『小狐裕介(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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◆表紙イラスト・ひととせひるね
<作品ラインナップ&あらすじ>
◆「メモラブル・デイズ」漫画:さくましおり 原作:神田澪
「私はあなたの未来を知ってる」謎のメッセージによって、始まってしまった恋は思わぬ方向に動きはじめる。
◆「みんな、ボドになった。」漫画:唐草ミチル 原作:夏目晶
私の村では、二十四になる年に必ず参加しなければならない祭りがある。触れてはいけない村の秘密とは……?
◆「消え去れアンドロイド」漫画:鈴木真澄 原作:小狐裕介
アンドロイドが外見も内面も人間と変わりのない時代、アンドロイドを一斉に停止させる法案が可決される。残された時間で彼らは何をするのか。 -
「死ぬまでの5日間、あなたなら何をする?」
近未来、人間とほぼかわらない姿、性能、心を持ったアンドロイドと共存する社会。
しかしある日、そのすべてを覆す新法が設立された。
すべてのアンドロイドを強制停止させる、『Forced Stop Program』通称『F.S.P』。
抗うもの、受け入れるもの、そして、立ち向かうもの―――。
Xデーまであと5日、あなたは、どう生きますか? -
シリーズ累計50万部突破!
『54字の物語』の著者が贈る、5分で読める49話
『空白小説』は、書き出しと結びの文だけがはじめから決まっているショートショート集です。
その間の空白をどう埋めるかで、物語は予想できない方向へと展開し、書き出しと結びのもつ意味は大きく変わります。
あなたは「空白」の展開を予想できますか?
○吾輩は猫である → 名前はまだない
○犯人はこの中にいる → 私がやりました
○昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました → いつまでも幸せに暮らしました
など
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(本文より)
○吾輩は猫である→名前はまだない
吾輩は猫である。誰よりも自由な猫である。
家の塀にひょいと飛び乗り、ふわぁとあくびをする。そこへひとりの少女がやってきた。少しだけ撫でさせてやろうと「にゃあ」と声をかける。しかし少女は「ひっ」と悲鳴をあげ、どこかへ逃げていった。
しばらくすると怪訝な顔をした人間の大人たちが集まってきた。あっという間に屈強な男たちに取り押さえられ、吾輩は眠らされてしまった。
目を覚ますと、吾輩は薬品の匂いのする部屋にいた。周りで白衣を着た男たちが首をかしげている。
「自分を猫だと思い込んでいるようです」
「見た目は中年の男だぞ」
「ですが実際に尻尾まで生えてきています」
「海外でも最近似たような症例が増えているとか」
「病名は?」
「発見されたばかりの病気だ。名前はまだない」
(『自由』より要約)
※本書は広い世代の方々にお読みいただけるよう、漢字にはルビを多めにふっております。
【著者プロフィール】
氏田雄介(うじた・ゆうすけ)
平成元年、愛知県生まれ。企画作家。株式会社考え中代表。
著書に、1話54文字の超短編集『54字の物語』シリーズ(PHP研究所)、世界最短の怪談集『10文字ホラー』シリーズ(星海社)、当たり前のことを詩的な文体で綴った『あたりまえポエム』(講談社)、迷惑行為をキャラクター化した『カサうしろに振るやつ絶滅しろ!』(小学館)など。
「ツッコミかるた」や「ブレストカード」など、ゲームの企画も手がける。
小狐裕介(こぎつね・ゆうすけ)
小説家。
2017年「ショートショートの宝箱」(光文社)に『ふしぎな駄菓子屋』が掲載され作家としてデビュー。
幼い頃から物語を作り続け、漫画制作・映画製作などを経て2010年頃からショートストーリーの執筆を開始。
著書に、「3分で“心が温まる”ショートストーリー」「3分で楽しい! “動物”ショートストーリー」(共に辰巳出版)などがある。
ブログで毎日、ショートストーリーを公開中。
水谷健吾(みずたに・けんご)
1990年、愛知県生まれ。作家、脚本家。
原案を担当した漫画『食糧人類』(講談社)は260万部を突破。
現在はショートショート小説、チャットノベル、音声コンテンツ、舞台脚本を中心に活動。
舞台『捏造タイムスリップ』が2019年佐藤佐吉優秀脚本賞、舞台『つじつま合わせのタイムパトローラー』が2020年劇団EXPO最優秀作品賞を受賞。
【イラストレータープロフィール】
小林ラン(こばやし・らん)
神奈川県横浜市生まれ。イラストレーター・アーティスト。
やわらかなフォルムと鮮やかな色彩、時には不思議なニュアンスを用い、ワンダーな世界を描く。
これまで仕事をした媒体は、書籍、雑誌、広告、ウェブサイト、動画のイラストレーション制作など。
オリジナルの作品展示も定期的に行なっている。 -
心に残った「いきもの」たち! 想いを描いた味わい深い小説。
小学校高学年から大人の方まで読んでいただける、短い小説「ショートショート」の中でも"動物"にまつわる小説を集めた作品集です。
【予定内容】
畜音ハムスター/肛門の狼/ゾウさん公園と私/妻の花壇から/眠らせない羊/お兄さんの足音/バクをめぐる迷走/お役立ちゴリラ/大黒パンダ/校舎のライオン/猫のコンダテ/いつもと違う道の犬 ほか
【著者プロフィール】
小狐 裕介(こぎつね ゆうすけ)
小説家。2017年『ショートショートの宝箱』に「ふしぎな駄菓子屋」が掲載され作家デビュー。
2010年頃からショートストーリーの執筆を開始し、今まで書いた作品は500作以上。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「小説とコミックを同時に楽しめる! 新しい読書体験しませんか?」新感覚ノベルコミック『peep premium series』創刊! 250万DL突破の大人気アプリ「peep」の人気コンテンツを、小説とコミックを合わせた新形態シリーズとして書籍化! スマホで100万回読まれた、あなたの隣に潜む恐怖の物語!! 穴の中に潜む女の目がどこまでも、追いかけてくる――。(「マンホールから覗く女」)人生に一度きり合法的に人を殺せる権利、使いますか?(「一殺条例」)社会のゴミを殺せば、会社にいかなくてもすむ?(「電車を遅延させたかったので、目の前の酔っぱらいを線路に突き落としてみた」)公衆トイレの落書きに、返事を書いたら殺される?(「殺してもいい人、連絡先を教えてください」)読んだら最後、日常に戻れなくなる4編を収録した「バズ怖」シリーズ第1弾!
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「風呼車」―羽根が回ると風を起こす、不思議な植物を栽培する村の少女は…!?「砂浜のドクロ」―浜辺から掘り出したドクロが、いきなりしゃべり出した!「神の椅子」―通販でつい買ってしまった椅子に座っていたのは…!?「母の手」―壁一面から手が生えている奇妙なアトリエを訪ねると…!?etc.―心が温まる物語で、3分間の小旅行!イヤな気分が吹き飛ぶショートストーリー21編!
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