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『KADOKAWA春の文芸フェア、1円~(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全4428件

  • 怪事件を収集する准教授×嘘を聞き分ける大学生の民俗学ミステリ!

    「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」

    人の嘘がわかる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生・深町尚哉。
    なんとなく受講した「民俗学2」のイケメン准教授・高槻になぜか気に入られ、
    怪異に出会うとついテンションが上がってしまう彼の「常識担当」として助手をすることに。
    高槻のもとには、奇妙な事件が次々と持ち込まれ――?

    このアパートは、幽霊物件?! 隣の空き部屋から聞こえる奇妙な音の正体は…。
    ――「第一章 いないはずの隣人」

    ふと気づくと、周りにいつも針が落ちている……。これは呪い?それとも…。
    ――― 「第二章 針を吐く娘」

    肝試しに出かけた少女が消えた。しかし数日後、彼女は帰ってきた。足の裏はきれいなままで…。
    ――「第三章 神隠しの家」

    ちょっぴり残念なイケメン准教授と、常識担当の大学生の凸凹コンビが
    民俗学の知識を使って、怪奇事件や都市伝説の謎を「解釈」する軽快なミステリ、開講!!!


    イラスト/鈴木次郎
  • 506(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    新井素子
    著者:
    上田早夕里
    著者:
    冲方丁
    著者:
    小林泰三
    著者:
    今野敏
    著者:
    堀晃
    他6名
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ページをめくる快感、読む恍惚! 珠玉の短編集!

    SFの新たな扉が開く!! 豪華作家陣による夢の饗宴がついに実現。物語も、色々な世界が楽しめる1冊。 変わらない毎日からトリップしよう!
  • 370(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    永田守弘
    出版社: KADOKAWA

    読者の性欲を刺激し、淫心をかき立ててきた官能小説。単純な行為をいかに濃密に淫靡に、いやらしく描くか――。先人たちは苦労して、読者の妄想を逞しくさせる官能用語を編み出した。「花弁」「小鳥の嘴」「マグロの赤身」「熱帯」……女性器の斬新な描写からは、表現へのフロンティア精神が感じられる。官能小説の文体確立までの歴史を追いつつ、独自の表現を磨き、鎬を削ってきた作家たちの豊潤で奥深い日本語の世界に迫る。

    官能小説の醍醐味を味わう。

    ◆序章 官能小説の文体の歴史
    猥褻裁判/チャタレイ夫人の恋人/四畳半襖の下張/団鬼六の『花と蛇』/川上宗薫の構造表現/豊田行二の登場/館淳一のデビュー/女性征服系から癒し系へ/女流作家の系譜
    ◆第一章 性器描写の工夫
    女性器表現の種類 複雑な形状/花にたとえる/果実にたとえる/伝統的な表現/海産物/昆虫や鳥の嘴/母なる大地の裂け目/部分的な効果/前後に付ける言葉
    男性器表現の種類 「棒」派と「茎」派/なぜ太くて硬くなければいけないか
    ◆第二章 性交描写の方法
    前戯編 舌戯の多様化/フェラチオ表現/クンニリングス表現/シックスナイン表現 性交編 五つの分類/恋愛系/癒し系/嬲り系/凌辱系/絶倫系
    エクスタシー編 絶頂語表現/悲鳴表現 オノマトペ表現 舐め音/粘液音/挿入音/射精音
    ◆第三章 フェティシズムの分類
    乳房フェチ 巨乳表現/美乳表現 腋窩フェチ 敏感な性感帯 尻フェチ お尻派の種類/後背位へ アナルフェチ 膣とは異なる快感
    大腿フェチ 性交より素股プレイ 脚フェチ パンストの肌触り 足指フェチ 舐めフェチの極致 下着フェチ 付着した粘液の匂い
    ◆第四章 ストーリー展開の技術
    男女の組み合わせをどうするか ストーリーの重要性/近親相姦/女教師/女性遍歴/SM
    ◆第五章 官能小説の書き方十か条
    官能小説は性欲をかきたてるだけのものではない/好きな作家を見つけよ/まず短編を書いてみる/官能シーンを早く出せ/自分がしたくても出来ないことを書く/三人以上の人物を登場させよ/恥ずかしいと思うな/オノマトペをうまく使う/性の優しさ、哀しさ、切なさを知っておく/書いている途中でオナニーをするな
  • 517(税込)
    著者:
    蒲松齢
    訳者:
    志村有弘
    出版社: KADOKAWA

    国境を超え、世界最大の怪異小説集は語り継がれる……。

    芥川龍之介や森歐外などが愛読した『聊斎志異』は、中国、清の蒲松齢が20年以上民間伝承を取材しまとめた、全16巻からなる世界最大の怪異小説集。本書では幽霊譚・動物奇談・妖怪譚を抄録し、現代語訳で紹介する
  • 319(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    山本弘
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    超常現象は「神」からのメッセージだった!? 長編エンタテインメント登場

    遺伝的アルゴリズムを研究するうち、「神」の意図に理論的に到達してしまった人工生命進化の研究者・和久良輔。「サールの悪魔」という言葉を残し失踪した良輔を追う妹・優歌。彼女がたどり着いた「神」の正体とは!

    ※本書は二〇〇三年十月、小社より刊行された単行本を分冊し、文庫化したものです。
  • 363(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    山本弘
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    話題作『アイの物語』の原点、ついに文庫化!

    幼い頃に災害で両親を失い、神に不信感を抱くようになった和久優歌。フリーライターとなった彼女はUFOカルトを取材中、ボルトの雨が降るという超常現象に遭遇。それをきっかけにオカルトの取材を始めたが。

    ※本書は二〇〇三年十月、小社より刊行された単行本を分冊し、文庫化したものです。
  • 僕達は、現実と異界の狭間を歩いてる――異能を持った凸凹コンビの謎解き!

    嘘を聞き分ける大学生・尚哉は、怪異大好き准教授・高槻に誘われ、小学校で噂のコックリさんの調査を開始。コックリさん、あなたは誰ですか?という質問の答えは、クラスからいなくなった生徒の名前で――。
  • 418(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    小松左京
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    人類の滅亡と復活を描いた、傑作SF小説!

    生物化学兵器を積んだ小型機が、真冬のアルプス山中に墜落。感染後5時間でハツカネズミの98%を死滅させる新種の細菌は、雪解けと共に各地で猛威を振るう。世界人口はわずか1万人にまで減ってしまい――
  • 506(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    編著:
    中村元
    出版社: KADOKAWA

    愚痴、律儀、以心伝心、一大事──。語源から分け入る仏教入門、好評続編

    日本人の気づかぬところで仏教のことばが生きはたらいている。
    「愚痴」は横綱級の煩悩。「律儀」は習慣的な善行。
    「以心伝心」の心とは、本来、人間のあるがままの姿のこと――。
    日常語であっても、仏典や教義にその語源を求めるとき、
    無限にひろがる仏教語の大海へとたどりつく。
    大乗仏教、真言密教、そして禅まで、第一線の仏教学者が
    名著『佛教語大辞典』のエッセンスへと誘う。
    身近なことばの奥深さに触れる仏教入門、好評続編。
  • 396(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    森田良行
    出版社: KADOKAWA

    「とたん」「せつな」「つかのま」の違い、説明できますか?

    日本語の微妙なニュアンスを、図を交えながら解説する『基礎日本語辞典』から、「さっそく」「ひとまず」など、時に関する語を集める。外国語を学ぶとき、誰もが迷う時制の問題をわかりやすく解説!

    【とりあげた言葉】
    とき、あくる、あたらしい、あらかじめ、いきなり、いずれ、いぜん、いそぐ、いちおう、いつか、いま、いまさら、いまだに、いよいよ、おそい、おもむろに、かれこれ、~ごろ、さしあたり、さっき、さっそく、しばらく、~すぎ、すぐる、すごす、すむ、そろそろ、~た、~だす、たまたま、~ちゅう、ついに、とたん、とりあえず、なかなか、にわか、のばす、はじまる、はやく、ひ、ひごろ、ぴったり、ひとまず、ふるい、まい~、まもなく、もう、やがて、わかい
  • 506(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    編著:
    中村元
    出版社: KADOKAWA

    人間、我慢、馬鹿、出世、利益──。身近な言葉の意外な由来とは?

    上品・下品、卍字、供養、卒都婆、舎利、荼毘などの仏教語から、
    我慢、人間、馬鹿、利益、出世など、仏の教えと縁をもつ意外な日常語まで――。
    語源という視点からわたしたちの生活や思考、感情の深層に分け入るとき、
    日本文化を裏打ちする仏教的世界観が浮かび上がる。
    名著『佛教語大辞典』を編纂した第一線の仏教学者らが集い、
    インド・中国・日本の多様な仏典を参照しつつも「肩のこらぬよう」執筆された仏教への道案内。
  • 594(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    監修・訳注:
    中村啓信
    出版社: KADOKAWA

    古事記にもない出雲神話と地名の由来。読みやすい現代語訳付き!

    報告書という性格から、編纂当時の生きた伝承・社会・風俗を知ることができる貴重な資料。下巻には、現存する5か国の中で、豊後国・肥前国と後世の諸文献から集められた各国の逸文をまとめて収録。
    ※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • 594(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    監修・訳注:
    中村啓信
    出版社: KADOKAWA

    現存する風土記がすべて読める、待望の文庫版!

    風土記は、8世紀、元明天皇の詔により諸国の産物、伝説、地名の由来などを撰進させた地誌。現存する資料を網羅し新たに全訳注。漢文体の本文も掲載する。上巻には、常陸国・出雲国、播磨国風土記を収録。
    ※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • 優雅なイメージに隠された王朝貴族の素顔に迫る――。素行の悪い光源氏!

    宮中での取っ組み合いの喧嘩、従者の殴殺、果ては邸宅建設のために平安京を破壊――。優雅な王朝時代のはずが、貴族たちはやりたい放題。当時の日記をもとに、貴族たちの意外な素顔を探り出した意欲作。
  • NHK「100分de名著」でも話題!アラジンと魔神、アリ・ババの饗宴。

    世紀を超えて語りつがれ、人々の胸を躍らせてきた、夢とロマンスと冒険の絢爛豪華なファンタジー。最も親しまれてきた「アラジン」「アリ・ババ」の物語を含む拾遺集。長大な本篇への入門書としても最適!
  • 550(税込)
    著者:
    根岸鎮衛
    訳者:
    志村有弘
    出版社: KADOKAWA

    昔も今も、怖い話は語り継がれる……。

    江戸時代の人々の恐怖に対する認識は現在と異なるのであろうか。江戸時代の巷のうわさ話を集めた耳袋には、不可思議な現象を示す話が数多く収録されている。本書は怪異現象に関する話を抄録し、現代語訳で紹介する。※本作品は紙版の書籍から解説が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 今度の事件は「4」の呪いに人魚騒動!? 凸凹コンビが怪異に挑む!

    「異界はどこにだってある——僕たちの、心の中にもね。」

    春。無事に進級し大学2年生になった尚哉は、相変わらず高槻のもとで助手のバイトをしている。
    ある日、高槻が運営するサイト「隣のハナシ」に、建築事務所で働く女性から怪事件の相談が寄せられた。
    事務所で起こった、「4」にまつわる不気味な事件の真相とは……!?——(「四時四十四分の怪」)

    6月。「江の島の海に人魚が出た」と週刊誌は大騒ぎに。高槻も講義で人魚のことを熱心に取り上げる。
    そんなある日、キャンパスにふらりと現れたのは、ちょび髭にステッキのハンサムな英国紳士。なんと彼は、高槻の叔父・渉だった!
    そして尚哉は期せずして、「高槻が一番辛かった頃」に彼を育てた渉から、高槻の悲痛な過去を聞くことに……。
    高槻・尚哉・渉・佐々倉は休日を利用して江の島付近に出向き、人魚騒動を調査することに。
    そこで「お母さんは人魚になった」と訴える少年に出会い……。——(「人魚のいる海」)

    高槻が渉のもとで暮らしていたころのお話「【extra】それはかつての日の話2」も収録。
    凸凹コンビの怪異譚、新章開講!


    イラスト/鈴木次郎
  • 「呪いと祝いは、紙一重だよ」異能を持つ凸凹コンビの民俗学ミステリ第3弾

    尚哉の友人・難波の元に不幸の手紙が届いた。
    時を同じくして、高槻と尚哉は「図書館のマリエさん」という聞き慣れない都市伝説を知る。
    図書館の蔵書に隠された暗号を解かないと呪われるというのだが……。——「不幸の手紙と呪いの暗号」

    鬼神伝説が残る村に調査に出向いた一行は、不気味な洞窟で、額に穴のあいた頭蓋骨を見つける。
    その直後、高槻に思いがけない受難が……。 尚哉は、佐々倉はどうする!?
    「あぁ、この世はなんてたくさんの呪いに満ちているんだろうね。」——「鬼を祀る家」

    高槻と、幼馴染である捜査一課の刑事・佐々倉の幼い頃を描いた番外編「【extra】それはかつての日の話」も収録。

    いま、売れに売れている民俗学ミステリ、シリーズ待望の第3巻!
    本当に、面白いんです!!!

    イラスト/鈴木次郎
  • 616(税込) 2024/5/9(木)23:59まで

    新訳と挿画140点でよみがえる、フランス人実業家の明治9年の日本紀行

    明治9年、宗教と文化への関心から来日したフランスの実業家ギメ。憧れの地を人力車で駆け巡り、近代日本の目覚めを体感するとともに、消えゆく江戸の面影に愛惜を募らせてゆく。茶屋娘との心の交流、浅草や不忍池に伝わる奇譚、料亭の宴、博学な僧侶との出会い、そして謎の絵師・河鍋暁斎との対面――。のちに東洋学の拠点となる美術館の創始者が軽妙な筆致で綴った紀行を新訳。詳細な解説、同行画家レガメの挿画を収録する。
  • 484(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    時田昌瑞
    出版社: KADOKAWA

    埋もれた名品に光を当てる! 後世に伝えたい“庶民の哲学”。

    斯界の第一人者が、35年近くの〈ことわざ拾いの旅〉から「埋もれた名品」200本超を厳選。
    「花の下より鼻の下」「心太の幽霊をこんにゃくの馬に乗せる」――
    表現や語感の良さ、言い回しの妙はもとより、成り立ち、使われた文芸作品、時代背景などの蘊蓄を駆使しつつ、絶妙な譬えを有する面白おかしい“庶民哲学”の世界を紹介する。
    ことわざを視覚化した絵画やカルタも多数掲示。声に出して読め、見て楽しめる珠玉の読本。
  • 396(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    石黒圭
    出版社: KADOKAWA

    文章の読解力を伸ばすにはどうすればよいか? 答えは「予測」にあった! 幅広いジャンルの秀逸な文章で「予測」の技術を学べば、誰でも「読み上手」になれる。作文にも役立つ画期的な「文章術」入門書。

    文章の読解力を伸ばすにはどうすればよいか? 答えは「予測」にあった!「予測」とは文章を書いた筆者との「対話」。書き手との「対話」を楽しみながら、読解力を飛躍的に伸ばそう。小説・新聞・論文・エッセイ等、幅広いジャンルの秀逸な文章で「予測」の技術を学べば、誰でもきっと「読み上手」になれる! 人の心を動かす名文の力、分かりやすい文章の秘密を「予測」を通して解明する、作文にも役立つ画期的な「文章術」入門書。 

    第1章 文章理解とは?
    第2章 予測とは?
    第3章 問いの予測とは?
    第4章 答えの予測とは?
    第5章 予測の表現効果とは?
  • 桃太郎の家来はなぜイヌ、サル、キジなのか? 十三の物語を読み解く神話学

    桃太郎はなぜ桃から生まれ、犬と猿と雉を味方につけたのか。
    浦島太郎が玉手箱を開けて死ぬ定めにあるのはなぜか。
    人間を喰らおうとする山姥の正体とは──。
    誰もが知りながら、荒唐無稽で謎めいた昔ばなしの世界。
    しかし多様な伝承の森に深く分け入り、古代神話や民間信仰に
    その足跡をたどるとき、死と再生、性と笑い、
    異界とこの世をめぐる共通の世界観が浮かび上がる。
    現代人が忘れてしまった豊かな意味を取り戻すための神話学。
    ※本書は、山川出版社より二〇一三年に刊行された『昔ばなし あの世とこの世を結ぶ物語』に大幅に加筆修正し、改題して文庫化したものが底本です。


     【目次】

     はじめに
    第一話 桃太郎――桃太郎はなぜ犬と猿と雉を連れていくのか
    第二話 かちかち山――トリックスター、稲羽の素兎の末裔たち
    第三話 花咲爺さん――お爺さんはなぜ犬の灰をまくのか
    第四話 浦島太郎――分断された乙姫の玉手箱
     昔ばなしの論理を読み解く(1)
    第五話 鬼の子小綱――笑いと性の力が春を呼ぶ
    第六話 三枚の護符――便所はあの世の出入り口
    第七話 蛇婿入り――苧環はなぜ蛇を退治するのか
    第八話 蛇女房――無欲と貪欲の報酬
     昔ばなしの論理を読み解く(2)
    第九話 産神問答――魂を掃き出す箒の力
    第十話 ミソサザイは鳥の王――仁徳はいかにして聖帝になったか
    第十一話 ホトトギスと兄弟――夜鳴く鳥の悲しい前世
    第十二話 鉢かづき姫――顔を覆い隠す花嫁
    第十三話 一寸法師――脱皮する少年たち
     おわりに
  • 330(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    小松和彦
    出版社: KADOKAWA

    妖怪研究の第一人者がおくる画期的異界論!

    古来、日本人は未知のものに対する恐れを異界の物語に託してきた。酒呑童子伝説、浦嶋伝説、七夕伝説、義経の「虎の巻」など、さまざまな異界の物語を絵巻から読み解き、日本人の隠された精神生活に迫る。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 473(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    兼好法師
    訳注:
    小川剛生
    出版社: KADOKAWA

    六十年来の定説を覆す! 本文・注釈・現代語訳のすべてを刷新した決定版。

    無常観のなかに中世の現実を見据えた視点をもつ兼好の名随筆集。歴史、文学の双方の領域にわたる該博な知識をそなえた著者が、本文、注釈、現代語訳のすべてを再検証。これからの新たな規準となる決定版。
    ※本文中に「(数字)」が付されている箇所は、各章段末に該当する注釈があります。「注」ご参照ください。
  • 396(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    森村誠一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本文学界の巨匠・森村誠一の代表作にして不朽の名作。 作家生活五十周年記念短編を収録して刊行!! 宮部みゆき氏推薦!

    ホテルの最上階に向かうエレベーターの中で、ナイフで刺された黒人が死亡した。棟居刑事は被害者がタクシーに忘れた詩集を足がかりに、事件の全貌を追う。日米共同の捜査で浮かび上がる意外な容疑者とは!? 
  • より深い鑑賞に適した歌群ごとの構成。待望の新版、全四巻完結!

    全首を歌群ごとに分けて現代語訳を付し、新版として見やすく生まれ変わった伊藤博訳注の万葉集が四分冊で装いも新たに登場!故博士の最後の仕事となった渾身の一書。四では巻十七~二十、作者別と初句の索引を収載。
  • 天皇から防人まで。万人の喜びと悲しみを歌った『万葉集』四分冊の第三巻

    全首を歌群ごとに分けて現代語訳を付し、新版として見やすく生まれ変わった伊藤博訳注角川ソフィア文庫版の万葉集が、四分冊で装いも新たに登場!故博士の最後の仕事となった渾身の一書。三では巻十一~十六を収載。
  • 深い鑑賞に適した歌群ごとの現代語訳が付いた『万葉集』四分冊の第二巻!

    全首を歌群ごとに分けて現代語訳を付し、新版として見やすく生まれ変わった伊藤博訳注角川ソフィア文庫版の万葉集が四分冊で装いも新たに登場!まさに故博士の最後の仕事となった渾身の一書。二では巻六~十を収載。
  • 352(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ぼくらは大人たちに叛乱を起こす! シリーズ最高傑作!

    1年2組の男子生徒が全員、姿を消した。河川敷にある工場跡に立てこもり、体面ばかりを気にする教師や親、大人たちへ“叛乱”を起こす! 何世代にもわたり読み継がれてきた不朽のシリーズ最高傑作。
  • 読み下し文・現代語訳・原文と索引(歌謡・主要語句)完備の古事記の決定版

    天地創成から推古天皇につながる天皇家の系譜と王権の由来書。厳密な史料研究成果に拠る読み下し文、平易な現代語訳、漢字本文(原文)、便利な全歌謡各句索引と主要語句索引を完備した決定版!
  • 伝説や昔話などの「語り」の文化を探る

    朝の蜘蛛は殺さず、夜の蜘蛛は殺せ。箒はまたぐな…。地域社会の繋がりが薄れていく現在、昔話のような「語り」の文化が衰退している。失われゆく伝説・俗信の世界を丹念に掘り起こして、民俗学的視点で考察。
  • 史実と伝承から、謎に包まれた実像に迫る!

    平安時代、怨霊・妖怪・疫病神を封じ、日本最大級の陰陽師として活躍した安倍晴明。式神をあやつり、闇の世界を支配するだけでなく、表の世界をも支えていたその実像を描く、晴明伝の決定版。
  • 勇猛な北欧・ケルト神話の世界を彩る最強の武器の全貌!

    北欧神話の主神オーディンとグングニルの槍、ケルト神話最強の英雄クー・フーリンと魔槍ゲイ・ボルグ――。北欧・ケルト神話の登場人物とアイテムを徹底解説。美麗イラスト満載の決定版ビジュアル神話ガイド!
  • 神々とその装備を一度に網羅した、唯一無二の神話ガイドが登場!

    戦の女神アテナとアイギスの盾、太陽の神アポロンと黄金の弓矢――。ギリシャ・ローマ神話の登場人物と彼らが持つ伝説の武器・アイテムを徹底解説。1冊で2倍楽しめる、唯一無二のビジュアル神話ガイド!
  • 594(税込)
    有川浩
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ふたりの恋は七つの海も超えていく。男前でかわいい彼女達の最強恋愛小説集!

    『元気ですか? 浮上したら漁火がきれいだったので送ります』彼からの2ヶ月ぶりのメールはそれだけだった。聡子が出会った冬原は潜水艦乗り。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんなクジラの彼とのレンアイには、いつも7つの海が横たわる……。表題作はじめ、『空の中』『海の底』の番外偏も収録した、男前でかわいい彼女たちの6つの恋。有川浩がおくる制服恋愛小説!
  • 726(税込)
    有川浩
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた──有川浩、衝撃のデビュー作!

    塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と町を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人が現れ、消えていく。だが──「世界とか、救ってみたくない?」。ある日、そそのかすように囁く者が運命を連れてやってくる。『空の中』『海の底』と並ぶ3部作の第1作! 番外編も完全収録!!
  • 770(税込)
    有川浩
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「奴ら」は、ぼくらを喰いにやってきた。その名は――

    4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪はすでに悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている」! 自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく──ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント!!
  • 世界がクリアに見えてくる22章。2019年アイルランドベストセラー

    人間を他の動物と分けるものは、「思考力」だ。何が正しく、何が嘘かを見抜き、判断を下す。──はずなのだが、実際は人間は情報を読み間違い、だまされ、偏見や無知によって、誤った判断を下しがちだ。
    なぜこのようなことが起こるのか?
    物理学者でガン研究者、科学ジャーナリストとして、あらゆる種類の間違った判断を見てきた著者が、旧ソ連から中国、アメリカ、オーストラリア、イギリス、アフリカなど全世界の実例を挙げながら、まどわされずに思考するために何に気をつければいいのかを説く。
    読むうちに、頭がクリアになり、世界がくっきり見えてくる。
  • 「お金が儲かるのハナシ、ワタシだけにこっそり教えて下サイ!!」

    ついにきた消費税増税? 老後に必要な預金は2000万円? 将来不安になる前に、お金の基本がわかります!
    不動産投資、保険、給料、バーゲンセール、貯金……などなど、身近なところから経済に迫る! 消費税10%時代をどう生き延びるのか? 日本の経済政策は失敗の象徴? 豊かで幸福な生活を送るために、お金のことをもっと知る! ——『中国嫁日記』の著者が贈る、かなり本気の経済マンガ。電子書籍特典版として、アベノミクスに関する漫画(noteに掲載)と、イラストを収録。
  • これを読まなきゃ「僕街」は終われない! 真犯人逮捕の“その後”とは…

    サスペンス・コミックの金字塔から生まれた衝撃のスピンオフ小説!

    連続児童誘拐殺人事件の真犯人の「手記」。それが読み解かれる時、“真実”が明かされる――。
    藤沼悟(サトル)の壮絶な追跡の果てに、ついに連続児童誘拐殺人事件の真犯人は逮捕された。犯人は一審で死刑判決を下されるが、発見された犯人の「手記」に頻出する“スパイス”なる謎の存在への呼び掛けから、精神鑑定によって、一転して無罪判決になってしまう。
    検察は即日上告するが、犯人はなぜか無罪を勝ち取った弁護士を罷免し、若き弁護士・小林賢也(ケンヤ)が国選弁護人として指名された。
    彼はサトルの親友であり、自身も事件の当事者の一人だった。
    ケンヤは戸惑いを覚えながらも、手記を通じて犯人の不可解な内面を探り、己の“正義”をも突き詰めていこうとする。
    そして、ついに訪れる最高裁での審理。そこで明かされた、ある“真意”とは……!? 

    文庫化にあたり、原作者の漫画家・三部けいと一肇の対談記事を特別収録。
  • 462(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    佐藤洋一郎
    出版社: KADOKAWA

    農学者が最新科学を駆使して、稲の古代史の定説に挑戦する意欲作

    縄文遺跡から見つかるイネの痕跡は、現代の水稲とは異なる稲作が、営まれていたことを物語る。弥生時代に水稲が渡来した後も一気に普及したわけではない。縄文稲作の多様性を、今日的な視点でとらえなおす。
  • 長崎に今も、カクレキリシタンがいるのを知っていますか?

    第一章 カクレキリシタンとは何か
    1 カクレキリシタン研究の足跡
    2 「潜伏キリシタン」と「カクレキリシタン」
    3 「隠れキリシタン」か「カクレキリシタン」か
    4 カクレキリシタンに対するイメージの転換
    5 潜伏時代とキリシタン崩れ
    6 キリシタンの復活とカクレキリシタンの出現 

    第二章 カクレキリシタンの分布
    1 潜伏キリシタンの分布 
    2 現在のカクレキリシタンの分布 

    第三章 生月島のカクレキリシタン
    1 生月キリシタンの歴史
    2 生月のカクレキリシタン組織
    3 生月のオラショオラショの意義
    4 生月のカクレキリシタン行事
    5 生月カクレキリシタンの神観念

    第四章 平戸島のカクレキリシタン
    1 平戸キリシタンの歴史
    2 平戸カクレキリシタンの分布
    3 根獅子のカクレキリシタン
    4 飯良のカクレキリシタン
    5 草積のカクレキリシタン
    6 下中野のカクレキリシタン
    7 春日のカクレキリシタン
    8 獅子のカクレキリシタン
    9 油水・中の原・大久保・中の崎のカクレキリシタン
    10 霊山安満岳

    第五章 五島のカクレキリシタン
    1 外海潜伏キリシタンの五島移住
    2 若松町築地・横瀬のカクレキリシタン
    3 若松島有福のカクレキリシタン
    4 奈留島のカクレキリシタン
    5 福江島宮原のカクレキリシタン
    6 福江島のその他のカクレキリシタン

    第六章 長崎のカクレキリシタン
    1 家野町のカクレキリシタン
    2 岳路のカクレキリシタン

    第七章 外海のカクレキリシタン
    1 外海キリシタンの歴史
    2 出津のカクレキリシタン
    3 黒崎のカクレキリシタン

    第八章 カクレキリシタンの解散とその未来
    解散後の神様の取り扱い ほか
  • 352(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    情報ウィルスを解除するワクチンを求めて、ぼくらはドイツのメルヘン街道にやってきた。そこで、グリム兄弟によって封印された伝説集の存在を突き止める。さらにその背後にはナチの亡霊たちの影が……。人類を滅亡のふちへと追いやる組織とぼくらの壮絶な闘い!

    ドイツ・メルヘン街道へと向かったぼくラブループの面々。そこで、200年前にグリム兄弟が童話集に収録せずに封印した伝説を集めた「グリム・ファイル」の存在を突き止める。さらに、人間の脳に感染し暴走させる情報ウィルスを操る秘密結社・MM、そしてその背後には第三帝国を再興しようとたくらむナチの亡霊たちの暗躍があった。凶悪かつ強大な組織にぼくらグループは戦いを挑むが……。壮大なスケールで描く恐るべき敵との壮絶な闘い!
  • 330(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    全国各地で子供がかかわる凶悪事件が続出した。ぼくらの仲間が事件の謎を探っていくと、グリム童話+魔女+宗教音楽の3つの情報によって狂気が引き起こされる可能性が浮上。言葉によって感染する情報ウィルスを解明するため、ぼくらはグリムの里・ドイツの森へ向かうが……。恐怖の上巻。

    信州・松本でスキーバスが転落して小学生20名が死亡、福岡の中学で給食に薬物混入、大阪では小学生投げ捨て殺人が発生……。全国各地で子供たちが巻き込まれる凶悪事件が頻発した。英治は、同じ大学の言語学者・佐久間やぼくらグループの協力を得て事件を探っていくと、どうやら人間の心や行動を支配するマインド・ウィルスの存在が明らかに。そしてそれはグリム童話と魔女と宗教音楽によって発症するらしい。ウィルスの謎を解明するために、ぼくらはドイツ・メルヘン街道へと向かう……。
  • 352(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    中学の校長の元へとかかってきた、修学旅行の中止を求める脅迫電話。いじめられっ子の川合が犯人とみられたが、無実を訴えて川合は1人旅立った。さらに学校で次々起きた忌まわしい事件。中学に妹や弟のいるぼくらは、彼らを救うために団結する。新しいぼくらの誕生を予感させる学園小説!

    ぼくらグループの安永の妹の弥生と、純子の弟・光太は同じ中学の3年生。ところが彼らの修学旅行が突如中止に。校長のところに電話がかかってきて、修学旅行をやめないと自殺すると脅迫したそうだ。犯人に疑われたいじめられっ子の川合は、1人で旅に出た。その頃から学校では、次々といやな事件が起こる。いったい何が起きているのか? 妹や弟たちを救うため、ぼくらグループが大集合。ついには悪徳教師と全面対決に。次世代のぼくらグループ登場を予感させる学園小説。
  • 330(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    高校生活最後の春。ぼくらはみんなでアジアの旅に出た。シンガポールかマレーシア、バンコクを経てベトナム、香港へ。行く先々で出会う戦争の傷跡。そして毎日がスリルに富んだ冒険だ。卒業という新たな旅立ちのときに、生きる意味を改めて考えていく友情と冒険の卒旅ストーリー。

    高校3年の冬。ぼくらの仲間・冴子が死んだ。白血病との闘病の末だった。受験を終えたぼくらは、冴子の思い出を胸に卒業旅行に出ることにした。行き先は東南アジア。シンガポール、マレーシア、バンコクを経てベトナム、香港へ。行く先々で出会う戦争の傷跡、今に残る戦いの記憶。その一方でパスポートをなくしたり、買春ツアーにきていたオヤジたちをやっつけたりと、いつものぼくららしい出来事もあって、旅はいよいよクライマックスへ。生きるって何だろう、死ぬってどういうことか、一つずつ大人の階段を上っていくぼくらの、高校から、そして子供からの卒業旅行。
  • 352(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    勉強なしの少人数制、ストレスもイジメもない、親にも教師にもなつかない“のら犬”たちの楽園、銀座の勝鬨中学。しかしあと1年足らずで廃校が決まっていることを知ったぼくらは、学校をお化け屋敷に改造した! ところがその校舎には、犯罪組織や麻薬シンジケートの秘密が隠されていて……。子供たちの砦を守ろうとぼくらグループが立ち上がる知恵と勇気の大作戦!

    中学時代の元担任・北原に誘われて、英治は銀座の勝鬨中学で先生の助手を手伝うことになった。勝鬨中学は全校生徒がわずか10人。親にも社会にもなつかず、この学校に転がり込んできた子供ばかり。授業らしい授業はなし、その代わり生徒はストレスもイジメもなしという“のら犬”たちには楽園のような学校だが、あと1年で廃校が決まっていた。英治はぼくらグループの仲間と一緒に、学校をお化け屋敷にしようとするが、犯罪組織やら麻薬シンジケートやらやばい連中も飛び出してきて……。破天荒な学校をめぐる大騒ぎ!
  • 330(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    英治の教え子が家出した。家には、姿を消したロックシンガーのクニオを探しに行くという置手紙が。そんな中、クニオが8月15日に長篠でライブを開くという噂が流れ、全国から少年たちが長篠に集まりだした。しかし当日、長篠には台風の直撃が予想され……。ぼくらシリーズ完結編!

    夏休み直前、英治が担任するクラスの生徒・雅樹が家出した。どうやら半年前に姿を消したロックシンガーのクニオを探しに行ったらしい。クニオは子供たちのヒーローだった。英治たちがひっしで雅樹の行方を探す中、クニオが8月15日に長篠で幻の曲を歌いに帰ってくるといううわさが流れる。それを聞きつけた少年たちが、全国からヒッチハイクや自転車に乗って長篠を目指す。クニオは当日台風が直撃することを予言。そしてその日、雨の中に現れたのは……。少年たちのひと夏の成長を描いたぼくらシリーズの完結編。
  • 405(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    出版社: KADOKAWA

    折口学について自ら批判・分析した「追い書き」と13篇の論文を収録!

    「日本の『神』は、昔の言葉で表せば、たまと称すべきものであった」--。霊魂、そして神について考察した「霊魂の話」や、文献に残る絵図とともに詳説した「河童の話」、折口古代学の核心に迫る「古代人の思想の基礎」など十三篇を収録。巻末には、『古代研究』に収められたそれぞれの論文の要旨の解説にくわえ、「折口学」の論理的根拠と手法について自ら分析・批判した「追い書き」も掲載。
    解説・加藤守雄/安藤礼二

    【もくじ】
    呪詞及び祝詞
    霊魂の話
    たなばたと盆祭りと
    河童の話
    偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道
    組踊り以前
    田遊び祭りの概念
    古代人の思考の基礎
    古代に於ける言語伝承の推移
    小栗判官論の計画 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇
    漂着石神論計画
    雪まつりの面
    「琉球の宗教」の中の一つの正誤
    追い書き

    解説 折口信夫研究 加藤守雄
    新版解説 霊魂としての神 安藤礼二
    収録論文掲載一覧
  • 405(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    出版社: KADOKAWA

    折口学を概観する論考集。天皇の即位儀礼に関する論考「大嘗祭の本義」も。

    「鬼の話」「はちまきの話」「ごろつきの話」という折口学のアウトラインを概観できる三編から始まる第三巻。海・山の民が、里の生活と関わりながら、舞や踊り、文学さらには信仰にいたるまでその文化を発展させていったことなど、柳田民俗学と一線を画す論が興味深い。その後の研究のもととなった「三郷巷談」「まじないの一方面」「方言」ほか、天皇の即位儀礼に関する画期的論考「大嘗祭の本義」も所収。解説・加藤守雄/安藤礼二
  • 405(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    出版社: KADOKAWA

    生誕130年記念――折口信夫の代表作、待望の完全版を順次刊行!

    「本論を読み解く上で、これ以上に優れたシリーズは他に存在しない」(安藤礼二)

    折口にとって「古代」とは単に歴史の時代区分を示すものではなかった。熊野への旅で光輝く大王崎を眼前にし、その波路の果てに「わが魂のふるさと」を感じたことを「かつては祖々の胸を煽り立てた懐郷心(のすたるじい)の、間歇遺伝(あたいずむ)として、現れたものではなかろうか」と記す。「古代研究」はまさに彼が実感を通して捉えた、古代的要素の探求なのである。全論文を完全収録する決定版!
    解説・池田弥三郎/安藤礼二
  • 405(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    出版社: KADOKAWA

    生誕130年記念/折口信夫の代表作、全論文を収録する完全版、刊行開始!

    「本論を読み解く上で、これ以上に優れたシリーズは他に存在しない」(安藤礼二)

    折口にとって「古代」とは単に歴史の時代区分を示すものではなかった。熊野への旅で光輝く大王崎を眼前にし、その波路の果てに「わが魂のふるさと」を感じたことを「かつては祖々の胸を煽り立てた懐郷心(のすたるじい)の、間歇遺伝(あたいずむ)として、現れたものではなかろうか」と記す。「古代研究」はまさに彼が実感を通して捉えた、古代的要素の探求なのである。全論文を完全収録する決定版!
    解説・池田弥三郎/安藤礼二
  • 352(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    田中優子
    出版社: KADOKAWA

    政治家も、文豪も、みんな芸者に支えられて大物になった!

    江戸の志士や明治の文豪たちを魅了した芸者。そもそも彼女たちは何者なのか。いつどのように誕生し、日本文化にどんな影響を与えてきたのか。芸と色といなせな会話。男と女の「粋」と「意気」――そこには、日本固有のサロン文化と、今や失われつつある日本の美の本質があった。花柳界の栄枯盛衰、名妓や遊び等の具体的なエピソードを辿りつつ、芸者の文化と歴史から、日本独特の「人間関係の洗練」を浮き彫りにする傑作。

    はしがき 「芸者の時代」
    序 芸者とはそもそも何者か
    第一部 江戸の芸者とその歴史
    踊り子から芸者へ
    深川芸者の発生と実像
    色を売ること売らないこと
    幕末の芸者たち
    第二部 明治の芸者 その栄華と終焉
    祗園と柳橋
    雑魚寝のこと
    名妓たち
    水揚げのこと
    芸者遊びとは何か
    日本的サロン文化
    エピローグ「のんびり」の世界
    あとがきに代えて 芸者のかたち
    文庫版あとがき
  • 308(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    小松左京
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    宇宙と人類という壮大なテーマを描く、小学生でも楽しめるSFエンターテインメント大作!

    夜の11時になると、まもるの家の下から怪しい震動音が聞こえてくる――。調査に乗り出したまもるは、古文書などから、この地域には何百年も前から60年ごとに不思議な現象がおきていたことを知る。怪現象の中心地に調査にむかうまもるたちの前に、古い子守歌どおりのねじれた松葉や強い磁性をおびたくぎがあらわれ、謎はますます深まっていく。冒険、友情、そしてほのかな恋を、宇宙と人類という壮大なスケールの中で描く、小学生でも楽しめるSFエンターテインメント大作。小松左京がモリミノル名義で出版した漫画『ぼくらの地球』のワンシーンを引用した詳細解説つき。
  • 330(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    広田千悦子
    出版社: KADOKAWA

    日本の美しい四季、豊かな伝統文化を、学び味わう!

    「虹始めて見る」「寒蝉鳴く」「菜虫蝶と化る」など、七十二に分かれた歳時記によせて、伝統行事や季節の食べ物、植物、俳句に使える季語や祭りなどを紹介。オールカラーのイラストでわかりやすい手引き。
    ※本書籍は見開きのデザインが含まれています。見開き表示での閲覧を推奨いたします。
  • 286(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    藤川桂介
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    藤川桂介、いのまたむつみキャラクターの名コンビによるアニメ大作の原作

    世界樹のごとく空高くウィンダリアの巨木そびえるサキの村を中心に、イサとパロの都市国家があった。一方は海に面し、もう一方は険しい山にあった。そして、この二つの国が、とうとう戦火を交えるときがきてしまった! はたしてサキの村に住む夫婦、イズーとマリーンの運命は? そしてパロの王子ジルと、イサの王女アーナスの恋の行方は? 二組の男女の織りなす愛を中心に描かれる華麗なるファンタジーの世界!
  • 374(税込)
    山田正紀
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    人類には理解不能な言語構成の古代文字。それは人類に“悪意”を持つ神の言語なのか

    弥生時代の遺跡で発見された《古代文字》。情報工学の天才島津は、その解明に挑んだが、次第に驚くべきことが明らかになる。それは、人類には理解できない言語構成だったのだ。この不可思議な言語をあやつるのは、人類をはるかに超えた存在“神”ではないのか! その時――突然、島津の心に現われた男が、すさまじいオーラを発散させながら叫んだ。〈全て忘れろ〉。もし、これが神だとしたら、我々は神に挑戦することになるのか? 神は人類に対して悪意に満ちているのだろうか。
  • 待望の現代語訳が付き新版として生まれ変わった『万葉集』四分冊の第一巻。

    全首を歌群ごとに分けて現代語訳を付し、新版として見やすく生まれ変わった伊藤博訳注角川ソフィア文庫版の万葉集が四分冊で装いも新たに登場!まさに故博士の最後の仕事となった渾身の一書。一では巻一~五を収載。
  • ナルホドと思いあたる、文化としての日本のしきたり。民俗学からの新提言。

    喪中とはいつまでをいうのか。時代や社会の変化につれて、もとの意味や意義が薄れたり、変容してきた日本のしきたり。「私」「家」「共」「生」「死」という観点から、しきたりを日本文化として民俗学的に読み解く。
  • 275(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    西村京太郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    繰り返される凶行。目的は本当に金だけなのか

    JRと道路公団に届いた脅迫状。それは四億円を支払わなければ、クリスマスに大清水、関越両トンネルを爆破するという犯行予告だった。折しも同一犯の手によって、天城峠と湯沢で爆破事件が起きたばかりであった。一連の事件解明のため、十津川警部が越後湯沢に駆け付ける。巧妙な手口で捜査陣を翻弄する犯人たち。果たして十津川は、怜悧狡猾な犯人を捕らえることができるのか? 雪の越後を舞台に繰り広げられる、傑作長編ミステリー!!

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