『海外文学、めがイラスト、KADOKAWA、1円~、コインUP(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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「酒天はうつろ 酒地ははるか 酒国はやすらか」。絶品酩酊漢詩選
陶淵明、李白、白楽天。無類の酒好きで知られる詩壇の巨匠が残した名詩の数々。同じく酒を愛した中国文学者である著者が「酒徒が酔余の朗詠に供する」ために、三人を中心に周代から唐代の酒にまつわる詩を厳選、原文・直訳・意訳ともに紹介する。琥珀色の酒を好むなら李白「客中作」を、緑色なら白楽天「薔薇正開、春酒初熟」を、紅色なら李賀「将進酒」を、白色なら徐寅「白酒両瓶送崔侍御」を吟ぜられよ――。
解説・中村喬 -
だれかの妻や母ではなく、 私は「私」として生きることにした
「この社会は女性たちに、あまりにも長い間、あまりにも厳しく妻として、母親として生きることのみに意味を与えてきた――」
世界トップの少子化が進み、独身税の導入までささやかれている韓国。
そんな社会で、かつて結婚に憧れた著者は一人で生きる選択をする。
カウンセラーとして働き、自分の時間を過ごす中で、内なる声に耳を傾けることが大切だと気づく。
非婚女性たちにやさしく寄り添う温かいエッセイ。 -
日本初演から110年。私達は「本当のサロメ」に出会う。キャンベル氏推薦
「歪(いびつ)に見え実は巧みなフランス語でヴェールを纏(まと)ったサロメの姿を、初めて日本語で見た。クイアに美しく、リリカルな声に身震いがした」ロバート キャンベル(国文学者)
日本初演から110年。
「本当のサロメ」とは?
最新研究に基づく画期的新訳×新解釈で、物語の真の意味が明らかに!
日本初演から110年。私達は「本当のサロメ」に初めて出会う。
――月夜の晩。エロド王に請(こ)われ、妖艶な踊りを披露したサロメ。王に求めた褒美は美しき預言者ヨカナーンの首だった。少女の激情を描き、男性同性愛の記号(モチーフ)を潜めることで、当時の西欧社会の抑圧を挑戦的に描いた本作は、実はワイルドの抵抗(レジスタンス)!? 仏語原文を忠実に読み解き、見過ごされてきた男達の意外な葛藤を示し、真のドラマ性を見事に新訳! ビアズリー画18点掲載。
【日本初演から110年。新訳で物語の真の意味が明らかに!】
ポイント1 今まで見過ごされてきた男たちの意外な葛藤を訳出
人との距離感を表す、仏語の二種類の語法――ヴーヴォワイエとチュトワイエ。それを原文通りに丁寧に訳しわけることで、ヨカナーンらの意外な葛藤を表現!
ポイント2 サロメに隠された男性同性愛の記号(モチーフ)
劇中に登場する「緑のお花」は、実は男性同性愛の記号。そのためラストの悲劇的展開には、キリスト教による弾圧への抵抗(レジスタンス)の思いが込められている。後に男性同性愛で裁かれ、客死するワイルド自身の悲劇をも予言した。
ビアズリーの名画を18点掲載!
目次
サロメ 一幕劇
訳者あとがき
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