『日本文学、ユナイテッド・ブックス、11~20冊、分冊版を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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35歳という若さで自ら人生を終えた芥川龍之介。
同時に彼の素晴らしい芸術生涯も終わりを告げましたが、短い一生の間に残した140編あまりの小説は、今なお私たちの心の琴線を揺さぶり続けています。
彼は大正時代における新現実主義の代表的な作家でした。
20世紀初期の日本の小資産階級の現実に不満をもったが出口が見つからない気持ちを表現しているという、
新現実主義の流派は、今の混迷の時代に暮らす私たちに共感できるところが多くみられます。
その中でも彼の真骨頂ともいえるのが短編小説です。
芥川のたくさんある短編小説は題材、形式において、どの作品もオリジナリティーに富んでいます。
短い紙面と2、3人の人物で、その文章の主題思想を表現し、人間の複雑で込み入った思想意識が表現されています。
芥川の短編小説は、歴史題材の作品でも現代題材の作品でも、上品な言葉、きめが細かい心理描写、巧妙な分布で彼の独特な芸術風格が表わされており、
後期の現代を題材とする作品は正直な知識人が現実の人生を探求しながら、結局、幻滅し、その後の苦悩と絶望の気持ちを表現する。
いずれにしても、彼の大部分の作品は人の複雑な内心の世界を鮮やかな筆使いで描写しています。
本書「死ぬまでに読んでおきたい 芥川龍之介」では下記7作品を収録しました。
ぜひ芥川龍之介の鮮やかな筆遣いをご堪能ください。
【目次】
羅生門
鼻
芋粥
地獄変
奉教人の死
藪の中
河童 -
「恥の多い生涯を送ってきました」
日本が生んだ天才作家、太宰治。
死後64年が経ち、いまだに私たちの胸を突き刺し続ける、そして他の追随を許さないユーモアの持ち主。
本書「死ぬまでに読んでおきたい 太宰治」では、豪華に太宰治の名作7篇を収めました。
・没落貴族の哀歓を描いた「斜陽」
・太宰の文学の総決算「人間失格」
・美しい友情の物語「走れメロス」
・紀行文であり、著者最高傑作とも言われる感動の一冊「津軽」
など、全7作品。
太宰治をまとめて読みたい方へ!
●目次
ヴィヨンの妻
斜陽
人間失格
走れメロス
津軽
道化の華
富嶽百景
■太宰治
(1909-1948)青森県金木村(現・五所川原市金木町)生れ。本名は津島修治。東大仏文科中退。
在学中、非合法運動に関係するが、脱落。
酒場の女性と鎌倉の小動崎で心中をはかり、ひとり助かる。
1935(昭和10)年、「逆行」が、第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。この頃、パビナール中毒に悩む。
1939年、井伏鱒二の世話で石原美知子と結婚、平静をえて「富嶽百景」など多くの佳作を書く。
戦後、『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し山崎富栄と玉川上水で入水自殺。
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