『新シリーズ55%還元 全対象作品、ハーレクイン、0~10冊(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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「どこかでお会いしましたか?」愛しい男性の心ない言葉を聞いた瞬間、ブライアニーは屈辱のあまり、彼の頬を平手打ちしていた。5カ月前、島を購入したいと訪れた会社社長のラファエルと彼女はまたたく間に恋におち、夢のような時を過ごした。だが、契約書を手に本社に戻ったはずの彼から、その後連絡はなかった。まさか、ラファエルは島を手に入れるために私を誘惑しただけ?妊娠に気づいた彼女は、必死に悪い想像を打ち消し、彼を待ち続けた。そして、やっと意を決して彼に会いに来たのに……。続くラファエルの告白に、ブライアニーは耳を疑った。「事故の後遺症で、君についての記憶をなくしたのかもしれない」■人気絶頂マヤ・バンクスが描くミニシリーズ4部作、〈誘惑された花嫁〉がスタート!魅惑の大富豪たちの恋とその代償は――?
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フィリーはロンドンの病院で働く優秀な看護師。友達も多く、患者からも慕われ、医師からの信頼も厚い。しかし国家公認看護師の最終試験に合格しても、無神経な継母と妹たちからお祝いの言葉はなかった。ほかの同僚はみんな、家族や恋人に祝ってもらえるのに。寂しい思いを隠して、フィリーは一生懸命仕事に励んだ。勤務が終わったころ、彼女は待ち人がいることを告げられる。言われた場所にいた男性には、見覚えがあった。今朝、エレベーターで手伝ってくれたすてきな人。なんと彼の用件とは、お祝いもかねた食事への誘いだった。
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★ひそかに思い続けた男性からのプロポーズはロマンチックな夢とはかけ離れて……。★マティーは学術書の翻訳の仕事に打ち込み、家に閉じこもりがちだが、控えめで穏やかな人柄は人の心を和ませる。それを知っているのは幼なじみのジェームズだ。父親の跡を継いでマティーの父と建設会社を共同経営する彼は社交界の花フィオナとの婚約でゴシップ欄をにぎわし、わずか二カ月後の破局で、またもやさんざん書き立てられた。ジェームズに同情を覚えていたマティーは、クリスマス休暇に押しかけるという彼を快く受け入れる。ジェームズは静かな数日を過ごしたのち、出発の朝、切り出した。「ぼくと結婚してくれないか」これは悪い冗談?それとも、フィオナへのあてつけ?少女のころからずっとジェームズを愛してきたとはいえ、こんなプロポーズをすなおに受け入れられるものですか!
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テキサス州で一、二を争う名家の娘モーリーは、みずからの手で人生を切り開くために、自分のことなど誰も知らない牧場で仕事を見つけて働き始めた。だが、お嬢様育ちのせいか失敗の連続で、短気な雇い主のマロリー・カークにしょっちゅう怒鳴られている。そんなある日、激怒した彼から罰するようなキスを浴びせられ、モーリーは生まれて初めての衝撃を覚えたが……。■ダイアナ・パーマーの新しいミニシリーズ〈ワイオミングの風〉がいよいよスタートしました! 第1弾は、ワイオミング州で牧場を経営するカーク3兄弟の長男マロリーの物語をお届けいたします。〈テキサス探偵物語〉の懐かしい面々にもご注目ください。
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タラは2人の妹たちと一緒に、シドニーでブライダル関連のビジネスを営んでいる。完璧なプロポーズやウエディングを演出するのがタラの仕事だ。ある日、社交界の大物パトリック・キーンから依頼を受けたとき、タラはひどく落ち着かない気分になった。彼は今まで会ったことがないほど印象的な男性だったのだ。心をかき乱されながらも、やがてタラは不審な点に気づく。今回の依頼には関係者の思惑が複雑にからみ合い、ふつうの場合とはまったく勝手が違うようだ。でも、私はプロとして淡々と仕事を進めるだけだわ。ところがタラの思いをよそに、事態は信じられない展開を見せた。★★
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イギリスの旧家の娘であるエヴィのおなかには今、恋人の子がいる。しかし、彼女はそのことを相手にきりだせずにいた。子供の父親は、アラブのプリンス、シーク・ラシードだからだ。この2年間、2人の関係は世間の好奇の的であり、両家の頭痛の種だった。どんなに愛し合っていても、ラシードはいずれ首長国を統治し、一族の女性を妻にするさだめを負っている。誇り高いエヴィは、子供を盾に結婚を要求するつもりはなかった。別れを覚悟で妊娠を打ち明けると、彼は結婚しようと言う。ところが、ラシードとほかの女性との婚約が発表され――。■一度は結婚を口にした恋人が故国へ戻って音信不通になり、絶望の淵に陥るエヴィ。そんな彼女にさらなる信じられない出来事が襲いかかり……。名匠M・リードの2000年の名作をお届けします。
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さっきから熱いまなざしをそそいでいるあの男性はだれ?アルバイト先のバーで歌いながら、ジャニュアリーは気もそぞろだった。休憩に入ったとたん、案の定その男性が近づいてきた。彼はマックスと名乗り、うっとりした目をしていきなり言った。「君は一目惚れを信じるかい?」こうして見ると、自信に満ちた裕福そうな男性だ。でも……。今夜の仕事が終わるまで待っていると言うマックスに、ジャニュアリーは警戒心をつのらせ、彼をまいてさっさと帰宅した。ところが、マックスは翌日の夜も悪びれずにバーに現れた。私にしつこくつきまとうこの男性の目的はなんなの?■亡き両親が遺した農場を一生懸命に守るカレンダー家の3姉妹の前に、傲慢なヒーローが次々と現れて彼女たちを愛の渦に巻き込みます。
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大都会シカゴで、ローリーは期待に胸を膨らませていた。もう、いい子は卒業。今日からわたしは自立した自由な女性になる。思いどおりにふるまい、欲しいものはなんでも手に入れるのだ。まずは人々を引きつけてやまない本『恋の綱渡り』に従い、セクシーな冒険をして、女性としての喜びを知りたい。だが、病弱な祖母を残してシカゴに出てきた理由はもうひとつある。十五歳で家を飛び出し、この町で暮らしているはずの双子の姉、ミッキーを捜し出して一緒に新しい生活を始めたい。なにがあっても、ふたつの夢をかなえよう。意を決してローリーは、まだ見ぬ家主の待つ部屋のドアを叩いた。
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また、私を見ている。サヴァンナは野外に設けられたダンスフロアの向こう側に、ちらりと視線を走らせた。謎めいたハンサムな男性が椰子の木に寄りかかっている。二十代最後の冒険として、カリブ海に浮かぶ美しい島に一人で来ていた彼女は、気をつけなさいという警告の声を無視した。男性との本当に親密なひとときを一度ぐらいは経験してみたかったから。「踊ってくれませんか?」魅力的なほほえみに誘われるまま、その男性に自分の手を預ける。星空の下のダンス。高価なシャンパン。情熱のままに交わした熱い口づけ。夢のように完璧で、ロマンチックな夜だった。そして、どうしようもないほど彼に惹かれていった。だが、魔法の時間は瞬く間に過ぎ、サヴァンナは別れも告げずに島を出た。このとき忘れられない思いを抱いていたのは、彼女一人ではなかった。
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看護師のアリソンはドクターのケインを慕っているが、彼は富豪一族の一員で、雲の上の存在だ。ただ仕事の苦労や悩みを聞いてあげることだけが、彼女にできる唯一の愛情表現だった。ある日、いつもより深刻な顔をした彼を見て、アリソンは自宅に招いて話を聞くことにした。だが、彼を慰めるうちに、純潔を捧げてしまう。気まずさから縁を切られることを覚悟した彼女をよそに、ケインはあまりにも衝撃的な言葉を言い放った。「僕と結婚してほしい。君を妊娠させた可能性もあるから」★富豪一族シリーズ新シーズンが今月よりスタート! 今まで存在を知られていなかった、フォーチュン家の血統を受け継ぐ者たちが次々に発見されます。D.パーマーの『テキサスの恋』新作の冒頭を巻末に掲載しています!★
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ぼくは愛なんて信じない。女はみんな嘘つきなんだ!
ラーマン国際銀行ロンドン・オフィスの最上階で、頭取代行のシーク・ラフィク・アル・カディムは机に新聞を叩きつけた。一面には自分のセックスフレンドが他の男と結婚するというゴシップ記事が載っている。やはり女は裏切る生き物なんだ!8年前に最愛の女性に裏切られて以来、ラフィクは女性に期待するのをやめた。信じたところで自分が傷つくだけ…。その時扉が開いた。そこには8年前に別れたときから会っていないメラニーの姿があった。今さら何をしに来たんだ? ぼくをまただまそうというのか? -
ある九月の月曜日。ジェインは朝から災難続きだった。セクシーな夢を見て寝坊し、出勤途中には大雨に遭った。憂鬱な気分に、さらに追い打ちをかけたのは、勤め先の宝石販売会社が何者かに乗っ取られるという噂だった。両親を亡くし、弟と妹を大学に通わせるために働く彼女は、リストラに遭うことを憂えて、冗談半分に同僚に言った。億万長者と結婚して別れる際に慰謝料をもらえたら、と。偶然その言葉を聞いた町の名士のエリックは、内心、小躍りした。彼女こそぼくが求めていた女性だ!これで、祖父が残した遺産相続の条件は満たされる!一人の女性だけに永遠の愛など誓えないプレイボーイと、家族を守るためにお金が必要な、恋におくてな女性。利害が一致したとき、ふたりの狂想曲が始まった。
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きらびやかな宮殿の中庭に腰掛けたイブは、新しい仕事の申し出を受けてためらっていた。つい最近までアメリカから出たこともなかった自分に、地中海に浮かぶ小国の王室の厩舎マネージャーが務まるだろうか。だが、心配なのは責任の重さや王室のしきたりだけではない。彼女の雇主――ステファン王子の存在だ。指図するのが当然のような、尊大な振る舞いに苛立ちながらも、イブは力と知性を兼ね備えた王子に惹かれずにはいられなかった。そして売り言葉に買い言葉で仕事を引き受けたとき、ようやく気づいた。島に囚われた今、彼の魅力から逃れる術はないのだと。■仕事はうまくやりたい半面、ステファンとは距離を置きたいイブ。ところが事はそううまく運ばず……。人気作家リアン・バンクスの描く、情熱的な王子の誘惑をご堪能ください。
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きっと幸せになれると信じていたのに。ラニは母の故国ラヒリの王の求婚を受け、王妃となった。貧しい村娘に訪れた幸運を、周囲の誰もが羨んだが、冷酷な王がラニを愛する日はこなかった。ラニは孤独に耐え、王妃の役割を演じ続けた……。5年後、国王が急死し、葬儀のため王の弟アルン・ジャヒールが帰国した。ラヒリの法律に従い、世界的に有名なこの魅惑のプレイーボーイと、ラニは結婚することになる。アルン・ジャヒールに見つめられた瞬間、ラニの体を今まで感じたこともない熱い渇望が駆け巡った。■ジェニファー・ルイスのロイヤル3部作〈王宮のスキャンダル〉――3人のプリンスたちが波瀾を乗り越え、真実の愛をつかみとる情熱の物語です。
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初めて愛した人に、すべてを捧げた。
まさか……騙されていたなんて。
レイチェルは父親のため、品行方正な娘として生きてきた。決められた婚約者アイアス・クーロスはギリシアの大富豪で、そこに愛はなくても、結婚を拒否する理由などなかった。独身最後の思い出に旅したコルフ島で、アレックスと出会うまでは。ふたりは激しい稲妻に打たれたようにひと目で惹かれあい、眩暈のするような時間を過ごした。そしてレイチェルは捧げた――未来の夫のために守りとおしてきた純潔と、心からの愛を。だが翌朝、アレックスがその正体を現す。彼は運命の人などではなく、宿敵アイアスに復讐するためだけにレイチェルを誘惑した、大金持ちの投資家アレクシオス・クリストフィデスだったのだ!過ちはそれだけでは済まなかった。レイチェルは妊娠してしまい……。■『身代わり花嫁のため息』で結婚式を逃げだした姉レイチェルの物語をお届けします。婚約者の宿敵の子を宿し、姿を消さざるをえなくなったレイチェル。けれど復讐のためだけに彼女を誘惑したはずのアレックスが結婚式に現れ、花嫁を連れ去った理由は――? -
ベスはロデオのレースに出るため、評判のトレーナー、ジェドに訓練を受けている最中だ。しかし彼はベスをわがままで気まぐれな小娘だと軽蔑し、冷ややかな態度をとり続けている。なんとかしなくてはと思ったベスは、ふたりきりで車に乗っていたときに、ある行動に出た。「あなたに触れる練習をしたほうがよさそうね」シートベルトをはずし、運転中のジェドに体を押しつけたのだ。「何をやってるんだ! 自分の席に戻れ!」動揺するジェドを、ベスはさらにからかった。「あなたって優しくないのね」その瞬間ジェドは乱暴に車を止め……。
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彼女もあんな顔で式を挙げたくないでしょう──元婚約者の心ない言葉を思いだし、リリーは涙をぬぐった。事故のせいで頬に残った醜い傷跡にそっと触れる。いっそのこと、誰も知らない土地に行って人生をやり直そう。そう思った矢先、ふと新聞の求人記事に目がとまった。“料理人求む。オクラホマ州クリントン”秘書の経験しかないリリーだったが、応募に迷いはなかった。そして雇い主の大牧場主ケイスに会った瞬間、彼女は確信した。ロサンゼルスからはるばるここに来たのは、間違いではなかったわ。ケイスはたじろぐこともなく、澄んだ目でリリーを見つめていた。
■シャロン・サラの真骨頂、さわやかな涙と感動を誘うロマンス。 -
空港で、ローレルは癒えない心の傷を抱えたまま立ち尽くした。滑走路に乗りつけた車から降りてくる、長身の男性に目をこらす。クリスチアーノ。見るだけで胸が締めつけられる夫の姿がある。子どもを流産したとき、夫は連絡さえくれなかった。大会社を背負っているとはいえ、初めての子どもだったのに――冷たいクリスチアーノに耐えきれず、ローレルは家を出たのだ。いま、2年の別居の末に、離婚をするため戻ってきたローレルを、彼は何事もなかったかのように見つめ、掠れた声で囁いた。「今晩は君のホテルに泊まる」
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★今宵は万聖節前夜、死者の魂が眠りから目覚めるとき……。★七年間アイルランドで戦い、先ごろ帰国したマークのもとに、かつての主人サー・ブランドンから、緊急の呼び出しがかかった。落馬して腰骨を折った彼に代わって、苦境に陥ったかわいい娘ベルを救ってほしいというのだ。ベルはまさにマークの天敵とも言える存在だった。彼は昔、木の上で少女だったベルにキスをせがんで突き落とされ、利き腕を骨折した。あれ以来、彼女の姿は見ていない。聞けば、亡夫の兄の手で塔に幽閉されているというではないか。あの気の強いベルがそんな目に? まったく信じられない!頼みを引き受けたのも、領地を分け与えると言われたからだが、ボディアム城で痩せ細ったベルを目にした瞬間、マークの頭から褒美のことは消えた。かよわいベルを救い出そう――万聖節の前夜に!■テューダー朝のイギリスを描く壮大なキャヴェンディッシュ年代記も、いよいよ十六世紀半ば、ブランドンの子供たちの世代に突入。新たな顔ぶれも登場して、ますます見逃せない!
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ジゼルはある日、自分の店に現れた男性を見て息が止まりそうになった。エミリオ! 2年前、2人が結婚式を控えた直前、ジゼルとおぼしき女性のあらわなセックス映像が世間に出まわり、スキャンダルを嫌った彼は一方的に私を捨てたのだ。もう顔も見たくないのに、いったいなんの用なのだろう?どうにかその場では追い払ったものの、翌朝、店の立ち退きを迫られ、ジゼルはその黒幕がエミリオだと知る。思わず彼のもとに押しかけ、怒りをぶつけたジゼルに彼は静かに告げた。イタリアで1カ月、一緒に過ごしてくれれば100万ドルを払おう、と。わけがわからないながらも、せめて彼を困らせたくてジゼルは同意した。「いいわ。ただし報酬は200万ドルよ」■いつも情熱的でセクシーなストーリーを届けてくれるメラニー・ミルバーンの2部作のミニシリーズ1作目です。存在も知らなかった双子の姉妹それぞれの波乱に満ちたラブストーリーです。
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亡き父の遺言状はマリアにとってあまりに衝撃的なものだった。父ともほかの姉妹とも血のつながりはなく、それぞれの複雑な生い立ちが明らかになったのだ。マリアは動揺しつつも、過去と向き合う決意をする。実の母が何者かに殺されていたなんて──マリアは故郷に戻り、地元の刑事ボディの協力を仰いで母の軌跡をたどった。次々と現れる真実にマリアが打ちのめされるたび、ボディは彼女を励まし、ときには情熱的に癒やした。だが、2人の間に強い絆が生まれかけたとき、運命はまたもマリアに残酷な試練を与えようとしていた……。
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ロンドンの豪華なホテルのロビーでひと目見た瞬間、アレーナは全身がとろけ、たちまちその男性のとりこになった。彼の名はキリル、ロシアの実業家だという。勇気を出して声をかけたものの、冷たくあしらわれ、アレーナの初恋はたちまち消え去ったかに思えた。ところが、彼女の姓を知ったとたん、キリルの態度が一変する。「きみとの再会を期待しているよ」この人なら、きっと本物の恋の喜びを味わわせてくれる。うぶなアレーナは天にも昇る心地だった。だが、彼の真の狙いは競争相手の彼女の兄を出し抜くことにあった……。■昨年12月、惜しまれつつ、その生涯を閉じたペニー・ジョーダン。ハーレクイン・ロマンスでは、追悼特集として今月から4カ月連続で彼女の作品をお届けします。
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ブラックストーン伯爵ドミニク・ヴォーンは、最近賭で手に入れたばかりの賭博クラブに顔を出して目を疑った。雇った覚えのない仮面の歌姫が舞台で甘い歌声を響かせていたのだ。女などトラブルの元になるだけだと心得ているドミニクは、彼女を追い出すつもりで控え室を訪れた。そこにいたのは息をのむほど美しい、金髪の可憐な乙女。しかもその洗練された所作はあきらかに良家の子女のものだ。取り巻く男たちの好色な視線にも気づかずに、危険に身をさらしている彼女をなぜか放っておけず、ドミニクは忠告を与えた。無防備な唇を口づけで封じて。■父親の急逝により、突如現れた後見人に“誰かひとりと結婚する”という言語道断な申し出をされた伯爵家の3姉妹。次女カロラインは家を飛び出しますが……。3姉妹の情熱的な恋の幕開けです。
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「1日だけ、わたしと入れ替わってくれない?」フロリダで出会ったエメリーヌの頼みに、ハンナは仰天した。確かに顔は瓜二つで、身長も年齢も同じだけれど、エメリーヌはブラバント国の王女、わたしとは育ちが違う。即座に断ったものの、深刻な事情があるらしい王女に泣きつかれ、数時間という約束で、ハンナは身代わりを引き受けた。ところが、エメリーヌは2日たっても戻ってこず、ハンナは王女になりすましたまま別の国へ飛ぶ羽目になった。訪問先のラグヴァ国で彼女を待っていたのは、エメリーヌの婚約者だという、国王のゼイルだった。■かわいいヒロインとセクシーなラブストーリーを描くのが得意なジェイン・ポーターの久々の新作をお届けします。なんと、プリンセスの身代わりとなってしまったヒロインは……。
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デイジーは、初恋の男性で今は有名な実業家ジャスティスと再会した。事故で記憶の一部を失った彼はデイジーを覚えてはいなかったが、二人は情熱を分かち合った。その直後、ジャスティスは記憶を取り戻し、彼女を責め立てた。「君のせいで、僕の人生はめちゃくちゃになった!」あの夏、二人は惹かれ合い一線を越えた――それは厳格な彼女の両親の知るところとなり、ジャスティスは進学の夢もあきらめ、町を追われたのだった。真実を知ったデイジーは罪悪感に苛まれ、逃げるように部屋を出た。彼とはけっして結ばれない運命なのね。しかし、1年半後……。■恋しさのあまり、冷たくあしらわれるのを覚悟でジャスティスに会いに行ったデイジー。娘が生まれた事実を彼に告げると……?! とびきりホットなクリスマス・ストーリーをお楽しみください。大御所、デイ・ラクレアの筆が冴えます!
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私はとりあえず避難しているのであって、逃げてきたわけではない。ミランダは朝、留守を預かる家で目覚めると、気持ちを奮い立たせた。でもまさか思いを寄せる職場の元同僚が、妹の結婚相手だったなんて。とにかく私は失恋した。今はこの家の留守を守る仕事に専念しなければ。そのとき何か温かいものに手が触れ、ミランダはゆっくりと振り向いた。同じベッドに、裸同然の見知らぬ男性が横たわっている!眠っている間に、誰かがもぐりこんできたの……?やがてその男性が、深夜に家を訪れた家主の甥のジャンニだと知るが、彫像みたいに完璧な体が目に焼きついて、彼の姿が忘れられなくなる。それは、彼女の眠る姿をまのあたりにした、ジャンニもまた同じだった。■たちまち惹かれ合いながらも、女性には一時の快楽しか求めずにきたジャンニ。ミランダが彼のそんな生き方を知ったとき……。様々な誤解を越えて結ばれる、恋人たちの物語にご期待ください。
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リリーの胸は押しつぶされそうだった。結婚願望のない恋人、ダニエルと別れる決意をしたばかりなのに、父親が突然亡くなり、とんでもないスキャンダルが発覚したからだ。打ちのめされ、疲れきったリリーに、ダニエルは優しかった。「ぼくを頼ってほしい」と耳もとでささやかれ、甘いキスをされたら、拒否などできはしない。そんなときリリーは美しい屋敷を相続し、ひとりで住もうと決める。いや、ひとりではない――おなかにはダニエルの子供がいる。だからこそ、彼とは別れなければならなかった。愛してくれない男性を、想い続けるのはつらすぎるから……。■作家競作6部作〈狂熱の恋人たち〉がスタート! 人気作家による名門一族のスキャンダラスな恋物語をお楽しみください。トップを飾るのはボス&秘書、シークレットベビーなど人気テーマが得意なキャシー・ディノスキー。
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有名病院で看護師として充実した日々を送るヴェリティは、ある日新たに転任してきた医師を見てわが目を疑った。ベネディクト──今でも忘れられない初恋の人。愛し合っていたはずなのに、彼は突然私の前から姿を消した。その後、妊娠に気づいた私は両親にも勘当され、一人で娘を産んで育ててきたのだ。そのときについた心の傷は今も癒えていないけれど、それでも彼を前にすると全身のほてりを抑えられない。だが次の瞬間、彼が言った言葉を聞いてヴェリティは凍りついた。「今日、僕の助手を務めてくれる君の名前は?」■セクシーで情熱的なラブストーリーが今や大好評を得ているシャロン・ケンドリックの初期作品を初邦訳でお届けします。純粋なヒロインの一途な恋のゆくえはどうなるのでしょうか?
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疎遠な双子の妹ナターリャが事故にあったという知らせを受け、ナターシャは病院に駆けつけた。ところが妹はぴんぴんしていて、婚約者だという著名な弁護士チェイスが意識不明で横になっていた。重傷のチェイスは、助かっても体に障害が残るかもしれないと聞き、ナターリャは指輪を外し、彼を見捨てて病院から出ていった。ナターシャは放っておくことができず、そばで彼を見守った。時間がたち、うとうとしはじめた耳に苦しげな声が聞こえた。チェイスが目を覚ましたのだ。「ナターシャ……」私の名前を呼んでいる。ああ、また妹が私の名前を使ったんだわ。ナターリャは以前から姉の名が気に入っていた。彼は、しっかりとナターシャを見つめてまた名前を呼んだ。事情はあとで話そう。このシルバーグレーの目に笑みが戻ったときに。そう思ったとたん、体の奥に眠っていた感覚がうずきはじめた。
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★いったい彼女は双子の姉なのか、妹なのか?ラファエラなら人妻、でもレイチェルなら……★旧友ルークから、中米で墜落した自家用機の捜索を依頼され、マイカ・ドレイクは早速現地へと赴いた。飛行機にはルークの妹である双子のラファエラとレイチェル、そしてラファエラの幼い娘二人が乗っているはずだ。しかし、事故現場にはパイロットと女性一人の遺体しか見あたらず、子供たちの姿もない。ルークの話では、姉のラファエラは気が強く、派手で浮気性、妹のレイチェルは子供好きで地味な、おとなしいタイプだという。だからこそ、装身具を何も身につけていない遺体を見て、死んだのは妹のほうだと即座に断定したのだ。やがて子供連れの若い女性を捜しあて、彼女の勇気と美しさに、感動と場違いな欲望を覚えたとき、マイカはふと疑問を感じた。この女性は本当に姉のラファエラなのか?その問いに彼女はこう答えた。「わからない。何も思い出せないの」
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休暇を終えて戻ってきたクロエは、家政婦として再び働きはじめた。職場は富豪一族が別荘として使う屋敷で、訪れる者は少なかった。だが、その日はプールに人の気配を感じて、はっとする。まさか、エイドリアン? 私の休暇中に事故で亡くなったはずなのに!彼女は立ちすくんだまま、日に焼けた体で泳ぐ男性を見つめた。やがて彼が誰なのか気づいてほっとする。この別荘の主人、デクランだ。彼はエイドリアンの兄で、カーステアズ家の事業を担う辣腕経営者。水から出た彼のたくましい腿には、長い傷跡が走っているのが見える。サングラスをかけ、頬にも傷のあるデクランの前に、クロエは進み出た。そしてすぐ、彼の目がほとんど見えていないことに気づく……。
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★たとえ禁じられても愛の炎は燃え続ける。ひそかに、熱く、激しく……。★十八歳でスーパーモデルとなったリディアは華やかな生活の中でブレインと出会い、たちまち恋に落ちた。婚約したのもつかの間、二人の仲を残酷にも引き裂いたのはブレインの父で実業界の大物ヘンリー・コールドウェルだった。二人がどうしても別れなければならない理由――それはヘンリーの口からリディアだけに語られ、彼女は黙ってブレインの前から姿を消した。あれから十三年。リディアはモデルとしてのキャリアを捨て、今では子供の世話を引き受ける人材派遣会社の共同経営者だ。あるとき、バミューダで十二歳の少年の世話をする仕事が舞い込み、彼女はリフレッシュを兼ねてその仕事を自ら引き受けた。バミューダの青い空の下で待っている少年の父がブレインだとは夢にも思わずに。
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大手リゾート開発会社のPRを担当するリリーは難題に直面していた。社長であるゲージ・フォレスターの妹に不倫報道が出たのだ。仕事を請け負って4カ月、会社のPRは順調に成果を上げているが、とくに女性の側のスキャンダルは振り払うのがむずかしい。リリーが頭をかかえていると、ゲージは驚くべき提案をした。妹からマスコミの目をそらすため、自分が結婚を発表するというのだ。確かに彼は日ごろゴシップ紙を賑わせているプレイボーイの富豪。結婚がトップ記事になることは確実だが、彼に恋人はいないはず……。いぶかしげにゲージを見やると、青い瞳がひたとリリーをとらえていた。彼の端整な顔にゆっくりと笑みが浮かんだ。「僕と結婚してほしい」■愛や結婚を信じられず、他人と深くかかわるのを避けてきたゲージとリリー。“婚前旅行”で訪れた南の島で、似た者同士のふたりの距離は急速に縮まるものの……。期待の新人作家が描く、切なくも甘い、濃密なロマンスをどうぞご堪能ください。
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★平民との結婚は、だめ! だめ!かくして王さまの恋は燃え上がった。★アドリア海に面した美しい王国モンロヴィア。ハンサムでお金持ち、おまけに知的なモーガン国王は、理想の結婚相手として女性たちのあこがれの的だった。お城の絵画の修復のためにアメリカから派遣されたスザーナも、有名な国王を一度は間近で見たいと思っていたが機会がない。ところが、ある日、溶剤にまみれて一心に作業していると、だれかがアトリエに入ってきて彼女の後ろに立った。「いつもそんな絵筆を使うのかい?」男の低い声が尋ねる。黙っていると、質問は次から次へと続いた。スザーナは苛立ちを抑えきれなくなった。「悪いけど、まわりをうろついて仕事の邪魔をしないでくれる?」「それが国王の特権なんでね」スザーナがあわてて振り向くと、モーガン国王が微笑んでいた。
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仕事……事務職……社長秘書。この私が?ケイトリンは途方にくれていた。今まで一度も働いたことはない。その必要がなかったのだ。大金持ちのお嬢様だったのだから。ところが父が急死し、状況は一変した。どうしてパパは一人娘の私に一セントも残さなかったの?いいえ、一つだけ残してくれた。子会社の社長秘書という仕事を。手元には一ドル札しかなく、食べるものにも事欠く状態だ。働く以外に、生きる道はない。ケイトリンの運命は〈コンピュソフト〉という会社にかかっていた。そして、意地悪で傲慢なおじいさんと思われる社長に。だが、社長のジョゼフ・ブラウンリーは若くてハンサム、しかもセクシー。当たっていたのは“意地悪で傲慢”だけだった。彼の下では働けない……遅かれ早かれ言い寄られるわ!
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超過勤務に続くパーティのあと、熟睡していたホリーは玄関のベルに眠りを妨げられた。色気も何もないストライプのパジャマ姿でドアを開けると……そこにはなんとニール・ウェズリーが!大学時代、姉ロウィーナと親しかった彼は、ホリーの憧れの人だった。元F1レーサーで今は出版社を経営、いずれ爵位を継ぐ身分でもある。ニールは結婚を迫る女性から逃げるため、ロウィーナに今夜だけフィアンセになりすましてほしいと言いに来たのだ。あいにくロウィーナが不在と知り、彼はホリーにその役を頼んだ。ニールと私が熱烈な恋愛中? そんな嘘が通用するのかしら?疑心暗鬼のホリーに対して、ニールはきわめて楽観的だった。しかも彼はホリーにキスをした――熱く激しいキスを。
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サマンサは、とびきりハンサムでセクシーな社長ガイの秘書。胸に秘めた切ない思いがいつか報われる日を夢見てきたけれど、ボスは他の女性たちとの戯れの恋にうつつを抜かしてばかり。ついに耐えきれなくなって、彼女は辞職を願い出た。数日後、父親の入院騒ぎに動揺したガイが妙なことを口走った。結婚する気はさらさらないが、経済的な援助以外の要求をせず、僕の子供を産み育ててくれる女性を探してくれないか、と。サマンサの頭に、最高にエキサイティングな考えがひらめいた。彼女は努めてさりげなく言った。「だったら……私ではどう?」●本書は、1996年4月に小社より刊行された作品を文庫化したものです。
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売れっ子モデルのスーキーは、撮影のために南フランスへやってきて、この世で一番会いたくない人物に会ってしまった。パスクアーレ――最も魅惑的だが、最も残酷でもある男。十七歳の夏、同級生の自宅に招待されたときに出会い、スーキーは友人の兄パスクアーレに夢中になった。けれど、積極的に身を投げ出した彼女を、パスクアーレは冷たく拒絶して追い出してしまった。七年ぶりに再会した彼は、今度は自分から強引な台詞を口にした。「相変わらず男好きらしいな。どうせなら僕の愛人にならないか?」なんてことを! 確かにあれこれゴシップを書きたてられているけれど、どれも根も葉もない噂にすぎないわ。スーキーはきっぱり断った。だが、彼は君を必ず自分のものにすると宣言して去っていった。
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個人の患者に付き添う派遣看護師として働くイゾベルは、壮大な屋敷で、緊張しながら雇い主を待っていた。現れたドクター・トーマス・ウィンターはハンサムだったが、イゾベルをひと目見て顔をしかめ、若すぎて不適格だと決めつけた。トーマスとともにストックホルムを経てポーランドへ渡り、彼が幼いころ世話になった養育係(ナニー)を引き取りに行くのだが、脚が悪く気むずかしい老婦人を、彼女には扱えないと言うのだ。イゾベルはくじけそうな心を奮い立たせ、大丈夫です、と請け合った。このときは想像もしなかった。まさかトーマスに恋をするなんて。そして、美貌の婚約者がいる彼は、決して振り向いてくれないことも。■穏やかな作風で読者の心を潤すベティ・ニールズ。謎めいた年上の男性に翻弄されるようにヨーロッパ各地を転々とし、一生懸命期待に応えようとしているうち、いつしか心は彼にとらわれていて――そんなヒロインのいたいけな心が甘酸っぱい、至極の初恋物語です。
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フレイアは平凡な毎日にいや気がさしている。そこで、二十七歳の誕生日を前に“危険な火遊び”をすることにした。お相手として選んだのはダン・フリーア。彼女の働く新聞にも寄稿している、とびきりハンサムな敏腕記者だ。自宅で誕生日パーティを開くことにして、フレイアは彼を招待するが、驚くほど簡単に誘惑作戦は成功した。「二人きりになれる場所を探そうよ」ダンに耳元でささやかれ、抱き寄せられると、期待で胸がふくらんだ。ついに大人の恋ができるんだわ。しかし次の瞬間、部屋に入ってきた男性を見て彼女は目を見張った。マックス……。親友の兄マックスとは昔からの知り合いだ。だが六年前のある出来事をきっかけに、フレイアは彼を避けてきた。悪夢よ。そう思ったとたん、フレイアはその場で気を失った。
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唯一の肉親である祖父が心臓発作を起こしたという知らせを受け、メアリー・ジェーンはすぐに祖父のもとへ駆けつけた。祖父は彼女を待ち構えていて、オランダから呼び寄せたという男性、ファビアン・ファン・デル・ブロクを紹介して言った。「私が死んだら、ファビアンがおまえの後見人を務めてくれる」メアリー・ジェーンは驚きのあまり息をのんだ。私はもう二十二歳よ。なぜ後見人が必要なの?ファビアンは、見た目は満点の男性だけれど、ひどく傲慢で、まるでばかにしたように私を見ている。そんな男性が私生活に干渉してくるのは耐えられないわ!
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専属看護師として雇われた老男爵夫人の屋敷へ向かう途中、サファーの車はエンストを起こしてしまった。通りがかりの男性に助けられたものの、彼の言動は傲慢で腹立たしく、怒りを抑えてお礼を言うのが精いっぱいだった。ようやく屋敷に到着し、温かく迎えられたサファーは、心配していた男爵夫人に道中の出来事を語り始めた。再び怒りがこみあげてくるのを感じ、彼女は思わず声をあげた。「彼はまるで悪魔の王様のようでしたわ!」そう言い放ったとき、まさにその人物が現れた。驚いたことに、彼は雇い主の子息ファン・ドイレン男爵だったのだ。■古きよき時代の心温まるロマンスを描いて根強い人気のB・ニールズ。けなげで一生懸命なヒロインが、年上の謎めいた男性に翻弄される姿がいつも切なく胸に迫ります。秋のハイランド地方を舞台にした、看護師と男爵のシンデレラ・ストーリーです。
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気難しい父親の世話に明け暮れるセリーナは、つかの間の休息を求めて近くの丘にのぼった。いつもは誰もいない頂上に、見知らぬ男の人がいる。初対面なのになぜか懐かしさと親しみを覚え、彼とおしゃべりを楽しみ、久しぶりに幸せな時間を過ごした。それから間もなく、父が心臓発作で倒れ主治医が家に駆けつけた。驚いたことに、あの丘で会った男性も一緒だ。穏やかな目をした彼は、主治医の友人の医者だった。しかし再会の喜びは、すぐに新たな試練にかき消されてしまう。父の遺言で、家が慈善団体に寄付されることになったのだ。セリーナは追われるように故郷を出て、ロンドンで仕事を探し、安アパートメントに住み始めた。そんな彼女を必死で捜している人物がいるとは知らずに……。
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両親の死後、カトリーナは自分のことを後回しにして広大な地所と屋敷の管理を一手に引き受けている。あるとき、美人で甘やかされた妹が、地元の名士で幼なじみのルシアスにふられたと泣きついてきた。カトリーナは妹のために彼の仕打ちを非難するが、ルシアスはこれまで何かと彼女を助けてくれた友人でもあり、彼と仲違いすることに内心複雑な思いだった。すると妹は何を思ったのか、ルシアスを姉に奪われたと吹聴し始めた!あまりのことに呆然とするカトリーナに、彼は告げた。噂を本当にするために、これからきみと交際しよう、と。
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広大な土地で自然に囲まれて暮らす生活に憧れ、プルーは旅費をため、イギリスからオーストラリア奥地にやって来た。数カ月間、牧場のコックとして働いたが、妹の結婚式が予定より早まり、帰国しなければならなくなった。そんな折、牧場の隣人ナットがロンドンまで行ける子守を探していると聞き、一カ月だけの約束で、その仕事を引き受ける。ナットは、車の事故でこの世を去った弟夫婦の双子の赤ん坊を引き取りに行くという。男性一人で赤ん坊の世話ができるかと心配している弟の妻の両親を安心させるため、プルーはナットの婚約者のふりをしてもいいと提案した。ところが、それがとんでもない事態を引き起こすことに……。
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★朽ちかけた礼拝堂の中、メアリーはニックの指から滴る血で署名した。★「わが魂より大事な人」そう言い残して彼は戦場へと発った。メアリーは牧師の娘、ニックはかのヴェイル公爵の息子。ほんの一瞬でも彼が結婚を望み、たとえ正式でなくとも書類に署名してくれただけでメアリーは幸せだった―――その一度だけの逢瀬で新たな生命が宿るまでは。いや、その子のおかげで、この七年を生きてきたのだと言える。あのあと無事帰還したニックからは、なんの連絡もない。家庭教師として付き添うことを条件に息子リチャードをトレーウィック家に養子に出したのも、選択の余地がなかったからだ。しかしトレーウィックの妻の死後、平穏な日々は一変した。メアリーは結婚を迫られたばかりか、彼に寝込みを襲われた。そして捨て身の反撃に出た結果、裁判沙汰になったのだ。法廷に立つ彼女を救ったのは、公爵の称号を継いだニックだった。彼は古い書類を手にメアリーを指してこう呼んだ―――“公爵夫人”と。
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「きみもコンテストに出てみないか?」町の百周年記念祭の主賓として招かれたジョエルに突然声をかけられ、ケイティは仰天した。町では記念祭の時期に美人コンテストが行われる。裏方としてその準備に飛び回っていたけれど、地味な自分が出場するなんてありえない。あっさり断ったものの、ジョエルは執拗に勧めてくる。やがて彼の熱心さと魅力に負け、ケイティは出場することを約束していた。★目立たない図書館司書があでやかに変身?実力派作家J.ドルーの紡ぐ、心温まる恋物語をお楽しみください。★
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★ミシェルはカリブ海クルーズに出発した。あとくされのない、旅先の情事を求めて……★人工授精の措置を受けるミシェルにとって、問題は子供の父親の顔だった。生物学的なことはよくわかっていても、見た目も、人柄もまったくわからない。それなら、いずれ顔を思い浮かべるときのためにケビン・コスナーのような人と恋をすればいい。そう思って、カリブ海豪華客船の旅に参加し、彼女は無事目的を果たした。偶然にもケビンというすてきな男性と姓も名乗らないまま、すばらしいひとときを過ごしたのだ。ところが、旅から戻って妊娠に気づいたミシェルは、訪れた病院で医師の白衣を着たケビンと再会した。彼女の妊娠を知ったケビンは、そして子供の本当の父親は……?■束の間の恋と知りながら愛し合い、別れたあと、むなしい日々を過ごしていた二人。奇跡を信じるあなたに、ディザイア期待の新人アン・イームズが愛と笑いと感動を送ります。
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グレイスは休暇中のカフェで耳にした噂に夢中になった。連日タブロイド紙をにぎわす有名な実業家マルコが、この小さな町にある別荘にやってくるという。マルコは冷酷なプレイボーイで、次々に美女たちと浮き名を流している。その理由が、彼が孤児として愛を知らずに育ったことにあると知り、グレイスは心を決めた。彼に会いに行こう、と。そして、私の働くロンドンの慈善団体への寄付を頼むのだ。意外にもマルコはグレイスの話を聞いてくれ、翌日、もう一度じっくり話をしたいと言ってくれた。有頂天のグレイスは気づかなかった。マルコに思惑があることに。
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★映画監督の秘書として意気揚々とフランスへ。だが現実はまるで違って……。★ポリーは映画監督の秘書の仕事に応募して採用され、有頂天で南フランスにある監督の別荘へ向かった。ところが秘書とは名ばかり。実際には監督の妻にこき使われ、ある夜開かれたパーティーではメイド役をさせられる始末だった。ハリウッドスターが集まる華やかなパーティーで、フリルつきの帽子とエプロン姿のポリーはドアベルの音を聞いて、客を出迎えに玄関へ出ていった。ドアの向こうに立っていたのは……サイモン!サイモンは幼なじみで、ポリーの両親に頼まれ、自分の別荘へ行く途中、彼女の様子を見に寄ったという。サイモンが監督の妻にとって重要人物だとは夢にも思わず、ポリーは、彼とパーティーを抜け出し庭でおしゃべりしていた。それを監督の妻に見とがめられ、彼は婚約者だと言ってしまい……。
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両親が亡くなり、幼い弟の面倒を一人で見るロザリンドは、弟の誘拐をほのめかすような電話がかかるようになってから、恐怖におびえる毎日を過ごしていた。そこで彼女は、髪型や服装を変え、しばらくどこかに隠れることにした。ちょうど友人の兄マイケルが休暇をとってヨークシャーに行くので、彼の妻と偽って行動をともにすれば安全だろう。それにしても、なぜこんなことになるのかしら!五年前、ロザリンドはマイケルのプロポーズを断った。その彼に自分からお願いして、夫としてしばらくいっしょに暮らしてほしいと言うはめになるなんて。だが弟を危険から守るためには、それしか手はないようだった。
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出張に行った恋人のケインから、3週間なんの音沙汰もない──従順な恋人を演じてきたリサだが、もはや我慢の限界だった。ケインはとてもハンサムで女心をそそる危険な男性だ。けれど会社経営者の彼にとって大切なのはあくまで仕事。まるで添え物のように扱われるリサは愛されている実感がなく、自尊心も傷ついていた。彼が私に求めているのは慰めだけなの?意を決してついにリサが別れを告げると、ケインは言った。「もう一度話しあおう。びっくりさせることがあるんだ」彼のずるさに反発を覚えながらも、リサの心は揺れた。
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イギリスで看護師として働くラヴィニアの夢は、両親亡きあと伯母に引き取られた妹と、また一緒に暮らすことだ。自分たち姉妹につらく当たる伯母と早く縁を切りたい。そのためラヴィニアは思いきって、好条件で働けるオランダに渡った。落ち着きしだい妹を呼び寄せよう。勤務先の病院には、病理学の権威テル・バフィンク教授がいた。その端整な容貌と温かい人柄で、看護師たちの憧れの的だ。ある日、教授に食事に誘われて、ラヴィニアは有頂天になる。彼みたいな男性に相談にのってもらえたら、どんなにいいかしら……。そんな思いが別の感情に変わるのに時間はかからなかった。★オランダのアムステルダムを舞台に、看護師のラヴィニアと医師のテル・バフィンク教授の大人のロマンスが展開されます。
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六年前、愛してると口にしながらも、平和部隊に加わって旅立ったパウエル。彼とこんな形で再会を果たすとは。証券アナリストとしてばりばり働いていたリディアは、突然四歳のケネスと、一歳のタミ・リンの育児に追われる。親友スーザンとダン夫妻が事故で亡くなったため、遺された子供たちの後見人になる決意をしたからだ。もう一人の後見人候補は、かつての恋人でもあるパウエル。社会福祉局に、子供たちがふさわしい環境――あたたかい家庭に暮らしていけると判断してもらうためには、パウエルとの形だけの結婚でも急がなければならない。“形だけの結婚”や“口先だけの愛”など、欲しくもないのに……。
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「ぼくはきみの永遠の騎士になる」まだほんの子供のブレンナがダイナス・ブラン城の胸壁で出会った少年は、年端もいかない未熟な従者でしかなかった。それでも、彼女はそこに類まれな勇気と気高さを見て、いつか彼が立派な騎士になって迎えに来てくれることを願った。ふたりがつたない結婚の約束をしてから、十四年の歳月が流れ、今、ブレンナはあのときと同じ胸壁に立ち、かつての初恋の相手とは違う、見も知らぬ許婚の姿を待っている。いつまでも夢を追っている場合ではない。争いの絶えないこの辺境の地では、結婚は政治以外の何物でもないのだから。そう嘆いたとき現れたのが、彼――子供のころ結婚を誓ったあの人!ブレンナは運命を喜び、求め求められるまま我が身を捧げた。彼がイングランドでも有数の騎士“アイアンハート”とも知らずに。
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カトリンは見慣れない部屋で目を覚ました。頭は割れるように痛み、体中がずきずきする。そうだ。ゆうべ私のフラットで火事があったんだわ。ここは病院?カトリンは診察に来た背の高い医師を見て、目を疑った。アッシュ! 十年前、初めての恋に舞い上がる私を騙し、裏切った男。当時十八歳だった私はペンブルックシャーに住んでいた。そこに休暇で訪れたアッシュと恋に落ち、二人は激しい情熱で結ばれた。幼かった私は、この愛が永遠に続くものと思っていた。だがある日、彼はいつもの待ち合わせ場所に現れず、それきり姿を消したのだ。彼が既婚者だったという事実を私が知ったのは、そのあとだった……。二度と会うことはないと思っていた彼が今、目の前にいる。彼は私に気づくだろうか。気づいたらなんと言うだろう?そのとき、アッシュの目がカトリンの目と合った。アッシュは息をのみ、その場に凍りついた……。
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