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『エッセイ、KADOKAWA春の文芸フェア(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全442件

  • 506(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    編著:
    中村元
    出版社: KADOKAWA

    愚痴、律儀、以心伝心、一大事──。語源から分け入る仏教入門、好評続編

    日本人の気づかぬところで仏教のことばが生きはたらいている。
    「愚痴」は横綱級の煩悩。「律儀」は習慣的な善行。
    「以心伝心」の心とは、本来、人間のあるがままの姿のこと――。
    日常語であっても、仏典や教義にその語源を求めるとき、
    無限にひろがる仏教語の大海へとたどりつく。
    大乗仏教、真言密教、そして禅まで、第一線の仏教学者が
    名著『佛教語大辞典』のエッセンスへと誘う。
    身近なことばの奥深さに触れる仏教入門、好評続編。
  • 506(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    編著:
    中村元
    出版社: KADOKAWA

    人間、我慢、馬鹿、出世、利益──。身近な言葉の意外な由来とは?

    上品・下品、卍字、供養、卒都婆、舎利、荼毘などの仏教語から、
    我慢、人間、馬鹿、利益、出世など、仏の教えと縁をもつ意外な日常語まで――。
    語源という視点からわたしたちの生活や思考、感情の深層に分け入るとき、
    日本文化を裏打ちする仏教的世界観が浮かび上がる。
    名著『佛教語大辞典』を編纂した第一線の仏教学者らが集い、
    インド・中国・日本の多様な仏典を参照しつつも「肩のこらぬよう」執筆された仏教への道案内。
  • 616(税込) 2024/5/9(木)23:59まで

    新訳と挿画140点でよみがえる、フランス人実業家の明治9年の日本紀行

    明治9年、宗教と文化への関心から来日したフランスの実業家ギメ。憧れの地を人力車で駆け巡り、近代日本の目覚めを体感するとともに、消えゆく江戸の面影に愛惜を募らせてゆく。茶屋娘との心の交流、浅草や不忍池に伝わる奇譚、料亭の宴、博学な僧侶との出会い、そして謎の絵師・河鍋暁斎との対面――。のちに東洋学の拠点となる美術館の創始者が軽妙な筆致で綴った紀行を新訳。詳細な解説、同行画家レガメの挿画を収録する。
  • 405(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    出版社: KADOKAWA

    折口学について自ら批判・分析した「追い書き」と13篇の論文を収録!

    「日本の『神』は、昔の言葉で表せば、たまと称すべきものであった」--。霊魂、そして神について考察した「霊魂の話」や、文献に残る絵図とともに詳説した「河童の話」、折口古代学の核心に迫る「古代人の思想の基礎」など十三篇を収録。巻末には、『古代研究』に収められたそれぞれの論文の要旨の解説にくわえ、「折口学」の論理的根拠と手法について自ら分析・批判した「追い書き」も掲載。
    解説・加藤守雄/安藤礼二

    【もくじ】
    呪詞及び祝詞
    霊魂の話
    たなばたと盆祭りと
    河童の話
    偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道
    組踊り以前
    田遊び祭りの概念
    古代人の思考の基礎
    古代に於ける言語伝承の推移
    小栗判官論の計画 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇
    漂着石神論計画
    雪まつりの面
    「琉球の宗教」の中の一つの正誤
    追い書き

    解説 折口信夫研究 加藤守雄
    新版解説 霊魂としての神 安藤礼二
    収録論文掲載一覧
  • 405(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    出版社: KADOKAWA

    折口学を概観する論考集。天皇の即位儀礼に関する論考「大嘗祭の本義」も。

    「鬼の話」「はちまきの話」「ごろつきの話」という折口学のアウトラインを概観できる三編から始まる第三巻。海・山の民が、里の生活と関わりながら、舞や踊り、文学さらには信仰にいたるまでその文化を発展させていったことなど、柳田民俗学と一線を画す論が興味深い。その後の研究のもととなった「三郷巷談」「まじないの一方面」「方言」ほか、天皇の即位儀礼に関する画期的論考「大嘗祭の本義」も所収。解説・加藤守雄/安藤礼二
  • 405(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    出版社: KADOKAWA

    生誕130年記念――折口信夫の代表作、待望の完全版を順次刊行!

    「本論を読み解く上で、これ以上に優れたシリーズは他に存在しない」(安藤礼二)

    折口にとって「古代」とは単に歴史の時代区分を示すものではなかった。熊野への旅で光輝く大王崎を眼前にし、その波路の果てに「わが魂のふるさと」を感じたことを「かつては祖々の胸を煽り立てた懐郷心(のすたるじい)の、間歇遺伝(あたいずむ)として、現れたものではなかろうか」と記す。「古代研究」はまさに彼が実感を通して捉えた、古代的要素の探求なのである。全論文を完全収録する決定版!
    解説・池田弥三郎/安藤礼二
  • 405(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    出版社: KADOKAWA

    生誕130年記念/折口信夫の代表作、全論文を収録する完全版、刊行開始!

    「本論を読み解く上で、これ以上に優れたシリーズは他に存在しない」(安藤礼二)

    折口にとって「古代」とは単に歴史の時代区分を示すものではなかった。熊野への旅で光輝く大王崎を眼前にし、その波路の果てに「わが魂のふるさと」を感じたことを「かつては祖々の胸を煽り立てた懐郷心(のすたるじい)の、間歇遺伝(あたいずむ)として、現れたものではなかろうか」と記す。「古代研究」はまさに彼が実感を通して捉えた、古代的要素の探求なのである。全論文を完全収録する決定版!
    解説・池田弥三郎/安藤礼二
  • 文明開化もどこ吹く風、明治こそ「怪奇の時代」だ!

    文明開化に沸き返る明治の世。妖怪たちは、新聞という新たな棲息地で大繁殖していた!新聞各紙が大真面目に報じた百花繚乱の怪奇ニュースが、今ここによみがえる。当時の挿絵とともに現代語で楽しむ文庫版妖怪新聞。
  • どこから読んでも「美味しい」「面白い」「強い」208冊の出会い!

    ゆで卵、生卵、卵焼き。向田邦子のエッセイに登場する卵には、生活の匂いや味を含んでいる『嘘つき卵』。「つらい出来事は、前世だと思ってしまえば大丈夫」人生の助け船が提示される『辛酸なめ子のつぶやきデトックス』生をまっとうする人間のたくましさや哀歓が強く心を打つ写真集『釜ヶ崎語彙集 1972-1973』など。食をテーマにしたもの、暮らしをテーマにしたもの。エッセイ、小説、写真集……丁寧な文体からほとばしる本への愛を感じる208冊の紹介。「再読」するたびに書き手と自分との関係が蓄積されていくという「再読するということ」も必見。自分だけの一冊を見つけたい人にはぜひ読んで欲しい、読書欲が高まる一冊。
  • 704(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    芳賀 日出男
    出版社: KADOKAWA

    変化し続ける日本の伝統を、内と外の視点で捉え続けた芳賀日出男の代表作

    大自然と調和して生きてきた日本人。四季の移ろいの中から神や精霊の概念が生まれ、祭りや郷土芸能が育まれてきた。神事である御幣の祭り、大黒舞などの初春の芸、様々な鬼の祭りや獅子舞、田植えの祭りや語り物、能や風流―時代の変化の中で刻々と失われゆく信仰の情景を、折口信夫に学び、宮本常一と旅した目で捉える。各巻200点超の写真を収録、民俗学的フィールドワークと写真家の眼差しを交差させた、記念碑的大作。
  • 704(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    芳賀 日出男
    出版社: KADOKAWA

    かけがえのない日本の伝統、日本人の生活の息吹がここにある。

    「神は季節の変わり目に遠くから訪れ、村人の前に姿をあらわす」。師・折口信夫の「まれびと」論に目を開かされ、ハレとケのリズムとともに年を過ごす日本人の姿を追い続けた眼差しは、何を捉えてきたのか。正月や盆などの年中行事から、農村の田植えや漁村の海女、その他巫女や人形まわし――共同体の内に入って語り、距離を置いて眺めてこそ写し得た、日本古来の暮らしと生業。変貌し続ける伝承と習俗の真の姿がここにある。
  • Twitter等で話題騒然!エロの三賢人が教える研究&開発の最前線!

    前立腺だって、愛されたい――。AV監督の二村ヒトシ、腐女子代表の岡田育、BL評論家の金田淳子という3巨頭が、禁断の男性の体について徹底的に語り下ろす。10年先のエロの現場まで見通せます。
  • 546(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    出版社: KADOKAWA

    『古代研究』の全論文を収録する決定版シリーズ全六巻、ついに完結。貴重な「総索引」付き。

    従来の日本文学における〈時間〉〈作品〉〈作家〉の概念を根底から解体し、民俗学的国文学研究として、特異な分野を拓いた折口信夫。その国文学の〈発生とその展開〉に関する、和歌史を主題とした具体論にして各論。「女房文学から隠者文学へ」「万葉びとの生活」「古代民謡の研究」など、古代と近代との対立と融合をめざした、折口万葉論の集大成ともいえる13篇を収録。貴重な全巻「総索引」付き。解説・長谷川政春/安藤礼二

    (目次)
    短歌本質成立の時代―万葉集以後の歌風の見わたし/女房文学から隠者文学へ―後期王朝文学史/万葉びとの生活/万葉集の解題/万葉集のなり立ち/万葉集研究/叙景詩の発生/古代生活に見えた恋愛/古代民謡の研究―その外輪に沿うて/日本書と日本紀と/相聞の発達/日本文章の発想法の起こり/お伽草子の一考察
  • 405(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    出版社: KADOKAWA

    国文学研究史上に新たな道を切り開いた、「国文学の発生」を収録!

    時を定めて海のあなたから来臨する神「まれびと」の聖なる言葉である「呪言」に、日本文学の発生をみた折口。そのアプローチは、「民俗学的国文学研究」として、新たな道を切り開いた。核をなす「国文学の発生」について論じた四篇を所収。「言語」に執着し、日本語の発生を探るために朝鮮語、モンゴル語、アイヌ語までを学び、「新しい国学」を興すことを目指した折口の、希有な日本文学発生論。
    解説・長谷川政春/安藤礼二

    【もくじ】
    国文学の発生(第三稿)--まれびとの意義
    国文学の発生(第一稿)--呪言と叙事詩と
    国文学の発生(第二稿)
     呪言の展開、巡遊伶人の生活、叙事詩の撒布
    国文学の発生(第四稿)--唱導的方面を中心として
     呪言から寿詞へ、叙事詩の成立とその展開と、語部の歴史、賤民の文学、戯曲・舞踏詞曲の見渡し
    解説 折口信夫研究 長谷川政春
    新版解説 ホカヒビトからマレビトへ 安藤礼二
    収録論文一覧
    著者略年譜
  • 418(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    中島義道
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    公共の場の、意味のないお節介放送。騒音に闘いを挑む、哲学者の名奮戦記!

    家を一歩出れば、町に溢れる案内、呼びかけ、注意。意味も効果も考えず、「みんなのため」と流されるお節介放送の暴力性に、哲学者は論で闘いを挑む。各企業はどう対処したのか。自己反省も掲載した名エッセイ!
  • 550(税込)
    著者:
    あさのますみ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    子どものころ、私を包んでいたまなざし。それが、今も背中を押してくれる。

    あのころ、私はひだまりのように温かな家族の愛にふるふると包まれて、世界を見ていたの……人気声優にして、児童書作家としても活躍する浅野真澄がみずみずしい筆致で描く、幼い少女時代の物語。
  • 愛という名の永遠ならざる幻想が、どのように輝き、何色を映して笑い謳うのか。煌めきを放つエッセイ集

    愛とは幻想です。男と女の間に生まれた忠誠も敬慕も慈しみも、また背信も嫉妬も猜疑も、すべてが愛という名の幻想なのかも知れません。けれど、この永遠ならざる幻想が、どのように輝き、何色を映して笑い謳うのかは、また別の問題です。そう、哲人ソクラテスの問うたように「汝、自身を知れ」と、本書は優しく易しく語りかけます。それこそ、偽りのない愛に満ちながら――。「女性論」から「人生論」へ大きく飛躍をみせる、軽妙にして煌めきを放つ、好エッセイ集。
  • 美しい季節のことばをたくさん覚えて、内面から美を磨こう!

    立春、名残雪、七夕、十五夜――。季節をあらわす言葉には美しい響きがある。俳句の季語としても使われる二十四節気や七十二候など、暦に関する言葉を中心に、四季を豊かに楽しめる日本語をやさしく解説。
  • 子どもじゃないんだ! 赤ちゃんなんだ! ときどき切なくほろりのエッセイ集。

    究極のイケメン・アイテムを手に入れ、奇跡的につまらない映画を探し、火を噴くストリッパーを礼賛。ドラッグ禁止を訴えて、時には、恋とはなんでしょう? なんて恋愛について論じたり。音楽活動、マニア本、ちょいエロ話、ぬいぐるみ愛、UFOについてなど、単行本未収録作品も含めた“のほほん”エッセイ44本。きわめておかしく、ときどきほろりな人気エッセイ・シリーズ。
  • 青春は少しはずかしい。オーケンのお蔵出しPART2

    1)女性下着メーカーに就職する。2)ハルマゲドンの到来により世界中の男が自分一人残して消滅、人類最後の男としてやりまくりのウハウハ状態となる。3)貧血で倒れたアラブの石油王を街角で助け、お礼として財産をもらい大金持ちになる…以上が17歳当時のオーケンの野望の数々である。「なんとアホな日々だったことか!」。少年期から現在の“のほほんバンド暮らし”まで、オーケンが放つ、まぶしいくらいに爆笑と哀愁のエッセイ集!
  • 文章を読み書きする際の心得は? 軽妙なエッセイ集。

    文章を書くのはあまり好きではない。好きではないから短く書く。書くことより読むことが好きで、文章を覚えた。読む人にわかりやすく、ふっくらとした日本語を書くのは簡単ではない。読書や朗読、落語、詩歌、尻取り、かるた……子供の頃から、長い時間をかけて日本語に親しむ中で培うものだ。芥川、漱石、谷崎など、日本に伝わる名文を引きながら、言葉と日本語に対する向き合い方を小説家がやさしく綴った、知的エッセイ集!
  • 令和政治の答えは、辺境にある!

    『無敗の男』で政治家と永田町を描き尽くしたライターが全国7町村の首長選の現場、土地の風土、そこに映る「にんげん」の本質までを描き出す――

    マグロと原発の町、「飛び地」の村、60年も無投票が続く島……
    “選挙を旅する”異色ノンフィクション。
    コンビニ店員、国際派テレビマン、サーファー漁師、発明家は、
    【再選率84.2%】の壁になぜ挑んだのか?

    「改革幻想に囚われ、国政政党の合従連衡に明け暮れた平成政治とは異なる令和の政治がこれから始まるとするならば、その主人公は地べたの暮らしに疎くなった永田町の住民ではなく、土の香りがする地方の首長の中から生まれるであろう」(「プロローグ」より)

    愛なき“勝ち組の政治”を打ち破るのは、田舎の荒野でもがく「変わり者」だ!

    【目次】*小見出しは一部
    プロローグ
    コロナ以後の「ニュースの主人公」
    2020年は地方政治再評価の出発点
    「安倍一強」が逆なでした地方のプライド

    第1章 えふりこぎ(青森県大間町長選)
    原発マネーが漁師町を変えた
    「選挙は親戚の数で決まる」

    第2章 コンビニ店員の逆襲(北海道中札内村長選)
    毎日の接客が選挙運動になった
    最後は鈴木宗男が持っていった

    第3章 風にとまどう神代の小島(大分県姫島村長選)
    竹下登が駆け寄ってくる
    61年ぶりの選挙は島を変えた

    第4章 ドンの5日間戦争(愛媛県松野町長選)
    「老人ホームに入れなくなるよ」

    第5章 国道ファースト主義(和歌山県北山村長選)
    村民の9割が二階俊博を支持

    第6章 仏頂面と波乗り男(北海道えりも町長選)
    「私が東京と話をつけようか」

    第7章 嘘つきと呼ばれて(佐賀県上峰町長選)
    「原口一博」という後ろ盾

    エピローグ
    英雄探しよりも「機能する変人」の発掘を
  • 障害者のこんな思いに、気づいたことがありますか?

    「僕は、きっと死ぬまで自閉症なのでしょう。それは、自分にとって一体どんな意味があるのか知りたいのです」
    人との違いを知り自分を嫌いになった幼稚園時代。思いが伝えられないつらさの中で「心が石ころだらけ」にならなかったのはなぜだろう。どんな未来が待っているのだろう。自閉症者として生きる日々の様々な場面での感情や体験を、18~20歳の視点で綴った感動エッセイ。連載時から反響を呼んだ単行本『風になる』を改題して文庫化!宮本亞門氏さんとの対談も収録。
  • 沢野ひとし版日本50名山

    「本の雑誌」のイラストでおなじみの著者が、50年近くの登山歴から厳選した50の山を紹介。遠足での道迷い、若き日の仲間とのテント山行、息子との岩登り……。多種多様な山でのエピソードの端々に、人生の要諦がぎゅっと凝縮されている。山での食事や服装、遭難体験の教訓など、実用コラムも満載。はたまた脱力の四コマ漫画も。200点以上のイラストを眺めていると、さながら紙上登山をしているよう。新たな山岳名著、誕生!
  • サダト、ムバラク、フセイン一族――政官中枢に近づき暗躍した空手家がいた

    サダト、ムバラク、フセイン一族――政官中枢に近づき暗躍した空手家がいた

    中東で秘密警察や政府要人に空手を指導、外国製品の闇ルート販売とカジノ経営に乗り出す。
    命運を賭したビジネスがイラク戦争開戦により頓挫した男は、ナイルに散った……。
    200万人に及ぶ“空手の種”を撒いたその光と闇の濃い人生を描くノンフィクション!

    1970年、映画「アラビアのロレンス」に憧れシリアに向かった岡本秀樹。空手の稽古を通じて、
    アラブ民族に自立への誇りと現地の活気をもたらしていく。稽古を通じ築いた政官中枢との
    人脈を生かしエジプト、イラクでビジネスに挑むが、イラク戦争勃発により計画は暗礁に乗り上げる。
    すべてを失った彼が、たどり着いた場所とは――。
    日本の外務省に徹底的に嫌われながら、灼熱の地でアラブ民族に
    “自立の精神”を刻んだ男――構想十八年、国際ジャーナリストが満を持して贈る!

    序章   「オカモト」が生まれた日
    第一章 取材ビザを求めて(イラク前編)
    第二章 空手との出会い(日本編)
    第三章 中東の空手家(シリア・レバノン編)
    第四章 闇商売に堕ちる(エジプト編)
    第五章 最後の賭け(イラク後編)
    終章   岡本が遺したもの
  • さらば日本映画! 貧しかったが、燃えていた、スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫の映画論。

    映画を作る人間も、最初は観客だった。本書では60年~70年代、激動の時代の邦画体験を中心に、作品と映画人の魅力について紐解いていく。憧れの人・大楠道代との対談や、女優・樹木希林編を新規収録!
    本作品は電子書籍化にあたり、 諸事情により写真、イラストの一部を掲載しておりません。
  • 1,078(税込)
    著者:
    丁 海玉
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    一語でも、誤訳は許されない――。ドラマのような法廷ノンフィクション!

    「判決重うなったんは、あんたのせいや!」劇場で見るような、怒り、涙、かけひき、ため息、飛びかう法律用語、適切な訳語への迷い――「裁判で通訳する」リアルを描き出す、胸を衝く法廷ノンフィクション。
  • 恋愛でいちばんきついのは「期待してしまうこと」でOKですか?

    ツイッターで25万人(2020年3月現在)が共感。好きな人にも私と同じ気持ちでいてほしいだけなのに……。
    好きな人が忘れられない党代表・みなみちゃんが綴る、
    思い出すだけで泣きたくなる、忘れられない、諦められない恋と向き合うための応援エッセイ。

    ・信じてほしいって言う奴より信じてるって言ってくれる男の方が信じられる
    ・「笑ってるから平気」はマジで違う
    ・思い出すだけで泣きたくなる過去ある?
    ・自分はこの人が全てなのにこの人は自分がほんの一部でしかないんだなって気付いた時の孤独。なら最初から1人でいいよ
    ・生きてる意味、「しぬのが怖い」以外ない
    ・女は男が思ってる以上に「この人に自分は必要とされてるか」を考える生き物だってことを男はマジで分かってない

    など、泣けるほど共感できる言葉がたくさん!
  • 1,540(税込)
    著者:
    東田直樹
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    ここには僕の、ありのままの心が、詰まっている――。

    「自分の心の有り様を残しておくために、僕は言葉を紡いでいる」――13歳で『自閉症の僕が跳びはねる理由』を著した東田直樹。25歳の等身大の心をありのままに、おもねることなく綴った一年半の日記エッセイ。
  • いつか、ちゃんと愛を始めてみたかった

    眠る前の憂鬱に耐えられぬ夜がありますか? 女性というだけで性的に消費されて、やり場のない感情を抱くときがありますか。この本に一行でも通じ合える要素が含まれていればと願う。あなたと出会えますように。
  • 704(税込)
    著者:
    浜尾実
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    天皇陛下御即位記念、初文庫化!元東宮侍従が綴った貴重なエピソードの数々

    「殿下は、私に、笑顔の思い出をたくさん与えてくださいました」 生来のお人柄、長男としての覚悟、周囲への気配り——天皇の幼少期に養育係を務めた元東宮侍従が貴重なエピソードを綴る、心に響くエッセイ
  • ひっそりと記録された知られざる幽霊譚を紹介する、唯一無比な一冊。

    英国怪談の第一人者であり、古典に精通する著者が、英国・アイルランドの奇妙な物語を厳選して紹介。
    人の死を予言する屍蝋燭や音声妖怪、黒い犬の話、海の妖精。
    衒学的な怖さとユーモアに満ちた奇想天外な随筆集。
  • 748(税込)
    著者:
    南伸坊
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「わがはいは ビールのすきな ねこである」世界初!ねこが詠んだ俳句絵本

    「わがはいは ビールのすきなねこである」
    これは猫を詠んだ俳句ではなく、猫が作った、世界初の俳句絵本です。ほんとうは、南伸坊さんが作りました。「でも、自分が猫だったらどんなかな、と思って作ったので、ほぼ『ねこはい』」だと南さんは言っています。もっと猫になりきって作った、続編の『ねこはいに』もおさめて、贅沢な文庫版になりました。しかも、描き下ろしの「おまけ」もついている! 猫好きの方、必読です。
  • 13年間密着取材を通して見えてきた、高橋大輔のありのままの姿

    2018年、突然の4年ぶり現役復帰を表明し、世間を賑わせたフィギュアスケーター・高橋大輔選手。同年の全日本選手権では、2位に輝きました。長いブランクを経た後の演技は、これまでと同じく多くの人びとを魅了し、勇気や感動を与えてくれました。
    本書は、そんな高橋大輔選手に19歳の頃から密着取材を続けてきた、関西テレビ放送株式会社で担当ディレクター(当時)居川大輔氏による初の著書です。
    関西テレビで放送された同名のドキュメンタリー番組「誰も知らない高橋大輔」および「新・誰も知らない高橋大輔」を元に、約13年間の記録を再構成し書籍化しています。

    ※高橋選手の高は、はしごだかです。
  • 僕の「仕方ない」は未来につながる言葉です――感動のエッセイ、待望の文庫版!

    障害者だけでなく、人は誰でもどこかに不自由を抱えている――。「自閉症」という障害への思い、会話ができないからこそ見えてくる日常の様々な気づき。自らの「七転び八起き」の歩みが詰まった一冊!
  • 世のヒキオタニートよ、あきらめるな! ゆるく生きながら、前を向こう。

    「不自由さ」を感じているあなたに。劇的に変わらなくてもいいんです。今のままの自分で大丈夫。読めば必ず前を向ける「生きづらさ」を感じているすべての人に読んでほしい「自由の書」
  • 完全カキオロシ三部作ファイナル!知られざる台湾の裏側へ乱入!

    ビールだマグロだ宴会だ! 過去最大の怪しいメンバーが台湾東南の田舎町に集結。ニワトリに包囲された一軒家で目的のない大集団合宿を敢行する。謎のうどんと格闘し、離島でマグロを狙い、小学生に真剣野球勝負を挑み、即席楽団が町を練り歩く。ひらひらやふにゃへらを相手にシーナ隊長はどう立ち向かうのか? 抱腹絶倒暴飲無駄酔的満腹御礼の完全カキオロシ三部作ファイナル!
    本編に加えて、シーナ隊長や隊員が「あやしい探検隊」を振り返る座談会を巻末に収録。さらに盟友・沢野ひとしによるイラスト、四コマ漫画を豊富に散りばめたファン必携の一冊。
  • 好奇・礼賛・蔑視・敬愛。「東洋の神秘」は、異邦人にどう映ったのか。

    ケンぺル、イザベラ・バード、モース、シーボルトほか、幕末・明治期に訪日した欧米人たちは豊富な記録を遺している。「日本には音楽が無い」「男女混浴は破廉恥」「刺身はうまい」「日本の枕はまるで拷問」――。彼・彼女らが好奇・蔑視・賛美などの視点で綴った滞在記や研究誌を広く集め、庶民たちの当時の暮らしを活写。著名な日本滞在記の読みどころも一冊でつかめる、人類学の巨人が「異文化理解」の本質に迫った比較文明論。
  • 島清恋愛文学賞受賞作家の キュートでユーモラスな美食&恋愛エッセイ!

    美味しい食とお酒があるところ、恋の香りあり!(ただしB級!?)深夜の女一人ラーメン、日本酒仲間との彼氏列伝トーク、傷心旅行先で出合った極上のウニと蟹、焦げてて苦いバレンタインデー、オムライスで意気投合した元夫、同じ相手との再婚式レポートetc.…。恋愛小説家ならではの嗅覚で見つけた、恋と美食の美味しい関係。文庫刊行時に追加された妊娠・出産時のエピソードも収録!
  • 好きな人に振り向いてほしい。大好きな君に命中LOVEしたい人生!

    ツイッターで12万人(2019年8月時点)が共感! 遠距離恋愛中の彼氏のことが好きすぎてたまらない、奴隷ちゃん待望の初書籍!

    浮気されてるのかなって不安になる、女の子の影が見えると嫉妬しちゃう……など
    好きの気持ちが大きすぎて悩んでいる女子に贈る、
    恋の力を明日の活力に変えるための、女の子応援エッセイ!


    第1章
    誰かの一番になりたい、なんて
    何もしてねぇお前がなれる訳ねーだろって
    自分に言い聞かせている

    第2章
    大好きな人を大切にするのは難しい。
    もっとああすればって後悔がひとつでも
    なくなるように全力で愛するのみ!


    第3章
    一方的に愛を伝えて満足しているから、
    むこうから突然「好きだよ」とか言われると、
    そんなご褒美いいの??? ってなる
  • ツイッターで37万人(2019年8月現在)が共感!長すぎる命の残りを誰に捧げるか問題が解決?

    ツイッターで37万人が共感するあたりめ(@a_tarime_)の書籍第2弾!
    今回はまるっと1冊恋愛について書き下ろし! 全女子の気持ちを代弁します。

    ・復縁する奴はマジで記憶喪失……
    ・人の金と恋人に手出す奴だけはクソ気持ち悪い……
    ・素直に謝れる彼氏本当可愛いから一生謝ってて欲しい……
    ・私は私のことを好きだと言ってくれる人が好き……

    などなど、理不尽で暴論だけど分かると話題!
    悩みがどうでもよくなる1冊です。

    (2019年8月現在)
  • 物語作家ハーンが、自身の芸術や文学に関する思想の根幹を語った講義録。

    まだ西洋というものが遠い存在だった明治期、将来、日本の学問や文学を背負って立つ学生たちに深い感銘と新鮮な驚きを与えた、最終講義を含む名講義16篇。生き生きと、懇切丁寧に、しかも異邦の学生たちの想像力に訴えかけるように、文学の価値とおもしろさを説いて聴かせる。ハーン文学を貫く、内なるghostlyな世界観を披歴しながら、魂の交感ともいうべき、一期一会的な緊張感に包まれた奇跡のレクチャー・ライブ。
  • 初めて人を愛する貴女へ。

    愛についてのエッセイ・方法論は数多い。本書は豊かな恋愛経験と古今東西の文学に精通する作者が、わかりやすく男女間の心の機微を鋭く解明した、全女性必読の愛のバイブル。
  • 748(税込)
    著者:
    森村誠一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    なぜ書き、いかに生きてきたのか。作家人生の証明となる、迫真の自伝。

    焦土から出発し、日本中をブームに巻き込んだ社会派推理作家が、現代を生きる我々に語りかける。人はなぜ書き、そしてなぜ生きるのか。著者初めての自伝、遂に文庫化!
  • 井上ひさしの親友で「戦メリ」助監督。文化から語学まで愛あふれる日本論!

    「日本という国は世界にとって、なくてはならない必要な存在」――。
     1957年10月、ロスの夜空に描かれたスプートニクの軌跡に衝撃を受け、天文学者にあこがれた13歳の著者は、翌日から独学で、そしてUCLA、ハーバード大学大学院でロシア語を学ぶ。
     その後、米国学生協会の奨学金でワルシャワ大学へ留学した著者だったが、実はCIAの隠れみのだった同協会の身代わりにされ、スパイ容疑に。ジョンソン政権をゆるがす事件に、一度は恋人のいるパリへわたるが、破局してやむなく帰国。しかし、迫り来るベトナム戦争の徴兵から逃げるため、今度はまったくの未知の国・日本へと向かった――。
     本書は、その数奇な人生とともに、魅了された文化や日本人の特質に迫る愛あふれる日本論。
     精力的に英訳し、世界へと広く紹介した宮沢賢治、師と仰ぐ若泉敬、親友・井上ひさし、大島渚など多くの文化人とのエピソードを交え、俳句、古典、能や祭といった伝統文化、美しい言語や美術、稀に見るサービス精神や再デザイン能力など、世界に誇る日本の魅力を語り尽くす。


    【もくじ】
    1 ここが、ぼくの国だ
    2 驚くべき創造力の国へ
    3 世界には、誠実で正直な日本が必要だ
    4 日本人も知らない本当の世界遺産とは
    5 「5つの日本」
    6 1960~70年代に現れた革命児たち
    7 世界にも希有な表現者
    8 「戦メリ」の助監督をしてわかったこと
    9 日本の文化は「振る舞い」に表れる
    10 ここではあらゆる場所が「舞台」である
    11 世界が気づいた「無私の心」
    12 銀河系を自らの中に意識せよ
    13 杉原千畝が世界に示したもの
    14 真に非宗教的な先進国、日本
    15 日本よ、自らと世界を再デザインせよ
  • 748(税込)
    著者:
    長坂道子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    子供の頃、そして住んでみたパリ。味にまつわる記憶を描く極上エッセイ集。

    自己中心的でけち、食いしん坊。だけどとてつもなく社交的で、魅力的なフランスマダムがこだわる、クレーム・ブリュレにガトー・オ・ショコラ、シャンパーニュ。パリと食の華麗なカンケイに迫る!
  • 世界のクレイジーを知り尽くす男がいた!

    頭蓋骨に穴をあけるトレパネーション 、体にフックを貫通して吊るボディサスペンション、体内にチップを埋め込むボディハッキングなど、世界のカウンターカルチャーを追う男が過激な身体改造の最前線を解説。
  • 何でもゆっくりたっぷり。人生へっちゃらなパリジャンたちに魅せられて。

    40歳で飛び込んだパリ暮らし。あらゆるギャップに日々悪戦苦闘、けれど街にあふれる音に耳を澄ませば、パリジャンたちのゆっくりたっぷり、へっちゃらな生き方が見えてきた――。一喜一憂のパリエッセイ!
  • 昭和の終わりを疾走したあの「一世風靡セピア」と熱き男たちの記録!

    昭和の終わりを力強く駆け抜け、当時の若者を魅了したパフォーマンスグループ「一世風靡セピア」。そのメンバーで、今では名バイプレイヤーとして活躍する春海四方が初めての書き下ろし。

    一世風靡セピアのメンバーでありながら、高倉健も住んだアパート「都荘」の管理人という顔も持ち、歌番組出演後には銭湯に駆け込んで帰る日々。グループの、ときに激しくぶつかり合いながら、しかし次々と大きなステージへ活躍の場を移していく二重生活の日々と、彼が苦楽を共にした若者たちの生き様を思い入れたっぷりに描く。

    母体である劇男一世風靡に入団した時の感情、渋谷のストリートからやがて、ロンドンやNYのアポロシアター出演へとスターの階段を駆け上がっていく過程などを当時の写真とともに紹介。

    <目次>
    序 章 夜のヒットスタジオと銭湯

    第1章 昭和の記憶、都荘の思い出
    スペースインベーダーが誕生して、オレは早大生になった
    「勝アカデミー」の一期生となり勝新太郎にホメられた!

    第2章 前略、道の上へ……
    紹介された「男の子たち」はコワモテの面々だった
    とてつもなくハードだった日曜に向けての一週間

    第3章 バブル前夜、セピアは生まれた
    戦争のようだった『夜のヒットスタジオ』、火傷しかけた『ザ・ベストテン』
    セピアが生み出したお金とオレたちが得ていたお金

    第4章 岐路に立つセピア、最後の時を迎えた都荘
    マルチな才能をもつ武野功雄がセピアを辞めたワケ
    セピアのメンバーは第二ステージへ。ベンチャーの先駆けだった風雲児たち

    第5章 昭和のバカどもよ、永遠たれ
    劇男一世風靡のニューヨーク遠征、ズートスーツ改造計画発動!
    平成元年七月三十一日、一世風靡セピアは渋谷で消滅した

    特別鼎談 誕生! 劇男一世風靡
  • 「ビブリア古書堂の事件手帖」のオフィシャルブック第2弾!

    「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ内で栞子さんが紹介している古今の名作13冊を選りすぐって掲載。長編は冒頭や本編で紹介している部分を、短編は全文を掲載。「ビブリア」の世界がより深く楽しめる。
  • 本質をつく洋楽評論、切ない作詞。その裏側にはいつも身を切る恋があった。

    日本の洋楽界をリードする本質をついた評論、心を揺さぶられる切ない作詞。その裏側にはいつも身を切る恋があった――。「六本木心中」「恋におちて」などを生み出した半生をすべて告白。「私の履歴書」を大幅加筆!

    ※本書は、二〇一七年九月一日から三十日まで二十九回にわたり連載された
    「日本経済新聞」朝刊の「私の履歴書」をもとに、書籍化にあたり大幅に加筆したものです。
  • 町中華というジャンルをぶちあげた記念碑的書籍が書き下ろしを加え文庫化!

    聞けば誰しも「あんな店のことね」と頭に浮かぶ「町中華」。
    しかしその「町中華」とは、一体なんなんだ!?
    「町中華ブーム」のきっかけとなった一冊が書き下ろしを加え文庫化!

    ことさら美味いからというわけでもないのになぜか愛着がある「町中華」。
    しかし最近、数が減っている?
    いつのまにか「町中華」は絶滅危惧種になっていた。

    誰かが記録しなければ忘れ去られる味と店がある。
    昭和の古きよき食文化をレポる、「町中華探検隊」が結成された!
    定義はなにか、どう遊べば楽しいか。
    隊長の北尾トロをはじめ、独自のスタイルで町中華探訪を繰り返す隊の面々。
    店主の話を聞き、メニューに思いを馳せ……。
    数々の店を訪れ見えてきたのは、戦後日本の食文化の歴史だった。

    美味さだけじゃない、エンタメと人生がここにある。
    異色の食レポエッセイ。

    カバーイラスト=清野とおる(『東京都北区赤羽』)
  • 笑いとユーモアに満ち溢れた、著者・北杜夫の自伝的航海記!

    ひょんなことから水産庁の漁業調査船に船医として乗り込み、5か月半の航海に出た著者。ゆく先々は珍事や怪事に溢れていて……笑いとユーモアに満ち溢れた自伝的航海記!

    ※本書は昭和四十年に小社文庫にて刊行されたものを復刊に伴って改版したものです。
  • 『英国一家、日本を食べる』リターンズ! またまたニッポンを食べ尽くす!

    『英国一家、日本を食べる』で一躍脚光を浴びたマイケルが、ティーンエイジャーになった息子二人と妻とともに、帰ってきた! 日本人の勤勉さに学びたい……と思いつつも、食いしん坊の血が騒ぐ! ハブ酒や鮒寿司にくらくらし、海上自衛隊で海軍カレーを食べ、蕎麦を打ち、餅をつき、麹菌を見て、雲丹の殻を剥く。食べているうちに、日本の不思議も見えてきた。イケメンに壁ドンされたり、砂むし温泉に入ったり、お茶席で足を痺れさせたり……。突撃取材すればするほどわかる、日本の食はこんなにすごかった! 列島縦断珍道中、爆笑の体験型食エッセイ!
  • 大旅行記を一冊に縮訳。維新のリーダー等が見た世界一周の旅へようこそ。

    近代日本黎明期の明治4年から1年9ヵ月間にわたり、米・英・欧州各国を歴訪、それぞれの自然風土、政治経済、歴史文化までをつぶさに視察した明治日本の知識人は、西欧社会に何を感じ、日本の未来をどう考えたのか。第一級の比較文明論ともいえる大ルポルタージュのエッセンスを抜粋、圧縮して現代語訳。背景や意義をわかりやすく解説する註解も数多く配し、すらすら読める! 美麗な銅版画108点収録、文庫オリジナルの縮訳版。

    序 文  

    第一編 アメリカ合衆国の部
    第一巻 太平洋渡航  
    第二巻 アメリカ合衆国総説  
    第三~四巻 サンフランシスコ―最初のアメリカ体験  
    第五~九巻 大陸横断鉄道の旅  
    第十巻 コロンビア特別区  
    第十一~十三巻 ワシントン―条約改正交渉待機の日々
    第十四~十六巻 北部巡覧の旅  
    第十七~二十巻  アメリカ出発まで

    第二編 イギリスの部
    第二十一巻 イギリス総説  
    第二十二~二十三巻 ロンドン 1   
    第二十四~二十五巻 ロンドン 2
    第二十六~二十七巻 リヴァプール  
    第二十八~三十巻 マンチェスター、グラスゴー
    第三十一~三十二巻 エディンバラ、山岳湖水地方遊覧の旅  
    第三十三~三十六巻  ニューカッスル、ブラッドフォード、
    第三十七~三十九巻  スタッフォード、ワーリック、
    第四十巻 ロンドン後記  

    第三編 欧州大陸の部(上)
    第四十一~四十三巻 パリ 1  
    第四十四~四十六巻 パリ 2  
    第四十七~四十八巻 パリ 3 
    第四十九~五十一巻 ベルギー  
    第五十二~五十四巻  オランダ総説、ハーグ、ロッテルダム、
    第五十五~五十六巻 西部鉄道でプロイセンへ  
    第五十七~六十巻 ベルリン、付ポツダム  

    以下、全百巻
  • どんな恋だって、いつかは自分の糧になる。勇気をくれる恋愛コラム集!

    その恋を無駄にしないために――。
    思わずうなずく恋愛法則と不安の乗り越え方、詰まってます。時代の先端をいく著者による、 必読の恋愛コラム集!

    わざわざ元彼のSNSを覗いて傷ついたり、
    思わせぶりに手をつないでくる男子に憤慨したり、
    楽しい恋の始まりに終わる時のことを考えてしまったり……。
    共感必至のアラサー女子恋愛事情を、時代の先端をいく著者が、鋭い観察と分析で整理する。
    恋でボロボロに傷ついた人も、今はウキウキしている人も、いつか自分を通った全ての気持ちを大切に思い出す日がくるはず――勇気をくれる恋愛コラム集!
    (『恋愛炎上主義。』加筆・改題)

    ★本書のご感想は、ぜひ「#すべ恋」で投稿してください!
  • 374(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    工藤美代子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    不思議なモノやお化けが視えてしまうノンフィクション作家の奇妙な日常

    霊感は強くないはずだけれど、好奇心は人一倍! 著者の周りで日常的に起きているちょっと変な出来事を、特有の飄々とした筆致で描きだすじわじわ怖い怪談エッセイ。山田太一氏、荒俣宏氏との対談も収録。
  • 愛とユーモアあふれる人気漫画家による50歳からの幸福論。

    家族の愛、夫婦の絆、親がくれた愛・・・生きていくには愛が必要です。おしゃれや若い人との付き合いを通して、おばさんを楽しむ術や、一人で過ごす豊かな時間の楽しみ方、女友達との買い物やストレスをためない方法などの小さな幸せの見つけ方、大人の同窓会や思い出にひたる幸福など、時がたったからこそ楽しめる人生の極意をエッセイで紹介。文庫化にあたり、犬との出会いや美しく歳を重ねるために必要なことなどのエッセイを収録。大人気漫画家が語る幸福論。
    家族への愛、仕事への愛、友人への愛、根底に愛があれば、いやなことも易々と乗り越えられる。
    築いたキャリアも、多少の貯金も、まったく何の役にも立たない手術台の上で、「愛」だけが力を与えてくれた、と語る著者の最新エッセイ集。
  • 484(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    平田雅哉
    出版社: KADOKAWA

    数々の名建築を手がけ、映画化もされた伝説の棟梁の一代記、初の文庫化!

    「こういう生き方もあったという事を、老人はもう一度思出し、青年ははじめて知ってもらいたい」――福田恆存(本書「序」より)

    大阪に平田ありと言われた名工、平田雅哉。吉兆、つるや旅館、大観荘、朝香宮邸茶席など手がけた名建築は数知れず。「建築は風呂敷には包まれん。出来上がりが気に入らんからと言って、引っさげて持って帰るわけにはいかん」が口ぐせで、腕の良さもあくの強さも天下一品。己の経験と勘のみ信じる職人魂と波瀾の人生は、福田恆存や今東光らをも魅了した。
    森繁久弥主演で映画化された大棟梁の心得帖、初の文庫化!

    序文・福田恆存
    解説・塩野米松
  • 748(税込)
    抄訳・文:
    川口葉子
    写真:
    藤田一咲
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    あなたの人生を変えるかもしれない、一杯のお茶の風景

    明治39年に刊行された岡倉天心の名著『茶の本』にカフェのスパイスを加え、手に取りやすいビジュアルブックとして現代によみがえりました。
    100年を越えて愛される、茶の道を通して語られる天心の言葉は、日本の文化を世界的な視点でとらえた今こそ触れておきたいものばかり。
    教養書、茶道書として扱われがちな『茶の本』のエッセンスを、イメージビジュアルとわかりやすい現代語訳でまとめました。
    カフェで過ごす穏やかなひとときのような、味わい深い読み心地をお楽しみください。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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