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『角川文庫、0~10冊、雑誌を除く、分冊版を除く、読み放題 MAXコース(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全1099件

  • 462(税込)
    著者:
    田辺聖子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    少女には苦労が多いのだ。爽やかな感傷の4篇

    ラブレターにはろくな文例がない、と悦子は発見した。相思相愛の文例はあっても、片恋の苦しさをしみじみ訴えるというのは、ない。――スキデス。いろんなことがありました――これ以上、何も浮かんでこない。親友の信子とすごした、田舎での夏休みは、高校生になったばかりの二人にとって忘れられないものとなった。16歳のひと夏の思い出を、爽やかに描く表題作、他3篇を収録。
  • 715(税込)
    著者:
    内田康夫
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    浅見光彦は美貌のお見合い相手と神話の里・高千穂へ

    美貌のヴァイオリニスト千恵子の父・本沢は、M―商事の平凡なサラリーマンだった。秘密の留守番電話に〈ブツはニュータバルからタカチホへ。運んだのはノベウン。受けとったのは市川〉という謎のテープを残して、本沢は突然失踪した。その後、父の知り合いと称する男が、高千穂で不審死を遂げた。そしてまた、新たな殺人が…。 神話と伝説の国、高千穂に隠された巨大な秘密!! 千恵子は、私立探偵浅見の助けを借り、高千穂へと向かうが。気鋭内田康夫が、綿密な取材をもとに満を持して放つ、サスペンス・ミステリー。
  • 627(税込)
    著者:
    内田康夫
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    死を運ぶ葉書。浅見光彦が解き明かす悲しい真実

    梅雨の訪れと共に駒津家に届けられる奇妙な葉書。裏には筆書きでただ一文字『願』と書かれていた。4通目の葉書が配達されたあと、56歳になる駒津は何者かに殺された。一方、大学時代の親友4人組の一人三輪も同じ葉書を送られた後、佐渡で死体となって発見された。佐渡の「願」という地名に由来する奇妙な連続殺人。「願の少女」の正体は?事件の根は三十数年前に佐渡で起った出来事に!!警視庁幹部を兄に持つ、魅惑のキャラクター、浅見光彦が大活躍する本格伝奇推理。
  • RDGレッドデータガールシリーズ荻原規子の新世界ファンタジー!

    北の高地で暮らすフィリエルは、舞踏会の日、母の形見の首飾りを渡される。この日から少女の運命は大きく動きだす。出生の謎、父の消失、女王の後継争い。RDGシリーズ荻原規子の新世界ファンタジー開幕!
  • 首を切り取られた石膏像が殺人を予告――。幾重にも絡んだ悲劇。謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理は!?

    著名な彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた、娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。悪質ないたずらなのか、それとも江知佳への殺人予告か。三転四転する謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理は――!? 幾重にも絡んだ悲劇の幕が、いま開く!! 構想15年。著者渾身の長編本格ミステリ! 第5回本格ミステリ大賞受賞作!
  • これを読むと一度は精神に異常をきたすと伝えられ、余りに奇抜な内容のため毀誉褒貶が相半ばしている一大奇書

    昭和10年1月、書き下ろし作品として松柏館書店から自費出版された。〈日本一幻魔怪奇の本格探偵小説〉〈日本探偵小説界の最高峰〉〈幻怪、妖麗、グロテスク、エロテイシズムの極〉という宣伝文句は、読書界の大きな話題を呼んだ。常人では考えられぬ余りに奇抜な内容のため、毀誉褒貶が相半ばしている。〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、十余年の歳月をかけて完成された内容は、狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に、著者の思想、知識を集大成する。
  • 美しいお嬢様が、骨と死体から謎を解く! 怖くないライトミステリ!!

    平凡な高校生の僕は、お屋敷に住む美人なお嬢様、櫻子さんと知り合いだ。けれど彼女は普通じゃない。なんと骨が大好きで、骨と死体の状態から、真実を導くことが出来るのだ。そして僕まで事件に巻き込まれ……。
  • 781(税込)
    著者:
    内田康夫
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    高知にある平家の落人部落に秘められた謎。そこに住む美少女と浅見光彦のほのかな恋

    銀座ホステス・萌子は、当山という男の三年間で一億五千万円になる仕事という言葉に誘われ、稲田と偽装結婚する。だが稲田は船上から転落死を遂げ、誘いをかけた当山も二年後に事故死してしまう。事件を追う浅見光彦は高知にある平家の落人部落にたどり着く。そこに秘められた謎、一族の血を受け継ぐ美少女・佐和とのほのかな恋、浅見の周囲で事件は思わぬ展開を見せ始める。
  • 297(税込) 2026/7/16(木)23:59まで
    著者:
    はやみねかおる
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大人も子どもも夢中にさせる青春ミステリ登場!

    幽霊の出る下宿、自縛霊の仕業と恐れられる自動車事故、プールに出没する河童……。大学一年生・井上快人の周辺でおこる「あやしい」事件を、キテレツな先輩・長曽我部慎太郎、幼なじみの春奈とともに解きあかす!
  • 627(税込)
    著者:
    山際淳司
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    球児からプロへ、清原和博の鮮やかな脱皮を描く

    少年は、幼い頃から熱い夏を夢見ていた。少年は、いつの日か熱風の吹くグラウンドに立つことに憧れていた。そして――少年は、とうとう熱い夏の頂点に登りつめた。それは、若き獅子(ライオン)の誕生でもあった……高校球児“清原和博”から、西武ライオンズ“キヨハラ”になるまでを描いたスポーツ・ノンフィクション。
  • 550(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    罪を犯した人間の不安感に苛まれる妄想の日々など、人間の深層心理を捉えたスリリングな恐怖推理小説集

    井野良吉は味のある役者として人気が出、映画出演も決まり幸先のよいことであったが、その幸運は、破滅へと近づくことでもあった(「顔」)。出張先から帰らない夫の身を案ずる信子は、従弟の俊吉から思いもかけない“夫の裏切り”を聞かされる(「白い闇」)。平凡に穏やかに続く日常生活という仮面をはぎとると、欲にのまれた人間たちの罪と罰がみえてくる。人間の深層心理を捉えたスリリングな恐怖推理小説集。
  • あなたの人生の、ファーストプライオリティ(優先事項)は何ですか?

    31歳、31通りの人生。変わりばえのない日々の中で、自分にとって一番大事なものを意識する一瞬。恋だけでも家庭だけでも、仕事だけでもない、はじめて気付くゆずれないことの大きさ。珠玉の掌編小説集。
  • 魔球になぞらえてスポーツに携わる男たちの〈一瞬の人生〉を描くノンフィクション

    魔球のなかの魔球――それがナックルボールだ。風に揺られ、この魔球はおどろくほどの変化を見せる。それはあたかも〈人生〉を思わせる。著者は、そのナックルボールが旅するように、スポーツの世界を歩いていく。時代は、80年代半ば。もしナックルボールに目があったら、かれには何が見えてくるだろうか――。スポーツに携わる男たちの〈一瞬の人生〉を描く、ノンフィクション。
  • 363(税込) 2026/7/16(木)23:59まで
    著者:
    山田宗樹
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    襲いかかる死の衝動、緊迫の社会派サスペンス!

    俺はなぜ、死にたがるのか――広告会社に勤める佐東邦郎は、プレゼンを繰り返す忙しい日々の中、自分の中に抑えきれない自殺衝動が生まれていることに気づく。無意識かつ執拗に死を意識する自分に恐怖を感じた邦郎は、精神科を訪れるが、そこでは!? 人間の心をコントロールするのは誰なのか、意志や行動を決めるのは、本当に自分なのか。そして人間たちの狂おしき贖罪の結末は!? 緊迫の社会派医療サスペンス。
  • 402(税込) 2026/7/16(木)23:59まで
    著者:
    蓮見恭子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    外国人の違法医療ビジネスに、女捜査官タニアが挑む。

    都内で発生したバラバラ死体遺棄。被害者は中国人と思われ、妊娠・出産の跡が。池袋署の通訳捜査官・隆志が捜査で出会った女捜査官タニアは、背後に違法医療ビジネスを疑うが──
  • 462(税込)
    著者:
    筒井康隆
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ラベンダーの香りによみがえる未来の記憶!? 君たちのお父さんやお母さんも胸をキュンとさせたあの名作。

    放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。この匂いをわたしは知っている──そう感じたとき、芳山和子は不意に意識を失い床に倒れてしまった。そして……目を覚ました和子の周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々に起こり始める。思春期の少女が体験した不思議な世界と、あまく切ない想い。わたしたちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時を超え、未来へと引き継がれる。
  • 660(税込)
    山本文緒
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    世界の一部にすぎないはずの恋が、私をしばりつける。吉川英治文学新人賞を受賞した恋愛小説の最高傑作

    もう神様にお願いするのはやめよう。――どうか、どうか、私。これから先の人生、他人を愛しすぎないように。他人を愛するぐらいなら、自分自身を愛するように。哀しい祈りを貫きとおそうとする水無月。彼女の堅く閉ざされた心に、小説家創路は強引に踏み込んできた。人を愛することがなければこれほど苦しむ事もなかったのに。世界の一部にすぎないはずの恋が私のすべてをしばりつけるのはどうしてなんだろう。吉川英治文学新人賞を受賞した恋愛小説の最高傑作。
  • ユニークな推理と鋭い冴えで人間を翻弄する三毛猫、その名も『ホームズ』。名探偵ホームズの活躍をスリリングに描く

    体つきは優雅で上品、きりっとした顔立ちの三毛猫。手術で子宮をとったせいか、時々“物思い”にふける癖がある。だがひとたび事件がおこると、ユニークな推理と鋭い冴えで人間どもを翻弄する。その名も『ホームズ』。そして、コンビの片山は、血を見るのは大きらい、アルコールはダメ、女性恐怖症と三拍子そろった独身男性。“一応”刑事だ。売春、密室殺人、女子大生連続殺人事件と二人(?)のまわりには事件がいっぱい。ノッポで童顔の片山と名探偵ホームズのスリリングな活躍を描く、ベストセラー「三毛猫シリーズ」ついに電子化!!
  • 爆弾テロ事件に容疑者として巻き込まれた島村が、事件の真相に迫る! 史上唯一の乱歩賞&直木賞ダブル受賞作

    ある土曜の朝、アル中のバーテン・島村は、新宿の公園で一日の最初のウイスキーを口にしていた。その時、公園に爆音が響き渡り、爆弾テロ事件が発生。死傷者五十人以上。島村は現場から逃げ出すが、指紋の付いたウイスキー瓶を残してしまう。テロの犠牲者の中には、二十二年も音信不通の大学時代の友人が含まれていた。島村は容疑者として追われながらも、事件の真相に迫ろうとする――。小説史上に燦然と輝く、唯一の乱歩賞&直木賞ダブル受賞作!
  • キュートな乙女と一途な先輩にどうか、幸ありますように! 新時代のとびらを開く、恋愛ファンタジーの大傑作

    「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!
  • おいしいお肉×爽やかお兄さん=アヤシイ香り!?

    保険会社に勤める未桜は、大学時代の同級生・麗子に人生のすべてを捧げていた研究成果を奪われ、長い間鬱屈した日々を過ごしていた。
    そんな人生唯一の癒やしは料理系配信者の「料理好きの男子大学生」。
    ある日、いつものようにSNSへ愚痴を投稿すると、「料理好きの男子大学生」からDMが来て、料理を振る舞ってもらうことになり…!?
    荒んだ心にしみる、暗黒童話的メシウマサイコサスペンス!!
  • 1,430(税込)
    著者:
    火坂雅志
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    戦国の風雲児・伊達政宗の生きざま!

    著者没後10年、『虎の城』に比肩する歴史巨編!
    「圧倒的なパワーを備えた物語である」(解説より) 文芸評論家 菊池 仁

    天下統一をなした豊臣政権は栄華を極め盤石に見えたが、朝鮮出兵や継嗣問題をめぐり翳りが射し始めた。やがて秀吉亡き後、石田三成と徳川家康によって天下を二分する戦いが勃発。東北の地から中央を見据えていた伊達政宗は、その隙をつき、さらなる領土拡大を図る。だが関ケ原の戦いで早期の決着がつき、次の天下人となった家康に不興を買ってしまう……。戦国の世をしぶとく生き抜き、最期まで天下を見つめた政宗の苛烈な生涯!
  • 笑いあり、人情ありの時代シリーズ第4弾

    「妹のように可愛がっていたお駒がいなくなっちまったんです」参勤交代で江戸にやって来た夏目要之助は、深川で一目惚れした辰巳芸者の松吉ことお松から人探しを頼まれた。「深川小町」と評判のお駒が行方不明となったが、町方や岡っ引きもあてにならないという。神隠しか? 江戸で暇を持て余していた要之助は、お松のために下目付の清兵衛と捜索に乗り出すが……。笑いと人情に溢れた時代シリーズ第4弾!
  • 新人編集と料理科学者が、利害一致で料理(の謎)に奮闘――!

     編集三年目の四葉は、突然の異動に憂鬱だ。異動先はTABEYO編集部。料理がからきしな四葉は活躍できる気が全くしない。
    けれどお遣いなら、と原稿回収で「癖の強い監修者」在籍の研究室へ向かうと、血まみれの白衣を纏った異質な人物がいて――その人こそ癖つよ准教授・朝倉だった。
    四葉は動揺しながらも出されたマドレーヌ20個を簡単に完食。すると朝倉はその底なし胃袋に眼をつけ、自分の担当になるよう迫ってきた。
    料理科学で作った料理を平らげてくれれば仕事も捗り利害一致だというけれど……?
  • 748(税込)
    著者:
    黒崎 蒼
    イラスト:
    ウエハラ蜂
    レーベル: 富士見L文庫
    出版社: KADOKAWA

    罪に捕らわれる花嫁は、真の愛を知る――憎悪と愛が咲くシンデレラ物語

    「人の罪が見える」故、人間不信の令嬢・咲菜。
    義母には虐げられ家を追い出された咲菜は、学校の先輩で御曹司の花涼院旬と出逢う。
    そこで「俺の嫁になれ」と契約結婚を命じられた咲菜。旬の不本意な婚約の解消のためで、本当に好きな人が現れた時は離婚も出来る。
    居場所もあり魅力だけれど、咲菜は見てしまった――旬の背に鬼百合、人殺しの花が咲くことを。
    旬が優しいほど咲き乱れる花に咲菜は戸惑い、そして一層大きな花涼院家の罪に捕らわれてしまうが……。
    お互い秘密を抱える二人が、やがて愛を知るシンデレラ物語。
  • 皇帝に新たな寵妃の噂。悪女のはずが夏雲の心は揺れ動いて――?

     悪女と名高い夏雲は、本当は刺繍が大好きで、今では皇帝・佩芳の衣装係。毎朝佩芳の寵愛を受け流しながら衣装を選ぶのが日課だ。
    そんな折に妃嬪たちのお茶会が催され、佩芳が姿を見せる。自分と揃いの布で、妃嬪の襦君を一着作るよう佩芳から賜った夏雲だが、告げられた身幅に驚く。
    夏雲とは違う豊かな身体、まるで奏国から嫁いだ巧玲のための衣装だ。夏雲は衣装作りに励むも、自分のものではないことに胸が痛む。
     一方夜更けの宮廷では、謎の女官が徘徊し――? 大胆乙女の後宮譚、恋に苦しい待望の第二巻!
  • 814(税込)
    著者:
    稲葉稔
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    人気シリーズ第3弾!

    美園藩の徒目付・夏目要之助に、またまた難題が! 城主の参勤交代に随行し江戸に向かう途上、旅籠の宿賃を値切って回れというのだ。度重なる難交渉に疲れ果てた要之助だったが、東海道一の難所・大井川の手前で、江戸の薬種問屋の娘おゆきと出会う。大雨で川留めされる中、父の急変で一刻も早く帰りたいおゆきを先に川越しさせようと、要之助は男気をみせるが……。笑いあり、人情ありの時代小説シリーズ第3弾!
  • 「帝の子を取り上げよ」鬼を視る助産師の少女は、その評判から抜擢されて…

    ――少女は、その目で鬼を視て、その手で命を紡ぐ――

     彼女が関わるお産は安産になる……「産神の祝福を授ける助産師」と評判の少女・蓮花は、体の内外に蠢く微細な「鬼」が視える特異体質の持ち主だった。
     その評判から異例の抜擢を受け、蓮花は帝の子を取り上げるため、気性が激しいと噂の女御に侍ることに。
    鬼は視えるが祓う力は無い彼女は、とあるお産で鬼を退けてくれた安倍晴明と名乗る陰陽師の青年を思い出す。
    意を決して陰陽寮を訪ねるも、彼は蓮花にある条件を出してきて…。
     鬼を視る助産師の少女が、命と歴史を紡ぐ平安医療ファンタジー!

    ※特典として、書き下ろしショートストーリー【蓮の花と夏の約束】を収録しています。
  • お隣さんのパスタ職人と、押しかけ弟子によるパスタな日々、始まる!

    『お隣さんってば料理上手のイケメンだけど、すごく面倒くさい』
     二人の出会いは最悪だった――。
     隣室の萱代が振る舞ったのは、感動を覚えるほど美味しいパスタ。
    「ワタシだって料理ができる!」
     料理の腕を証明したくて百合子もパスタをご馳走するのだが……。
    「これはローマ人に対する冒涜だ」
     辛辣すぎる感想と圧倒的な料理の蘊蓄に打ちのめされてしまう。
     それでもやっぱり美味しいパスタを作りたい! そこで百合子が萱代に願いでたこととは……!?
     感動のパスタに出会ったズボラ女子が、再び料理にいどむ物語。

    ※特典として、書き下ろし特別掌編【バターと未読と青い深皿】を収録しています。
  • 748(税込)
    著者:
    久生 夕貴
    イラスト:
    夢子
    レーベル: 富士見L文庫
    出版社: KADOKAWA

    現実主義女子と、長い時を生きる神さま。相異なる二人のすれ違い婚姻物語。

     勤勉で、安定第一。結婚願望も持たない千景は、地方公務員試験前に訪れた神社で、銀髪蒼眼の男・秋水にいざなわれる。気づくと裏世界《月世》に連れ去られていた。
     秋水によると、千景は世界を支える《命花》を育てる巫女だという。主神である自身と結婚し、花を咲かせるよう請われるが……。
    「花が必要なら協力はします。ですが花嫁になる必要はないのでは?」
     元の世界に帰る条件で、お仕事として巫女をすると宣言して!?
     何かと噛み合わない千景と秋水。二人の思いは、やがて月世を、そしてお互いを変えていく――。
  • かくりよで生きる葵が振り返る。あやかしたちと過ごした何気ない日々の物語

     あやかしお宿「天神屋」に嫁入りし、大女将見習いとして働く葵。彼女のもとに、現世へ留学するあやかしたちからの相談が寄せられていた。隠世と現世の交流が増えたことで、その分お悩みも増えていたのだ。葵は自らの体験を振り返り、人とあやかしが共に暮らすコツを手紙にしたためることに。するとそこへ大旦那もやってきて、昔話に花が咲いていき――。
     葵が隠世で生きる決意をした日の裏話。天神屋創立に馳せた大旦那の想い。そして知られざるチビの大冒険。葵とあやかしたちが過ごした、ささやかな日々の回顧録。
  • 生贄の少女は、幸せな居場所に出会う。

    ■珠は寒空の帝都で不思議な髪色の男に救われる。これが運命の転換点だった――。■
     寒空の帝都に放り出された珠。彼女の窮地を救ったのは、不思議な髪色をした男・銀市だった。
     口入れ屋の旦那である銀市の厚意で、珠は住み込みで働くことに。感謝する珠だが"人ならざる者"がみえて贄とされた過去により、上手く感情を表せない。一方の銀市も複雑な境遇のようで……だからこそ珠を思いやってくれる。
     恩に報いるため健気に勤める珠は、店でも信頼を得て平穏を知る。しかし、帝都で続く少女の失踪事件に否応なく巻き込まれ――。秘密を抱える珠と銀市が、お互いの居場所を見つけるまでの浪漫綺譚。
  • 「今宵、私は、あやかしお宿に嫁入りします」葵の細腕繁盛記、大団円へ!

    ついに始まる八葉夜行会。大旦那の“真実”と自分の気持ちに向き合った葵は、彼を救う協力者を得るため妖都を奔走する。葵が向かったのは、かつて彼女の料理を否定した大湖串製菓の八葉・ザクロのもとだった――。

    ■期間限定特典:『浅草鬼嫁日記』コラボストーリー
    ※閲覧期限は2019年11月15日まで
    ※一部の携帯電話・スマートフォン機種によっては読み取れない場合がございます
    ※パケット通信料を含む通信費用はお客様のご負担となります
    ※小説自体のダウンロードはできませんので、ご了承ください
    ※特典内容は紙書籍と同様のものです
  • おいしいご飯は、人の心をつなぐ。北のほっこりお弁当ものがたり第3弾!

    北海道・札幌市の路地裏に佇む『くま弁』。願いを叶える魔法のお弁当の作り手・ユウと念願の恋人同士になった千春だが、お互い仕事が忙しく、すれ違いの毎日。久々に帰省した黒川の娘・茜からも「本当に付き合ってるの?」と突っ込まれて、千春は自信をなくしてしまう。しかも、ユウのことを気に入っている茜は『恋人に作るみたいなお弁当』をリクエストしてきて……? おいしいご飯は心を癒やす。北のお弁当ものがたり第3弾!
  • 「あなたの願いを叶えます」。お節介だけど心温まるお弁当、めし上がれ。

    北海道・札幌市の路地裏に佇む『くま弁』。願いを叶えるお弁当の作り手・ユウの優しさに触れた千春はもっと彼に近づきたいと思いつつ、客と店員の関係から一歩を踏み出せずにいた。そんな時、悩み相談で人気の占い師がくま弁を訪れる。彼女はユウの作る「魔法のお弁当」で霊感を回復させたいらしい。思い出のお弁当を再現しようとするユウと千春だが……?あなたの食べたいものがきっと見つかる、北のお弁当ものがたり第2弾!
  • 506(税込)
    著者:
    銀色夏生
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    味とは…、食べ物の好みとは、なんて人それぞれなのだろう。

    流れるように店から店へ、おいしいものを求めてさまよいました。みんな何を求めて来るのだろう。ここと他のところとはどう違うのだろう。何を食べても、どこへ行っても興味はつきません。
  • 704(税込)
    著者:
    吉田雄亮
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    秘めたるは優しき庶民の心、そして無双の刃。

    武家に生まれながら、商家に養子に出された高田兵衛は、幸せな日々を送っていた。だが、兄が病死し、兵衛は高田家を継ぐことに。商人として育てられた留守居役が、優しき心と秘めた剣才で難事を解きほぐす。
  • 日本開国の真相とは!?世界史的な視点で幕末史を塗り替える長編歴史小説

    1852年、マシュー・カルブレイス・ペリーは日本開国の任務のため東インド艦隊司令官に就任した。日本へと遠征したペリーを待ち受けていたのは、開国を迫る世界各国と幕府高官たちだった……。
  • 462(税込)
    著者:
    銀色夏生
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    水と緑に包まれた神秘の星の、不思議な冒険の物語。

    小さな惑星に住む少年カイル。両親の記憶はないが、魔法使いや木々と交流しながら庭師として働いていた。ある日森の奥で不穏な黒い影が目撃され人生が変わり始める。詩人が心を込めて紡ぐ愛と冒険の物語。
  • 世紀の一戦、運命のキック・オフ。熱血サッカー小説

    まだ少し昔の面影と人情を残す武蔵野のある商店街。杉浦恒平はサッカーだけが取り柄の無職の22歳。先輩の秋山の家に2年前から居候している。友人たちが一生懸命になって探してきてくれる仕事も、長続きしたためしがない。そんな恒平だが、悪質な地上げ屋の嫌がらせに、愛すべき街と友情を守るため、そして想いをよせる朋音のために、ついに立ち上がる!「勝ったほうが街を出て行く」。かくして地上げ屋サッカー・チーム対武蔵野蹴球団の世紀の一戦、キック・オフの笛が鳴る――。
  • 594(税込)
    著者:
    南英男
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    元刑事の裏稼業は復讐請負。長編ハード・サスペンス

    不破竜次は2年前まで新宿中央署の刑事だった。同僚たちから“麻薬犬”と蔑称された硬骨な正義感は、組織の中では出世の妨げとなり、妥協のない姿勢は、不破を自然に孤立させていくだけだった。いまでは新宿歌舞伎町でカラオケボックス『ユニゾン』を経営するかたわら“復讐請負人(リベンジ・エージェント)”を裏稼業にしている。法の網を巧みに潜り抜けている悪党どもを、依頼人に代わって次々になぶり、懲らしめるのだ。ある日、不破の店に、26、27の息を呑むほど美しい、それでいてどことなく翳りをおびた未亡人が訪ねてきた……!長編ハード・サスペンス。
  • 550(税込)
    著者:
    飯干晃一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    時代とともに変容する暴力団の勢力図の全貌を描く

    鬼頭組はドンと呼ばれる鬼頭竜夫が組長として君臨し、大阪を本拠とする日本最大最強の暴力団である。ある日、鬼頭組若頭である大江常安が交通事故で突然の死を遂げる。衝撃は組全体に走り、裏切り、駆け引き、殺しが横行、抗争にまで発展していくことになる。はたして傘下397団体、構成員1万2000人を呼号する鬼頭組はこのまま分裂してしまうのか、それともドンは義を再興できるのか?塗り変えられる暴力団地図を描き人間心理をえぐる迫真の力作!
  • 506(税込)
    著者:
    長部日出雄
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    生地・津軽への限りない愛情に満ちた、時空遡及の旅

    死者に近い土地=津軽に生まれ育った著者が、津軽民謡、津軽三味線、あすなろの木、イタコ等、津軽の風土とそこに生活している人間のかかわりあいを心やさしいユーモアでとらえた初の随筆集。名もなく貧しいままに、生まれ死んでいく無告の民衆の〈歴史〉は、画一化の波に洗われている現代日本が失ったもの、大切にしなくてはいけないものとは何かを考えさせる。
  • 638(税込)
    著者:
    飯干晃一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    資金源開拓の標的は企業。ヤクザの経済戦争を描く

    宝塔園観光のオーナー会長である丸田利弥が病死した。途端に経営権の継承をめぐり、丸田の未亡人・良枝と後継者を自負する社長の吉岡が対立し、社内を二分してしまう。吉岡は株の買い占めによって良枝を追放しようと企て、日本最強最大の広域暴力団・貴船組傘下の仕手集団に話を持ち掛けた……。利権に群がる“猟犬(ヤクザ)”たち。裏社会に棲む仕事師たちが加わった争いは、“猟犬(ヤクザ)”同士の熾烈な闘いへと発展していく――。企業を食い物にする暴力団の錬金術を過激に暴く、著者渾身の超フィクション!!
  • 462(税込)
    著者:
    森村誠一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日常に潜む陥穽の恐怖に焦点を当てた傑作短編集

    「あの男よ! まちがいないわ。あの薄い唇、こけた頬」 唯一の目撃者である妻の眼を信じ、半年間追い続けた執念のパトロールがついに実った。対向車のウィンドー越しに見る憎い轢き逃げ犯人の酷薄な顔。一瞬、谷の脳裏に轢死された愛児の無邪気な笑顔が蘇った。そして、それはたちまち、犯人に対する激しい殺意へと変貌していった……。幸福な家庭を襲った突然の破綻。人間の持つ醜さ、哀れさを追求した傑作短編集。表題作ほか11篇を収録。
  • 462(税込)
    著者:
    戸井十月
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    走るように生き、生きるように走る。感動のバイク小説

    風戸進介、22歳。バイクに憑かれ、走ることに魅せられ、風を切ることだけに己れのすべてを賭けた青年。高校を3年で中退して以来ひたすらに働き、やっと手に入れた一台のバイクと共に、進介は唯一の友人・高木と連れだち日本を飛び立った。目的は、北米大陸縦断の耐久(エンデユーロ)レースへのエントリーだ。総走行距離1万6000キロ、30日間に及ぶ究極のオフロード・レース。進介は鋼の馬を駆り、地を削り砂塵舞う陽炎の果てをひた走る。太陽が、人々の群像が、進介を通り過ぎてゆく。ゴールの先には、また新たな日々があるかも知れない。けれど、ゴールはまだ見えない――。感動のバイク小説。
  • TMネットワーク結成前の青春の彷徨を自ら物語る

    都会でも田舎でもない、どっちつかずのとても宙ぶらりんな街が八王子だ。その街の片隅で今日も僕は宙ぶらりんな気持ちのまま、4月の空をながめている。僕は進学も就職もしなかったわけで、家業の工務店を真剣に手伝うわけでもなく、長い春休みをすごしているような毎日を送っている。なぜなら、自分の中で決めていたからである。プロのミュージシャンになることを……。木根尚登が自らの青春の彷徨を描く、TMネットワーク結成前の伝説の物語。
  • 462(税込)
    著者:
    沢野ひとし
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    趣味、仕事、家庭…うらやましいぞ、「沢野少年」物語

    トコロテンを毎日食べていた中高生時代。やり手の会社員だった頃。そして、天職イラストレーターとして活躍する今――。沢野ひとしの生活はいつも夢と趣味を軸にまわっていく。旅、音楽、山、スキー、木工、恋等等、楽しい自由課目に次々熱中する無垢な少年のようだ。郷愁をよぶイラストとリリシズムあふれる文で綴る、「沢野少年」物語。
  • 広島のヤクザ抗争ドキュメント。映画も大ヒットを記録

    昭和38年4月17日深夜、山村組組員が打越会会員を急襲、一人を射殺した。この一発の銃声が、敵対する両組による“広島ヤクザ戦争”の引き金となった。しかも背後には、力による日本制覇を狙う神戸の山口組、本多会の二大勢力がひかえていたのだ。殺(や)られたら殺(や)りかえせ――ヤクザ同士の血で血をあらうすさまじい抗争は、その一応の終結をむかえるまでに、組員のほか、巻きぞえにされた一般市民を含め、なんと40名を上まわる生命が奪われていった。これは、その渦中にあった美能組元組長・美能幸三の手記をもとに構成した、迫真のドキュメントである。
  • 396(税込)
    著者:
    鷺沢萠
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    嘘の罪悪感よりも強く男を支配しているものとは何か

    はじめて会った日から1年、付きあいはじめてからは7、8か月が過ぎても、喧嘩らしい喧嘩は一度もなかった。勝利と朱実のあいだはとてもうまくいっていたはずだった。「結婚」ということばこそ、ふたりのあいだで口にのぼることはまだなかったが、どちらかがいつ言い出してもおかしくないような雰囲気だった。何の問題もない恋人同士のように見えたはずだ、と勝利は思う。たったひとつの問題は、勝利に、朱実以外にもそういう付きあいをしている女性が、あとふたりいることだった……。
  • かくして人間の営みはすべて「A感覚」に収斂される

    A感覚という磁場の上にきららかなオブジェを蒐集し、セックスの根源にせまるエロティシズム研究の集大成。三島由紀夫が絶賛した永遠の名著。このエロティシズム論にないものはセックスの生ぐささだけである。第一回日本文学大賞受賞作。
  • 418(税込)
    著者:
    森村誠一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    サラリーマン生活を生き残るための必携の書!

    現代は言葉が氾濫している。新聞、テレビ、雑誌、チラシ、いたるところに文字が溢れている。サラリーマンとてその洪水とは無縁ではない。むしろ、言葉の本当の意味を理解し、有効に利用する者こそが、熾烈な企業内競争に打ち克ち、生き残っていける。サラリーマン経験十年の著者が、上役、昇給、ゴマスリ、名刺、忘年会等、サラリーマン生活と関係の深い事項を選び、ユニークな解釈、解説をほどこした。新しい発想を生み出すビジネス事典としてサラリーマン必携の書!
  • 550(税込)
    著者:
    沢野ひとし
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    体育会系ではないけれど…汗と涙のスポーツ・エッセイ

    カヌーでの川旅に至福の時を過ごし、スカイダイビングでは感動のあまり呆然としてしまう。バドミントン、スカッシュの暗さに心が沈み、温泉のあり様に腹を立てる――。体を鍛えていない男はもてないという強迫観念に突き動かされて、30種のスポーツにとり組んだ、汗と笑いの体験記。無表情で死んだような「ワニ眼」の代表が、東奔西走する、おかしくてしっかり役立つ、スポーツ・エッセイ。
  • 歌い尽くせない〈恋愛〉を小説に。13のラヴ・ストーリー

    どれだけ語っても語り尽くせない、どんな偉大な歌手でも歌い尽くせないのが恋愛だと知っていても、僕なりに一度はトライしてみたかったテーマであった。ここには音楽もないが、これも僕なりの恋の歌だと思っている――(あとがきより)。ただ待つだけの恋、年の離れた人との恋、すれちがいばかりの恋、二度と帰らぬ人との恋……。木根尚登が贈る、ひたむきな恋の13話。
  • 396(税込)
    著者:
    島村洋子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    小さな違和感から始まる狂気…長編サイコ・ホラー

    どこにでもいる普通の人々、あたりまえの日常生活が私の周りで少しずつズレていく。してもいないミスをあげつらう“いい人”と評判の同僚。自分はアイドルの恋人だと言い張る子持ちの友人。顔も思い出せないのに恋人だと手紙を送ってくる男。狂ってしまったのは私なのか。それとも周りの人々なのか。現実と虚構の狭間から滲み出す狂気を描いたサイコ・ホラー。
  • 726(税込)
    著者:
    高橋治
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    女性陶工の葛藤と成熟を情感豊かに描く、傑作長編

    伝統的な九谷焼の技法を継承し、古九谷の青を現代に甦らせようと努める紺谷家に彩子は生まれた。彼女は自分の力を試そうと、知事賞に応募して第一席に入り、九谷焼の新しい旗手と目される。しかしその選考委員は紺谷家を破門された東山教授であった。父に背いて東山教授に弟子入りした彩子の、陶工として、女性としての成長の物語。
  • 418(税込)
    著者:
    俵万智
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本語はこんなに美しい。言葉の可能性を楽しもう

    たとえば万葉集をひもとけば、千年以上前の言葉が、そこにはある。私が口ずさめば、千年の時空を超えて、鮮度を落とすことなく言葉は蘇る。言葉は、永遠なのだ。けれどたとえば、今日私が恋人に言った「好き」という言葉は、今日の二人のあいだで成立している、たった一度きりのもの。言葉は一瞬のものでもあるのだ―。読むこと、詠むこと、口ずさむこと。言葉を観察し、発見するエッセイ集。
  • 638(税込)
    著者:
    井上光晴
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    朝鮮戦争と日本の関わりを重層的に描いた代表作

    米軍士官の死体処理に従事させられた日本人医師とその家族、港湾労働者、日共党員、朝鮮人グループ等を配して、日本の「戦後」に突き刺さるとげとしての朝鮮戦争を、「戦後」の血の滲み、したたりにおいて描く。前衛的手法を駆使して多面的に展開して、著者の作品の一つの系列の頂点にたつ代表的な秀作である。
  • 「岸和田少年愚連隊」の著者が全人格を告白します

    フェリーの風呂場でイチモツをひけらかし、物々交換でイレズミを請け負い、嬉々として“ルイ・びとん”のゴム長を履き……。カオルちゃん、イサミちゃんをはじめとする岸和田少年愚連隊でお馴染みの面子が続々登場!あるときは石鹸を重ねて使う女にほろりとし、ろくでなしの親父のために体を売る女に情を寄せる、作家・中場利一の全人格の発露! ともいえるくだらなくも凄さみなぎるエッセイ集。
  • 550(税込)
    著者:
    井上光晴
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    学徒兵の日々を追い戦争の本質を糾す初期傑作

    太平洋戦争の敗色濃い日々、特攻基地で出撃を前に、国家を、天皇制を、恋人を、死を考える青年将校たち。部落出身の身を秘し、死者の鎮魂を願って戦死者霊媒を業とする男、夫の出征後その部下との抱擁に孤独と不安を紛らす人妻……戦争、国家、階級など重要主題を追求しつつ“死者の時”を生きる人々の姿を鮮やかに浮彫りした傑作。その他「ガダルカナル戦詩集」を収録。

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