『江戸川乱歩賞、その他(レーベルなし)、3か月以内、雑誌を除く、分冊版を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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「トホホ男子」で読む、百年ちょっとの名作23選
トヨザキはダメ男小説が大好物なのです。ダメな気性の男がダメな言動を繰り返し、ダメな自分を更新し続ける様を遠くから見守る快感を発見して数十年。ついに、ダメ男をテーマにしたこのような本を上梓するに至った次第でございます。(本文より)
『坊っちゃん』『カラマーゾフの兄弟』『シャイニング』etc.etc.……ジコチュー型から尻軽タイプまで、数々の傑作小説に登場する「ダメ男」たち。不朽の名作に、こんな楽しみ方があったとは!
*ないない尽くしのダメ男/フローベール『ボヴァリー夫人』
*橋田壽賀子ドラマもまっ青なダメ男見本市/ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
*ガリ勉型世間知レベル0のダメ男/森鴎外『舞姫』
*今回のまるでダメ男は意外なあの人/ジュール・ルナール『にんじん』
*ライトモチーフ(繰り返し)型のダメ男/トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
*子供っぽいジコチュー型のダメ男/夏目漱石『坊っちゃん』
*自分の気持ちに正直すぎるダメ男/岩野泡鳴『毒薬を飲む女』
*偽善的なダメ男/島崎藤村『新生』
*気がつかない星人型のダメ男/近松秋江『黒髪』『狂乱』『霜凍る宵』
*夢みる夢男でダメ男/フィッツジェラルド『グレート・ギャッツビー』
ほか
●豊崎由美(とよざき・ゆみ)
1961年、愛知県生まれのライター、書評家。共著は大森望との『文学賞メッタ斬り!』(ちくま文庫)シリーズ、岡野宏文との『百年の誤読』(ちくま文庫)、栗原裕一郎との『石原慎太郎を読んでみた』(中公文庫)、広瀬大志との『カッコよくなきゃポエムじゃない! 萌える現代詩入門』(思潮社)など。単著は『勝てる読書』(河出書房新社)、『ガタスタ屋の矜持』(本の雑誌社)、『まるでダメ男じゃん!』(筑摩書房)、『時評書評』(教育評論社)、『どうかしてました』(ホーム社)など。 -
書評集成2005~2012! 千五百字に詰まった一冊入魂の矜持をご覧じろ
可愛いマシュマロみたいな物語の中に、人間の原罪ともいうべき苦いチョコをしのばせてるつもりで、しかし、そのチョコですら実は偽善という砂糖のコーティングが施されてる。これはそんな物語です。で、大人げないわたしはそういう小説が売れに売れていることが不満で仕方ないのです。ごめんね、意地悪ババアでさ。(本文より)
リチャード・パワーズから太田光まで、厳選82作+その他5作。「本の雑誌」2005年3月号~2012年5月号に掲載された書評を収録。
●豊崎由美(とよざき・ゆみ)
1961年、愛知県生まれのライター、書評家。共著は大森望との『文学賞メッタ斬り!』(ちくま文庫)シリーズ、岡野宏文との『百年の誤読』(ちくま文庫)、栗原裕一郎との『石原慎太郎を読んでみた』(中公文庫)、広瀬大志との『カッコよくなきゃポエムじゃない! 萌える現代詩入門』(思潮社)など。単著は『勝てる読書』(河出書房新社)、『ガタスタ屋の矜持』(本の雑誌社)、『まるでダメ男じゃん!』(筑摩書房)、『時評書評』(教育評論社)、『どうかしてました』(ホーム社)など。
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