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『溝口雄三(実用)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • 990(税込)
    著:
    溝口雄三
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    中国思想史の第一人者が描く「公私」に潜む数奇なドラマ!

    中国における「公」と「私」は、日本語における「オホヤケ」と「ワタクシ」と同じものを指すのか――。
    社会における基本的な二つの位相や領域、政治的な場面における基本的な二つの態度は、中国と日本でいかに異なっているのかを、古代中国から近代にいたる、言葉の歴史を辿ることで、「公共性」をめぐる議論に一石を投じる。

    本書の原本は、1996年に三省堂「一語の辞典」シリーズより刊行されました。

    目次

    はじめに 

    オオヤケの語源 
    訓読と音読    
    オホヤケの原義  
    「ヤケ」の意味 
    国語辞典での定義                      

    公の語源                          
    中国語の公                        
    甲骨・金文の世界での公   
    「私」のない世界  
    公の概念について 

    おおやけ・わたくし概念の特徴                
    一人称としての「私」   
    公のなかの「私」 
    おおやけ領域とわたくし領域  

    公私概念の特徴
    平分と姦邪(ルビ:かんじゃ)                 
    中国の公と日本のおおやけ                  
    公私と倫理                  

    近代の公 日本と中国
    近代日本の公                   
    公平の原理                      
    天下の公理                      
    中国の「理」 

    公における日・中の共同性 領域の共同とつながりの共同
    公と共同性      
    領域の公      
    つながりの公    
    公私のけじめ 
    中国人の公私観念

    日本の私的所有と中国の共有制
    日本人の私有意識 
    中国の宗族制

    個と共同
    公と公界(ルビ:くがい)
    「領域の公」と公平
    日常的な「私」と社会的な「私」
    政治的わたくしと「おおやけ事」 
    解説(伊東貴之)
    索引
  • 『中国化する日本』の著者・與那覇潤さん推薦!
    「儒教侮るべからず。
    独自の近代化のエンジンを探った
    泰斗の遺言」

    ヨーロッパ的な意味での個人の自由がないことを、中国のマイナス荷とみなすことは正しくない。
    むしろ「公」「大同」や「縁」のつながりの中での利他の道徳性に、中国的な個の基盤がある。
    そこに改めて注意を向ける必要がある。
    ヨーロッパにあるものが中国にない代りに、
    ヨーロッパにないものが中国にあるのである。(本文より)

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