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『時代小説、恋愛、0~10冊(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全100件

  • 「捕物の神様」と言われた名与力・塙江漢。今は隠居して平穏な日々だった。しかしある日突然息子の郁次郎が無実の罪で投獄され、許嫁である花世にも魔の手が迫る。街を恐怖に陥れる謎の連続殺人事件。大坂の名与力羅門塔十郎との推理対決。息子の処刑まであとわずか。果たして塙江漢は息子の無実を証明し真犯人を捕まえることができるのか。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • シリーズ4冊
    770792(税込)
    著者:
    篠綾子
    レーベル: 時代小説文庫

    菓子職人・なつめが、寺を建立する母代わりの了然尼に付き添うため、駒込の菓子舗・照月堂を辞して四年。なつめは、内藤宿で菓子茶店うさぎ屋を開き、女将として切り盛りしている。店で出す菓子は、照月堂の主・久兵衛から品書きに加えることを許された「望月のうさぎ」とたれが旨いと評判のみたらし団子。ゆくゆくは体によい養生菓子も作っていきたい。照月堂の家族や、江戸店を出すことになった果林堂の職人・安吉とも交流しながら、ますます精進する菓子茶店女将・なつめの物語。大好評「江戸菓子舗照月堂」に続く物語。
  • 近代イギリス長編小説の頂点とうたわれる
    ジェーン・オースティンの6作品のうち、
    初期に執筆されたもの(出版は著者の没後となった)。

    ゴシック小説の影響を受けた若い女性キャサリン・モーランドの成長物語で、
    文学に熱中する自身の姿を投影し現実との違いを描いている → 夢見がちな女性への風刺を込めて。

    当時人気を集めていたゴシック小説のパロディで、
    主人公(ヒロイン)を中産階級出身の目立たない平凡な少女に設定し、
    そのロマンチックな妄想・好奇心をさらけ出すことによって、
    18世紀の小説の慣行をその冒頭から変えた。

    「200年経っても色褪せない」とうたわれる天才作家の、執筆の原点となる名作。

    オースティンの作品は、
    すべて平凡な田舎の出来事を描いたものであり、
    求めた題材の範囲は非常に狭く、
    いずれも登場人物は名家の娘と牧師や軍人などの紳士で、
    この男女が紆余曲折を経てめでたく結婚して終わる。

    オースティンは「田舎に3、4の家庭があれば小説にもってこいの材料になる」、
    と述べているが、そこでの人間の姿を徹底的に描き尽くし、
    人間性の不変さを示し、心理写実主義の先駆ともされている。

    一連の作品は、
    英文学古典の一つとして高く評価されていて、
    初級の講義から各国の学会での高度な研究に至るまで多くの大学でオースティンの作品が取り上げられている。
    バースのゲイ・ストリートには現在、ジェーン・オースティン・センターがあり、様々な資料を展示する他、
    研究・啓蒙活動が行われている。

    「君の心の庭に忍耐を植えよ、その草は苦くともその実は甘い」は彼女の言葉である。

    ※2016年以降に流通している10ポンド紙幣の肖像画に、
     ジェーン・オースティンが採用されている。

    ■著者 ジェーン・オースティン
    英国南部ハンプシャー州生まれ。
    18世紀から19世紀イングランドにおける田舎の中流社会を舞台として、
    女性の私生活を結婚を中心に皮肉と愛情を込めて描き、
    その作品は近代英国長編小説の頂点とみなされている。
    また英語における自由間接話法(描出話法)の発達に大きく貢献したことでも知られる。
    主要作品は、本書のほか『誇りと偏見』『エマ』『マンスフィールド荘園』『説得』『理性と感性』など。
  • シリーズ4冊
    726946(税込)
    著者:
    馳月基矢
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    骨董商への嫁入りは、身分を隠した契約結婚!?

    武家出身の美鳥は、実家の三津瀬家を助けるためにおるうと名を変えて身分を偽り、骨董商を営む佐久良屋に嫁入りをする。夫の燕七は端整な顔立ちで優しい性格だが、なぜかおるうには遠慮がちで冷たく接する。ある日、店先に現れた乱暴者をおるうは小太刀術で懲らしめる。奉公人を救ったことで、店に馴染んでいったおるうは、おかみとしての新生活を歩み始める――。訳あって結婚した夫婦が心を通わしていく様子を描いた、恋愛時代小説。
  • 「それは、そのうちね」そう、お妙がにっこり笑う。お花が
    「料理を教えて」というと、お妙はきまってそう有耶無耶に
    してしまうのだ。養い子のお花は、引き取ってくれた只次郎
    とお妙の役に立ちたいだけなのに――。一方、かつてお妙と
    只次郎の世話になった薬問屋「俵屋」の小僧・熊吉は十八歳
    になり、手代へと昇進していた。出世頭には違いないが、小
    僧とは距離ができ、年嵩には疎まれ、心労が半端ない……。
    蕗の薹の芥子和え、タラの芽の天麩羅、ホクホク枸杞飯、そ
    してふわふわの鰻づくし! 彩り豊かな料理と共に、若い二
    人の成長を瑞々しく描く傑作人情時代小説、新装開店です!
  • 880(税込)
    著:
    畠中恵
    レーベル: PHP文芸文庫
    出版社: PHP研究所

    なぜ、幼なじみは死んだのか? 下っ引きの宇多が真相を追う! ベストセラー「しゃばけ」シリーズの著者による江戸の青春ミステリー!

    なぜ、幼なじみの於ふじは死んだのか? 小間物屋「大和屋」の若だんなの千之助・於ふじ兄妹がある日、神田川に浮かんで亡くなっていた。二人の死は事故か事件なのかはっきりしなかった。子どもの頃は仲良く遊んでいた間柄で、密かに於ふじに思いを寄せていた下っ引きの宇多は、真相を突き止めようと決意する。そんな矢先、ある長屋に幽霊が出没するという噂が出回る。親分に命じられて、宇多が調査に訪れたところ、現れたのはなんと於ふじの幽霊だった。しかし於ふじは自分がなぜ死んだかわからないと言う……。ベストセラー「しゃばけ」シリーズの著者による江戸の青春ミステリー!
  • 桜の下で出会った呪われた姫と無官の公達。

    「おまえ自身も、おまえに関わるすべてのものも、何もかもを滅ぼしてやる」
     幼い頃、目の前で息絶えた女の最後の言葉によって、呪い持ちの姫君と呼ばれるようになった中納言家の娘、詞子。ある雷鳴が鳴り響く晩、屋敷に現れた恐ろしい“鬼”に妹が連れ去られそうになるのを見た詞子は、使ったこともない矢を射て、鬼を追い払う。だが、そのせいで詞子はさらに周囲から恐れられるようになり、数少ない使用人を連れて屋敷を出、寂れた別邸に移り住むことに。
     それから数日後。満開の桜を眺めようと庭に出た詞子は、そこにいた狩衣姿の見知らぬ青年に姿を見られてしまう。彼の名は源雅遠。左大臣家の嫡子でありながら、無風流な変わり者と言われ、出世の道からも外れている男だった。雅遠は、鬼姫と噂される詞子を決して怖がらず、それどころか桜姫と呼んで詞子のもとに通うようになる。鬼も呪いも関係ないように振るまう雅遠に、災いが降るかかるかもしれないと恐れる詞子だが――。

     平安貴族の許されぬ恋を描いた人気シリーズが、加筆改稿の上、装いも新たに登場。書き下ろし「兄の計画」収録。

    ※この作品はルルル文庫『桜嵐恋絵巻』 の加筆改稿版となります。
  • 『二都物語』――これは、二つの都市、二つの運命、二つの人生が交錯する、愛と自己犠牲を描いた世界的名作である。混沌のパリと穏やかなロンドンを舞台に、歴史に翻弄される人々の姿が、あなたの心を激しく揺さぶる。革命の荒波に呑まれながらも、無償の愛を貫く男の姿は、時代を超えて読み継がれる感動をもたらすだろう。さあ、ディケンズの描く圧巻のドラマに触れ、あなた自身の心の革命を体験しよう。
  • エリザベス・アーニムの小説『魅せられて(The Enchanted April)』は、1920年代のイギリスとイタリアを舞台に、4人の女性が「心の再生」を求めて過ごす春のひと月を描いた物語です。あらすじ(概要)ロンドンの雨続きのある日、退屈で閉塞感に満ちた生活にうんざりしていた主婦ロッティ・ウィルキンスは、新聞広告に目を留めます――「紫藤と日差しを愛する方へ。イタリア・地中海沿岸の小さな城を、4月の1か月間お貸しします。」ロッティは同じ婦人クラブにいたローズ・アーバスノットを誘い、費用を分担するためさらに二人の女性――美貌の貴族レディ・キャロライン・デスターと、気難しい老婦人フィッシャー夫人――とともに、イタリア・リグーリア海岸の古城「サン・サルバトーレ」へ旅立ちます。最初は互いに気を遣い、距離を感じながら始まる共同生活。しかし、イタリアの春の魔法のような美しい自然、静寂な時間、陽光に包まれた日々の中で、4人は次第に心の鎧を脱ぎ、友情や自分自身を見つめ直していきます。果たして4人はそれぞれにとって大切なものを見出すことが出来るのでしょうか。この物語は、戦後の疲弊した人々にとって癒やしと希望の物語として人気を博しました。現代に生きる私たちにとっても、「心を休め、自分自身を見つめ直す時間」の大切さを優しく教えてくれます。
  • 110(税込)
    著:
    吉川英治
    レーベル: ――

    吉川英治初期の出世作。希代の美男子春日新九郎。臆病者で剣さえ握ったことの無かった若者が苦労努力して成長していく。試合に敗れ片足を折られた兄の汚名を雪ぐこともできない新九郎。だが一念発起して剣の修行を目指す。相手は富田三家随一の名人鐘巻自斎。果たして打ち勝つことができるのか。しかし修行を邪魔するかのように美女、妖女が次々と現れる。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 剣才ある町娘と、刺縫職人を志す若侍。
    一途なふたりの人生が交わったとき、事件が――
    深川の縫箔(刺縫)屋丸仙の娘・おちえは、「弟子入りしたい」と丸仙を訪れた若侍・吉澤一居に心を奪われる。娘斬殺事件が江戸を震撼させるなか、新たな事件が――。あでやかな刺縫を生み出す職人技と、その対極にあるような剣術。ふたつの世界に生きるおちえと一居の葛藤と成長をみずみずしい筆致で描く、一気読み必至の時代青春ミステリー!
  • H.G.ウェルズらと同時期に活躍したSF作家、ジョージ・グリフィス(1857-1906年)の代表作。1893年に出版された本作は、ジュール・ヴェルヌの『征服者ロビュール』などに触発され、未来の戦争を描いた侵略文学と科学ロマンスをミックスした内容でベストセラーとなった。日本では長らく知られていなかったが、この度、初邦訳&原書の挿絵付き&注釈付きで登場した。

    英独同盟とフランス・スラブ連合による欧州大戦争が勃発――その最中、『革命の天使』ナターシャに導かれた若き革命家たちは、新たに発明した飛行船を駆り、恋と使命に命を燃やす。果たして、彼らは革命を成し遂げることはできるのか?

    私訳古典シリーズ第十弾。上巻。
  • 大正の世、日本で発達した『煌花術式』という魔法は、もはや人々の生活にとけこむ技術となっていた。国が発展する一方、術式にまつわる犯罪や格差も増加する。それらによる歪みを追いかけているのが、警視庁術式捜査三課である――。三課に勤める警察官の篠原勇人は、『術者連続失踪事件』を追うなか、不可解な術式の痕跡を発見する。その先にいたのは、犯人らしき怪しげな人物と、見たこともない高度な術式を使う女性――鷹見瑠璃子だった。「犯人をおびき出した」という彼女はいったい…!? ふたりの出逢いが、事件を大きく動かしていく。果たしてたどり着く真実とは!? 大正×警察×異能ロマンタジー!!
  • シリーズ7冊
    792836(税込)

    深川佐賀町の稲荷小路に『足柄屋』という小間物屋を構える与四郎と小里の夫婦。十三年前に無一文で江戸にやってきた与四郎は、立ち直りのきっかけとなった地蔵様からお恵みと縁を大事にすること、そして修行時代に出会い、互いに一目惚れした女房の小里に支えられた商いが誠実なことで、周囲から評判だった。しかし深川祭りで、小僧の太助が争いに巻き込まれたことから恨みを買ってしまい、撒かれた悪評から商売が傾きつつあった……。共に助け合う夫婦の仲睦まじさと、周囲の人々の人情で解決される事件を、実力は作家が描く心温まる物語。新シリーズスタート。
  • 梅の花咲き誇る頃。とある少女が百番目の神を有する「百生」一族の当主のもとに嫁いだ。彼女の名前は紗恵。生家で虐げられ、表情を失くし、まるでお人形のようだった。しかも唯一、彼女を気にかけてくれた異母兄は亡くなったばかりで…。嫁ぎ先の当主・成実はそんな兄の親友だった。しかし、兄のことを「俺が殺した」と言い!?――切なすぎる両片想い×和風シンデレラ・ストーリー。大人気『十番様の縁結び』シリーズと同世界観! 東堂燦、注目の最新作!!
  • 山本周五郎の現代小説。ある極貧の下町の長屋に住む人々を描いた群像劇。貧しいくも逞しい生活の日々。不幸、笑い、恋愛、不倫。社会の底辺から見る当時の世相。個性的な人物たちの切ない話や不幸の連続な境遇にもはや諦観するしかない人々。「季節のない街」他に「正体」「藪落し」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 「七夕の晩、また君恋橋で逢おう」と男から錦絵を渡された女。
    その話を聞いた絵師は、落款から己の描いた絵だと気付き、二人の邂逅を見届けたいと二十数年ぶりに彼の地へ向かう(「小金井橋夕照」)。
    名所絵の依頼を受けた歌川広重が「江戸近郊八景」を描く道すがら、人々の抜き差しならぬ恋模様を覗く傑作八篇。
    『恋々彩々』改題。〈解説〉細谷正充
  • 栄華を極める凱帝国に、新たな皇貴妃が誕生した。名は李紫蓮。そのつとめは、偽りの寵妃として後宮を統治すること。職務上の夫でしかない皇帝・高隆青にはかつて深く愛した妃がいた。かの女は大罪を犯して冷宮送りになったが、いまだに天子の心をとらえて離さない。絢爛たる皇宮の奥深くで妃たちの野心と嫉妬が交錯し、寵愛は流転する。すべては後宮が見せる泡沫の夢…。
  • 880(税込)
    著者:
    木原 音瀬
    イラスト:
    依田沙江美
    レーベル: のはらの星

    見えない世界の存在&妖怪&スピBL❤

    植物学を大学で研究している佐竹亮一郎は、年上の口のきけない使用人・徳馬に密かに心を寄せていた。徳馬は幼い頃に母をなくした亮一郎にとって、親鳥のようにそっと見守ってくれていた大事な存在だった。
    想いを告げて徳馬に嫌われるよりは、このままずっと側にいてほしい。
    だが身分違いもあり想いを告げずにいたある日、突然、徳馬が暇を願い出る。亮一郎は裏切られた思いで徳馬に激怒する。
    しかしそんな不穏なふたりのもとに、田舎から急ぎの電報が届いて……。

    小冊子作品【白藤】も収録!
  • 2,530(税込)
    著:
    周防柳
    レーベル: ――

    奈良の都、最大の醜聞
    女帝×「日本三悪人」道鏡――許されぬ恋の真相は?

    天平文化華やかなりし世に即位する孝謙天皇(のちに称徳天皇として重祚)は、「奈良の大仏」造立で知られる父・聖武天皇の後継者として、21歳で史上唯一の女性皇太子となった。皇位継承後、近臣・藤原仲麻呂に支えられ治世は安定しているかと思われたが……。
    平城京が騒然とした皇室スキャンダルと、天智天皇以降の皇統の謎を解き明かす、中山義秀文学賞受賞第一作。

    「女帝はみな、わが腹を痛めた子への橋渡しとして、帝の役目を果たしてきた。しかし、朕は違う。朕は朕のために玉座につく。この国で初めておのれのための女帝となる」(本文より)

    【目次】
    序章 神託
    一章 うるわしの姫天皇
    二章 弓削から来た禅師
    三章 奴を王と呼ぶとも
    四章 大枝の里の刺客ども
    五章 東の国の空の下
  • 江戸っ子だって
    ぐっすり眠りたい!

    心と体がほっこりする養生所、始めました!
    (眠り猫もいるよ!)

    明日のために眠りませう――
    江戸っ子のお悩み承ります!

    茶問屋の娘として育った藍は、両親を相次いで亡くし、不安で眠れぬ日々が続いていた。
    そこに帰ってきたのは、医学を学びに長崎へ行ったまま二年も家を空けていた兄の松次郎だった。
    兄に眠りの大切さを教えられた藍は、兄とともに眠り専門の養生所〈ぐっすり庵〉を開く。
    しかし、肝心の兄の生活には大きな問題が…。温かさと癒しあふれる時代小説。

    細谷正充氏絶賛の人情時代小説!

    とかくストレスの多い世の中だ。心に鬱屈があってなかなか眠れず、
    疲れが取れないこともあるだろう。そんな人にこそ本書を薦めたい。
    本書そのものが安眠枕だからだ。寝る前に読めば、
    本を閉じた後、気持ちよく眠ることができるだろう。
    ――細谷正充(文芸評論家)
  • 女人剣に、男は及ばぬ――古代より継がれし秘剣に挑む、侍たちの挽歌!

    邪馬台国の女王・卑弥呼によって確立された統治形態〈ヒメ・ヒコ制〉が、途絶えることなく受け継がれた中世日本。
    戦雲立ちこめる武家の時代、卑弥呼の業を継ぐ姫君たちはおのれの支えとなる近侍を従え、それぞれの国を護るため秘剣を振るった。
    余人、殊に男はいかに研鑽を積もうとも、同じ域に達することはできない。ゆえに、侍たちは畏怖をもって彼女らをこう呼んだ――剣豪姫(けんごうき)と。
    戦国の世、関東奥秩父の小国を治める武家の少女・千星と貧しい山村の少年・翔佐との愛憎を軸に、虚と実が激しく交錯する、本格〈剣豪〉時代小説。
  • 858(税込)
    著者:
    蝉谷 めぐ実
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    小説賞2冠!面白さお墨付きの江戸歌舞伎恋愛譚、ついに文庫化!

    ときは文政、ところは江戸。武家の娘・志乃は、歌舞伎を知らないままに役者のもとへ嫁ぐ。夫となった喜多村燕弥は、江戸三座のひとつ、森田座で評判の女形。家でも女としてふるまう、女よりも美しい燕弥を前に、志乃は尻を落ち着ける場所がわからない。
    私はなぜこの人に求められたのか――。
    芝居にすべてを注ぐ燕弥の隣で、志乃はわが身の、そして燕弥との生き方に思いをめぐらす。
    女房とは、女とは、己とはいったい何なのか。
    いびつな夫婦の、唯一無二の恋物語が幕を開ける。
    第10回野村胡堂文学賞、第44回吉川英治文学新人賞、二冠の作品がついに文庫化!
    カバーイラスト/おかざき真里
  • 秘めた想いを届けます――

    季節うつろう幕末の京都。伏見にある旅籠・月待屋には、不思議なほどに人の心を動かす手紙を書く代筆屋「懸想文(けそうぶみ)売りさま」がいるという。
    秘められた恋、切っても切れぬ親子の情、戦国の世にさかのぼる先祖の因縁――
    人々はそれぞれの想いを胸に、月待屋を訪ねる。京の四季と切ない人間ドラマをしっとりとした筆致で描く、人情時代小説。

    〈目次〉
    第一章 懸想文の男
    第二章 母恋ひし人
    第三章 血天井の城
    第四章 饅頭喰い
    第五章 伏見の酒
    第六章 恋文の女

    解説/桂 米紫(落語家)
    装画/水口理恵子
  • シリーズ3冊
    850(税込)
    著:
    雨咲 はな
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    “あやしの森”で出会ったのは、妖魔討伐を生業とする不思議な一族の青年だった

    妖魔が蔓延(はびこ)る明治東京――。複雑な家に生まれ育った令嬢・深山奈緒は、失踪した友人を探すため不気味な噂の絶えない「あやしの森」に足を踏み入れる。そこで出会ったのは、不思議な一族の血を引いた青年・暁月当真だった。ひょんなことから奈緒は当真の嫁候補に選ばれ、共に妖魔がらみの事件を追うことに。恋愛ファンタジーの名手が贈る、浪漫綺譚シリーズの開幕!

    カバーイラストは、『結界師の一輪華』などの装画を手がけるボダックスさんです。
  • 筆一本で幕府と対峙した男がいた

    駿河小島藩に仕える倉橋寿平には、もう一つの顔がある。「恋川春町」の名前で滑稽本を執筆する江戸で人気の戯作者だったのだ。浮世を楽しむため、さまざまな女性のもとを渡り歩く春町のもとに、突如として幕府の大物・松平定信から呼び出しの文が届く。倹約を旨とする幕府の方針に、春町の著作はそぐわないと判断されたのだ――。戯作者の矜持を胸に、命がけの洒落で権力に挑んだ粋人の生涯を描く軽妙洒脱な時代小説。
  • 836(税込)

    寛政六年の春。地本問屋「耕書堂」に住み込みで奉公している女中のお駒は、店主・蔦屋重三郎のもと、日々忙しく働くある日、店の中に入っていく長身の男を見かけた。その男は、写楽という蔦屋が抱える新しい絵師だった。写楽の役者絵が店に並ぶと、今まで誰も見たことのない絵に、江戸中が沸いた。讃辞と酷評入り混じる中、突然重三郎に呼ばれたお駒は、次に写楽が描く絵を手伝ってほしいと言われ……。選考委員満場一致で受賞した、第十四回角川春樹小説賞受賞作、書き下ろしの外伝を加え、待望の文庫化。
  • シリーズ2冊
    792858(税込)
    著者:
    鷹井伶
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    流罪となった若き殿さま、彼は運命に逆らい、私を導いてくれる。書き下ろし

    紀伊の霊峰を仰ぐ地で、刀鍛冶の家系に生まれた美禰は、後継者となるべく鋒みね国くにの名を与えられ、男を装うよう育てられた。だが、流刑の殿様との出会いが彼女の運命を大きく動かす。新シリーズ開幕。
  • 『戦国姫』シリーズで人気の藤咲あゆな先生×マルイノ先生による、はじめてでも楽しめる『源氏物語』! 紫式部不朽の名作を、読みやすい現代語訳でお届け! 大河ドラマがもっとおもしろく!! 幼い頃に母を亡くした皇子――光源氏。最愛の人・紫の上をはじめ、朧月夜、明石の君など多くの姫を愛すが、心はいつも亡き母に似たあこがれの人を求めていた……。平安のきらびやかな都で繰り広げられる光源氏と姫たちの愛の物語。源氏死後の物語「宇治十帖」を含めた、全五十四帖収録!
  • ローマの秘宝の「夜光の短剣」には莫大な富が隠されている。尾張徳川家の七男万太郎から、将軍家拝領の鬼女面を盗みだした怪盗日本左衛門。転び伴天連のお蝶などが活躍する伝奇ロマン。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • シリーズ7冊
    220330(税込)
    著者:
    森康雄
    レーベル: さくらまち

    この物語は、2人の主人公が登場します。2人は世界的に有名なピアニストとしての地位を築いており、才能と情熱は音楽を通じて表現されます。成功の裏には、過去の人間関係にまつわる葛藤や障害が存在しています。彼らの音楽的な生き方を通じて、友情、愛情、競争、成長といったテーマを探求します。彼らが抱える過去の傷やトラウマ、成功と失敗についても描かれます。
  • シリーズ2冊
    308611(税込)
    著者:
    Sarah
    レーベル: Sarah
    出版社: Sarah

    涼月(りょうげつ)の晩に君とダンスを―― カリフォルニアで出会った同級生との『最後の恋』

    ユウタは大学3年を迎えようとしている。将来をどう生きるかを決めかねている矢先、恋人からも三下り半をつきつけられ、人生がパッとしない。そんな時に彼の目にとびこんできたのは、留学中の親友・慶介からのメールだった。親友にすぐ逢いたくなりカリフォルニア行きを即決するユウタ。慶介の成長した姿になぜかトキメキをおぼえ、そして――。バイセクシャルとしての覚醒に、ユウタはどう向き合うのか?もと同級生との再会が、意外な純愛へと発展する切ないラブストーリー。
  • 200年前も恋する乙女たちは何かと大変でした
    19世紀イングランドの田園を舞台に、
    対照的な姉妹の恋と結婚への道を描く、
    オースティン作品で最初に刊行された傑作。

    オースティンの作品は、すべて平凡な田舎の出来事を描いたものであり、
    求めた題材の範囲は非常に狭く、いずれも登場人物は名家の娘と牧師や軍人などの紳士で、
    この男女が紆余曲折を経てめでたく結婚して終わる。

    オースティンは「田舎に3、4の家庭があれば小説にもってこいの材料だ」、
    と述べているが、そこでの人間の姿を徹底的に描き尽くしており、
    人間性の不変さを示し、心理写実主義の先駆ともされている。

    一連の作品は、
    英文学古典の一つとして高く評価されていて、
    初級の講義から各国の学会での高度な研究に至るまで多くの大学で
    オースティンの作品が取り上げられている。
    バースのゲイ・ストリートには現在、ジェーン・オースティン・センターがあり、
    様々な資料を展示する他、研究・啓蒙活動が行われている。

    「君の心の庭に忍耐を植えよ、その草は苦くともその実は甘い」は彼女の言葉である。
    *2016年以降に流通している10ポンド紙幣の肖像画に、ジェイン・オースティンが採用されている。


    ■著者 オースティン,ジェーン(Austen,Jane)
    1775-1817。英国南部ハンプシャー州生まれ。
    18世紀から19世紀イングランドにおける田舎の中流社会を舞台として、
    女性の私生活を結婚を中心に皮肉と愛情を込めて描き、
    その作品は近代英国長編小説の頂点とみなされている。
    また英語における自由間接話法(描出話法)の発達に大きく貢献したことでも知られる

    ■翻訳 パーカー敬子(パーカーケイコ)
    1957年東京女子大学文学部英米文学科卒業、カナダに渡る。
    1964年にトロント王立音楽院よりARCT
    (Associate of the Royal Conservatory of Toronto)
    の教師資格を得て、46年間音楽理論を主として教授。
    2016年に同音楽院より第一回Teacher of Distinction賞を受賞。
    1950年代後期よりジェーン・オースティン研究を始め、
    1981年にJane Austen Society of North America(JASNA)に入会。
    1998年よりバンクーバー近辺の日系シニアの為に「音楽の会」(コロナ禍で休会中)を、
    また2011年からは「ジェーン・オースティンを英語で読む会」を主催、現在に至る
    (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • かつてイングランドを股にかける大強盗として名を馳せていたキット・ウェブ。今はしがないコーヒーハウスの店主として平凡な日々を過ごすキットの元に、ある日、パーシーと名乗る美しい紳士が訪ねてくる。

    「仕事を依頼したい」

    退屈で物足りないキットの毎日に突如舞い込んだ強盗計画。待ち望んでいたスリルと平和な日常との間で葛藤するキットに、パーシーはあきらめることなく何度も誘惑を繰り返す。逢瀬を重ねるうち、二人は互いに惹かれ始め……。

    美しくも奔放な貴族と元強盗のコーヒーハウス店主。別世界を生きていた二人が織り成す、ヒストリカルボーイズラブロマンス。
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    わたし、山城瑠奈、中1。学校の遠足で、水族館にやってきたんだ。まわりは友達同士でさわいでるけど、わたしは群れるのがキライ。別の階に行こうと、エレベーターに乗ったんだ。でも、着いたのはまさかの裏水族館。わたし、人気アイドルグループ「るーとB」の男の子4人と、閉じこめられちゃった!? 脱出するには「素直な気持ちを告白しろ」って、そんなのムリ! 推しとの結末が選べる、大人気のラブ×サバイバルストーリー!
  • 虹色の石をひろったら――幕末にタイムスリップ!? わたし、七野凛は空手が得意な中学一年生。恋に興味はあるけど、強いわたしに『恋愛のイメージはない』みたいで……。ちょっぴりモヤモヤしていた道場の帰り道、とってもキレイな石をひろって――気づいたらそこは、1862年の日本! まさか、江戸時代にタイムスリップしちゃった!? そこで出会ったのは、同い年の男の子・桐真と、土方さんや沖田さん――なんとのちに新選組になる人たち! 早くもとの時代に帰りたいって思っていたけど、彼らがたどる運命を知っちゃって……。わたし、大切なみんなのことを守りたいよ! ……これは、時を超えた、わたしの『挑戦』の物語。
  • カクヨムに掲載した短編をまとめて同人誌にしました。
    ジャンルごちゃ混ぜです。お気に入りの物語は見つかりましたか?

    ■収録作品
    私は負けたことがない
    ウィズバイラス・インジュピター
    夢の中の少女
    ソシャゲ世界のやり直し
    だいたいゾンビのせい
    信じた手紙は花の香り
    素敵なお話いっぱい書いてね!〜小説家のあなたが“ファンな”あの子にご奉仕される〜カクヨム編【CV:五月あめ】
  • 松前家中の少年、春山伸輔は、尊皇攘夷に与しなかったことで落ちぶれてしまった家名を復権させるべく、箱館の遊軍隊と合流。
    榎本軍への撹乱活動を行っていた。
    一方、新選組副長だった土方歳三は、蝦夷地にできた箱館政府において陸軍奉行並となっていた。
    市中の混乱を収めつつ、近藤勇らと夢見た国盗りを、再びこの地で実現させようとしていた。
    薬売りに変じて市中見廻りに出ていた土方歳三は、撹乱活動中だった伸輔と偶然にも知り合うことになる。
    互いの正体を知らないままに、知遇を得た二人。
    だが激化する戦いが、やがて二人の運命を切り裂いていく。待望の文庫化。
  • シリーズ5冊
    330550(税込)

    ようこそおいでませ、ここは驚異の部屋。あなたは×××人目のお客様です。

    「ようこそおいでませ、此処は驚異の部屋。貴方は記念すべき××××人目のお客様です」
    十九世紀末、ヴィクトリア朝倫敦。
    パブの帰り道で酔い潰れ、目が覚めたら見知らぬ場所にいた。貴方を歓待するのはこの上なく笑顔が胡散臭い、天使のような美少年。
    少年は自らを学芸員(キュレーター)と称し、前後不覚の貴方に身の上話を迫るのだが……。
    (ファンタジー/歴史/主従/貴族/無理矢理)
    表紙:SiC9.5(@SiC9_5)様
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    太平洋戦争はアメリカ等の連合国が絶対正義で日本が絶対悪なのか? 平和主義者で家族と幸せに生きる事を誰よりも願っていた好青年がなぜ特攻隊に志願し、海の藻屑と消えたのか? どうしても生きたい、生きて結婚し、幸せになりたいと心の底から願っていた男女の悲しき愛の文通物語。
  • 今村翔吾氏 推薦!
    「たおやかな筆致で描かれる、苛烈な愛のゆくえ。この作品を書く感性をまぶしく思う」

    最初に父親から教えられたのは自害の作法……細川忠興は愛を知らなかった。
    玉(ガラシャ)は、妻として忠興に寄り添いたいと思う。
    しかし父・明智光秀の謀反により、夫婦の運命は暗転。
    謀反人の娘となって幽閉された玉は、やがてキリスト教の愛に惹かれていく。
    一方、忠興は玉の心を失う孤独と恐怖から、刃を振り上げ――。

    本当に大切にすべきものは何だったのか。
    物語は歴史上もっとも美しいラストシーンへ。

    細川ガラシャと忠興、日本史上もっとも歪んだ純愛を描いた歴史小説。
  •  享保十三年、第八代征夷大将軍・徳川吉宗が招聘したのは、巨大な「象」であった。海を越えてはるばる旅をしてきた象は、長崎の港に着いたのち、陸路、徒歩で江戸城に向かう。多くの人間を引き連れた象の行く先々は、珍獣を一目見ようとする見物人であふれかえり、さまざまな人間模様を見せる……。史実を元にファンタジックに描かれた連作短篇時代小説。

    *わらしべの唄
    *獺祭の湊
    *象鳴き坂
    *半鐘さん
    *マン・オン・ザ・ムーン
    *千日手の解法
    *エピローグ 象を引く

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • シリーズ4冊
    572715(税込)
    著:
    諸田玲子
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    結寿(ゆず)は、十七の娘盛り。元火盗改の祖父と麻布狸穴で暮らしている。新春、ムジナを探す八丁堀同心・妻木と出会う。精悍だがどこか飄然とした佇まいに、ほのかな恋心を抱く結寿。だが、火盗改方と同心は、手柄を競い合う仇敵関係だ。その頃、夜道で金品を奪う“ムジナ”が出没し……。二人は、祖父に内緒で、狸穴界隈で起こる不思議な事件の謎を解いていく。恋と捕り物の行方を温かな人情のなかに描く連作時代小説。
  • ――やはり恋です。男同士の恋。

    日本近代文学における「男性間の愛と絆」をテーマに、1902~49年に発表された傑作・名作・怪作を精選。小説では1960年代に森茉莉、少女漫画では70年代に「24年組」が登場して以降、この分野では作者・読者とも女性層が拡大していった。本書ではそれ以前の20世紀前半に発表された短篇を集成、現在に至る源流を辿る。
    表題作は1910年「白樺」に発表され、長らく文学全集でしか読むことができなかったため、「図書室を使って読む小説」として一部で名高い逸品。その他、実話から童話、怪談、時代小説まで幅広いジャンルの短篇を揃える。
    カバー装画は人気イラストレーター、ホノジロトヲジによる描き下ろし。

    【目次】

    秋田雨雀「同性の恋」(1907)
    日下諗「給仕の室」(1910)
    倉田啓明「若衆歌舞伎」(1912)
    山崎俊夫「執念」(1918)
    木下杢太郎「船室の夜」(1916)
    室生犀星「お小姓児太郎」(1920)/「美小童」(1926)
    綿貫六助「小松林」(1922)

    国木田独歩「画の悲しみ」(1902)
    田中貢太郎「ある神主の話」(1920)
    小川未明「野薔薇」(1920)
    岡本かの子「過去世」(1937)
    豊島与志雄「死ね!」(1934)
    太宰治「駈け込み訴え」(1940)
    山本周五郎「泥棒と若殿」(1949)

    〈カバーイラスト〉ホノジロトヲジ
    〈カバーデザイン〉円と球
  • 貸本屋<ゆうづき>で働くなつは、実は由緒ある武家の生まれ。恋ゆえに出奔した兄を捜すため、単身江戸へ上ったのだ。手がかりは兄の恋人が版画職人を目指しているということだけ。版画本の作者を調べては、めぼしい人々を訪ねる日々だ。ある日、本に興味のない植木屋の小六が歌集を借りていく。恋歌がうまく作れないという彼に、なりゆきで協力することになるが…?
  • 1,870(税込)
    著:
    奥山景布子
    レーベル: ――

    「別れた女に金の無心までして、あの人が目指すのは何なのでしょう――」
    明治に浪漫主義運動の旗頭「明星」を創刊し、数多の才能を育てた与謝野鉄幹。その人生には、彼に身も心も翻弄された女性たちがいた。「明星」の草創期を支え、子をなすも裏切られ続けた滝野、歌の才を愛されながら夭折した登美子、鉄幹の妻となり歌人として大成した晶子。それぞれに訪れる鉄幹との修羅場、女たちのふしぎな連帯、そして鉄幹を凌ぐ歌人となった晶子の壮絶な運命とは――。心も金も才能も燃やし、自らの足で歩み始めた明治女性たちの不屈の歴史恋愛長篇。
  • 江戸時代――「吉原」は幕府公認の色里。つまり、公認の売春街。男たちは、当然のように通った。「女郎」と呼ばれて働く女たちは、貧しさゆえに「身売り」を強いられた不幸な若い娘たちだった。万が一、病気で死ぬことになると、深夜、そっと運び出され、「無縁仏」として、三ノ輪の浄閑寺の穴に投げ込まれたなどなど、おもしろエピソードで江戸の色街を歩いてみませんか。そして、哀れな運命を背負ったひとりの女郎に起こったテレポーテーション(瞬間移動)という不思議・ふしぎの物語も収録。
  • 770(税込)
    著:
    神楽坂淳
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    明治時代の女子大三人娘が美味しい食べ歩き。

    料亭の名は「鈴川」、江戸時代から続いている結構な老舗だ。
    鈴川八重はその、麻布に立つ料亭の一人娘。
    店主の父・勇児は明治の末生まれで頑固者だけれど、料理以外は進歩的。母の海子はキリリとした顔立ちで、まるで芸者のように気風がよい。
    そんな両親と楽しく暮らす八重は、今日も目白の椿山女子大学まで自転車で通っては、同級生で男装の華族令嬢・桜木虎姫、そして美貌の資産家令嬢・桃澤雫と、鯛焼きやかき氷、お汁粉などなど、おいしいあれこれを食べ歩き。
    店に帰れば、料理には厳しい歳上の板前・洋一郎とふたりで新しいメニューづくり。馬鈴薯トーストにストロベリーカレーに……夫婦丼!?
    おいしい食べ物、あまい恋愛に目がない、明治時代の女学生三人娘のスイートな日常を描くグルメロマンス。
  • 「オセロ」「マクベス」「ハムレット」「リア王」
    愛と裏切りの果て、逆転劇を演じたのはあの脇役だった!
    これぞまったく新しい解釈と展望による21世紀のシェイクスピアだ。
    ――縄田一男氏(文芸評論家)絶賛!

    世界の古典文学に人気時代小説家が新たな風を吹き込む四つの物語
    「オセロ」―将軍を破滅に追い込んだ男の妻を意外な訪問者が…!?(「イヤーゴの女房」)
    「マクベス」―魔女の予言に心を囚われた武将の眼には短剣が…。(「魔女中の魔女」)
    「ハムレット」―抜擢した新人女優の拙い演技を見て演出家は…(「幕間 オフィーリア狂乱」)
    「リア王」-最愛の娘の一言が父王とと王国の運命を一変させた―(「リアを継ぐ者」)
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    「あたしが、ひめさまを幸せにしてみせます!」むかしむかし、継母にいじめられ、
    床が落ち窪んだ部屋で、こきつかわれるお姫さまがいました。しかし、その姫には、とっても心強い味方がいたのです。姫とすてきな貴公子の恋、そして、その恋を応援する侍女の活躍をえがく1000年前のシンデレラ・ストーリー。平安時代に成立したとされる「落窪物語」。薄幸の姫君と貴公子の物語とされる本作を、児童文学作家・花形みつるが姫君の幼なじみで侍女のあこぎを語り手に、現代によみがえらせました。あの手この手で、姫を今の境遇から救おうとするあこぎの奮闘を、ポップに描きだします。果たして姫君の運命やいかに!
  • 姫君を守るのは美しい鬼…平安恋物語!

     右大臣の跡取りである父親が怪しと関わったことが原因で、魔の姫に目を付けられてしまった娘の真珠。屋敷の中にまで物の怪が現れて家中が混乱し、陰陽師たちも対応に苦慮する中、三滝という家司が“近江の白銀”と呼ばれる鬼を呼び寄せる。白銀の一家は他の鬼のように人間を食わず、話が通じるのだと三滝は語るが、一同は半信半疑。だが、白銀は一瞬で物の怪を屋敷から追い払ってくれた。これで一安心、のはずが、白銀の息子である瑠璃丸によると、真珠には魔のにおいがつけられているらしい。数日後、またしても屋敷の中に物の怪が出現。襲われそうになった真珠は、思わず瑠璃丸の名を呼んでしまう…。
     魔のにおいを消すためには、それよりも強いもののにおいをつければいい。魔だろうが怪しだろうが俺が守ってやる――瑠璃丸のその言葉に、后候補のはずだった真珠は、瑠璃丸と結婚しようと決める。瑠璃丸は真珠の側にいるために、人間として生きることを選ぶが…!?
     白銀色の髪を持つ美しい鬼と魔に狙われた姫君の、平安恋物語!
  • 小学校の教師から転職して一年半。憧れていた会社の、憧れていた乙女ゲーム部門で働く愛深だが、上司や同僚が一斉に退職してしまう。開発中の新作ゲームが成功しなければ、愛深自身が次のリストラ対象に。しかし、必死に開発を進めている新作スマホゲーム「美形☆三国志」のβテストでトラブルが起きてしまう。バグを確認するためゲームにログインしようとしたところ、愛深はまばゆい光に包まれ――目が覚めるとそこは荒野。なんと愛深はゲームの世界に召喚されてしまったのだ! しかも愛深にはヒロインの証である桃型のあざができていて…!?
  • 戊辰戦争に命をかけた名も無き武士の物語。

    明治時代の幕開け、幕府の再興を信じて闘う名も無き多くの若者たちが血を流していた。
    舞台は盛岡藩宮古。鳥羽伏見に端を発し箱館戦争に至る旧幕府と新政府が死闘を繰り広げる戊辰戦争。宮古湾鍬ヶ崎には、幕府の復活を信じて忠誠を誓う男、青年・七戸和磨の姿があった。そんな男に思いを寄せる千代菊。

    時代が刻々と変化する中で、変わらぬ絆を求め、せめぎ合う女・千代菊と、
    どうせ時代が変わるならと命をも捨てる覚悟の男、和磨。
    新政府軍と旧幕府軍が相まみえた宮古湾海戦で待ち受ける二人の運命は・・・・・?
    震災から10年。宮古という町に、いにしえから脈々と歴史が紡がれていることを、世に知って欲しいという著者のメッセージが強く響く。

    ※この作品は単行本版として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 日本の表玄関は二人の首相暗殺事件の現場だった!
    ―そしてまた連続殺人が!? 
    東京駅は新一万円札も話題!

    東京駅丸の内口で毒殺事件が起きた。被害者は広島の銀行員。その数日後、歴史雑誌の取材から帰ってきた月村弘平は東京駅で再び起きた殺人事件の現場に居合わせる。今度の被害者は埼玉の土木作業員。二つの事件の現場は、かつて二人の首相が暗殺された場所だったが、これは偶然の符合なのか。月村と恋人の刑事・上田夕湖が奇妙な事件の真相に迫る!
  • 大リーガー×日本人通訳 
    蘇る友情、明かされる過去――

    1960年春、地理学者・京極勝は思いがけない人物の訪問を受けた。
    ディック・チャンドラー。1934年秋、ベーブ・ルースと共に全米野球チームの一員として来日した、元大リーガーだ。
    京極は当時、全米チームの通訳として帯同し、選手たちと日々を過ごし、ディックとの間にも友情が芽生えたのだった。
    戦争を挟んで途絶えていた絆が蘇るが、26年経つ今、なぜ彼は突然来日したのか。
    舞台は東京、横須賀、ボストン、そしてニューヨークへ……
    日本でプロ野球が誕生するきっかけとなった「ベーブ・ルース・オールスターズ」。ミステリー、そしてスポーツ小説の名手が、史実を題材に、日米史の゛暗部″に切り込んだ、傑作エンタメ・サスペンス!
    巻末の解説は、日米の野球の歴史に精通する池井優氏(慶應義塾大学名誉教授)が寄稿。野球ファンは、こちらも読み逃しなく!
  • 寿永二年(1183)源頼朝の娘・大姫は十四歳の春をむかえた。突然父から「姫の婿が決まったぞ。木曽の嫡男・義高だ」と言われて、びっくり。その押しつけに怒って由比ヶ浜に抜け出し、大好きな海を見てた時――。「俺、海を見るのって、初めてだよ」。直垂姿の少年が瞳を海いろに染めて沖を見つめていた。――それが義高。ふたりの恋の始まりだった。悲しい恋の、始まりだった……。※イラストは収録されていません。
  • 275(税込)
    著者:
    本庄慧一郎
    イラストレータ:
    宮島幸次
    レーベル: 余美太伊堂文庫

    「四十七士」の一人、矢頭右衛門七(やとうえもしち)17歳。
    大石内蔵助の長男主税の次に若い浪士。その彼が、お波と恋におちたが……。
  • 275(税込)
    著者:
    本庄慧一郎
    イラストレータ:
    宮島幸次
    レーベル: 余美太伊堂文庫

    病で両親をなくしたおあきは、貧しさの中、幼いきょうだいの面倒をみながら暮らしていた。
    花火師の捨吉は、そんなおなきに寄り添い見守っていた。
    ある日、おあきが御家人に弄ばれた。
    捨吉はその御家人に一世一代の「花火」を仕掛ける!
  • 江戸という時代に生きた若者たち。その熱い恋のてんまつは異なるが、「恋に殉じた姿」はみな美しい!
    赤穂浪士・四十七士の美少年の恋を描く……「右衛門七 雪の永訣」。
    幸せ知らずの花火師と若い女の一世一代の炎の花……「いのちの花火」。
    外国人ボクサーと戦うことになった力士の恋の行方は……「土左衛門白星」の3編を収録。
  • 275(税込)
    著者:
    本庄慧一郎
    イラストレータ:
    宮島幸次
    レーベル: 余美太伊堂文庫

    幕末、強い力士で人気の土左衛門(つちざえもん)は、ある日、幼なじみのお信が洋妾(ラシャメン)になっていることを知った。
    土左衛門はアメリカ人ペリーの屯所で「屈強なボクサーとの親善試合」と銘打った土俵に立つことになり、その取組で紅蓮の炎と化した。
    その後、一人相撲で人気を得るが……。

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