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源氏物語の全体が分かる楽しい1冊。わずらわしい文法などの障壁を取り払い、こなれた現代語訳によって、古文の力がなくても十分古典の面白さが分かる。原文も現代語訳も総ルビ付き。ビジュアル面も豊富。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

“午後３時の休憩は、彼女の魅力を味わう時間。
　シュルシュルと蛇の下半身をくねらせながらオフィスにお茶を配ってくれる、可愛い後輩の──”

今から７年前、宇宙からの異種族のコンタクトで世界に衝撃がはしった。
地球にお婿さん探しにやってきたのは見目麗しいモンスター娘たち。
滝本新（たきもとあらた）と一緒に働くミリアもそんな亜人──ラミアの女の子だ。
「ミリアちゃん……今日も本当に可愛い」「はぇあっ!?」
毎日のようにそんな会話を交わす仲だけど、なかなかあと一歩が踏み出せない。
そんなある金曜日、会社のお花見でミリアが酔いつぶれてしまって──。
「だめぇ……せんぱい、そこ、だめぇ……っ！」
純情可憐な後輩社員（蛇娘）は尻尾が性感帯!?　糖度満点のモン娘ラブコメを召し上がれ♪

「小説家になろう」の男性向けサイト「ノクターンノベルズ」の人気小説が挿絵と書き下ろしエピソードを加えて電子書籍化！

●書き下ろし番外編「ミリアと新――新入社員と先輩社員の出会い。」
「今日からこの課の配属になりました。ミリア・クオルタと申します」
新社会人・ミリアが出会った、優しくて少し変わった先輩とは──。

19歳の坂木錠也はある雑誌の追跡潜入調査を手伝っている。 危険だが、生まれつき恐怖の感情がない錠也には天職だ。だが児童養護施設の友人が告げた出生の秘密が、衝動的な殺人の連鎖を引き起こし……。

一人旅の女性が古書店で見つけた一冊の本。だが、その本を手にした彼女は、広島県の芸備線三次駅で絞殺死体となって発見された。しかも、被害者の所持品に本は含まれていなかった。捜査が進むにつれ、被害者は浅見光彦の妹・祐子と８年前にこの地方を旅していて土砂崩れに巻き込まれ、一人生き残っていたことが明らかになる。“後鳥羽伝説”の地を舞台に再び起きた悲劇の意味は……。名探偵浅見光彦が初めて登場した記念碑的作品。