の日本史 激闘織田軍団編」「英傑の日本史 智謀真田軍団編」を1冊にまとめた合本版です。
  • 学び直しの秘訣は「比較」だ! 歴史が立体的に見える、新しい日本史講義。

    歴史の本当の面白さと日本史理解の秘訣は、時代を超えて繋がる人物たちの意外な接点にあった! 後醍醐天皇×織田信長、空海×津田梅子、太田道灌×真田幸村――誰もが知る有名人から、ナンバー2や裏方を担った人物まで、様々な事績やエピソードとともに、現代社会にも通じる思想や教訓を紹介。学び直しにも最適! 2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」時代考証者による、新しい日本史講義。

    第 1 章 新時代の幕を開けた人物から学ぶ
    1  国盗りの極意は『孫子』にあり 【北条早雲・斎藤道三】
    2  革命児の発想が歴史をくつがえす【後醍醐天皇・織田信長】
    3  古代 2 つのクーデターの謎 【継体天皇・天智天皇】
    4  2 人の明暗を分けたものは何か 【西郷隆盛・大久保利通】

    第 2 章 たった 1 人で時代を変えた人物から学ぶ
    1  語り継がれる英雄伝説の虚と実 【坂上田村麻呂・源義経】
    2  外圧を防いだ小国日本のプライド 【聖徳太子・北条時宗】
    3  経済力を握った者が勝つ 【藤原秀衡・平清盛】
    4  カリスマ性と人心掌握による統治 【武田信玄・上杉謙信】

    第 3 章 組織力で時代を変えた人物から学ぶ
    1  民衆のエネルギーを軍制に取り込む 【楠木正成・高杉晋作】
    2  新時代のシステムづくり 【足利尊氏・豊臣秀吉】
    3  議会制民主主義への胎動 【板垣退助・尾崎行雄】
    4  教団の団結力の強さ 【ザビエル・本願寺顕如】

    ほか、全12章96人
  • 天下泰平の時代。忍者の末裔は、江戸城大奥で出納係になっていた!?

    天下泰平の時代。忍者の末裔は、江戸城大奥で出納係になっていた!?

    新発見資料「松下家文書」には、江戸城大奥に勤める伊賀者の日常が細かに記されていた! 忍者の一家の末裔は、天下泰平の時代をどう生きたのか。江戸の下級武士の生活を細やかに記す、一級資料をとくと見よ!

    【目次】
    はじめに
    松下家系図

    第一章 伊賀者とは何か
    (一)幕臣としての伊賀者
    (二)武士の禄制度──足高上昇を目指した松下家──
    (三)伊賀者の由緒
    (四)松下家文書とは
    (五)松下家の歴代

    第二章 松下家、草創の時代
    (一)家康に仕えた初代松下孫右衛門
    (二)大奥御広敷番、二代目松下金左衛門
    (三)別家を興した三代目松下十郎右衛門

    第三章 谷の中の伊賀者たち
    (一)伊賀者の禄と生活
    (二)鮫河橋谷町伊賀者屋敷の景観
    (三)伊賀者拝領屋敷に住む町人たち
    (四)拝借金とその返済

    第四章 最初の養子、松下伊太夫
    (一)松下伊太夫、養子に入る
    (二)松下伊太夫の伊賀者勤務
    (三)四代目松下伊太夫の子

    第五章 伊賀者から大奥の事務官へ
    (一)五代目松下菊蔵、家督相続
    (二)若年当主、菊蔵の日々
    (三)西之丸山里番
    (四)西之丸大奥の事務官―西之丸大奥御広敷御用部屋書役―
    (五)異動と昇進――本丸大奥御広敷御用部屋書役以降――
    (六)五代目松下菊蔵の子――十次郎の生と死――

    第六章 伊賀者からの離脱
    (一)松下家の家格上昇
    (二)九代目金五郎と東禅寺事件
    (三)明治時代の松下家

    おわりに
    参考文献
  • 関東の覇権抗争が中世史の常識を覆す!

    信長の出現、秀吉の天下統一で、戦国は終焉を迎えた。天下取りの舞台は西日本にあったといわれてきたが、戦乱の始まりも終わりも、実は関東の動向が基準になっていた! 関東の動きをなぞるように、畿内では室町幕府の秩序を脅かす下剋上が頻発した。関東の覇権戦争の中心にいたのが西から来た新勢力の北条氏、旧来の関東秩序勢力である山内上杉氏・扇谷上杉氏である。両氏の関東支配権を賭けた争いから中世史の真相に迫る。

    プロローグ 「日本の副将軍」対「関東の副将軍」―北条氏への改称と関東管領家の誇り
    第一章 北条氏綱と両上杉氏の抗争
    第二章 北条氏康と両上杉氏の滅亡・没落
    第三章 上杉謙信はなぜ関東に襲来したのか?
    第四章 「国衆」が左右する関東戦国史
    第五章 国衆を困惑させた「越相同盟」
    第六章 信玄の猛攻と北条氏の危機
    第七章 北関東の攻防戦と謙信の死
    エピローグ 消滅した「関東の副将軍」―新たな抗争の枠組みへ

    ※本書は、『戦国関東の覇権戦争盻眇北条氏VS関東管領・上杉氏55年の戦い』(洋泉社、二〇一一年)を改題し、文庫化したものが底本です。

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