『学問、文化、扶桑社BOOKS(実用)』の電子書籍一覧
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アイデンティティーもわからない、
イデオロギーも失われた国の焦燥はどこから来るのか?
ロシアとは何か ─モンゴル・中国から歴史認識を問い直す─
ロシアを紐解けば世界がわかる!
「偉大なるロシアの復活」を標榜してウクライナ侵攻を続けるプーチンのロシア。一体、プーチンの描くロシアとは、何百年前の、どのようなロシアなのでしょうか? ロシア人とはどのようなルーツの人々なのでしょうか?
習近平の中国もまた「一帯一路構想」を提唱していますが、ユーラシア大陸全体を支配する世界覇権をめざしているに等しいのです。
「文明と文明の衝突の戦場では、歴史は、自分の立場を正当化する武器になる」と著者は説きます。ところが、「イスラム文明の内部では歴史学は意義の軽いものにすぎず、地理学の補助分野」であり「いまでもイスラム諸国は、イスラエルやヨーロッパ・アメリカ諸国との関係において、自分の言い分がなかなか通せず、つねに不利な立場に立たされている」。また日本でも、自虐史観に反発する人は対抗するものとして日本神話を持ち出したりするように、「歴史とは自分たちが納得できるように過去を説明するストーリーであり、文化や立場、国ごとの世界感や歴史認識により、その筋書きが違ってくる。よって、史実が明らかにさえなれば、紛争の当事者双方が納得し、問題が解決するというようなものではない」……と本書には、まさに現代の不安定な世界情勢を読み解く「歴史認識」への示唆が凝縮されています。
著者の夫であり師である碩学、岡田(故岡田英弘)史観のエッセンスを紐解きながら、日本人にとっての世界史理解、世界で果たすべき役割に導く内容です。 -
グローバルな時代こそ、「日本的経営」が輝く! クール・ジャパンの経営版
近年の日本企業は、欧米の株主資本主義的経営こそ最新の経営と思い込み、「三方良し」を追求する日本的経営を時代遅れと考えているようです。しかし、人間が成長する存在であることを考えれば、日本的経営の方が経済的パフォーマンスも良く、人々や社会を幸福にするパワーもはるかに優れています。今日の優れた欧米企業はそのことに気づき、日本的経営を咀嚼し、追求しています。本書は、先人の足跡をたどることで、読者に日本的経営とは何かを思い出してもらうことを目的としています。それによって日本の企業人、企業、国全体が活力を取り戻すと信じています。
殿堂入りメールマガジン『国際派日本人養成講座』ベストセレクション第3弾!
第一章 現代を生き抜く日本的経営
日本電産・永守重信の新「日本的経営」
老舗企業の技術革新
世界ダントツのサービス品質が未来を拓く
知的障害者に「働く幸せ」を提供する会社
第二章 世界に挑んだ日本的経営
井深大――日本人の創造力
本田宗一郎と藤澤武夫の「夢追い人生」
しょうゆを世界の食卓に――国際派日本企業キッコーマンの歩み
海外貿易の志士――森村市左衛門
第三章 国を興した日本的経営
豊田佐吉の産業報国
伊庭貞剛――君子、財を愛す、これを取るに道あり
縁の下の力持ち――銀行業の元祖・安田善次郎
日本型資本主義の父――渋沢栄一
第四章 日本的経営の源流
松下幸之助――日本的経営の体現者
二宮金次郎の農村復興
石田梅岩――「誠実・勤勉・正直」日本的経営の始祖
道徳が経済を発展させる
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