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『哲学、大森荘蔵(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 1,430(税込)
    著:
    大森荘蔵
    解説:
    野家啓一
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    「外なる世界と内なる心、という分別は誤りだと思う」

    見たり聞いたりする知覚の風景が自分の「心の中」にある心象風景だと感じる人はまずいないだろう。しかし、痛みや気分、悲喜の感情、思い出や希望、空想や妄想、そして意志といわれるもの、これらはまぎれもなく自分の「心の中」のものだ、と人は感じている。

    しかしそれは、人が抱く根本的な事実誤認ではないか? 

    世界そのものが悲しく喜ばしく恐ろしく、回想や希望も現在も、常にひとしく四次元の全宇宙世界の立ち現われなのである。

    このことを、光学虚像や幻覚・幻像、時間と空間、幾何学、芸術、自由と意志などさまざまな角度からていねいに論じる。陥りがちな誤解をほぐしながら、日常と科学を重ねながら、「世界の一項目としての私」を「世界のあり方としての私」に組み変える。

    世界そのものが、悲しく喜ばしく恐ろしい。
    こうして「私」は抹殺され、私が復元されたのである。

    解説: 野家啓一


    本書の原本は『新視覚新論』(東京大学出版会、1982年)です。


    【目次】
    1 見ることと触れること
    2 見えている
    3 何が見えるのか
    4 「表象」の空転
    5 鏡像論
    6 過去透視と脳透視
    7 空間の時間性
    8 自由と「重ね描き」
    9 言い現わし、立ち現われ
    10 心
  • シリーズ34冊
    7742,090(税込)

    ワイルド、ロレンス、フォースターら、近代英米文学の巨匠たちの「ゲイ小説」が一堂に会して登場。大作家の「読み直し」として、またゲイ文学の「古典」としても必読の書。これぞゲイ・キャノン。
  • 1,320(税込)
    著者:
    大森荘蔵
    レーベル: ちくま学芸文庫
    出版社: 筑摩書房

    大森哲学の神髄

    著者は現象の背後に実在を想定する二元論の仮構を否定する。そして自らが見て触れて感じている現実世界にどっしりと足をつけ、それを超越しているかのごときものをどう捉えたらよいのか問い進めてゆく。独自の哲学「立ち現われ一元論」のエッセンスが詰まった、大森哲学の神髄ともいえる名著。
  • 「語の意味とは何か」ーー本書はこの端的な問いかけから始まる。ウィトゲンシュタインは、前期著作『論理哲学論考』の後、その根底においた言語観をみずから問い直す転回点を迎える。青い表紙で綴じられていたために『青色本』と名付けられたこの講義録は、ドラスティックな思想転回が凝縮した哲学的格闘の記録である。

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