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『日本文学、101円~400円(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧

841 ~900件目/全1127件

  • アイデアの宝庫=阿刀田さんの頭の中、を覗いてみる

    脳細胞っていう奴は、元来怠け者なんです。少しでも暇があると、すぐ休もうとするんです。それでなければ、「頭は使えば使うほど、よくなる」と言われる訳がありません。とくに最近は、面白い頭の使い方をする人が少なくなってきました。それでこの本のタイトルの登場です。独自の発想と着想をする著者が、頭の使い方を考えてみました。御一読を!!
  • 418(税込)
    著者:
    酒井順子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    OL生活3年。仕事仲間へのストレートな愛の告白なのだ

    ダサくて、いつも疲れた顔で、たいてい酔っ払っている会社員。外からは、そんな風に見えるけど、実際会社に入ってみると、彼らが最も格好いいのは、会社にいるときの姿だった!もてる名刺、もてない名刺。キャリアと美意識のせめぎ合い、会社員ファッション。挨拶の微妙な距離感。会議必修用語集。〈噂〉の流通ルート…など。全ての女性部下を持つ上司と、若きビジネスマン、そして男社会に働くOLに捧げる会社生活必勝エッセイ。
  • 275(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    悪妻からの解放を思い続ける画家が考え出した殺人方法は、イタリアの小説がヒントだった!

    こめかみに青筋をたて、矢沢辰生のアトリエに飛び込んできた妻。「殺してやる!」と喚いた彼女は、画架のそばにあった揮発油を奪うと、いきなり彼の頭から振りかけた。その手にはいつの間にかマッチが……。画家の矢沢は、美術記者から聞いたイタリアの作家ピランデルロの小説「死せるパスカル」に激しい共感を覚えた。主人公と同じ妻の異常な嫉妬に悩む彼は、自分も小説のように妻から解放されたいと強く願う。そしてある日……。 歪んだ夫婦の心理に鋭いメスを入れた傑作!「六畳の生涯」を併録。
  • 恩師との交流を通して描かれる、城山三郎の精神史

    『この三年ほどの正月、わたしは不思議な、そして精神的にはとても贅沢な過ごし方をしている。学生時代の教授と二人だけのゼミナールで元日の午後を過ごす、のである。教授は今年九十三歳、わたしは六十八歳。』忠君愛国以外に生き甲斐なしと信じ、海軍の少年兵に志願入隊した著書は、敗戦によって価値観の根本的な考え直しを迫られ、東京商大に入学。そこで出会った理論経済学の山田雄三教授こそ、著者の生涯を決めた人物であった。出会いから四十余年。探究心で結ばれた、心洗われる“人間の絆”を通して著者自身の精神形成史を綴った感動の一冊。
  • 418(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    学閥への復讐計画を描く表題作ほか、野心と失意の世界を描く傑作短篇集

    美術史家としてすぐれた才能をもちながら、学閥から追放され敗残の生活を送る宅田老人。贋画の天才酒匂鳳岳の発見によって開始される学閥への復讐は、まず、鳳岳の描いた「秋山束薪図」が、未発見の浦上玉堂の作と評価されて成功するかにみえたが…。表題作ほか「上申書」「剥袋」「愛と空白の共謀」「装飾評伝」を収める。
  • 418(税込)
    著者:
    城山三郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    実名実録の企業小説。創業期の情熱を描く青春小説

    石鹸は、「たかだか石鹸…」と軽視されがちだが、明治時代には「文明開化を象徴」するような工業製品の一つだった。“日本の夜明けをになう新しい人間像”のモデルとして、島崎藤村の未完の大作『東方の門』にも登場する花王石鹸の長瀬富郎。そのころ混乱の場にあったこの業界に〈高級新石鹸〉として、アイデアを駆使して挑戦した花王石鹸の創立と発展の歴史。一企業が単なる「職場」以上の意味をもって、そこで働いたことのある人たちの「心の故郷(ふるさと)」たり得るかを問いかけ、男たちの経営に賭けた人生を描いた、感動の長編小説!
  • 418(税込)
    著者:
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    SFの着想とミステリーの技巧。息もつかせぬ初期傑作

    一組の婚約者が、祭りでにぎわう町をあとに、自動車で東京へ旅立った。だが、山越えの途中、目をふさがれたような深い霧に出合い、動けなくなってしまった。その時、突然、一匹の豹が襲いかかってきたのだ。しかも助けを求めに二人が飛び込んだ家の中には、無惨な集団自殺者の死体が点々ところがっていた。いったい何が起こっているのか。 この事件を発端にして、一つの町を得体の知れぬ恐怖がおおいはじめた。
  • 丸の内のOLだった著者の素顔が垣間見えるのも魅力

    外食・ストレス・おつき合い…ダイエットの敵と共存するには?中華料理の円卓におけるベスト・ポジション。彼の家でご馳走になる夜、「親の顔が見たいわ」と言われないために。コンビニ・リフレッシュの快楽。ご馳走してくれる上司の「可愛がりたい欲」を満足させる秘訣。――おいしいものを、幸せに食べるための努力は尽きない…。OLの〈食〉をめぐる生態を鋭く描いたコラム24編+書き下ろし。
  • 418(税込)
    著者:
    酒井順子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    笑った後で何を思うか。読者の感受性を問う1冊です

    財力、人数、そして持ち前の自己中心性にものを言わせ、世界各地の重要拠点を破竹の勢いで次々と制覇しているOLたち。言葉の通じない国でもオドオドすることなく、「だって日本人なんだもーん!」とばかりに郷に入っても郷に従わずマイペースで行動し、体当たりのボディランゲージでコミュニケーションをとってしまう…。成田出発から税関での攻防、旅先での友情決裂、土産話の苦痛まで、“緊張しない”“躊躇しない”“遠慮しない”と海外で快進撃を続けるOLたちの旅姿を詳細にレポートした爆笑エッセイ!
  • 初エッセイ集。女ではなく乙女心を代弁しているのです

    問題は、自意識!――男の子に好い印象を与えたか? 友達は、本当は私の事をどう思っているのだろう? ひと一倍それに悩んでいた私は、はたと気づいたのです。みんな思っていることは同じなんだって。おしゃれや雑貨にこだわるのも、男の子に恋するのも自意識があるからこそ。 せっかく女の子に生まれたんだから、楽しまなくては損ってものだわ。肩の力を抜いて、平凡さに胸をはりましょ。人気上昇中、女の子たちの代弁者、酒井順子が放つ、新感覚エッセイ。
  • 209(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    酒井順子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    モノを書いていくんだ、という著者の潔い意思表示です

    “特別”にあこがれながら、“普通”を抜け出せなかった少女・酒井。そんな普通の女子高生が、突如「東京女子高分類」なるものを書き出した。友達はとても面白がって読んでくれる。よし、雑誌に送ってみよう! そうしたら、なんと泉麻人氏から連絡が入ったのだ。――「マーガレット酒井」の誕生である。コラムニストとして活躍しだした女子高時代から、社会人になるまでの多感な頃の心の内を日々の出来事とともに、一枚一枚綴っていく、自伝的エッセイ集。
  • 分類による酒井式の考現学が確立した傑作エッセイ

    子供にお受験させる女vsさせない女、内股の女vs外股の女、パンツをはく女vsパンティーをはく女、和式便所を使う女vs洋式便所を使う女…。「この人って私と別の人種だわ」と内心思いながらも、なぜか器用に共存してしまう女たち。ならば二種類に分類してみようではありませんか。すると、その嗜好や態度の裏に隠された、女の本音が垣間みえてきて…。斬新な角度から現代女性を二通りに分類し、その素顔を浮び上がらせてゆく、痛快エッセイ!
  • 諦念を退け、修辞を排す。心に寄り添ってくる言葉たち

    著者のデビュー作「氷点」を始めとする数十点の作品から、心にひびく名言名セリフを収録した、ことば集です。三浦文学の本質であるそれらは、人間への深い洞察と共感にあふれ、説得力をもって読む者を強く魅きつけます。信仰や結婚という喜びや、闘病という苦難を経験してゆく中で養われた著者の、生きることへの信念は、私達に確かな指針と大きな勇気を与えてくれる。
  • 418(税込)
    著者:
    チョーサー
    訳者:
    金子健二
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    『デカメロン』『千夜一夜物語』と並ぶ""枠物語""の傑作

    僧侶、商人、舟乗り、医者、機織り女等、当時イギリスでのあらゆる職業、階級の人々が一団となってカンタベリーへ巡礼に出る。その途上、各人が物語を語るという構成をとる。14世紀のイギリスに於ける国民的叙事詩であり、チョーサーの最大傑作であるばかりでなく、イギリス文学史上は勿論、世界文学史上まれにみる傑作。
  • 418(税込)
    著者:
    田辺聖子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    父親の再婚に心乱れる少女の成長を描く、長編小説

    私は市立高校の二年生。父と弟と三人で団地住まい。母は五年前に亡くなった。母のいない寂しさはちょっぴりあるものの楽しく暮らしている。「どうや、道子に健、明日の朝、ひとつ散歩にいってみるか」――土曜日の晩、父は珍しいことを言った。酔うと理想主義者になる父である。酔っぱらったのかと思ったが、これは、なかなかに意味深長な、意外な伏線であった……。思春期の少女と父の再婚話を、明るく、ほのぼのと描くジュブナイル長篇。
  • 文学の衰退を憂える作家が、可能性を秘めた未知の「書き手」に熱く語る、プロの書き手としてデビューするには、筆一本で生きていくこととは……。孤独のエキスパートが贈る5章の非文壇的アジテーション。
  • ある出版社の社長の遺言によって、あらゆる種類の創作活動に励む芸術家に仕事場を提供している〈創作者の家〉。その家の世話をする僕の元にブラフマンはやってきた――。サンスクリット語で「謎」を意味する名前を与えられた、愛すべき生き物と触れ合い、見守りつづけたひと夏の物語。(講談社文庫)
  • シリーズ3冊
    165(税込)
    著者:
    香取俊介
    レーベル: 惑惑星文庫
    出版社: 惑惑星

    若い女優と住むスナック経営の中年男。別れた妻が末期癌と知り、最後を寄り添うにして看取る。悲しくも切なく、癒される話!

    スナックを経営する影佐は、某女優と同棲しているが、別れた妻が癌で余命いくばくもないと知る。女優はどうも影佐の後輩の映画関係者と「浮気」の疑い。そんな折り、突然、元妻が店に現れる。「もし」あのとき‥‥と過ぎた月日を思い起こし、影佐の気持ちは複雑に揺れ動く。中年男の微妙な心理をリリカルに描いた「大人」の文学。
  • 夢と挫折、愛と憎しみ、妄想と野心が入り混じった、「青春」の足跡が綴られた日記、手紙を全公開

    昭和50年代はじめ。大学は卒業したものの、仕事も恋人も思うようにならない日々。が、真理子の心は、天才作家としてのデビュー、芥川賞受賞へとタイムスリップ――。夢と挫折、愛と憎しみ、妄想と野心が入り混じった、まばゆいまでの「青春」の足跡が綴られた日記、手紙を全公開します。それらは、やがて直木賞を受賞する真理子文学の「原点」そのもので、さらに、創作とはちがう生の迫力、たくまざるユーモアが満ちあふれているのです。
  • 418(税込)
    著者:
    林真理子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「宗教」と現代人の心の接点を細やかに描き、新境地を切り開いた傑作長編小説

    このささやかな成功がいつまでも続いて欲しい。自分だけがいつも他人からちやほやされ、一流の仕事を山のように持っていたい――。不安と野心が交錯する売れっ子スタイリスト・見村ヒロミは初めて体験した「浄霊」に興味をもち、除々に新興宗教「久慈尊光教」に深入りしていく。心の平安、生活の安泰を求める私たちにとって、神の役割りとはなんなのだろう。「宗教」と現代人の心の接点を細やかに描き、新境地を切り開いた傑作長編小説。
  • 溶解した境界上の冒険、終わりのない夢の物語

    天才ロックシンガー白石ありすの記事を依頼された音楽ライターの〈きみ〉。だが、インタビューは散々だった。ありすが全く口を開こうとしなかったからだ。それでも〈きみ〉は十個の質問に対する、ありすの十通りの沈黙を書き分け、編集部にファックスする。そこに、ありすから「助けて」と電話が入る。東京湾岸のスタジオを抜け出し、紅葉の足尾へ、新宿歌舞伎町の街路へ、ふたりの逃避行が始まる。境界線を失踪する、ありすと有子。時間の迷路を旅する、きみとぼく。〈分身〉をめぐるネバーエンディング・ストーリー。
  • 231(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    一つの利権をめぐって対立する師弟関係の結末など珠玉のサスペンス短編集

    教授の職を追われ故郷へ身をひいた恩師を訪ねた玖村は,大学への復帰を恩師に依頼される。師弟の立場の転倒から生じた秘かな優越と侮蔑。しかし玖村のその肚の中の愉しみは、ふとしたことで覆えされる。表題作ほか「鬼畜」「喪失」「二階」「発作」「一年半待て」「捜査圏外の条件」を収録。
  • 旅先で生まれて消えた危うい恋、初キスのときめき、幸福な朝の快楽を描く恋愛小説集

    買物めあてのパリで弾みの恋。迷っていた結婚に決着をつけたN.Y。留学先のロンドンで苦い失恋――。少々の嘘も裏切りも遠い旅先ならば許される。そんな解放感にそそられて、恋愛の似合う世界の都市で生まれて消えた、ロマンチックな危うい恋を描いたトラベル小説7編。さらに、初めてのキスのときめき、幸福な朝の快楽などをテーマにした恋愛小説4編。
  • 移り変わる時代相を織りこんで、「食べ物」をキーに心象風景を描いた青春グラフィティ

    色あざやかな駄菓子への憧れ。初恋の巻き寿司。心を砕いた高校時代のお弁当。学生食堂のカツ丼。アルバイト先のアンミツ。白い大輪の花のようなフグ刺。ミリン干しで育った田舎の少女がアンミツで育ち、男の部屋で飲むコーヒーの味を知るようにもなる。移り変わる時代相を織りこみ、「食べ物」が点在する心象風景をリリカルなタッチで描いた青春グラフィティ。
  • 319(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    河越の古戦場に埋れた長年の怨念を重ねた、緻密な大型長編推理

    山内上杉家の末裔の事業家山内定子が創った八王子郊外の結婚式場「観麗会館」は、その高級感がうけて大変な繁盛ぶりだ。経営をまかされている小心な婿養子善朗はある日、口論から激情して定子を殺し、死体を会館の名所である「断崖」に埋め込んでしまう。門出を祝う式場が奇しくも墓場となり、その上空を不吉なカラスが飛び交い、新たな事件が発生する……。河越の古戦場に埋れた長年の怨念を重ねた、緻密な大型長編推理。
  • 418(税込)
    著者:
    山本文緒
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    甘酸っぱい青春小説。『チェリーブラッサム』もご一緒に

    実乃に中学二年の夏休みがやって来た。特に変わったこともない静かな町で、便利屋の父親を手伝っていたそんな時、実乃が密かに心を寄せる永春さんの同級生、ロック歌手の黒木洋介のコンサートが開かれることになるが……。何かすばらしいことがあるかも知れない。そんな少女の季節を描いた、清々しくほろ苦い青春物語。
  • 396(税込)
    著者:
    大石静
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ドラマ、小説を生み出す著者の思う“いい女”とは?

    話せば話すほど寝たくなる女は沢山いるが、寝れば寝るほど話したくなる「いい女」は少ない。そんな女を目指しているのに、なぜか「寝たくはないが、語り合うだけで楽しい女」と称されてしまう著者。世間の常識や価値観に縛られることなく、しなやかな知と自由な感性で暮らす彼女が「恋すること」「生きること」の意味と覚悟を綴り尽くした珠玉エッセイ。脚本・小説の話題作を次々と生み出す源がここに!
  • 275(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    男たちの醜い欲望にもまれながら健気に自立の道を求めるヒロインの美しき挑戦

    東京の女子大学を卒業してR新聞社資料調査部に働く順子は、ある日外国要人の写真を係に取り違えて渡し、その日の夕刊の写真誤用は社内に大きな波紋を呼んだ。部長末広と次長の左遷。――責任を感じた順子は編集局長川北に辞表を提出するが、川北は意外にも彼女を銀座のクラブに誘う。二人の接触は、川北に恨みを抱く末広により、スキャンダルとして暴露された。社内に激化する醜い派閥争い。職場への夢を失った順子は、一夜川北から財界の怪物海野を紹介されるが…。人生の確かな手ごたえを求めてさまよう、一女性の心と行動を鮮やかに捉えた巨匠の長編現代ロマン。
  • 440(税込)
    著者:
    林真理子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    新しい恋、別離、再会を繰り返す6年間にわたる愛の軌跡をせつせつと謳い上げた恋愛小説の秀作

    「君は可愛いから好きだ」「愛してるよ」――そう言ってもらうのを心待ちにする22歳のデザイナー・千鶴。冷静、潔癖、頑な性格で充分な愛をふりそそごうとはしない英宗。彼への思慕と焦燥をベースに、新しい恋、別離、再会を繰り返す、6年間にわたる愛の軌跡をせつせつと謳い上げた秀作「身も心も」。マスコミ界に生きる男女数人が、好奇心から裏ビデオ観賞会を開く。一本のビデオを機軸にそれぞれの心模様が映し出される一夜の出来事を軽妙に綴った「ビデオパーティー」。
  • 418(税込)
    著者:
    盛田隆二
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    失われた時間への追憶。繊細で力強い恋愛小説の傑作

    12年前。18歳で上京したぼくは、10歳年上の花菜子さんと出会った。三つになる息子と二人住まいの彼女と、ぼくは少しのあいだだけ一緒に暮らしていた。そんなある晩、花菜子さんは犬の首輪をつけて帰ってきた。それはある男と他人のままつながっている証だった。そして12年ぶりの再会。ぼくと、花菜子さんは、他人のままつながることができるのか。人を愛することの苦しみと悲しみを描いた、恋愛小説の傑作!
  • 憧れ、幸せ、苦悩?抱腹絶倒、そしてせつなく甘い「結婚」の真実

    人が生きるということは、大変なわずらわしさと汚濁に満ちている。しかし、そういうものを味わわない限り、もう一方で用意されている喜びや幸せの味もまた理解することはできない。結婚だって同じこと。こぎつけるまでの苦労が大きければ大きいほど、幸福だって大きくなる。結婚にはなにしろ女たちの人生がかかっているのだ。アルトマン・システムに入会するのもいいし、見合いだって見直そう。あの手、この手を使って目指す男を果敢にアタック。とにかく、みんな結婚しようよ! そもそも若い女が結婚に憧れなくて一体なにに憧れるんじゃ。抱腹絶倒の中から浮かび上がる、せつなく甘い「結婚」の真実――。
  • 374(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    福田和代
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「明日夜二十四時、我々はミサイルを日本の主要都市に撃ち込む」。

    官邸に送られたメッセージ。猶予は30時間。緊迫が高まる中、航空自衛隊岐阜基地から、ミサイル搭載戦闘機F―2が盗まれた。犯行予告動画に、自衛官・安濃は戦慄した。俺はこの男を知っている!
  • 400(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    はらだみずき
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ひとりの出版社営業マンが出逢う、4つの優しい物語。

    その書店員は、なぜ涙を流していたのだろう―。ときにうつむきがちになる日常から一歩ふみ出す勇気をくれる。本を愛する人へ贈る、珠玉の連作短編集。(単行本『赤いカンナではじまる』を再構成の上、改題)
  • 330(税込)
    著者:
    深志美由紀
    イラスト:
    真臣レオン
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    願いが叶うパワースポットに何度も足を運んではいけない。それ以上を望むと願いに溺れてしまうから。

    同僚に誘われたパワースポット・縁結び神社。最初は馬鹿にしていた久美子だったが、願いどおり彼氏を手に入れた同僚を見て、寂れたその神社に足を運ぶ。憧れ続けていたけど、妻子がいる課長との縁結びを願いに……。見事願いを成就させた久美子だが、欲望は膨れ上がるばかり。また、欲望の対価である“淫らな夢”にも溺れきっていた。
  • 330(税込)
    著者:
    内藤みか
    イラスト:
    花田朔生
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    夜中の二時に泣くという柱時計の前で、夫でない男に後ろから突かれ・・・。

    水彩画のサークルで宿泊した古民家。深夜二時に人の声がするという柱時計の前で、私は夫でない男に無理やり足を開かされ・・・。初めての不倫に後ろめたさを感じながら帰宅すると、そこには古民家にあったあの柱時計とそっくりの時計が・・・。その前で夫にパンティを引きおろされ・・・。
  • 330(税込)
    著者:
    渡辺やよい
    イラスト:
    柊みずか
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    私は樹海に死にに来た。気づくとそこかしこに男女のカップルが抱き合っている!いつのまにか3P!

    「僕の相手になってください」といわれ、青年と交わる私。そこに中年の男が「素敵な彼女だ。俺も交ぜてくれないか」と現れ・・・。後ろもあそこも二人の男から攻められ・・・。
  • 330(税込)
    著者:
    宇佐美まこと
    イラスト:
    蜂基
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    紫のツユクサを見ると身体が疼く。私の爪を紫に塗った先生を思い出して――。

    両親を亡くし大伯母の家に預けられた亜也美は、学校にも行かず、成長途中の体をもてあましていた。庭に咲くツユクサを見て思い出すのは、美術教師との濃密な性愛の日々。亜也美を裸にして爪を紫に塗り、絵に残した“先生”。モデルを勤めるだけでなく、体を隈なく開発され、引き離された今も体は彼を欲して切なく濡れるのだ。そんな亜也美の元に、不思議な男が毎夜現れるようになる。
  • シリーズ13冊
    440556(税込)
    著者:
    早乙女貢
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    天皇に忠を、幕府に孝を尽くし、士道を貫いた会津藩主従が、なぜ“朝敵”なのか―。埋もれた維新史の真実に迫る巨編。各巻末に著名人のエッセイ付き。第23回吉川英治文学賞受賞作。

    幕末、京都を中心に尊皇攘夷の嵐が吹きあれる中、会津藩主松平容保は、京都守護職を拝命し、京都の秩序回復と禁裏の守護に当たるべく藩士を率いて上洛した。天皇に忠を、幕府に孝を尽くした会津藩主従が、なぜ朝敵の汚名を被らねばならなかったか。幕末悲劇の真相を追求する著者畢生の大河歴史小説。
  • シリーズ4冊
    440(税込)
    著者:
    西原理恵子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    西原理恵子が描く、「母と子の物語」の原点!

    「ゆんぼ」という変わった名前をつけられた男の子。そのお母さんと、友達や飼い犬たちが織りなす名作叙情マンガ。
  • 330(税込)
    著者:
    三輪チサ
    イラスト:
    緒方りんこ
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    二人きりの楽園のはずが……。そこは亡者たちの住処だった。

    デートの帰り道、渋滞に巻き込まれてしまった彩香と充は、童話のお城を思わせる建物のラブホテルに入った。二人きりの楽園で愛を確かめ合っていると、突然、バスルームのシャワーが流れ出し、テレビが作動する。気のせいだと思い直し、続きを楽しんでいると……ベッドの縁に女の顔があり、食い入るように彩香を見ていた。急いでホテルから逃げ出そうとした二人を待ち構えていたものとは?
  • 330(税込)
    著者:
    平金魚
    イラスト:
    緒方りんこ
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    なにもかもが白い、見知らぬ部屋で目覚めた私。そこには童貞の美男子がいた。「梨花さんと全部やりたいんだ」

    目覚めると、知らない部屋のベッドで仰向けになっていた。なにもかもが白い、不思議な部屋。手が紐でベッドに拘束されている。部屋にいたのは美しい顔の男で、どうやら童貞らしい。彼は梨花に好意をいだいているようだった。不倫相手の部長との日常を思いながら、いとしさをストレートにぶつけてくる彼とのセックスにこれまでのない幸せを感じる梨花だったが……。
  • 330(税込)
    著者:
    うかみ綾乃
    イラスト:
    夏咲たかお
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    誰にも言えない秘密。院長でイケメンの彼は私のもの。

    デート中の事故で全治三ヶ月の怪我をした朋美は、婚約者の恭司が院長を務める病院に入院した。婚約者であることは伏せて……。二人の逢瀬は真夜中、朋美の個室で声を殺して。身動きのとりづらい体で、毎夜のように激しく求められ、充実感を味わっていた。しかしある日、朋美は偶然訪れたサンルームで恭司のある噂を聞く。
  • ウエディングドレスを着て、そろそろ結婚式の式場に入るというそのとき、カーテンの向こうから元彼が顔を出した。俺と逃げようという元彼。強引に彼のものをしゃぶらされ……。

    誰もがうらやむはずの相手と結婚する予定だった私。ウエディングドレスを着たままの私を後ろから荒々しく犯す元彼。ことを終えてようやく落ち着きを取り戻した元彼がいうには、自分は結婚詐欺にだまされたと・・・・・・。そういえば、いつになっても呼びにこない結婚式。会場に出てみるとそこは・・・・・・。
  • 440(税込)
    著者:
    西原理恵子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    貧乏で太った、友だちが少ない、子供が嫌い、負けても負けてもギャンブル大好き…。だれにでもある身勝手さを〈サイバラ式〉で解明! 話題の漫画家がおくる、パーソナル・エッセイ&コミック集。

    今や誰も止めることも出来ない暴走ダンプカーと化し、全てをなぎ倒して前進を続けるサイバラ先生。しかし、その過去は「むかし太ってた」「友だちが少ない」「マズしい食卓」など思わず目を覆いたくなる苦難のエピソードの連続だった…。デビューから印税生活までの苦闘、そしてギャンブルにまみれていくまでのりえぞうを描くパーソナル・エッセイ&コミック集。メルヘン的リアリズムのコミックは西原画の原点!
  • 中学二年生の一年間で、あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した。夏休みにひとり。それと、冬休みにもうひとり。……あたしはもうだめ。こわくて、どうしたらいいかわからなくて、いまにもからだが勝手に生命活動を停止してしまいそう。少女の魂は殺人に向かない。誰か最初にそう教えてくれたらよかったのに。だけどあの夏はたまたま、あたしの近くにいたのは、あいつだけ。宮乃下静香だけだったから――。これは、ふたりの少女の凄絶な《闘い》の記録。直木賞受賞作家が『私の男』に先駆け、過酷な運命に翻弄される少女の姿を鮮烈に描いた慟哭の傑作!
  • 鴎外自身の体験を基に書かれた、美しい踊り子と孤独な留学生の悲しい恋物語

    一九世紀末のドイツの都ベルリンを舞台に、有望な青年官吏太田豊太郎と美しい踊り子エリスとの悲恋を、浪漫派的雅文体で綴る名作。ふりがな付き原文と現代語訳の両方で楽しめ、地図・図版満載のビギナーズ版。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 297(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    福澤徹三
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    暴力があっても死体が浮かんでも、爽快な青春小説

    ツケを払わん奴は盗人や。ばんばん追い込みかけんかい! 社長が吠えたその日からバーの名ばかりチーフのおれの災難は始まった。問題の客は明らかにその筋の匂いがし、お目当てのホステスはおれが密かに同棲している女ときた。そこへ現れた昔なじみが取り返しのつかない出来事に結びつくなんて、あの時は思いもしなかった——。北九州のネオン街を疾走する男たちの生き様を描く異色の青春小説!
  • 429(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    福澤徹三
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    成長小説にしてピカレスク・ロマンの香りたっぷり

    ひょんなことからやくざの組事務所に出入りすることになった大学生の亮。そこは個性豊かな面々がとぐろをまく強烈な世界だった。就職先もなく、将来が見えないことに苛立ちを感じていた亮は、アウトローの男たちに少しずつ心ひかれていく。しかし、時代に取り残された昔ながらの組には、最大の危機が訪れようとしていた。人生をドロップアウトしかけた青年の一夏の熱くたぎる成長ドラマを描いた第10回大藪春彦賞受賞作。
  • 418(税込)
    著者:
    坂東眞砂子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    直木賞作家による、呪術性あふれた幻想ファンタジーの傑作!

    「満月の夜、古池で、俺たちは黒鳥になる」小学生の透は古池公園で人間の言葉を話すカラスに出会うが、その直後から数々の危険に見舞われる。透を助けてくれた老人は、カラスが人間に変身できる不思議な池の存在を教えてくれた。しかし老人は、人間支配を目論む闇組織「黒鳥親切会」に殺され、透もカラスに変身させられてしまい……。直木賞作家の原点ともいえる呪術性あふれた幻想ファンタジー。
  • 330(税込)
    著者:
    長島槇子
    イラスト:
    蜂基
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    私はイブ、私たちは海の泡から生まれた。男たちを悦ばせるために育てられたシスターだ。

    海に浮かぶ島で生まれ、隔離され、育てられている少女たちはいつか男たちを悦ばせるために、老爺たちに育てられている。乳や膣を老爺にいじられ確認され、破瓜の儀式を終えれば、順に外に出て行く決まり。だが、儀式を終えたすぐ後に、兵隊が島に乗り込んできて「お前たちは騙されている」と言い放つ。
  • 深夜のオフィスの喫煙所。早く会いたい。沢村さんがいっぱい可愛がってくれるのだ。

    今日も沢村さんが私の脚を抱え、強弱をつけながら何度も私の体を貫いた。深夜の喫煙所でのセックス。ある日、同僚に「深夜に喘ぎ声がするってうわさ知ってる?」と聞かれ、沢村さんとの密会を断念しようとするが……。
  • 330(税込)
    著者:
    長島槇子
    イラスト:
    サキサキコ
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    マダム、どうぞお好きな美男を――。ただし快楽を味わうだけ。決して恋をしてはいけない。

    離婚後、子育てと仕事で忙殺されていた眉子は、親友から「男を買いに行こう」と誘われる。病気も、妊娠も後腐れの心配もないという砂漠のなかの「男市場」には、女の欲求を満たすありとあらゆるタイプの男が客の寵を競っていた。眉子はそのなかで、褐色の肌の「シン」という青年を選び、これまでにない悦びを味わう。だが、翌日も「シン」を選ぼうとする眉子に親友は言った。「やめたほうがいいわよ」と……。
  • 発情期の猫の声。それが始まると、私は自分で自分を慰めてしまう……。

    隣の住人はうら若き美男子だった。最近では猫の声が聞こえると、隣のワタルさんの顔を思い浮かべて淫らな想像にふけってしまう。いつしか隣の男と関係を持つようになり、ワタルの猫となった私が見たものはーー。
  • 330(税込)
    著者:
    内藤みか
    イラスト:
    鞠之助
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    1歳年下のバトミントン部の彼とは何度も体育館で抱き合った。8年ぶりに教育実習で学校に戻ってきた私は、自殺した彼に再会する――。

    夕闇迫る体育館。自殺の理由を見つけたくて誰もいない体育館でひとり、床に座っていた。体育館には何かが出るとうわさされていた。いつの間にか転寝していたことに気が付いたとき、横に自殺したはずの勝がいた。私たちはかつてのときのように抱き合った。そして、自殺した真意を知ることなりーー。
  • 430(税込)
    著:
    武者小路実篤
    レーベル: ――
    出版社: PHP研究所

    僕は美を愛する。身の回りの小さきものに愛の眼をそそぎ、自然を愛し、人を愛することのすばらしさを謳い上げた珠玉のエッセイ。

    「美を感じるのは、愛が心に生まれるからである」「愛があるので人生には意味がある」――人と自然、人と人との美しい関係を謳い上げる様々な“愛の言葉”。身のまわりの小さきものに愛の眼をそそぎ、自然を愛し、人を愛して逝った作家・武者小路実篤の珠玉のエッセイ集。
  • 418(税込)
    著者:
    森村誠一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    創造の深淵を覗く、傑作短編集

    80歳に近い高齢で、死を待つだけになった老婆・横尾こう。こうには先に死んでしまった息子と娘の、嫁と夫に財産を残したくないという憎悪があった。こうの死の床に立ったのは、あろうことか死へのお迎えでなく、家に忍び込んだ泥棒だった。泥棒に再び怨念の火をつけられたこうは、復讐のために死の床から蘇える……。表題作をはじめ、不思議な出来事が奇妙な世界へと誘う「異次元の夜」、いつもついてない男を描いた「無責任な恐怖」を収録した傑作集。
  • 297(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    森村誠一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    北アルプスの高峰に「密室」を構築した本格山岳推理の最高傑作

    その時、みかん色の灯が山頂に点ったのを貴久子はみた。だが、それは二人が誓った愛の合図ではなく、絶望的なSOS信号であった。翌日K丘頂上付近で、半身雪に埋もれた男の死体が発見された。徹底的な調査の結果、ヘルメットの破損部分に重大な事実が隠されていた! 北アルプスの高峰に「密室」を構築した著者の本格推理の最高傑作!
  • 325(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    鴨長明
    訳注:
    簗瀬一雄
    出版社: KADOKAWA

    和漢混交文による名文中の名文が大きな文字になって読みやすくなりました。

    社会の価値観が大きく変わる時代、一丈四方の草庵に遁世して人世の無常を格調高い和漢混淆文で綴った随筆の傑作。精密な注、自然な現代語訳、解説、豊富な参考資料・総索引の付いた決定版。
  • シリーズ3冊
    330(税込)
    著者:
    神狛しず
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    美しい青年はバラの化身!? 私のいやらしい蝶を羽ばたかせる彼はやがて……

    夫・陽介とのセックスにうんざりして訪れたBar Amour(バー・アムール)。花にあふれた店内で、バラの棘で指先を怪我してしまった舞子は、マスターの手当てにうっとりとなる。刺したバラを“処刑する”と不思議なことを言うマスターの目を盗んで花茎を一本持って帰った帰り、舞子は美しい青年に出会う。耳の中に流し込まれた声はとびきり甘い。青年との快楽におぼれていく舞子だったが、ある日青年が“陽介”として帰ってきて……。
  • 夫との週末のためのマンションで、管理人と重ねる逢瀬。「初めて見たときからいいなって思っていたんだ」。でも彼には何か秘密がありそうで……

    週末を過ごすためのセカンドハウスとして購入したマンション。初めてそこで過ごした夜、薫は夫とベランダで熱い官能を交わす。だがある日、管理人のイケメンから声をかけられる。「初めて見たときからいいなって思っていたんだ」。若くてきれいな彼がなぜ私を……? 薫は夫の目を盗んで、彼と甘く激しい逢瀬を重ねるようになるが、あるとき、そのマンションで過去に起こった凄惨な事件を知って……。

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