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『ホラー、恋愛(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全75件

  • シリーズ6冊
    0803(税込)
    編:
    朝宮 運河
    イラスト:
    作:
    黒川裕子
    作:
    黒史郎
    作:
    最東対地
    作:
    澤村伊智
    他6名
    出版社: ポプラ社

    てのひら怪談──それは、てのひらにおさまるほど小さな小さな物語。すべて800字以内で書かれた、こわい話やふしぎな話のこと。短いから、あっというまに読みおわる。でも、油断しちゃだめだよ。幽霊やのろいの話、学校でおこった事件、聞いたこともないような変わった話……どれも本当におそろしいんだ。さあ、勇気を出して、ページをめくってみて。50編の小さな物語が、きみがやってくるのを待っているよ──。
  • 踊れ踊れマンドラゴラの娘。

    植物学者の父親と大きな屋敷に暮らす13歳の少女、ミラ。
    学校へ行くのを禁じられ退屈していたミラは庭師見習いの少年・デュークと仲良くなるが、ある日突然彼が蒸発。
    「裏庭の温室に行ってはいけないよ」
    父の戒めに隠されたおぞましい秘密とは。
    (ホラー/洋風)
    表紙:宮菜(@miyanamiya38)様
  • 他殺・自殺・その他。ご利用の際は該当事故物件のグレード表をご覧ください、報酬額は応相談。

    巻波 南(まきなみ・みなみ)27歳、職業はフリーター兼事故物件クリーナー。
    事故物件には二人目以降告知義務が発生しない。その盲点を突き、様々な事件や事故が起きて入居者が埋まらない部屋に引っ越しては履歴を浄めてきた彼女が、新しく足を踏み入れたのは女性の幽霊がでるアパート。
    当初ベランダで事故死したと思われた前の住人の幽霊は、南の夢枕に立って「コロサレタ」と告げる。
    犯人はアパートの中にいる―……?
    南はバイト先のコンビニの常連である、男子高校生の黛 隼人(まゆずみ・はやと)と組み、前の住人・ヒカリの死の真相を調べ始めるのだが……恋愛/ТL/NL/年の差/高校生(17)×フリーター(27)
    スラップスティックヒューマンコメディ、オカルト風味。
    イラスト:がちゃ@お絵描き(@gcp358)様
  • eureka0313詩集 (一天社文庫普及版)

    詩集『魔性の血』『続・魔性の血』の拾遺詩集です。お楽しみいただければ幸いです。
    <目次>
    「今日も桜が」
    「水星」
    「少女心中」
    「海のほとりの花畑」
    「エッセンス」
    「聖少女」
    「対話」
    「婚礼の夜」
    「人形泥棒」
    「海のほとりで待ち合わせ」
    「海に生まれたむすめ」
    「人魚」
    表紙画像のソース
  • eureka0313詩集 (一天社文庫普及版)

    詩集『魔性の血』の続編です。お楽しみいただければ幸いです。
    <目次>
    「不死は不思議な夢でした」
    「校舎のうらに寝ころんで」
    「岬」
    「私には夕陽が見えた」
    「魔性の血」
    「売春宿に潜入だ」
    「人妻殺しのうた」
    「人形」
    「透明人形」
    「未来」
    「姫は見つめなければならなくて」
    表紙画像のソース
  • シリーズ4冊
    219(税込)

    さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の40ページ程度)

    【書籍説明】

    大学生のなな子と真子は学生最後の夏休みを楽しむため、大好きなバンドが出演する夏の音楽フェスティバルを見に行く。

    しかし本番中に事故が!

    その事故をきっかけに、ふたりは不思議な体験を強いられることになる。

    はたしてこの現象の意味、目的とは……?


    【目次】
    夏の恋
    ひと夏の恋にしたくない
    夏をもう一度
    真実の夏
    夏の終わり、そして……


    【著者紹介】
    天音(ソラ)
    お酒と甘いお菓子が大好き
    … 以上まえがきより抜粋
  • 605(税込)
    著者:
    乙一
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    僕が小説を書くようになったのには、心に秘めた理由があった(「小説家のつくり方」)。ふたりぼっちの文芸部で、先輩と過ごしたイタい毎日(「青春絶縁体」)。雪面の靴跡にみちびかれた、不思議なめぐり会い(「ホワイト・ステップ」)。“物語を紡ぐ町”で、ときに切なく、ときに温かく、奇跡のように重なり合う6つのストーリー。ミステリ、ホラー、恋愛、青春……乙一の魅力すべてが詰まった傑作短編集!
  • 0(税込)
    2024/5/3 (金) 配信予定

    わが胸の急所よりその嘴を抜き わが部屋の扉よりその醜貌を消せ

    19世紀アメリカの詩人、エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe, 1809 - 1849)の比較的後期に属する詩作品から数篇を選んで日本語に訳しました。お楽しみいただければ幸いです。
    <目次>
    「ドリームランド」
    「大鴉」
    「ヘレン(・ホイットマン夫人)に」
    「地下深く」
    「ULALUME」
    「アナベル・リー」
    「エルドラド」
    「鐘」
    原題および画像のソース
  • ■収録作品私は負けたことがないウィズバイラス・インジュピター夢の中の少女ソシャゲ世界のやり直しだいたいゾンビのせい信じた手紙は花の香り素敵なお話いっぱい書いてね!〜小説家のあなたが“ファンな”あの子にご奉仕される〜カクヨム編【CV:五月あめ】
  • 770(税込)
    著者:
    六道慧
    レーベル: ――

    「父さんと母さんがまぐわうとこを見たい」「よいか、時雨。まぐわいは見るものではなくやるものだ」父の力強い励ましを背に、阿無村をあとにした赤木時雨。都会では女の子釣り放題かなあ。そんな期待を胸に抱いた純朴童貞青年を待っていたのは、性別不詳の美貌エステシャンだった!? 性欲、食欲、排泄、寄生虫。体が溶解する美少女に、ニューハーフ軍団、得体の知れない物体化人間などなど。とことん暴走するスラップスティック小説……電子版あとがきを追加収録。

    ●六道 慧(りくどう・けい)
    東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年、朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     父が消えた理由について、信次はすこしずつ周囲の噂を知るようになった。正確に言えば父は消えたのではなく「死んだ」のだが、信次はそういう言葉を遣いたくなった。「警察では、わからなかったそうだ」村の誰かがそんな話をした。何かが父を奪ったのだとわかる年齢になってきた。その何かが誰なのかというより、どうしてそんなことをしたのかを知りたかった。(「赤い竹蜻蛉」より)
     昭和の古いおもちゃを題材に、少年の成長を葛藤を描く。十篇のファンタジック・ロマンを収録した作品集。

    *赤い竹蜻蛉
    *蒼い喧嘩凧
    *星空の缶蹴り
    *淡い影絵
    *白い日光写真
    *燃え尽きた逆さ面
    *ぱっちん
    *永久影踏み
    *だるまさんが転んだ
    *遠い糸電話

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  中学校の絵画部で一緒だった小西繁夫と、夕暮れの渋谷で偶然出会った。こいつはたしか死んだんじゃなかったのか。いや、記憶が交錯しているようだ。個展の招待状をもらったので何気なく足を運ぶと、屈強な男たちに取り囲まれ、拉致・監禁されてしまう。そして小西は私からあらゆるものを?奪した。退職、戸籍抹消、住居の撤退。そういうことを確かにやったと信じるには、この部屋の完璧さを見れば充分だった。彼は、あるいは彼らは、冗談や遊びなどではないのだろう。私はこの空間から出られるのか、元の社会に復帰できるのだろうか……。
     どこか見知らぬ地下空間へ連れ去られ、自分を見失った男による再生の物語。長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     少年は工場のほうへ歩いていった。もうあたりは真っ暗になって、ところどころに立っている水銀灯の明かりが、工場と空き地を照らしている。闇のなかに、キリンの巨大なシルエットが見えた。少年は立ち止まった。キリンが気がついて近寄ってきた。ゆらゆらと、大きなシルエットが揺れながら近づいてくる。だめだ。近寄って来ちゃいけない。犬だって猫の子だって、見かけたらすぐに、そこを離れなきゃいけないんだ。近寄ったり触ったりすれば、絶対に離れられなくなる。(「飼育する少年」より)
     思春期の少年たちを待ち受ける深い淵、邪悪な穴、試練の丘とは。独特の世界観に彩られた短篇小説集。

    *飼育する少年
    *夜の遮断機
    *首市場
    *地下室の声
    *メメリン広場
    *僕の細道
    *月夜の少年兵
    *飛ぶ棒
    *初恋監視センター
    *漂流譚
    *路爺退治
    *旅風船
    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     以前勤めていた広告代理店から依頼された大仕事、それは世界的マジシャン「ブルー」を日本に招聘することだった。生い立ちも正確な年齢も、すべてが謎に包まれた存在。世界中の誰もが知っている人物なのに、ステージ以外での彼の素顔を見た者はいない。なんとか彼との接触に成功した僕だったが、少し高音の混じったその声は、どこかで聞いたことのあるように思えた……。長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

    「……かまいません。どうぞ、お持ちになって行ってください」女は決心したようにそう言って、時計と岡崎を見くらべた。「大切にしていた時計なのですが、あなたになら。……似てるんです」「え? 誰が、誰にですか」口に出してから、無粋なことを言ったと、彼は悔やんだ。女はもう、壁の時計のところに立っている。時計の針は全速力でまわっていたが、女がそれを取り上げると、その回転がぴたりととまった。持ち上げたはずみで、ぜんまいが切れたか、歯車でもはずれたのだろう。(「枕時計の女」より)
     記憶の時空を越え、出会った男女の淡き交わりを紡ぐ十二の短篇小説を収録。

    *枕時計の女
    *鳥を捜す女
    *卒業しなかった女
    *蜩になった女
    *カモシカを追う女
    *糸桜の女
    *黒百合を食べた女
    *浜茶屋に来た女
    *露天風呂にいた女
    *喫煙室の女
    *飛翔する女
    *地下鉄の女

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     子供たちは広場に集まっていつも星間ロケットをつくっている。その最新式のロケットが今日、完成したらしい。「乗る順番を決めようとしただけじゃないか」アルマジロの次郎吉は口先をとがらせている。その言葉にアキラはいっそう腹を立てて、空中でハサミをかちかちと鳴らした。「決め方が問題なんだよ」「だから、じゃんけんで……」「こいつう!」争いの原因がだいたいわかった。つまりアキラは蟹だからハサミしか出せない。じゃんけんなんかしたら負けるに決まっている。(「蟹座じゃんけん」より)
     十二種の星座をテーマにした摩訶不思議なストーリー。短篇小説集。

    第一話 山羊座通信
    第二話 水瓶座日記
    第三話 魚座システム
    第四話 牡羊座新聞
    第五話 牡牛座特急
    第六話 双子座ファンクラブ
    第七話 蟹座じゃんけん
    第八話 獅子座レース
    第九話 乙女座伝言板
    第十話 天秤座からくり
    第十一話 蠍座カレンダー
    第十二話 射手座大戦争

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  日本海に面した人口七十八万人のX県は、女性就業率ランキング第一位、女性の働きやすさランキング第一位、育児環境ランキング第一位。しかし、誇らしげに語る「X県しあわせ創造課」担当者の言葉には裏があったのだ。日本一の子育て県に貢献することこそ、住民の誇りと幸せ。夫の転勤や結婚などでX県に移住してきた者にとって、地方社会独特の“掟”は恐怖そのものだった……。連作短篇サイコスリラー。電子版あとがきを追加収録。

    ●雀野日名子(すずめのひなこ)
    石川県で生まれ、福井県と大阪府で育つ。ゴーストライターやノベライズライターから物語執筆へと移行し、『機械仕掛けのアン・シャーリー』でジャイブ小説大賞入選。『あちん』で「幽」怪談文学賞短編部門大賞を受賞し、同作で小説家デビュー。『トンコ』で日本ホラー小説大賞短編賞受賞。「雀野日名子」名義での単著に、『太陽おばば』『幸せすぎるおんなたち』『終末の鳥人間』『かぐや姫、物語を書きかえろ!』などがある。カルト映画と80sをこよなく愛する、文壇アレルギー症。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     あのかたちを忘れはしない。校舎の時計塔の上に取り付けられて、風が来る方向を毎日眺めていた、あの風見鶏だ。学校が帰ってきた。二十年前、ダムの底に沈んだはずのあの学校が……。ダッチン、デミ、嶋本、テンドン、ナルカン、そしてトミー。これが当時、遠原村の小中学校をあわせた全校生徒だった。村役場の観光課職員として一人故郷に残っていたナルカンこと成島は、懐かしい顔に会うために同窓会合宿を計画した。しかし思い出は常に美化される。六人の子供たちは、本当に仲が良かっただろうか。思いだそうとするが、まったくわからなかった。遠い昔のことだ、親友も敵も、ごっちゃになって記憶の底に泥のように沈んでいた……。
     過疎化した村の廃学校で語られる、少年少女たちの“忘れられた約束”とは。ホラー・ファンタジー長篇。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  享保十三年、第八代征夷大将軍・徳川吉宗が招聘したのは、巨大な「象」であった。海を越えてはるばる旅をしてきた象は、長崎の港に着いたのち、陸路、徒歩で江戸城に向かう。多くの人間を引き連れた象の行く先々は、珍獣を一目見ようとする見物人であふれかえり、さまざまな人間模様を見せる……。史実を元にファンタジックに描かれた連作短篇時代小説。

    *わらしべの唄
    *獺祭の湊
    *象鳴き坂
    *半鐘さん
    *マン・オン・ザ・ムーン
    *千日手の解法
    *エピローグ 象を引く

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     施設から引き取られ、食品メーカー社長の御曹司となった武藤英行。彼は義父母には馴染めず、家族というものに価値を見いだせなかった。金銭さえあれば自尊心も家庭も、生きるために不可欠なものだとはどうしても思えなかった。英行は大学を卒業すると同時に家出同然でアメリカへ留学、勝つためのゲーム理論を身につける。ラスベガスのカジノで知り合った相棒と共に帰国すると、義父の経営する会社は大きく傾いていた。閉鎖的な同族経営に反発があった英行は、義理人情を切り捨ててあくまでもドライに会社再建に手を貸すことにした……。長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     フリーランスのデザイナー、カメラマン、ルポライター。気の合う者同士が寄り集まって仕事場にしていた「鮮酔館」。各メンバーの仕事に関与しない。集団としての活動は原則として行わない、あくまでもフリーの集まりだ。だが、いつまでも俺たちは若くない。大きな仕事は個人には発注されない。日本の税制は個人には不利に出来ている。このままではジリ貧になっていくだけだ。メンバーの一人が入院したことをきっかけに会社組織にしようと決心し、成り行きで代表取締役を務めることになった森田だったが、法人を作るなんて初めてのこと。戸惑いながら実際に会社経営を始めてみると、あれやこれやとトラブルが襲いかかってきて……。経営者の苦難と人間関係をユーモラスに描いた長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     暴走族「狩人」の頭をしている妹尾樹林は、無菌の町タヒチで生まれた。塵も細菌もウイルスも漂っていない、病気も犯罪もない町。二万数千人が暮らしているこの実験都市は、ドーム型のエアウォールで覆われており、生活のすべてがコンピュータに管理されている。タヒチでは、誰がいまどこにいるか、何をどこでいくつ買ったかを中央機構が把握し、たとえばもし屋外で強い臭いのするものを飲食すれば直ちに環境局が飛んできて、罰金か、さもなければ拉致されてしまう。だが、この実験都市が生まれた本当の理由を誰も知らない。ドームは明らかに人為的なものだ。誰が、何のために? 完全無菌の世界から解放されて「外」へ出てみたい……。ある日、B25地区に幽霊が出るという噂が立った。ブルーの服を着た髪の長い幽霊だという。その正体を暴いてやろうと、樹林はワープと呼ばれる二輪駆動機に跨がった……。
     近未来ディストピア社会を描いたSF長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  知名度ワースト、陸の孤島、と本社の人間から軽んじられていた福井県。ところが、怪異を引き寄せてしまう体質の山本くんにとっては、無数のモノノケが蠢く魔境だった!? 昔からの「ふるさと」の姿を守りたい鉄拳女上司・経塚部長と、「まちおこし」に躍起になるNPO法人・ビタミンのキュートな女性・夏井さんとの板ばさみになってしまった山本くん。さらには地霊がすり寄ってきて大騒動に! 
     名所・旧跡・珍スポット、歴史・伝説・逸話、外部の人間にはわからないフクザツな県民感情まで。ありとあらゆる北陸福井の要素を盛り込んだホラーコメディ。文庫版から大幅に加筆修正の上、巻末には郷土愛あふれる「取材ノート」を追加収録。

    ●雀野日名子(すずめのひなこ)
    石川県で生まれ、福井県と大阪府で育つ。ゴーストライターやノベライズライターから物語執筆へと移行し、『機械仕掛けのアン・シャーリー』でジャイブ小説大賞入選。『あちん』で「幽」怪談文学賞短編部門大賞を受賞し、同作で小説家デビュー。『トンコ』で日本ホラー小説大賞短編賞受賞。「雀野日名子」名義での単著に、『太陽おばば』『幸せすぎるおんなたち』『終末の鳥人間』『かぐや姫、物語を書きかえろ!』などがある。カルト映画と80sをこよなく愛する、文壇アレルギー症。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     あれは夢だったのだろうか。変電所点検の仕事で秋田を訪れた生田俊彦は、吹雪の夜に遭難、雪原で見知らぬ女に出会い、そして体を重ねた。「黙って。何も話してはなりません。話せば、愛は枯れてしまいます」その美しい女はそう言って姿を消した。あれは寒さで疲労した脳が生み出した悪夢のはずだ。だが、病院で目覚めた生田の目の前にいた看護婦は、彼女に瓜二つだった……。謎めいた女の幻影に惑わされる男を描いた長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  液晶画面の中で育てるペット、電子猫は大ヒットした。『天使猫』という愛称で呼ばれるようになってテレビCMにも登場した。だがあの猫は、いつかは死ぬ。不摂生をすれば肥満にもなるし、病気にもなる。エサをやらなければ、飢える。それに、電子猫には老衰による自然死がプログラムに組みこまれているのだ。開発者であるサムは、その条件だけは譲らなかった。こうして電子猫は人間社会に大きな影響を与えたが、サムにはさらなる構想があった。誰にも明かさず、彼が密かに開発を進めていた「実験」とは……。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  ついに僕は、ドードー鳥の飼育係に選ばれるという幸運に恵まれた。ドードー鳥は十七世紀に乱獲のため絶滅している。絶滅した鳥を飼育するのは名誉でもあるけれど、とても難しいことらしい。僕は二十四時間態勢で動物園に泊まり込み、がらんとしているドードー舎の監視を始めた。だが鳥が見えなければ、ただの空き地の管理者みたいじゃないか。いつかは見えるようになる、同僚のナオミが言った言葉を信じる以外になかった……。
     摩訶不思議で不条理でハートフルな9つの物語を収録した短篇小説集。

    *ドードー鳥の飼育
    *東京フラミンゴ
    *箱女システム
    *A級ハムサンド
    *穴
    *ぽ・先生
    *無人駅長
    *時間喰い(タイムイーター)
    *眠れない街

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     夕海子は、寒くなるとその名簿をひらく。名簿からランダムに選んで、その一人に電話をかける。家を訪ねていく。そして、泊めてくれないかと頼む。それが行き詰まったとき、夕海子は最後の手段に出る。彼女を暖かな場所に連れ戻してくれる最後の脱出装置は、いつも抱えている黒いボストンバッグの底にある……。長篇サスペンス。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  あそこへ行けば、彼女に会える。ふと、そんな気がして私はその火のほうへ歩み寄るように、一歩海へ近づいた。足元を波が洗っている。かまわずに、そのままゆっくりと海のなかへ入って行った。黒の革靴が塩水に浸っていく。海上の火は暖かく、さらに大きくなり、私を誘惑するように、ちらちらと燃えている。そのとき私は、この恋路海岸にまつわる伝説を思いだした。それは、悲恋の物語だった。(「遠い火」より)
     富山・石川・福井、北陸地方の民話・伝承をベースにして新しく生まれ変わった現代民話、三十篇を収録。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     僕は異母兄妹である京子と同居している。性的な関係はないが愛し合っているから、同時に妻だとも言える。その彼女が突然、家出をした。冷蔵庫の中に「さよなら」という手紙を残して。出ていった理由もわからず困惑した僕は、京子を追う手がかりを得るため、十六年も会っていない父親を捜すことにした……。
     次々に明らかになる二人の出生の秘密。社会規範から外れた兄と妹の恋愛は果たして成就するのか。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     彼はいきなり小さなカメラを出した。そしてトラックの助手席にいた少女に声をかけて道路に降ろすと、二人ならんで、僕にシャッターを切れと言った。そのあと少女と僕、彼と僕との写真も撮った。「嵐のなかで日本人と出会うなんて、滅多にないからな。もし俺たちが竜巻に巻き上げられたら、このフィルムを誰かが現像して、最後の写真だとCNNが放送するかもしれない、すごいな、どうだ」怯えているのか楽しんでいるのかわからない。(「チャタヌーガ・チューチューの樽」より)
     世界各地を気ままに旅する小説家ジュンジが見た風景、出会った人々、交わした想い……。ハートフルな連作短篇集。

    *カイザースラウテルンの眼
    *ジャルダンピュブリックの魚
    *イエローナイフの雲
    *チャタヌーガ・チューチューの樽
    *グレート・バリア・リーフの壜
    *デンパサールの鶏
    *オルガン・パイプ・カクタスの虫
    *サン・セバスティアンの霧
    *ヘッド・ハンティング・ファミリーの森
    *ウェディング・ケーキ・マウンテンの怪
    *クライマーズ・シェアの雫

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  僕はいままで、科学は絶対だと思っていたんです。一足す一は二であり、水は水素と酸素でできている。そういうことは絶対に動かしがたい事実で疑う余地のないものだと思っていました。そういう確たる世界が心地よかったんです。でもいま、それらを一つずつ疑ってかかることからはじめようかと思っています。(「神々のパラドックス」より)
     科学に携わる人々の信じる神話とは。ハートフルな物語7本を収録した短篇小説集。

    *深い森から来た手紙
    *水色の羽衣
    *星の棲む沼
    *月へ行く道
    *錆びついた昆虫
    *氷のなかの竜宮
    *神々のパラドックス

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     検札係は、兎だった。彼は長い耳を車掌用の帽子から二本突き出して、乗客たちの切符を丁寧に検札して回っている。「乗車券を……」私のところへやって来て、兎は深々と頭を下げた。(「〈卯〉兎エキスプレス」より)
     干支に選ばれた十二種の動物をテーマにした摩訶不思議なストーリー。短篇小説集。

    〈子〉鼠たちの時間
    〈丑〉木登り牛
    〈寅〉竹林の虎
    〈卯〉兎エキスプレス
    〈辰〉トルネードお龍
    〈巳〉ヘンビニの三人
    〈午〉馬の失踪
    〈未〉羊たちの午睡
    〈申〉猿の学生
    〈酉〉音速ニワトリ
    〈戌〉正式犬の優雅な生活
    〈亥〉最後のレース

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     目が覚めたら鶏になっている自分を発見した。そして周りの動物たちからは「夜が明けないのは、貴様のせいだ」となじられた。一体どうなっているのだ? この世界はなんだ? どうして僕はここにいるのだ? 全ての記憶を失くし、深い森の奥で「自分自身」と対峙した「コケコ」の軌跡。そして物語は予想もつかない展開を見せてゆく……。悶絶必至、シュールで混沌に満ちた長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     放火され閉鎖した老人ホーム。そこを飛び出した怒れる老人たちのマシンが街道を走っていく。エンジン付き車椅子、ユンボ、トラクター、バイク、マイクロバスとブルドーザー。老人たちの心は、火より熱く燃えている。老人たちは安全など眼中にない。危険だから生きられる。無謀だから希望がある。ここにいる老人たちは、行儀正しく生きてきたあげく、あえて不良の道を選んだのだ。だが、先導する皆川光一朗は気づいていた。何かがおかしい。なんだかみんなの影が薄いように感じる……。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • シリーズ42冊
    589791(税込)

    近代日本文学を代表する文豪・夏目漱石の、初期から最晩年までの傑作小説、随筆、評論、さらに同時代の作家の評伝など約160作品を収録し、読みやすく編集した夏目漱石全集の決定版です。
    ■目次
    【小説】
    坊っちゃん
    吾輩は猫である
    吾輩ハ猫デアル(旧字旧仮名)
    三四郎
    こころ
    それから
    それから(新字旧仮名)
    草枕
    二百十日
    野分
    虞美人草
    坑夫

    門(旧字旧仮名)
    彼岸過迄
    行人
    道草
    明暗
    【短編・小品・随筆】
    幻影の盾
    琴のそら音
    倫敦消息
    京に着ける夕
    京に着ける夕(旧字旧仮名)
    自転車日記
    倫敦塔
    カーライル博物館
    文鳥
    夢十夜
    永日小品
    長谷川君と余
    思い出す事など
    子規の画
    子規の畫(旧字旧仮名)
    変な音
    變な音(旧字旧仮名)
    ケーベル先生
    ケーベル先生の告別
    戦争からきた行き違い
    初秋の一日
    三山居士
    硝子戸の中
    一夜
    薤露行
    趣味の遺伝
    手紙
    【評論・その他】
    吾輩は猫である(上篇自序)
    吾輩は猫である(中篇自序)
    吾輩は猫である(下篇自序)
    三四郎(予告)
    こころ(広告文)
    こころ(自序)
    こころ(予告)
    それから(予告)
    イズムの功過
    岡本一平著並画『探訪画趣』序
    学者と名誉
    家庭と文学
    鑑賞の統一と独立
    元日
    鬼哭寺の一夜
    木下杢太郎著『唐草表紙』序
    客観描写と印象描写
    教育と文芸
    虚子君へ
    近作小説二三について
    現代日本の開化
    好悪と優劣
    滑稽文学の将来
    コンラッドの描きたる自然について
    作物の批評
    「自然を写す文章」
    写生文
    処女作追懐談
    人工的感興
    人生
    鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年
    西洋にはない
    創作家の態度
    草平氏の論文について
    高浜虚子著『鶏頭』序
    田山花袋君に答う
    「土』に就て
    「土」に就て(旧字旧仮名版)
    長塚節氏の小説「土」
    坪内博士とハムレット
    つり鐘の好きな人
    艇長の遺書と中佐の詩
    『伝説の時代』序
    点頭録
    『東洋美術図譜』
    道楽と職業
    独歩氏の作に低徊趣味あり
    中味と形式

    何故に小説を書くか
    日英博覧会の美術品
    入社の辞
    猫の広告文
    『煤煙』の序
    博士問題
    博士問題とマードック先生と余
    博士問題の成行
    「額の男」を讀む
    批評家の立場
    文学雑話
    文芸委員は何をするか
    文芸と道徳
    文芸とヒロイツク
    文芸の哲学的基礎
    文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎
    文士の生活
    文章一口話
    文体の一長一短
    文壇の趨勢
    僕の昔
    マードック先生の『日本歴史』
    正岡子規
    満韓ところどころ
    水底の感
    無題
    明治座の所感を虚子君に問れて
    模倣と独立
    「夢のごとし」を読む
    余と万年筆
    予の描かんと欲する作品
    落第
    私の経過した学生時代
    私の個人主義
    【関連作品】
    文芸的な、余りに文芸的な(芥川龍之介)
    漱石山房の冬(芥川龍之介)
    夏目先生と滝田さん(芥川龍之介)
    葬儀記(芥川龍之介)
    漱石と自分(狩野亨吉)
    漱石氏と私(高浜虚子)
    埋もれた漱石伝記資料(寺田寅彦)
    夏目先生の俳句と漢詩(寺田寅彦)
    夏目漱石先生の追憶(寺田寅彦)
    俳諧瑣談(寺田寅彦)
    根岸庵を訪う記(寺田寅彦)
    漱石さんのロンドンにおけるエピソード(土井晩翠)
    「漱石のオセロ」はしがき(野上豊一郎)
    小川芋銭先生と私(野口雨情)
    夏目漱石論(森鴎外)
    漱石の人物(和辻哲郎)
    夏目先生の追憶(和辻哲郎)
  • シリーズ7冊
    5281,760(税込)
    著者:
    西澤保彦
    レーベル: ――

    新ヒーローは、正体不明な公務員!

    腕貫着用、神出鬼没な謎の公務員探偵が、市民の悩みや事件を鮮やかに解明! そしてついに女子大生ユリエと……!? 三年連続、四月四日の午後四時に鳩の死骸と人の死に直面した配送員。これは偶然なのか、必然なのか。そして今年もまた、四月四日がやってくる――「贖いの顔」。 四十年前に不倫相手の女性を殺してしまった。なぜ、彼女の夫はその罪を被ってくれたのか? 夫の葬儀の日、長年の謎が明かされる――「秘密」。 妻子と別れ、一人マンションに暮らす男。彼が契約した住人専用駐車場に、決まって月曜の朝に不特定多数のドライバーに無断駐車されてしまう。その理由は?――「どこまでも停められて」。 女子大生・ユリエが企画した幼稚園の同窓会の最中に、参加者が殺害された。不可解な遺留品の謎、犯人は? そして動機は?――「いきちがい」。 お馴染み刑事コンビも登場、今日も櫃洗市は大騒ぎ! 絶好調「腕貫探偵」シリーズ待望の新作短編集! 未収録話「セカンド・プラン」を掲載した電子書籍特別版。
  • 1,760(税込)
    著者:
    清水晴木
    レーベル: ――

    「あなたの、人生の分岐点はいつですか?」

    分岐駅まほろし――。
    それは満月の夜だけ現れるという不思議な駅。
    過去に後悔を抱えた者たちが行き着く場所だとか。
    もしもあの日、あの時、過去の分岐点で違う選択肢の人生を歩んでいたら……。

    これは素晴らしき人生の物語。
    切なくも温かい、心に沁みる「永遠の感動ファンタジー!」

    2022年秋のドラマ化も話題となった大ヒット作『さよならの向う側』の著者が贈る、書き下ろし最新作!

    小説家・佐藤青南さんも激賞!!!
    「別れのつらさや後悔の重さに耐えきれなくなりそうなとき、きっとこの本を読み返す。
    明日に踏み出す勇気を与えてくれる感涙小説!」


    重く深い後悔を抱えた人たちが、過去の分岐点へと戻り、自分が選ぶことのなかった人生を辿ることで、自身の生き方や人生と向き合う物語。
    その不思議な現象が起きる分岐駅「まほろし」を訪れたのはそれぞれ訳アリな男女……。
    「もしもあの時、告白をしていたら」
    「もしもあの時、第一志望の大学に合格していたら」
    「もしもあの時、夢を追わなければ」
    「もしもあの時、病院に連れて行っていたら」
    ―――さまざまな後悔を振り返る中で見えてきた、本当に大切だったこととは……!?
    誰もが何かしらの後悔を抱えて生きている。
    そして、誰もが何かしらの大切な人生の分岐点を持っている。
    過去は変わらないが、未来は分からない。
    今日この日が分岐点となって、また誰かの新たな人生が始まる――。

    明日から前を向いて生きる勇気が生まれる――これは、間違いなく、素晴らしき人生の物語!
  • 680(税込)
    著者:
    深川夏眠
    レーベル: 深川夏眠
    出版社: 深川夏眠

    200X年。退屈で憂鬱な日常の壁に空いた穴に指を差し込んで押し広げてみたい、そんな衝動に駆られた少年は、かつて姉を惨殺されたフリーライターと共に、吸血鬼さながらの殺人者を追う――。

    森口祐樹は家庭の事情で伯母一家と共に
    裕福だが窮屈な暮らしを送っていた。
    吸血鬼にまつわる伝承に固執し、
    いくつかの未解決殺人事件に強いこだわりを持つフリーライター
    月島朔也と知り合った祐樹は、
    彼と共にヴァンパイアを思わせる美貌の殺人犯を追うことに……。



    タイトルはブラッドオレンジの意。
    吸血鬼というモチーフをサスペンス×ミステリの枠に落とし込んだ
    メタフィクショナルな長編小説。
    恋と友情と恐怖と師弟愛の物語。
  • 1,000(税込)
    著者:
    高田拓眞
    レーベル: UNtame
    出版社: UNtame

    浸食される世界で、精一杯の『普通』で居たい

    化け物を殺す化け物と、化け物に恋した女の子。
    少しずつ壊れていく日常に気付かないフリをして普通の恋をする二人と、そんな二人をせっつく親友との毎日を描いたお話。
  • 330(税込)
    著者:
    深川夏眠
    レーベル: 深川夏眠
    出版社: 深川夏眠

    春夏秋冬、四季折々の小さくて少し不気味な物語。タイトル calendario はイタリア語でカレンダー(暦)のこと。旅と食事と、ほんの少しの血の匂い……。

    ネットで公開中のショートショートから季節感のある作品をピックアップした『からんどりえ』その後。書き下ろしを加えての電子書籍化、全16編。
  • 平将門、菅原道真、崇徳天皇、井上内親王……古くから語り継がれ、恐れられてきた日本の「怨霊」をモチーフに、現代に生きる男女の情愛の行方を艶やかな筆致で描く官能短編集。
    自殺した議員秘書の謎を追うフリー記者は、秘書の妻と大手町の将門塚で待ち合わせるが――(「首塚」)。

    「京都の濃い闇の中から生まれ出た物語集」――東 雅夫(解説より)
  • シリーズ3冊
    1,320(税込)
    著者:
    たつき諒
    レーベル: ――
    出版社: 飛鳥新社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「私が見た未来」作者の原点!!
    ファンからの復刻希望殺到でついに実現

    ★たつき諒(竜樹諒)過去作品は絶版で入手困難、古本市場では5000円以上。
    ★漫画家デビューから引退までの作品をテーマ別にセレクションし、全3巻に収録しました!
    ★第1巻はホラー・ミステリー集! 巻末には「私が見た未来」の創作秘話漫画(描きおろし)も収録。

    ★掲載漫画★
    ◉彷徨う霊達の話
    ◉霊がいっぱい
    ◉怪奇夜話
    ◉便所怪談
    ◉登山道で...
    ◉白い手
    ◉磁場
    ◉伝えられたメッセージ
    ◉落とし穴
    ◉怪電波
    ◉夏の夜の怪奇夜話
    ◉そしてだれも死ななくなった
    ◉誓い
    ◉私が見た未来 創作裏話「夢のキッカケと現実」
    ◉竜樹諒 青春の履歴書
  • 猫は、そこにいるだけで「物語」を生む。

    なぜ作家は猫を描くのか。天邪鬼でわがまま、時に甘えん坊。
    飄々としたこのいきものに心惹かれ、物語を仕立てようとする作家は多い。
    人間より上位の動物として地球に君臨する猫を表現したSF「ネコ」(星新一)や、
    飼い猫から見た作家の生態を描く「黒猫ジュリエットの話」(森茉莉)など、9人の作家による個性あふれる猫小説集。

    【収録作品】
    森茉莉 『黒猫ジュリエットの話』
    吉行理恵 『雲とトンガ』
    室生犀星 『猫のうた』『愛猫』
    佐藤春夫 『猫と婆さん』
    小松左京 『猫の首』
    梅崎春生 『大王猫の病気』
    宮沢賢治 『どんぐりと山猫』
    金井美恵子 『暗殺者』
    星新一 『ネコ』
  • この電子書籍は、2018年に配信された、コバルト文庫の電子オリジナル作品・全13作品の無料試し読み小冊子です。全作品、試し読みをたっぷり増量して収録。お気に入りの作品を見つけよう!【試し読み収録作品】「紅き断章 すべて華の如し(後宮シリーズ短編集)」(はるおかりの)/「王立探偵シオンの過ち2」(我鳥彩子)/「聖霊狩り 妖魅の書」(瀬川貴次)/「薔薇の純情2 赤き疵痕は偽りの花嫁」(響野夏菜)/「その後のひきこもりたち アレサンドリ神国の人々は今日も自由にあがいています(ひきこもりシリーズ短編集) 」(秋杜フユ)/「ひみつの小説家と葡萄酒の貴公子」(仲村つばき)/「錬金術師はガラスの靴で踊る~ヴェルサイユ宮殿とサンドリヨンの謎~」(一原みう)/「ちょー東ゥ京 ~カンラン先生とクジ君~」(野梨原花南)/「月下薔薇夜話 ~君の血に酔う春の宵~」(真堂 樹)/「玉響 ――妖し姫恋奇譚――」(藍川竜樹)/「王立探偵シオンの過ち3 罪よりも黒く、蜜よりも甘く」(我鳥彩子)/「ちょー東ゥ京 2 ~カンラン先生とクジ君のちょっとした喧嘩~」(野梨原花南)/「白き断章 すべて雪の如し(後宮シリーズ短編集 二)」(はるおかりの)
  • 突如動き始める駅のホーム、帰省ラッシュのチケット競争に敗れた私、
    航海客たちが集う居酒屋、マトリョーシカの秘密、パリで恋の女神を探し続ける男――。
    終点で待つ、意外な結末を探しに、旅に出ませんか?
    まもなく出発いたしますので、お乗り遅れになりませんよう、ご注意を!
    世界のあちこちで繰り広げられる、ふしぎな旅のショートショート集。
    解説/せきしろ
    (単行本『インスタント・ジャーニー』(2017年2月実業之日本社刊)を改題)

    【収録作品】
    ホーム列車/ペルーの土地売り/ポートピア/生地屋のオーロラ/理屈をこねる/シャルトルの蝶/火の地/風の町/東京/Blue Blend/虚無缶/マトリョーシカな女たち/花屋敷/Star-fish/帰省瓶/竜宮の血統/砂寮/セーヌの恋人
  • シリーズ17冊
    219(税込)

    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)

    【書籍説明】

    運動とは無縁だった男が、周囲に導かれてランニングを始める。しかし、それは大きな喪失と引き換えにしたものだった。走ることから始まる奇跡の物語。

    【目次】
    プロローグ
    疾走
    哀願
    他力
    青空
    蹉跌
    憧憬
    大人
    熱情
    狂気
    夢想
    エピローグ


    【著者紹介】
    佐藤 翔優(サトウショウユウ)
    何の変哲もない、一介のサラリーマンです。
    … 以上まえがきより抜粋
  • あなたは、本当の自分を他人に見せられますか――。恋愛からホラーまで、松井玲奈が覗く“人間模様”。鮮烈なデビュー短編集。■「ハンドメイド」いつもより荷物の重い日が好きだ。お昼の弁当に加えてもう二つ、夜に彼と食べる用の弁当を作る。食べる場所は決まって“ホテル”で――。■「ジャム」僕のお父さんは一人じゃない。お父さんの後ろには、真っ白な顔のお父さんたちが並んでいる――。悪夢的奇想、ホラー怪作!■「いとうちゃん」メイドになりたい。その一心で上京した十八歳の“いとうちゃん”は、メイド喫茶で働き始めるものの、ストレスから体重が増加してしまう。痩せ方がわからず、周囲にも疎まれ不安を募らせていくが――。■「完熟」何もない退屈な田舎での夏休み。年上の雰囲気を身にまとう女に僕は出会う。彼女は水辺で一心不乱に桃を食べていて……。そんな昔の記憶が、大人になった僕のフェティシズムを刺激する――。■「リアルタイム・インテンション」巷で人気の仲良しYouTuber三人組。本音を吐露してしまうという“本音ダシ鍋”を食す企画の生配信で、事件は起きる。■「拭っても、拭っても」広告代理店に勤めるアラサーのゆりは、半年ほど前まである癖(へき)を持つ男性と付き合っていた。その彼に理不尽にフラれたことが心の傷になっていて――。失恋と再生の物語。
  • 他人の心が読める「読心スマホ」の力を持った美島冬華は、勤務先の後輩で学生時代から仲の良い阿南十萌からストーカー被害の相談を受けた。犯人は社員の瓜野道貴課長だという。同期の沖田悠人の協力もあり、一度は解決の兆しを見た事件だが、冬華が覗いた瓜野の心の中には、決して見逃すことのできない驚愕の「記憶」が映し出されており――!? 傑作サイコミステリー!!
  • 久那納家に生まれた長子は、全員三十歳までに死ぬ――二十八歳になった久那納恵介は、自称心霊科医として相棒の墓麿とクリニックを営んでいる。残留思念体=幽霊をワクチンとして集めることが、代々続く呪いを解く唯一の方法だという。多種多様な「患者」を助け、解呪を目指す二人だが……。
  • さえない女子高生の樫原ひよりは、友人だったはずの綾子に騙され、「翡翠館」という軽井沢の別荘の修復作業に立ち会うことになってしまった。綾子の身替りとしてしぶしぶ足を運んだひよりだが、そこで出会った近代建築専門の修復士・遊佐孝仁とともに、翡翠館に隠された不思議な謎に巻き込まれていき――。こころが切なくあたたまる、青春×お仕事×ホラーミステリー!
  • 第10回魔法のiらんど大賞〈銀賞〉受賞作! その黒い日記に書かれた未来は、必ず現実になるという――。

    杏奈は転校先の図書室で1冊のノートを見つける。それは何も書かれていない、真っ黒なノートだった。どこか不気味な雰囲気を持つそのノートに、誰のものか分からない書き込みが記されるようになる。そこにはクラスメイトの死が予言されていた…。やがて杏奈のクラスで起こる惨劇の数々。そのノートは、書きこまれたことが必ず現実になるという、予言の日記だった――。
    〈銀賞〉受賞で話題の衝撃ホラーが大幅改編のうえ、2編収録!
    …この未来、見届けてみる――?
  • 死者であるゾンビが人間の女性に恋をした!

    ゾンビのRは、ある日、仲間と一緒に狩りに出かける。狩りとは、「生者」を見つけてその肉を食らうこと。Rは人間の若者ペリーを見つけて、大好物である脳を食べる。するとRの頭の中に、食べたペリーの記憶が入り込んで来て、その場に一緒にいたペリーの恋人、ジュリーに恋をしてしまう。Rは他のゾンビの攻撃からジュリーを守り、彼女をゾンビの棲み家である廃墟となった空港に連れて帰る。
    しかし、「生者」であるジュリーの存在は、ゾンビの社会に波紋を引き起こし、Rはジュリーを人間たちが住む巨大スタジアムまで連れ帰ろうとするのだが……。
  • アラフォー三人娘のホラーなラブコメディ。

    夏美、秋子、冬は仲良しのアラフォー三人娘。カフェのオーナーを夢見て会社を辞めた夏美が借りたお店の場所に行くと、そこはおかしな店主がいる「喫茶面影」という怪しい店になっていた。地味な音楽教師の秋子は男子生徒に女心をもてあそばれ、自称女優の冬は上司ともめて会社をクビに……。散々な目にあった三人は、ひょんなことから夏美が働くことになった「喫茶面影」に集うことになる。さらに夏美の幼なじみで刑事の二階堂やその後輩・悲別を巻き込みながら、彼女たちの負のオーラが呼び起こした怪奇現象や妖怪たちに翻弄されていく。三人の恋の行方と運命はどうなるのか――!?

    日本の演劇界を代表する演出家、さらに映画監督、ミュージシャンとしても活躍する奇才、ケラリーノ・サンドロヴィッチが満を持して自身初の完全オリジナル脚本&演出でテレビ界に殴り込みをかける! 豪華スター競演で贈るポップなホラーラブコメディを完全ノベライズ。
  • 『ウオーム・ボディーズ ゾンビRの物語』のプレストーリー。舞台は近未来、文明が破壊されたアメリカ。死体から生まれたゾンビのRと人間の少女と弟、やがてRと深い関わりを持つジュリーという少女と両親は、廃墟と化したアメリカの街をさまよい歩き、やがてシアトルの郊外で遭遇することになる。アメリカで電子のみで配信して人気を博した作品を日本でも電子のみで配信。
  • 1,430(税込)
    著者:
    Saori
    レーベル: 魔法のiらんど
    出版社: KADOKAWA

    読後の衝撃、極上! ホラークイーンSaori、衝撃の最新作  狂っているのは私? 「あさぎの周りではよく人が死ぬ」

    接触不可。彼女は人を汚染する。
    大学に通う城(きずき)あさぎの周囲には、常に熱い眼差しを向ける男子学生が絶えない。謎めいた言葉で彼らを翻弄するあさぎには、「彼女の周りではよく人が死ぬ」という噂がつきまとっていた。失恋で傷ついた希穂は奔放なあさぎに憧れ、やがて彼女の部屋に入り浸るようになる。
    それが希穂を狂気の世界へと誘う入り口だとも知らずに――。
  • 発掘隊のメンバー前司は古い地層から何か発見する。それが恐怖の連鎖の始まりだった。200年の時を経て現代に蘇る眠れる巫女。生きたまま生け贄として石棺に閉じ込められた菜摘だった。自分を陥れた子孫たちに復讐する。蝕鬼の目的は何か。果たして生き残れるのか。
  • シリーズ2冊
    611668(税込)

    怪事件、美人作家が優雅に解く!

    無人島という密室で起きた怪奇事件! 美人作家が、数々の謎を華麗にあばく! 百合からSFまで幅広いジャンルの小説を手がける美人作家・森奈津子。彼女の周りでは、なぜか事件が多発する……。豊満な美女に拉致され無人島に監禁された奈津子。意外にも快適な島での生活を楽しんでいたが、ときに覗き見ていた向かいの島で、一人の男性が死亡したという。奈津子はなぜ監禁されたのか? 男性は死なねばならなかった理由とは――?(「なつこ、孤島に囚われ。」より) そのほか、宇宙人にすけべな依頼をした男の行く末、亡くなった少女との再会を願う女性の本心を探っていく“不思議”に満ちた事件を全5編収録。どんな奇怪な謎に直面しても動じない奈津子が、驚くべき推理を披露! 読めば誰もが過激でエレガントな彼女に夢中になる、笑撃の傑作ミステリー。
  • 702(税込)
    著者:
    柴田よしき
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    ほしいものをずっとあきらめてきたあたしが、生まれて初めて、どうしても手に入れたいと思ったのが彼――。甘言、裏切り、追跡、妄想……愛と憎しみの狭間に生まれるおぞましい世界。女と男の心の闇を名手が描く9つの愛、9つの恐れ…。切ない、いとしい、うらめしい…恋愛ホラーの決定版!
  • 649(税込)
    著者:
    sin
    出版社: KADOKAWA

    はじまりは夏休みの肝試し… 逃れられない呪いの恐怖! 震撼と戦慄の絶叫ホラー!

    高校でも目立つギャルの沙耶は、夏休み、仲間と海へ旅行に行く。夜は怪談話をして盛り上がり、次の日は神社で肝試し。狙っていた敏樹先輩ともカップルになれていいカンジ。最高の夏休みの思い出ができた。しかし、新学期直後。海に行った仲間が残酷なやり方で次々と殺される。そして沙耶の身にもあり得ない出来事が起こり始めて――。
  • 4:44に何かが起こる――「恋」と「恐怖」の世界へようこそ――。 恐怖サイトの管理人が案内する学園ラブホラー集!

    恐怖サイトの管理人のもとに今日も恐怖の体験談が届いた。それは中高生の間で流行している恋愛成就の「4:44のおまじない」。 片想い中の彼の気持ちを知りたい高1のかおりは、彼の好きな人が分かるというおまじないを試すため、深夜の学校に忍び込むが…。 占いが大好きな高1のレナ。的中率200%!という噂を聞き、付き合っている彼との相性を占おうと深夜のパソコンルームで、サイトにアクセスしてみると…。  <第6回魔法のiらんど大賞ホラー部門賞>上村あかりがおくる、恋する女の子たちに起きた恐怖の体験談2編を収録したラブホラー集。

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