『医学・薬学、幻冬舎メディアコンサルティング(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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日本では、がんの発症率も死亡率も上昇を続けています。特に男性の場合、がんになる確率が6割という異常さです。がん細胞の集団が、発生した場所から飛び散らずに、よくまとまっている「限局性」のがんであれば、手術などの局所療法で事実上の完治も望めます。ところが、がん細胞が方々へ飛び散ると再発や転移にいたり、5年相対生存率は、概ね数%に下がってしまいます。(中略)ようやく国も、がん治療に免疫が欠かせないということ、中でもNK細胞が圧倒的に強いということ、NK細胞の本格培養を実現できているのはANK療法だけである、という事実に気づき始めたようです。(「はじめに」より抜粋。)
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年のせい、とあきらめない。フレイル対策
最近疲れやすい、歩くのが遅い……それはフレイルの入口かも。
自立を守る運動と食事、孤立を防ぐ工夫まで、人生100年時代の健康教養書
・そもそもフレイルとは?
・基本チェックリストでフレイル診断
・フレイルを加速させる要因を知ろう
・「食べ過ぎ」よりも「食べなさすぎ」が問題?
・運動の取り入れ方と継続のコツを紹介
・つながる力が健康を守る -
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肌荒れ、便秘、倦怠感、不眠、イライラ……
その不調、年齢ではなく“腸”が原因かも?
腸内環境と不調の関係をひもとき、
体と心を整えるための実践法を分かりやすく紹介
「年齢のせい」「更年期だから仕方ない」――。
そう思ってあきらめていた不調が、腸を整えることで変わりはじめたら?
本書は、延べ5万件の内視鏡検査を行ってきた女性消化器内科医が、臨床の現場で見いだした“腸と不調のリアルな関係”をもとに、体と心を整える方法を解説する一冊です。
著者のもとには、肌荒れや便秘、不眠、慢性的な疲労感など、原因のはっきりしない不調に悩む患者が日々訪れます。 その多くが、腸の状態を整えることで、少しずつ本来の元気を取り戻していきました。 「腸を診れば、体の声が聞こえてくる」。そう語る著者が、これまでの診療経験を通じてたどり着いたのが、「美腸こそが不調改善のカギ」という確信です。
本書では、腸と不調のつながりを、専門医ならではの視点で分かりやすく解き明かしながら、自己流ではない“正しい腸活”の方法を具体的に紹介します。 腸と脳・皮膚の関係(脳腸皮膚相関)や、リーキーガット症候群、SIBOといった注目のテーマも取り上げ、食事・生活習慣・検査の受け方まで、すぐに実践できるアドバイスを丁寧に解説しています。
「何をしてもよくならない」と感じている不調の根本にある“腸”と向き合い、体と心を内側から整えるための確かな道しるべとなってくれる一冊です。 -
臨床心理士は不要!? そのココロは?
公認心理師、臨床心理士ーーこころの悩み、誰に相談すればいいんだろう? 臨床心理士の問題や公認心理師の実態に迫りながら、カウンセラー選びの基準やヒントをお伝えします。
「臨床心理士」の時代に
ありがとう そしてサヨナラ -
医療現場の現実と夢。
その全てがここにある。
ESDという世界初の治療。胃癌の完全切除に挑戦した若者たちの軌跡を描いた作品。
内視鏡の夜明けは、日本から始まった!雲の切れ間から光の矢を見るまでの奇跡の物語。
《ESDのパイオニア 小野裕之先生 後藤田卓志先生 大絶賛!》
《ESDの世界的権威 矢作直久先生から若き内視鏡医へエール!》 -
住んでいる地域特性や民族遺伝子で症状の進行は異なる――
目の前の患者と向き合うことで生まれた新しい概念“PBM”
そこに至る過程を追うことで見えてくる臨床医の意義と魅力
医療の世界では、エビデンス・ベイスド・メディスン(EBM)――「根拠に基づく医療」が重要だとされています。しかし、そのエビデンスは多くの症例から導かれた“平均値”であり、必ずしも目の前の患者一人ひとりにそのまま当てはまるとは限りません。生活習慣や遺伝的要素など、患者の数だけ異なる条件があり、同じ病気でも最適な治療は変わり得ます。
年間約10万人の外来患者を診察する宮田眼科病院の院長として、著者は40年以上にわたり臨床の第一線に立ち続けてきました。そのなかでEBMだけでは応えきれない症例に数多く向き合ってきました。そうした経験の積み重ねからたどり着いたのが「ペイシェント・ベイスド・メディスン(PBM)」という新たな概念です。膨大な患者データを基に、出身地や生活歴、遺伝情報などに着目し、治療を個々人に最適化していく――それが「人間に基づいた医療」であるPBMです。
2022年刊行の前著ではPBMとは何かを解説しましたが、本書では改めてPBMに至るまでに経験してきた多くの臨床実例を具体的なエピソードとともにまとめています。臨床の現場では、毎日の大学の講義や医学の教科書からは決して知ることのできない、想定外の出来事が起こります。そしてそれを解決する唯一の手段は、患者と徹底的に向き合うことです。 今回、焦点を当てるのは知識や技術の細部ではなく、むしろ「臨床という現場の意義と魅力」です。臨床の現場で患者から学び、研究し、その成果を再び臨床に還元する――この循環が、人を救う医師としてのやりがいだと思います。
これからの医療を担う若い世代にこそ届けたい、臨床の価値と可能性を再発見する一冊です。 -
脳梗塞、認知症、心不全……
「心房細動」が重病の引き金になる
心房細動の薬物療法は一生継続が鉄則!
完治をめざす治療法「カテーテルアブレーション」について
治療実績10,000件以上を誇る専門医が分かりやすく解説
動悸がする、脈が飛ぶ、胸がざわつく――。
年齢を重ねるにつれ、多くの人が一度は経験する「不整脈」。その中でも、脳梗塞や心不全の原因となり得る危険な不整脈が「心房細動」です。
心房細動は高齢になるほど起こりやすく、特に60歳以降で発症リスクが高まるといわれています。超高齢社会の日本では、突然死や要介護のリスクを高める要因として、社会的にも大きな課題となっています。国内の患者数は推計で200万人とされ、「薬を飲み続けるしかない」「発作がいつ起きるか分からず不安」「根本的に治す方法はないのか」と悩みながら日々を過ごしている患者も少なくありません。
本書の著者は、心房細動に対する根治治療である「心臓カテーテルアブレーション」が日本で実地医療として導入された当初から、この治療に携わってきました。研鑽を重ね、症例を積み上げ、2026年3月現在で治療実績は1万件以上に上ります。
本書ではまず、心房細動とは何か、なぜ危険なのかを患者にも分かる形で丁寧に解説します。そのうえで、進歩したカテーテルアブレーションについて、治療技術、治療成績、合併症のポイントを分かりやすくまとめました。さらに、薬物療法やアブレーション以外の新しい治療選択肢、心房細動を起こしにくくする生活上の注意点、治療後に再発を防ぐための考え方まで、実践的に紹介しています。
本書は2016年に刊行された書籍の新版として、古くなったデータや治療情報を見直し、現在の医療現場に即した内容へアップデートしました。加えて新たに第5章として、アブレーションで十分な改善が得られなかった場合に備え、「運動療法」によって慢性心不全を治療する考え方も加えています。
心房細動と診断され、治療に迷っている人が、自分の命と生活を守るための道筋を見つけられる一冊です。 -
「自分に合った見え方」がなかなか手に入らず、満足できずにいる方へ
人生100年時代、「年だから見えにくいのは当たり前」と諦めるのはもったいない!
老眼鏡やコンタクトレンズが不要になる、最先端治療を徹底解説!
近年、スマートフォンやパソコンを長時間使用する生活が当たり前になり、年齢を問わず「見えにくさ」や「目の疲れ」を訴える人が増えています。特に40代以降になると、手元の文字がぼやける、新聞の文字が読めなくなったなど、老視や白内障のサインに気づく人も少なくありません。こうした視力の変化は単なる目の問題ではなく、仕事や日常生活のクオリティを大きく左右する問題です。
老視や白内障の治療については、眼鏡やコンタクトレンズ、白内障手術などさまざまな選択肢が知られていますが、近年は眼内レンズの進歩により、治療の選択肢が大きく広がっています。ところが現実には、「自分にはどの治療が合うのか」「どのレンズを選べばよいのか」「手術のタイミングはいつが適切か」といった疑問に対して、一般の人が納得できる形で整理された情報は十分とはいえません。
そこで本書は、40年以上にわたり白内障治療の最前線で多数の手術経験を積んだ眼科専門医が、老視・白内障の仕組みを医学的に解説しながら、従来の治療法から最先端の治療法まで、それぞれの特徴を具体的に分かりやすく紹介します。なかでも、術後に度数調整が可能な「LAL(ライトアジャスタブルレンズ)」や、老視矯正に対応した「老視用ICL」など、これまでになかった最先端の治療法を知ることができます。
老眼鏡に頼りたくない人、白内障手術を検討している人、手術後の見え方に不安がある人はもちろん、将来に備えて目の健康を守りたいすべての人にとって、必ず読んでおきたい一冊です。 -
大人と同じ診察・治療では
子どもの命と健康は守れない
医療機関の標榜科の仕組みから
専門医の見分け方まで――
子どもに適切な治療を受けさせるための
知識と心得を徹底解説!
成長と発達の途中にある子どもは、同じ病気でも大人と同じ基準で診てはならない存在です。しかし実際の医療現場では、必ずしもその前提が徹底されているとはいえません。医師免許があれば診療科を自由に掲げられる制度のもと、「小児科」と標榜していても専門医でない医師が子どもを診ているケースもあります。さらに地方では小児科医不足が深刻化し、専門的な小児医療を受けにくい地域格差も広がっています。
著者は20年以上にわたり、大学病院や県立こども病院で小児医療に携わり、小児の手術や集中治療を数多く経験してきました。多くの子どもたちを治療し、退院していく姿を見届けるなかで、次第に「退院したあとも、この子たちが健やかに暮らせる地域医療をつくりたい」という思いが強くなっていきます。そうした背景から、2022年に兵庫県明石市で小児科クリニックを開業し、現在は退院後の子どもたちも含め、地域の子どもの成長を継続的に見守り続けています。
本書は、地域の小児専門医としての立場から、親が知っておくべき小児医療の本質を分かりやすく解説します。医療機関の標榜科の仕組みや専門医の見分け方をはじめ、子どもに適切な治療を受けさせるための知識と心得を、現場の具体例を交えながら伝えます。
子どもの健康を守る第一歩は、親が正しい知識を得ることです。本書は、不安に振り回されないための教養と、安心して子育てするための確かなよりどころを与えてくれる一冊です。 -
小さな石が、大きな脅威に!
医師と患者との掛け合いによるQ&A形式で綴る本書は、「胆石はなぜできる?」「放置するとどうなる?」といった素朴な疑問に答え、胆石の怖さと向き合うきっかけを与えてくれます。
飲みすぎ食べすぎの人は要注意です! -
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自然を味方にして、体の底力を呼び覚ます!
疲れが取れない、肌荒れが治らない、風邪をひきやすい……。
病院で気づかれにくい不調の原因は、自然から離れた現代人の生活環境にあった!
私たちの体が本来必要としている「自然とのつながり」を、現役医師がわかりやすく解説。
朝の日光浴から裸足で大地に触れる「アーシング」まで、科学的根拠に基づく健康法を紹介 -
医師として、人として寄り添う日々
自閉症、脳性麻痺、てんかん......様々な障害に苦しむ子どもたちと、家族の想いに向き合ってきた小児神経科医。共に悩み、どんな時も前向きに歩んだ医師と家族の軌跡。
学生時代に障害児と出会い、小児神経科医を志した著者は、秋田で子どもと家族に寄り添い続けてきた。2010年から約12年にわたり新聞に連載した80編のエッセイには、現場での出会いと別れが刻まれている。子どもを支える家族の思いや苦悩、医師としての迷いや成長を通じて、「命と生きる権利」を守ることの重さを問いかける一冊。 -
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正しく漕げば、体は変わる!
医師が教える、楽しく長く続けられる健康法
ただなんとなくペダルを漕ぐだけでは、自転車の魅力も健康効果も半分しか味わえない。でも“正しく”漕げば、関節への負担は減り、脂肪燃焼も姿勢改善も一気に進む。
本書はフィットネスバイクでの基礎づくりから、屋外ライドの楽しみ方まで、分かりやすいイラストを使って自転車を乗りこなすコツが満載。運動が苦手な人でも、今日から始めて、いつの間にか体が変わる――そんな運動習慣を後押ししてくれる一冊です。
運動不足を自覚していても、いざ何かを始めようとすると、ランニングはつらくて続かないし、ウオーキングは物足りない。ジムに通ってみても、三日坊主になってしまう――。
そんな人に向けて、神経内科医である著者は自信をもってこう勧めます。
「正しい漕ぎ方さえ身につければ、自転車は最も続けやすい健康法になる!」
フィットネスバイクや自転車は、初心者でも始めやすく、また“正しく漕ぐ”ことで体に無理な負荷をかけずに続けることができます。膝や腰への衝撃が少ないうえ、心肺と大きな筋肉を同時に動かせる、効率の良い有酸素運動です。
しかも、屋外ライドでは風や景色が気分を自然に切り替えてくれるため、いつの間にか心まで軽くなっていく――そんな魅力をもっています。
運動に苦手意識のある方も、これまで何をやっても続かなかった方も、この本を読めば“正しい漕ぎ方”を試したくなるはずです。今日から始められて、一生使える健康法を知りたい人にぜひおすすめしたい一冊です。 -
暮らしに寄り添い、人生を支える――
総合診療専門医が語る「かかりつけ医」の真価。
病気の治療だけにとどまらず、暮らし全体を見守り、人生を通じて健康を支える「かかりつけ医」。本書では、長年地域医療の現場で患者と家族を支えてきた総合診療専門医が、生涯を安心して過ごすための医療との関わり方や医師との信頼関係の築き方などを丁寧に解説。豊富な臨床経験と実例を通して、生涯を安心して過ごすための新たな視点を届ける一冊です。
予防接種や健康診断、病気の診断や治療、在宅医療など――。
私たちは、生まれてから最期を迎えるまで、人生のさまざまな場面で医療と関わりながら過ごします。年齢やライフステージの変化で健康の悩みが移り変わっていくなかで、「かかりつけ医」に関する理解や付き合い方を知っておくことは非常に重要です。そこで本書では、20年以上にわたり地域医療に携わる総合診療専門医が、病気の治療だけでなく、生活環境や家族との関わりなど、患者の暮らしを支える医療の姿、各ライフステージで気をつけたい健康課題、そして医師との信頼関係の築き方までを、豊富な臨床経験と実例を交えて解説します。
医師を“治す人”から“人生の伴走者”としてとらえ直すことで、自分と家族の健康をより安心して守るための新しい視点を与えてくれる一冊です。 -
中高生の子どもがいる親に必ず知ってほしい!
一度感染すると生涯つきまとう、B型肝炎ウイルスの脅威
昨日まで元気だった我が子が突然高熱を出して、みるみるうちに容体が悪化、そのまま短時間で命を落とす――B型肝炎はある日突然、子どもの命を脅かすことがある病気です。
2016年にワクチンが定期接種化されてからは、生まれた赤ちゃんの多くは予防接種を受けています。そのため、現代の親世代にとっては「名前は聞いたことはあるけれど、身近に感じにくい病気」になりつつあります。一方で、2016年より前に生まれた子どもたちは、自費で希望しない限りワクチンを接種していない可能性が高いのです。
著者は、小児科医として長らく臨床の最前線に立ち、とりわけNICUでの診療を通じて新生児医療や肝炎治療に関する知見を深めてきました。さらに肝臓専門医として、肝炎ウイルスの研究にも携わり、その成果を日々の診療に活かしながら治療に向き合ってきました。
そうしたなかで、B型肝炎が劇症化し命を落としかけた子どもの治療に当たった経験は、感染症の恐ろしさと、社会全体に危機感が欠如している現状を痛感する出来事になり、著者がワクチン接種の重要性を強く訴え続ける原点にもなりました。
B型肝炎は治癒が見込めない病気であり、ウイルスのキャリアになった場合、生涯治療を続けなければなりません。本書では、B型肝炎の基礎知識や感染経路、潜む危険性を分かりやすく説明しています。また、ワクチンの有効性や副反応への正しい理解、さらに家庭でできる感染予防の工夫まで、日常に役立つ知識を具体的に解説していきます。
身近に潜むリスクを正しく理解し、わが子を守る行動へつなげる――その小さな一歩を力強く後押しします。 -
病気でも問題でもない。発達障害は可能性を秘めた「特性」である。
ASDやADHDの「困った行動」も、奥にある理由がわかれば支援の道筋が見えてくる。
診断はゴールではなく、未来を描くための”道しるべ”。
地域で5,000人以上の発達相談に向き合ってきた小児科医が語る”診断の先”の支援とは──
発達障害の診断は決してネガティブなレッテルではありません。
特性を正しく理解し、「よりよく生きる」ための入り口であり、ただの〝ラベル〟ではなく、〝羅針盤〟なのです。(本文より)
発達に悩みを抱える子どもたちと関わるすべての大人が読むべき一冊。 -
地域包括ケアは“身の丈”で実践する
東広島の「町のかかりつけ医」が描く、
地域医療の持続可能なかたち
若者人口の減少と高齢化率の上昇、そして医療従事者の不足が深刻化するなか、日本の地域医療はかつてない危機に直面しています。
診療所の閉鎖や救急医療の縮小が相次ぎ、従来の医療サービスを維持することが難しくなる一方で、注目を集めているのが「地域包括ケアシステム」です。医療・介護・福祉が連携し、地域全体で住民の健康と生活を支えるこの仕組みは、今後の地域医療の基盤となる可能性を秘めています。しかし現実には、地域ごとに十分な構築・運用が進まず、医療機関や行政、介護・福祉分野の連携が思うように機能していないのが実情です。加えて、人材・資金・設備といったリソース不足も深刻で、理想と現実の間に大きな隔たりが生じています。限られた条件のなかで、いかに持続可能な仕組みを築くか————その問いが、いま各地域に突きつけられています。
東広島市で四半世紀にわたり診療所を運営してきた著者は、そうした制約の中で「身の丈に合った地域包括ケアシステム」を実践してきました。診療所をハブに、介護・福祉の多職種との柔軟な連携体制を築き、地域のニーズに応じたコンパクトな医療・介護事業を展開。さらに、地域住民の医療リテラシー向上にも取り組みながら、持続可能なケアの形を模索してきました。
本書では、著者が築き上げた地域包括ケアの実践を、具体的な事例を通して紹介します。医療機関だけでは地域を支えきれない時代に、限られたリソースの中でも実現できる“身の丈”のケアとは何か、その答えを現場の経験から導き出した一冊です。 -
未来の自分のために、今できること。
“いのちを迎える準備”としての新しい考え方
「プレコンセプションケア」
早めに妊娠・出産を考える意味やプレコンセプションケアの実践方法を、産婦人科医が長年の経験をもとにわかりやすく解説
「最近、生理が不安定。気になるけど病院に行くほどでも……」
「まだ先のことだから今考えなくても……」
――しかし、妊娠や出産にはタイムリミットがあります。
福島市で40年間、1万人の妊娠・出産に寄り添ってきた産婦人科医・新妻和雄先生が伝えるのは、“いのちを迎える準備”としての「プレコンセプションケア」です。
これは、妊娠・出産を考える前の段階から心と体を整えるという新しい考え方です。日本ではまだなじみがない言葉ですが、WHOが提唱して以来、世界中で注目を集めています。
できるかぎり自分が望む未来に近づくために、まずは自分の体と向き合い、大切にすることが大事であると著者は言います。
妊娠・出産や自分の体のことを「いつかやろう」と先延ばしにせず、「今」向き合うのです。それが「将来、後悔しないための準備」としてあなたの力になってくれます。
本書では、妊娠や出産を早めに考える意味、プレコンセプションケアの実践法、自分らしい出産スタイル、不妊治療の最前線などについて医師の現場からやさしく解説します。
妊娠・出産は、決して苦しいだけの経験ではありません。
新しい命を迎える喜びや、自分自身の成長を感じられる機会でもあります。
この本は、あなたの「未来の準備」を始めるための一冊です。 -
心不全は気づかないうちに進行する――
息切れやむくみ、体重の増加といった小さなサインは、心臓からのSOSかもしれません。本書は循環器専門医が、心不全と診断されても元気に生活するための実践法を、最新の治療と生活習慣改善の両面から解説する一冊です。
少し歩いただけで息切れする、最近むくみが気になる、健康診断で肥満と診断された――。こうした何げない体調の変化が、実は心不全の入り口であることがあります。心不全は心臓の力が少しずつ弱まり、気づいたときにはすでに進行していることが多い病気です。そして一度発症すると完全に元の状態に戻ることはできません。だからこそ、早い段階から正しい知識を持ち、予防とケアに取り組むことが欠かせないのです。
本書では、循環器専門医として約8000人の患者を診てきた著者が、心不全の仕組みから治療や検査の基礎知識、日常生活でできる工夫までを分かりやすく解説します。食事や運動、睡眠、ストレスとの付き合い方、そして心臓リハビリの効果とプログラムの実際を紹介し、診断を受けたあとも前向きに暮らすための具体的な道筋を示しています。
不安を抱える患者やその家族にとってはもちろん、生活習慣病など将来的なリスクをもつ人にとっても、今からできることが見つかる一冊です。心不全は「人生を制限する病」ではなく、「正しく知ればともに歩める病」。安心して人生100年時代を生き抜くための、実践的な手引となるでしょう。 -
子どもの風邪を「いつものこと」と放っておいてはダメ!
「ただの風邪」と思っていたら重症化することも
気管支炎や肺炎、喘息に広がる前に、親が押さえておきたい子どもの風邪のこと
子どもは頻繁に風邪を引きます。確かに風邪は自然治癒することもある病気ですが、「いつもの風邪」「寝ていれば治る」と放っておくと重症化したり、合併症を引き起こしたりする危険性があります。そうした事態に陥らないために、本書では子どもの風邪に関する知識、家庭でできる具体的なケアの方法、医療機関の選び方などについて、実際に著者が診察した事例も併せて紹介しています。
著者は、1993年から兵庫県の淡路島で小児科内科クリニックを運営している小児科医です。日々の診察をするかたわら、小児アレルギーや感染症の研究を続けてきました。実際に診察した668の症例をまとめて「日本小児科学会雑誌」に論文として発表もしています。
また、長年の診療経験に基づき、風邪による鼻水ではなく、鼻の奥からのどの流れていく「見えない鼻水」である後鼻漏の危険性についても警鐘を鳴らしています。著者は、これを放置することで、気管支炎や喘息を発症する可能性が高まるのではないか、そして、後鼻漏のケアをすることで、気管支炎や喘息の発症を防ぎやすくなるのではと検証しています。
小さな子を持つ親はもちろんのこと、医療の現場で日々子どもたちと向き合っている医療関係者にも読んでほしい一冊です。 -
超・少子高齢化社会を生き抜くグランドデザイン
医学研究力の低下、医師・診療科の偏在、地域医療の崩壊。
日本の医療が直面する課題を解決するには、従来システムの抜本的変革が急務である。
持続可能な医療改革を実現するための大学と地域住民・病院との協働戦略を示した一冊。 -
あなたの歯がなぜなおらないのか、その答えがここに。
歯科医師歴45年の著者が語る日本の歯科医療の真実―
保険診療の限界、欧米との圧倒的格差、軽視される予防の重要性。
自分の歯を守るために患者が知るべき「歯科医療の現実」と「正しい歯科医院の選び方」。 -
「先生は私の人生を台無しにしました」――
がん患者からの一言が、医師の価値観を変えた
がん患者の一言が問いかける、医療の本質
外見ケアから始まる“その後”の支援とは
「先生、私のがんを治してくださりありがとうございました。でも、先生は私の人生を台無しにしました」――
乳がん治療を終えた患者のこの一言が、著者の医師としての価値観を根底から揺るがしました。命を救うことが最優先されるがん治療の現場では、脱毛や肌荒れ、体重の変化といった外見の変化は「仕方のないこと」とされ、見過ごされがちです。しかし、治療後の人生において外見の喪失は、患者の自信や尊厳、生きる力を深く蝕むことがあります。
本書では、著者がアピアランスケアの重要性に気づき、美容の知識を学び、病院内に専門チームを立ち上げ、さらに自身のクリニックを開業するまでの歩みを通して、外見ケアの実践と可能性を解説します。医学的・整容的・心理社会的支援を通じて、がん患者の「その後の人生」を支えるために————がん患者、医療従事者、美容関係者、そして社会全体に届けたい、必読の一冊です。 -
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もう誰にも相談できずに悩まなくたっていい―
30年以上にわたり数多くの患者を支えてきた専門医が、
性感染症「尖圭コンジローマ」の正しい知識と治療法を徹底解説!
性交渉を介して感染し、陰部にイボ状の病変を生じる「尖圭コンジローマ」。自覚症状が乏しいまま進行しやすく、膣や肛門、尿道の奥にまで拡がることもあります。しかし「恥ずかしくて誰にも相談できない」「医療機関を受診しても納得のいく説明が得られない」といった理由から、不安を抱えたまま一人で悩み続ける人は少なくありません。
著者は福岡県で外科、消化器内科、性感染症科に特化したクリニックを長年運営し、クラミジア感染症や淋病などの性感染症に苦しむ多くの若者を診療してきた医師です。不要な検査や高額な自費診療に頼らず、保険診療を基本とした日帰り手術と経過観察による治療を続けてきました。その姿勢は「できるだけ患者の負担を減らす」ことに一貫しており、30年以上の臨床経験がその実践を支えています。
本書では、尖圭コンジローマの正しい知識、受診から治療、再発予防までの流れを、豊富な実例を交えて分かりやすく解説します。また「恥ずかしい」「誰にも言えない」といった心の苦しみにも寄り添い、安心して治療に踏み出せるよう導きます。性感染症に悩むすべての人に、科学的根拠に基づいた適切な情報と勇気を届ける一冊です。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
正しい知識が腎臓を守るいちばんの処方箋
薬物療法・食事療法・運動療法で腎機能を保ち透析を回避する
慢性腎臓病(CKD)は、日本の成人のおよそ5人に1人が抱えているとされ、「新たな国民病」と位置付けられています。糖尿病や高血圧、肥満、加齢など、いくつもの要因が重なり合うことで腎機能は少しずつ低下していきます。しかし症状が現れにくいため発見が遅れ、気づいたときには人工透析や腎移植以外に選択肢がなくなる場合も少なくありません。
著者は腎臓専門医としての経験を経て、2005年にクリニックを開業。以来、診察だけでなく、食事療法を学べる料理教室や理学療法士による運動指導など、生活全体を支える実践的な取り組みを続けてきました。
また日本腎臓財団CKD対策推進委員として慢性腎臓病の進展抑制のため教育と啓蒙活動にも取り組んでいます。
本書では、CKDの基礎知識をはじめ、薬物療法、食事療法、運動療法などの標準的な治療に加えて、健康診断の結果から自分の腎臓の状態を把握する方法、薬の副作用を予防・対処するためのポイント、治療費を抑えたい場合の薬の選び方など、実践的な内容を幅広く解説しています。
さらに、確立された治療法があるにもかかわらず、医師や患者さん双方の要因により有効な治療が行われない「クリニカルイナーシア(臨床的惰性)」への対応策、末期腎不全に至っても諦めない治療の在り方、身体障害者3級や難病医療費助成制度の申請手続き、オンライン診療の活用法、病院選びのポイントなど、ほかの書籍ではあまり触れられない実用的な情報についても惜しみなく紹介しています。
CKDと診断された方、腎機能の低下に不安を抱える方、そして患者さんを支えるご家族や医療従事者にとって、本書は必携の一冊です。
近年では、薬物療法として「4本柱」が確立され、CKDと診断されても、早期から前向きに取り組むことで透析を回避できる可能性が出てきました。腎臓を守るために今できることを知り、実行する――その第一歩を力強く後押しします。 -
夜間頻尿は、健康寿命を延ばすためのサインです。
「代謝」「体温」「睡眠パターン」に着目し、生活に取り入れる改善策を実例と会話形式でやさしく解説。
・尿の色で、身体の水分状態をチェック
・入眠時の適切な温度、湿度とは?
・中途覚醒を減らすための睡眠の工夫 -
最新情報を加えた待望の大幅増補改訂版!
生涯よく見える眼を手に入れるために
老眼や近視、乱視も治す「多焦点眼内レンズ」がよくわかる
正しい知識を身につけて医師任せにしない白内障治療を!
年間2000件の白内障手術を手がける著者が徹底解説
誰もが避けられない白内障という病気がよくわかる
白内障治療に対する疑問に答えるQ&Aを掲載
白内障と同時に治すべき眼の病気についても解説
多焦点眼内レンズと眼科クリニック選びのポイントを紹介
レーザー白内障手術をはじめとした先進医療について詳述
患者さん10人の体験談を収録 -
妻ががんで逝った。風のように。
乳がんと舌がんを併発し、日々衰えていく妻。
医師である息子とともにいつも傍らで支える夫。
都心でのある家族の闘病の回想記。 -
自宅でできる、腰・膝・股関節痛の“自己治療”
薬や手術に頼らない!
整形外科一筋40年の専門医が提案する
慢性的な足腰の痛みをやわらげる関節ケア
腰や膝、股関節の痛みに悩む中高年は多く、厚生労働省の調査でも、関節の痛みは男女ともに「日常生活でよく感じる不調」の上位に挙げられています。
しかし、これらの痛みを改善しようと病院に通っても、湿布や痛み止めでその場しのぎの対応にしかならなかったり、自分なりにマッサージや運動をすることでかえって悪化したりと、なかなか根本的に改善できないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。年齢のせいだと諦めて放置すれば足腰は衰え、最終的に寝たきりになるリスクも高まってしまいます。
本書の著者は、医大を卒業後、総合病院で約10年の勤務を経て独立し、40年にわたり整形外科医として足腰の痛みに向き合ってきた専門家です。
診療を重ねるなかで、薬や手術だけでは改善が難しい慢性的な痛みに対し、姿勢や身体の使い方を見直すことが効果的だと実感するようになり、日常生活に取り入れやすい自己改善の方法を探り続けてきました。そうした経験の蓄積から生まれたのが、本書で紹介する独自の「セルフメンテナンス法」です。
本書では、腰痛・膝痛・股関節痛のメカニズムと原因を丁寧に解説したうえで、痛みが出にくい歩き方や立ち方、座り方、効果的なストレッチなど、自宅でできる具体的な痛みの改善法を紹介します。さらに、再発を防ぐための生活習慣の整え方にも触れ、一生自分の足で歩くための身体との向き合い方を伝えています。
「もう治らない」と諦める前に、まずはこの本を手に取ってみてください。 -
ぐるぐる、ふわふわ、くらくら……
その「めまい」、原因も対処法も違います!
薬を飲んでも治らない、何科に行けばいいのか分からない――。
「原因不明」とされがちな“めまい”の対処法を徹底解説!
「あれ、なんだか最近ふらつくな……」「急に浮くような感じがする」。誰にでも起こりうる“めまい”という症状。しかしその原因や治療法を正しく理解している人はほとんどいないのではないでしょうか。
実は“めまい”は、耳や脳、心臓、心の問題など、さまざまな臓器・要因から起こりうる複雑な症状であり、医師でさえ診断に苦慮することが少なくありません。
本書ではめまい治療の専門家であり、耳鼻咽喉科専門医・めまい相談医として多くの患者を診てきた著者が「なぜめまいが起こるのか」「どのようなタイプがあるのか」「どんな診察・検査を受ければよいのか」を、分かりやすく丁寧に解説しています。
回転性・浮動性・失神性と、“めまい”には3つのタイプがあり、その見分け方や、病気の種類ごとの特徴、適切な診療科の選び方まで正しい知識を網羅的に説明しています。さらに、再発しやすい“めまい”を予防するための生活習慣やセルフケア、症状が出たときに慌てず対応するための心構え、ストレスとの関係や不安への対処法など、日常生活に役立つ実践的なアドバイスも記載。
「薬に頼るだけでは治らない」「なんとなく不調」「原因が分からない」と感じている方にこそ、道しるべとなる一冊となっています。患者本人はもちろん、家族や医療従事者にも読んでいただきたい“めまいと上手に付き合うためのトリセツ”です。 -
身近な人が介護の必要を迫られた時、あなたならどうしますか?
変形性膝関節症で歩けなくなり、人工関節手術を受けた母。
退院後に始まった母との同居生活では、排便による大量出血や、食べ物を喉につまらせて緊急搬送など、思いも寄らない出来事が次々と訪れ――。
要介護者となった母の行動に翻弄されながらも、最期まで自宅介護に奮闘した著者による、8年間の記録。
食事や入浴の介助方法など、高齢者福祉施設で介護の仕事をしていた著者ならではの実践的なアドバイスも盛り込まれた一冊。 -
心臓外科医が救う、被害者の命と加害者の罪
大みそかの夜、瀕死の救急患者が海辺の病院に搬送されてきた。胸に包丁が突き刺さり、救命に猶予はない。包丁を抜き取って心臓を手でつかみ、マッサージをしながら緊急手術に向かう。果たして患者は助かるのか。いったいどんな事件に巻き込まれたのか。医療関係者必読の救命救急をめぐる短編小説。 -
希少疾患に苦しむ患者を救うため――
「空白の治療領域」を埋めるための新薬開発に懸けた
創薬ベンチャー・シンバイオ製薬の挑戦の軌跡
医療の世界は、技術革新や研究の進展によって日々進歩を遂げています。新たな治療法や薬が次々と開発され、かつては治せなかった病気にも希望の光が差し込むようになりました。
しかし、それでもなお、有効な治療法が確立されていない病気は数多く残されています。特に希少疾患の領域では、患者数の少なさゆえに治療薬の開発が進まない「空白の治療領域」が広がっています。
新薬の開発は、10年以上の歳月と莫大な費用を要するにもかかわらず、その成功確率は“3万分の1”と言われるほど極めて低いという実態があります。利益を優先する大手製薬会社は収益性の高い分野に注力するため、商業ベースに乗りにくい希少疾患の新薬開発はなかなか進みにくいという状況にあるのです。
シンバイオ製薬の創業者である著者は、こうした現実に立ち向かうべく「研究成果を現実に活かす」創薬の世界に進み、命を救う薬の開発に人生を懸けるようになります。しかし、希少疾患の治療薬開発は想像を超える困難の連続であり、莫大な資金と時間を投じても、承認を得られずに多くの薬剤が消えていき、幾度となく企業の存続すら危ぶまれる状況に直面してきました。
それでも著者は、「待っている患者に一日でも早く薬を届けたい」という信念を貫き、道なき道を切り拓いてきました。その信念は、シンバイオ製薬の企業理念である「こころざし」として受け継がれ、今なお事業の原動力であり続けています。
本書は、困難を極める新薬開発のリアルとバイオベンチャーの軌跡を通じて、信念を持って挑み続けることの大切さを示しています。
創薬の世界にとどまらず、スタートアップ企業の経営者や起業家にとって参考となる、逆境を乗り越えるためのヒントが詰まった一冊です。 -
血圧が基準値を超えた → 命の危機です
匂いが感じられない → コロナの後遺症です
花粉症の薬 → 早め早めに飲みましょう
それ、本当に正しいですか?
インターネットやSNSの普及によって、私たちの日常には膨大な情報があふれかえるようになりました。さまざまな情報が瞬時に手に入るようになった半面、その中には不正確なものや誤解を招くようなものも含まれています。著者によると医療に関する情報も例外ではなく、「医療の常識」とされているものの中にも、実は医学的な根拠に基づいていない情報が少なくないといいます。
都内で耳鼻咽喉科を営んでいる著者は、臨床現場の最前線で地域の患者の声に耳を傾けてきたいわゆる「町のお医者さん」です。日々患者の持つ悩みや心配事に向き合ってきた中で、世の中で常識とされている医療情報に疑問を抱いてきました。
著者は、情報化社会を生きる私たちに対して、不安をあおるような大げさなニュースなどに惑わされず、正しい医学知識に基づいて情報を判断できるようになる必要があると投げかけています。
本書ではメディアやSNSなどで取り上げられている、医療に関する常識のウソ・ホントを著者の臨床経験と知見をもとに、シンプルに解説しています。医療に対する小さな疑問を少しずつ解消し、必要以上に不安を抱えることなく冷静な目で情報をとらえることの大切さが分かる一冊です。 -
五十肩の痛みと向き合うすべての人に——-
肩の仕組みについて学び
痛みと正しく向き合う
五十肩をはじめとする肩の不調は、命に関わるものではない一方で、日々の生活や仕事に深刻な影響を及ぼすことがあります。
なかなか痛みが取れず、病院に通っても改善せず、日常の動作すらつらく感じる————そんな肩の悩みに直面している方も多いのではないでしょうか。
本書は、大学病院や専門病院で長年「肩」に向き合ってきた整形外科医・飯島裕生氏が、臨床現場での経験をもとに、肩の仕組みや不調の背景、改善のヒントをやさしく解説したものです。
肩は人体の中でも特に可動性が高く、全身の状態を映し出す鏡のような存在です。姿勢や筋力、日々の動作が肩の状態に影響を与える一方で、肩の機能を整えることが全身の健康にもつながっていきます。本書では、そうした肩の特性を踏まえながら、読者が自分の身体と向き合うきっかけとなるような情報を丁寧に紹介しています。
医学的な知見に基づきながらも、専門用語はできる限りかみ砕いて記述されており、医療に詳しくない方でも安心して読み進められる構成です。肩の痛みに悩む方はもちろん、予防や健康維持に関心のある方にも、日々の生活に役立つ一冊となることでしょう。 -
痛くない!こわくない!恥ずかしくない!
罹患率が最も高い大腸がん。にもかかわらず、定期的に検査を受ける人がまだまだ少ない。
受診のハードルを下げるべく、技術の進歩や検査の方法などを分かりやすく解説!
腸内環境を整える日常アドバイスや日帰り内視鏡手術に関する知識も網羅した、初心者必読の指南書。 -
子どもの「行きたくない」は、実は「行けない」のかもしれない。
朝起きられない、疲れやすい、やる気が出ない――
その症状は「甘え」ではなく、体内の機能異常のサインだった!
機能性医学の観点から解き明かす
不登校の隠れた生理学的メカニズム。
子どもが学校に行けない本当の理由は、心ではなく体にあった?
本書では、副腎疲労をはじめとする体の不調が不登校を引き起こす仕組みをわかりやすく解説。
ストレス対応ホルモンの不足や腸内環境の乱れなど、見逃されがちな体からのSOSサインを読み解き、朝起きられない、疲れやすいといった症状の裏にある体の機能障害の原因を明らかにします。
また、食事療法、環境改善、生活リズムの整え方など、今日からできる対策も紹介。
子どもたちの不安に寄り添い、支え、解決への扉を開く実践的ガイドブックです。
原因不明の不調に苦しむすべての親子に贈る希望の一冊 -
骨からのサイン、見逃していませんか?
「年のせい」と思っていたそのねこ背
実は骨の異常が原因かも!?
人は加齢とともにさまざまな疾患の発症リスクが高まりますが、なかには自覚症状がないまま進行し、検査を受けて気づいた時には取り返しのつかない状態になっている病気も少なくありません。その一つに「骨粗鬆症」があります。これは骨の密度や強度が低下し骨折のリスクが高まる疾患で、特に高齢者は骨折がきっかけで寝たきり状態になることもあるため、更なる健康リスクにさらされる恐れがあります。また著者によると、人間の骨量は男女とも40代半ば頃から徐々に減り始めるほか、骨粗鬆症は糖尿病や慢性腎臓病といった生活習慣病によっても進行するため、「まだ若いから大丈夫」と油断して、気づかぬうちに骨の強度が低下し、骨折のリスクが高くなっているケースも少なくないといいます。
骨粗鬆症の専門医として約40年にわたり診療に携わってきた著者は、骨粗鬆症は痛みなどの自覚症状がほとんどない一方で、実は発症のサインに気づくことは難しくないといいます。たとえば、加齢による変化だと思われがちな身長の縮みやねこ背は、骨粗鬆症による脊椎の圧迫骨折が原因となっている場合があるなど、見た目の変化は病気の進行を知らせる重要な手がかりであり、日常生活のなかで早期に異変を察知するヒントとなるのです。また近年では、病態に関する研究が非常に進んでおり、有効な予防法や治療法が確立されているほか骨を強くする新薬も開発されています。そのため、定期健診による早期発見と適切な治療によって、骨粗鬆症の進行を抑えたり予防したりすることは十分に可能な時代となっているといいます。
本書では、骨粗鬆症の初期症状や最新の治療法、予防のための生活習慣について、著者の40年にわたる臨床経験をもとに解説しています。ねこ背や身長の縮みといった発症サインの見分け方やセルフチェック、受診のタイミングに加え、骨を強くする運動や食事の工夫など日常生活で役立つ実践的な知識が満載です。
早期発見と適切な治療によって、生涯にわたって「健康な骨」を守るためのヒントが詰まった一冊です。 -
自身もアトピー性皮膚炎の皮膚科医が
かゆみや症状との上手な付き合い方を伝授!
乳児期から老年期まで、年代別アトピー対策を徹底解説!
肌荒れや我慢できないかゆみなど、アトピー性皮膚炎は患者の心身に大きな負担を与える非常に厄介な疾患です。また完治が難しく、生涯にわたって慢性的な症状に悩まされ続ける患者も少なくありません。
皮膚科医であり、自身も幼少期からアトピー性皮膚炎に悩まされてきた著者は、アトピーに対しては年齢によって適切な治療とスキンケアがあり、それらを正しく実践することが症状の改善やコントロールにつながると述べています。また、アトピーは身体的な症状だけでなく精神面にも大きな負荷がかかるため、治療と並行してストレス管理や生活習慣の改善に取り組むことも重要なポイントであるといいます。
本書では、乳児期から老年期まで各年代のアトピー症状とその治療法について、外用薬の正しい使い方やスキンケアの方法、年齢に応じた生活上の工夫など、著者の臨床経験に基づいた実践的なアドバイスを紹介しています。また、コラム「太助の犬聞録」では、著者がアトピーと向き合ってきた経験をもとに、心をリラックスさせる方法やメンタル面でのケアについても触れています。
正しい知識を持ち、一つひとつの対処法を根気強く実践することで、アトピーと上手に付き合いながら健やかな日常生活を送れることが分かる一冊です。 -
現代医学を補完する新たな選択肢として――。
心や精神までケアをする“アントロポゾフィー医学”とは?
現代医学は日々進歩を遂げており、それによって多くの人が健康で快適な生活を送れるようになったのは紛れもない事実です。しかし、その一方で現代の医療技術では治すことができない病気や症状に苦しんでいる人も少なくありません。
そうした現代医療を補完する医療の一つとして、著者が注目しているのが「アントロポゾフィー医学」です。これは、20世紀初頭の哲学者ルドルフ・シュタイナーによって提唱されたアントロポゾフィー(人智学:人間を体・心・精神からなる全体的存在ととらえる思想体系)を基盤として、シュタイナーとオランダ人医師イタ・ヴェーグマンによって創始された医療体系です。
皮膚科医として長年にわたり臨床の場に立ってきた著者は、これまで慢性的な皮膚疾患に悩む多くの患者を診てきました。日々診療にあたるなかで、病気の完治には対症療法的に薬で症状を改善させるだけでなく、その患者の生き方や内面といった目に見えない部分からのアプローチが必要であると考えるようになり、さまざまな治療方法を模索した末にアントロポゾフィー医学と出合いました。著者によると、アントロポゾフィー医学は症状そのものだけでなく、患者の心・精神といった内面に働きかけるため、現代医学とは異なる視点から病気の原因と向き合い、治療を行うことができるといいます。
現在著者は、アントロポゾフィー医学を実践するために設立したクリニックで、専門である皮膚疾患のほか、他科の医師や専門家とチームを組んでアレルギーや慢性疾患、がんなど幅広い病気の治療に取り組んでいます。
本書では著者の知見とこれまでの臨床経験を基に、アントロポゾフィー医学の基本的な考え方と、治療法について詳しく解説しています。体だけでなく、心や精神といった人の全体性に目を向けるこの医学の特徴のほか、絵画造形療法、音楽療法、オイリュトミー療法といった、医療と芸術が融合した多様な療法についても詳しく紹介しています。
通常医学だけでは治りにくい病気・症状を抱える人にとって、治療の新たな選択肢を知る助けとなる一冊です。 -
今日から始められる! 医者いらずの身体づくり
「呼吸」「運動」「睡眠」「食事」を見直して、不調知らずに!
疲れが取れない、頭が重い、なんだか眠れない――。自覚症状はあるのに原因が見つからない不調を抱えている人は少なくありません。こういった不調は「不定愁訴」と呼ばれていますが、対症療法的な投薬で一時的に症状が改善しても、薬の服用を止めてしまえばぶり返すこともあり、多くの人を悩ませています。
福島市で循環器と消化器を中心に、内科全般の診療を行うクリニックを経営している著者は、長年にわたって不定愁訴に悩む患者の診療にあたってきました。著者は多くの患者を診るなかで、ストレスや生活習慣の乱れといった心身両面への負担が積み重なることが、不定愁訴の原因の一つであると考えるようになりました。そして、不定愁訴を根本的に治すためには、ストレスコントロールや自身の生活習慣全般の見直しなど、心身のバランスを整えることが重要であると述べています。
本書では、著者が20年以上にわたる臨床経験のなかで得た知見を基に、呼吸・運動・睡眠・食事の4つの生活習慣を改善し、医師や薬に過度に頼ることなく、健康に生きていくために必要な知識やコツを紹介しています。心身を整えてくれる呼吸法や、代謝を上げるためのちょっとした運動、睡眠の質の上げ方、栄養バランスを考えた食事など、生活のなかに簡単に取り入れることができる小さな工夫が満載です。
日々の生活習慣を少しずつ見直し、改善することで、医者いらずの身体を手に入れるためのヒントが得られる一冊です。 -
真実は必ず明らかになる。
日本医学界での研究に限界を感じ、ボストン・オタワ・UAEU とおよそ 30 年もの間、パーキンソン病をひたすら追い続けた著者。
臨床医、研究者として、現在浸透している病説に一石を投じ、予防医学として有効と考えられる”ある意外な成分”を提言する! -
人だけに備わる、無自覚な動きの驚異
脳や筋肉を使って人はどのように動くのか。その時、意識はどう働いているのか。コップを取る、自転車に乗る、パソコンを使うといった日常動作に隠された人体のメカニズムの不思議をひも解く。 -
介護甲子園最優秀賞受賞。
慢性期疾患の患者と家族を救う、
その独創的なケア手法。
人工透析を行っている糖尿病患者をはじめ、脳卒中で体が不自由になった患者、認知症を患う患者など、
重度の慢性期患者に行っている臨床心理士を主体とした、介護や治療の方法について取り上げる。
(1)親がこれまでに歩んできた人生の物語を家族がいっしょに振り返る→(2)親のことを理解できる→(3)親が望む介護や看病ができる→(4)親が生きることに前向きになる→(5)リハビリの効果が上がる→(6)病状が改善する、という理想的なスパイラルを生み出せることを提示する。 -
きっかけは一人の医師の逮捕だった。!
患者を救おうと力を尽くした医師が法廷で裁かれるー。
こうした事案に義憤を感じ、鹿児島の一人の医師が制度創設に動き出した。
立ちはだかる法律の壁、そして関係省庁との厳しい折衝を乗り越え、医療事故調査制度の創設を勝ち取るまでの軌跡とは。
「医療の未来を守るのは、医療現場の自立・自律を確立すること」との信念を実らせた、制度のすべてが明らかになる。 -
昔のように聴こえる!
人との会話や映画・音楽鑑賞……
集音器で、諦めていた聴こえを取り戻す!
難聴のサポートには補聴器というイメージが強く、
補聴器で聴こえるようにならなければ諦めるという難聴者も多くいます。
ですが、実は補聴器には、高価で使いづらい、
不具合が起こりやすいといったデメリットがあります。
補聴器で満足な聴力を得られていない人に、知ってもらいたいのが集音器という選択肢。
本書では、独自の技術により、あらゆる難聴に対応可能な集音器を開発した著者が、
補聴器と集音器の違いや聴覚補助器選びのポイントなどを紹介。
難聴の悩みを解消し、豊かな人生を手に入れるヒントを伝えます。 -
1,881円(税込)レーベル: ――出版社: 幻冬舎メディアコンサルティング「命」のあり方を問い直す洞察の書
大変な精神的・肉体的苦悩に苛まれている末期の患者さんたちは、理屈抜きで死にたいと思うことがあるに違いない。
ドイツでは自死幇助について激しい議論が続けられており、著者のミハエル・デ・リダー医師は、この課題と積極的に取り組んでいる自死幇助賛成論者である。
彼は、包括的かつ個人的な内容が記されている本書のなかで、その理由を述べている。
そして「死にゆく人に寄り添う者」としての様々な自験例を駆使して、自死幇助の法的、医療倫理的、そして政治的立ち位置についての考察を加えている。
結果として本書は、重要な啓蒙書であり、自己決定による生と死への感動的な訴えとなっている。
ドイツでメディア出演多数の医師による書籍を邦訳 -
新生児科医 北島博之氏推薦
「幸せなお産とそれに続く母乳育児が世界を救う」
母と子の「出会い」から始まる関係作りを支援し、大切にすることが、その後の育児や人生の基盤となる……
“フリースタイル出産” “対面カンガルー”などを見い出した産婦人科医が、50年以上にわたる豊富な現場経験と知識を語る、これからの産婦人科医や助産師のための一冊。 -
「患者」ではなく「お客様」として対応せよ!
「治療」ではなく「サービス」だからこそ求められる「接遇力」とは?
近年、医療の世界は「かかってから治す」という従来の考え方から「疾患の予防・早期発見・早期治療」が重視されるようになってきました。人生100年時代を迎え、人々の健康意識が高まりを見せる中、多くの医療機関が予防医療としての「健診・検診」業務に力を入れ始めており、国内の健診・検診・保健指導を行う登録施設数も増加の一途をたどっています。
茨城県つくば市で消化器専門病院の理事長を務めている著者は、傷病の治療を目的とした医療では患者が医師や看護師の指示のもと治療を進めていくのに対し、予防医療は「健康な人」が自ら医療サービスを希望して訪れるという点で、性質の大きく異なるものであると述べています。特に人間ドックなどでは自分で費用を負担してまで健康管理を行おうとする意識の高い層が対象となるため、医療者には一般の医療行為とは異なる、より細やかで丁寧な〝接遇力〟が求められるといいます。
著者は自身の医院で健診・検診業務を始めた際に、この考え方を大切にし、医療機関としての専門性を保ちながらもサービス業のような丁寧な対応を目指しました。「接遇」を意識したその姿勢は地域の人たちからも好評を得ており、健診・検診者数は開設から増え続け、現在は年間1万人を超えるまでになっています。
本書では、利用者に選ばれ続ける健診・検診施設であるために必要な「接遇力」について、業務の基本からトラブル対応、スタッフ教育など、著者の取り組みを基に詳しく解説しています。また定期的なアンケートを通じた受診者ニーズの把握や、待ち時間の短縮、分かりやすい説明の仕方などの、具体的な手法についても紹介しています。
医療機関の経営者はもとより、現場で予防医療に携わっているスタッフにもぜひお勧めしたい一冊です。 -
年に一度の「眼ドック」でいつまでもクリアな視界を保つ!
「目の健康」を守るには
定期健診と日常のケアが重要!
人生100年時代を迎え、ただ長生きするだけでなく、心身ともに充実した人生を送ることが大きなテーマとなっています。その中で多くの人が、生活習慣の改善や定期的な健康診断の受診など、自らの健康について考え積極的に行動するようになりました。
しかし、眼科医として豊富な臨床経験を持ち、最新の治療技術や眼病予防にも精通している著者は、人々の健康意識は年々高まっているものの、私たちの生活の質を大きく左右する「目の健康」については他の器官ほど重要視されていないことに警鐘を鳴らしています。スマートフォンなどのデジタルデバイスの使用があたりまえとなった現代の生活は、「スマホ老眼」という現代病が問題になるほど、私たちの目に大きな負担を強いています。また、加齢とともに誰でもかかる可能性のある白内障については、早期発見と適切な治療によって視力を保てる疾患であるにもかかわらず、失明寸前まで放置されているケースも少なくないといいます。こうしたなか、生涯にわたって良好な視力を維持するために著者が重要視しているのが、眼病に対する知識と生活習慣の改善、そして定期的な眼の検診――「眼ドック」です。
一般的な健康診断では調べない眼底や角膜・水晶体など、目の隅々まで総合的な検査を行う「眼ドック」では、視力低下や失明の原因となる緑内障や白内障、加齢黄斑変性といった深刻な眼病を早期に発見でき、適切な治療につなげることが可能になります。
本書では、目の基本的な構造から代表的な眼病の原因や症状、最新の治療技術などについて、著者の知見を交えながら紹介しています。また、眼病予防のための生活習慣改善や、眼筋トレーニングといった明日から実践できる目のケア、そして早期発見の肝となる「眼ドック」についても詳しく解説しています。
目は私たちの生活の質を大きく左右する重要な器官の一つです。生涯にわたってクリアな視界を保ち、心豊かに暮らしていくために必要な知識が得られる一冊です。 -
透析治療は日々進化している!
「これで終わり」と諦めず、ポジティブに生きていこう!
一般的に人工透析と聞くと、厳しい食事制限や時間的な制約を連想して、「これまでの生活が一変してしまう」という不安を抱く人は少なくないでしょう。確かに、週に3回、1回約4時間をかけて行われる透析治療は一度始めると生涯続ける必要があり、身体的・時間的負担は避けては通れないものです。
しかし著者によると透析治療は日々進歩を続けており、適切な治療と生活習慣の改善によって健康な状態にかなり近い生活を送れるようになっているため、人工透析を始めるからといって必要以上に悲観的になる必要はないといいます。
長年にわたり生活習慣病の専門医として透析患者と向き合ってきた著者は、透析治療に関する研究が近年大きく進展し、人工透析が患者の身体や生活に与える負担は大幅に軽減されていると述べています。食事制限は一律の厳しい基準から患者それぞれの状態に合わせた管理へと変わり栄養バランスに注意すれば好きなものを食べることができるようになりました。また、クリームタイプの麻酔薬が登場したことにより穿刺時の痛みも大きく緩和されているといいます。
こうした医療技術の進歩によって、かつて「苦しくつらいもの」とされていた人工透析はそのあり方が大きく変わっており、著者は「むしろ自身の健康を見つめ直す良い機会と、ポジティブにとらえてほしい」と訴えています。
本書では、透析治療の基本的な仕組みから、治療と日常生活を両立させるための具体的な方法を著者の豊富な臨床経験を基に解説しています。
透析治療が必要になるかもしれない人やその家族はもちろん、すでに透析治療を始めている人にもおすすめの一冊です。 -
あなたの脳は大丈夫?
突然死を防ぐには、
「脳ドック」で脳疾患の早期発見と対策を!
日本救急医学会によると、突然死は「急性症状の発現後24時間以内に死亡する、外因死を除いた自然死」と定義されています。突然死は総死亡数の約2割を占めるとされており、決して珍しいものではありません。また、高齢者だけでなく若年層でも多くの死亡例があり、原因の大半は脳疾患と心疾患によるものです。
心疾患はAED(自動体外式除細動器)を使った迅速な処置を行えば蘇生できる可能性がある一方、脳疾患の場合は応急処置が可能な機器がないため、発症時に即座に対応することが難しいといわれています。
救急救命の現場で多くの脳疾患患者と向き合ってきた著者は、この問題の解決にいち早く取り組み、自身の病院に「脳ドック」という検査システムを取り入れました。脳ドックとは、MRIやMRA検査を中心に、頸動脈エコー検査、心電図、血液検査などを組み合わせて、脳の健康状態を総合的にチェックする検査システムです。この検査によって脳の異常をいち早く察知し適切な処置をすることで、脳疾患による突然死のリスクを下げることが可能となります。
本書では、突然死の原因となる脳疾患のメカニズムを解説するとともに、脳ドックの有効性を著者の臨床データを交えて分かりやすく解説しています。自身の脳の状態を把握し、突然死のリスクを下げることの大切さが分かる一冊です。 -
入院生活が高齢者の寿命を縮める?
100施設超の医療・介護グループを率いる著者が語る
日本の医療制度の問題点とは?
日本の医療体制は、大別すると急性期、回復期、慢性期に分けられており、それぞれが異なる役割を担いながら患者の治療からリハビリ、長期的なケアを行っています。患者の状態に応じた分業制度によって多くの人の命と健康が守られている一方で、著者はこの仕組みが、実は患者、特に高齢者の体力や身体機能の低下を招く要因になっていると警鐘を鳴らしています。
長年にわたり回復期・慢性期医療を専門とした医療・介護グループを運営してきた著者は、これまで急性期病院から自身の病院に転院してくる高齢患者の多くが要介護状態となっていることに疑問を感じてきました。従来の日本の医療制度では、急性期での治療を終えてから、リハビリを行う回復期に移るという仕組みが一般的でしたが、著者はこの仕組みのために、急性期病院に入院している間は高齢者が身体機能の維持を意識したケアを受けられず、その結果、体力や免疫力が落ちて寝たきりになったり新たな病気にかかったりするケースが多いのではないかと考えています。
この問題に対応するため、2024年の診療報酬改定では急性期段階からのリハビリテーションが評価される仕組みが導入されましたが、著者はこの改革をさらに加速させ、急性期病院においても入院早期から十分なケアを実施すべきだと主張しています。
本書では、著者が半世紀にわたり臨床の現場に立ち続けた知見や経験を通じて、日本の医療が抱える構造的な問題について幅広い視点で論じています。医療・介護の現場に携わる人はもちろん、高齢の家族がいる人、誰もが直面するかもしれない入院生活について考えたい人にもおすすめの一冊です。 -
これからの医療は“予測”から始まる
病気は“治す”のではなく、“防ぐ”時代へ――
最新の血液解析技術が、未来の健康を守るための最適な選択肢を教えてくれる!
近年、医療の世界では従来の「病気を治す」ことを中心とした考え方から「病気を予測し防ぐ」ことに重点を移して、さまざまな研究が進められています。医学の発展とともに、予防医療が現実味を帯びてくるなか、少量の血液から将来の疾患を予測できる技術が注目を集めています。
この技術は、血液中に存在する約1万5000種類のタンパク質が生活習慣や体調の変化に応じてそのバランスを変化させる特性を利用しています。著者の所属する研究チームはそのタンパク質の構成比を分析することで、現在の健康状態の把握に加えて認知症や心筋梗塞、がんといった重大疾患の発症リスクを予測できる血液解析技術を開発しました。この技術により、将来かかりやすい病気のリスクが分かれば、早いうちから生活習慣の見直しなどの対策を取ることが可能となります。著者は、この技術が「病気になったら医者に診てもらう」というこれまでの健康に対するアプローチが変わっていくきっかけになると述べています。
本書では、約40年にわたり先進医療とヘルスケアの研究・事業化に携わってきた著者が、血中タンパク質を用いた疾病リスク予測の仕組みから具体的な生活改善法までを詳しく解説します。
人生100年時代を迎え、いかに健康で充実した人生を送るかは、誰もが直面する重要な課題となっています。最新の医療技術と科学的知見に基づき、「未来の健康」を守るための確かな道筋を示してくれる一冊です。 -
自律神経を整えて不調を根本解決!
今日からできる!脳神経外科医直伝
脳神経と体をコントロールするストレス軽減方法とは
2022年に厚生労働省が実施した「国民生活基礎調査」によると、日本人の4人に1人以上が頭痛や関節の痛みなどの体の不調を抱えています。こうした不調は原因がはっきりしないことが多く、仕事のパフォーマンスが落ちたり、表情や態度に出て周りとのコミュニケーションに悪い影響が出たりするなど、実生活に大きな影響を及ぼしてしまいます。
40年以上脳神経外科医として臨床の場に立ち、慢性的な体調不良に悩む患者を多く診察してきた著者は、なかなか治らない原因不明の不調はストレスによる自律神経の乱れが大きく影響していると断言しています。交感神経と副交感神経からなる自律神経は全身に分布し、血流や臓器の働きなど生命活動に欠かせない体のさまざまな機能をコントロールしていて、著者はこの両神経のバランスがストレスによって乱れることで心身の不調を引き起こしていると指摘しています。
そこで本書では、ストレスを適切に管理して自律神経を整えるために毎日簡単に実践できる取り組みを紹介しています。
いずれの取り組みも「無理をせず自然体でいる」ことを重視し、日常の何気ない動作や考え方を少し変えるだけで簡単に実践できるものばかりです。
心身の不調を根本から取り除き、充実した人生を過ごしたい方必読の一冊です。 -
糖尿病患者の家族のための一冊
30年以上糖尿病診療を続けてきた専門医が糖尿病患者の家族に送るアドバイス
糖尿病患者を抱える家族のなかには、患者の血糖値が悪化しないよう食事管理に躍起になっている人が多くいます。
糖尿病が進行してしまえば人工透析になったり、足の切断を余儀なくされたり、失明などの合併症を招く可能性もあります。患者の診療に家族が同席した際に、医師から恐ろしいリスクを提示されてしまったのでは、家族が躍起になるのも無理もありません。
しかしそんな家族の想いもむなしく、患者が食事制限を守らない、あるいは守れないことから家族はイライラしたり、口論になったりして挙句の果てに夫婦不和や家庭崩壊に至るケースもあります。
糖尿病専門医として、三十数年にわたり5000人以上の糖尿病患者を診てきた著者は、糖尿病医療の進歩を踏まえつつ、「糖尿病があってもなくても、守るべき生活の注意点や食事内容に大きな差はない。健康的な生活や食事を心がけ、信頼できる医療機関で治療を受けているかぎりにおいては家族の中で糖尿病患者を特別扱いする必要はない」と述べています。
本書では、著者が長年にわたり自らの臨床経験で積み上げてきた知見を基に、糖尿病患者や家族が知っておくべき基礎知識を紹介し、患者に接する際に心がけてほしいことについてアドバイスしています。なかでも、健康的な食生活を段階的に身につけるための具体的な方法(「4段のハシゴ」)や、健康的な生活習慣の目安となる「ブレスロー博士の7つの健康習慣」、糖尿病と腎臓病の関係、信頼できる病院や医師の選び方なども詳しく解説しています。
糖尿病患者に何を食べさせればよいのか、何を食べさせてはいけないのか……さまざまな情報に振り回され、答えを見いだせなくなっている家族や、患者のために協力しようとしているのについ言い争いになったり、そのことで悩んだり、落ち込んでしまったりしている糖尿病患者の家族にとって必読の一冊です。 -
心不全の専門医が解説!
再発を防ぐ治療「心臓リハビリテーション」とは
「運動」「食事」「ストレスマネジメント」
突然死や寝たきりのリスクを抑えて健康寿命を延ばす!
世界でもトップクラスの長寿社会である日本では、健康的で自立した日常生活を送れる期間=健康寿命をいかに延ばすかが大きな関心事になっています。
その健康寿命を脅かす疾患の代表格が心不全です。
心不全は現在ではまだ完治へ導く治療法がなく、改善と悪化を繰り返し徐々に全身の機能低下が進んでしまいます。それにより生活の質が低下するとともに治療や介護の費用が膨らむなど、本人だけでなく家族にとっても大きな負担となります。また、弱った心臓が急に動きを止めてしまう突然死のリスクも抱えることになります。
ひとたび発症すると生涯の付き合いになる心不全においては、「重症化の予防」が健康寿命を延ばすカギになります。そして、その有効な治療法として国内外で高い評価を得ているのが、本書のタイトルになっている「心臓リハビリテーション」(心臓リハビリ)なのです。
リハビリと聞くと、怪我や脳卒中などで不自由になった手や足の運動機能を取り戻すための訓練というイメージが強いかと思いますが、心臓リハビリは少し意味合いが異なります。心臓リハビリは心臓を鍛えるのではなく、体力や血管の機能を高めることで心臓に掛かる負担を軽減し、心不全の重症化を防ぐための治療プログラムです。運動だけでなく食事やストレスマネジメントも重視した、包括的な指導が行われます。
著者は20年以上にわたり多くの心不全患者を診てきた循環器専門医です。心臓リハビリについては日本にその概念が米国から入ってきた1990年代から臨床研究に関わり、国内における有効性の検証に取り組んできました。
心臓リハビリの効果は多くの研究で裏付けられているにもかかわらず、まだ一般にはあまり知られていないと著者はいいます。そして、心不全で苦しむ人を一人でも減らすために、心臓リハビリの重要性を広めたいと考え、本書を執筆しました。
本書では、心臓リハビリの目的や効果、実際に行うことなどを分かりやすく解説しています。心不全やその原因となる心疾患についても触れており、病気の知識を深めるためにも役立つ内容です。
心不全の重症化を防ぐための非常に有効な方法である心臓リハビリについて知ることができ、健康寿命延伸のためのヒントとなる一冊です。 -
治療に人間関係に大忙し。現場のリアルな働きぶり。
患者と心を通わせ早40年。医療現場の酸いも甘いも知り尽くしたベテランドクターが綴る、〝教科書には書けない″エピソード満載の一冊。
医学の道で迷える人が一歩踏み出すヒントが盛りだくさん。 -
昔は”お医者さま”ではなかった!?
外科がその地位を確立するまでには、数々の苦難と挑戦があった。
太古からの歴史をひとつひとつ辿れば、偉大な革命家たちの足跡が見えてくる――。
・軟膏は戦時中の苦肉の策から生まれた
・かつて白衣でなく、黒衣を着ていた
・ラブロマンスがきっかけとなった手術用手袋
いまの常識ができるまでの先人たちの闘いと、未来の新常識の芽生えまで。 -
視力矯正の新たな選択肢!
レーシックとの違いから手術の流れ、術後のケアまで
ICL手術を徹底解説!
現代社会では、スマートフォンやパソコンの長時間使用による視力低下に悩む人々が増え続けています。文部科学省が発表した「令和4年度学校保健統計」によると、視力1.0未満の割合は幼稚園児で約25%、小学生で約38%、中学生で約61%、高校生で約72%と、過去最高を記録しています。また、成人後に近視を発症する人も増加しており、視力低下が深刻な社会問題となっています。
視力矯正法としては、メガネやコンタクトレンズが一般的でしたが、近年では裸眼で生活できるレーシック手術などの屈折矯正手術が注目を集めています。本書で取り上げるICL手術も、そのような屈折矯正手術の一つです。ICLとは「眼内コンタクトレンズ」のことで、目のなかに人工の専用レンズを挿入し、近視や乱視を矯正する方法です。この手術は適応範囲が広く、高精度の矯正が可能であり、万一の場合にはレンズを取り出して元の状態に戻せるというメリットがあります。また、レーシック手術では改善が困難な強度の近視や乱視に対しても効果的であるため、裸眼での生活を望む多くの人々に支持されています。
本書はICL認定医資格をもつ熟練のインストラクター5人による共著で、ICL手術の基礎知識から、手術に向いている人・向いていない人、手術を受ける医療機関の選び方、手術の流れ、術後のケアまで詳細に解説しています。視力を改善して生活の質を向上させるために、ICL手術を検討している人へ向けて、有益な情報を提供する一冊です。
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