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『学問、中央公論新社(新書、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全658件

  • 著者による『映画を早送りで観る人たち』の待望の続編!
    〈倍速視聴〉から見えたコンテンツ消費における〈コスパ〉〈タイパ〉という欲望は、
    読書においてはどのように作用しているのか。
    本作では、「本を読めない人たち」への徹底取材をはじめ、
    テキスト受容を取り巻く読者と出版社/ウェブメディアの現状をリポートする。
    一体「本を読めなくなった人」は何を考えているのか。
    2010年代以降、本が読まれないことが当たり前になるなか、
    ほとんどフォーカスされてこなかった。
    生の声を取材することで、現代社会のメディア状況への考察を深めていく。

    【目次】
    プロローグ
    第1章 ニュースを無料で読む人たち
         ――無料ウェブメディアの行き詰まり
    第2章 本を読まない人たち
         ――〈わかりみ〉と〈おもしろみ〉
    第3章 本と出合えない人たち
         ――無料抜粋記事と電子書籍の限界
    第4章 本屋に行かない人たち
         ――聖域としての書店
    終 章 紙の本に集う人たち
         ――読者と消費者
  • 人間は、つねに疑念を抱く生き物である。
    錯覚や幻覚、虚偽(フェイク)や真実(トゥルース)、善や悪、陰謀論とどう付き合い、向き合うか。
    ヒントは古来、思想家たちが探究してきた懐疑=判断保留の哲学にある。
    古代ギリシアで興った懐疑論は、ルネサンス期に再発見され、近代にデカルトやヒュームらが展開し、ウィトゲンシュタイン以降、新しく花を開く。

    2500年の軌跡から人間の思考の落とし穴を知り、心の平安にいたる手引書。
  • 民族や国民をめぐる心の働きを強め、再生産するナショナリズム。
    帰属意識、愛国心、排外意識の三つの顔をもつ。
    世界で猛威をふるう排外主義・右派躍進の正体とされるが、なぜ同胞愛は憎悪に変わるのか。
    なぜ民族紛争は再燃するのか。
    経済不安との関係とは。

    本書は国民国家誕生からの歴史を一望し、豊富な事例をふまえナショナリズムがいつ生まれ、社会に浸透し、私達の心を動かすかの全容を描く。
    俗説を覆し、本質に迫る。


    【目次】
    まえがき

    第1章 ナショナリズムとは何か 議論の概観
    1 出現   
    ネーションはいつからあるのか  近代の社会現象  多様化し日常化するナショナリズム
    2 定義
    言葉の由来 「生まれ」  ①政治の意識として  ②政治運動のイデオロギーとして  日常的なナショナリズム
    3 源泉
    ①近代主義  ②民族象徴主義  ③政治や権力闘争
    4 分類
    「良いナショナリズム」と「悪いナショナリズム」? ナショナリズムとパトリオティズム
    5 まとめ――プラスでもマイナスでもなく

    第2章 ナショナリズムを構成しているもの
    1 三つの意識
    2 三つの意識の背景
    社会学/政治学/心理学  着目点の違い  諸意識の実態  世界各国の実態  意識は時間とともに変わる
    3 意識間の相互連関
    愛国心と排外意識はいつ結びつくの?  個人的差異より社会的文脈が重要?  グローバル化の効果?  国のメンバーシップの性格?
    4 まとめ――ナショナリズムの多次元性

    第3章 何が帰属意識を強めるのか
    1 ネーションへの帰属意識
    地域主義との関係  複数のアイデンティティ
    2 近代化と帰属意識の高まり
    学校教育、鉄道  出版・印刷の普及  軍隊
    3 現代文化と帰属意識
    スポーツの祭典  FIFAワールドカップ  アフリカのサッカー選手権  ラグビーワールドカップ
    4 帰属意識を高める政治
    5 まとめ

    第4章 何が愛国心とプライドを強めるのか
    1 愛国心の多義性・多様性
    愛国心をどう捉えているか  愛国心の国際比較
    2 経済格差との関係
    格差と貧困  政府の陽動
    3 政治的動員・選挙との関係
    選挙と動員
    4 国際環境の影響
    グローバル化の影響  国際紛争と脅威
    5 文化表象としての音楽イベント
    音楽の力  国歌と祭典
    6 まとめ

    第5章 何が排外意識と優越感情を強めるのか
    1 経済不安よりは向社会性?
    経済的な脅威  集団的な脅威  外国人比率の効果
    2 政治状況と排外主義
    ホモナショナリズム/フェモナショナリズム
    3 隠れた反移民感情
    文脈によって異なる「望ましい回答」
    4 国際政治の影響
    外交的緊張
    5 まとめ

    第6章 政治・経済への効果
    1 公共財の分配
    福祉への効果  多民族国家は不利なのか
    2 シンボル操作の効果
    国土・国旗という象徴と寄付  党派的分断を癒す
    3 民主的な規範と政治信頼
    民主主義を促すか  社会的な信頼と負担
    4 経済や資源の開発
    資源ナショナリズム  エコ・ナショナリズム/グリーン・ナショナリズム
    5 まとめ――ナショナリズムの政治経済的効用?

    第7章 暴力・紛争への効果
    1 ナショナリズムと内戦
    貧困と格差  政治的排除の回避  連邦制や選挙制度への効果
    2 ナショナリズムと少数派の弾圧
    暴力と流血が生まれる理由  東欧でのホロコースト
    3 ナショナリズムと国家間戦争
    国民国家と戦争の波  失地回復運動  言説枠組みの影響
    4 ファシズムとセクシュアリティ
    5 まとめ――ナショナリズムと暴力

    終 章 ナショナリズムの実態を見る
    1 何がわかっていて、何がこれからわかるのか
    2 政治をめぐる意識の一つとして
    3 おわりに

    あとがき
    注記一覧 / 参考文献・出典
  • 出入国管理政策の変遷を論じることは、日本社会がどのように外国人を生み出し、処遇してきたのかを描くことにほかならない。
    本書は、入管体制の成立、法的地位の変化、「多文化共生」の展開、強化される管理と監視、人種差別や労働力の受け入れなど多岐にわたる論点や課題を扱い、80年の軌跡を確認する。

    はじめに

    序 章 本書の対象

    第1章 入管体制の成立―1945~52年
    1 アジア・太平洋戦争の終焉と引き揚げ
    2 移動と「外国人」の管理
    3 非正規の移動とその管理
    4 日本の再独立と「外国人」問題の発生
    5 まとめ

    第2章 「黒船」に至るまで―1952~81年
    1 分断国家と朝鮮人の法的地位―1952~65年
    2 台湾人・中国人の法的地位―1952~72年
    3 入管解体闘争とベトナム反戦運動―1970年代
    4 「黒船」とその余波
    5 まとめ

    第3章 「1990年体制」の成立と展開
    1 旧植民地出身者の「在日」化
    2 2つの「問題」
    3 「1990年体制」
    4 「多文化共生」の展開と課題
    5 まとめ

    第4章 強化される管理と監視―2000年代
    1 「テロとの戦い」と監視技術の向上
    2 「不法滞在者」の排除
    3 「望ましい外国人」の模索 
    4 新しい在留管理制度の成立
    5 まとめ

    第5章 人種差別と出入国管理政策―2010年代
    1 「日本型排外主義」と対抗運動
    2 「日本型排外主義」と出入国管理政策
    3 国籍法と出入国管理
    4 重国籍者をめぐる社会と制度
    5 まとめ

    第6章 労働力の受け入れ―2020年代
    1 人口減少と外国人労働力への依存
    2 技能実習制度の転換
    3 非正規滞在者と収容・送還
    4 まとめ

    終 章 これからの選択
    1 新型コロナと入国規制
    2 入管政策の今後

    あとがき
    主要参考文献
    入管法などの変遷
    入管法の改廃(1997~2024年)
  • シリーズ4冊
    1,100(税込)
    著:
    宇野重規
    レーベル: ――

    民主主義の機能不全がささやかれる今、私たちはいかに自由を失うことなく他者と社会を築けるのか。民主主義論の第一人者である著者が、ルソーの名著から熱きメッセージを読み込む。
    「入門書の入門」とも言うべきわかりやすさで、『社会契約論』のキモが100ページのボリュームでわかる!

    【目次】
    はじめに いまの政治に疑問を感じる人へ
    第1章 ルソーはどんな人だったの?
    第2章 自由でありつつ人と仲良くするってどういうこと?
    第3章 一般意志って結局何なの?
    第4章 ルールを作る人と実行する人は別?
    終 章 いま『社会契約論』を読む意義って?
    『社会契約論』の翻訳について/次に読みたい本
    ルソー略年譜

    『社会契約論』の翻訳について

    次に読みたい本
  • かつて一億総中流といわれた日本。
    いまや格差が広がり、社会の分断も進んでいる。

    人生が親ガチャ・運しだいでよいのか。
    能力主義は正しいか。
    そもそも不平等の何がわるいのか。

    日本の「失われた30年」を振り返り、政治哲学と思想史の知見から世界を覆う不平等に切り込み、経済・政治・評価上の平等を問いなおす。
    支配・抑圧のない、自尊を下支えする社会へ。
    財産が公平にいきわたるデモクラシーの構想を示す。


    ■目次
    はじめに

    第1章 不平等の何がわるいのか?
    本書の特徴  前口上――なぜ平等・不平等を考えるのか  不平等から考える――不平等に反対する四つの理由  ①剥奪――貧窮ゆえの苦しみ  ②スティグマ化――傲りと卑屈、そして差別  ③不公平なゲーム――人生の難易度の変化  ④支配――非対称的な関係の固定化  みえやすい不平等・みえにくい不平等  窮民問題――貧困にあえぐ社会  寡頭制問題――少数が牛耳る社会  健康格差問題――寿命が短い社会

    第2章 平等とは何であるべきか?
    平等を支持する四つの理由  ①生存・生活の保障――充分主義  ②恵まれない立場への優先的な配慮――優先主義  ③影響の中立化――運の平等主義  ④支配関係がないこと――関係の平等主義  平等の要点――「局所的な平等化」をこえて  三つの不平等の区別――差別・格差・差異  格差原理と(不)平等  差異ゆえに平等

    第3章 平等と能力主義
    アファーマティブ・アクション  AA――五段階の規範  正義と能力主義  公正な能力主義はゴールか?  能力の測定問題とガラスの天井問題  能力主義の専制  正義と功績をいったん切り離す  機会の平等を見直す――スキャンロンの三段階モデル  まとめ――財産所有のデモクラシーへ

    第4章 経済上の平等――社会的なもの
    『21世紀の資本』のインパクト――r>g  『資本とイデオロギー』――格差はつくられたものである  アンダークラスの出現  財産所有のデモクラシー①――社会的なもの  日本型福祉社会の問題  事前分配・当初分配  人的資本のストック  職場環境の正義  ベーシック・インカム  タックス・ジャスティス

    第5章 政治上の平等――共和主義
    誰が統治するのか――政治家のキャリアパス  なぜ世襲政治家は多いのか  経済力の政治力への転化  徒党の発生をいかに防ぐか  財産所有のデモクラシー②――共和主義  政治資金規制とメディア宣伝  パブリック・シングス――公共性のインフラ  公共財としての仲介機関――政党とメディア  政治バウチャー  クオータ制  ロトクラシー――くじ引き民主制

    第6章 評価上の平等――複数性
    絶望死、遺伝と能力  時間どろぼう――エンデ『モモ』  財産所有のデモクラシー③――複数性  自尊の社会――配達員の仮想演説  評価集団の多元化――複合的平等  正義と多元性  財産と富  〈自分自身〉であるためのデモクラシー  「自己の内なる体制」

    おわりに――平等についての六つのテーゼ

    あとがき

    注記一覧  図版出典  参考文献  読書案内
  • 今は国保と無関係な会社員も、会社組織を離れれば選択肢に挙がる。退職後2年間は今加入している健康保険の被保険者になれるが、その後は再就職をするか、家族の扶養にならない限り、国保加入なのだ。何といっても70歳から74歳では、総人口に占める国保加入者の割合が75%。だから誰でも一生に一度はお世話になる可能性が高い。
     
    その国保料は近年上昇している。大まかに単身世帯で所得300万円なら年間約40万円、所得400万円なら約50万円の保険料である。さらに会社員が加入する「組合健保」や「協会けんぽ」は配偶者や子どもなどの扶養家族がいても保険料は一人前。つまり家族分は負担ゼロであるが、国保には扶養の概念がない。そのため配偶者や子どもがいると、少なくとも年間数万円、多いと単身世帯より数十万円の負担増。一人でも高いのに、家族がいればますます高くなるこの国保料に、多くの人は加入する際、びっくり仰天するのだ。

     本書は「年金生活や無職の人」と「フリーランス、自営業者」に分け、国保料を下げるポイントを紹介する。加えて滞納に悩んだり、違法な差し押さえに遭ったり、経済的に困窮して医療が受けられない状態に陥った時に「打てる策」もお伝えする。
    オマケとして、支払った国保料によって所得税や住民税を安くする控除や、特別に利益が多くなった年に減税できる方法も。
    弁護士とファイナンシャルプランナーによって監修を行い、日々の暮らしの助けとなる一冊。
  • デジタルが社会を一変させるなか、政治は分断を生み、機能不全が深刻だ。なぜ私たちは民主主義を実感できないのか? 本書は、19世紀の大転換期を生きたトクヴィルの思索と行動を手がかりに、平等・結社・行政・市民のイメージを一新し、実験的な民主主義像を描き出す。新しい技術が人々の想像力を変えた歴史を捉え、民主主義論の第一人者がフランス革命・アメリカ建国後の政治史を解説。AI時代の社会構想と人間像を探究する。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ●〔対談〕現代社会に生きるしんどさ
    「推す」心理、「推される」心理の向こう側
    尾久守侑×中元日芽香

    ●診断の普及で救われる人、救われない人
    繁茂するメンタルクリニック
    櫛原克哉

    ●ネットが拓く新たな自殺対策とその課題
    「死にたい」の可視化で生じた変化
    末木 新

    ●〔対談〕臨床心理学とマルクスの分断
    心をケアし、社会を良くする第一歩
    東畑開人×斎藤幸平
  • 1,760(税込)
    著:
    植草美幸
    レーベル: ――

    結婚のゆくえを決めるのは、肩書きでも外見でもなく「言葉の力」。「人は聞いた言葉から、考え方や行動、習慣が改められ、人間力を養う」と著者は言います。いつでも「結婚できる自分」になっていれば、人間的な成長につながります。
    本書は結婚相談所で1000組以上の実績を持つ婚活カウンセラーである著者が、現場やメディアで実際に反響を呼んだ効果的な言葉を、自らの持論とともに届ける1冊。
    学校では教えてくれない “良好な人間関係を築く極意”を身につけましょう。
    <大反響を呼んだフジテレビ「ザ・ノンフィクション」の裏話も収録!>

    第1章 自らの“未来”のために、“現実”を見る 
    第2章 求めてばかりでは理想はつかめない
    第3章 行動のみがチャンスを引き寄せる
    第4章 所詮は他人。価値観は違って当たり前
    第5章 「親のための結婚じゃない、あなたが決めるのよ」
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ●〔対談〕膨張する与党、棄権する有権者……
    野党再生に足りないイズムと強さ
    宇野重規×中北浩爾

    ●1993年体制と「3・2・1の法則」
    政治的選択肢の健全な拮抗のために
    大井赤亥

    ●〔対談〕いま、『資本論』をひもとく意味
    資本主義が倒れるか、先に地球が潰れるか
    斎藤幸平×佐藤 優

    ●欧州の社会民主主義勢力が直面する課題
    四つの圧力、二つのジレンマ
    近藤康史

    ●2000年代ラテンアメリカの政治潮流
    「ピンクタイド」は今どこへ
    宮地隆廣

    ●平成世代が描く左翼像
    エンパワーメントによる新しい連帯のかたち
    小峰ひずみ
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    (目次より)
    ●環境大臣インタビュー
    再生可能エネルギーとEV抜きに日本の将来は描けない
    小泉進次郎

    ●感染症戦線と「3・11」後の原子力
    村上陽一郎

    ●〔対談〕SDGs、ESG投資から脱炭素への潮流
    「グリーン経済成長」に向けて企業と国がなすべきこと
    沖 大幹×高村ゆかり

    ●EU、中国に伍し、日本が「資源大国」になる好機
    資源エネルギー覇権競争の大転換が始まった
    平沼 光

    ●国内自動車メーカーは生き残れるか
    高橋 徹×山本貴徳

    ●脱炭素社会がもたらす「電費」を競う時代
    中西孝樹

    ●人類が生き延びるための生物多様性
    五箇公一

    ●〔ルポ〕JR東海と静岡県のリニア開発議論 対立の深層
    「生態系劣化」抑止の国際潮流に、開発事業は対応できるか
    河野博子

    ●リニア、電力……コロナ後を展望する
    「受け身の発想」から新たな技術と価値の創出へ
    入山章栄

    ●〔対談〕資本主義のオルタナティヴ
    農に第三の道あり
    藤原辰史×斎藤幸平
  • 日本人にとって特別な食・コメ。稲はどこから日本列島にきたのか、最初の水田を作ったのは誰か、なぜ東北地方で栽培が遅れたのかなど、稲作の起源を解説。インディカ米が盛んに作られていた中世、地下水路を建設するほど水利に力を入れ、和菓子や酒づくりなど米食文化が花開いた近世の実態を紹介。さらに富国強兵を支えた近代を経て現代まで、農学や文化の視点を交えながら「米食悲願民族」の歴史を解き明かす。
  • 昭和末期に拡大したバブル経済は、平成の幕開きとともに崩壊した。不良債権問題で多くの金融機関が行き詰まり、一九九七~九八年には北海道拓殖銀行、山一証券などが経営破綻。金融システムは壊滅寸前に至った。その後も混乱は続き、二〇〇八年にはリーマン危機に直面するなど、日本経済は長期停滞にあえぐ。金融当局は当時どう考え、何を見誤ったのか。キーパーソンによる貴重な証言を交え、金融失政の三〇年を検証する。
  • 「今日はできればレースに出たくないなあ」「絶好調! 誰にも負ける気がしない」など、馬の気持ちがわかったら――とは、馬券を買ったことのある人なら、一度は思うことでしょう。残念ながら馬は人間の言葉を話してはくれません。しかし、その心理と行動に関する研究の進歩には目覚ましいものがあります。本書では、その成果を余すところなく紹介します。さて、競走馬は勝ちたいと思って走っているかどうか、あなたはどう思いますか?
  • 近代日本の始まりは、ペリー来航ではなく、かつては天保の改革とされていた。高度成長期の公害問題が起こるまで、田中正造は忘れられた存在だった―。歴史は、新史料発見・新解釈により常に書き替えられる。特に近現代史は、時々の政治・社会状況の影響を受けてきた。本書は、マルクス主義の影響下にあった社会経済史をはじめ、民衆史、社会史という三つの流れから、近現代の歴史がどのように描かれ、修正されてきたかを辿る。
  • 国難の今こそ、政・官の言葉を検証し、自ら思想を鍛え、ヴィジョンを示せ。東京都が進める「言語力再生」の目的とメソッドを紹介。グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力とは?グローバル基準の言語技術、俳句・短歌、ツイッター等のソーシャル・メディアを検証。
  • サバンナを歩き、極地の海に潜り、大空を飛んで渡る野生動物たち。
    彼らは、どのように食べ、逃げ、眠り、子を育てるのか? 

    本書は、生き物に超小型センサーやカメラを装着するバイオロギングという手法で謎に迫る。
    「ヒヒは多数決で行き先を決める」「アザラシは一晩に四千回も狩りをする」などの発見から、厳しい環境を生き抜く進化のメカニズムが明らかに。
    そこから見えてくる、ヒトの身体や行動に潜む進化的な意味も探る。
    はじめに――バイオロギングが明かす野生動物の非凡な日常
    第一章 サメは横に傾いて泳ぐ――怠ける
    野生動物は働き者か?/カモがネギを背負ってやってきた/機器回収の天国と地獄/体を横倒しにして泳ぐサメ/第三の胸びれ仮説/薄気味悪い北極海の主/体育会系サメ実験/常識外れのスローライフ/ハチドリは鳥界の変わり者/異様なエネルギー節約術/鳥の編隊飛行は本当に楽か/トキは渦の性質を知っている/アフリカゾウしか知らぬ悩み/コアラの直面する大問題/木に抱き付く二つの理由/直立二足歩行は楽なのか/狩猟採集民のエネルギー収支/ヒトのヒトらしい生き方/ランニングに潜む壮大な皮肉
    第二章 アザラシは一晩に四〇〇〇回狩りをする――食べる
    給食大好き人間の末路/淡水湖のアザラシは何を食べるか/エタノールと百万本のバラ/捕獲と機器回収ははらはらの連続/アザラシの狩りは超高頻度/右利き、左利きのある魚/ファストフードは天から降ってくる/ナガスクジラという口の妖怪/クジラはなぜ大きいか/バイソンの呑気にも意味がある/おとぎ話のような科学的発見/都市を生き抜く奥義を身に付けた鳥/うまいものはなぜうまい?/舌という検問所/子どもが野菜を嫌う理由/体が欲する甘みと塩味/酸味とうまみの意味するところ/なぜ麻婆豆腐はうまいのか
    第三章 鳥は飛びながらまどろむ――眠る
    Z氏の謎/眠ることは生きること/片目を開けてまどろむ鳥/オットセイが海面で横臥する理由/鳥は飛びながら眠るのか/男はつらいよ/鳥が見せる二つの寝相の謎/くちばしの意外な機能/アザラシの「ふらふら潜水」/潜りながら眠るという妙技/すべての動物は眠るのか/クラゲの睡眠を調べる/旅先で寝付けぬ理由/月の満ち欠けとヒトの睡眠/一か月周期の不思議なリズム/体内でゆらめく残り火
    第四章 閉経というミステリー――産む、育てる
    どろんと消えたアザラシ母子/超特急の子育て作戦/卵を無駄死にさせるペンギン/マカロニペンギンが教えてくれること/「托卵」という化かし合戦/進化の軍拡競争/氷の消えた南極/海氷消失はペンギンにとって吉か凶か/温暖化が天の恩恵!?/親鳥は太り、雛はすくすくと育つ/極地の動物がくれた教訓/コウモリの母は心配性/外の世界へ飛び立つ日/孤立した池に魚がいるのはなぜ?/鳥の糞からの復活劇/魚は統計を知っている/閉経という巨大な謎/おばあちゃんの生物的役割/シャチやゾウの祖母は孫を世話するか/波平とフネに第四子が産まれたら/ハクジラ類が教えてくれる閉経の進化/五〇歳の閉経、八〇歳の寿命の意味
    第五章 ヒヒのあっぱれな民主政治――群れる
    キャンプ地を襲う静寂の悪魔/集団行動という進化の産物/群れの行先は誰が決める?/ヒヒの民主主義/ハトの群れにリーダーはいるか/渡り鳥の先輩と後輩/ツルの社会教育/海鳥の群れが情報交換!?/ウの情報センター/魚の群れが成立する仕組み/ヒトに友達がいるという謎/世界中の狩猟採集民を調べてわかったこと/他人同士を結び付けるもの/物語の力
    おわりに――生物進化という永遠の謎
  • 植民地時代の対日協力者で「売国奴」とされた親日派。
     独立後の韓国は「反民族行為処罰法」を制定し多数検挙するが、反日闘士だった初代大統領・李承晩は事実上廃案にする。国家機能維持のためには親日派の協力が必要であり実利を取ったのだ。そのため戦後も政治や軍の中枢を親日派は占め続けた。
     だが民主化後、親日派への批判が始まる。21世紀以降は、政治がその清算を強く求め、「日帝強占下反民族行為真相糾明に関する特別法」を制定、民間でも『親日人名辞典』アプリが配信されるなど、子孫を含めた糾弾が続く。しかし、その内実は現代政治に強く影響され、「政治カード」として大きく変質している。
     一見すると明確な利益が見出せない問題に、なぜ韓国は1945年の「解放」から80年にわたって莫大な労力を割いてきたのだろうか。親日派から描く韓国近現代史。
  • 英語はイギリスやアメリカ、カナダといった母語圏だけでなく、アジア、アフリカ、カリブなど世界各地で公用語となっている。その形は一様ではなく、発音や綴り、語彙、文法が地域ごとに異なる。本書では、世界各地で使用されているさまざまな英語や、その多様性の背景にある歴史について詳細に描く。さらに、グローバル化する世界の中で共通語(リンガ・フランカ)として話されている英語のあるべき今後の姿も記す。

    【目次】

    まえがき
    第1章 複数形の英語――世界に広がる多様な英語変種
    第2章 ブリテン諸島――英語の形成と浸透
     Ⅰイングランド Ⅱウェールズ Ⅲスコットランド Ⅳアイルランド
    第3章 北米――新大陸での定着と拡大
     Ⅰアメリカ合衆国 Ⅱカナダ
    第4章 オセアニア――南半球へと広がるフロンティア
     Ⅰオーストラリア Ⅱニュージーランド
    第5章 アジア――多文化を結ぶ第二言語
     Ⅰ南アジア Ⅱ東南アジア
    第6章 カリブ海地域とアフリカ――クレオールと共通語のダイナミズム
     Ⅰカリブ海地域 Ⅱアフリカ
    第7章 世界の英語の繋がり――変種を超えた共通性
     Ⅰ綴りと発音 Ⅱ語彙 Ⅲ文法
    終章 英語の未来――分裂か収斂か?
     Ⅰリンガ・フランカとしての英語 ⅡEnglishesかEnglishか? Ⅲどのような英語を学習・教育すべきか?
    あとがき
    文献案内/図版出典/世界英語対照年表/用語解説
    人名・作品名・事項索引/語句索引
  • 一九八〇年代、遺伝子情報の特許による知識の独占、研究資金のパトロネッジ獲得競争など、史上かつてない波が大学や科学研究に押し寄せた。その先端に位置するアメリカの研究大学を中心に、「市場化するアカデミア」の豊かな成果と問題点を考察する。
    二〇一一年の読売・吉野作造賞受賞作の増補新版。

    目次

     第一部 プライベート・サイエンスと大学
    第1章 知識のパトロネッジと大学
    第2章 揺らぐアカデミア
    第3章 生命は誰のものか?――遺伝子情報の所有権問題

     第二部 アメリカの大学の歴史とパトロネッジ
    第4章 アメリカの科学研究の特殊性
    第5章 基礎科学/応用化学という神話
    第6章 公共財としての知識と技術
    第7章 変容するパトロネッジ

     第三部 知識は誰のものか
    第8章 科学知識の生産における「公」と「私」
    第9章 アカデミア・プロフェッション・マーケット
    第10章 知識論と科学の経済学
    終 章 大学はどこへ行くのか――結びにかえて
  • すべての動物のおしっこは21秒? 
    ユスリカは最強生物? 

    『ゾウの時間 ネズミの時間』著者の、誰かに話したくなる生物学エッセイ!

    目次

    はじめに―僕はナマコなんて嫌いです!

    春の巻
    サンゴとサンゴ礁―共生がつくりだす多様性あふれる世界
    クマノミとイソギンチャク―刺されずに住み込む用心棒
    ホンソメワケベラ―ダンスで客引き掃除魚
    ホーホケキョ―これは日本の鳥語、ではハワイ語は?
    シロアリはみんなのために―農業もやるビルも建てる
    ムール貝―疲れ知らずに殻を閉じ、ヒモを引っ張り数ヶ月
    イルカ―眠る時は脳の半分で
    ミミズと人間は同類だ―管の中に管
    私の中の他者―ミトコンドリアの細胞内共生
    多様性は大切です―生き残る工夫が多様性

    夏の巻
    アメンボ―表面張力使いの名人
    ユスリカ―氷河でも宇宙でもサバイバル
    生物多様性を守る・環境を守る
    植物プランクトン―海での光合成の主役
    ラクダ―血と汗の砂漠暮らし
    熱帯雨林―無料のホテルは大繁盛
    サンゴガニ―「環境は私だ」の実践者
    ヘビは空を飛ぶ―四肢がなくても大繁栄
    牛タンと馬づら―舌を伸ばすか顔を伸ばすか
    お酒―麹と酵母のダブル発酵 
    お米―八十八の手間、八十八の感謝

    秋冬の巻
    クジラ―体は超特大、餌はごく微小
    おばあさんはエライ―シャチの家族の生存戦略
    キノコ―形は雨傘、機能はカタパルト
    卵―タラコは鶏卵よりなぜ小さいか
    サメの体は流線形―浮き袋がないのに沈まない
    ウシの胃―なぜ四個もあるのか
    シマリスの冬籠もり―冬眠で寿命が延びる?
    昆虫の冬籠もり―凍っても大丈夫?

    人体の巻
    耳―三との深~い関係
    エラと肺とは兄弟だ
    鼻は離れた匂いをキャッチ
    目は口ほどに
    二一秒の法則―オシッコの時間を計ってみる
    トイレットペーパーは人間のあかし
    歌と記憶―僕はなぜ歌うのか?

    おわりに―本書は禁じ手
  • 「深いけど、軽い。
     高尚だけど、読みやすい。
     復刻なのに、新しい。
     やっぱり伊丹さんはカッコいいのです。」
        ――三谷幸喜さん大推薦!!

    〈空ハナゼ青イノ?〉〈ナゼオ月サマハ追ッカケテクルノ?〉〈赤チャンハドコカラクルノ?〉……素朴で根源的であるだけに難問であることが多いのが、子供の疑問。洒脱にして明快な答え方、教えます。30代で書かれた才能きらめく名エッセイが待望の復刊。著者自筆イラスト入り。

    【序文より】
     この本を私は、生まれつき非科学的な人、つまりあなたのために書いた。理数科にうとく、どちらかといえば文学的なあなたに、まるで講談のようにどんどん読めてしまって、そうして読み終わったあと、自分が地方の高校の物理の先生にでもなったような、そういう気分にさせるような本を私は贈りたいと思ったのであります。
     さよう、講談のように読めてしまう、そうして講談のようにわかりやすい、これが、この本を書くにあたっての私の眼目でありました。つまりおもしろくなくては困るのであります。

    【目次より】
    赤チャンハドコカラクルノ?/大人ハナゼオネショシナイノ?/宇宙線ッテナアニ?/オジイチャンノ頭ハドウシテ白イノ?/海ノ水ハナゼカライノ?/空ハナゼ青イノ?/夜ニナルトナゼ眠ラナクチャイケナイノ?/ウチワデアオグトドウシテ涼シイノ?/ナゼオ月サマハボクガ歩クト追ッカケテクルノ?/人工衛星ハドウシテ落チテコナイノ?/四次元ノ世界ッテナアニ?/ナメクジハドウシテ塩ヲカケルト溶ケチャウノ?/オ昼ナノニドウシテオ月サンガ出テイルノ?/山羊ハドウシテ紙ヲ食ベルノ?/冬ニナルトドウシテイキガ白クナルノ?/赤チャンハドウシテ出ベソナノ?/レモンヲ入レルトナゼ紅茶ノ色ガウスクナルノ?/ノリヲ火デアブルトドウシテ緑色ニナルノ?/日ナタト陰ト気温ガオナジデドウシテ日ナタガアタタカイノ?/オ菓子ヲ食ベスギルト虫歯ニナルッテホント?/ゴムマリハドウシテハズムノ?/テレビハドウシテウツルノ?/天使ハドウシテハダカナノ?/ノリハドウシテクッツクノ?/紙ヒコーキヲトバスノニドウシテオモリヲツケルノ?/ママハイツモオ化粧シテルノニドウシテ肌ガアレテルノ?/北極ヘイクト東西南北ハドウナルノ?/地球ハデコボコナノニドウシテマルイッテイウノ?/アヒルハナゼ水ノ中デモ濡レナイノ?/ガスノ火ハドウシテホースノ中マデハイッテイカナイノ?/棒ヲツヨク振ルトヒュット鳴ルノハナゼ?/ネコノ眼ハナゼ光ルノ?/夏ニナルトドウシテ暑イノ?/タバコノケムリハ青イノニパパノ口カラ出ルト白クナルノハナゼ? など
  • ヴィクトリア女王の長い治世と第一次世界大戦に挟まれた「転換」の時代に「エドワード平和王」の異名を取った国王が即位する。英国史上二番目の長い皇太子時代を経て即位した王は、一九世紀的な古典外交を駆使し、動乱の影が迫る欧州の均衡を保とうとした。エドワード七世の御世は、二〇世紀的外交秩序が崩壊の兆しをみせるチャールズ三世の現在と奇妙に符号しながら、現代を逆照射する。『ベル・エポックの国際政治』の改題新版。

    目次

    新版への序文 二人の老皇太子
    はじめに
    第一章 「万年皇太子」バーティの旅路
    第二章 「国王陛下万歳!」——英仏協商締結とバーティの活躍
    第三章 ニッキーと同盟者【ミカド】のはざまで——日露戦争とイギリスの立場
    第四章 バーティとテディ―新たなる英米関係の幕開け
    第五章 ヨーロッパの火薬庫―バルカン問題とバーティ
    第六章 愛憎半ばのバーティとウィリー——二〇世紀初頭の英独関係
    第七章 バーティの死と世界大戦への道
    おわりに
    新版へのあとがき
  • 第二次トランプ政権の発足から一年。
    「自由と民主主義」が揺らぎ、政府解体が進むアメリカの現状を150人以上の証言で描く。
    議会・司法軽視の政権運営、脅かされる「言論の自由」、
    社会から失われる寛容性、関税措置による負の影響……。
    壊れゆく大国の行方を探る。

    【目次】
    はじめに
    第1章 強まる大統領の権力──強行される「政府解体」
    第2章 議会・司法軽視の政権運営──民意は生かされているか
    第3章 揺らぐ「言論の自由」──脅かされる民主主義の根幹
    第4章 危機にさらされる「多様性」──激化する「文化戦争」
    第5章 壊れる移民国家──「寛容な国」の変貌
    第6章 険しい製造業復活の道のり──関税措置による負の影響
    おわりに
  • 1952年に25歳で英国の王位に即いたエリザベス女王。カナダ、オーストラリアなど15ヵ国の元首でもあった。70年間という史上最長の在位期間中、政治に関与し続け、また数多くの事件に遭遇する。W・チャーチルら15人の首相が仕え、「政治的な経験を長く保てる唯一の政治家」と評された。本書はイギリス現代史を辿りながら、幾多の試練を乗り越え、96年に及んだ生涯を描く。コロナ禍や新国王の戴冠式を増補した決定版。

    【目次】

    第Ⅰ章 リリベットの世界大戦――王位継承への道

    第Ⅱ章 老大国の若き女王――二五歳での即位

    第Ⅲ章 コモンウェルスの女王陛下――一九七〇~八〇年代

    第Ⅳ章 王室の危機を乗り越えて――ダイアナの死と在位五〇周年

    第Ⅴ章 連合王国の象徴として――二一世紀の新しい王室

    補 章 「大王」の死――コロナ、在位七〇周年、そして崩御

    おわりに
    あとがき/増補版へのあとがき
    主要参考文献
    主要図版出典一覧
    エリザベス女王関連年譜
  • 30年、40年、それ以上にもわたる会社員生活。
    60歳以降もなぜ働くのか、どう働くのか。
    お金のためか、惰性か、それともやりがい?
    今の会社で再雇用、転職、それともフリーランス? 
    渦中の60代はもちろん、「明日はわが身」の50代にとっても、人生後半戦における「働くこと」との向き合い方を考えるうえで欠かせない1冊。

    本書では、企業勤めの50代後半~60代、約5000人を対象とした調査をベースに、シニアの働き方の今を追う。20年以上にわたり、「ずっと正社員だった人」は、どのように働いているのか、後輩たちの中でどうふるまうのか、仕事や報酬に対してどう感じているのかをアンケートから明らかにする。また、企業側は60代人材に何を思いどう運用しようとしているのか、今後どうなっていくのかを調査結果から明らかにする。50代からできる準備や対策のヒントも提示する。
  • 世界で先行していた物価の高騰=インフレーションが、日本でも2022年春から始まった。
    それまでの慢性デフレから一転したのはなぜか――。
    物価研究の第一人者がその謎を解く。

    物価高騰は私たちの生活を圧迫するが、同時に賃上げを達成すれば、市場は価格メカニズムを取り戻し、日本の経済は好循環で回り始める。
    どうすれば賃金を上げられるのか? 
    政策金利は、財政はどうなるのか? 
    直撃するインフレの実態に迫る。


    ■目 次■

    序 章 新たな時代の始まり

    第1章 賃金・物価・金利の正常化
    1 本章の論点  
    2 慢性デフレとは何だったのか  
    3 賃金・物価・金利の変化  
    コラム:日銀はなぜ2%のインフレを目指すのか  

    第2章 インフレは日本経済をどう変えるのか
    1 本章の論点  
    2 価格メカニズムの正常化  
    3 実質為替レートの正常化  
    4 政府債務の正常化  

    第3章 インフレと日銀
    1 本章の論点  
    2 インフレは一過性か  
    3 物価予測のミスを闇に葬った日銀とエコノミストたち  
    4 「基調的インフレ」とは何か  
    5 植田日銀の利上げは機会主義的  
    6 利下げでトランプ関税に備えよ  
    7 国際的な「同期」が高インフレをもたらす可能性  
     コラム:日銀の追加利上げは「全く理解できない」  

    第4章 インフレと賃上げ
    1  本章の論点  
    2 安いニッポンに賃上げと値上げの自粛は必要ない
    3 最低賃金の引き上げはなぜ必要なのか  
    4 実質賃金改善のために労使は何をすべきか  
    5 「自然」実質賃金という考え方  
    6 トランプ関税を負担するのはいったい誰なのか  
     コラム:賃上げを社会に定着させる方法
     
    第5章 インフレと財政
    1 本章の論点  
    2 賃金と物価を上げるための財政支出をためらってはいけない 
    3 インフレ率2%経済への移行で得られるインフレ税収  
    4 消費税減税で潤うのは買い手ではなく売り手なのか?  
     コラム:高市政権の「積極財政」の可能性とリスク  

    第6章 インフレの変動要因
    1 本章の論点  
    2 令和の米騒動の原因は需要か供給か  
    3 黒田日銀総裁が語った70万字  
    4 パンデミックで迷走した物価統計  
    5 消費者が「見た」価格と「買った」価格はどう違うのか  

    あとがき  
    図表出所一覧  
    初出一覧  
    参考文献
  • 大学をはじめ学校の運動部出身で特有の価値観・行動様式を持つ体育会系。
     厳格な上下関係、規範意識の高さなどを特徴とし、爽やか、暴力的、勉学が苦手、就活に有利など様々に語られてきた。
     本書はその起源から、先輩・後輩関係の分析調査、スポーツ推薦入試の軌跡と現状、就職後のキャリア形成の困難まで、彼らを多角的に描く。
     近年、話題となる不祥事の歴史も追い、日本社会で500万人以上とも言われる日本独自の体育会系の実態を描く。
  • ◆労働省vs法務省の権限闘争と、
    特殊な日本型雇用システムにあった!
    労働政策研究の第一人者が解き明かす、驚きの真実

    「開国論」vs「鎖国論」という知識人たちの浅薄な議論の陰で
    起きていたこととは……

    ◎内容紹介
    日本は外国人労働者に極めて差別的、技能実習制度は「現代版奴隷制度」など、国内外から批判されてきた日本の外国人労働政策。
    80年代には、「開国論」対「鎖国論」が論壇を賑わせたが、日本の制度が歪んだのは、排外主義的な政治家や狭量な国民のせいとは言い難い。
    本当の原因は、霞が関の権限争いと、日本型雇用慣行の特殊性にあった。
    労働政策研究の第一人者で、元労働省職員でもあった濱口桂一郎が、驚きの史実を解き明かす。
  • 年間160万人が亡くなる「多死社会」日本。
    多くの人はどのように死を迎え、その過程で何が起こっているのか――。
    現役の検視官として3年間で約1600体の遺体と対面した著者が、風呂溺死から孤独死までさまざまな実例を紹介し、現代社会が抱える課題を照らし出す。
    死はすぐ隣にあり、誰もが「腐敗遺体」になる可能性がある……この現実をどう受け止めるべきか。
    そのヒントがここにある!

    【目次より】
    第1章 多死社会と検視官
    1 日本の死の現状/2 検視のしくみ/3 検視官への道

    第2章 ドキュメント検視官24時
    1 検視官の勤務/2 ある日の現場/3 変死事案が止まらない夜/4 死はすぐそばにある

    第3章 意外な死因、さまざまな現場
    1 入浴のリスク/2 致命傷になりうる頭の怪我/3 火災の検視は現場第一/4 川を流れてくる遺体/5 自殺者の想いと最後に見た風景/6 ゴミ屋敷とセルフネグレクト

    第4章 死後の自分はどう扱われるか
    1 街なかに数多く眠る腐敗遺体/2 遺体の早期発見のために/3 人生のエンディングの準備/4 デジタル遺品という悩み/5 引き取り手のない遺体の行方

    第5章 大規模災害、そのとき多数遺体は――
    1 大規模災害が起きたら/2 日本の多数遺体対応の歴史/3 死因究明制度の問題点
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    人間が数を数えられるようになった時代から、整数の計算の規則を考え出し、負の数、分数、小数、無理数、複素数を考えるにいたるまでの歴史をたどる「数の生い立ち」。
    多数の図版やエピソードを交え、図形の性質をわかりやすく説明する「図形のふしぎ」。
    よく知られている数学の規則が、なぜそう定められたのかをやさしく解説し、「知っている」が「わかる!」に変わる、2冊の名著を合本。
    おとなもこどもも区別なく、苦手意識を払拭し、算数や数学の面白さに出会える本。

    *――――――――*――――――――*――――――――*
    冨島佑允さん 推薦!!
    (『数学独習法』著者)

    「ゼロ(0)」が発明される以前、古代文明では大きな数をどうやって表していたか?
    「2」までしか数えられない部族の村では、「20日後にお祭りがある」ことをどうやって村人に伝えるか?
    平面を隙間なく埋め尽くせる正多角形は三、四、六角形だけなのは何故か?
    ……こうした本質に迫るシンプルな問いかけに、脳の眠っていた領域が呼び起こされる思いがしました。

    著者の矢野健太郎氏は、東京工業大学の教授を務めた数学者であると同時に、数学の教科書や啓蒙書の執筆を多く手がけた教育者でもあった人物で、日本の数学教育への貢献により天皇陛下から褒章を授与されています。
    それほどの人物の代表作の1つが本書です。
    小学生にも分かるような平易かつ丁寧な解説で、数学における「ものの考え方」が身についていきます。

    その語り口は軽快でユーモアに富み、読者を飽きさせません。まるで氏の名講義を直接聞いているよう。
    前提知識なしで読めるので、学生時代に数学が苦手だった紳士淑女の皆様、ぜひ本書で数学の魅力を発見して下さい!
  • アジア・太平洋戦争による壊滅から経済大国化し、不動の国際的地位を築いたものの、「失われた30年」で低迷する日本。豊かにはなったが、所得や地域間の格差、世界の〝最先端〞を行く高齢化、少子化など「課題先進国」とも呼ばれる。本書は、この戦後日本の軌跡を描く。特に東アジアとの関係、都市と農村、家族とジェンダーといった、大きく変貌した関係性に着目。マクロとミクロの両面から激動の80年を描いた日本現代史。
  • 「喪失感」とは、大切な人やものを失ったとき、さまざまな悲痛な思いが複雑に絡み合う、誰しもが抱く感情。高齢者専門の精神科医として、多くの患者やその家族と向き合ってきた著者・和田秀樹氏が、自らも60代半ばを迎えたいまだからこそ、心理学を学んできた精神科医として、今を生きる同年代として、喪失感という大きなテーマを、現代風に捉え直しました。
    医療の発達により平均寿命が飛躍的に伸び「人生100年時代」となった現代、人生後半をむかえた人々は、喪失に対する心得にも変化が必要と言います。かつて「老後の始まり」だった60代は、現代では「人生の新しい章の始まり」であると同時に、「家族や友人との付き合いがガラリと変わる転換期」でもある。つまり、喪失感の塊が襲いかかってくる年代なのです。
    本書では「若い頃のように身体が動かなくなった」「周囲の環境が変わってしまった」といった身近なものから、「二度と戻らない物事への後悔」「死」など人生を変えるような大きな出来事まで、相談事例を多く交えながら、さまざまな喪失感とどう向き合い、どう乗り越えていくかの具体的なヒントを紹介。あなたの喪失感や不安をやわらげ、前向きな気づきを与える処方箋のような一冊。
  • クモは人間よりはるかに長い4億年の進化の過程で、糸を生み出した。
    住居をつくるのも糸、餌を捕えるのも糸。
    クモの糸は伸縮性、耐久性などで現代のハイテクをしのぐ高い機能性をもっている。
    高分子化学を専攻していた著者はクモの糸にからめとられて20年余、試行錯誤をくり返しながら、「自然から学ぶサイエンス」を実践してきた。
    安全性を考慮し、リサイクルに配慮した糸をつくるクモに、われわれが学ぶことは多い。
  • 健康意識の高まりとともに筋肉への注目が集まっている。
    本書は人間にとって筋肉がいかに重要か、医学、栄養学、スポーツ科学の見地から解説する。

    そもそも運動がなぜ健康に良いのか? 
    人はなぜ疲れるのか? 
    歳を取るとなぜ痩せるのか? 

    筋肉の謎に迫る。

    そして今研究が進む「マイオカイン」を紐解く。筋肉が分泌するこの物質は臓器や脳に作用し、健康を守りがんの発生を抑制する。

    筋肉を鍛え、健康長寿を目指そう。
  • 人々の生活や文化程度、民主政治への成熟度を意味する民度。

    本書は民度をキーワードに、日本の政治の現状を描く。
    さまざまなデータや方法論から、投票参加、党派性、投票行動、若年層の行動、テレビ・新聞といったマスメディアや、大きく擡頭するソーシャル・メディアの影響などをトピックとして取り上げ分析。
    日本人の政治意識・行動を追う。いま世界で危機に瀕する民主主議。
    分断とポピュリズムの波は日本まで来たのか。
    その「現在地」を描き出す。
  • 二つの時代が、偉大なる文化発展において対立している。
    すなわち、ゲマインシャフトの時代に、ゲゼルシャフトの時代がつづく――。

    ゲマインシャフト(親密な共同体)とゲゼルシャフト(公共世界)。
    社会の二類型を定式化し、文化は前者から後者へと発展すると捉える。
    1887年の初版刊行以来、社会学の発展に大きな影響を与えた、コミュニティ論の古典。縮約版。〈解説〉大澤真幸



    第一篇 主要概念の一般的規定
     主題
     第一章 ゲマインシャフトの理論
     第二章 ゲゼルシャフトの理論
    第二篇 本質意志と選択意志
     第一章 人間の意志の諸形式
    〔第二章 対立の解明 *省略〕
     第三章 経験的意義
    第三篇 自然法の社会学的基礎
     第一章 定義と主題
    〔第二章 法における自然的なもの *省略〕
     第三章 結合された意志の諸形式
    付録 結論と概観
    訳者解題
  • 事件の舞台裏で検事は何と格闘していたか。
    東京地検特捜部長、最高検次長検事などを歴任した検察官による回想。

    日本で初めて死刑囚の再審無罪判決が下された免田事件をはじめ、
    厚生事務次官による特別養護老人ホーム汚職事件、
    オレンジ共済事件、石橋産業事件、東電OL事件、鈴木宗男事件、
    ライブドア事件、村上ファンド事件、陸山会事件などに関わった
    著者が36年に及んだ検察官人生を振り返り、
    その重職の心得を説く。

    〈目次〉
    プロローグ
    第一章 検察とは
    第二章 人を裁く畏れ──免田事件の教訓
    第三章 特捜検事落第? 
    第四章 殺人専門検事                    第五章 決裁官として──東京地検副部長時代  
    第六章 驚きの特捜部長─東京地検部長時代 
    第七章 わが重職心得箇条
    第八章 激動―─次長検事                   
    第九章 退官後のこと          
    第十章 袴田事件再審無罪判決の誤り
  • 「人生の折り返し」や「人口増減」「争いごと」「うわさの拡散」「恋愛」など、日常におけるテーマについて、数学で求めるとどうなるのか――。いつもと少し違った視点で世の中を見ると、当たり前と思っていたことが、実はそうではなかったり、逆に奇異に見えていたものが当然のことに思えてきたりするもの。いつもと少し違った視点から物事を俯瞰してみると、面白い発見があるかもしれません。
     解の求め方には、主に「微分方程式」を用います。微分方程式は、現在では高校でも扱わず、理工系の大学に進んだ人だけが知る数学です。学校の数学がボトムアップ式ですべてを積み上げていく必要があるのに対し、本書ではトップダウン式で数学の面白さを伝えます。
     式の解き方を知る必要はなく、問題を解くプロセスを読むだけでOK。学校の数学ではない数学世界への入門書にもなる1冊。

    〈目次〉
    第1章 人間の感覚を数学する
    第2章 読んでわかる微分方程式入門
    第3章 人間社会を数学する
    第4章 人間関係を数学する
  • 電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。
    カトリックの頂点に立つローマ教皇は、宗教上の指導者であるだけでなく、しばしば世俗君主として権勢を振るった。
    執務上のストレスや贅沢な食事などから高血圧や痛風を患った例も数多い。
    教皇ほどの権力者が健康を損なえば、その影響はいかに甚大であったか。
    毒殺説がささやかれる教皇は、誰にどのような毒を盛られたのだろうか――。

    現代に残された文献をもとに歴代教皇の病いと死を検証し、医学の発達の歴史をたどる。
  • 先進国から途上国まで、民主主義体制から一党独裁、軍政、王政まで多種多様なアジア諸国。
    開発体制・民主化・民主主義の三つの視点から横断的に分析し、アジアとは何かを問い直す。
  • 「都合ついたら、明日からでも出て来てくれないか」
    林達夫に呼ばれて行った先にあったのは『細雪』の校正刷りだった――
    岩波書店と中央公論社で校正者として赤ペンを握ること三十有余年。
    伝説の校閲部部長が、誤植列伝から普遍的な校正の心構えまで、ユーモアたっぷりに綴る。
    新たなコラム三篇と新・校正練習問題を付す。〈解説〉牟田都子
  • 電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。
    日本人と水は縁が深い。「湯水のように」と言われるほど豊かな水は、炊事や洗濯など日常生活や酒造、灌漑などに利用されてきた。本書は、名水というキーワードから日本人と水の関わりを案内。弘法大師伝説が全国に広がる理由、歌枕と名水、茶の湯の文化などを時代ごとに解説し、さらに美人水や害虫駆除の泉などのユニークな水質、まいまいずやまんぽなど巧みな水利用も紹介。名水の歴史と科学、文化が一目でわかる。

    □■□目次□■□

    はじめに

    序章 時代が求めた名水の変遷
    1 名水とは何か?
    2 時代によって移ろう名水

    第一章 『古事記』『日本書紀』『風土記』が伝える水――神代~記紀時代
    1 神代~記紀時代の水
    2 『古事記』『日本書紀』に登場する水
    3 『風土記』に登場する水
    4 『万葉集』に登場する名水
    5 神代の水と日本人の生活

    第二章 日本人の心情を伝える和歌の名水――奈良時代~平安時代
    1 『万葉集』で詠まれた名水
    2 歌枕としての名水

    第三章 人物ゆかりの水と宗教の水――平安時代~室町時代
    1 天皇ゆかりの水
    2 空海と日蓮にまつわる水
    3 武士にまつわる水
    4 文化人ゆかりの水
    5 宗教にまつわる水

    第四章 新たな水文化、茶人・茶事の水――室町時代~江戸時代
    1 茶の伝来と喫茶のはじまり
    2 茶にまつわる京都の名水

    第五章 民衆の水――江戸時代の名水
    1 地誌・名所案内記から見た京都の名水
    2 人物に関わる京都の名水

    第六章 生業の水――明治時代~現代
    1 京都の地下水
    2 酒造の名水
    3 文明開化の水
    4 ペットボトルで販売される名水
    5 名水としての変遷

    第七章 水質が生み出した名水
    1 珍しい水質の名水
    2 茶の湯に用いられた名水の科学的特徴
    3 信仰に関係する名水の特徴
    4 不思議な水
    5 水質がよい水に生息する生物

    第八章 自然環境と共存する巧みな水利用
    1 水利用の匠「水船」
    2 まいまいず井戸と上総掘り
    3 六角井戸
    4 マンボとショウズヌキ
    5 間欠泉
    6 水板倉
    7 磨崖仏に存在する湧水の謎

    終章 名水の名付けの「謎をひもとく」

    あとがき
    参考文献
    平成の名水百選リスト
    昭和の名水百選リスト
    名水一覧
  • 電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載
    公共交通の最後の砦・バス。しかし現在、あちこちで減便や路線の廃止、さらには会社の清算が相次いでいる。なぜこのようなことになってしまったのか。本書は日本におけるバスの誕生に始まり、戦後のモータリゼーションとその対抗策として生まれた様々なサービスを解説する。さらに既存バス会社の保護から規制緩和へという流れと、新たに生まれた独創的なバス会社も紹介。日本のバス事業の課題と将来を展望する。

    □■□目次□■□

    はじめに

    第1章 現在のバス業界の問題
    1 危機に立つバス事業の現状
    2 コロナと2024年問題で運転士不足に
    3 全国的にバスが減便
    コラム バスの運転免許

    第2章 高度経済成長期までのバス事業史
    1 バスの誕生
    2 戦後のバス事業規制
    3 道路運送法の制定
    コラム 戦後復興とトロリーバスの普及
    コラム バス事業の種類 法律・制度
    コラム ボンネットバスからリアエンジンバスへ

    第3章 モータリゼーションの進行――昭和40年代
    1 モータリゼーションとは
    2 公共交通側の問題
    3 バス事業の動向
    コラム バス事業の種類 実際
    コラム バスの乗り方

    第4章 オイルショック後のバス事業――昭和50年代
    1 昭和50年代の取り組み――バス事業の転換点
    2 大都市近郊地域の路線バス

    第5章 都市バス路線の1980年と現在の比較
    1 市内線未分化――第1段階・横手市/今治市
    2 市内線の拡充――第2段階・唐津市
    3 市内線の面的な拡大――第3段階・岐阜市
    4 大都市におけるネットワーク――第4段階・岡山市

    第6章 昭和60年代~平成初期――規制緩和以前
    1 都市バス整備の新制度
    2 公営バスの民営化
    3 コミュニティバス
    4 今日的な政策課題――バリアフリー政策
    5 環境政策の進展

    第7章 新自由主義的交通政策と規制緩和
    1 規制緩和の考え方
    2 規制制度の変化
    3 規制緩和による高速バスの新規参入
    4 ツアーバス形態による参入
    5 都市路線への新規参入
    6 住民主体の路線バス
    7 都市内バスの再編とBRT
    コラム バスの大きさ

    第8章 経営破綻と再建
    1 産業再生機構による再建
    2 企業再生支援機構による再建
    3 企業再生支援機構・地域経済活性化支援機構による再建

    第9章 これからのバス
    1 競争から協調へ
    2 MaaSを構成する新技術
    3 自動運転バスの開発
    4 さまざまな自動運転バス

    終章 路線バスは社会的ベーシックサービスである
  • 戦前から戦中、中国大陸や南方からの求人に応じ、大勢の若い女性が単身海を渡った。タイピストや電話交換手といった仕事に就いた彼女たちは、中流女性の居場所が家だとされていた時代に、なぜあえて外地で就職することを選んだのか。早婚多産と労働参加という矛盾した要求がなされる社会で、内地を飛び出した彼女たちはどのような経験をしたのか。当時の女性規範を大きく踏み越えたその行動と背景に、様々な角度から光を当てる。
  • 人間の心ほど弱いものはない。
    組織防衛の要諦は、今も昔も、「人間の心」である。
    裏を返せば、ビジネスでも人間の心を狙うことが大きな成功につながりやすい。
    最も古典的な人的諜報=ヒュミントとは何か。
    ソ連KGB、米陸軍や陸軍中野学校の資料やリーク情報などを読み解き、世界に共通するヒュミントの手口を明らかにする。
    組織を守るにも、重要な情報を獲得するにもヒュミントを知らなければ始まらない。
    組織人必読の一冊だ。
  • 社会主義国の古本屋では、良い本は店頭より奥にしまい込んである。店主と打ち解け、バックヤードに入れるかどうかで勝負が決まる――
    戦後第1回目の交換留学生としてプラハに降り立ったときから10年間、古書を探さない週はなかったという言語学者が、本と出逢う喜び、愛すべき店主たちとの交流をユーモラスに語るエッセイ。
    〈解説〉阿部賢一

      目 次

    Ⅰ 沈黙の通訳
    沈黙の通訳
    その一語



    スライムの終焉
    津波のロンド
    英語夜話
    チェルニー博士訪問記
    小さなバイリンガリストたち

    Ⅱ プラハの古本屋
    共産圏の古本屋・1
    共産圏の古本屋・2
    共産圏の古本屋・3
    プラハの古本屋
    続・プラハの古本屋
    ほろ苦い喜び
    ストラホフ図書館への招待
    辞書との縁
    チェコの匿名辞典
    チャペックのコロンボ風探偵小説
    もっと長い長いお医者さんの話
    古本のプラハ・'87
    三つのミニコレクション

    Ⅲ カルパチアの月
    アドリアの海から
    ワルシャワの秋
    沖縄の熱帯魚
    雨のプラハ
    ウィーンの四日間
    カルパチアの月

    初出一覧
    あとがき

    解説
    「古本」との新たな出逢い  阿部賢一
  • 人口減少が進むなか、政府は地方創生の切り札として、今後、関係人口一千万人の創出を目標に掲げた。関係人口とは、「観光以上、定住未満」で地域とつながる人々を指す。地域間で人材をシェアする考え方が根底にある。関係人口の増加で都市と地方はどのように変わり、個人のライフスタイルにどんな影響があるのか。関係人口研究の第一人者が、全国の事例をもとに、現状と具体的な課題、実践に向けたヒントを示す。
  • 観客が来なくて体調不良になったマンボウがいる? 
    餌代を自分で稼ぐクラゲがいる? 
    飼育員は繁殖に全力投球している? 
    舞台裏には、得体のしれない生物がたくさんいる? 
    飼育員と漁師は仲良し? 

    水族館は、発見の宝庫だ。
    日本全国の水族館の「表」も「裏」も、「酸い」も「甘い」も知り尽くした海洋生物学者が、水族館の真の魅力を解説する。
    水族館が100倍楽しくなること請け合いだ。

    【全国おすすめ水族館コラム付き】
  • 【中公学芸ライブラリー】

    戦後日本を代表する国際政治学者であり、外交ブレーンとしても活躍した著者が自ら編んだ1970~90年代の外交評論集。
    冷戦、日米経済摩擦、石油危機、湾岸戦争などさまざまな時代の変動を、理論と政策双方に通じた著者はいかに読み解いたか。
    歴史の造詣に裏打ちされた国際感覚が捉えた、20世紀後半の日本、そして世界の変化の本質とは。
    世紀を越えていっそう価値を増す、思索の軌跡。
    稀代の英知が最後に手がけた、現代への示唆に富む一冊。

    【中公学芸ライブラリー】
  • 電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。
    キリスト教の三位一体とは、父なる神、子なるイエス、聖霊の三者は本質的に同一だとする説である。
    ユダヤ教から分派したキリスト教が世界宗教へと発展を遂げる過程で、教会は神とイエスの関係の解釈に苦慮した。
    教会内の様々な派閥がしのぎを削った異端論争を経て、四世紀後半に三位一体の教義は確立を見る。
    初学者が誰しも躓く、この謎の多い教えについて、専門家が丹念に解説。キリスト教の根本思想に迫る。



    ■本書の目次

    はじめに

    序章 キリスト教の成り立ち

    原初の信仰形態から一神教へ/ユダヤ教徒によるメシアの待望/民族宗教から世界宗教へ/新約聖書と使徒教父文書/キリスト教の公認から教義の確立へ

    第一章 三位一体の起源

    1 三位一体という考えの由来
    史的イエスとの遭遇/ギリシア哲学の流入/旧約聖書における神の仲介者/再び、イエスとは何者か?

    2 旧約と新約の多様な相関
    イエスによる旧約の預言理解/終末論的な預言へ/予型論とは何か?/活喩法とは何か?/ペルソナ間で対話する神

    第二章 キリストの神性をめぐる議論の始まり

    1 ロゴス・キリスト論と「二つのロゴス」
    フィロンの「創世記」解釈/「二つのロゴス」説/殉教者ユスティノスと二神論問題/「二つのロゴス」説の位置づけの変容

    2 教義史にオリゲネスがもたらしたもの
    オリゲネスとは何者か?/オリゲネスへの異端宣告の背景/「ヒュポスタシス」とは?/哲学概念「ウーシアー」の神学への転用/本質存在と実質存在/長く困難な議論

    第三章 異端論争の只中へ

    1 「アレイオス論争」とは何か?
    二種類のオリゲネス主義者間の論争/三様のオリゲネス受容/アレイオス論争の発端/背景としてのメレティオス派分裂/論争の真の黒幕は誰?

    2 ニカイア公会議とその後の動向
    アレイオス派の言い分/ニカイア信条/「ホモウーシオス」とは?/ニカイア以降の新たな論争の布置/アンティオケイアのニカイア支持派

    第四章 教義理解の深まり

    1 バシレイオスの神理解
    カッパドキア教父とは何者か/バシレイオスとエウノミオス/ウーシアーとヒュポスタシスの混用/「不生性」をめぐるエウノミオスの論点/神の不可知性に拠るバシレイオスの論駁/二つのエピノイア論/バシレイオスのウーシアー観の揺らぎ

    2 神の本性から神の働きへ
    プロティノスの影響の有無/若年の習作『霊について』/力動的ウーシアー観への展開

    3 ナジアンゾスのグレゴリオス独自の論法
    一神論を政治に喩えると/〈本性の言説〉と〈オイコノミアの言説〉/オイコノミアとは何か?

    第五章 三位一体論教義の完成

    1 ニュッサのグレゴリオスの三位一体理解
    兄バシレイオスの志を継いで/なぜ三神ではなく一神なのか/「プロソーポン」概念の諸相/〈顔〉から〈識別相〉へ
    /グレゴリオス独自の存在論/個体と固有名

    2 聖霊論の展開
    三位一体のエネルゲイア/キリスト論から聖霊論へ/〈聖霊〉をめぐる論争の布置/コンスタンティノポリス公会議/〈聖霊〉は世界創造に参与していたか?/〈聖霊〉の発出をめぐって/線状的序列から栄光と崇拝の循環へ

    第六章 西方ラテン世界における展開

    1 ニカイア前後の西方の動向
    東西の論争状況の異なり/テルトゥリアヌスの貢献/ヒラリウスによる「同一本質」の再興

    2 アウグスティヌスによる伝統継承と刷新
    あくまでニカイア支持派として/実体カテゴリーと関係カテゴリー/本質の一性から働きの一性へ/〈聖霊〉の二つの発出/キリストの「受肉」とは何か/キリストの神性と人性をめぐって/ニカイアからカルケドンに至る道/自己の内奥への超越

    終章 三位一体論の行方

    聖像破壊運動と最後の公会議/教会会議のその後の経緯/教会大分裂と東西関係のその後/新たな展開に向けて

    あとがき
    参考文献
  • 戦時下、いじめは大量生産されていた。
    全裸での身体検査、牢獄のごとき学童疎開、自殺率世界一位の日本軍……
    「女子と女子を向かい合わせて、往復ビンタを食らわせた」
    「犬の鳴き声を出して班内を回るのだ」
    「何が戦死なものか。彼は殴り殺されたのです」
    最新のいじめ研究があぶりだす、戦時下の暴力と現代日本の課題。
    数多くの証言と時代背景を整理し、陰惨さの実相に迫る。
  • 警察官僚、内閣情報官、国家安全保障局長として現場と政策両面からインテリジェンスに携わってきた著者が、経済、通信、基幹インフラなど「あらゆる領域が戦場となる時代」を生きる全ての人に警鐘を鳴らす。
    いかにして我が国は、戦後最も複雑で厳しい安全保障環境に立ち向かうのか。
    国家安全保障戦略や経済安全保障推進法案を読み解き、ウクライナ戦争や中東紛争を概観し、インテリジェンスなくして戦えない現代戦の様相を徹底解説
  • 雑草について調べる「雑草サークル」を立ち上げた学生たちと植物学者の大学教授によるエッセイ風ミステリー。
    本書で書かれている植物に関するデータは、実際の実験によるもの。研究などで解明されることのない“身近な疑問”について、学生たちが自ら試すことでたどり着いた「図鑑や論文では書かれることのない特性」を取り上げる。

    ------
    植物図鑑に書かれていることは、
    人間が限られた観察で書いているに過ぎない。
    言わば、一方的な決めつけに過ぎないかもしれない。
    図鑑に書かれた姿が、
    「こうあるべき」と人間の勝手に過ぎないとしたら、
    それに囚われることなく、自在に変化する雑草の、
    何と自由なことだろう。(本文より)
    ------

    『生き物の死にざま』『はずれ者が進化をつくる』など数々のベストセラーで知られる人気生物学者が描く「雑草サークルミステリー」の世界へようこそ。
  • ライプニッツは、一片の物体から得た情報によって世界の歴史をすべて見通すことも可能だという。
    この「法外な」主張を読み解くカギは「形而上学」の衣をまとった情報理論である。
    彼の形而上学は、1695年の情報論的転回をへて、晩年の『モナドロジー』に至る。
    その過程でモナド界がどのようにして、空間、時間、およびその中での現象を生み出すのかというシナリオが形成される。
    その核となるのは、神によるモナドのプログラミング、およびモナドの状態遷移が神のコードにより現象へ変換されるという「情報理論」である。
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    なぜ、いま日本はこれほど研修旅行先として人気があるのか。
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    「日本から何を学んでいるのか」を解き明かす。

    ◇「帰国したら二度と食べられない」日本の野菜に感動 
    ◇ヒロシマでの体験が忘れられない
    ◇最も記憶に残るのは親切な日本人
    ◇学生たちを感嘆させた日本のタクシー運転手
    ◇ハーバードで日本史が注目を集める理由
    ◇一気に話題をさらった山本山の発明品
    ◇人気みやげは「とらやのキャンディー」
    ◇教員が虜になった激安ジャングル「ドン・キホーテ」
    ◇日本発の型破りなビジネスモデルに驚く
    ◇「チームラボボーダレス」で体感する日本のイノベーション力
    ◇「増田德兵衞商店」が開拓した日本酒ビジネスの可能性
    ◇リーダーシップの観点から見るドラマ『SHOGUN 将軍』
    ◇ハーバードではなぜ岩崎弥太郎と渋沢栄一を学ぶのか
    ◇世界最高の経営学者が注目する豊田佐吉のエラーマネジメント
    ◇「お見合い」ビジネスに学生たちはどう反応したか
    ◇日本発の斬新なマッチングビジネスが教材化
    ◇ロボティクス企業で教員から殺到した質問とは
    ◇ハーバードの「働き方の未来」研究で注目される日本
    ◇なぜ岐阜県の中小企業の事例を学ぶのか
    ◇悩めるシニアが欧米でも社会問題に
    ◇ハーバードの教授が警鐘を鳴らす「成功依存症」
    ◇「イキガイ」ブームと新幹線清掃会社テッセイ
    ◇オムロン京都太陽が視察先に選ばれた理由
    ◇日産の危機管理能力とホンダとの経営統合計画
    ◇パンデミック下で卓越した復元力を発揮した日産
    ◇日本企業の課題は「コーポレートガバナンス
  • 電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。
    歩道の隙間、建物の陰、水面……街を歩くとあちこちで雑草に出会う。ひっそりと、ときには堂々と生きている雑草には、どんな「生きぬく力」があるのだろう? 小さな隙間に入り込むスミレ、子孫を残す工夫を幾重にも凝らしたタンポポ、生命力溢れるドクダミ、タネは出来ないがたくましく生き続けるヒガンバナ、ひっそりと冬を越すセイタカアワダチソウ。四季折々の身近な雑草を案内役に個性豊かな植物の生きぬく力を紹介。

    ◆◇◆目次◆◇◆
    はじめに

    第1章 春の野や水田で、季節の訪れを告げる植物たち
    (1)なぜこんなところに?――スミレ(スミレ科)
     春の訪れを告げる花とは?/隙間に咲くスミレ/スミレの名前の由来/巧みな繁殖方法/園芸品種としての特性
    (2)1日しか咲かない小さな花――オオイヌノフグリ(オオバコ科)
     一面に咲く花の正体/口はばかられる名前の意味とは?/口はばかられる名前をもつ仲間は?/ヒマラヤスギにも松ぼっくり/松ぼっくりの閉じ開きはどうやって?/メシベは、他の株に咲く花の花粉をほしがっているのか?
    (3)在来タンポポはほんとうにひよわか?――タンポポ(キク科)
     「ライオンの歯」とよばれる理由は?/ネバネバする乳液がからだを守る/セイヨウタンポポの繁殖力/在来種は、ひよわな植物ではない!
    (4)水上の小さな驚異――ウキクサ(サトイモ科)
     水面に浮いて漂う/驚くべき増殖力/ウキクサが秘めた、命をつなぐ“しくみ”
    コラム 気になる名前の植物たち

    第2章 夏の野や庭、池で、季節を満喫する植物たち
    (1)これもランの仲間――ネジバナ(ラン科)
     右にねじれるか、左にねじれるか/ネジバナの学名/新種が発見されて、話題に!/花が、日本では「蝶」、外国では「蛾」に、たとえられるのは?/ラン科の植物たち
    (2)夜に眠る葉――カタバミ(カタバミ科)
     ハート形の小さな3枚の葉/カタバミの仲間たち/植物は、夜に眠るのか?
    (3)植物も汗をかく?――ツユクサ(ツユクサ科)
     涼やかな青い花/1日の間にメシベが移動する/夏の暑さに負けない“しくみ”を教えてくれる
    (4)匂いで撃退――ヘクソカズラ(アカネ科)
     よく見るけれども名を知らない植物/草花も匂いでからだを守る/アカネ科の植物たち
    (5)似た名前の植物たち――ヒルガオ(ヒルガオ科)
     巻きつく草/ヒルガオの生存戦略とは/ヒルガオの仲間と思われる植物は?
    (6)旺盛な繁殖力――ホテイアオイ(ミズアオイ科)
     布袋尊のお腹/置かれた場所にふさわしく生きる!
    コラム 食べられる「夏の七草」とは?

    第3章 夏の野で、暑さに負けない植物たち
    (1)巻きひげのすごい能力――ヤブガラシ(ブドウ科)
     鳥の脚のような5枚の葉/巻きひげの力と花に秘められた巧みな工夫
    (2)群生して育つ――ドクダミ(ドクダミ科)
     毒が溜まるか、毒を矯めるか/半夏生か半化粧か/ドクダミの生存戦略/地下茎の威力/“フィトクロム”とは?
    (3)日本から世界へ――イタドリ(タデ科)
     痛みが取れる?/イギリスでは、嫌われ者の帰化植物/イタドリの生きぬく力/シーボルトがヨーロッパに紹介した意外な植物
    (4)したたか? ずるい?――イヌビエ(イネ科)
     水田で生きぬいてきた雑草/水田で気配を消しても、“脱粒性”だけは残す!
    (5)寄生植物の苦労――ネナシカズラ(ヒルガオ科)
     全寄生? 半寄生?/夜をどこで感じるのか/ストリゴラクトンによる「魔女の雑草」の“自殺発芽”
    コラム 歌に詠まれる「夏の七草」とは?

    第4章 秋の野で、季節を魅せる花を咲かせる植物たち
    (1)日本では有用植物、アメリカでは?――クズ(マメ科)
     花も根も身近/クズのすごい成長力を支えるのは?/アメリカで、“侵略者”とよばれても!
    (2)花だけがポツンと咲く――ヒガンバナ(ヒガンバナ科)
     同じ時期、同じ場所で咲く花/「ハミズハナミズ」とは?/土地と光の奪いあいを避けて、生きる!/長くたくましく生きている秘訣とは?/なぜ、お墓に多くあるのか?/競争を避けても、負け組ではない!/なぜ、ヒガンバナにはタネができないのか?/どうして、ヒガンバナの花は、秋の彼岸に咲くか?
    (3)嫌われ者も今では――セイタカアワダチソウ(キク科)
     帰化植物の代表/大繁茂する生存戦略とは?/“ロゼット”の利点とは?
    コラム なぜ、植物の名前はカタカナで書くのか?

    第5章 秋の野で、季節を演出する植物たち
    (1)生き物の姿に学ぶ――オナモミ(キク科)
     ひっつき虫の代表/バイオミメティクス
    (2)秋の野に揺れる――エノコログサ(イネ科)
     子イヌの尻尾/「C4植物」とは?
    (3)秋を象徴する草――ススキ(イネ科)
     スクスク伸びる/生きた証「プラント・オパール」
    コラム イチョウの学名

    第6章 冬の野や庭で、寒さに負けない植物たち
    (1)風雪に耐える――タケ(イネ科)とササ(イネ科)
     タケが枯れるとき/ネザサの全面開花/タケとササの生きる力
    (2)意外なシダ植物――スギナ(トクサ科)
     早春に伸びてくるもの/地下茎の恩恵を受ける植物/トクサもシダ植物
    (3)日本産のヤシ――シュロ(ヤシ科)
     高く高く伸びる/無駄のない植物
    コラム 運をもたらす“冬至の七草(種)”

    おわりに
  • 高齢者医療を支えてきた中規模病院が、次々に破綻している。
    コロコロと変わる厚労省の政策に翻弄され、著者の病院も一時は破綻寸前まで追い込まれた。

    本書は、高齢化した下町の病院長だからこそ見える医療制度の過酷な実態を明らかにし、この国の医療と介護をダメにした原因を指摘。日本の医療崩壊を大胆に予測する。
    あと5年で行き場のないお年寄りが街に溢れることになる。
    地獄を回避したいなら、いまが最後のチャンスだ。
  • 花の色、葉の形、茎の長さなど植物の「見かけ」はどのように作られているのか。種の多様性はどうして生まれるのか。
    「遺伝子による制御」という視点から、疑問が解明されつつある。
    その鍵を握るのが、突然変異体の研究である。
    栽培品種作出にも重要なこの研究は、新材料アラビドプシス(和名シロイヌナズナ)を得て世界的ネットワークへと拡大した。

    野外研究とバイオテクノロジーの融合が生んだ遺伝子解析最前線の息吹を生き生きと伝える。

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