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『ニコニコカドカワ祭り2020(50%OFF)、角川ソフィア文庫(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全162件

  • 待望のコンパクト版地名研究入門書です。

    現地に足を運び、地元の人々から地名を聞く。聞き取った地名を地図に落とし、その土地に関わる生活を記録、叙述する。地名研究の基礎と本質を解く1冊!
  • 275(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    訳注:
    室伏信助
    著者:
    室伏信助
    出版社: KADOKAWA

    日本最古の物語を、原文と注、現代語訳で心行くまで楽しめる!

    竹の中から生まれて翁に育てられた少女が、五人の求婚者を退けて月の世界へ帰っていく伝奇小説。かぐや姫のお話として親しまれる日本最古の物語。第一人者による最新の研究の成果。豊富な資料・索引付き。
  • 594(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    平松 隆円
    出版社: KADOKAWA

    垂らし、束ね、結う。髪形から振り返る日本の歴史。

    平安美人の長くまっすぐな黒髪、江戸時代の華やかな結髪とかんざし、モダン・ガールのショートカット。なぜ黒髪は「美しい」のか。数多くの図版と文献を渉猟し、日本の歴史と黒髪の関係性を解き明かす。
  • 396(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    幸田露伴
    出版社: KADOKAWA

    努力をしないで、努力に変えよ。江戸っ子の粋の結晶。

    どうしたら幸福になれるのか。人は自然の力を生かせるのか? 明治から大正にかけ、西洋思想に匹敵する生き方論を示した幸田露伴。「努力は人生の最大最善の尊いもの」「努力の堆積が天才を生む」と説き、未来を善くするものは努力しかない、過去を美しくしたものもない。生活の充実となり、自己を発展させるものでもあり、それが生きる意義であると訴えた。効率最優先の価値観が見直されるいまこそ読まれるべき不朽の名著。
  • 484(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    小宮山博仁
    出版社: KADOKAWA

    先を読み、順序立てる──柔らかな頭のためのレッスン

    方程式をあえて使わず、計算式や図をかいて、ひとつひとつ手を動かして答えを導く算数。先を読み、順序だてて物事を考える算数的発想は、数学よりも日常生活や仕事に応用しやすく、大人だからこそ楽しめる。懐かしいつるかめ算から、ひらめきが必要な図形問題、そして速さ、割合、濃度、平均、比など抽象的な文章題へ。難関中学入試レベルでは、押してだめなら引くのも大事。固くなった頭をときほぐす、大人のための算数再入門。
  • 不確実な未来を、数字の力で予見する。世界的数学者による入門書

    25人のパーティで同じ誕生日の2人が出会うのは偶然? それとも必然? 不確実な現実を論理の力で数値化する確率論。難しそうにみえても、まずは起こりうる可能性をすべて書き出すこと。そして記号や法則の力で一般論を導けば、さまざまなことに応用できる。ガリレオが賭博師と交わした議論から、期待値、ドゥ・モルガンの法則、パスカルの三角形といった数学の基本へ。世界的な数学者が、身近な実例を挙げてやさしく誘う。


    【目次】

    第1章 いろいろの例
     1 貨幣を一個投げる場合
     2 貨幣を二個投げる場合
     3 貨幣を三個投げる場合
     4 サイを一個投げる場合
     5 サイを二個投げる場合
     6 九半一二丁
     7 ガリレイとサイの問題

    第2章 可能性の集合
     1 一つの原理
     2 並べ方の集合
     3 選び方の集合

    第3章 場合の数の数え方
     1 場合の数の数え方の原理
     2 並べ方の数の数え方
     3 選び方の数の数え方
     4 クイズへの応用

    第4章 文章とその真理集合
     1 真理集合
     2 「pまたはq」という文章の真理集合
     3 「pおよびq」という文章の真理集合
     4 「pでない」という文章の真理集合
     5 集合の要素の数
     6 論理の記号と集合の記号
     7 ドゥ・モルガンの法則

    第5章 確率の定義と性質
     1 確率の定義
     2 確率の性質
     3 応用問題
     4 条件確率

    第6章 有名な例
     1 パスカルと賭け
     2 酋長のトリック
     3 クジ引きの順番
     4 一つの意外な例

    第7章 大数の法則
     1 一つの貨幣を何回か投げる場合
     2 ( n, r )という記号
     3 パスカルの三角形
     4 独立試行過程
     5 大数の法則
  • 変化し続ける日本の伝統を、内と外の視点で捉え続けた芳賀日出男の代表作

    大自然と調和して生きてきた日本人。四季の移ろいの中から神や精霊の概念が生まれ、祭りや郷土芸能が育まれてきた。神事である御幣の祭り、大黒舞などの初春の芸、様々な鬼の祭りや獅子舞、田植えの祭りや語り物、能や風流―時代の変化の中で刻々と失われゆく信仰の情景を、折口信夫に学び、宮本常一と旅した目で捉える。各巻200点超の写真を収録、民俗学的フィールドワークと写真家の眼差しを交差させた、記念碑的大作。
  • かけがえのない日本の伝統、日本人の生活の息吹がここにある。

    「神は季節の変わり目に遠くから訪れ、村人の前に姿をあらわす」。師・折口信夫の「まれびと」論に目を開かされ、ハレとケのリズムとともに年を過ごす日本人の姿を追い続けた眼差しは、何を捉えてきたのか。正月や盆などの年中行事から、農村の田植えや漁村の海女、その他巫女や人形まわし――共同体の内に入って語り、距離を置いて眺めてこそ写し得た、日本古来の暮らしと生業。変貌し続ける伝承と習俗の真の姿がここにある。
  • 全絵画作品をカラーで掲載。魔術的な光と空間の秘密に迫る決定版

    17世紀オランダで活躍したフェルメール。宗教画や神話画から転向し、勃興したばかりの市民階級が求める風俗画の制作へと乗り出した画家は、《牛乳を注ぐ女》《真珠の耳飾りの少女》といった名作を手がけていく。現実のようでいて現実でない魔術的な光と空間の描写は、いかにして生まれたのか。全作品をカラーで収録し、その真筆性をめぐる議論とともに、様式論を一冊に凝縮。政治や絵画市場などの背景に迫る補論を付した増補版。
  • 1,188(税込)
    著者:
    岡 茂雄
    出版社: KADOKAWA

    出版人が垣間見た、学者・文人の知られざる裏の顔。

    南方熊楠・柳田国男・折口信夫・金田一京助・新村出……出版人が垣間見た、学者・文人の知られざる裏の顔。
    繊細で几帳面な南方熊楠、「じれる」柳田国男、舌鋒の峻烈な内田魯庵、無愛想な浜田青陵……。自らを「裏木戸の出入り人」と呼んだ本屋(出版業)しか知りえなかった、貴重な近代日本の出版事情がわかる回想記録。大正から昭和のはじめにかけた民俗学・文化人類学・人文地理学・言語学の黎明期、いまも読み継がれている不朽の名作を誕生させた伝説の編集者が垣間見た、学者・文人たちの知られざるもうひとつの顔。
  • 近代大衆芸能の頂点。落語の神様が紡ぎ出した至極の物語

    根津の鍼医宗悦が、貸金の催促から旗本の深見新左衛門に殺された。新左衛門は宗悦の霊と誤り妻を殺害し、非業の死を遂げ家は改易。これが因果の始まりで、新左衛門の長男新五郎と次男新吉を不幸が襲う。新吉は宗悦の娘で富本の師匠の豊志賀と深い仲に。豊志賀は弟子お久と新吉の間を疑い、7人の女房を取り殺すと書き残し死ぬ……続く血族の殺し合いは前世の因縁か呪いのためか。円朝の代表作にして最高峰。解説・小松和彦
  • なぜ、日本は堕ちていったのか? 100頁以上の新章を加えた増補決定版!

    なぜ、日本は堕ちていったのか?
    『永続敗戦論』『国体論』の著者が、平成の転換点をあぶり出す。
    100頁以上の新章をはじめ、新たな論考を多数収録した増補決定版!

    なぜ、日本は堕ちていったのか? 昭和に続き、「平成」が終わる。
    この間、戦後政治は“冷戦後”の世界に対峙せず、戦後レジーム=永続敗戦レジームの変更ではなく強化、
    さらには現実からの逃走に耽り、そして砂上の楼閣と化した。
    国民益はもとより国益とも無縁な政治が横行することとなった平成。
    その転換点はいつ、どこにあったのかを気鋭の政治学者があぶり出す論考集。
    100頁以上の新たな論考を収録した増補決定版!
  • 506(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    谷畑 美帆
    出版社: KADOKAWA

    病死? 事故死? 人柱? ──骨には人生が刻まれている

    大都会のビル群の下、眠りつづける無数の骨。考古学者によって掘り起こされた「古人骨」は、かつてこの町に暮らした近世人の姿をいきいきと物語る。町人か侍か。病死か、事故死か、はたまた人柱か。銭や爪、入れ歯など副葬品の意味とは――? けがや流行り病、食事や性生活、衛生状態や老後の暮らしまで、文献に残らない歴史を、科学の力で解き明かす。人骨をみると「わくわくする」という著者が手まねきする、都市古病理学への招待。

    *単行本『八百八町に骨が舞う 人骨から解く病気と社会』に加筆、改題し、文庫化したものです。
  • 594(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    小川 直之
    出版社: KADOKAWA

    年中行事の歴史と意味を改めて見直す。

    正月のしめ飾りは本来、歳神を迎え祭る神聖な場を示し、門松は歳神が依り憑くものであった。お盆は仏教行事ではなく、実は死者・先祖と生きている親の魂祭りである――等々、現代に受け継がれる年中行事から正月、盆、さらに節分、花見、節供、花火、月見、冬至、歳暮などいまでも慣れ親しんでいる40の行事を取りあげて、その歴史的意味、多様性を明らかにする。
    ※本書は2013年に(有)アーツアンドクラフツから刊行された単行本に加筆、改訂し、文庫化したものです。
  • 968(税込)
    著者:
    平田雅哉
    出版社: KADOKAWA

    数々の名建築を手がけ、映画化もされた伝説の棟梁の一代記、初の文庫化!

    「こういう生き方もあったという事を、老人はもう一度思出し、青年ははじめて知ってもらいたい」――福田恆存(本書「序」より)

    大阪に平田ありと言われた名工、平田雅哉。吉兆、つるや旅館、大観荘、朝香宮邸茶席など手がけた名建築は数知れず。「建築は風呂敷には包まれん。出来上がりが気に入らんからと言って、引っさげて持って帰るわけにはいかん」が口ぐせで、腕の良さもあくの強さも天下一品。己の経験と勘のみ信じる職人魂と波瀾の人生は、福田恆存や今東光らをも魅了した。
    森繁久弥主演で映画化された大棟梁の心得帖、初の文庫化!

    序文・福田恆存
    解説・塩野米松
  • 忘れられた数多の「日米未来戦記」から読み解く、異色の日米開戦秘史。

    戦争に至る空気はいかに醸成されたのか。黒船以後の<外圧>と戦争を後押しした<世論>を、日露戦争以後多数出版された「日米未来戦記」と膨大な周辺取材から炙り出した、作家・猪瀬直樹の不朽の名著。
  • 550(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    早川孝太郎
    出版社: KADOKAWA

    芥川龍之介・島崎藤村も絶賛した独自の伝承世界

    僕は実際近頃にこのくらい愉快に読んだ本はなかった――芥川龍之介(東京日日新聞)

    九十貫を超える巨猪を撃った狩人の話。仕留めた親鹿をかつぐ後から子鹿がついてきた話。村で起きる怪しい出来事はいつも狸の仕業とされた話……。奥三河・横山で見聞、古老から聴き溜めた猪・鹿・狸の逸話が縦横に語られる。芥川龍之介・島崎藤村も絶賛した文学性の高い文章は、伝説や昔話も織り交ぜて独自の伝承世界を形づくっている。暮らしの表情を鮮やかにすくい取る感性と直観力から生まれた、民俗学の古典的名著。
  • 中国にルーツをもつ「ラーメン」は日本で進化を遂げた!

    「チキンラーメン」生みの親の安藤百福と、日本の食文化研究家の奥村彪生がラーメンのルーツをもとめて旅に出た! 経済、文化、歴史……多様な視点で、今に至るまでのラーメンのすべてを描き尽くす。
  • 1,540(税込)
    著者:
    早川孝太郎
    出版社: KADOKAWA

    柳田や折口にも衝撃を与えた、民俗学の不朽的名著。

    「花(花祭)に入らずば、日本の伝統芸能は語れない」といわれる奥三河の神事芸能・花祭。悪霊を払い、神人和合や五穀豊穣・無病息災のため鎌倉時代末に始まったとされる、太陽の力の復活を願い、冬至の前後に行われる霜月神楽である。花宿の清めに始まり、稚児の舞・鬼の舞、翁などの神々の祝福、湯ばやし、神返し……滋味深い挿絵と平易な文章で花祭のすべてを伝える、柳田国男・折口信夫にも衝撃を与えた民俗芸能の代表的古典。
  • 空とは何か、生死の苦しみに救いはあるか。262文字に込められた仏の叡智

    大乗仏教のエッセンスを262字に凝縮した『般若心経』。
    日本人に最も親しまれてきた仏典であるものの、
    ほとんどすべてが専門用語によってうめつくされ、
    その最深部の理解には仏教学の基礎知識を欠くことができない。
    空とは何か。自己とは何か。
    そして、わだかまりを離れ、
    ただ生きてただ死ぬ、本当に自由な境地とは――?
    言葉のひとつひとつをていねいに味わい、
    「一切皆苦」の現実を生き抜く智慧を浮かび上がらせる仏教入門。


    【目次】

     はじめに
     原漢文
     訓 読
     現代語訳

    第一章 般若心経とは何か
    第二章 観音さまの見たもの
    第三章 生死は仏のおん命なり
    第四章 不生で調いまする
    第五章 一切法を空と説く
    第六章 輪廻の迷いを超えて
    第七章 心の中を見つめれば
    第八章 本来の自己に目覚める
    第九章 究極の真実の世界
    第十章 よく一切の苦を除く
    終 章 「般若心経」の思想

     おわりに

    ※本書は、二〇〇三年七月に大東出版社より刊行された『般若心経を読みとく 仏教入門の第一歩』に加筆修正し改題のうえ文庫化したものが底本です。
  • 張学良に生前、直に取材をした著者が20年余をかけてつかんだ歴史秘話!!

    盧溝橋事変より80年。
    生前の張学良に直接取材をした日本人作家が、20年以上をかけて明らかにした歴史秘話!!

    半藤一利氏(作家)
    「20世紀、戦争と革命の歴史のなかに、温かな情が交わされていた。張学良の秘史は、世界が緊張関係にある現在にこそ活きるだろう。本書の刊行も、歴史的事件だ」

    山田洋次氏(映画監督)
    「波瀾万丈の人生とはこの人のための言葉だろう。動乱の20世紀を生き抜いた風雲児張学良は『戦争は人間のすることではない』と言い切った紳士だった」

     西安事変。中華人民共和国誕生の遠因ともなった大事件を、一人の男が起こした。
     1901年。軍閥・張作霖の長男として生まれ、2001年百歳で世を去った張学良である。20世紀中国の歴史をそのまま背負って生きた男である。
    生前の張学良に直接取材した著者に、彼はこう切り出した。「あなたには、私と女性のことを話しましょう」
    蒋介石夫人・宋美齢、ムッソリーニ令嬢・エディ、幽閉時代を支えた妻と秘書に最高の女友達……。
     戦争と革命の渦中にあった、知られざる“情の歴史”を甦らせたノンフィクション!

    ※本書は二〇一四年六月に刊行された『国と世紀を変えた愛 張学良と宋美齢、六六年目の告白』を改題し、加筆修正したものが底本です。
  • 古代日本の伝承を管理し、語り継いだ者の謎を追う珠玉の論考。

    いかにして日本民族に、悲哀の文学とも称すべきものが発生したか、そしてその管理者は誰であったか、更になぜこの管理者が自分の味った悲劇として語らねばならなかったか――処女作「悲劇文学の発生」をはじめ、語りと伝承者、悲劇文学の流通を論じる四篇を収録。『古事記』のなかに頻出する豪族和邇氏の存在に着目し、その謎と伝承との関わりを解き明かす。国文学者・角川源義の原点をさぐる、珠玉の論考集。解説・三浦佑之

    「悲劇文学の発生」
    「和邇部の伝承」
    「まぼろしの豪族和邇氏」
    「日本海時代――海の古代史」
  • 422(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    出版社: KADOKAWA

    日本文学の真髄を折口独自の手法で探った後年の貴重な論考をついに文庫化!

    「優れた著作である、というより怖ろしい力を秘めた本である」――三浦雅士(新版解説)

    あるものを発生させる力というのは、その発生自体が目的で終息するわけではない。発生した後もその力は一つの傾向を保ち、発生させたものの変化を促し続けるのである――。古代人が諺や枕詞、呪詞に顕した神意と神への信頼を、折口は「生命の指標(らいふ・いんできす)」と名づけ、詩歌や物語の変遷を辿りながら、古代より脈打つ日本文学の精神を追究する。生涯にわたり書き改め続けた貴重な論考。
    解説・井口樹生/三浦雅士

    (目次)
    詞章の伝承
    文学様式の発生
    律文学の根柢
    声楽と文学と
    小説戯曲文学における物語要素
    文学と饗宴と
    異人と文学と
    翁舞・翁歌
    日本文学の内容
    日本文学発想法の一面――誹階文学と隠者文学と
    笑う民族文学

    追い書き
    解説「日本文学の発生 序説」の課題 井口樹生
    新版解説 凝視と方針 三浦雅士
    著者略年譜
  • 『古代研究』の全論文を収録する決定版シリーズ全六巻、ついに完結。貴重な「総索引」付き。

    従来の日本文学における〈時間〉〈作品〉〈作家〉の概念を根底から解体し、民俗学的国文学研究として、特異な分野を拓いた折口信夫。その国文学の〈発生とその展開〉に関する、和歌史を主題とした具体論にして各論。「女房文学から隠者文学へ」「万葉びとの生活」「古代民謡の研究」など、古代と近代との対立と融合をめざした、折口万葉論の集大成ともいえる13篇を収録。貴重な全巻「総索引」付き。解説・長谷川政春/安藤礼二

    (目次)
    短歌本質成立の時代―万葉集以後の歌風の見わたし/女房文学から隠者文学へ―後期王朝文学史/万葉びとの生活/万葉集の解題/万葉集のなり立ち/万葉集研究/叙景詩の発生/古代生活に見えた恋愛/古代民謡の研究―その外輪に沿うて/日本書と日本紀と/相聞の発達/日本文章の発想法の起こり/お伽草子の一考察
  • 国文学研究史上に新たな道を切り開いた、「国文学の発生」を収録!

    時を定めて海のあなたから来臨する神「まれびと」の聖なる言葉である「呪言」に、日本文学の発生をみた折口。そのアプローチは、「民俗学的国文学研究」として、新たな道を切り開いた。核をなす「国文学の発生」について論じた四篇を所収。「言語」に執着し、日本語の発生を探るために朝鮮語、モンゴル語、アイヌ語までを学び、「新しい国学」を興すことを目指した折口の、希有な日本文学発生論。
    解説・長谷川政春/安藤礼二

    【もくじ】
    国文学の発生(第三稿)--まれびとの意義
    国文学の発生(第一稿)--呪言と叙事詩と
    国文学の発生(第二稿)
     呪言の展開、巡遊伶人の生活、叙事詩の撒布
    国文学の発生(第四稿)--唱導的方面を中心として
     呪言から寿詞へ、叙事詩の成立とその展開と、語部の歴史、賤民の文学、戯曲・舞踏詞曲の見渡し
    解説 折口信夫研究 長谷川政春
    新版解説 ホカヒビトからマレビトへ 安藤礼二
    収録論文一覧
    著者略年譜
  • 7,601(税込)
    著者:
    増谷文雄
    著者:
    梅原猛
    著者:
    上山春平
    著者:
    櫻部建
    著者:
    梶山雄一
    著者:
    服部正明
    他7名
    出版社: KADOKAWA

    初期仏教から親鸞・日蓮まで。日本を代表する仏教者たちが、思想としての仏教をその源流から初めて解明した名著。待望の全12冊合本版!

    仏教の思想 1_知恵と慈悲<ブッダ>
    仏教の思想 2_存在の分析<アビダルマ>
    仏教の思想 3_空の論理<中観>
    仏教の思想 4_認識と超越<唯識>
    仏教の思想 5_絶対の真理<天台>
    仏教の思想 6_無限の世界観<華厳>
    仏教の思想 7_無の探求<中国禅>
    仏教の思想 8_不安と欣求<中国浄土>
    仏教の思想 9_生命の海<空海>
    仏教の思想 10_絶望と歓喜<親鸞>
    仏教の思想 11_古仏のまねび<道元>
    仏教の思想 12_永遠のいのち<日蓮>

    ※本電子書籍は「仏教の思想 1」~「仏教の思想 12」をまとめて1冊とした合本版です。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

    (C)Naoki MATSUTANI, Takeshi UMEHARA, Akira SAKURABE, Shihoko UEYAMA, Hiroko KAJIYAMA, Masaaki HATTORI, Ayako NAMIKI, Mayumi KAMATA, Mariko NUMABE, Shizue YANAGIDA, Takako MANO, Yuko MIYASAKA, Chudo TAKASAKI, Kikue KINO
  • 折口学について自ら批判・分析した「追い書き」と13篇の論文を収録!

    「日本の『神』は、昔の言葉で表せば、たまと称すべきものであった」--。霊魂、そして神について考察した「霊魂の話」や、文献に残る絵図とともに詳説した「河童の話」、折口古代学の核心に迫る「古代人の思想の基礎」など十三篇を収録。巻末には、『古代研究』に収められたそれぞれの論文の要旨の解説にくわえ、「折口学」の論理的根拠と手法について自ら分析・批判した「追い書き」も掲載。
    解説・加藤守雄/安藤礼二

    【もくじ】
    呪詞及び祝詞
    霊魂の話
    たなばたと盆祭りと
    河童の話
    偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道
    組踊り以前
    田遊び祭りの概念
    古代人の思考の基礎
    古代に於ける言語伝承の推移
    小栗判官論の計画 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇
    漂着石神論計画
    雪まつりの面
    「琉球の宗教」の中の一つの正誤
    追い書き

    解説 折口信夫研究 加藤守雄
    新版解説 霊魂としての神 安藤礼二
    収録論文掲載一覧
  • 折口学を概観する論考集。天皇の即位儀礼に関する論考「大嘗祭の本義」も。

    「鬼の話」「はちまきの話」「ごろつきの話」という折口学のアウトラインを概観できる三編から始まる第三巻。海・山の民が、里の生活と関わりながら、舞や踊り、文学さらには信仰にいたるまでその文化を発展させていったことなど、柳田民俗学と一線を画す論が興味深い。その後の研究のもととなった「三郷巷談」「まじないの一方面」「方言」ほか、天皇の即位儀礼に関する画期的論考「大嘗祭の本義」も所収。解説・加藤守雄/安藤礼二
  • 生誕130年記念――折口信夫の代表作、待望の完全版を順次刊行!

    「本論を読み解く上で、これ以上に優れたシリーズは他に存在しない」(安藤礼二)

    折口にとって「古代」とは単に歴史の時代区分を示すものではなかった。熊野への旅で光輝く大王崎を眼前にし、その波路の果てに「わが魂のふるさと」を感じたことを「かつては祖々の胸を煽り立てた懐郷心(のすたるじい)の、間歇遺伝(あたいずむ)として、現れたものではなかろうか」と記す。「古代研究」はまさに彼が実感を通して捉えた、古代的要素の探求なのである。全論文を完全収録する決定版!
    解説・池田弥三郎/安藤礼二
  • 生誕130年記念/折口信夫の代表作、全論文を収録する完全版、刊行開始!

    「本論を読み解く上で、これ以上に優れたシリーズは他に存在しない」(安藤礼二)

    折口にとって「古代」とは単に歴史の時代区分を示すものではなかった。熊野への旅で光輝く大王崎を眼前にし、その波路の果てに「わが魂のふるさと」を感じたことを「かつては祖々の胸を煽り立てた懐郷心(のすたるじい)の、間歇遺伝(あたいずむ)として、現れたものではなかろうか」と記す。「古代研究」はまさに彼が実感を通して捉えた、古代的要素の探求なのである。全論文を完全収録する決定版!
    解説・池田弥三郎/安藤礼二
  • 475(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    五来 重
    出版社: KADOKAWA

    謎に包まれた二人の「聖」の人間像に迫る

    修験道の厳しい修行に身をおいた円空。旅を棲家とした木喰。二人の「ひじり」の作った仏像には、極めて大きな違いがある。孤高にして厳しく知的に冴えた刀痕と清潔にして火のように激しい意志的な造型の円空仏。日本の仏像彫刻で忘れ去られた完全な一本彫りを試み、自刻像をはじめ飄逸な作品を多く残した木喰。仏教民俗学の泰斗が両者の足跡を丹念に歩き、作られた仏像を通して、芸術的側面だけではなく宗教的側面の謎に迫る。
  • 人生は、いつもちぐはぐ――。日々の思考から哲学を立ち上げるエッセイ

    昔のおとなが背中で伝えた、生きるうえで大切なこと。
    未来の同業者にみっともない仕事はできないという、職人の矜持。
    般若心経を丸ごと暗記した五歳児のまなざしの先にあるもの。
    大きな災害を前に口ごもるしかない、私たちの気持ち――。
    生きることの機微をめぐる思考が、
    日々の出会いやエピソード、遠い日の記憶から立ち上がる。
    まなび、痛み、しあわせ、自由、弱さなど、
    身近なことばを起点に広がってゆく哲学エッセイ。


    【目次】
    まえがき ―― 「これで死ねる」と言えるとき
    1.伝えること/応えること
    2.おとなの背中
    3.人生はいつもちぐはぐ
    4.ぐずぐずする権利
    5.言葉についておもうこと
    6.贈りあうこと
    7.東日本大震災後 2011-12

    ※本書は、小社より二〇一三年九月に刊行された単行本『おとなの背中』を改題し文庫化したものが底本です。
  • 317(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    吉海直人
    出版社: KADOKAWA

    百人一首を読み解けば、定家晩年の野望が見え隠れする――。

    あなたは、本当の百人一首を知っていますか?

    誰もが一度は聞いたことがある「小倉百人一首」。しかし、実はこの作品には研究者たちから多くの「謎」が指摘されている。
    定家が選出したということの真偽、いつから「百人一首」と呼ばれることになったのか、
    どのような基準で百首の歌が選ばれ、果たして選ばれた歌はすべて秀歌ばかりなのか?

    研究者でもあり、稀代の百人一首コレクターでもある著者が、
    百人一首の「なぜ」を読み解き、今まで知らなかった百人一首の姿を浮き彫りにする!

    【目次】
    序章   百人一首への招待
    第一章 百人一首成立の謎
    第二章 百人一首の流れ
    第三章 百人一首の広がり
    第四章 百人一首の撰歌意識を探る
    第五章 百人一首の見どころ

    ※本書は一九九八年一二月二〇日に刊行された『百人一首への招待』(ちくま新書)を改稿・改題したものが底本です。
  • 360(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    五来 重
    出版社: KADOKAWA

    弘法大師も記憶力を増大させた霊場。遍路に古代民族の宗教を明かす。

    弘法大師はなぜ修行の場として四国を選んだのか。山岳宗教以前にあった古代海洋宗教の霊場、海と陸の境を行き、岬で火を焚いた遍路修行。その本来の意味や歴史を明らかにし、古代日本人の宗教の原点に迫る。
  • 377(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    五来 重
    出版社: KADOKAWA

    西国三十三所観音霊場を案内し、信仰と霊場の関係と意義を平易に説く。

    霊場はなぜ、どのように生まれたのか。われわれの祖先はそこで何を信仰し何に祈りを捧げたのか。三井寺、善峰寺、華厳寺ほか、西国三十三所観音霊場を案内。その宗教的意義や霊場としての環境をやさしく解説。
    ※本作品は電子書籍化にあたり、許諾等の理由から写真の一部を掲載しておりません。
  • 880(税込)
    著者:
    五来 重
    出版社: KADOKAWA

    日本宗教史を変えた不朽の名著、ついに文庫化!

    高野山を拠点に諸国を遊行した高野聖。彼らはいかに民衆に根ざした日本仏教を広め、仏教の礎を支えてきたのか。古代末期から中世の聖たちが果たした役割と、日本宗教の原始性を掘りおこした仏教民俗学の名著。
  • 821(税込)
    著者:
    五来 重
    出版社: KADOKAWA

    信仰と生活が結びついた宗教行事からみえてくる、祖先が大切にした宗教世界!

    正月に食べる餅が大寺院の修正会へと繋がっていく――。歳時記の趣向で宗教にまつわる各地の年中行事を取り上げ、その基底に流れる日本古代の民俗と、祖先が大切に守ってきたものを解き明かした名著。
  • 721(税込)
    著者:
    五来 重
    出版社: KADOKAWA

    海上遥か常世の神を拝む霊場。札所巡りに込められた遍路の真実に迫る。

    四国遍路とは何か。山岳宗教以前にあった古代海洋宗教の霊場。海と陸の境を行き岬で火を焚いた辺路修行。札所の寺だけではわからない四国遍路の真実に迫る。下巻では四国の太平洋側の札所をめぐる。解説・頼富本宏。
  • 722(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    編者:
    岡野 弘彦
    出版社: KADOKAWA

    古代の詩歌のひびきを蘇らせた、奇蹟の歌人。全歌集を収める初の文庫版!

    折口信夫(釈迢空)は近代日本にまるで奇蹟のように、古代の心、古代の詩歌のひびきを、鮮烈に蘇らせた歌人であった――。
    短歌滅亡論を唱えるも、その真意は再生への願いであり、日本語の多彩な表記を駆使しながらつねに短歌の未来と格闘し続けた。折口が残した6冊の歌集に私家版・自筆選集、短歌拾遺、さらに関東大震災に直面し、短歌形式に収めることのできない苛烈な体験を詠んだ詩作品含めた、初の文庫全歌集。
    「葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり」
    生涯「旅びと」であった折口の姿が立ち現れてくる。

    (目次)
    海やまのあひだ
    春のことぶれ
    水の上
    遠やまひこ
    天地に宣る
    倭をぐな
    私家版・自筆選集
    短歌拾遺
    詩拾遺

    解題
    解説 岡野弘彦
    略年譜
    作品初句索引
  • 如来、観音、菩薩――300点超の白描画で再現する仏像入門の決定版!

    釈迦如来像、百済観音像、弥勒菩薩、毘沙門天や弁財天――教科書や歴史ガイドなどでも有名な仏像、昔から秘仏として崇められる仏像の数々を、圧倒的な細密性と確かな考証に基づいた美しい白描画300点超で紹介。 仏像の形式別に分かりやすくジャンル分けし、見開き毎に画図とその名称、特徴、来歴など基礎知識がわかる解説をコンパクトに収録する。ルビ付きなので、小学生からでも読める! 鑑賞&学習に最適! 眺めているだけでも楽しく、功徳や法力も感じられる、かつてない文庫オリジナルの入門百科。

    【如来形】
    釈迦如来、 毘盧遮那如来、見返り阿弥陀、薬師如来、弥勒如来、仏眼仏母、定光仏、大日如来 ほか
    【菩薩形】
    観世音菩薩、救世観音菩薩、百済観音菩薩、千手観音菩薩、如意輪観音菩薩、弥勒菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、五秘密菩薩 ほか
    【明王形】
    不動明王、降三世明王、大威徳明王、金剛夜叉明王、孔雀明王、愛染明王、大元帥明王、大輪明王、無能勝明王、金剛童子 ほか
    【天形】
    大梵天、帝釈天、二王尊、四天王、増長天、持国天、毘沙門天、弁財天、吉祥天、伎芸天女、水天、風天、摩利支天、韋駄天、大黒天、阿修羅 ほか
    【その他の諸尊形】
    閻魔大王、蔵王権現、僧形八幡神、七福神、雷神、風神、十六羅漢、鍾馗、役小角 ほか
  • 風刺!パロディ!語呂合わせ――!自在な筆に隠された、禅の知恵を読みとく

    不思議でユーモラスな書画を残した江戸の禅僧、白隠。パロディ、暗示、語呂合わせなど、独特の仕掛けに満ちた独自の世界は、生き方をめぐる智慧に満ちている。研究の第一人者が豊富な図版で読み解く決定版。
  • 絶世の美貌を持つ仏像は誰か?

    正史『日本書紀』は、蘇我氏が物部氏を「だまし、滅ぼし、財を奪った」と記す。それならばなぜ、権力を掴んだ蘇我氏は、敗者である物部系の王を擁立したのか。来歴も作者も不明な、たぐいまれな造形美で知られる仏像「百済観音」に導かれるようにして辿り着いた意外な真実とは――。人気の歴史作家が、百済観音と法隆寺との関係、7世紀の日本外交史を紐解きつつ、大豪族・物部氏と美貌の仏像をめぐるミステリーを解き明かす。『百済観音と物部氏の秘密』を改題。
  • 大相撲には見た目の美しさ、伝統に裏づけられた型の持つ美しさがある

    歴史やしきたり、伝統に裏づけられた作法、力士たちの稽古の様子や一日の過ごし方など、謎と不思議に満ちた相撲の基礎知識を網羅。江戸時代以来の文化がそのまま残る「国技の世界」を元・立行司が案内。
  • 440(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    辻 義一
    出版社: KADOKAWA

    魯山人の器と、辻留の料理。後世に残すべき日本料理の美を集約!

    「魯山人ならば何と言うか?」これが辻義一の美意識のその後の「物さし」となった。若き日に魯山人のもとで修行したときの思い出を豊富なエピソードで綴り、料理と器の真髄を、美しい写真とともに語る。
  • 385(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    上野誠
    出版社: KADOKAWA

    喜怒哀楽の生々しい感情を詠んだ歌から、万葉人の心を感じる

    嫉妬と裏切り、ユーモア、別れの悲しみ、怒り……現代にも通じる喜怒哀楽を詠んだ歌からは、日本人らしい自然で素直な心の綾を感じることができる。万葉歌を通じて、万葉びとの豊かな感情の動きを読み解く。
  • 日本古来のものとかたちに連なる「祈り」を描く、珠玉のエッセイ集。

    熊野詣や西国巡礼、十一面観音像をはじめとする古寺・古仏をめぐる旅、近江を中心とした隠れ里への思いなど、神仏の信仰や求道的な祈りに共振する正子の眼差し。かそけきものへの思いと在りようを探る。
  • 385(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    小泉武栄
    出版社: KADOKAWA

    日本人にとって聖地である山。人との関わりの歴史をたどり、その魅力に迫る

    日本人にとって山は聖地であり、レジャーとしての登山が日本で一般化するのは明治末期だった。日本とヨーロッパを比較しつつ、山と人間との関わりの歴史をたどり、山の魅力に迫る。『登山の誕生』を加筆のうえ改題。
  • ものに美があるのではない、美しいものがあるだけ。

    絵巻物や屏風、扇面、掛幅などの絵画、光悦・乾山や魯山人などのやきもの、能装束や辻ケ花などの着物、円空や白鳳時代の仏像、硯箱から印籠までの漆工芸など、白洲流の美の発見と古美術に寄せる思いを語る。
  • 骨董をめでる眼の愉しみ、使うよろこびと美の快楽を綴る珠玉のエッセイ。

    古伊万里などの食器や民芸雑器、織部・信楽などの茶陶、天啓赤絵や李朝白磁などの中国・朝鮮のやきもの、古代ガラスの工芸品、十一面観音などの仏像にいたるまで、白洲正子の眼を愉しませた骨董たちを綴る。
  • 297(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    編著:
    大角修
    出版社: KADOKAWA

    有名経文を一挙掲載。日本一やさしい大きな文字のお経入門。

    般若心経、一枚起請文、光明真言、大悲心陀羅尼ほか、23の有名経文を原文と意訳を付した大きな「ひらがな」で読む。漢字や意味はわからなくてもすらすら読める、「お経の言葉〈小事典〉」付きの決定版。
  • 人類学者の著者が師と仰いだ高僧の精神探求の旅と、波乱万丈の生涯を描く

    チベットの小村に生まれたケツン氏。人類の叡智の伝統と、チベット仏教究極の教えの修行に励む彼を中国の侵攻が襲う。著者が師事した高僧の魂の旅と優しく偉大な文明の記憶を描く。『知恵の遥かな頂』を改題
  • 308(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    編者:
    加藤登紀子
    出版社: KADOKAWA

    農的生活を実践した藤本敏夫のメッセージを加藤登紀子がまとめた珠玉の一冊

    環境の悪化や食の安全への不安から農業への関心が高まっています。学生運動から転じ、日本の農業を変えようと「農的生活」を主張し、実践した藤本敏夫。「農村回帰」の今こそ、彼のメッセージが輝きをおびます。
  • 兼好が生きた鎌倉末期の息遣いと記憶。歴史史料として読み解く『徒然草』。

    無常観の文学として読まれてきた『徒然草』を歴史学の立場から探る。兼好が見、聞き、感じたことの背景にある事実と記憶を周辺史料で跡づけ、中世人の心性や時代と社会の輪郭を描き出す。増補改訂版。
  • 苦難の旅から“軽み”の世界へ!

    「おくのほそ道」完成までの数年間に芭蕉は何を追い求めたのか。その創作の秘密を解き明かし、俳諧ひと筋に生きた芭蕉の足跡と作句の精神を具体的かつ多角的に追究する。『「おくのほそ道」を語る』を改題。
  • 391(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    中島悦次
    出版社: KADOKAWA

    「わらしべ長者」「こぶとりじいさん」など、なじみ深い説話の宝庫。

    全一九七話からなる、鎌倉時代の説話集。仏教説話・世俗説話・民間伝承に大別され、類纂的な今昔物語と共通の説話も多いが、より自由な連想で集められている。底本は宮内庁書陵部蔵写本。重要語句索引付き。
  • 情熱歌人が愛し訳した王朝の恋物語! こなれた訳文で、通読に最適。

    積極的な匂宮と沈静で冷静な薫との間で揺れる浮舟が失踪した・・・・・・。情熱歌人・与謝野晶子が恋物語としての面白さを濃縮して翻訳した『新訳源氏物語』。読みやすくて挿絵入り。「早蕨」から「夢の浮橋」を収録。
  • 情熱歌人が愛し訳した王朝の恋物語! こなれた訳文で、通読に最適。

    子供の頃から『源氏物語』を愛読していた与謝野晶子が、各話をダイジェストし、特に名場面の心理描写を丁寧に綴ったはじめての現代語訳。『源氏物語』を国民の愛読書へと導いた記念作。梶田半古の挿画を収載。
  • 情熱歌人が愛し訳した王朝の恋物語! こなれた訳文で、通読に最適。

    息子の親友に若妻を犯された中年光源氏は、若き日の過ちを悔いる・・・・・・。情熱歌人・与謝野晶子が恋物語としての面白さを濃縮して翻訳した『新訳源氏物語』。読みやすくて挿絵入り。「藤袴」から「総角」を収録。
  • 352(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    高木秀樹
    出版社: KADOKAWA

    文楽好き必見の53演目を名解説で徹底ガイド! 文庫初の文楽入門書。

    『仮名手本忠臣蔵』『菅原伝授手習鑑』『義経千本桜』をはじめ、骨太な人間ドラマを解説。文楽ならではの観どころ・聴きどころを逃さず味わえる。臨場感溢れるエンターテイメントとして楽しめる入門書。
  • 源氏物語に先立つ、笑いの要素の多い長編小説。継子いじめの話として有名。

    『源氏物語』に先立つ、笑いの要素が多い、継子いじめの長編物語。母の死後、継母にこき使われていた女君。その女君に深い愛情を抱くようになった少将道頼は、継母のもとから女君を救出し復讐を誓う――。

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