『時代小説、中公文庫、分冊版を除く(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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将軍家茂の意向を受けて大老に就任し、
幕府の最高責任者となった直弼。
そんな折、孝明天皇が、正式な手続きを経ずに
水戸藩に勅書を下賜するという重大事件が発生する。
幕府を無視するような振る舞いに激怒した直弼は、
開国や将軍継嗣などの問題で対立する一橋派を、
自らの命を懸けて一掃することを決断するのだった。
大老として対立するものを弾圧したことで恨みを買い、
桜田門外の変で暗殺された井伊直弼。
居合の達人でありながら、なぜ最後まで剣を抜かなかったのか?
その生涯の謎を解き明かす鍵は、「剣禅一如」の精神にあった―――。
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が描く、幕末新シリーズ!
文庫書き下ろし。全四巻。 -
先代・井伊直亮の死去を受け、ついに直弼は彦根藩第十六代藩主となる。
そして、多忙を極めながらも居合の研鑽を続け、
天下無敵の剣の極意に至るのだった。
その頃、日米和親条約締結により、
幕府内では開国派と攘夷派が激しく衝突。
また、将軍の跡継ぎをめぐり、徳川慶福を推す直弼と
水戸斉昭を中心に慶喜を推す一橋派が対立関係に陥る。
一方、日本各地で未曾有の大地震が次々に発生、甚大な被害を受けるのだった。
後に大老となって対立するものを弾圧したことで恨みを買い、
桜田門外の変で暗殺された井伊直弼。
居合の達人でありながら、なぜ最後まで剣を抜かなかったのか?
その生涯の謎を解き明かす鍵は、「剣禅一如」の精神にあった―――。
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が描く、幕末新シリーズの開幕!
文庫書き下ろし。全四巻。 -
第18回中央公論文芸賞受賞作
「息もつかせぬ面白さ」
林真理子(選評より)
軍事的天才を描いた『ナポレオン』で司馬遼太郎賞を受賞した著者が、生涯無敗の剣豪・宮本武蔵の「闘い」に焦点を当てた傑作活劇小説
有馬喜兵衛、吉岡一門、宍戸某、そして佐々木小次郎。さらには――。
最後の難敵との死闘を終えた宮本武蔵は吐き捨てた。今日まで剣に生きてきて、兵法というほどのものではないな。ただのチャンバラにすぎん……。
二刀流の剣聖が、激闘の果てに辿り着いた境地とは? 直木賞作家の手で鮮やかに蘇る、数多の名勝負!
【目次】
(序)
一、新免無二と吉岡憲法
二、宮本武蔵と有馬喜兵衛
三、宮本武蔵と秋山新左エ門
四、吉弘加兵衛と井上九郎右衛門
五、宮本武蔵と吉岡清十郎
六、宮本武蔵と吉岡伝七郎
七、宮本武蔵と吉岡一門
八、宮本武蔵と宍戸又兵衛
九、宮本武蔵と佐々木小次郎
十、宮本武蔵と新免無二
(結)
〈巻末対談〉齋藤孝(明治大学教授)×佐藤賢一 -
彼が幕府を開いていたら、のちの「戦国の世」は訪れなかったかもしれない。
源頼朝の好敵手かつ優れた軍略家として大河ドラマでも人気――悲運の義将・木曾義仲の鮮烈な31年を描いた、第11回野村胡堂文学賞受賞作。
平安末期。12歳の少年・駒王丸は、信濃国木曽の武士・中原兼遠の養子として、自然の中でのびのびと育つ。彼は父と母の名も自分が何者なのかも、いまだ知らずにいた。
ある日、駒王丸はささいなきっかけから、同じく信濃の武士の子・根井六郎と喧嘩になる。だが、同等の家格であるにもかかわらず、六郎と根井家当主が後日謝罪に訪れる。二人は畏れ多そうに深々と頭を下げて言う。
「駒王丸殿はいずれ、信濃を束ねる御大将となられる御方」
初めて知る実父の存在、自らの壮絶な生い立ち。駒王丸、のちの木曾義仲の波乱の生涯が始まろうとしていた。
類い希なる軍略で平家を破り、男女貴賤分け隔てない登用で源頼朝・義経より早く時代を切り拓いた源氏の嫡流。「朝日将軍」義仲の波瀾万丈な生涯を描いた傑作歴史巨編。
「彼の一生は失敗の一生也。彼の歴史は蹉跌の歴史也。彼の一代は薄幸の一代也。然れども彼の生涯は男らしき生涯也」――芥川龍之介(「木曾義仲論」より)
【目次】
序 章 法師
第一章 駒王
第二章 巴
第三章 戦雲
第四章 決起
第五章 源氏
第六章 前夜
第七章 死戦
第八章 魔都
第九章 落日
第十章 残照
終 章 余光 -
彦根藩主井伊直中の死去により、直弼の兄・直亮が家督を継いだ。
直弼は城下の埋木舎で暮らしながら、いつか世に出る時のために居合の鍛錬を重ね、
自らの流派である新心新流の技に磨きをかけていた。
一方、儒学者の中川禄郎に学び、日本は鎖国を終わらせて
異国との交易を行うべきであるという考えに影響を受けていく。
後に大老となって対立するものを弾圧したことで恨みを買い、
桜田門外の変で暗殺された井伊直弼。
居合の達人でありながら、なぜ最後まで剣を抜かなかったのか?
その生涯の謎を解き明かす鍵は、「剣禅一如」の精神にあった―――。
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が描く、幕末新シリーズの開幕!
文庫書き下ろし。全四巻。 -
わたしたちには、帰る場所がある――。
高級料亭「百川」出身の六三郎が営む向島の「花房」で、短期修業をすることになった女料理人のちはる。最初は雑用しかやらせてもらえないが、賄の一品を評価されるなど、少しずつ周囲に認められてゆく。
一方、目付の新倉らによる抜け荷の探索が佳境を迎える中、渦中の人物である詩門が久しぶりに「朝日屋」を訪ねてくるが……。
文庫書き下ろし
【目次】
第一話 挑 戦
第二話 帰る場所
第三話 変 化
第四話 光と影 -
「日本歴史時代作家協会賞」受賞の人気シリーズ第3弾、待望の文庫化!
数千の男女が蠢き、夥しい金が動く。
幻の花が咲く街・吉原。
遊女たちの命を次々に奪う病の正体は!?
おゑんは、複雑な事情を抱える女たちを診ることを生業とする闇医者だ。
吉原の廓・美濃屋で花魁の安芸を診察した帰り、甲三郎と名乗る謎めいた男がおゑんに声をかけてくる。美濃屋の主・久五郎と吉原の惣名主である平左衛門のもとにいざなわれたおゑんは、3日前に倒れた遊女・春駒を診て欲しいと二人に頼まれる。
しかし、これまでおゑんが見たこともない症状で病み窶れている春駒は、治療も虚しく命を落としてしまう。平左衛門によると、最近、同様に亡くなった遊女は春駒で3人目だという――。 -
『平賀源内捕物帳』と対をなし、推理小説としての評価はさらに上回るとも言われる作品集。伝奇物、不可能犯罪、安楽椅子探偵……と多彩な作風を楽しめる。下巻に12話、異稿1篇を収録。
*目次
遠島船/蕃拉布/日高川/菊香水/初春狸合戦/永代経/両国の大鯨/金鳳釵/かごやの客/小鰭の鮨/猫眼の男/蠑螈/新説娘道成寺(「日高川」の異稿)/解説(日下三蔵) -
ヘチマなりの顎をぶらさげた、北町奉行所例繰方見習・仙波阿古十郎。
人呼んで「顎十郎」。ライバル南町の控同心・藤波友衛を出し抜いて、江戸を揺るがす難解な怪事件に鮮やかな推理で大活躍。
伝奇もの、不可能犯罪、安楽椅子探偵など、多彩な作風で探偵小説史に残る、本格ミステリ捕物帳。
全24話に異稿2篇を収録。
〈解説〉都筑道夫/日下三蔵 -
異国船の来航により、二百年続いた鎖国体制が揺らぎつつある頃。
彦根藩井伊家の十四男・鉄之助は家督には無縁の冷や飯食いだが、
父・直中の期待を背負って幼少より学問と武術の習得に励んでいる。
そして、剣の師匠・河西精八郎の「剣と禅は同じ」という言葉の意味を知るために、
座禅と居合の稽古に熱中するのだった。
後に大老となって対立するものを弾圧したことで恨みを買い、
桜田門外の変で暗殺された井伊直弼。
居合の達人でありながら、なぜ最後まで剣を抜かなかったのか?
その生涯の謎を解き明かす鍵は、「剣禅一如」の精神にあった―――。
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が描く、幕末新シリーズの開幕!
文庫書き下ろし。全四巻。 -
ヘチマなりの顎をぶらさげた、北町奉行所例繰方見習・仙波阿古十郎。難解な怪事件に鮮やかな推理で大活躍。探偵小説史に残る、本格ミステリ捕物帳。上巻に12話、異稿1篇を収録。
*目次
捨公方/稲荷の使/都鳥/鎌いたち/ねずみ/三人目/紙凧/氷献上/丹頂の鶴/野伏大名/御代参の乗物/咸臨丸受取/猫屋敷(「都鳥」の異稿)/三一書房版全集解説(都筑道夫) -
そこは「やさしい殿さま」が支配する「やさしい村」。
しかしある日、村の人々はその暮らしに疑問を持ち……。
日本児童文学の歴史を変えた、ディストピア×時代小説(初刊1968年)。
多くのリクエストを受け、待望の復刊です。
〈カバーイラスト〉小宮りさ麻吏奈
〈カバーデザイン〉真田幸治
〈解説〉蛙坂須美
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かつて少年少女読者に戦慄をもたらした、児童文学の異色名作を復刊する中公文庫のラインナップ
鈴木悦夫『幸せな家族』(2023年9月)
那須正幹『屋根裏の遠い旅』(2025年12月)
に続く第3弾! -
北の鉱山を舞台に、圧倒的筆致で綴られた哀切な昭和ロマン
昭和13年、北海道東部――鉱山技師の那須野寿一は、巨大な水銀鉱床と地図にない村を発見する。〈フレシラ〉という名のその集落には、謎めいた一族が暮らしていた。
鉱夫となったフレシラの若者アシヤ。寿一の息子で、水銀に魅せられた源一。太平洋戦争、朝鮮戦争特需、水俣病の公害問題……昭和の動乱に翻弄された二人の青年と数奇な一族の波瀾万丈を描く、壮大かつ幻想的な大河ミステリー。『竜血の山』改題。
【目 次】
第一章 赤い岩 ―昭和13年
第二章 水飲みたち ―昭和17年
第三章 不死身の鉱夫 ―昭和18年
第四章 冷たい山 ―昭和24年
第五章 ある母子 ―昭和26年
第六章 人間の血 ―昭和34年
第七章 湖底 ―昭和38年
第八章 飛ばない鳥 ―昭和39年
第九章 きらめく水のほとり ―昭和43年
〈巻末対談〉今村翔吾×岩井圭也 -
首都焼失――その時、幕閣のトップは何をしたか?
明暦3年(1657)1月、江戸が燃え尽きた――。「明暦の大火」である。
日本史上最大、世界史的に見ても有数の焼失面積と死者数を出したこの大惨事からの復興に立ち上がった男がいた。代官の息子に生まれながら、先代将軍・家光の小姓から立身出世を遂げた老中・松平伊豆守信綱。その切れ者ぶりから〝知恵伊豆〟と呼ばれた信綱は、町奴の長兵衛に現地調査を命じながら、「江戸一新」に乗り出した。
叩き上げの天才政治家が老中会議で熱く議論し即決、遅滞なく推し進めたのは、現代の東京に繋がる「大江戸」への建て替えだった。
目 次
第一章 大火発生
第二章 復興開始
第三章 米の値段
第四章 復興景気
第五章 抗 争
第六章 大移動
第七章 討ち入り
第八章 遷 都
〈解説〉内田剛 -
人間は謎の中に産み落とされ、やがて謎をほとんど解くことなく死んで行く――。
その作品すべてにミステリ要素を組み込んだと言われる井上ひさし。なかでも、ミステリ色濃厚な隠れた名品を精選。
浅草のストリップ劇場を舞台に、芸以外に芸人の大切なものを盗んで掟を破った男の末路を描く表題作。そして蔦重も登場、『戯作者銘々伝』中の傑作「唐来参和」ほか、暗号トリック、どんでん返し、時代物、実録物、詐欺師……。
文庫未収録を含む短篇と関連エッセイで味わう、井上ミステリの見本市。
文庫オリジナル。
【目次より】
*短篇
「ドラ王女の失踪」
「唐来参和」
「自転車お玉」
「盗む男」
「捨て子」
「あぶらかたぶら泪橋」
「天狗の鼻」
*関連エッセイ(ミステリ作家・作品論)
「一人二役ということについて」
「昭和のホームズ言行録」
「清張文学 魅力のすべて」 -
・直木賞作家が、自作にもとづいてやさしく解説する、実践的文章読本。
・著者は、講談社フェーマススクールズ文芸講座、読売文化センター小説講座の講師を20年にわたり務めてきた。
・小説講座をそのまま紙上再現する構成で、具体的かつ実践的内容。
・詩作から私小説、戦場小説、時代小説、また戦記文学と、著者の執筆経験にもとづいた、ジャンル別解説。
・例文はすべて、著者の実作品に拠っている。小説入門としてのみならず、著者の多彩な作風を一望できる「伊藤桂一読本」でもある。
・巻末には、池波正太郎との対談「捕物小説あれこれ」を増補、池波式小説作法との比較も面白い。 -
武田勝頼をはじめ武田軍の名だたる武将の首が信長の元に届けられる。
戦勝祝いのために大名や公卿たちが次々に駆けつけ、安土城は賑やかだ。
しかし、朝廷では名実ともに天下人となった信長を排除しようと、
謀略が渦巻き始めるのだった。
秀吉が攻めあぐねている西国への進軍を決め、
京へと向かう信長に狙いは定められた――。
信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、
大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説!
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
文庫書き下ろし。全八巻。
堂々完結!! -
2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。
60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。
長らく忘却していた20年前の記憶――黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。
まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、
よりリスキーな〝シノギ〞に手を出す。
歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい……。
善と悪の境界に肉薄する、今世紀最大の問題作!
【世界中から翻訳オファーが殺到!】【読売文学賞受賞作】【本屋大賞ノミネート】 -
絢爛豪華な京都馬揃えによって自らの威光を示した信長だが
その後も朝廷との緊張関係は続いていた。
正親町天皇や公家衆は、信長の忠誠心に不信感を抱いているのだった。
一方、ついに迎えた宿敵武田勝頼との戦いのために、
信長は嫡男・信忠を先鋒として出陣させる。
信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、
大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説!
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
文庫書き下ろし。全八巻、隔月発売予定。 -
暑い時には甘酒に生姜、鰻に山椒、そうめんにも山椒
大川で土左衛門が上がった――。「朝日屋」の主人・怜治を、火盗改時代の同僚である秋津が訪ねてくる。亡骸となった武士の懐から、抜け荷に関わり捕縛された唐物屋「広田屋」の屋号が入った手拭いが出てきたという。「広田屋」の主は、抜け荷の詮議中に火盗改・柿崎詩門の兄の名を口にしていた。目付の新倉も出張ってくるなど、一挙に「朝日屋」周辺がきな臭くなる中、女料理人ちはるの行く末にも変化が……。
文庫書き下ろし
【目次】
第一話 この先の道
第二話 追 憶
第三話 踊る阿呆鳥
第四話 出立の朝 -
源内先生、べらぼうな事件の謎に挑む!
江戸を震撼させる連続殺人、不可能犯罪のトリック、田沼意次爆殺の謀議……。平賀源内の推理が冴えわたる!
*目次
萩寺の月/牡丹亭還魂記/稲妻草紙/山王祭の大象/長崎ものがたり/尼寺の風見鶏/蔵宿の姉妹/爆弾侍
〈解説〉日下三蔵 -
信長の天下布武を目指す戦いが各方面で続くなか、
摂津守護の荒木村重が毛利に通じて謀反を企てる。
また、木津川では毛利水軍と信長が造らせた鉄甲船が激突!
天下の形勢は一気に信長へと傾いていくが、
一方で朝廷との関係は緊張が続いていた。
自身の力を示すため、信長は京都での馬揃えを計画する――。
信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、
大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説!
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
文庫書き下ろし。全八巻、隔月発売予定。 -
信長の大虐殺がはじまる――!
脅威であった武田信玄の急死後、将軍義昭を追放し、
勢いの止まらない信長を悩ませるのが一向一揆だった。、
信長は一揆軍を根絶やしにするべく動き出す。
しかし、その本拠地である石山本願寺はなかなか攻略できない。
一方、信玄の後を継いだ武田勝頼率いる
騎馬軍団と長篠で激突する。
前代未聞の戦いに息つく暇もない!!
信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、
大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説!
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
全八巻、隔月発売予定。 -
第11回日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞作
大根おろしの中に小判がざくざく!?
祭りのために命がけで蜜柑を運ぶ!?
江戸っ子たちの英雄だったこの男は、なぜ一代で店を閉じたのか?
謎に満ちた紀伊國屋文左衛門の生涯に迫る、痛快なる歴史×経済小説
時は元禄。文吉は、幼い頃に巨大な廻船に憧れたことをきっかけに、故郷の紀州で商人を志す。だが許嫁の死をきっかけに、彼は「ひとつの悔いも残さず生きる」ため、身を立てんと江戸を目指す――。蜜柑の商いで故郷を飢饉から救い、莫大な富を得ながらも、一代で店を閉じた謎多き人物、紀伊國屋文左衛門。天才商人の生き様に迫る痛快作。 -
第167回直木賞候補作、待望の文庫化!
「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。
その背後にあったのは、国の実権をめぐる女たちの政争。
そしてわかり合えない母娘の悲しい過去だった。
「大仏は眼が入って初めて仏となるのです。男たちが戦で彫り上げた国の形に、玉眼を入れるのは、女人であろうと私は思うのですよ」
建久六年(1195年)。京の六条殿に仕える女房・周子は、宮中掌握の一手として、源頼朝と北条政子の娘・大姫を入内させるという命を受けて鎌倉へ入る。気鬱の病を抱え、繊細な心を持つ大姫と、大きな野望を抱き、それゆえ娘への強い圧力となる政子。二人のことを探る周子が辿り着いた、母子の間に横たわる悲しき過去とは――。「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。その背後には、政治の実権をめぐる女たちの戦いと、わかり合えない母と娘の物語があった。 -
『天祐は信長にあり』シリーズ第四巻!
信長の力を借りて上洛を果たし、
室町幕府第十五代将軍に就任した足利義昭の工作により、
浅井長政、朝倉義景、三好三人衆、武田信玄、本願寺顕如らは
信長包囲網を張り巡らせる。
一方、尾張の天才・織田信長は、
最大の敵である甲斐の龍・武田信玄の動きを探っていた――。
信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、
大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説!
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
全八巻、隔月発売予定。 -
徳川家康が最も恐れた男、真田幸村の謎に迫る!
「歴史ミステリとして、そして本格ミステリとして、実に優れた一作」
――大矢博子(解説より)
徳川・豊臣両家や諸将の思惑が交錯する大坂の陣。
亡き昌幸とその次男幸村――何年にもわたる真田父子の企みを読めず、翻弄される東西両軍。徳川家康、織田有楽斎、南条元忠、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永、ついには昌幸の長男信之までもが、口々に叫ぶ。「幸村を討て!」と……。戦国最後の戦いを通じて描く、親子、兄弟、そして「家」をめぐる、切なくも手に汗握る物語。
『塞王の楯』「羽州ぼろ鳶組」シリーズの熱さと『八本目の槍』の緻密な叙述を兼ね備え、家康を「探偵役」に紡がれた、単行本時各紙誌絶賛の傑作歴史ミステリーが待望の文庫化!
【目次】
家康の疑
逃げよ有楽斎
南条の影
名こそ又兵衛
政宗の夢
勝永の誓い
真田の戦
解説 大矢博子
〈大坂の陣410周年〉 -
織田信長 VS 斎藤龍興!!
永禄3(1560)年、
桶狭間の戦いで今川義元軍を撃破した信長は、
すぐさま斎藤龍興が支配する美濃攻略に乗り出す。
勇猛な柴田勝家、策士の丹羽長秀、人たらしの木下藤吉郎など
信長の家臣がめざましい働きぶりを見せるが、
なかなか攻め落とすことはできない。
一方、室町幕府の置かれた京には、不穏な空気が立ち籠めていた。
第十三代将軍足利義輝を邪魔に思う三好三人衆と松永久秀の軍勢が、
ついに御所を包囲する――。
信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、
大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説!
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
全八巻、隔月発売予定。 -
尾張の虎と呼ばれた父信秀が死去し、十九歳の信長が乱世に飛び出す時が来た。聖徳寺にて斎藤道三との会見を成功させ、美濃という後ろ盾を得ると尾張統一へと突き進む。
兵力で劣る戦いを知略でくぐり抜け、さらには前代未聞の鉄砲隊を密かに組織した信長。ついに今川義元率いる大軍団との決戦の火蓋が切られる!
信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説の幕開け!
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
全八巻、隔月発売予定。 -
尾張の織田弾正忠家の当主信秀は、小嶋日向守信房の娘・雪を見初め継室とするが、雪は出産直後に儚くもこの世を去るのだった。母の命と引き換えに生を受けた子は吉法師と名付けられる。吉法師は負けん気の強い少年へと成長し那古野城の城主となるが、たびたび城を抜け出しては城下の子供たちを家来にして遊び回っていた。そして、短袴に小袖を羽織り、茶筅髷を赤い紐で結い上げ、腰に巻いた荒縄に瓢箪や袋をぶら下げるなど、奇抜な装いや振る舞いから「大うつけ」と呼ばれるようになる。だが、吉法師の師となる沢彦宗恩や津島の大橋重信など、蛮行の陰に見え隠れする才に気づく人物も。信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説の幕開け! 大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。全八巻、隔月発売予定。
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中山義秀文学賞受賞&「オール讀物」誌「時代小説、これが2021年の収穫だ!」――傑作和歌ミステリー、待望の文庫化
鎌倉初期の天才歌人・藤原定家の恋と「百人一首」の謎に迫る
平安時代の最高権力者・藤原道長に連なる藤原北家ながら傍流の御子左家は、歌壇ではそれなりの実力を発揮しているものの、公家の出世レースではパッとしない家柄。当家の次男に生まれた藤原定家は、病由来の難聴を克服し、侍従時代の同僚で親友の藤原家隆らとともに『新古今和歌集』の選者を務めるなど、歌壇でめきめきと頭角を現す。鎌倉幕府に押され気味の朝廷の復権を目指す後鳥羽院は、そんな定家に、三代将軍・源実朝に京への憧れを植え付けるため「敷島の道(和歌)」を指南せよと命ずる。後鳥羽の野心は肥大し、ついには倒幕の兵を挙げんとするが……。
知らぬ人のいない「小倉百人一首」には、なぜあの100首が選ばれたのか? 同じく藤原定家選の「百人秀歌」より1首少なく3首だけ異なる理由とは?――「承久の乱」前後の史実をきらびやかに描きながら、その謎を解き明かす。
【目次】
一の章 還御の噂
二の章 いとしの友よ
三の章 菊花の王
四の章 はかなき鎌倉将軍
五の章 勅勘と大乱
六の章 嵯峨山荘の障子和歌
附 記
解 説 大矢博子 -
大人気シリーズ「剣神」の岩室忍が描く、痛切なる忍びの世界!
「鶴、信長を殺せ」若き女忍び逆鶴に託されたのは、軍神上杉謙信の密命。密命を果たさねば死、それが加藤段蔵率いる忍び衆「軒猿」の掟であった。謙信の密書を携え京へ向かった逆鶴は、足利義昭、近衛前久らとの邂逅を経て、ついに織田信長への接触を果たすが……。本能寺の変前夜、明智光秀の蜂起を歴史の裏舞台から描く! 文庫書き下ろし
目次
対馬谷の鶴/仏の胸/将軍義昭/設楽ヶ原/お化け公家/蛇石/軍神の死/乱丸/逆鶴の愛/小猿の死/黒坊主/大天主/五郎山/珠光小茄子/三職推任/白雲寺/本能寺/嵯峨野
文庫書き下ろし -
文政六年、いじめに耐えかねた西丸書院番二番組の新参・松平外記が三名の古参を城中で斬り殺す大事件、いわゆる「千代田の刃傷」が起きた。幕閣が混乱する中、二百二十五石の小旗本で無役の小普請組・北条志真佑は、番士を一新し再編成された二番組に抜擢され、妹の幸や叔父の相模八左衛門とともに喜んでいた。上泉新陰流を使い、十一代将軍徳川家斉の世子・家慶の力にならんと腕を撫す志真佑だったが……。待望の新シリーズ始動!
【目次】
第一章 騒動の後始末
第二章 役付の誉れ
第三章 城中規律
第四章 恨の根
第五章 盾の意味 -
元式部丞・藤原為時の娘で二十歳の小姫(のちの紫式部)は、創作の腕を評価され、左大臣源雅信の娘・倫子に「物語の女房」として仕えていた。小姫の書いた「光る君」を主人公とする短編は、貴族社会の一部で評判を取り、回し読みされている。倫子の要望に従い次々と執筆しているうちに創作の「種」に詰まってしまった小姫は、ある日、隣家の中流貴族の娘で幼馴染みの月乃に「取材」へ誘われる。女房たちの間で噂になっている七の宮の恋の真相を知るため、宮が女と逢瀬を重ねているという廃院に行ってみようというのだ。月乃の父の荘園を治める荘官の子・鶴丸を供に、廃院に向かった三人だったが……。
若き日の紫式部が、相棒とともに都大路の「謎」に迫る!
【目次】
第一話 六条の廃院
第二話 尋ねゆく幻術士
第三話 あこがれの草子
第四話 車争い
第五話 鳴滝参り
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

