『経済小説、角川文庫、分冊版を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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花嫁さんお買い上げ!?
友人と入ったパーラーで「愛人契約」の現場を目撃した水畑貴士。女に契約を持ちかけていたのは、中学生時代に世話になっていた家庭教師・落合だった。突如放たれた銃弾から、咄嗟に恩師をかばった水畑は――。一方、落合の紹介で老人と契約を結んだ双葉あゆみは奇妙な「愛人生活」に困惑。老人の企みとは? 女子大生・亜由美は友人の水畑、同じ名のあゆみを救うために大奮闘! 表題作ほか「泣きぬれた花嫁」収録。 -
堤康次郎と五島慶太から始まる、ライバル物語
西武鉄道の堤康次郎と東急電鉄の五島慶太。首都東京の郊外交通を二分する私鉄王国を築いた二人は、あらゆる点で対照的だった。関東大震災以後、東京西部への急激な住民移動で、交通網の整備が急がれた。この好機を得て、強盗慶太、ピストル堤と異名をとる二人は、池袋と渋谷を拠点に、不動産、流通、観光へと業容を拡大した。二人の強烈なライバル意識は、類似の業容を生みだすとともに、清二、義明vs昇へと世代をこえた企業戦争へと発展する。異色のライバルを通して描く、経済戦国史。 -
大手倉庫会社勤務の実体験を映す傑作ビジネス小説
仕事量が多く責任が重いうえ、部長や重役たちからは怒鳴られ、部下からは突きあげられる。気の休まる間のない、企業の中間管理職・課長たち。――建築会社も経営している総会屋の厳しい要求に対処する総務課長、荷役量を増やすため熾烈な競争を強いられ上司との葛藤に悩む営業課長、労働組合から吊るしあげられる人事課長。“課長残酷社会”ともいえる日本の企業のなかで、課長の席は重圧のかかるわりには〈ガラスの椅子〉のようにもろい。本書は課長たちの生きざまをリアルに描くとともに、すべてのサラリーマンの共感を呼ぶ必読の一冊。 -
ある銀行の70年代の姿をリアルに描く、傑作経済小説
現代の怪物企業〈銀行〉の素顔をあばくサスペンス経済小説。――この2年間、和光銀行の業績は次第に低下していた。ワンマン体制を敷いていた高齢の加藤五十八が引退し、矢野原史郎が新頭取に就任して以来のことだった。この業績不振の原因は、矢野原のなまぬるい経営方針のせいだとの噂もあり、週刊誌にも中傷記事が掲載された。これは、巨大な銀行が世間に初めて見せた“アキレス腱”でもあった!業績不振にあえぐ銀行の陰険な内部紛争と、一調査役の苦悩を鮮やかに描いた、経済小説の傑作。 -
シンガポールを舞台に国際的な銀行競争を描く長編
シンガポールに拠点をおく、ソ連の多国籍銀行〈クレムリン銀行〉は、華僑の大物実業家・啓伝虎(けいでんこ)と結び、思いきった融資政策によってここ数年、異常な業績の伸びを示している。華僑経済の世界にも、今や赤い資本が大きな波紋をまき起こしているのだ。一方、日本最大手の友井銀行も、東南アジア市場への進出を虎視眈々と狙っていた。だが、それには、ひと足先に海外進出を果たし、順調な成果をあげているライバルの富民銀行を蹴おとさなければならない。その先兵としてシンガポール支店長に選ばれた若手のホープ白石浩一の熱い闘いが始まる――“ドル”を狙うソ連の野望。華僑の恐るべき力…詳細な現地取材を基に銀行間の激烈な闘いを描く傑作経済小説。 -
壊れた心、治します。企業・組織で働くすべての人、必読。
高層ビルの三十階にある〈メンタル・クリニック3001〉には、職場や家庭でストレスを抱えたビジネスマンたちがやってくる。リストラうつ病、帰宅拒否症、いじめうつ病…。向き合うのは、自らも悩みを抱える医師・神山と、解決の糸口に示唆を与える院長・長瀬。心が全く壊れていない奴なんていない。精神科医にできるのは、再生への道筋を患者とその家族に示すことだけ…。「遁走」「女装癖」「リストラうつ病」「帰宅拒否症」「サプリメント依存症」「いじめうつ病」「心の巡礼」の7編を収めた、企業社会に生きる人々の癒しを描く連作短編集。 -
実名で描かれる企業ドラマ。会社に何が起こったのか?
1997年11月、相次ぐ不祥事から経営が極度に悪化した名門・山一證券は、自主廃業を決定。最後の株主総会での解散決議に向け、残された者たちの誇りと意地を賭けた闘いが幕を開けた。奇しくも創業100周年、「打ち首」にされるのではなく、自らの手で見事に「切腹」するために…。詳細な内部証言と豊富な資料から「山一・最後の200日」を描く、迫真のドキュメント・ノベル! 元山一證券社員による座談会、“その後の山一マン”を収録。 -
野心はあるがうだつの上がらぬ男の禍福を描く異色作
今田大六、37歳。私大を卒業、地方銀行に就職して12年、いまだにうだつの上がらぬ平社員であるが、ひそかに自身を名づけて「一発屋大六」。―いつの日か一発やって周囲を見返し、人生の生甲斐をつかみたいという熱烈な想いである。銀行の宿直のある夜、一千万円紛失事件が発生。疑惑は彼に向けられて、退職の破目となったが、資産数百億円を持つ、スーパーマン的相場師根岸剛造からさしのべられた、思いがけない救いの手。……。会社の機構に圧迫される現代サラリーマンの、脱サラへの夢を、豊かなユーモアと風刺の中に描く、傑作小説。 -
伝説の名機・紫電改の開発に命をかけた男たちの物語
〈グラマン・ヘルキャット〉に太刀打ちできる戦闘機がほしい! 緒戦以来、「零(ゼロ)戦」が日本の戦闘機の花形であったが、敵にヘルキャットが出現すると形勢逆転、「零戦」は餌食にされるばかりだった。だが、おそまきながら、この日本戦闘機部隊の悲願にようやく新型機の「紫電改」が応えようとしていた。「川西航空機」は、戦闘機メーカーとしては通りが悪い田舎会社であった。社長の川西竜三も、さしたる飛行機好きでもなかった。それがなぜ、当時としては、最高性能の戦闘機がつくれたのだろうか。軍部のいわれのない圧力をはねのけ、血の滲みでるような苦闘と熱意で新型機をつくりだした“飛行機にとり憑かれた男たち”の不屈のドラマ! -
実名実録の企業小説。創業期の情熱を描く青春小説
石鹸は、「たかだか石鹸…」と軽視されがちだが、明治時代には「文明開化を象徴」するような工業製品の一つだった。“日本の夜明けをになう新しい人間像”のモデルとして、島崎藤村の未完の大作『東方の門』にも登場する花王石鹸の長瀬富郎。そのころ混乱の場にあったこの業界に〈高級新石鹸〉として、アイデアを駆使して挑戦した花王石鹸の創立と発展の歴史。一企業が単なる「職場」以上の意味をもって、そこで働いたことのある人たちの「心の故郷(ふるさと)」たり得るかを問いかけ、男たちの経営に賭けた人生を描いた、感動の長編小説! -
メキシコに残置された支倉使節団の末裔を訪ねる旅
慶長18年、仙台、伊達政宗の使節支倉常長を団長とし、ルイス・ソテロ等の宣教師を含む総勢180名の一行が日本の港を出航した。幾多の困難な航海の末、メキシコに到着。さらにめざすイスパニアに到る頃、日本ではキリシタン禁止令が出された! 歴史の大きな波にもてあそばれ、帰国もままならぬ侍たちの運命は……? そして現在のメキシコに日本人の末裔らしき部族が生きていると聞いた著者は二つの点を結ぶ線を求めてメキシコに飛んだか……。経済小説を日本文学に定着させた著者の独自な歴史観を示唆する長編傑作! -
宮崎康平という人ありき。ノンフィクション小説の白眉
是が非でも、牽引力の強いあのC12機関車がほしい! 半島鉄道の田舎重役・屋代は必死だった。なにかと小会社の邪魔をする鉄道振興会の圧力をはね飛ばすために、非常手段のハンストも辞さない構えだ。なにしろ、大正時代に造られた、オンボロ機関車では、沿線の人口増の輸送に追いつけない。客車の窓ガラスはなく、屋根から雨が漏り、客は傘をさして乗っている。その上、馬力がないからたった3両の貨車しかひけず、野菜など生鮮食糧品が駅に山積みのまま腐ってしまう! 妻に愛想をつかされ、失明の悲運にもめげず、猛烈な経営者根性と湧きでるようなアイデア。すさまじい“男の生きざま”を描いた最高傑作。 -
『女子大生会計士の事件簿』の著者の新シリーズ登場!
私立芙藍(フラン)学園の簿記部には、確定申告書1枚を見るだけですべてを解決する「会計探偵クラブ」があった! 大人も知らない税金のしくみがわかる、ビジネス学園ミステリの新シリーズ、開幕。 -
闇の社会に浸食された巨大銀行の内部で、中堅幹部(ミドル)たちの抵抗が始まった
大手都銀行・協立銀行の竹中治夫は、突然、本社総務部への異動を命じられる。通称“渉外班”――総会屋対策を担当するポストである。上層部からの特命を帯びた竹中は、心ならずとも不正融資に手を貸してしまう。組織と個人の狭間で葛藤しながらも、ワンマン会長のスキャンダル隠しに加担せざるをえなかった竹中は、会長側近の秘書役と駆け引きし、元大物総会屋や企業舎弟じみた人物との交渉に奔走する。今日の銀行が直面する問題に鋭いメスを入れ、日本中を揺るがせた衝撃の話題作。 -
「僕の自慢は社員です」--社員と共に歩み育てた経営者の実名経済小説!
わずか4パーセントの生存率といわれるノモンハンの激戦を生き抜いた森和夫は、「どんな苦労も苦労のうちに入らない」と、築地魚市場の片隅に従業員4人で起業した。商社の横暴、ライバル起業との特許抗争、米国進出の苦難を乗り越え、東洋水産は、「マルちゃん」のブランドと「赤いきつね」のCMで知られる大企業へと育つ。「運命共同体」を経営理念に、創業以来社員と共に歩んだ経営者の情熱と成功を実名で描く、経済小説の傑作。 -
企業社会の闇を克明に描き、裏のつながりを白日の下に曝した話題作!
経済誌『帝都経済』のオーナー兼主幹の杉野良治(スギリョー)は、大物政治家とのつながりを背景に、財界を牛耳る大物フィクサー。企業の弱みにつけ込んでは、広告料などの名目で巨額のカネを集める。記事攻撃を恐れ、唯々諾々とカネを出す大企業、財界人たち。杉野から婿に、と期待されている若手幹部・田宮大二郎は、『帝都経済』をいつか一流誌に、との志を抱くが、その思いも虚しく、杉野の傍若無人ぶりはとどまることを知らなかった。日本の政財官界に澱む悪の連鎖を白日の下に曝し、企業社会の暗部を克明に描いて話題を呼んだ、長編経済小説の傑作。 -
政官との癒着、談合体質、蠢く闇社会…。建設産業の暗部に迫る問題作!
バブル前夜、大洋銀行調査役の山本泰世は、準大手ゼネコン・東和建設への出向を命じられた。拡大路線をひた走る同社社長の秘書となった山本は、建設業界のダーティーな実態を目にする。公共事業と政治献金、株価操作……莫大な利権をもとに政界・官界と癒着した業界は、徹底した談合体質を有し、闇社会とのつながりももっていた。建設業界を舞台に、日本の政治と経済の暗部に切り込み、組織と個人のあり方に鋭く迫った問題作。 -
国際援助の美名の裏に蠢く利権と欲望! 城山三郎経済小説大賞受賞作。
菜々美の従兄・稔は8年前、新聞記者として赴任したインドネシアの東ティモール独立紛争に巻き込まれ死亡した。最後の便りはロロ・ジョングラン寺院の写真だった。週刊誌記者となった菜々美は、インドネシア・中部ジャワ地震の現地取材で、NGOボランティアや国際開発コンサルタントの日本人と出会い、国際協力の裏側を知る。稔の死に芽生えたある疑念とは。国際援助のあるべき姿を問う、第1回城山三郎経済小説大賞受賞作。 -
困難を乗り越え、不屈の闘志で資金を集め、「社長になる」という幼い頃からの夢を弱冠24歳で実現した渡邉美樹。経営は軌道に乗ったかに見えたが……経済小説の第一人者が、若き起業家を実名で描く傑作!!
幼い日、母の死と父の会社の倒産を体験した渡邉美樹は、小学校の卒業アルバムに「社長になる」という夢を記す。大学卒業後、経理を覚え、佐川急便のセールスドライバーで資金を貯めた渡邉は、仲間たちと会社設立を果たす。居酒屋「つぼ八」のフランチャイズ、お好み焼きチェーン、そしてサントリー、日本製粉との提携というチャンスも訪れるが。急成長を遂げたベンチャー、ワタミフードサービスの成功を実名で描く、ビジネス小説の傑作。
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