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『高山文彦(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~15件目/全15件

  • 2013年、水俣を訪問した天皇皇后と、水俣病患者の歴史的な対話が実現。その背後には、皇后美智子と石牟礼道子、「ふたりのみちこ」の深い信頼関係があった。戦後70年、水俣は癒されたのか。天皇皇后とはいかなる存在なのか。深く問い直す傑作ノンフィクション。
  • 父・良一を支えた笹川陽平の「復讐の物語」。

     本書は、競艇の創設に尽力し「日本のドン」の汚名を背負った故・笹川良一氏と、ハンセン病制圧を中心とした慈善事業を担う三男の笹川陽平・日本財団会長の、父と子の物語である。
     1899年に生まれた笹川良一氏は戦後、A級戦犯容疑者として巣鴨プリズンに収監。48年の釈放後、51年のモーターボート競走法制定に尽力、全国モーターボート競走会連合会、日本船舶振興会を設立し、会長に就任。競艇の売り上げの一部を慈善活動に使う集金システムは、「右手でテラ銭を集めて左手で浄財として配る」と揶揄され、90年代にはメディアが“笹川帝国”批判キャンペーンを繰り広げた。
     ロシアの沈没船引き揚げに大金を投じるなど、暴走を始めた晩年の父を陰ながら支えた陽平氏は、父なき後、父が特に心血を注いできたハンセン病制圧活動をライフワークに据えた。ジャングルの奥地など世界のあらゆる場所に自ら赴き、薬を届けて啓蒙活動に身を捧げる陽平氏の姿を、著者・高山文彦氏は「これは大いなる復讐の物語だ」と捉え、数奇なる父子の人生を綴ったのが本書です。
     本書は週刊ポストで2012~2013年に全74回にわたって連載された。

    ※この作品には一部カラーが含まれます。
  • 差別にまみれた感染症との果てしない戦い。

    「右翼の大物」「日本のドン」と差別された笹川良一の三男として生まれ、晩年の彼を支えた笹川陽平(現・日本財団会長)のライフワークが、父の遺志を継いだハンセン病制圧活動だ。

    彼は約40年にわたって、「業病」と恐れられてきたこの病気に戦いを挑んできた。世界各地のハンセン病患者の施設に自ら赴き、薬を届け、差別や偏見の撤廃を説く。「制圧」(有病率が1万人あたり1人未満)を達成するための施策を各国の元首と話し合い、実行に導く。こうした活動の継続によって、1980年代から現在までに1600万人を超える人々が治癒し、未制圧国はブラジルを残すのみとなった。

    著者は約7年にわたって陽平の「戦い」に密着した。アフリカのジャングルから西太平洋の島国まで、ハンセン病患者や回復者たちが暮らす土地には、深い絶望と、かすかな希望が広がっていた。父の復讐を果たすかのように邁進する陽平の姿を、著者は「いま彼が実現しようとしているのは、ハンセン病差別の撤廃、人間としての権利・尊厳の獲得運動なのである。彼は暗黒の人類史に革命を起こそうとしている」と看破する。

    日本人が知らない世界の現実、人間の真実を知るための一冊。
  • 2020年の東京オリンピックに向けて、「高度経済成長の夢を再び」「強い日本を取り戻そう」と安倍政権が声高に叫ぶ現在。だが、このままでいいのだろうかという漠たる不安を覚える人は少なくない。そもそも、日本とはどういう国で、日本人はどんな民族なのか――。宗教学者・山折哲雄氏と作家・高山文彦氏が、「天皇」「原発」「AI」「シン・ゴジラ」などをテーマに、日本人がいま立ち返るべき原点を語り尽くす。
  • 一億人の心臓を鷲づかみにした「神戸連続児童殺傷事件」。審判は終わった。真実は詳らかにされることなく、少年Aは闇の中に消えた――。彼の内なる「酒鬼薔薇聖斗」はいつ、どんな家庭で産声をあげたのか。母親は魔物の誕生に気付かなかったのか。第一級捜査資料に綴られた生々しい「肉声」。少年が初めて語る狂気と虚無、そして両親の慙愧……。今ようやく浮き彫りとなる驚愕の全貌。
  • 明治期から3・11まで三度にわたり大地震・大津波に嘆息した、東北・三陸の村「田老」。甚大な被害を出し、高さ10.45メートル、総延長2.4キロにおよぶ「万里の長城」を築きつつも、必敗の覚悟を持って自然の脅威と対峙し続けてきた人びとの逞しさを描く。日本の近代を重ね合わせ、東日本大震災をあらたな視点で見る。
  • 東日本大震災からまる3年をかけて、みごとに全線復活をとげた三陸鉄道。開通した北リアス線に乗りこみ、宮古から久慈へのディーゼル車に揺られる筆者の脳裏をよぎるのは、年間7000万円の赤字を理由に廃線となった宮崎県・高千穂鉄道だ。いまはその廃線跡地を活用する会社「高千穂あまてらす鉄道」の社長も務めている作家の目には、「さんてつ」復活の光景はどのように映ったのか。
  • 文学の獣が、叫び、泣き、疾駆する現代文学の巨人、中上健次はいかにして作家になり、いかにして死んでいったか。幼少期から最期までを丹念な取材で描いた傑作評伝
  • 宗教団体が狂気を帯びた、そのルーツは何か?地下鉄サリン事件などで死刑判決を受けたオウム真理教の教祖に狂気が宿った原因は何だったのか。幼年期に遡る徹底取材で闇を描く
  • 682(税込)
    著:
    高山文彦
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    故郷は、神と鬼の伝説が共存する里だった。

    「この歓びと放心はなんだろう。胸の痛みはなんだろう。生まれ育った土地をめぐって、ケリをつけなければならないことがあった」。
    宮崎県高千穂。山頭火が「分け入っても分け入っても青い山」と詠んだ、著者の生まれ故郷である。川端康成をして「山川不老」と書かしめた、山高く谷深い里だ。
    「高千穂はどこにある」。そこにいるはずなのに、呆けた祖母がふともらした言葉がきかっけだった。道路が整備され、高千穂峡には巨大な橋が架けられ、国見ヶ丘には、巨大な神様の像が建っている今ではなく、「祖母が見ていた高千穂に行ってみたい」と思った著者が、故郷をめぐる。そこは、「天孫降臨」の神話と「鬼八」伝説が共存する、混沌と矛盾の里だった。大宅賞作家が、愛も憎しみも超越した感情で書き尽くした、渾身の風土記。
    多くの書評に取り上げられた名著、文庫版を電子化。
  • 前代未聞の部落差別事件の犯人に迫る。

    03年12月から09年1月まで、被差別部落出身の福岡県立花町嘱託職員・山岡一郎(仮名)に対し、44通もの差別ハガキが送りつけられた。山岡と部落解放同盟は犯人特定と人権啓発のために行政や警察を巻き込んで運動を展開していったが、09年7月に逮捕された犯人は、被害者であるはずの山岡一郎自身だった。
     5年半もの間、山岡は悲劇のヒーローを完全に演じきった。被害者として集会の壇上で涙ながらに差別撲滅と事件解決を訴え、自らハガキの筆跡や文面をパソコンを駆使して詳細に考察し、犯人像を推測していた。関係者は誰も彼の犯行を見抜くことができなかった。
     被差別部落出身で解放運動にたずさわる者が、自らを差別的言辞で中傷し、関係者を翻弄したこの事件は、水平社創設以来の部落解放運動を窮地に陥れた。06年の大阪「飛鳥会」事件で痛手を負っていた部落解放同盟は、この自作自演事件で大打撃を被ることになった。
     なぜ山岡はハガキを出さざるを得なかったのか--現代の部落差別の構造と山岡の正体に鋭く迫りながら、部落解放同盟が“身内”を追及する前代未聞の糾弾のゆくえを追う。
  • 1,650(税込)
    企画・監修:
    出渕裕
    企画・監修:
    高山文彦
    作画:
    川元利浩
    作画:
    窪岡 俊之
    作画:
    岩瀧 智
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    ガンダム30周年にサンライズ制作した、ガンダム関連年表にも掲載された疑似写真集「M.S.ERA」。比例なきリアリティにより、各方面で絶大な支持を集めた “伝説の一冊” が普及版で登場!

    出渕裕をはじめとする豪華スタッフや、徹底的にリアルさにこだわったその内容で、ガンダムシリーズそのものにまで影響を与えたと言われる伝説の描き下ろしセルイラスト集が、軽装版になって登場! 改訂版「M.S.ERA0099」で追加された特殊効果もそのままに図版を100%収録(「0099」用表紙図版を除く)、邦訳キャプションを図版の下に配置するなど読みやすくした普及版です。
    【制作スタッフ】
    ディレクター:出渕 裕、高山文彦
    作画:窪岡俊之、川元利浩、岩瀧智
    美術:池田繁美
    構成協力:河森正治、近藤和久、高松信司、永瀬唯、ゆうきまさみ、森川滋
    プロデューサー:内田健二
    アートディレクター:田島照久(THESEDAYS)
    エディトリアルプロデューサー:加藤智、安蒜利明
    <解説「M.S.ERA0099とは」より抜粋>
    『ガンダム』シリーズ初のオリジナルビデオアニメ『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』各話エンディングには、その作品コンセプトを示すように、ガンダム世界の本筋では語られることがない市井の人々が”疑似写真”という形で描かれていた。スタッフであった出渕裕氏、高山文彦監督、内田健二プロデューサーらがこの手法を実際の写真集に置き換えて作り上げたのが1990年3月にバンダイから発行された『M.S.ERA』である。その後99年には、PCの飛躍的な進化によって90年当時なし得なかった特殊効果が可能となり、ガンダム20周年も手伝ってリニューアル版『M.S.ERA0099』が発行された。その装丁はベトナム戦争を題材とした実在の写真集をイメージソースとした本格的なものであった。本書はその高い志(遊び心)をさらに多くの人に知ってもらうべく普及版として発行したものである。
  • 世界GPライダーの“ノリック”こと阿部典史にとって、1996年はシーズン2年目のフル参戦であった。第3戦日本GPで念願の初優勝を遂げたノリックは、94年の鈴鹿同様、世界中の注目を集めることになった。ノリックの幼少時代、そしてプロライダーとして世界を転戦していくさまを、ノンフィクション作家の高山文彦が取材し執筆。本人はもちろんのこと、光雄氏(父)や周囲の人々の証言をもとに、ノリックが駆け抜けた時代を綴っていく。【特別付録】ノリック自身が書き綴った「詩」。海外転戦をしているなかで自己を見つめ、グランプリ・ライダーとしての葛藤なども描かれている。24編収録、そのうち23編は初公開となる。
  • 現場取材を通して「日本人の生と死」を考える

    脳死は本当に人の死なのか。臓器移植は本当に幸福をもたらすのか。安楽死や尊厳死事件、臓器移植の提供者と患者、移植せずに余命を超えた少女。急激な変化をとげている"日本の死"を考える渾身のドキュメンタリー。
  • 差別と病魔、強烈な個性と自我──。深い感動を呼ぶノンフィクション!

    ハンセン病の北条民雄は文学を目ざし、川端康成に見出される。やがて『いのちの初夜』が文学界賞を受賞、ベストセラーとなるがペンネーム以外は秘された。差別と病魔と闘い生涯を終えた民雄の生の輝きを克明に綴る!

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